JP6159418B2 - 回転体及び該回転体の製造方法 - Google Patents
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Description
過給機は、回転軸と該回転軸の一端側に嵌合されるコンプレッサインペラとからなるコンプレッサ回転体を備える。そして、このコンプレッサ回転体が、同軸に設けられているタービンインペラや電動モータ等によって高速に回転せられることで吸気を圧縮するように構成されている。
(1)
回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記締まり嵌め部が、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成される。
この際、挿入孔に形成される小径孔部を先行して形成し、その後に回転軸の大径部を形成し、大径部の外径で締まり嵌め部の締め代の調整を行うようにすることで、挿入孔に小径孔部を形成する際の課題である加工精度の問題を回避することが出来る。
(6)また幾つかの実施形態では、上記(3)の回転体において、上記大径部は、回転軸の外周面に形成される押し込み痕のバリによって形成される。
(8)また幾つかの実施形態では、上記(3)の回転体において、上記大径部は、回転軸の他の部分よりも表面粗さが大きくなるように形成される。
この際、表面粗さ(中心線平均粗さ)を締まり嵌め部の段差と同じに形成することで、表面粗さによって締まり嵌め部の段差を形成することが出来るため、加工性にも優れる。
(12)
回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体の製造方法であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記ハブ部の挿入孔に前記回転軸を挿入し、前記締まり嵌め部が前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成されるように、前記締まり嵌め部において前記回転軸と前記インペラとを嵌合する嵌合工程を備える。
ただし、本発明の範囲は以下の実施形態に限定されるものではない。以下の実施形態に記載されている構成部品の寸法、材質、形状、その相対配置などは、本発明の範囲をそれにのみ限定する趣旨ではなく、単なる説明例に過ぎない。
本発明の一実施形態にかかる回転体1は、例えば、高速で回転することで吸気を圧縮するように構成されたコンプレッサ回転体1Aである。コンプレッサ回転体1Aは、図1に示したように、回転軸2と、回転軸2の一端側に嵌合されるコンプレッサインペラ3と、回転軸2とコンプレッサインペラ3とを締結するナット6からなる。そして、このコンプレッサ回転体1Aが、同軸に設けられる不図示のタービンインペラや電動モータ等によって高速に回転せられることで、吸気を圧縮するように構成されている。
コンプレッサ回転体1は、その回転軸2がベアリングハウジング10に収容されるスラストベアリング12、及び不図示のジャーナルベアリングによって回転可能に支持される。ここで、符号14Aは回転軸2の外周面に装着されるスラストスリーブ、符号14Bは回転軸2の外周面に装着されるスラストリング、符号16は各ベアリングに潤滑油を供給するための潤滑油路である。
上述した大径部2Aは、その外径d2が回転軸2の他の部分の外径d1よりも半径当たり段差Tの分だけ大きく形成されている(d2=d1+2T)。また、ハブ部4の挿入孔4hの内径d3は、回転軸2の他の部分の外径d1よりは大きく、且つ大径部2Aの外径d2よりは小さく形成されている(d2>d3>d1)。この段差Tの大きさは、例えば数μm〜数十μm程度である。また、図3中の符号L1は、ハブ部4の軸方向の長さを示し、符号L2は、大径部2Aの軸方向の長さを示す。
図示した実施形態では、図4(a)に示したように、スラストスリーブ14A及びスラストリング14Bが回転軸2に装着された状態で、ハブ部4の挿入孔4hが回転軸2の一端側から圧入される。スラストリング14Bは、その背面が段部2Cと当接した状態で回転軸2に装着されている。スラストスリーブ14Aは、その背面がスラストリング14Bの先端部と当接した状態で回転軸2に装着されている。そして、コンプレッサインペラ3は、ハブ部4の背面4bがスラストリング14Bの先端部に当接する位置まで回転軸2に挿入される。そして、締まり嵌め部10において、回転軸2とコンプレッサインペラ3とが嵌合される(圧入嵌合工程)。
幾つかの実施形態では、図5に示すように、上述した締まり嵌め部10は、ハブ部4の挿入孔4hに形成される、この挿入孔4hの他の部分よりも小径に形成される小径孔部4Aからなる。
小径孔部4Aの内径d2は、挿入孔4hの他の部分の内径d3よりも半径当たり段差Tの分だけ小さく形成されている(d2=d3−2T)。また、回転軸の外径d1は、挿入孔4hの内径d3よりも小さく、且つ小径孔部4Aの内径d2よりは大きく形成されている(d3>d1>d2)。この段差Tの大きさは、例えば数μm〜数十μm程度である。
図5中の符号X2は、圧入荷重を作用させながら挿入孔4hを回転軸2に挿入していく際の移動距離を示している。
締まり嵌め部10の締め代のオーダは、例えば10μm以下程度と非常に小さいため、挿入孔4hの内周面4hsに小径孔部4Aを設けるよりも回転軸2の外周面2sに大径部2Aを形成する方が加工及び検査が容易である。よって、図1に示した回転体1Aによれば、締まり嵌め部10がコンプレッサインペラ3の挿入孔4hに形成される図5に示した回転体1Bよりも、締まり嵌め部10の加工精度を維持し易い。
幾つかの実施形態では、図7に示したように、上述した締まり嵌め部10は、ハブ部4の挿入孔4hに形成される、この挿入孔4hの他の部分よりも小径に形成される小径孔部4Aと、回転軸2に形成される、この回転軸2の他の部分よりも大径に形成される大径部2Aと、の2つからなる。
この際、挿入孔4hに形成される小径孔部4Aを先行して形成し、その後に回転軸2の大径部2Aを形成し、大径部2Aの外径で締まり嵌め部10の締め代の調整を行うようにすることで、挿入孔4hに小径孔部4Aを形成する際の課題である加工精度の問題を回避することが出来る。
幾つかの実施形態では、図8(a)に示したように、図1に示した回転体1Aにおいて、上述した大径部2Aは、回転軸2の外周面2sに形成される押し込み痕20A、20B、20Cのバリ22a、22b、22c、22dによって形成される。
また幾つかの実施形態では、図8(b)に示したように、図5に示した回転体1Bにおいて、上述した小径孔部4Aは、ハブ部4の挿入孔4hの内周面4sに形成される押し込み痕20A、20B、20Cのバリ22a、22b、22c、22dによって形成される。
また幾つかの実施形態では、図5に示した回転体1Bにおいて、上述した小径孔部4Aは、挿入孔4hの他の部分よりも表面粗さが大きくなるように形成される。
この際、表面粗さ(中心線平均粗さ)を締まり嵌め部10の段差Tと同じに形成することで、表面粗さによって締まり嵌め部10の段差Tを形成することが出来るため、加工性に優れた回転体とすることが出来る。
2 回転軸
2A 大径部(締まり嵌め部10)
2B 雄ネジ部
2C 段部
2s 外周面
3 コンンプレッサインペラ
4 ハブ部
4A 小径孔部(締まり嵌め部10)
4B 最大外径部
4h 挿入孔
4hs 内周面
4s 周面
5 ブレード部
6 ナット
7 ワッシャ
10 ベアリングハウジング
12 スラストベアリング
14A スラストスリーブ
14B スラストリング
20、20A〜20C 押し込み痕
22、22a〜22c バリ
Claims (8)
- 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記締まり嵌め部が、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成され、
前記締まり嵌め部は、前記ハブ部の挿入孔に形成される、該挿入孔の他の部分よりも小径に形成される小径孔部からなり、
前記小径孔部は、前記ハブ部の挿入孔の内周面に形成される押し込み痕のバリによって形成される回転体。 - 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記締まり嵌め部が、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成され、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸に形成される、該回転軸の他の部分よりも大径に形成される大径部からなり、
前記大径部は、前記回転軸の外周面に形成される押し込み痕のバリによって形成される回転体。 - 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記締まり嵌め部が、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成され、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ナットと離間して形成され、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の軸方向中心位置を含む位置に形成される回転体。 - 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体の製造方法であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記ハブ部の挿入孔に前記回転軸を挿入し、前記締まり嵌め部が前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成されるように、前記締まり嵌め部において前記回転軸と前記インペラとを嵌合する嵌合工程を備え、
前記締まり嵌め部は、前記ハブ部の挿入孔に形成される、該挿入孔の他の部分よりも小径に形成される小径孔部からなり、
前記小径孔部は、前記ハブ部の挿入孔の内周面に形成される押し込み痕のバリによって形成される回転体の製造方法。 - 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体の製造方法であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記ハブ部の挿入孔に前記回転軸を挿入し、前記締まり嵌め部が前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成されるように、前記締まり嵌め部において前記回転軸と前記インペラとを嵌合する嵌合工程を備え、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸に形成される、該回転軸の他の部分よりも大径に形成される大径部からなり、
前記大径部は、前記回転軸の外周面に形成される押し込み痕のバリによって形成される回転体の製造方法。 - 回転軸と、
前記回転軸の一端側に嵌合されるインペラと、
前記回転軸の一端側に螺着され、前記回転軸と前記インペラとを締結するナットと、からなる回転体の製造方法であって、
前記インペラは、前記回転軸の軸方向に対して傾斜する周面及び前記回転軸に挿入される挿入孔を有するハブ部と、該ハブ部の周面から径方向に突出して設けられるブレード部と、を備え、
前記回転軸及び前記ハブ部の挿入孔の少なくともいずれか一方には、前記ハブ部の挿入孔の内径よりも前記回転軸の外径の方が大径に形成される、前記回転軸に前記インペラを嵌合するための締まり嵌め部が形成されるとともに、
前記ハブ部の挿入孔に前記回転軸を挿入し、前記締まり嵌め部が前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の外径が最大となる最大外径部を含まない位置に形成されるように、前記締まり嵌め部において前記回転軸と前記インペラとを嵌合する嵌合工程を備え、
前記嵌合工程の後に、前記回転軸の一端側から前記ナットを締め付けることで前記回転軸と前記インペラとを締結する締結工程をさらに備え、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ナットと離間して形成され、
前記締まり嵌め部は、前記回転軸と前記インペラとが嵌合された状態において、前記回転軸の軸方向において前記ハブ部の軸方向中心位置を含む位置に形成される回転体の製造方法。 - 前記嵌合工程の後に、前記回転軸の一端側から前記ナットを締め付けることで前記回転軸と前記インペラとを締結する締結工程をさらに備える請求項4又は5に記載の回転体の製造方法。
- 前記嵌合工程は、前記ハブ部の挿入孔を前記回転軸に圧入することで、前記締まり嵌め部において前記回転軸と前記インペラとを嵌合する圧入嵌合工程からなる請求項6又は7に記載の回転体の製造方法。
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