JP6150641B2 - 歩行型作業機 - Google Patents

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Description

本発明は、歩行型作業機のハンドル防振構造に関するものである。
従来の歩行型作業機は、特許文献1に示されるように、エンジン等の駆動源と、駆動源の下部に配置され駆動伝達部等を収容する伝動ケースと、伝動ケースの下部に配置され耕耘爪等を取り付ける出力軸と、後方上部に配置されるハンドルと、伝動ケースに取り付けられハンドルを支持するハンドルポストとを備えている。
上述の歩行型作業機においては、ハンドルポストは、その下端部を伝動ケースの下部に固定し、その中間部を、伝動ケースの上部から後方に延設されるブラケットとしての車輪取付枠体に固定している。
特開2002−272202号公報
ところが、上述の構成の場合、駆動源や駆動伝達部等の振動が伝動ケースからハンドルポストに伝わり、さらにハンドルに伝わることで、ハンドルを把持操作する使用者に不快感を与えていた。
本発明は、上述した課題の存在に鑑みてなされたものであって、その目的は、ハンドルの振動を低減した歩行型作業機を提供することである。
本発明に係る歩行型作業機は、伝動ケースの上部に配置される駆動源と、前記伝動ケースの下部に配置される出力軸と、使用者が操作するハンドルを支持するハンドルポストと、を備える歩行型作業機において、前記ハンドルポストの下部は、前記伝動ケースの下部に固定されており、前記ハンドルポストの中間部は、前記伝動ケースの上部に固定され前記ハンドルポストの中間部を左右方向から覆うように配置される左右一対のブラケットと、前記ハンドルポストの中間部に形成される左右方向の軸線を持つ嵌合孔と、記嵌合孔より大きい直径を有して前記左右一対のブラケットにそれぞれ形成されると共に前記嵌合孔と共通の軸線を持つ遊嵌孔と、前記嵌合孔とは嵌合状態となると共に前記遊嵌孔とは遊嵌状態となるように外径が設定された軸部と、該軸部の一端側に形成される頭部と、前記軸部の他端側に形成され前記軸部より小さい外径を持つネジ部とを有し、前記嵌合孔と前記遊嵌孔とに挿通される段付ボルトと、前記ネジ部に螺入して前記軸部に対して締め切った状態で設置されるナットと、によって、前記伝動ケースの上部に遊嵌状態で連結されていることを特徴とする。
本発明によれば、ハンドルの振動を低減した歩行型作業機を提供することができる。
本実施形態に係る歩行型作業機の左側面図である。 本実施形態に係る歩行型作業機の正面図である。 図1における矢視Aを示す図であり、ハンドル部を示している。 図1における断面B−Bの要部拡大図である。 図1における断面C−Cの要部拡大図である。 段付きボルトを説明する図である。
以下、本発明を実施するための好適な実施形態について、図を用いて説明する。なお、以下の実施形態では、本発明を歩行型作業機である小型耕耘機に適用する場合を例示して説明する。また、以下の実施形態は、各請求項に係る発明を限定するものではなく、また、実施形態の中で説明されている特徴の組み合わせの全てが発明の解決手段に必須であるとは限らない。
また、本明細書においては、使用者の作業形態に応じて、「前、後、左、右、上、下」を図に示すように規定して説明する。
図1〜3に示されるように、本実施形態に係る歩行型作業機1は、駆動源であるエンジン11を備える駆動部10と、駆動部10の下部に配置される伝動ケース12と、伝動ケース12の下部に配置される出力軸13と、を備えている。エンジン11の回転駆動力は、伝動ケース12の内部に収容される不図示の歯車等からなる駆動伝達部により減速されて出力軸13に伝えられる。出力軸13には複数の耕耘爪14が固定されている。なお、出力軸13には耕耘爪以外にも種々のアタッチメントを固定することが可能である。
歩行型作業機1の後側上部には、使用者が把持して操作するハンドル部30が配置されている。ハンドル部30は、後述するハンドルポスト51の上端部に設置される支持部40に支持されており、支持部40から略V字状に延びるハンドルパイプ31と、左右のハンドルパイプ31の端部に配置されるグリップ32,32と、を備えている。右側のグリップ32の近傍には、エンジン11の出力を調整するスロットルレバー33が配置されている。なお、図2においてはスロットルレバー33の図示を省略している。また、本実施形態の歩行型作業機1においては、支持部40のノブボルト41を操作することで、支持部40を中心とするハンドル部30の前後方向位置を調整できる構成となっている。
次に、図4〜6を参照図に加えてハンドルポスト51について説明する。
支持部40を介してハンドル部30を支持するハンドルポスト51は、伝動ケース12の下部後方から斜め後上方に延びる状態で配置されている。ハンドルポスト51は、金属製のパイプからなり、その上部は円形断面であり、その下部は左右両側面に平面を持つ小判型断面に成形されている。ハンドルポスト51の下端部は、伝動ケース12の下部後方にボルト52とナット53により固定されている。また、小判型断面を持つハンドルポスト51の中間部は、前部を伝動ケース12の上部後方にボルト15とナット16により固定され、後方に延びる左右一対のブラケット17,17に連結されている。なお、ブラケット17,17は、金属製の板部材により形成されている。
ハンドルポスト51の中間部と左右一対のブラケット17,17は、2本の段付きボルト54,54と2つのナット55,55により連結されている。なお、ハンドルポスト51の中間部における小判型断面の左右両側面には、抵抗棒61と左右一対の車輪62,62を支持するための抵抗棒ブラケット63が溶接により固定されている。左右一対のブラケット17,17の後部は、抵抗棒ブラケット63を介在させた状態でハンドルポスト51の中間部を左右方向から覆うように配置されている。ハンドルポスト51と抵抗棒ブラケット63には左右方向の軸線を持つ2つの嵌合孔56,56が連通形成されている。また、ブラケット17,17には、左右方向の軸線を持つ2つの遊嵌孔18,18が形成されている。なお、遊嵌孔18,18の直径は、嵌合孔56,56の直径より大きく設定されている。
嵌合孔56,56と遊嵌孔18,18に挿嵌される段付きボルト54,54は、六角形状部を有する頭部54aと、嵌合孔56,56と嵌合状態になると共に、遊嵌孔18とは遊嵌状態になるように外径が設定された軸部54bと、軸部54bの反頭部54a側に形成され、軸部54bより所定量小さい外径を持つネジ部54cと、を備えている。また、軸部54bの長さは、ハンドルポスト51の中間部における小判型断面の左右両側面に固定された抵抗棒ブラケット63の左右両外面間の距離と、ブラケット17,17の板厚との合計より大きく設定されている。よって、段付きボルト54,54を嵌合孔56,56及び遊嵌孔18,18に挿通してネジ部54cにナット55,55を螺入し締め切った状態では、左右一対のブラケット17,17に対してハンドルポスト51は遊嵌状態となり、僅かなガタツキを有する状態となる。
上述の構成の歩行型作業機1を使用して耕耘作業を行う場合、使用者は、ハンドル部30のグリップ32,32を把持し、その右手でスロットルレバー33を操作してエンジン11の出力を調整した上、回転する複数の耕耘爪14により耕耘しながら進行して、所望の範囲の耕耘を行う。耕耘作業においては、駆動源であるエンジン11および伝動ケース12の内部に収容される駆動伝達部における歯車等から発生する振動と、耕耘爪14による耕耘時に発生する振動が、ハンドルポスト51を介してハンドル部30に伝達されることとなる。これらの振動は、ハンドルポスト51の下端部と中間部の各連結箇所からハンドルポスト51に伝達されることになるが、従来の構成では、これら2箇所での連結状態は固定状態であったため、振動が減衰されることなく伝達され、その結果、振動波同士がハンドルポスト51において干渉し合い、より大きな振動となってハンドルポスト51を加振していた。これにより、ハンドルポスト51に支持されるハンドル部30も大きく振動して使用者に不快感を与えていた。一方、本発明の歩行型作業機1においては、2箇所の連結箇所の内、一方であるハンドルポスト51の中間部おいて連結状態を遊嵌状態としたことで、この中間部からハンドルポスト51に伝達される振動が低減され、よって、振動波同士の干渉による振動の増幅作用を低減できるため、ハンドル部30における大きな振動が抑制され、使用者の不快感を低減することができる。
なお、ハンドルポスト51の下端部と伝動ケース12の下部後方との連結状態を遊嵌状態とし、ハンドルポスト51の中間部と伝動ケース12の上部後方に固定される左右一対のブラケット17,17との連結状態を固定状態とすることでも同様の効果があるが、ハンドル部30により近い中間部において遊嵌状態となる構成を採用することで、ハンドル部30における振動低減により効果がある。
また、本実施形態の歩行型作業機1においては、ハンドルポスト51は、ブラケット17,17を介して伝動ケース12と連結する構成とした。これにより、アルミ鋳造等の型成形によって製造される伝動ケース12の小型化が実現でき、より廉価に振動を低減した歩行型作業機を提供することができる。
以上、本発明の好適な実施形態について説明したが、本発明の技術的範囲は上記実施形態に記載の範囲に限定さない。上記実施形態には、多様な変更又は改良を加えることが可能である。
たとえば、上述の実施形態においては、駆動源としてエンジンを採用した歩行型作業機について説明したが、電動モータを駆動源とする歩行型作業機に本発明を実施することも可能である。
その様な変更又は改良を加えた形態も本発明の技術的範囲に含まれることが、特許請求の範囲の記載から明らかである。
1 歩行型作業機、10 駆動部、11 エンジン、12 伝動ケース、13 出力軸、14 耕耘爪、15 ボルト、16 ナット、17 ブラケット、18 遊嵌孔、30 ハンドル部、31 ハンドルパイプ、32 グリップ、33 スロットルレバー、40 支持部、41 ノブボルト、51 ハンドルポスト、52 ボルト、53 ナット、54 段付きボルト、54a 頭部、54b 軸部、54c ネジ部、55 ナット、56 嵌合孔、61 抵抗棒、62 車輪、63 抵抗棒ブラケット

Claims (1)

  1. 伝動ケースの上部に配置される駆動源と、前記伝動ケースの下部に配置される出力軸と、使用者が操作するハンドルを支持するハンドルポストと、を備える歩行型作業機において、
    前記ハンドルポストの下部は、前記伝動ケースの下部に固定されており、
    前記ハンドルポストの中間部は、前記伝動ケースの上部に固定され前記ハンドルポストの中間部を左右方向から覆うように配置される左右一対のブラケットと、
    前記ハンドルポストの中間部に形成される左右方向の軸線を持つ嵌合孔と、
    記嵌合孔より大きい直径を有して前記左右一対のブラケットにそれぞれ形成されると共に前記嵌合孔と共通の軸線を持つ遊嵌孔と、
    前記嵌合孔とは嵌合状態となると共に前記遊嵌孔とは遊嵌状態となるように外径が設定された軸部と、該軸部の一端側に形成される頭部と、前記軸部の他端側に形成され前記軸部より小さい外径を持つネジ部とを有し、前記嵌合孔と前記遊嵌孔とに挿通される段付ボルトと、
    前記ネジ部に螺入して前記軸部に対して締め切った状態で設置されるナットと、によって、前記伝動ケースの上部に遊嵌状態で連結されていることを特徴とする歩行型作業機。
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