JP6148068B2 - 発電機 - Google Patents

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Description

本発明は、低速回転及び低トルクで発電機を回転させても充分な発電能力を発揮する発電機に関する。
発電機の回転トルクの軽減、及び発電効率の向上に関して各種提案されている。(例えば特許文献1〜2参照)。
特許文献1には、コア無しコイルを用いることで、コア有りコイルを用いた場合に生じていた起動時のコギングトルクと呼ばれる抵抗を殆ど受けず、低流速の流体を動力源としても十分な発電能力を発揮するようにした発電機が記載されている。特許文献2には、磁界の掛かる1つの中空状のコイルの2辺に、異なる向きの磁束を均等にかけることにより、コア有りコイルを用いた場合に生じていたコアと永久磁石との間の磁気トルクを発生させず、発電効率を向上させた発電機が記載されている。
特開2002−320364号公報 特開2011−50130号公報
特許文献1及び2の発電機では、いずれもコイルをコアレス化して回転トルクを低減させ、発電効率を向上させている。しかしながら、回転トルクの発生原因は他にもあり、回転トルクをさらに低減させることが望まれている。
n巻のコイルに電流iが流れると磁束φが生じて、このときの磁束φと電流iは比例して下記式(1)となる。
φ ∝ n・i ・・・ (1)
発電機が回転すると、発電機に繋がれた負荷に発電した電流iが流れる。このとき、発電機のコイルの導線から、上記式(1)で算出される磁束φが発電機の永久磁石に掛かる。これにより、永久磁石とコイルの導線との間に磁気トルクが発生して回転トルクが生じる。
本発明は、前記の課題を解決するためになされたもので、発電機に負荷が繋がれたときに流れる電流によって生じる回転トルクを低減すると共に、発電効率を向上させることを目的とする。
前記の目的を達成するためになされた、特許請求の範囲の請求項1に記載された直流発電機は、回転可能に軸支された回転軸に、間隔を開けて固定された少なくとも一対の回転子と、前記一対の回転子の間に配置されていて前記回転軸が挿通されている固定子とを備える発電機であって、前記固定子は、複数の発電基本構成を前記回転軸方向に同じ向きで並べて配置されたものであり、前記発電基本構成は、発電用コイルが設けられたコイル配置板を少なくとも3枚であるP枚有し、このP枚のコイル配置板を互いに360/P°の角度ずつずらして前記回転軸方向に積層されたものであり、前記コイル配置板は、前記回転軸に対する直交面を略放射状に等分割する複数の仮想線に導体を沿わせた複数の辺部分を有する発電用コイルを備えていて、前記回転子は、1枚の前記コイル配置板における前記複数の辺部分と対向する位置関係に配置された複数の永久磁石を有し、この複数の永久磁石の極性が交互に異なるように並べて配置されたものであり、前記一対の回転子は、互いの前記複数の永久磁石を丁度対面させると共に、対面し合う前記永久磁石の極性が互いに異なる極性となるように前記回転軸に固定され、各々の発電用コイルにダイオードが直列接続されていることを特徴とする。
請求項2に記載された直流発電機は、請求項1に記載のものであり、前記発電用コイルは、隣接し合う一対の前記辺部分を環状に繋げるように導体を巻いたコイル要素を、リング状に接続して形成されたものであることを特徴とする。
請求項3に記載された直流発電機は、請求項1に記載のものであり、前記発電用コイルは、前記複数の辺部分をジグザグ状に繋げるように導体を巻いて形成されたものであることを特徴とする。
請求項4に記載された直流発電機は、請求項1から3のいずれかに記載のものであり、前記発電用コイルは、前記コイル配置板にプリントパターンで形成されたものであることを特徴とする。
請求項5に記載された直流発電機は、請求項1から3のいずれかに記載のものであり、前記発電用コイルは、線状の導体、又は板状の導体で形成されたものであることを特徴とする。
本発明の発電機は、P枚のコイル配置板を互いに360/P°の角度ずつずらして積層した発電基本構成を固定子に設けているので、負過電流が流れることで各コイル配置板(発電用コイル)から発生する磁束もP相の位相差を有し、回転子の永久磁石にはP相の磁束の合成ベクトルが掛かる。P相の磁束の合成ベクトルは互いに打ち消し合って僅かな大きさになるため、回転トルクを低減することができる。又、発電した電圧が多相の交流電圧からなっているため、発電用コイルに流れるピーク電流が低く抑えられることから、各発電用コイルから発生する磁束のピークが小さく抑えられて平均化されるため、回転トルクへの負荷電流による影響を抑えることができる。さらに、複数の発電基本構成を設けているので、発電用コイルの導線の密度が下がり、永久磁石と各発電用コイルとの距離が分散する。負荷電流が流れて発電用コイルが発生する磁力(磁場)は距離の2乗に反比例するため、発電用コイルと永久磁石との距離が分散すると、分散せずに集中している場合と比して大幅に低減するので、発電機の回転トルクを大幅に低減することができる。又、複数の発電基本構成を配置することにより、発電基本構成を一つだけ配置する場合よりも、発電機が消費する総電力を低減できると共に発熱を抑えることができるため、発電効率を向上することができる。又、対面する永久磁石の極性が互いに異なるように一対の回転子が回転軸に固定されているため、各発電用コイルには両面に異なる向きの磁束がバランスよく掛かるため、高い電圧を発電でき、発電効率を向上することができる。発電機に設ける固定子及び回転子の数を増加させれば、発電電力を上げることができる。
発電用コイルが隣接し合う一対の辺部分を環状に繋げるように導体を巻いたコイル要素をリング状に接続したものである場合、発電用コイルの巻き数が各コイル要素の巻き数の総和になるので、巻き数を増大でき、発電効率を一層向上することができる。
発電用コイルが複数の辺部分をジグザグ状に繋げるように導体を巻いて形成されたものである場合、コイル要素をリング状に繋げる電気接続配線を無くすことができ、簡便な構造にすることができる。
発電用コイルをコイル配置板にプリントパターンで形成する場合、線材を巻く作業が不要になり、同一品質のものを簡便かつ大量に製造することができる。特にコイル配置板を多層プリント基板で形成し、複数の層に亘って発電用コイルを形成すると、コイルの巻き数が増大するので、発電効率を一層向上することができる。
発電用コイルが線状の導体、又は板状の導体で形成されたものである場合、平巻きや多層巻きなど任意の形状にコイルを形成し易く、発電効率を向上し易い。
本発明を適用する発電機を示す正面図である。 発電機の発電基本構成を示す側面図である。 発電用コイルの一つのコイル要素を模式的に示す側面図である。 回転子を示す側面図である。 本発明を適用する発電機の電気的構成図である。 固定子及び回転子を増設した発電機を示す正面図である。 プリント基板で形成した別のコイル配置板の例を示す側面図及び一部拡大図である。 多層プリント基板で形成した別のコイル配置板の層構造を示す分解図である。 本発明における固定子が発生する磁場のシミュレーション結果である。 本発明適用外の固定子が発生する磁場のシミュレーション結果である。
以下、本発明の実施形態を詳細に説明するが、本発明の範囲はこれらの実施形態に限定されるものではない。
本発明を適用する発電機1を図1に示す。発電機1は、回転可能に軸支された回転軸8に、間隔を開けて固定具7、7で固定された少なくとも一対の回転子6、6と、一対の回転子6、6の間に配置されていて回転軸8が挿通されている固定子2とを備えている。固定具7と回転子6とは固定されている。
固定子2は、回転子6、6と接触しないように、回転子6、6との間に、均等のギャップ(隙間)を保つように、不図示の筐体ケースに固定されている。ギャップは、発電効率の観点から狭い方が好ましく、一例として1mm程度に設定する。固定子2は、複数の発電基本構成3(3、3、3・・・3)を回転軸8の軸方向に同じ向きで積層して(並べて)配置されたものである。各発電基本構成3はいずれも同様に形成されており、各発電基本構成3同士は接着剤や螺子等で貼り合わせて固定されている。
発電基本構成3は、発電用コイル15(図2参照)が設けられたコイル配置板4をP枚有し、このP枚のコイル配置板4を互いに360/P°の角度ずつずらして(回転させて)回転軸8の軸方向に積層したものである。このような角度に各コイル配置板4をずらすことで、発電基本構成3がP相の交流電圧を発電する。本例はP=3の場合を示しており、各発電基本構成3は、3枚のコイル配置板4(4a,4b,4c)を120°の角度ずつずらして積層されていて、3相の交流電圧を発電する。
図2(a)、(b)、(c)にコイル配置板4a、4b、4cの具体例を示す。コイル配置板4a、4b、4cは、いずれも同様に形成されていて、この例では円板形状に形成された樹脂などの非磁性体製の基材に、発電用コイル15が設けられている。図2(a)に示すように、コイル配置板4aの例えば発電用コイル15の巻き始めの位置を基準線Kaの位置とする。この基準線Kaに相当する位置を、図2(b)に示すようにコイル配置板4bでは120°回転させて基準線Kbの位置にずらし、図2(c)に示すようにコイル配置板4cでは、コイル配置板4bよりも120°回転させて基準線Kcの位置にずらす。このように120°の角度ずつ位置をずらしたコイル配置板4a、4b、4cを順に積層して、図2(d)に示すように発電基本構成3が形成される。コイル配置板4同士は、接着剤や螺子等で貼り合わせて固定する。この例のように、コイル配置板4を円板形状に形成すると、同様に形成した複数のコイル配置板4をずらして積層しても、円筒状になって突出する角が生じないため好ましい。コイル配置板4を方形などの多角形状に形成してもよい。多角形状に形成する場合、コイル配置板4a、4b、4cをそれぞれずらして重ねたときに一つの多角柱となるように、コイル配置板4a、4b、4cに発電用コイル15の角度をずらして形成することが好ましい。
図2(d)に示すように、円板状の各コイル配置板4(4a、4b、4c)と回転軸8とは同軸(同心)となるように配置される。コイル配置板4には、中央部に回転軸8が非接触で挿通される円形の挿通孔13が形成されている。図2(a)に示すように、コイル配置板4の板面は、回転軸8に対する直交面になる。同図に示す複数の仮想線K(基準線Kaを含む)は、コイル配置板4の板面を、回転軸8の軸心を中心として略放射状に等分割したものである。なお、同図では一部の仮想線Kだけを図示して、残りの仮想線Kの図示は省略している。
発電用コイル15は、これら複数の仮想線Kに、コイルの巻線になる導体を沿わせた複数の辺部分Tを有している。発電用コイル15の辺部分Tの数(仮想線Kの数)は、2の倍数の数(偶数)とする。また、発電基本構成3が異なるP相の交流電圧を発電するように、各コイル配置板4を360/P°の角度ずつずらして積層したときに、発電用コイル15が板面方向に重ならず、互いにずれる位置関係となるように、辺部分Tの数(仮想線Kの数)を設定する。
図2では、発電用コイル15は、複数のコイル要素14、14・・・を、コイル配置板4の円周方向に沿うように、リング状に配置して形成されている例を示している。コイル要素14、14・・・は、導体で電気的に直列接続されている。発電用コイル15はコア無しのコイルである。図3に模式的に示すように、各コイル要素14は、コア無しの巻線コイルになっていて、隣接し合う一対の辺部分T、Tを環状に繋げるような台形、扇型、又は三角形のような形状に、導体を巻いて形成されている。一例として、コイル配置板4に収容孔11(図2(a)参照)を形成し、線状の導体(導線)又は板状の導体を巻いて形成したコイル要素14を、収容孔11内に接着剤等の固定部材で固定して、コイル配置板4にコイル要素14を設ける。又は、コイル配置板4をプリント基板で形成し、プリントパターン(導体パターン)でコイル要素14となる平巻コイルを形成するようにしてもよい。又は、コイル配置板4の表面に、導線を巻いて平巻コイルを形成し、固定して、コイル要素14としてもよい。銅板などの板状の導体を平巻コイル状に切出したものをコイル要素14としてもよい。
図2の例では、α=22.5°のピッチでコイル配置板4を16に等分割して仮想線Kを引き、仮想線K上に辺部分Tが位置するように8個のコイル要素14を配置している。例えば各コイル要素14を平巻で30ターン巻いた場合、8個のコイル要素14が直列接続されて1つの発電用コイル15になるので、発電用コイル15は240ターンの巻数になる。
図4(a)に回転子6を示し、図4(b)に回転子6とコイル配置板4aとを重ね合わせた状態を示す。図4(a)に示すように、樹脂などの非磁性体で円板状に形成された回転子6には、前述した仮想線Kに沿う位置関係で、複数の永久磁石21が設けられている。図4(b)に示すように、複数の永久磁石21は、相対的に、1枚のコイル配置板4(4a)における発電用コイル15の複数の辺部分Tと丁度対向する位置関係で、回転子6に配置されている。永久磁石21の数は、1枚当たりのコイル配置板4の辺部分Tの数と同数になる。複数の永久磁石21は、S極、N極、S極・・・のように隣り合う極性が交互に異なるように、回転子6の円周に沿って並べて配置されている。
図1に、一対の回転子6、6に配置した一部の永久磁石21を破線で示している。同図に示すように、一対の回転子6、6は、互いの複数の永久磁石21を丁度対面させると共に、対面し合う永久磁石21の極性が互いに異なる極性となるように回転軸8に固定されている。一対の回転子6、6に配置する永久磁石21はいずれも同様のものである。
図5に、発電機1の電気的構成図を示す。発電機1では、各発電基本構成3の同じ角度(同相)のコイル配置板4の発電用コイル15同士が並列接続されている。つまり、発電基本構成3、3・・・3の各コイル配置板4aの発電用コイル15同士が並列接続され、各コイル配置板4bの発電用コイル15同士が並列接続され、各コイル配置板4cの発電用コイル15同士が並列接続されている。並列接続された各コイル配置板4aの発電用コイル15は交流電圧Va(位相0°)を発電し、各コイル配置板4bの発電用コイル15は交流電圧Vb(位相120°)を発電し、各コイル配置板4cの発電用コイル15は交流電圧Vc(位相240°)を発電する。交流電圧Va、Vb、Vcは多相交流であるので、同図に示すように交流電圧Va、Vb、Vc(全ての発電用コイル15)の一端側を接続すれば、三相三線式の交流電圧になる。
発電機1を直流発電機とする場合、発電機1は、交流を直流に変換(整流)する変換回路5を、筐体ケース内に備えている。例えば同図に示すように、変換回路5は、交流電圧Vaを全波整流するダイオードD1a、D2a、交流電圧Vbを全波整流するダイオードD1b、D2b、及び、交流電圧Vcを全波整流するダイオードD1c、D2cを備えている。変換回路5は、交流電圧Va、Vb、Vcを相ごとに直流電圧に整流したのち並列接続して、1つの直流電圧としている。変換回路5の出力は発電機1の正電圧出力端子DC+、及び、負電圧出力端子DC−に接続されており、そこに装置外の負荷Rが接続されて使用される。図示しないが、発電機1は、コンデンサやフィルターなどの公知の平滑回路を、変換回路5と共に備えていてもよい。
変換回路5としては、公知の回路を用いればよい。例えば、交流電圧Va、Vb、Vcを三相三線式とせず、交流電圧Vaを生じる発電用コイル15の両端にダイオードブリッジを接続して直流電圧に整流し、同様に交流電圧Vbをダイオードブリッジで直流電圧に整流し、交流電圧Vcをダイオードブリッジで直流電圧に整流して、各直流電圧を並列接続する変換回路を用いてもよい。しかしながら、図5に示す回路で整流する形式の方が、ダイオードブリッジで整流する形式よりも高い直流電圧を得ることができるため、同じ電力を得る場合、電圧が高い分だけ電流を小さく抑えることができるので、回転トルクをより小さくできるので好ましい。
本実施形態の作用を説明する。
外部からの回転力で回転軸8を回転させると、一緒に回転子6が回転する。回転子6には永久磁石21、21・・・の磁極が交互に逆極性になるように環状に配置されているので、固定子2の各発電用コイル15には周期的に向きが変わる磁束が通過する。これにより各発電用コイル15の両端に交流電圧が発生する。コイル配置板4a、4b、4cのそれぞれの発電用コイル15、15、15からは、0°、120°、240°のように、120°の角度ずつ位相差を有する交流電圧が発生する。
一対の回転子6、6には、異なる磁極が対面し合うように永久磁石21が配置されているので、各発電用コイル15には両側面から異なる向きの磁束がバランスよく掛かるため、高い電圧の起電力を発生させることができ、発電効率が向上する。
永久磁石21の仮想線Kに沿う方向の長さL(図4(a)参照)、及び発電用コイル15(コイル要素14)の辺部分Tの仮想線Kに沿う方向の長さL(図3参照)は、適宜設定すればよいが、永久磁石21の磁界が発電用コイル15の辺部分T全体に均一に掛かるように、永久磁石21の長さLが、発電用コイル15の辺部分Tの長さLとほぼ同じ長さに形成されていることが好ましい。又、発電用コイル15の辺部分Tの幅(コイルの巻幅)W(図3参照)に対向する永久磁石21の幅W(図4(a)参照)は、幅Wよりも幅を広くしても狭くしてもよく、適宜設定すればよい。本例では、永久磁石21の幅Wを、コイルの幅Wよりも狭く形成した例を示しており、辺部分Tの幅Wの2/3程度の幅に形成している。これは、永久磁石21の磁界は環状に放射されるため樽型に発電用コイル15に掛かるので、永久磁石21から遠い位置の発電用コイル15にも均一な磁界が掛かるようにと考え、幅Wを幅Wより狭くしたものである。永久磁石21の形状により発電した交流波形が歪む場合があり、出力波形に対する影響、及び発電効率を考慮して、永久磁石21の形状、幅を適宜決定すればよい。交流波形の歪を抑えるために、永久磁石21の形状を長方形から台形(扇型)等に形状変更してもよい。永久磁石21の形状を台形(扇形)にする場合、回転子6の中心側から外周側に広がる向きで永久磁石21を配置することが好ましい。永久磁石21の形状、長さ、幅、及び高さを調整することで、歪が補正でき、一層の効率アップが図れる。発電機1を直流発電機とする場合、発電する交流波形を正弦波よりも台形波にしたほうが、発電効率を良くできるため好ましい。
直線導線に生じる誘導起電力eの大きさは、長さLの導線が磁界Bを垂直に横切って速度vで進むときに、下記式(2)となる。
e = v・B・L ・・・ (2)
出力電圧は回転軸8の回転速度で調整するが、上記式(2)から磁束の影響を受ける辺部分Tの長さLや、リング状に配置するコイル要素14及び回転子6に固定する永久磁石21の数で調整することができる。出力電圧を高くするためには、辺部分Tの長さLが長いほど好ましく、又、コイル要素14及び永久磁石21の数が多いほど好ましい。
発電機1に負荷を接続すると、負荷抵抗と出力電圧に応じて各発電用コイル15に負荷電流が流れる。この負荷電流により、従来の発電機では上記式(1)で算出される磁束φが発生して、回転子6の永久磁石21に対し、回転子6の回転を停止する方向に力が発生し、これが回転トルクの発生の一要因となっていた。本発明に係る発電機1では、発電基本構成3のコイル配置板4a、4b、4cの各発電用コイル15に流れる交流電流はP相(3相)の位相差を有している。このため、発電基本構成3の各発電用コイル15の発生する磁束の位相も同相ではなく、互いに位相差を有している。発電基本構成3から永久磁石21に掛かる磁束は、この位相差を有するP相の磁束をベクトル合成したものになる。P相の磁束は、位相が均等にずれているため、互いに打ち消し合い、合成した磁束のベクトルは僅かな大きさになる。
又、発電機1(発電基本構成3)が発電する電圧は、多相の交流電圧からなっているので、出力電圧を一定とした場合、多相にするほど各発電用コイル15に流れるピーク電流を低く抑えられる。ピーク電流が抑えられると、上記式(1)により各発電用コイル15から発生する磁束のピークは小さく抑えられ平均化されるため、回転トルクへの負荷電流による影響を抑えることができる。このため、発電基本構成3が有するコイル配置板4の数P、すなわち発電基本構成3が発電する交流電圧の相の数Pは大きいほうが好ましい。例えばP=3〜9のように適宜設定する。
さらに、コイル配置板4a、4b、4cを積層して発電基本構成3が構成されており、この発電基本構成3を複数積層して固定子2が構成されているので、回転子6の永久磁石21に対し、多数の発電用コイル15が等しい距離に配置されているのではなく、順に遠くなるように分散されて配置されている。
電流iが流れている導線の長さΔSの部分から距離r離れた場所の磁場Hは下記式(3)となる。
H = i・ΔS・sinθ/4πr ・・・ (3)
各発電用コイル15に流れる負荷電流により発生する磁力は、上記式(3)に示されたように距離の2乗に反比例する。永久磁石21に掛かる磁力は、各発電用コイル15に対してそれぞれ上記式(3)から算出される磁場Hをベクトル合成(積分)した値になる。本発明の固定子2のように、発電用コイル15が永久磁石21から順に遠くなるように分散されて配置されていると、導線の密度が極度に下がるため、永久磁石21に掛かる磁場Hを積分した大きさも小さくなって、回転トルクが一層小さくなる。
なお、発電用コイル15は、巻線同士の隙間が空かないように密巻きされている場合、インダクタンスが高くなり、電圧と電流の位相差が出るため、交流の力率が悪化する。力率の観点から、発電用コイル15は、インダクタンスを下げるように、巻線同士の間隔を多少開けるように疎巻きして形成されていることが好ましい。
消費電力については、抵抗Rに電流iが流れたとき、抵抗で消費される電力Wは下記式(4)となる。
W = R・i ・・・ (4)
m個の抵抗を並列に接続したものに電流iを流した時、全ての抵抗で消費される電力Wmは下記式(5)となる。
Wm = R・(i/m)・m = (R・i)/m ・・・ (5)
つまり、発電機1の出力する電流iが同じ場合、発電基本構成3の総数mを増やすことで、上記式(4)・(5)から、発電機1で消費する総電力が低減でき、発熱を抑えることができるため、発電効率が向上する。
固定子2として発電基本構成3を積層する数は任意であり、コイル配置板4の板厚や相数にもよるが、一例として2〜20組程度にする。発電基本構成3(発電用コイル15)の積層数が多くなり固定子2の厚みが厚くなりすぎると、永久磁石21から離れすぎる部位が生じてしまうため好ましくない。そのため、固定子2の厚さが厚くなりすぎる場合、図6に示す発電機1aのように、固定子2及び回転子6を発電機1に増設すればよい。同図の中央部(固定子2、2の間)に位置する回転子6は、1つで左端側の回転子6と一対の組をなすと共に、右端側の回転子6とも一対の組をなしている。固定子2や回転子6の増設数は任意である。発電機1aのように増設することで発電電力を上げることができる。
図7に、本発明におけるコイル配置板の別の例として、コイル配置板40を示す。コイル配置板40はプリント基板で構成されており、基材41の表面に発電用コイル51がプリントパターンで形成されているものである。
発電用コイル51は、コイル配置板4と同様のピッチαでコイル配置板4を16に等分割して仮想線Kを引き、仮想線Kに導体を沿わせた複数の辺部分Tを有するコイルであり、辺部分Tをジグザグ状に繋げるような形状(蛇行形状)で周回するように導体を巻いて形成されている。この例では、発電用コイル51として、基材41の一面側(図の観察面側)に、プリントパターンで平巻コイルが形成されている。発電用コイル51の一端は、基材41の一面側で電極53aにプリントパターンで接続され、発電用コイル51の他端は、基材41の他面側(紙面の反対面側)のプリントパターン52の一端にスルーホールで接続されて、プリントパターン52の他端が電極53bにスルーホールで接続されている。電極53a,53bは、同相に配置した他のコイル配置板40の発電用コイル51と電気配線で並列接続するため端子である。
基材41は、公知のプリント基板用材料によって、一例として円板状に形成されている。基材41には、中央部に回転軸8が非接触で挿通する挿通孔42、発電用コイル51以外の部分に孔開けした複数の抜き孔43、接続用の端子部44、及びP個の位置決め目印45が形成されている。抜き孔43は形成されていなくてもよいが、有った方が放熱性を良くでき、軽量化できるため好ましい。端子部44は、他のコイル配置板40と接続し易いように基材41の外周方向に突出させて形成されている。端子部44には、前述した電極53a,53bがパターンで形成されている。
P個の位置決め目印45は、複数のコイル配置板40を360/P°で回転させて積層するための目印であり、一例として基材41の外周縁に、等間隔でP個、円弧状に切り欠いた切り欠き部が形成されている。位置決め目印45は、シルク印刷等で形成したマークであってもよい。コイル配置板40を360/P°で回転させて積層すると、位置決め目印45の位置が丁度合う。このため、コイル配置板40を積層していくときに、1枚ずつコイル配置板40を回転させて、位置決め目印45の位置を合わせていくことで、発電基本構成3や固定子2を簡便に製造することができる。本例では、発電基本構成3が、P=5、つまり5枚のコイル配置板40を360/5°=72°の角度ずつずらして積層して形成される場合の例を示している。コイル配置板40が5層積層されることで、発電基本構成3が5相の交流電圧を発電する。5枚のコイル配置板40で形成される発電基本構成3を同じ向きで複数積層して、固定子2が形成される。コイル配置板4のようにP=3の場合には、コイル配置板4の外周縁に等間隔に3個の位置決め目印45を形成すればよい。
一例を示すと、基材41は直径240mm、板厚0.6mmである。発電用コイル51は銅箔厚0.2mmのプリントパターンによる17ターンの平巻コイルである。
同図のコイル配置板40は、発電用コイル51を基材41の片面側だけに形成した例であるが、基材41の両面に発電用コイル51、51を形成し、スルーホールで直列接続して一つの発電用コイルとしてもよい。両面に発電用コイル51を形成すると、巻き数が2倍になるので、発電効率が向上するため、より好ましい。また、多層プリント基板の複数層に亘って発電用コイルを形成して、コイル配置板としてもよい。
図8に、6層プリント基板で形成したコイル配置板60の各層の構成を示す。図8(1)は1層目、図8(2)は2層目、図8(3)は3層目、図8(4)は4層目、図8(5)は5層目、図8(6)は6層目を示す。コイル配置板60は、これら各層を積層して、1枚に形成されている。2〜5層目の基材62〜65に、プリントパターンでコイル要素71〜74が形成されている。2層目のコイル要素71と3層目のコイル要素72とがスルーホール81で環状に繋がり、その最終端がスルーホール82で4層目のコイル要素73に繋がって、4層目のコイル要素73と5層目のコイル要素74とがスルーホール83で環状に繋がり、その最終端がスルーホール84で2層目の電極用パターン85に繋がることで、これらコイル要素71〜74の全てが直列に繋がれて、1つの発電用コイル70になっている。スルーホール81〜84は、互いに接触しないように位置をずらして形成されている。同図では仮想線Kの記載を省略しているが、いずれのコイル要素71〜74も、前述した発電用コイル15と同様の辺部分Tを有している。表面層となる1層目の基材61と6層目の基材66とには、保護のために発電用コイル70(コイル要素)を形成していない。
各基材61〜66には、外周方向に突出させた端子部68が形成されている。又、本例では、3枚のコイル配置板60を積層して発電基本構成3を構成する場合の例として、各基材61〜66に各々3個の位置決め目印69が形成されている。位置決め目印69の位置が合うように3枚のコイル配置板60を120°の角度ずつずらして積層して、発電基本構成3として、さらに複数の発電基本構成3を同じ向きで積層し、固定子2とする。このように複数層に形成したコイルで一つの発電用コイル70を形成すると、発電電力を増大させることができる。
〔磁場Hのシミュレーション〕
固定子2の発生する磁場Hを、コンピュータによりシミュレーションして求めた。シミュレーションには、ansoft社製の「Maxwell SV」を使用した。シミュレーション条件として、図2(a)に示すような形状のコイル配置板4を想定した。図9に示すように、各コイル要素14を、5ターンの平巻コイルとした。同図に示すように、5枚のコイル配置板4a、4b、4c、4d、4eを360/5°の角度ずつずらして積層して発電基本構成3として、さらに5枚の発電基本構成3、3、3、3、3を同じ向きで積層して固定子2とした。同図では、円筒状の固定子2を帯状に展開し、その一部を、コイル要素14のX−X線の位置に相当する断面図で示している。コイル配置板4a、4b、4c、4d、4eの各々の発電用コイルには、360/5°の角度ずつ位相をずらした交流電流が流れるものとした。
シミュレーション結果として、図9(a)に、固定子2の発生する磁場Hの強さを図示し、図9(b)に、固定子2の発生する磁場Hの方向及び強度をベクトル(矢印)で図示する。図9(a)、(b)は共に、同図の固定子2の同じ位置を示している。
比較対象として、コイル配置板4をずらさずに同じ向きで25枚積層した本発明適用外の固定子100の発生する磁場Hをシミュレーションで求めた。各発電用コイルに流れる電流等の他の条件は、実施例のシミュレーションと同じにした。図10(a)に、固定子100の発生する磁場Hの強さを図示し、図10(b)に、固定子100の発生する磁場Hの方向及び強度をベクトルで図示する。
図9(a)と図10(a)とを比較すると、本発明における固定子2付近の磁場Hが、本発明外の固定子100付近の磁場Hよりも、60%小さくなっている。図9(b)と図10(b)とを比較すると、本発明における固定子2の発生する磁場Hのベクトルの大きさが、本発明外の固定子100の発生する磁場Hのベクトルよりも小さくなることが一目瞭然に判る。このシミュレーション結果から、本発明に係る発電機は発生する磁場が小さいので回転トルクを小さくできることが確認できた。
[発電の検証実験]
実施例として、図1、2に示すような固定子2を備える本発明に係る発電機を製造した。固定子2の同相の交流出力ごとに並列接続して全波整流し、相ごとの直流電圧を並列接続して直流出力とした。発電用コイル15の各コイル要素14としては、φ0.8mmのエナメル線を37ターン平巻きした台形型コイルを用いた。コイル配置板4の基材としては厚紙を使用した。比較例として、コイル配置板4の位相をずらさずに、全て同じ向きで積層した以外は、実施例と同様に製造した固定子を備える本発明外の発電機を製造した。各コイル要素14などの条件は、実施例で同様である。
実施例の発電機の回転軸と比較例の発電機の回転軸とを順番に同一のモータで回転させ、各発電機の出力電圧が概ね同じになるように、モータの回転数を制御して、モータの消費電流を測定した。負荷条件は同表に示す。
比較例の回転数を100%とした場合に、いずれの負荷条件でも、実施例では回転数が27%下がって73%の回転数となった。この結果から、実施例は低回転で効率よく発電できることを検証できた。
比較例のモータの消費電力(消費電流)を100%とした場合に、実施例では、無負荷時には53%下がって47%の消費電力、3Ω負荷時には62%下がって38%の消費電力となった。モータの消費電力が小さいということは発電機の回転トルクが小さいということを表すので、実施例は比較例よりも回転トルクが小さくなることを検証できた。
1・1aは発電機、2は固定子、3・3・3・3・3・3は発電基本構成、4・4a・4b・4c・4d・4eはコイル配置板、5は変換回路、6は回転子、7は固定具、8は回転軸、11は収容孔、13は挿通孔、14はコイル要素、15は発電用コイル、21は永久磁石、40はコイル配置板、41は基材、42は挿通孔、43は抜き孔、44は接続用端子部、45は位置決め目印、46はスルーホール、51は発電用コイル、52はプリントパターン、53a・53bは電極、60はコイル配置板、基材61〜66は基材、68は端子部、69は位置決め目印、70は発電用コイル、71〜74はコイル要素、81〜84はスルーホール、85は電極用パターン、100は固定子、αは仮想線Kのピッチ、D1a・D1b・D1c・D2a・D2b・D2cはダイオード、DC+は正電圧出力端子、DC−は負電圧出力端子、Kは仮想線、Ka・Kb・Kcは基準線、Lは辺部分Tの仮想線Kに沿った長さ、Lは永久磁石21の仮想線Kに沿った長さ、Rは負荷、Tは辺部分、Va・Vb・Vcは交流電圧、Wは辺部分Tの幅、Wは永久磁石21の幅、Xは断面線である。

Claims (5)

  1. 回転可能に軸支された回転軸に、間隔を開けて固定された少なくとも一対の回転子と、前記一対の回転子の間に配置されていて前記回転軸が挿通されている固定子とを備える発電機であって、
    前記固定子は、複数の発電基本構成を前記回転軸方向に同じ向きで並べて配置されたものであり、
    前記発電基本構成は、発電用コイルが設けられたコイル配置板を少なくとも3枚であるP枚有し、このP枚のコイル配置板を互いに360/P°の角度ずつずらして前記回転軸方向に積層されたものであり、
    前記コイル配置板は、前記回転軸に対する直交面を略放射状に等分割する複数の仮想線に導体を沿わせた複数の辺部分を有する発電用コイルを備えていて、
    前記回転子は、1枚の前記コイル配置板における前記複数の辺部分と対向する位置関係に配置された複数の永久磁石を有し、この複数の永久磁石の極性が交互に異なるように並べて配置されたものであり、前記一対の回転子は、互いの前記複数の永久磁石を丁度対面させると共に、対面し合う前記永久磁石の極性が互いに異なる極性となるように前記回転軸に固定され、
    各々の発電用コイルにダイオードが直列接続されていることを特徴とする直流発電機。
  2. 前記発電用コイルは、隣接し合う一対の前記辺部分を環状に繋げるように導体を巻いたコイル要素を、リング状に接続して形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の直流発電機。
  3. 前記発電用コイルは、前記複数の辺部分をジグザグ状に繋げるように導体を巻いて形成されたものであることを特徴とする請求項1に記載の直流発電機。
  4. 前記発電用コイルは、前記コイル配置板にプリントパターンで形成されたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の直流発電機。
  5. 前記発電用コイルは、線状の導体、又は板状の導体で形成されたものであることを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の直流発電機。
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