JP2003030091A - 多言語オペレートシステム - Google Patents

多言語オペレートシステム

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JP2003030091A
JP2003030091A JP2001211156A JP2001211156A JP2003030091A JP 2003030091 A JP2003030091 A JP 2003030091A JP 2001211156 A JP2001211156 A JP 2001211156A JP 2001211156 A JP2001211156 A JP 2001211156A JP 2003030091 A JP2003030091 A JP 2003030091A
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聡 杉本
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 日本において多くの外国人が通常に生活を営
む上で必要な情報の入手やコミュニケーションを円滑に
取れることが可能な多言語オペレートシステムを提供す
る。 【解決手段】 不特定多数種類の外国人に対応した多言
語オペレートシステムであって、各外国人が使用する端
末機器から通信回線を介して受信された情報内容につい
て、当該情報内容において使用されている言語の識別を
行い、当該識別された言語を用いた応答内容を前記端末
機器に送信することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、不特定多数種類の
外国人に対して、自身が使用する言語による応答内容の
提供を可能とする多言語オペレートシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】近年、わが国においては目覚しい経済の
発展に伴い、アジアなどの近隣諸国を始めとしイスラム
系諸国などの多くの国から、労働などを目的とする外国
人労働者が来日及び滞在しており、この外国人労働者の
人口は増加の一途をたどっている。
【0003】また、金融関係などについては多くの規制
緩和が行われ、これを受けて外国資本の参入に拍車がか
かり、外国法人は増加しつつある。
【0004】このように国際化されつつある日本には、
外国人の観光客はもとより日本語や日本の文化を習得し
よとする外国人留学生がさらに増加する傾向にあると思
われる。
【0005】従って、このような状況下において、一時
滞在を含みわが国において在住する外国人の数はますま
す増加している。
【0006】その一方で、日本人が使用する言語、すな
わち日本語は国際的に多く使用されているものではな
く、他の多くの言語と比較してみると、文法上の違いな
どから、多くの外国人がこれを理解することが困難であ
ると思われる。
【0007】また、日本人は戦後の英語教育が盛んに行
なわれているにせよ、一国一民族であるという環境下か
ら、多くの日本人が世界の共通語である英語を用いた英
会話を行うことができず、そればかりか、英語のみなら
ず他の言語(例えば、韓国語、中国語等)を使うことが
できる日本人の数があまり多くない状況下にある。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】上述したような状況下
において、日本に在住及び滞在する外国人は、通常の生
活を営む上で日本語を用いたコミュニケーションが最も
問題となるが、日本語の理解が困難であるということな
どから、生活情報やコミュニケーション情報を入手する
ことが非常に困難となっている。特に、直接人と会って
会話する際には、相手の表情や身振り手振りなどで意思
の疎通を図ること(ジェスチャー)も少しは可能である
が、電話やメールなどの通信回線を介してコミュニケー
ションをとる場合には、相手の表情や動作が分からない
といったことから、個々人の言語能力が問題となってく
る。
【0009】上述したように、わが国においては、日本
人自体が外国人との言語の違いによるコミュニケーショ
ン不足であり、また、他言語の知識・理解が不足してい
るとともに、他言語、多言語に対応する媒体、すなわち
コンテンツが不足している。
【0010】また、日本に在住する外国人は、その在住
目的によって行動範囲や人間の交流範囲が限定されてい
るので、生活する上で各種情報の取得やコミュニケーシ
ョンをより多くとる必要があると思われるが、このよう
なコンテンツの不足は通常の生活を営む上で、日本人に
は理解できない程に大変大きな問題である。
【0011】本発明は、上記のような課題を解決するこ
とにより、日本において多くの外国人が通常の生活を営
む上で必要な情報の入手やコミュニケーションを円滑に
とれることが可能な多言語オペレートシステムを提供す
ることを課題とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明者は鋭意研究を重ねた結果、不特定多数種類
の外国人が一般加入電話、携帯電話などの電話機や、フ
ァクシミリ機、あるいはパソコン機などの端末機器を用
い、電話回線やインターネット回線などの通信回線を介
して、自己の言語で入手したい情報内容についての様々
な質問などを行うことを可能とし、さらにこの受付けた
情報内容についてどの言語を用いて応答するのが好まし
いのかを識別し、多言語の中から識別された言語を用い
て、情報内容に応じた応答内容を上記端末機器に送信す
ることを可能とした多言語オペレートシステムを発明す
るに至った。
【0013】すなわち、本発明は以下のような手段を採
用している。
【0014】(1) 不特定多数種類の外国人に対応し
た多言語オペレートシステムであって、各外国人が使用
する端末機器から通信回線を介して受信された情報内容
について、当該情報内容において使用されている言語の
識別を行い、当該識別された言語を用いた応答内容を前
記端末機器に送信することを特徴とする多言語オペレー
トシステム。
【0015】本発明によれば、様々な言語を使用する不
特定多数種類の外国人に対して、通信回線を介して受信
した情報内容について、当該情報内容において使用され
ている言語の識別を行い、各外国人が使用する言語を用
いた応答内容を送信するようにしたので、日本語が的確
に理解できない各外国人に対して応答内容を第3者の翻
訳を必要としないで自身で的確に且つ迅速に理解させる
ことが可能となり、非常に安心で便利なシステムを提供
し得る。
【0016】すなわち、通常日本に滞在している外国人
にとっては、知りたい情報(情報内容)を日本語で入力
することは比較的できるのであるが、情報内容に対する
応答内容として、その詳細が日本語で表示されたときに
は、日本語で示された情報内容を理解するのに時間を費
やすか、又は応答内容について第3者の翻訳を必要とす
ることとなるのが通常である。
【0017】そこで、本発明において、情報内容と応答
内容とが関連付けされてて、しかも、多数種類の言語に
対応可能とされているわけであるが、情報内容を自己の
言語で入力させ、それをサーバが受信して、この受信し
た情報内容の言語を識別して、当該識別された言語を用
いて応答内容を端末機器に送信するのである。
【0018】(2) 各言語に対応する音声ガイダンス
がデータベース化されたコールサーバを有し、各言語に
対応する音声ガイダンスを前記応答内容として前記端末
機器に送信することを特徴とする請求項1記載の多言語
オペレートシステム。
【0019】本発明によれば、各外国人の理解できる言
語に対応した音声ガイダンスを用いて応答内容を返すこ
ととなるので、不特定多数種類の様々な言語を使う外国
人に対して迅速且つ的確にその内容を把握させることが
可能である。
【0020】なお、本発明では音声によって応答内容を
ガイダンスすることとなるが、応答内容の基となる情報
内容については、音声によって端末機器からサーバに入
力される方式でもよく、何らかの情報内容をキーボード
等を用いて入力させることで情報内容をサーバが受信す
る方式でもよく、サーバが情報内容をどういう方式で受
信するのかということは問わない。
【0021】(3) 予め各言語の各々の情報内容に応
じた応答内容がデータベース化されたDBサーバを有
し、前記識別された言語に応じた前記応答内容を前記端
末機器へ送信することを特徴とする上記(1)又は
(2)記載の多言語オペレートシステム。
【0022】本発明によれば、予め各言語の各々の情報
内容に応じた応答内容がデータベース化されているの
で、不特定多数種類の様々な言語を使う外国人に対して
も迅速且つ的確に応答内容を提供し得る。
【0023】(4) 前記情報内容は、前記端末機器の
電話番号、FAX番号又はメールアドレスのいずれかの
群より選択される少なくとも1つ以上の固有情報を含む
ものであって、前記固有情報が予めサーバに記憶され、
当該サーバが受信した前記情報内容に基づいて、当該情
報内容において使用されている言語の識別を行うことを
特徴とする上記(1)から(3)のいずれかに記載の多
言語オペレートシステム。
【0024】本発明によれば、各外国人は端末機器を用
いて通信回線を介して接続するのみで、端末機器の電話
番号、FAX番号又はメールアドレスのいずれかの群よ
り選択される少なくとも1つ以上の固有情報が、情報内
容の一部を構成する形でサーバに送信され、当該固有情
報に関連付けされた自身の使用する言語情報が予めサー
バに記憶され、言語の識別が行なわれることとなるの
で、自己の使用する言語による応答内容が得られ、非常
に便利であるとともに安心してこのシステムを利用する
ことが可能となる。
【0025】(5) 不特定多数種類の外国人に対応し
た多言語オペレートシステムであって、 通信回線を介
して日本語WEBページに接続された各外国人の使用す
る端末機器の表示画面に対して、各言語に対するオペレ
ータごとの電話番号が記載されている閲覧ページを表示
させる一方、前記端末機器から言語の選択をさせるべく
言語の入力を促す画面を表示させ、当該入力の内容に基
づいて必要とする言語を識別し振り分けることを特徴と
する多言語オペレートシステム。
【0026】本発明によれば、各外国人は端末機器を用
いて日本語WEBページを介して閲覧ページを表示させ
ることにより、自身の使用する言語に対するオペレータ
の電話番号を知ることが可能となり、この電話番号を利
用することにより安心して自身の言語を使って電話によ
る対話が可能となる。
【0027】(6) 上記(1)から(4)のいずれか
に記載の多言語オペレートシステムであって、前記情報
内容は、音声又は文字であり、当該情報内容に対応する
言語を予めDBサーバに記憶させ、受信した前記情報内
容に用いられる言語の識別を行い該当する言語に振り分
ける制御を行うことを特徴とする多言語オペレートシス
テム。
【0028】本発明によれば、各外国人は端末機器を用
いて通信回線を介して音声又は文字を送信するのみで、
自身の使用する言語による応答内容が得られるので、非
常に便利であるとともに安心してこのシステムを利用す
ることが可能となる。
【0029】本発明においては、より具体的に説明する
と、上記多言語オペレートシステムを実行させるための
サーバシステムに特徴を有する。
【0030】すなわち、このサーバシステムは、電話
機、ファクシミリ機、パソコン機などの端末機器と電話
回線やインターネット回線などの通信回線を介して接続
可能に設けられており、端末機器との情報データの送受
信を行う送信部及び受信部を備え、各端末機器から受信
した情報内容についてどの言語が使用されているかを識
別する制御を行い、当該識別された結果に基づいて多言
語から該当する言語に振り分ける制御を行う制御部を備
えたものであり、さらに、該当する言語を使用して応答
内容を端末機器に送信部を介して送信するものである。
【0031】このサーバシステムにおいては、どのよう
な端末機器を用いて情報内容が送信されるかによって、
その対応を行うサーバ機が異なるようにすることも可能
である。例えば、電話機やファクシミリ機を用いて情報
内容が送信されるときには、コールサーバがその対応制
御を行い、また、パソコン機を用いて電子メールなどに
より情報内容が送信されるときにはメールサーバがその
対応制御を行う。
【0032】さらに、インターネット回線を介して日本
語WEBページにアクセスされたときには、WEBコン
タクトサーバ及びWEBサーバがその対応制御を行う。
【0033】このようなマルチチャンネルコンタクトセ
ンタなる設備の中で多言語オペレートシステムを実行す
ることも可能である。
【0034】言語の識別については、音声や文字を認識
することにより行ったり、使用されている端末機器の電
話番号やファクシミリ番号やメールアドレスなどの固有
情報を予めDB(データベース)サーバに記憶させ、情
報内容の受信を行った際にこの固有情報を識別すること
により行うなど、様々な手法をとりつつ言語の識別制御
が行われる。
【0035】また、言語が認識された後には該当する言
語に振り分けられるが、上記応答内容を予め音声による
ガイダンスによって送信したり、予め作成された閲覧ペ
ージを表示させ順次入力操作を行わせる画面を表示させ
るなどによって送信する。
【0036】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図を参照しつつ説明する。
【0037】図1は本発明の実施の形態に係る多言語オ
ペレートシステムを実行するための概要を説明するため
の概念図である。
【0038】図1においては、外国人が使用する端末機
器1と、通信回線2と、マルチチャンネルコンタクトセ
ンタ3と、から本システムが構成されている。
【0039】この多言語オペレートシステムは、不特定
多数種類の外国人に対応したものであって、各外国人が
使用する端末機器1から通信回線2を介して送信された
情報内容について、サーバとしてのマルチチャンネルコ
ンタクトセンタ3が受信を行い、ここで使用する言語の
識別を行い、当該識別された言語を用いた応答内容を各
外国人が使用する端末機器1に送信する制御を行うもの
である。
【0040】端末機器1としては、電話、FAX(ファ
クシミリ機)、iモードなどを用いた携帯電話機、Vo
IP、動画、チャットあるいはEメールなどを用いるパ
ソコン機などを用いることが可能である。
【0041】また、通信回線2としては、電話網やイン
ターネットなどの通信回線を用いることが可能である。
【0042】また、マルチチャンネルコンタクトセンタ
3には、端末機器1からの接続を受けてこれに対応する
ための各種サーバが備えられている。すなわち、電話や
FAXなどによる情報内容の受信に対応するコールサー
バ3a、電子メールによる情報内容の受信に対応するメ
ールサーバ3b、インターネットを利用してWEBペー
ジにアクセスされたことで情報内容を受信し対応するW
EBコンタクトサーバ3c及びWEBサーバ3d、後述
する様々な情報をデータベース化したDB(データベー
ス)サーバ3e、その他には図示しない適宜多言語に対
応する各国言語別エージェントなどを備えている。
【0043】次に、コールサーバ3aの機能について図
2を基にして説明する。
【0044】コールサーバ3aは、不特定多数種類の外
国人の各々所有する端末機器1から通信回線2を介して
情報内容を受信する受信部4と、上記端末機器1へ通信
回線2を介して応答内容を送信する送信部5と、を備
え、また、各言語に対応する音声によるガイダンスがデ
ータベース化された状態で記憶されるとともに、上記ガ
イダンスに伴い端末機器1から受信した入力番号に基づ
き音声によるガイダンスを行わせるプログラムが記憶さ
れる記憶部6と、端末機器1から受信した入力番号を一
旦記憶させる一時記憶部7と、上記プログラムが実行さ
れるワークエリアとしてのRAM8と、上記プログラム
を実行させる制御部9と、を備えている。
【0045】また、コールサーバ3aにおける制御部9
は、音声ガイダンスに対する端末機器1からの入力デー
タに対して後述するDBサーバ3eに記憶された応答内
容を端末機器1へ送信する命令を行う。
【0046】図3は、応答内容などがデータベース化さ
れ記憶されたDB(データベース)サーバ3eの機能を
示す機能ブロック図である。
【0047】DBサーバ3eは、予め各言語の各々の情
報内容応じた応答内容がデータベース化された状態で記
憶され、且つ当該データベース化された情報内容の受信
及び応答内容の送信を行わせるプログラムが記憶された
記憶部10と、上記コールサーバ3aから振り分けられ
た言語に応じた応答内容を要求するデータを受信し、要
求された応答内容に関するデータを端末機器1へ送信す
る送受信部11と、上記プログラムを実行させる制御部
12と、上記プログラムが実行されるワークエリアとし
てのRAM13と、を備えている。
【0048】ここで、記憶部10には、様々な応答内容
が記憶されており、制御部12の命令によって、送受信
部11で受信した情報内容に基づいて応答内容が記憶部
10から読み出されることとなり、読み出した応答内容
を送受信部11によって各端末機器1に送信すうことと
なる。
【0049】図4は、本発明の実施の形態において、D
Bサーバ3eにデータベース化された内容を説明するた
めの説明図である。
【0050】記憶部10では、図4(a)に示すよう
に、各言語に対するオペレータごとの電話番号が記憶さ
れている一方、図4(b)に示すように各言語に対応し
た複数の応答内容が記憶されている。また、記憶部10
では、端末機器1の電話番号、FAX番号又はメールア
ドレスなどの固有情報がこれに対応する言語とともに予
め記憶されている。この固有情報に関連付けされた言語
をサーバに記憶させるには、機械的に端末機器1から送
信される情報内容の一部としてのデータ(固有情報)に
基づいて記憶させることも可能であり、また、人為的に
オペレータによる入力操作により逐一固有情報を入力し
て記憶させることも可能である。
【0051】次に、コールサーバ3aを用いた多言語オ
ペレートシステムのフローの一例について説明する。
【0052】図5は、本発明の実施の形態に係る多言語
オペレートシステムを実行する際のフローチャートを説
明するための説明図である。
【0053】まず、端末機器1としての電話機からコー
ルサーバ3aに接続される(ステップS1)。
【0054】このとき、接続情報として、端末機器1か
らサーバへのアクセス要求とともに、端末機器1固有の
固有情報である端末機器1の電話番号がコールサーバ3
aに送信され、送信された固有情報の認識がなされる
(ステップS2)。
【0055】そして、コールサーバ3aは認識した電話
番号に関して、DBサーバ3eによって対応する言語が
何であるかを検索する命令を行い、言語の識別を行なう
(ステップS3)。
【0056】次いで、DBサーバ3eが対応し該当する
言語を用いた図4(b)に示す応答内容、すなわち音声
によるガイダンス番号を指定し(ステップS4)、これ
を応答内容データとして端末機器1へ送信する(ステッ
プS5)。端末機器1では、これを所有する外国人が理
解できる言語を用いた音声によるガイダンスが実行され
る。この音声によるガイダンスは、例えば、「どのよう
な情報が入手したいですか。該当する番号を入力指定下
さい。1、映画、2、旅行、3、食事できる店・・・」
など、端末機器を所有する外国人に対して入力番号を促
す内容となっている。従って、この音声ガイダンスを受
けて、所定時間以内に入力番号が受信されないときは、
この多言語オペレートシステムは終了するが、所定時間
以内に端末機器1から音声ガイダンスに対する入力番号
を受信したときには、更に次の音声ガイダンスが行われ
るように制御される(ステップS6)。
【0057】このように、様々な言語を使用する不特定
多数種類の外国人に対して、通信回線を介して受信した
情報内容について、言語を識別して該当する言語に振り
分けることにより、各外国人が使用する言語を用いた応
答内容を送信するようにしたので、日本語が的確に理解
できない各外国人に対して応答内容を第3者の翻訳を必
要としないで自身で的確に且つ迅速に理解させることが
可能となり、非常に安心で便利なシステムを提供し得
る。
【0058】また、各外国人の理解できる言語に対応し
た音声ガイダンスを用いるので、不特定多数種類の様々
な言語を使う外国人に対して迅速且つ的確にその内容を
把握させることが可能である。さらに、予め各言語の各
々に応じた応答内容がデータベース化しているので、不
特定多数種類の様々な言語を使う外国人に対しても迅速
且つ的確に応答内容を提供し得る。
【0059】上記フロー以外の例としては、コールサー
バ3aは受信した端末機器1の電話番号を認識し該当す
る言語に振り分けた後に、図4(a)に示すように音声
ガイダンスによって各言語に対するオペレータごとの電
話番号を案内するようにしてもよい。
【0060】上記実施の形態では、予めDBサーバ3e
が端末機器1によって発せられる固有情報に応じた言語
を記憶し、受信した端末機器1の固有情報(電話番号)
を認識することにより、当該識別された言語を用いた応
答内容を端末機器1に送信するようにしているが、その
他の方法として、端末機器1から送信される音声をサー
バが受信して認識し、この音声に含まれる言語情報を識
別することによって、当該識別された言語情報を用いた
応答内容を端末機器1に送信することも可能である。
【0061】この場合には、コールサーバ3aの記憶部
6に予め各言語の音紋が記憶され、一時記憶部7に一旦
記憶された音声との比較及び判別が制御部9の制御によ
り行われ、言語の識別を行なうことができる。
【0062】また、端末機器としてファクシミリ機を用
いた場合に、受信した書面の文字を認識し、この文字が
どの言語を使用しているかを識別することも可能であ
り、この場合には、受信する書面の文字を自動的に認識
する画像読取装置を別途用いて、この読み取った文字と
予め記憶部6に記憶された文字とを比較判別することに
より、言語の識別を行なうことができる。
【0063】さらに、端末機器としてパソコン機を用い
電子メールで受信がなされたときには、この端末機器の
メールアドレスを認識し、上述した電話番号やファクシ
ミリ番号と同様に予めメールアドレスとこれに対応する
言語が記憶されたDBサーバ3eによって、受信したメ
ールアドレスはどの言語が対応しているのかを識別する
制御が行われる。
【0064】上述した各言語の識別後の端末機器への応
答内容の送信については、上述した実施の形態とほぼ同
じ制御によって行われるが、端末機器がファクシミリ機
である場合には音声のガイダンスによる送信ではなく、
書面による送信が行われ、また、端末機器がパソコン機
であり電子メールを用いた場合には端末機器の表示画面
上において文字のみ又は文字とともに音声にて応答内容
が表示される。
【0065】このように、各外国人は端末機器を用いて
通信回線を介して音声又は文字を送信するのみで、自身
の使用する言語による応答内容が得られるので、非常に
便利であるとともに安心してこのシステムを利用するこ
とが可能となる。
【0066】次に、端末機器としてパソコン機を用い、
インターネットを介して日本語WEBページにアクセス
された場合の多言語オペレートシステムについて説明す
る。
【0067】図6は、本実施形態のWEBサーバ機の機
能を示す機能ブロック図である。
【0068】このWEBサーバ3dは、通信回線2を介
して日本語WEBページに接続された各外国人の使用す
る端末機器1の表示画面に対して、各言語に対するオペ
レータごとの電話番号が記載されている閲覧ページを表
示させる一方、端末機器1から選択したい言語の入力を
促す画面を表示させ、当該入力の内容に基づいて必要と
する言語を識別する制御を行わせる制御部21と、各表
示画面や上記一連の表示を行わせるプログラムが記憶さ
れた記憶部22と、プログラムが実行されるワークエリ
アとしてのRAM23と、端末機器1とのデータの送受
信を行う送受信部24と、を備える。
【0069】次いで、WEBサーバ3dを用いて多言語
オペレートシステムが実行されるフローについて説明す
る。
【0070】図7は、本発明の実施の形態のWEBサー
バを用いた多言語オペレートシステムを実行する際のフ
ローチャートを説明するための説明図である。また、図
8は、本発明の実施の形態において、端末機器1の表示
画面に表示させる日本語WEBページを説明するための
説明図である。図9は、本発明の実施の形態において、
端末機器1の表示画面に表示させる閲覧ページを説明す
るための説明図である。図10は、本発明の実施の形態
において、端末機器1の表示画面に表示させる言語の選
択を促す画面を説明するための説明図である。図11
は、本発明の実施の形態において、端末機器1の表示画
面に各言語に対するオペレータごとの電話番号が記載さ
れている画面を説明するための説明図である。
【0071】まず、端末機器1としてのパソコン機から
通信回線2としてのインターネット回線を介して日本語
WEBページに接続される(ステップS11)。この接
続の制御はWEBコンタクトサーバ3cが行う。
【0072】そして、WEBサーバ機3dは、上記WE
Bコンタクトサーバ3eの接続に基づき、制御部21の
制御により予め記憶部22に記憶された画面データを端
末機器1に送信させ、端末機器1の表示画面に図8に示
すような日本語WEBページを表示させる(ステップS
12)。
【0073】次いで、外国人による端末機器1の画面操
作により操作データを受信し、これに基づいて閲覧ペー
ジに関する画面データを端末機器1に送信することによ
り、端末機器1の表示画面に図9に示すような画面を表
示させる(ステップS13)。
【0074】ここでは、取得したい応答内容として、食
事が行えるレストランや映画など様々な内容の表示が行
われる。そして、外国人が端末機器1の表示画面をマウ
スなどにより直接、知りたい項目に合わせてクリックす
ることにより、WEBサーバ3eに項目の選択入力デー
タが送信される。
【0075】WEBサーバ3eでは、閲覧ページにおけ
る端末機器1からの項目の選択入力データを受信したか
を制御部21により判別制御される(ステップS1
4)。そして、この選択入力データの受信がなされない
ときには閲覧ページが継続して表示画面に表示される一
方、選択入力データの受信がなされたときには、図10
に示すように言語の選択入力を促す画面に関するデータ
を端末機器1に送信し、当該画面を端末機器1の表示画
面に表示させる(ステップS15)。
【0076】次いで、この言語の選択入力を促す画面に
対して、各外国人が表示画面を所望の言語に合わせてク
リックし選択した選択入力データを受信したかを制御部
21により判別制御される(ステップS16)。そし
て、選択入力データが受信されていないときには言語の
選択を促す表示が継続して行われ、選択入力データを受
信したときにはこの選択入力データに基づいて制御部2
1により言語の識別が行われ該当する言語に振り分けら
れる制御が行われる。
【0077】そして、端末機器1に選択され振り分けら
れた言語を用いた情報内容に関するデータが端末機器1
へ送信され、当該端末機器1の表示画面に選択された言
語を用いた情報内容が表示される(ステップS17)。
【0078】その後には、端末機器1において追加の情
報を希望するか否かどちらかを選択する画面が表示さ
れ、これに対して端末機器1から追加の情報を希望する
データを受信すると、これに対して情報内容を振り分け
られた言語を用いて端末機器の表示画面に表示させる一
方、追加の情報を希望しないときにはこのホームページ
を終了させる(ステップS18)。
【0079】上述した端末機器1の表示画面に表示させ
る画面データは、DBサーバ3eに予めデータベース化
した状態で記憶させ、WEBサーバ3eの制御部21の
制御により、DBサーバ3eから所望の画面データを端
末機器1に対してその都度送信させるように制御され
る。
【0080】本発明の実施の形態では、まず、端末機器
1の表示画面に閲覧項目を選択させる表示画面を表示さ
せた後に、言語を選択させる表示画面を表示させている
が、これに限定されず、まず、言語を選択させる表示画
面を表示させた後に、閲覧ページを表示画面に表示さ
せ、各外国人に端末機器を用いた入力操作を促す表示を
行わせることも可能である。
【0081】尚、端末機器1の表示画面に表示させる内
容よりも更に詳細の情報をとりたい又は音声で情報をと
りたい外国人のために、端末機器1の表示画面に図11
に示すような各言語に対応するオペレートを行う電話番
号やホームページアドレスを表示させることも可能であ
る。表示画面にホームページアドレスが表示され、外国
人が所望のハイパーリンクをクリックをしたときに、ダ
イレクトでそのホームページアドレスに接続される、い
わゆるリンク方式を採用すれば、外国人利用者にとって
は非常に便利であり、容易に自身が理解できる言語が使
用されたホームページにアクセスすることが可能とな
る。
【0082】
【発明の効果】本発明によれば、様々な言語を使用する
特定多数種類の外国人に対して、通信回線を介して受信
した情報内容について、言語を識別することによって、
各外国人が使用する言語を用いた応答内容を送信するよ
うにしたので、日本語が的確に理解できない各外国人に
対して応答内容を第3者の翻訳を必要としないで自身で
的確に且つ迅速に理解させることが可能となり、非常に
安心で便利なシステムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態における多言語オペレー
トシステムを実施するための概要を説明するための概念
図である。
【図2】 本発明の実施の形態におけるコールサーバの
機能を示す機能ブロック図である。
【図3】 本発明の実施の形態における応答内容などが
データベース化され記憶されたDB(データベース)サ
ーバである。
【図4】 本発明の実施の形態におけるデータベース化
された内容を説明するための説明図である。
【図5】 本発明の実施の形態における多言語オペレー
トシステムを実施する際のフローチャートを説明するた
めの説明図である。
【図6】 本発明の実施の形態におけるWEBサーバの
機能を示す機能ブロック図である。
【図7】 本発明の実施の形態におけるWEBサーバを
用いた多言語オペレートシステムを実施する際のフロー
チャートを説明するための説明図である。
【図8】 本発明の実施の形態において、端末機器の表
示画面に表示させる日本語WEBページを説明するため
の説明図である。
【図9】 本発明の実施の形態において、端末機器の表
示画面に表示させる閲覧ページを説明するための説明図
である。
【図10】 本発明の実施の形態において、端末機器の
表示画面に表示させる言語の選択を促す画面を説明する
ための説明図である。
【図11】 本発明の実施の形態において、端末機器の
表示画面に各言語に対するオペレータごとの電話番号が
記載されている画面を説明するための説明図である。
【符号の説明】
1 端末機器 2 通信回線 3 マルチチャンネルコンタクトセンタ 3a コールサーバ 3b メールサーバ 3c WEBコンタクトサーバ 3d WEBサーバ 3e DBサーバ

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 不特定多数種類の外国人に対応した多言
    語オペレートシステムであって、 各外国人が使用する端末機器から通信回線を介して受信
    された情報内容について、当該情報内容において使用さ
    れている言語の識別を行い、当該識別された言語を用い
    た応答内容を前記端末機器に送信することを特徴とする
    多言語オペレートシステム。
  2. 【請求項2】 各言語に対応する音声ガイダンスがデー
    タベース化されたコールサーバを有し、各言語に対応す
    る音声ガイダンスを前記応答内容として前記端末機器に
    送信することを特徴とする請求項1記載の多言語オペレ
    ートシステム。
  3. 【請求項3】 予め各言語の各々の情報内容に応じた応
    答内容がデータベース化されたDBサーバを有し、前記
    識別された言語に応じた前記応答内容を前記端末機器へ
    送信することを特徴とする請求項1又は2記載の多言語
    オペレートシステム。
  4. 【請求項4】 前記情報内容は、前記端末機器の電話番
    号、FAX番号又はメールアドレスのいずれかの群より
    選択される少なくとも1つ以上の固有情報を含むもので
    あって、 前記固有情報が予めサーバに記憶され、当該サーバが受
    信した前記情報内容に基づいて、当該情報内容において
    使用されている言語の識別を行うことを特徴とする請求
    項1から3のいずれかに記載の多言語オペレートシステ
    ム。
  5. 【請求項5】 不特定多数種類の外国人に対応した多言
    語オペレートシステムであって、 通信回線を介して日本語WEBページに接続された各外
    国人の使用する端末機器の表示画面に対して、各言語に
    対するオペレータごとの電話番号が記載されている閲覧
    ページを表示させる一方、前記端末機器から言語の選択
    をさせるべく言語の入力を促す画面を表示させ、当該入
    力の内容に基づいて必要とする言語を識別することを特
    徴とする多言語オペレートシステム。
JP2001211156A 2001-07-11 2001-07-11 多言語オペレートシステム Withdrawn JP2003030091A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006524353A (ja) * 2003-04-22 2006-10-26 スピンヴォックス リミテッド 無線情報デバイスによる受信のためのsms又はmmsテキストメッセージの生成方法
JP2009151495A (ja) * 2007-12-19 2009-07-09 Rakuten Inc 情報提供システム、情報提供方法、サーバ装置、及び情報提供処理プログラム
JP2011008435A (ja) * 2009-06-24 2011-01-13 Kyocera Corp 携帯端末、言語設定プログラムおよび言語設定方法
JP2018160109A (ja) * 2017-03-23 2018-10-11 国際興業株式会社 バス検索システム及び入力手段

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