JP6152293B2 - 自動取引装置操作支援システム - Google Patents

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本発明は、自動取引装置の操作支援を文字情報のやりとりで実現するための、自動取引装置操作支援システムに関する。
難聴者のために、自動取引装置の利用者が、文字で問い合わせを入力でき、支援オペレータは、文字で返答をして、自動取引装置の操作等を支援する技術が知られている(特許文献1)。
特開2000−172945号公報
既知の従来の技術には、次のような解決すべき課題があった。
文字を使用した問い合わせの入力操作にはキーボードが使用される。しかし、キーボードの操作に不慣れな利用者は操作が容易でない。オペレータは、スピーディーに的確に文字で応答をしなければならない。さらに、オペレータの応答文は、常に分かりやすく端的なものであることが好ましく、経験による差を無くしたい。
上記の課題を解決するために、本発明は次のような自動取引装置操作支援システムを提供することを目的とする。
(1)文字を使用した問い合わせの入力操作を可能な限り容易にする。
(2)オペレータの応答のための文字入力応答操作をより簡単にして、やりとりを円滑にする。同時に、的確な応答文を返すことを可能にする。
以下の構成はそれぞれ上記の課題を解決するための手段である。
<構成1>
表示装置(24)に取引操作画面(42)を表示して、金融取引の自動処理を実行するものであって、下記の構成を有することを特徴とする自動取引装置操作支援システム。
(a)取引操作画面(42)中にチャット開始ボタン(50)が設けられている。
(b)チャット開始ボタン(50)が操作されると、チャット制御装置(22)に設けられた画面制御手段(36)は、自動取引装置(14)の表示装置(24)にチャット操作画面(44)を表示する。
(c)チャット操作画面(44)には、通信文(56)を組み立てるための、支援の要求に使 用される複数の言葉の候補群(54)が表示されており、自動応答モードが開始される。
(d)チャット操作画面(44)が操作されて生成された通信文(56)を、チャット制御装置(22)の応答制御手段(38)が受信する。
(e)応答制御手段(38)は、通信文(56)を受信して解析し、支援の要求に使用される 言葉の組み合わせと応答文(62)を対応させた応答データベース(60)から、上記の生 成された通信文(56)に対応する応答文(62)を自動的に選択して、チャット操作画面(44)に表示する。
(f)チャット制御装置(22)の記憶装置(34)には、応答データベース(60)と、上記 の生成された通信文(56)と上記の選択された応答文(62)を含む履歴データ(64)が記憶される。
(g)上記自動応答モードにおいて、応答制御手段(38)は、上記履歴データ(64)をチャット操作画面(44)に表示して、次に受信する通信文(56)を待つ。
(h)上記自動応答モードにおいて、応答制御手段(38)が、応答データベース(60)から通信文(56)に対応する応答文(62)を選択できなかった場合には、応答制御手段(38)は、支援端末装置(18)に履歴データ(64)を送信して、自動応答モードを終了し、オペレータ応答モードを起動する。
(i)オペレータ応答モードにおいて、支援端末装置(18)は、上記記憶装置(34)に記 憶された履歴データ(64)を支援操作画面(46)に表示する。
(j)オペレータ応答モードにおいて、応答制御手段(38)は、支援端末装置(18)により作成された応答文(62)をチャット操作画面(44)に表示する。

<構成2>
利用者判定手段40が、チャットの利用が認められる者であることを示す識別信号を取得した場合に、画面制御手段36は、取引操作画面42にチャット開始ボタン50を表示し、その他の場合には非表示にすることを特徴とする構成1に記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成3>
チャット操作画面44を表示して、自動応答モードの開始後一定時間以上操作がされないときには、応答制御手段38は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動することを特徴とする構成1または2に記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成4>
チャット操作画面44に含まれた、オペレータを呼び出すためのボタンが操作されたとき、応答制御手段38は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動することを特徴とする構成1または2に記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成5>
オペレータ応答モードにおいて、チャット制御装置22の応答制御手段38は、
支援端末装置18で支援操作画面46を操作して応答文62が作成されたとき、次の通信文56を作成するためのチャット操作画面44を自動的に選択して、その応答文62を含むチャット操作画面44を、自動取引装置14の表示装置24に表示することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成6>
画面制御手段36は、自動取引装置14の表示装置24に表示される取引操作画面42の一部に、応答文62または履歴データ64を表示するか、もしくは応答文62または履歴データ64をレシートプリンタで印刷して出力することを特徴とする構成1乃至5のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成7>
自動取引装置14に、携帯端末装置68と通信をする通信装置66が設けられており、チャット制御装置22の画面制御手段36は、携帯端末装置68にチャット操作画面44を表示することを特徴とする構成1乃至4のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成8>
ログ解析記録手段70は、自動取引装置14の装置各部の動作を連続的に記録したログデータ72を取得して解析し、利用者支援のための操作履歴データ74を生成して、記憶装置34に記憶し、応答制御手段38は、チャット操作画面44の操作を開始する直前の一定時間に取得したログデータ72から得られた操作履歴データ74を、履歴データ64に含めることを特徴とする構成1乃至7のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成9>
チャット制御装置22全体が、自動取引装置14に組み込まれていることを特徴とする構成1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成10>
チャット制御装置22の演算処理装置32部分が、自動取引装置14内部に組み込まれ、少なくとも、応答データベース60を記憶する記憶装置34が、複数の自動取引装置を一括して管理するコンピュータ側に設けられていることを特徴とする構成1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成11>
チャット制御装置22が、ローカルエリアネットワークにより接続された複数の自動取引装置14を管理するコンピュータに組み込まれていることを特徴とする構成1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
<構成12>
チャット制御装置22のコンピュータを、構成1乃至6のいずれかに記載の手段として機能させるコンピュータプログラム。
<構成13> 構成12に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。


<構成1の効果>
利用者16は、チャット操作画面44を利用して、簡単に通信文56を作成できる。通信文56に含まれる言葉の組み合わせに対応する応答文62を応答データベース60に記録しておけば、自動的に応答ができて、オペレータ20の負担が軽減される。自動応答ができないときは、自動的に支援端末装置18に履歴データ64を表示してオペレータ応答モードに移行する。従って利用者16は、オペレータ20に直接支援を依頼しているのと変わらないサービスを受けられる。難聴者にとって有効なシステムである。また、第三者に聞かれたくないような内容の問い合わせの場合にも有効なシステムである。
<構成2の効果>
チャットによる応答はオペレータ20の負担が大きい。従って、難聴者等の特定の人に対してのみ、チャット開始ボタン50が設けられた取引操作画面42を表示する。識別信号は自動取引装置14から自動的に取得することができる。
<構成3の効果>
自動応答モードで、利用者16が行き詰まったような場合に、この状態を自動的に検出して、オペレータ20が直接支援を開始できる。
<構成4の効果>
利用者16は、いつでもオペレータ応答モードを自発的に起動することができる。従って、既知のヘルプシステムのようにコンピュータによる自動応答のみの場合と異なり、信頼をもってチャット操作ができる。
<構成5の効果>
オペレータ20の応答文62に対する利用者16の通信文56を、予め応答制御手段38が予測する。その通信文56を作成するのに適するチャット操作画面44を自動的に選択するので、利用者が通信文56を作成するための負荷が軽減される。
<構成6の効果>
利用者16は、チャット操作を終了して金融取引を再開するときに、応答文62や履歴データ64を参照しながら取引操作画面42を操作することができる。
<構成7の効果>
自動取引装置14に表示したチャット操作画面44よりも、利用者16の所持する携帯端末装置68のほうが通信文56の入力操作が容易なとき、携帯端末装置68を利用できるようにすることができる。
<構成8の効果>
ログデータに含まれた自動取引装置の操作履歴を見れば、利用者の操作ミス等により発生した問題について、オペレータが的確にアドバイスできる。
<構成9の効果>
チャット制御装置22をモジュール化して自動取引装置に組み込めば、任意の自動取引装置に自由にこのシステムを適用できる。
<構成10の効果>
各自動取引装置固有のデータはその自動取引装置の内部の記憶装置に記憶させれば、応答処理速度は速くなり、ネットワークの通信負荷も軽減される。少なくとも応答データベース60を記憶する記憶装置34は、複数の自動取引装置に共通なため、これらを一括して管理するコンピュータ側に設ければ、応答データベース60の管理が容易になる。
<構成11の効果>
内部LAN(ローカルエリアネットワーク)を介して接続されたコンピュータがチャットを自動制御すると、外部ネットワークを使用する場合に比べて通信負荷が軽くなり、応答を高速化することができる。
実施例1の自動取引装置操作支援システム12を示すブロック図である。 自由文入力用のキーボードを表示した画面の図である。 通信文を作るための言葉の候補群54を表示した画面の図である。 支援端末装置18に表示される支援操作画面46の画面例を示す図である。 オペレータが応答文62を作成する場合に選択をする文例のリストである。 システムの具体的な動作例を示すシーケンスチャート(1)である。 システムの具体的な動作例を示すシーケンスチャート(2)である。 システムの具体的な動作例を示すシーケンスチャート(3)である。
以下、本発明の実施の形態を実施例毎に詳細に説明する。
図1は実施例1の自動取引装置操作支援システム12を示すブロック図である。
このシステムは、自動取引装置14を利用する利用者16を支援するためのものである。自動取引装置14はネットワーク23に接続されている。任意の数の自動取引装置14が同様にネットワーク23に接続されているが、ここでは、1台だけを拡大表示して説明する。
自動取引装置14は、よく知られているように、表示装置24に取引操作画面42を表示して、金融取引の自動処理を実行するものである。利用者16を支援するために、このシステムは、チャット制御装置22と支援操作画面46とをネットワーク23に接続している。
この実施例では、自動取引装置14はブラウザ26により取引画面を制御している。画面データライブラリ28に各種の取引画面が格納されており、取引の進行に従って、該当する画面が取り出されて表示装置24に表示される。また、自動取引装置14には、このシステムを運用するために、識別信号センサ30と通信装置66とが設けられている。さらに、自動取引装置14の保守管理のために、ログデータ72が記録されている。これらの機能については、後で説明する。
チャット制御装置22には演算処理装置32と記憶装置34とが設けられている。演算処理装置32には、画面制御手段36と応答制御手段38と利用者判定手段40とログ解析記録手段70とが設けられている。記憶装置34には、チャット操作画面44と支援操作画面46と応答データベース60と履歴データ64と通信文56と応答文62とが記憶されている。
画面制御手段36は、自動取引装置14のブラウザ26に対して、チャット操作画面44の表示を依頼する機能を持つ。応答制御手段38は、チャット操作画面44を操作して入力される通信文56に対する応答文62を、応答データベース60を参照して取得し、チャット操作画面44に表示する機能を持つ。利用者判定手段40は、後で説明するように、自動取引装置14の識別信号センサ30が自動的に取得する情報に基づいて、利用者16が難聴者であると判断し、チャット操作画面44の利用を可能にする機能を持つ。
ログ解析記録手段70は、ログデータ72を、オペレータ20が利用できる形式に変換してログ解析データ74を記憶装置34に蓄積する機能を持つ。支援端末装置18は、この実施例ではオペレータ20が操作するタブレット端末とした。支援端末装置18に支援操作画面46を表示して、利用者16の操作を支援する。これらの手段については、後でさらに具体的にその機能や動作を説明する。
図1に示した自動取引装置14の表示する取引操作画面42中には、チャット開始ボタン50が設けられている。利用者16によりこのチャット開始ボタン50が操作されると、チャット制御装置22に設けられた画面制御手段36は、自動取引装置14の表示装置24にチャット操作画面44を表示する。
図2は利用者16が操作するチャット操作画面44の一例で、自由文入力用のキーボードを表示した画面の図である。図3は、通信文を作るための言葉の候補群54を表示した画面の図である。
図2に示したチャット操作画面44中には、チャット操作により自動取引装置14から送信される通信文56や自動取引装置14に返される応答文62が表示される。会話の履歴と表示した部分である。通信文56と応答文62を集めたものを履歴データ64と呼ぶことにする。履歴データ64は、チャット制御装置22の記憶装置34に記憶されている。
チャット操作画面44には、支援を求める通信文56を組み立てるための文字または、単数もしくは複数の言葉の候補群54が表示される。自由に通信文56を入力する場合には、図2のように、既知のキーボードをチャット操作画面44に表示する。一方、簡単に通信文を作成するには、図3のように、支援を求める通信文56を組み立てるための文字または、単数もしくは複数の言葉の候補群54を表示する。
図2の画面には、五十音のキーボードの他に、ワンタッチで「ATM」とか「カード」といった頻繁に使用される言葉を入力できるキーも設けられている。「簡易作成」というキーをクリックすると、図3に示したようなチャット操作画面44が表示される。図2に示したものと図3に示したものを、自動取引装置14の表示装置24に合わせて表示するようにしても良い。
図3の例では、「他の銀行のカードで」と「A銀行の」と「普通預金口座へ」と「3万円未満を」という言葉を順番に選択することができる。これにより、通信文56が簡単に作成できる。「決定」というボタンをクリックすると、その通信文56がチャット制御装置22に送信される。「オペレータ呼び出し」というボタンがクリックされると、オペレータ20の操作する支援端末装置18の支援操作画面46にその旨が表示される。
チャット操作画面44が操作されて生成された通信文56を、チャット制御装置22の応答制御手段38が受信する。チャット制御装置22の応答制御手段38は、通信文56を受信して解析し、応答データベース60から通信文56に対応する応答文62を自動的に選択して、チャット操作画面44に表示する。
この実施例では、チャット制御装置22は、自動応答モードとオペレータ応答モードという2種のモードで動作する。チャット制御装置22の記憶装置34には、応答データベース60と履歴データ64が記憶されている。履歴データ64は既に説明したように、通信文56と応答文62を含む。自動応答モードにおいて、応答制御手段38は、応答文62を含む履歴データ64をチャット操作画面44に表示して、次に受信する通信文56を待つ。
応答制御手段38が、応答データベース60から通信文56に対応する応答文62を選択できなかった場合には、応答制御手段38は、支援端末装置18に履歴データ64を送信して、自動応答モードを終了し、オペレータ応答モードを起動する。オペレータ応答モードでは、応答制御手段38は、記憶装置34から履歴データ64を読み出して支援操作画面46に表示する。
図4と図5は、支援端末装置18に表示される支援操作画面46の画面例を示す図である。図5は、オペレータが応答文62を作成する場合に選択をする文例のリストである。
オペレータ20は、コンピュータに備え付けのキーボードや、あるいは図2で例示したような画面上のキーボードを使用して、応答文62を作成する。タブレット式のコンピュータを使用する場合には、使い慣れた画面上のキーボードを利用するとよい。また、応答制御手段38は応答データベース60から応答に利用できる文例を読み出して、図5に示したようにリスト表示する。応答制御手段38は、支援端末装置18により作成された応答文62をチャット操作画面44に表示する。
以上のようにして、利用者16は、チャット操作画面44を利用して、簡単に通信文56を作成できる。通信文56に含まれる言葉の組み合わせに対応する応答文62を多数応答データベース60に記録しておけば、自動応答モードで自動的に応答ができる。これでオペレータ20の負担が軽減される。自動応答ができないときは、自動的に支援端末装置18に履歴データ64を表示して、オペレータ応答モードに移行する。従って利用者16は、オペレータ20に直接支援を依頼しているのと変わらないサービスを受けられる。
なお、チャット制御装置22の全部または一部が、自動取引装置14の内部や支援端末装置18の内部に設けられていて構わない。この実施例のようにチャット制御装置22を独立に設けると、自動取引装置14も支援端末装置18も特殊な機能を持つ必要がなく、チャット制御装置22が全てのチャット操作の制御をすることが可能になる。
通信文56は、利用者16が自由に作成する文でもよいし、予め指定された言葉の候補群54から選択された言葉を組み合わせたものでもよい。自由に作成された通信文56の場合には、応答制御手段38がその通信文56中に含まれる言葉を抽出して、その言葉あるいは言葉の組み合わせに対応する応答文62を選択する。
応答データベース60支援の要求に対する応答文62の候補が複数ある場合には、そのいずれかの応答文62を選択するために必要な質問をチャット操作画面44に表示する。複数の応答文に含まれた言葉の組み合わせに対応するチャット操作画面44を記憶装置34に記憶しておくとよい。利用者16がチャット操作画面44に表示された質問に回答して、対応する応答文62が一つに絞れた場合には、その応答文62をチャット操作画面44に表示する。
応答データベース60は、例えば、支援の要求に使用される言葉あるいは言葉の組み合わせと応答文62を対応させたテーブルデータにより実現することができる。該当する応答文62がみつからない場合には、自動的にオペレータ応答モードに移行するように制御するので、応答制御手段38や応答データベース60に著しく高度な応答文選択機能を求める必要がない。
上記のようなチャットによる応答は、電話によるものに比べてオペレータ20の負担が大きい。従って、難聴者のようなこれを必要とする利用者に限定したサービスにするという方法もある。そのために、識別信号センサ30と利用者判定手段40が動作する。自動取引装置14の識別信号センサ30は、例えば、利用者16の所持するRFID(電波による識別信号送信機)やキャッシュカード中に記録された識別信号を取得する。
チャット制御装置22の利用者判定手段40は、利用者判定手段40が、チャットの利用が認められる者であることを示す識別信号を取得した場合にのみ、画面制御手段36が、取引操作画面42にチャット開始ボタン50を表示する。その他の場合には、チャット開始ボタン50を非表示にする。従って、その他の利用者は、チャットによる応答サービスを受けられない。
チャット操作が開始されたときには、操作が円滑に進むようにコントロールしなければならない。利用者16の期待する応答が得られないとき、利用者16が行き詰まって考え込むことがある。この状態を放置すると、オペレータによる適切な支援がされなかったという印象を与えてしまう。そこで、チャット操作画面44を表示して、自動応答モードの開始後一定時間以上操作がされないときには、応答制御手段38は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動する。自動応答モードで、利用者16が次の操作に迷っているような場合に、この状態を自動的に検出して、オペレータ20が直接支援を開始できる。
例えば、自動応答モードの開始後3分以上操作がされないときには、オペレータ応答モードを起動して、支援端末装置18に支援操作画面46を表示する。オペレータ20は、それまで別の仕事をしていて構わない。支援操作画面46には常に履歴データ64が含まれている。従って、オペレータ20はそれまでの経過を知ることができる。オペレータ20は、履歴データ64から、適切な応答文62を自動取引装置14に送信してチャット操作画面44中に表示する。
なお、先に説明したように、図3に示したチャット操作画面44に含まれたオペレータを呼び出すためのボタンが操作されたときには、いつでも、応答制御手段38は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動する。利用者16は、いつでもオペレータ応答モードを自発的に起動することができる。オペレータ側からも、強制的にオペレータ応答モードへの切り替えができる。従って、既知のヘルプシステムのようにコンピュータによる自動応答のみの場合と異なり、信頼をもってチャットを利用できる。
オペレータ応答モードにおいて、オペレータ20の送信した応答文62に対して、利用者16は新たな通信文56を作成することになる。この実施例の応答制御手段38は、支援端末装置18で支援操作画面46を操作して応答文62が作成されたとき、次の通信文56を作成するためのチャット操作画面44を自動的に選択する。即ち、オペレータ20の応答文62に対する利用者16の通信文56を、予め応答制御手段38が予測する。その通信文56を作成するのに適するチャット操作画面44を自動的に選択する。
その応答文62を含むチャット操作画面44を、自動取引装置14の表示装置24に表示するので、利用者が通信文56を作成するための負荷が軽減される。オペレータ応答モードでは、支援端末装置18で、オペレータ20が応答文62を自由に入力することができる。しかし、例えば、支援端末装置18で、図5に示すような定型的な応答文62を列挙した場合、オペレータ20の文字の入力操作負担を軽減できる。また、オペレータによる応答の個人差も防ぐことができる。
さらに、定型的な応答文に対しては、利用者16から返される通信文56は限定される。予め、定型的な応答文や一定の言葉を含む応答文に対応する図3に示したようなチャット操作画面44を2種以上多種類用意しておき、それを応答制御手段38が自動的に選択するようにすれば、オペレータ20と利用者16の双方にとって、チャットを円滑に進める助けになる。
チャット操作によって適切な応答文62が得られた場合でも、チャット操作画面44が消えてしまうと、チャット操作画面44を操作するときに、利用者16が再び迷うことがある。応答文62を書き留めておくことができない場合もある。そこで、この実施例では、応答文62や履歴データ64を取引操作画面42の一部に表示したものや、印刷したものを提供する。
即ち、画面制御手段36は、自動取引装置14の表示装置24に表示される取引操作画面42の一部に、応答文62または履歴データ64を表示するか、もしくは応答文62または履歴データ64をレシートプリンタで印刷して出力する。利用者16は、チャット操作を終了して金融取引を再開するときに、応答文62や履歴データ64を参照しながら取引操作画面42を操作することができる。
先に説明したように、例えば、支援端末装置18をオペレータ20の使い慣れたタブレット端末にすることができる。同様に、利用者16の通信文56の入力に、利用者16の使い慣れたスマートホンやタブレット端末等を利用することができる。この実施例では、自動取引装置14に、携帯端末装置68と通信をする通信装置66が設けられている。チャット制御装置22の画面制御手段36は、携帯端末装置68にチャット操作画面44を表示する。自動取引装置14と携帯端末装置68とを例えば、ブルートゥース等の近距離通信用ピアツーピアネットワークで接続する。
自動取引装置14に表示したチャット操作画面44よりも、利用者16の所持する携帯端末装置68のほうが通信文56の入力操作が容易なとき、携帯端末装置68を利用できるようにすることができる。また、自動取引装置14の表示装置24のサイズには制限があり、取引操作画面42を表示しているときにチャット操作画面44をその一部に表示するのは難しい。チャット操作画面44中の文字が小さくなりすぎるおそれがある。携帯端末装置68を利用することができれば、この問題が解決する。
既知の金融システムでは、自動取引装置14に特定の障害が発生した場合には、具体的な障害情報や取引履歴を示したデータが、自動取引装置14からオペレータに自動送信される。しかしながら、何の障害も発生していない自動取引装置から、オペレータがこうしたデータを取得できる機能は、一般には設けられていない。取引履歴は重要な個人情報を含むことから、オペレータが自由に取得できる情報は制限されている。
一方、自動取引装置は、ハードウエアの保守管理のために、装置各部の動作を連続的に記録したログデータを記憶している。このログデータに取引の内容は含まれないが、利用者の操作履歴を読み取ることができる。操作履歴を見れば利用者の操作ミス等により発生した問題について、オペレータがアドバイスできる。
保守管理のためのログデータをオペレータ側で取得することは可能である。しかしながら、ログデータにはスイッチやセンサのオンオフ等の多量のデータが混在しており、オペレータが操作内容を読み取るのは容易でない。そこで、例えば、チャット制御装置22に、ログデータ72から、利用者の操作履歴を示すデータだけを抽出して記録しておくプログラムを設ける。
即ち、ログ解析記録手段70は、自動取引装置14からログデータ72を取得して解析し、利用者16の支援のためのログ解析データ74を生成して、記憶装置34に記憶する。これにより、オペレータ20は、より適切な操作支援をすることが可能になる。
即ち、ログ解析記録手段70は、自動取引装置14の装置各部の動作を連続的に記録したログデータ72を取得して解析する。そして、利用者支援のためのログ解析データ74を生成して、記憶装置34に記憶する。応答制御手段38は、チャット操作画面44の操作を開始する直前の一定時間に取得されたログ解析データ74を、履歴データ64に含めて支援端末装置18に送信するとよい。
図6〜8はシステムの具体的な動作例を示すシーケンスチャートである。
まず、始めに、自動取引装置14の識別信号センサ30が利用者16を認識する。これにより、自動取引装置14に、チャット開始ボタン50を含む取引操作画面42が表示される。この状態で、利用者16がチャット開始ボタン50を操作すると、自動取引装置14からチャット制御装置22に対してチャット開始要求信号が送信される(ステップS1)。即ち、自動取引装置14のブラウザ26から送信されるリクエストに従って、チャット制御装置22はチャット操作画面44をレスポンスで返し、ブラウザ26は表示装置24に、その画面を表示する(ステップS2)。
チャット開始時には、表示装置24に、図2に示したようなキーボードを含むチャット操作画面44が表示される(ステップS3)。利用者16は、そのキーボードを使用して、通信文56を作成し、チャット制御装置22に送信する(ステップS4)。この例では、「ふりこみてすうりょうについてききたい」といったメッセージが送信される。チャット制御装置22の応答制御手段38は、その通信文56を解析する。
この例では、その通信文56から、「ふりこみてすうりょう」という単語を抽出して、利用者16が操作するのに適したチャット操作画面44を選択する。チャット制御装置22の記憶装置34には、様々な種類のチャット操作画面44が記憶されており、応答制御手段38は通信文56から抽出した単語に対応するチャット操作画面44を選択して自動取引装置14に表示するように動作する(ステップS6、ステップS7)。
次に、図7の処理に進む。図7のステップS7で、例えば、図3に示したようなチャット操作画面44が表示される。ここで、利用者16は、リストされた単語を順番に選択して、「他の銀行のカードで他の銀行の普通預金口座へ3万円以上を振り込みます」という通信文56を作成する。チャット操作画面44の決定ボタンをクリックすると、その通信文56がチャット制御装置22に送信される(ステップS8)。
応答制御手段38は、この通信文の言葉の組み合わせに対応する応答文62を、応答データベース60から選択する(ステップS9)。次のステップS10で、1個の応答文62を自動的に選択できたかどうかという判断をする。判断の結果がY(イエス)の場合には、選択された応答文「お振込手数料は420円となります。他のご質問がある場合は、メッセージを入力して下さい。チャットを終了する場合は終了をおして下さい」を自動取引装置14に送信する。自動取引装置14には、図2に示したチャット操作画面44の会話の履歴の欄にこの応答文が含まれたものが表示される(ステップS12)。利用者16がこれで了解したときは、チャットを終了して、取引操作画面42を再表示する。また、その旨がチャット制御装置22に送信されてチャット処理を終了する(ステップS13)。
一方、ステップS10で応答文が選択できなかったときは、オペレータ応答モードに移行する(ステップS14)。図8において、チャット制御装置22は自動取引装置14に対して、「センターオペレータを呼び出しています。少々お待ち下さい。」といったメッセージを送信する。このとき、自動取引装置14には、図2に示したキーボードを含むチャット操作画面44が表示される。そして、この間に、チャット制御装置22は支援端末装置18にメッセージを送信してオペレータ20を呼び出し(ステップS17)、オペレータ20の応答を受信する(ステップS18)。
さらに、チャット制御装置22は、履歴データ64に含まれる通信文56の内容から、応答文の候補を選ぶ(ステップS19)。そして、図4や図5に示した支援操作画面46を支援端末装置18に送信して表示する(ステップS21)。図4に示した画面は、履歴データ64が含まれており、オペレータ20はこれによって、利用者16の要望を把握する。また、図5に示した支援操作画面46には応答文の候補が含まれているから、それを選択して応答文を作成する。
図8の例では、「お待たせしました。オペレータの○○です。私からご回答させていた
だきます。」といったメッセージを、支援端末装置18から自動取引装置14に送信している(ステップS22)。その後は、自由な通信文56と応答文62を使用して利用者16の要望に応える。このとき、この実施例では、チャット制御装置22の応答制御手段38が、オペレータ20の作成した応答文62に含まれた言葉を抽出して、適切な言葉をリストしたチャット操作画面44を選択する。そして、そのチャット操作画面44を自動取引装置14に表示する。この操作を繰り返すことで、チャット制御装置22は利用者16とオペレータ20の操作負担を軽減し、円滑に文字だけを使用した利用者の支援を実現できる。
実施例2では、このシステムの利用者は主として難聴者を対象とした。しかしながら、自動取引装置の操作について、備え付けの電話を用いて問い合わせをすると、周囲にその声が聞こえてしまい、個人情報を第三者に聞かれてしまうおそれがある。そのような場合にも上記のシステムを利用できるようにしておけば、さらに広く利用者の便宜を図ることができる。
また、チャット制御装置22全体をモジュール化して、各自動取引装置14に組み込むように構成することもできる。これにより、システムが簡素化される。また、難聴者用の自動取引装置を各店舗に1台とか数台設置するというように、該当する機能の装置を自由に増減することができる。
図1に示したチャット制御装置22の演算処理装置32部分が、自動取引装置14内部に組み込まれており、少なくとも、応答データベース60を記憶する記憶装置34は、複数の自動取引装置を一括して管理するコンピュータ側に設けられているとよい。
応答データベース60は、このシステムを利用する複数の自動取引装置に共通する。また、応答データベース60は、学習によりたかい頻度でメンテナンスやアップデートされることが好ましい。従って、応答データベース60は、複数の自動取引装置を一括して管理するコンピュータ側に設けるとよい。画面制御手段36や利用者判定手段40やログ解析記録手段70は、各自動取引装置毎に個別に行う処理だから、各自動取引装置の内部に設けることが好ましい。これらの手段により読み書きされる記憶装置34の内部のデータも、応答データベース60を除いて、各自動取引装置に設けられていることが好ましい。
各自動取引装置固有のデータはその自動取引装置の内部の記憶装置に記憶させれば、応答処理速度は速くなり、ネットワークの通信負荷も軽減される。少なくとも応答データベース60を記憶する記憶装置34は、複数の自動取引装置に共通なため、これらを一括して管理するコンピュータ側に設ければ、応答データベース60の管理が容易になる。なお、複数の自動取引装置を一括して管理するコンピュータは、自動取引装置と内部LAN(ローカルエリアネットワーク)により接続されたコンピュータでもよいし、広域ネットワークを介して接続されたコンピュータでもよい。
チャット制御装置22全体が、ローカルエリアネットワークにより接続された複数の自動取引装置14を管理するコンピュータに組み込まれていてもよい。内部LAN(ローカルエリアネットワーク)を介して接続されたコンピュータがチャットを自動制御すると、外部ネットワークを使用する場合に比べて通信負荷が軽くなり、応答を高速化することができる。
金融機関の店舗に複数台の自動取引装置が設置されているとき、これらの動作を監視して管理するコンピュータが設けられることがある。このコンピュータは、管理下の自動取引装置の動作を常時監視している。従って、ログ解析データの収集等を行うのに都合がよい。このコンピュータにチャット制御装置22の機能を付与すれば、システムを容易に構築できる。このコンピュータと管理下の自動取引装置とはデータを高速で転送できるローカルエリアネットワークを介して接続されている。ローカルエリアネットワークを介して接続されたコンピュータがチャットを自動制御すると、外部ネットワークを使用する場合に比べて通信負荷が軽くなり、応答を高速化することができる。
上記のチャット制御装置22の演算処理装置で実行されるコンピュータプログラムは、機能ブロックで図示した単位でモジュール化されてもよいし、複数の機能ブロックを組み合わせて一体化されてもよい。また、上記のコンピュータプログラムは、既存のアプリケーションプログラムに組み込んで使用してもよい。本発明を実現するためのコンピュータプログラムは、例えばCD−ROMのようなコンピュータで読み取り可能な記録媒体に記録して、任意の情報処理装置にインストールして利用することができる。
12 自動取引装置操作支援システム
14 自動取引装置
16 利用者
18 支援端末装置
20 オペレータ
22 チャット制御装置
23 ネットワーク
24 表示装置
26 ブラウザ
28 画面データライブラリ
30 識別信号センサ
32 演算処理装置
34 記憶装置
36 画面制御手段
38 応答制御手段
40 利用者判定手段
42 取引操作画面
44 チャット操作画面
46 支援操作画面
50 チャット開始ボタン
54 言葉の候補群
56 通信文
60 応答データベース
62 応答文
64 履歴データ
66 通信装置
68 携帯端末装置
70 ログ解析記録手段
72 ログデータ
74 ログ解析データ

Claims (13)

  1. 表示装置(24)に取引操作画面(42)を表示して、金融取引の自動処理を実行するものであって、下記の構成を有することを特徴とする自動取引装置操作支援システム。
    (a)取引操作画面(42)中にチャット開始ボタン(50)が設けられている。
    (b)チャット開始ボタン(50)が操作されると、チャット制御装置(22)に設けられた画面制御手段(36)は、自動取引装置(14)の表示装置(24)にチャット操作画面(44)を表示する。
    (c)チャット操作画面(44)には、通信文(56)を組み立てるための、支援の要求に使 用される複数の言葉の候補群(54)が表示されており、自動応答モードが開始される。
    (d)チャット操作画面(44)が操作されて生成された通信文(56)を、チャット制御装置(22)の応答制御手段(38)が受信する。
    (e)応答制御手段(38)は、通信文(56)を受信して解析し、支援の要求に使用される 言葉の組み合わせと応答文(62)を対応させた応答データベース(60)から、上記の生 成された通信文(56)に対応する応答文(62)を自動的に選択して、チャット操作画面(44)に表示する。
    (f)チャット制御装置(22)の記憶装置(34)には、応答データベース(60)と、上記 の生成された通信文(56)と上記の選択された応答文(62)を含む履歴データ(64)が記憶される。
    (g)上記自動応答モードにおいて、応答制御手段(38)は、上記履歴データ(64)をチャット操作画面(44)に表示して、次に受信する通信文(56)を待つ。
    (h)上記自動応答モードにおいて、応答制御手段(38)が、応答データベース(60)から通信文(56)に対応する応答文(62)を選択できなかった場合には、応答制御手段(38)は、支援端末装置(18)に履歴データ(64)を送信して、自動応答モードを終了し、オペレータ応答モードを起動する。
    (i)オペレータ応答モードにおいて、支援端末装置(18)は、上記記憶装置(34)に記 憶された履歴データ(64)を支援操作画面(46)に表示する。
    (j)オペレータ応答モードにおいて、応答制御手段(38)は、支援端末装置(18)により作成された応答文(62)をチャット操作画面(44)に表示する。
  2. 利用者判定手段(40)が、チャットの利用が認められる者であることを示す識別信号を取得した場合に、画面制御手段(36)は、取引操作画面(42)にチャット開始ボタン(50)を表示し、その他の場合には非表示にすることを特徴とする請求項1に記載の自動取引装置操作支援システム。
  3. チャット操作画面(44)を表示して、自動応答モードの開始後一定時間以上操作がされないときには、応答制御手段(38)は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動することを特徴とする請求項1または2に記載の自動取引装置操作支援システム。
  4. チャット操作画面(44)に含まれた、オペレータを呼び出すためのボタンが操作されたとき、応答制御手段(38)は、自動応答モードを終了してオペレータ応答モードを起動することを特徴とする請求項1または2に記載の自動取引装置操作支援システム。
  5. オペレータ応答モードにおいて、チャット制御装置(22)の応答制御手段(38)は、
    支援端末装置(18)で支援操作画面(46)を操作して応答文(62)が作成されたとき、次の通信文(56)を作成するためのチャット操作画面(44)を自動的に選択して、その応答文(62)を含むチャット操作画面(44)を、自動取引装置(14)の表示装置(24)に表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  6. 画面制御手段(36)は、自動取引装置(14)の表示装置(24)に表示される取引操作画面(42)の一部に、応答文(62)または履歴データ(64)を表示するか、もしくは応答文(62)または履歴データ(64)をレシートプリンタで印刷して出力することを特徴とする請求項1乃至5のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  7. 自動取引装置(14)に、携帯端末装置(68)と通信をする通信装置(66)が設けられており、チャット制御装置(22)の画面制御手段(36)は、携帯端末装置(68)にチャット操作画面(44)を表示することを特徴とする請求項1乃至4のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  8. ログ解析記録手段(70)は、自動取引装置(14)の装置各部の動作を連続的に記録したログデータ(72)を取得して解析し、利用者支援のための操作履歴データ74を生成して、記憶装置(34)に記憶し、応答制御手段(38)は、チャット操作画面(44)の操作を開始する直前の一定時間に取得したログデータ(72)から得られた操作履歴データ74を、履歴データ(64)に含めることを特徴とする請求項1乃至7のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  9. チャット制御装置(22)全体が、自動取引装置(14)に組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  10. チャット制御装置(22)の演算処理装置(32)部分が、自動取引装置(14)内部に組み込まれ、少なくとも、応答データベース(60)を記憶する記憶装置(34)が、複数の自動取引装置を一括して管理するコンピュータ側に設けられていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  11. チャット制御装置(22)が、ローカルエリアネットワークにより接続された複数の自動取引装置(14)を管理するコンピュータに組み込まれていることを特徴とする請求項1乃至8のいずれかに記載の自動取引装置操作支援システム。
  12. チャット制御装置(22)のコンピュータを、請求項1乃至6のいずれかに記載の手段として機能させるコンピュータプログラム。
  13. 請求項12に記載のコンピュータプログラムを記録したコンピュータで読み取り可能な記録媒体。
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