JP6162654B2 - 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置 - Google Patents

石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置 Download PDF

Info

Publication number
JP6162654B2
JP6162654B2 JP2014134635A JP2014134635A JP6162654B2 JP 6162654 B2 JP6162654 B2 JP 6162654B2 JP 2014134635 A JP2014134635 A JP 2014134635A JP 2014134635 A JP2014134635 A JP 2014134635A JP 6162654 B2 JP6162654 B2 JP 6162654B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quartz
quartz glass
tip
carbon electrode
attached
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2014134635A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2016011238A (ja
Inventor
清明 三須
清明 三須
綾平 齋藤
綾平 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Coorstek KK
Original Assignee
Coorstek KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Coorstek KK filed Critical Coorstek KK
Priority to JP2014134635A priority Critical patent/JP6162654B2/ja
Publication of JP2016011238A publication Critical patent/JP2016011238A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6162654B2 publication Critical patent/JP6162654B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Glass Melting And Manufacturing (AREA)
  • Crystals, And After-Treatments Of Crystals (AREA)

Description

本発明は、石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラス溶融装置に関し、特に溶融される石英ガラス内の泡の発生を抑制する石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置に関する。
シリコン単結晶引上げ用の石英ガラスルツボを製造するには、図9に示すような石英ガラスルツボ製造装置21を用いて行なわれている。
前記製造装置21のルツボ成形用型22は減圧可能な多孔質カーボン製の内側部材23と保持体24とから構成され、回転軸25により回転可能に支持されている。
また、前記内側部材23に対向する上部にはアーク放電による3本の石英ガラス溶融用カーボン電極27が設けられている。
この石英ガラス溶融用カーボン電極27は、図10(a)に示すように、先端部27aと、前記先端部27aが取り付けられる中間部27bと、前記中間部27bが取り付けられる基部27cから構成されている。
そして、先端部27に形成された雄螺子部27a1と、中間部27bに形成された雌螺子部27b1とを螺合させ、また中間部27に形成された雄螺子部27b2と、基部27cに形成された雌螺子部27c1とを螺合させることにより、図10(b)に示すような、一つのカーボン電極27が形成される。
そして、前記製造装置21を用いて石英ガラスルツボの製造を行うには、回転軸25を回転させることによってルツボ成形用型22を回転させ、ルツボ成形用型22内に供給管(図示せず)で、上部から高純度のシリカ粉末を供給する。
供給されたシリカ粉末は、遠心力によってルツボ成形用型22の内側部材23に押圧されてルツボ形状の成形体26として形成される。
次に、前記内側部材23内を減圧し、さらに、前記カーボン電極27に通電して成形体26の内周面側から加熱し、成形体26の内表面に溶融層を有する石英ガラスルツボを製造する。
尚、前記アーク放電により石英ガラスを溶融して石英ガラスルツボを製造する工程において、アーク放電によってカーボン電極27の先端部27aは消耗する。そのため、前記カーボン電極27の先端部27aが所定量消耗した際、前記先端部27aを中間部27bから取り外し、新規な先端部27aへの部品交換がなされる。
特開2001−97775号公報
ところで、石英ガラス溶融時に発生したSiO系ガスにより、カーボン電極の表面が消耗すると、カーボン電極からカーボン粒子が脱落し、溶融状態にある石英ガラスルツボ内に落下する虞がある。
カーボン電極から落下したカーボン粒子は、溶融中の石英ガラスルツボ中で酸化消耗し、石英ガラス(透明層)内に泡を発生させる原因となる。
特に、石英ガラス内にこの泡を有する石英ガラスルツボを用いてシリコン単結晶の引上げを行うと、石英ガラスルツボの内表面付近(特に透明層)に形成された透明層に存在する泡が膨脹して大きな泡となり、前記泡が透明層の溶解と共にシリコン融液中に混入する。
そのため、前記泡はシリコン単結晶の成長に悪影響を与え、シリコン単結晶の単結晶化歩留りを低下させる原因となり、好ましいものでない。
それ故、カーボン電極は、前記先端部の他、中間部についても、所定回数使用しその表面が消耗すると、前記中間部を基部から取り外し、新規な中間部への部品交換がなされる。
しかしながら、石英ガラスルツボの製造コスト削減のため、前記中間部の交換頻度を低減することが社会から求められている。
本発明者からは、上記課題を解決するために、カーボン電極から石英ガラスルツボへのカーボン粒子の脱落を抑制し、石英ガラスルツボの石英ガラス内の泡の発生を抑制すると共に、前記カーボン電極の先端部以外の部分の交換頻度を低減することを鋭意検討し、本発明を完成するに至ったものである。
本発明は、カーボン電極の先端部以外の部分の消耗を抑制すると共に、前記先端部以外の部分の交換頻度を低減した石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラス溶融装置を提供することを目的とする。
前記課題を解決するためになされた本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極は、アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部の一部または全部が、円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、前記石英筒の上端部の内周面に形成された爪部と、前記基部に形成された被係止部とを備え、前記石英筒の爪部が前記被係止部に係止されることにより、前記石英筒が取り付けられることを特徴としている。
また、前記課題を解決するためになされた本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極は、アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部は、前記先端部が取り付けられる中間部と、前記中間部が取り付けられる後端部とを備え、少なくとも、前記中間部が円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、前記石英筒の上端部の内周面に形成された爪部と、前記中間部の上端に形成された被係止部とを備え、前記石英筒の爪部が前記被係止部に係止されることにより、前記石英筒が取り付けられることを特徴としている。
このように、石英ガラス溶融用カーボン電極の基部が、円筒状の石英ガラスガラスかなる石英筒内に収容され、前記石英筒に覆われているため、石英ガラス溶融時に発生したSiO系ガスによる消耗が抑制され、カーボンの粒子の脱落を抑制することができる。その結果、石英ガラスルツボの石英ガラス内の泡の発生を抑制できる。
また、石英ガラス溶融用カーボン電極の基部が、円筒状の石英ガラスガラスかなる石英筒内に収容され、前記石英筒に覆われているため、SiO系ガスによる消耗が抑制され、前記基部の交換頻度を低減することができる。
また、前記石英筒の上端部の内周面に形成された爪部と、前記基部に形成された被係止部と備え、前記石英筒の爪部が前記被係止部に係止されることにより、前記石英筒が取り付けられる場合には、石英筒を容易に交換することができる。
また、前記基部は、前記先端部が取り付けられる中間部と、前記中間部が取り付けられる後端部とを備え、少なくとも、前記中間部が円筒状の石英ガラスガラスかなる石英筒内に収容されている場合には、消耗した中間部のみを新規な中間部へ部品交換することができる。
また、前記石英筒の下端が、前記先端部の先端から少なくとも150mm離れていることが望ましい。
前記石英筒の下端が、先端部の先端から(使用前のカーボン電極先端)から150mm未満である場合には、アーク放電中に生じた熱エネルギーにより変形する虞があり、前記石英筒、あるいはカーボン電極の先端部、中間部の交換が困難になるため、先端部の先端から少なくとも150mm離れていることが望ましい。
前記石英筒が、少なくとも300mmの長さを有することが好ましい。
前記石英筒の長さが300mm未満の場合、消耗する範囲を覆うことができず、カーボン粒子の脱落により石英ガラスルツボ内表面の気泡密度が高くなるという弊害が生じる虞がある。
また、上記石英ガラスルツボ溶融用カーボン電極を備えることを特徴とする石英ガラス溶融装置によれば、内表面の気泡密度が小さい石英ガラスルツボを安定して製造することができる。また、従来の場合と比べて、基部(中間部)の交換頻度が低減されるため、より低コストで石英ガラスルツボを製造することができる。
本発明によれば、カーボン電極の先端部以外の部分の消耗を抑制すると共に、前記先端部以外の部分の交換頻度を低減した石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラス溶融装置を得ることができる。
図1は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第1の実施形態に用いられる石英筒を示す斜視図である。 図2は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極を示す側面図である。 図3は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第2の実施形態を示す側面図である。 図4は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態に用いられる石英筒を示す斜視図である。 図5は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態を示す側面図である。 図6は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態の第1の変形例を示す側面図である。 図7は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態の第2の変形例を示す側面図である。 図8は、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態の第3の変形例を示す側面図である。 図9は、石英ガラスルツボ製造装置を示す概略構成図である。 図10は、従来の石英ガラスルツボ製造装置に用いられているカーボン電極を示す概略構成図であって、(a)は分解図、(b)は組み立てられた状態を示す側面図である。
本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第1の実施形態について、図1、図2に基づいて説明する。
図2に示すように、この石英ガラス溶融用カーボン電極1は、アーク放電することによって消耗する先端部2と、前記先端部2が取り付けられる基部3とを備えている。
前記先端部2の一端側には雄螺子部2aが形成され、一方、基部3の一端側には雌螺子部3aが形成され、前記雄螺子部2aが前記雌螺子部3aに螺合することにより、前記先端部2は基部3に取り付けられる。
また、前記基部3は、前記先端部2が取り付けられる中間部4と、前記中間部4が取り付けられる後端部5とを備えている。
この中間部4の一端側には螺子部(図示せず)が形成され、一方、後端部5の一端側には雌螺子部(図示せず)が形成され、前記螺子部が前記雌螺子部に螺合することにより、前記中間部4は後端部5に取り付けられることにより、基部3が形成されている。
尚、前記基部3は、かならずしも中間部4と後端部5の二つの部材に分けて形成し、その後一体に形成する必要はなく、予め一体に形成したものであっても良い。
前記中間部4は、図1に示すような円筒状の石英ガラスガラスかなる石英筒6内に収容されている。尚、後端部5についても円筒状の石英ガラスガラスからなる石英筒6内に収容しても良い(基部3全体を石英筒6内に収容しても良い)。
前記中間部4の直径は、先端部2の中間部側の直径よりも小さく形成され、前記石英筒6内に前記中間部4を収容した際、前記石英筒6下端面6aは先端部2aの端面2bに係止される。
一方、後端部5は、前記中間部4の直径よりも大きな径で形成され、中間部側に近づくにしたがって,径が小さくなるように傾斜面5aが形成されている。
また、後端部5の中間部側の端面5bの直径は、前記中間部4の直径よりも大きな径で形成されている。したがって、前記石英筒6内に前記中間部4を収容した際、前記石英筒6の上端面6bは後端部5の端面5bに係止される。
また、前記石英筒6の下端面6aが、使用前のカーボン電極先端P(先端部2の先端)から少なくとも150mmの距離寸法Aを有するように配置されている。
前記石英筒の下端面6aが、使用前のカーボン電極先端P(先端部2の先端)から150mm未満である場合には、アーク放電中に生じた熱エネルギーにより前記石英筒6が変形する虞がある。
この石英筒4の変形により、前記石英筒4、あるいはカーボン電極1の先端部2、中間部4の交換が困難になるため、カーボン電極先端Pから150mm以上離れていることが好ましい。
また、前記石英筒6の長さ寸法Bは、少なくとも300mmに形成されるのが好ましい。
前記石英筒の長さ寸法Bが300mm未満の場合、アーク放電により消耗する範囲を覆うことができず、カーボン粒子の脱落によって、石英ガラスルツボ内表面の気泡密度が高くなるという弊害が生じる虞がある。
このように、石英ガラス溶融用カーボン電極の中間部4(基部3の一部)が、円筒状の石英ガラスガラスかなる石英筒6内に収容され、前記石英筒6に覆われているため、石英ガラス溶融時に発生したSiO系ガスによる消耗が抑制され、カーボン粒子の脱落を抑制することができる。
そして、このような石英ガラスルツボ溶融用カーボン電極1を備える石英ガラス溶融装置を用いることにより、内表面の気泡密度が小さい石英ガラスルツボを安定して製造することが可能となる。
次に、本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第2の実施形態について、図3に基づいて説明する。尚、第1の実施形態に示された部材と同一または相当する部材については、同一符号を付してその詳細な説明は省略する。
この第2の実施形態にあっては、前記中間部4の直径を、先端部2の中間部の直径と同一の径に形成し、前記中間部4の下端部(先端部の上端部)に、前記石英筒6を保持する支持部材7を設けた点に特徴がある。
前記支持部材7は円板状に形成され、その外径は前記石英筒6の外径と同一に形成されている。
また、この支持部材7は、前記石英筒6と同様に石英ガラスから構成されている。そして、前記支持部材7には貫通孔7aが形成され、前記先端部2の螺子部2aが、前記貫通孔7aを挿通し、基部3の雌螺子部3aに螺合することにより、前記支持部材7は先端部2と基部3(中間部4)の間に取り付けられる。
したがって、前記石英筒6内に前記中間部4を収容した際、前記石英筒6の下端面6aは前記支持部材7に係止される。一方、前記石英筒6の上端面6bは後端部5の傾斜面5aに係止される。
本発明にかかる石英ガラス溶融用カーボン電極の第3の実施形態について、図4乃至図8に基づいて説明する。
この第3の実施形態にあっては、図4に示すように、前記石英筒10の上端部の内周面に爪部10aが形成され、前記中間部4の上端に被係止部4aが形成されている。
そして、前記石英筒10の爪部10aが前記被係止部4aに係止されることにより、前記石英筒10が取り付けられる。
ここで、中間部4は先端部2と同一径形成され、また後端部5における中間部4に接続される直径(傾斜面部5の端面の直径)が、前記中間部4の直径よりも小さな径で形成されている。
即ち、後端部5と中間部4の境界部分において、中間部4の上端面が前記傾斜面部5の外方向に露出するように形成されている。
したがって、前記中間部4の上端面(被係止部4a)に、前記石英筒10の爪部10aを係止することにより、前記石英筒10が取り付けられる。
尚、図6に示すように、中間部4の直径をより大きくすることにより、後端部5と中間部4の境界部分に、より外方向に突出した前記中間部4の上端面を形成し、この上端面(被係止部4a)に、前記石英筒10の爪部10aを係止しても良い。
また、図7、8に示すように、中間部4の上部に段差4bを形成しても良い。図7は図5に示す場合と同様に、先端部2と中間部4の径が同一の場合を示し、図8は図6に示す場合と同様に、先端部2よりも中間部4の径が大きい場合を示している。
これら場合においても、前記中間部4の段部4bに、前記石英筒10の爪部10aを係止することにより、前記石英筒10が取り付けられる。
(実験1)
図2に示すカーボン電極を用いて、前記石英筒の下端位置の最適値を検証した。その際、先端部の先端からの距離A(石英筒の下端位置)を条件1〜条件6と変え、石英筒の長さ寸法Bの長さを700mmとした。また、石英筒の肉厚は5mmとした。
そして、アーク回転溶融法による石英ガラスルツボ製造装置にカーボン電極として組込み、CZ法によるシリコン単結晶引上げ装置に使用される32インチ用の石英ガラスルツボを製造し、石英ガラスルツボを評価した。その結果を表1に示す。
この表1からわかるように、Aの距離寸法が短くなるに従い、気泡の低減が図られる。ただし、Aの距離寸法が100mm以下になると石英筒に変形が見られ、好ましくないことが判明した。
Figure 0006162654
(実験2)
図2に示すカーボン電極を用いて、石英筒の最適長さ寸法を検証した。その際、前記Aの距離寸法を150mmに固定し、Bの寸法長さを条件1〜条件7と変更した。また、石英筒の肉厚は5mmとした。
そして、アーク回転溶融法による石英ガラスルツボ製造装置にカーボン電極として組込み、CZ法によるシリコン単結晶引上げ装置に使用される32インチ用の石英ガラスルツボを製造し、石英ガラスルツボを評価した。その結果を表2に示す。
この表2からわかるように、Bの距離寸法が長くなるに従い、気泡は低減していくことがわかる。ただし、300mm以上になると気泡低減効果が見られないことが判明した。
Figure 0006162654
(実験3)
図5に示すように、先端部と中間部の径が同一に形成され、石英筒の爪部が前記石英筒の端面に係止されているカーボン電極と、図6に示すように、先端部より中間部の径が大きく形成され、石英筒の爪部が前記石英筒の端面に係止されているカーボン電極について、上記実験1,2を行った。
その結果、いずれのカーボン電極も、上記実験1,2と同様な結果が得られた。
(実験4)
図3に示すように、石英筒の下端面を保持する支持部材を設けたカーボン電極について、上記実験1,2を行った。尚、先端部と中間部の径は同一に形成した。
その結果、このカーボン電極についても、上記実験1,2と同様な結果が得られた。尚、前記支持部材は、先端部よりも消耗しないため、交換頻度が少ないという利点があるが、交換は必要であることが判明した。
1 石英ガラス溶融用カーボン電極
2 先端部
3 基部
4 中間部
4a 被係止部(端面)
4b 段部
5 後端部
6 石英筒
7 支持部材
10 石英筒
10a 爪部

Claims (9)

  1. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部の一部または全部が、円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒の上端部の内周面に形成された爪部と、前記基部に形成された被係止部とを備え、前記石英筒の爪部が前記被係止部に係止されることにより、前記石英筒が取り付けられることを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  2. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部は、前記先端部が取り付けられる中間部と、前記中間部が取り付けられる後端部とを備え、少なくとも、前記中間部が円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒の上端部の内周面に形成された爪部と、前記中間部の上端に形成された被係止部とを備え、前記石英筒の爪部が前記被係止部に係止されることにより、前記石英筒が取り付けられることを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  3. 前記石英筒の下端が、前記先端部の先端から少なくとも150mm離れていることを特徴とする請求項1または請求項2に記載の石英ガラス溶融用カーボン電極。
  4. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部の一部または全部が、円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒の下端が、前記先端部の先端から少なくとも150mm離れていることを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  5. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部は、前記先端部が取り付けられる中間部と、前記中間部が取り付けられる後端部とを備え、少なくとも、前記中間部が円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒の下端が、前記先端部の先端から少なくとも150mm離れていることを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  6. 前記石英筒が、少なくとも300mmの長さを有することを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれかに記載の石英ガラス溶融用カーボン電極。
  7. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、前記基部の一部または全部が、円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒が、少なくとも300mmの長さを有することを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  8. アーク放電がされる先端部と、前記先端部が取り付けられる基部とを備え、
    前記基部は、前記先端部が取り付けられる中間部と、前記中間部が取り付けられる後端部とを備え、少なくとも、前記中間部が円筒状の石英ガラスかなる石英筒内に収容されており、
    前記石英筒が、少なくとも300mmの長さを有することを特徴とする石英ガラス溶融用カーボン電極。
  9. 前記請求項1乃至請求項8のいずれかに記載された石英ガラスルツボ溶融用カーボン電極を備えることを特徴とする石英ガラス溶融装置。
JP2014134635A 2014-06-30 2014-06-30 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置 Active JP6162654B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014134635A JP6162654B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2014134635A JP6162654B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2016011238A JP2016011238A (ja) 2016-01-21
JP6162654B2 true JP6162654B2 (ja) 2017-07-12

Family

ID=55228193

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2014134635A Active JP6162654B2 (ja) 2014-06-30 2014-06-30 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6162654B2 (ja)

Families Citing this family (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP7034657B2 (ja) * 2017-10-04 2022-03-14 クアーズテック株式会社 石英ガラスルツボ溶融用カーボン電極、及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置、並びに該電極を用いた石英ガラスルツボの製造方法

Family Cites Families (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US8240169B2 (en) * 2009-01-08 2012-08-14 Japan Super Quartz Corporation Vitreous silica crucible manufacturing apparatus
CN102167501B (zh) * 2011-01-10 2013-01-30 圣戈班石英(锦州)有限公司 一种可减少石英玻璃坩埚内表面因电极沉积物产生的质量缺陷的方法

Also Published As

Publication number Publication date
JP2016011238A (ja) 2016-01-21

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP5069663B2 (ja) 多層構造を有する石英ガラスルツボ
JP4799536B2 (ja) 大径のシリコン単結晶インゴット中のピンホール欠陥の低減を可能とする大径シリコン単結晶インゴット引上げ用高純度石英ガラスルツボ
JP2009051729A (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法
JP4233059B2 (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法
JP5299252B2 (ja) 石英ルツボ製造用モールド
TWI412633B (zh) Single - crystal silicon - pulling quartz glass crucible and its manufacturing method
JP6162654B2 (ja) 石英ガラス溶融用カーボン電極及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置
CN106298432A (zh) 短弧型放电灯
JP2010126423A (ja) シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボ及びその製造方法
JP5100668B2 (ja) 石英ルツボ製造用モールド
JP2000219593A (ja) シリコン単結晶引き上げ用大口径石英ガラスるつぼ
JP6146841B1 (ja) リング状電極
JP2012017239A (ja) ルツボ構造
JP5289293B2 (ja) 単結晶引上げ用石英ルツボ
JP2006169084A (ja) 石英ルツボ
JP6324837B2 (ja) 単結晶シリコン引き上げ用石英ガラスるつぼの製造方法
TWI576955B (zh) Crystal seat
JP2006213556A (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ガラスルツボとその製造方法、および取り出し方法
JP5289294B2 (ja) シリコン単結晶引上げ用石英ルツボ
JP2011073925A (ja) シリコン単結晶引上げ用シリカガラスルツボ
TW202246590A (zh) 一種坩堝元件及拉晶爐
JP5447946B2 (ja) シリコン単結晶引き上げ用石英ガラスルツボおよびその製造方法
JP2019064882A (ja) 石英ガラスルツボ溶融用カーボン電極、及び該電極を用いた石英ガラスルツボ製造装置、並びに該電極を用いた石英ガラスルツボの製造方法
TW201335082A (zh) 石英坩堝、石英坩堝之製造方法及鑄造裝置
JP2012017245A (ja) 石英ガラスルツボ

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20160609

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20170127

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20170201

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20170310

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20170519

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20170615

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6162654

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313111

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250