JP6146563B2 - シートアセンブリ - Google Patents

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Description

本発明は、シートアセンブリに関する。さらに詳しくは、パーティションの配置のバランスのよいシートアセンブリに関する。
従来、鉄道車両や航空機等の乗り物用のシートアセンブリとして、複数のシートを横方向に隣り合わせて配置したものが知られている。このようなシートアセンブリでは、シートとシートの間にパーティション等を配置することが一般的に行われている(例えば、特許文献1参照)。
特開2001−138998号公報
上記特許文献1では、横方向に隣り合う2つのシートの間にパーティション等を設けている。そして、2つのシートはそれぞれ独立して床面に組み付けられている。また、パーティション等も、シートとは別に床面に独立して組み付けられている。このような場合、シートと、パーティション等とを別々に組み付けるため、パーティション等の2つのシートに対する配置のバランスが崩れやすいという課題があった。
本発明は、上記現状に鑑みてなされたものであり、パーティションの配置のバランスのよいシートアセンブリを提供することを目的とする。
上記問題を解決するために、請求項1に記載の発明は、
第1シートを収容する第1シェルと、
第2シートを収容する第2シェルと、
前記第1シェルと前記第2シェルとの間に前後方向に延びるように配されるパーティションと、を備えるシートアセンブリであって、
前記第1シェルの前記パーティションに隣接する部分は、前記第1シート側の第1壁と、前記パーティション側の第2壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第1壁には、前記第2壁の前記第1壁側の面にアクセスするための開閉可能なカバー部材が設けられており、
前記第2シェルの前記パーティションに隣接する部分は、前記パーティション側の第3壁と、前記第2シート側の第4壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第3壁と前記第4壁との間の空間には機能部品が収納されており、
前記第2壁、前記パーティション及び前記第3壁が、前記第2壁側の締結手段と、前記締結手段に係合された前記第3壁側の受け手段と、により挟み込まれるようにして締結されていることにより、前記第1シェルと前記第2シェルと前記パーティションとが組み付けられていることを要旨とする。
請求項2に記載の発明は、請求項1記載の発明において、前記締結手段及び前記受け手段は、螺合により係合していることを要旨とする。
請求項3に記載の発明は、請求項2記載の発明において、前記パーティションは、前記第1シェル側の壁部と、前記第2シェル側の壁部と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第1シェル側の壁部と前記第2シェル側の壁部との間に渡るように配される補強部材を備えていることを要旨とする。
請求項4に記載の発明は、請求項3記載の発明において、前記第2壁には、金属製の第1ブラケットが配されており、
前記第3壁には、金属製の第2ブラケットが配されており、
前記第1ブラケット、前記補強部材及び前記第2ブラケットには、それらを並べた状態で直線状に貫通する貫通孔が形成されており、
前記締結手段は、前記第1ブラケット側から前記貫通孔に通されるボルトであり、
前記受け手段は、前記第2ブラケットに取り付けられたナットであることを要旨とする。
請求項1のシートアセンブリによると、第1シートを収容する第1シェルと、第2シートを収容する第2シェルと、第1シェルと第2シェルとの間に前後方向に延びるように配されるパーティションと、を備えている。第1シェルのパーティションに隣接する部分は、第1シート側の第1壁と、パーティション側の第2壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、第1壁には、第2壁の第1壁側の面にアクセスするための開閉可能なカバー部材が設けられている。また、第2シェルのパーティションに隣接する部分は、パーティション側の第3壁と、第2シート側の第4壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、第3壁と第4壁との間の空間には機能部品が収納されている。そして、第2壁、パーティション及び第3壁が、第2壁側の締結手段と、この締結手段に係合された第3壁側の受け手段と、により挟み込まれるようにして締結されていることにより、第1シェルと第2シェルとパーティションとが組み付けられている。
このように、請求項1の発明では、第1シェルと第2シェルとの間にパーティションを挟んだ状態で、締結手段と受け手段とにより締結されていることにより、アセンブリが組み立てられる。この組み立てのとき、第2壁側の締結手段を第3壁側の受け手段に係合させることにより、第1シェル、第2シェル、パーティションの3部品が締結されるから、第1シェル、第2シェル、に対するパーティションの配置のバランスが崩れにくい。
また、第1シェルと第2シェルとの間にパーティションを挟んだ状態で、第1シェル側に設けられたカバー部材を開けて、内部にアクセスして、締結手段を締めることができるから、シートアセンブリの組み立てが容易である。
請求項2のシートアセンブリでは、締結手段及び受け手段は、螺合により係合している。このため、より容易かつ確実にシートアセンブリを組み立てることができる。
請求項3のシートアセンブリでは、パーティションが、第1シェル側の壁部と、第2シェル側の壁部と、を備えた中空状に形成されている。そして、第1シェル側の壁部と第2シェル側の壁部との間に渡るように配される補強部材を備えている。このような構成とされていると、締結手段を締め付けても、第1シェル側の壁部と、第2シェル側の壁部との間で補強部材が突っ張るから、パーティションが潰れることが防止される。また、この補強部材により、第1シェル側の壁部と、第2シェル側の壁部との距離を一定に保つことができる。
請求項4のシートアセンブリでは、第2壁には、金属製の第1ブラケットが配されており、第3壁には、金属製の第2ブラケットが配されている。第1ブラケット、補強部材及び第2ブラケットには、それらを並べた状態で直線状に貫通する貫通孔が形成されている。そして、締結手段は、第1ブラケット側から貫通孔に通されるボルトであり、受け手段は、第2ブラケットに取り付けられたナットである。この場合には、締結手段であるボルトは、補強部材の貫通孔に案内されて、第1ブラケットから第2ブラケットまで挿入されるから、組み付けがし易い。また、第1ブラケット及び第2ブラケットが共に金属により形成されているから、ボルトを適切なトルクにて確実に締結できる。
本発明について、本発明による典型的な実施形態の非限定的な例を挙げ、言及された複数の図面を参照しつつ以下の詳細な記述にて更に説明するが、同様の参照符号は図面のいくつかの図を通して同様の部品を示す。
実施例に係るシートアセンブリの斜視図である。 実施例に係るシートアセンブリの正面図である。 実施例に係るシートアセンブリの分解斜視図である。 図1のI−I線断面図である。 図4の要部拡大図である。
ここで示される事項は例示的なものおよび本発明の実施形態を例示的に説明するためのものであり、本発明の原理と概念的な特徴とを最も有効に且つ難なく理解できる説明であると思われるものを提供する目的で述べたものである。この点で、本発明の根本的な理解のために必要である程度以上に本発明の構造的な詳細を示すことを意図してはおらず、図面と合わせた説明によって本発明の幾つかの形態が実際にどのように具現化されるかを当業者に明らかにするものである。
本実施形態に係るシートアセンブリ(1)は、第1シート(9)を収容する第1シェル(3)と、第2シート(17)を収容する第2シェル(5)と、を備える。そして、第1シェル(3)と第2シェル(5)との間に前後方向に延びるように配されるパーティション(7)を備える。
第1シェル(3)のパーティション(7)に隣接する部分は、第1シート(9)側の第1壁(11)と、パーティション(7)側の第2壁(13)と、を備えた中空状に形成されている。第1壁(11)には、第2壁(13)の第1壁(11)側の面にアクセスするための開閉可能なカバー部材(15)が設けられている。
第2シェル(5)のパーティション(7)に隣接する部分は、パーティション(7)側の第3壁(19)と、第2シート(17)側の第4壁(21)と、を備えた中空状に形成されている。第3壁(19)と第4壁(21)との間の空間には機能部品が収納されている。
そして、第2壁(13)、パーティション(7)及び第3壁(19)が、第2壁(13)側の締結手段(35)と、この締結手段(35)に係合された第3壁(19)側の受け手段(43)と、により挟み込まれるようにして締結されていることにより、第1シェル(3)と第2シェル(5)とパーティション(7)とが組み付けられている。
第1シート(9)、第2シート(17)は、人が座ることができれば、特に限定されない。通常、第1シート(9)、第2シート(17)は、着座部と背もたれ部とを備えている。
第1シェル(3)は、第1シート(9)を収容可能である限り、その形状については特に限定されない。第2シェル(5)は、第2シート(17)を収容可能である限り、その形状については特に限定されない。
パーティション(7)の構成は、特に限定されないが、第1シェル(3)側の壁部(29)と、第2シェル(5)側の壁部(31)と、を備えた中空状に形成されていることが好ましい。パーティション(7)が中空状に形成されることで、中実状に形成されたものより軽量にできる。また、パーティション(7)を中空にすることで、パーティション(7)を立体的にすることができ見栄えがよい。
パーティション(7)は、第1シェル(3)側の壁部(29)と第2シェル(5)側の壁部(31)との間に渡るように配される補強部材(33)を備えていることが好ましい。このような構成とされていると、締結手段(35)を締め付けても、第1シェル(3)側の壁部(29)と、第2シェル(5)側の壁部(31)との間で補強部材(33)が突っ張るから、パーティション(7)が潰れることが防止される。また、この補強部材(33)により、第1シェル(3)側の壁部(29)と、第2シェル(5)側の壁部(31)との距離を一定に保つことができる。その結果、パーティション(7)の外観がよくなる。
カバー部材(15)は、その形態及び構成については特に限定されない。例えば、第1壁(11)の開口部に着脱可能に形成されていてもよい。また、第1壁(11)の開口部にヒンジを介して開閉可能とされていてもよい。
第3壁(19)と第4壁(21)との間の空間に収納される機能部品は特に限定されない。例えば、テーブルや、各種スイッチ類や、各種電気機器が挙げられる。機能部品は、通常時は、第3壁(19)と第4壁(21)との間の空間に収納されていて、使用時に第4壁(21)側から引き出して使うものであってもよい。
なお、第1壁(11)と第2壁(13)との間の空間には、機能部品は収納されていないことが好ましい。カバー部材(15)を開けて、締結手段(35)を締結するとき、第1シェル(3)の内部にアクセスし易くするためである。
締結手段(35)及び受け手段(43)の種類、係合形態等は特に限定されないが、例えば、ボルト及びナット等を用いた螺合による係合形態、リベット及び受け孔等を用いたカシメによる係合形態等を挙げることができる。
また、第2壁(13)には、金属製の第1ブラケット(37)が配されており、第3壁(19)には、金属製の第2ブラケット(39)が配されていることが好ましい。そして、パーティション(7)が補強部材(33)を備えている場合、第1ブラケット(37)、補強部材(33)及び第2ブラケット(39)には、それらを並べた状態で直線状に貫通する貫通孔(41)が形成されていることができる。この場合、貫通孔(41)によってボルトやリベット等の形態の締結手段(35)を案内して第2ブラケット(39)まで挿通することができるから、組み付けがし易い。また、第1ブラケット(37)及び第2ブラケット(39)が共に金属により形成されているから、締結手段(35)を適切な締結力で確実に締結できる。
なお、上記実施形態で記載した各構成の括弧内の符号は、後述する実施例に記載の具体的構成との対応関係を示すものである。
以下、図面を参照して実施例により本発明を具体的に説明する。
(1)シートアセンブリの構成
本実施例に係るシートアセンブリ1は、旅客用鉄道車両の二人掛けシートのアセンブリである。シートアセンブリ1は、図1〜図3に示すように、第1シェル3と、第2シェル5と、パーティション7と、を備えている。
第1シート9は、着座部と背もたれ部とを備えている。第1シェル3は、第1シート9の後方及び側方を覆うように第1シート9を収容している。第1シェル3は、金属製のフレームに樹脂製のパネルが取り付けられて構成されている。
第1シェル3のパーティション7に隣接する部分は、第1シート9の着座者の肘掛けとして利用される。この部分は、図4に示すように、第1シート9側の第1壁11と、パーティション7側の第2壁13と、を備えた中空状に形成されている。第1壁11には、第2壁13の第1壁11側の面にアクセスするための開閉可能なカバー部材15が設けられている。
第2シート17は、着座部と背もたれ部とを備えている。第2シェル5は、第2シート17の後方及び側方を覆うように第2シート17を収容している。第2シェル5は、第1シェル3と同様に、金属製のフレームに樹脂製のパネルが取り付けられて構成されている。
第2シェル5のパーティション7に隣接する部分は、第2シート17の着座者の肘掛けとして利用される。図4に示すように、この部分は、パーティション7側の第3壁19と、第2シート17側の第4壁21と、を備えた中空状に形成されている。また、この第3壁19と第4壁21との間の空間には、機能部品としての折りたたみ式テーブル23が収納されている。
パーティション7は、第1シェル3と第2シェル5との間に前後方向に延びるように配されている。パーティション7は、本体部25と、仕切板27と、を備えている。図4に示すように、本体部25は、第1シェル3側の壁部29と、第2シェル5側の壁部31と、を備えた中空状に形成されている。本体部25を中空にすることで、本体部25を立体的にすることができ見栄えがよい。また、図3に示すように、本体部25は、その上端部から前縁部にかけて曲線状の傾斜を有しており、この傾斜と第1シェル3及び第2シェル5の側部とが高さ的にほぼ揃うことで、デザイン的に調和するようにされている。
また、本体部25には、図4及び図5に示すように、第1シェル3側の壁部29と第2シェル5側の壁部31との間に渡るように配される補強部材33が備えられている。この補強部材33は金属製のパイプからなる。
仕切板27は、本体部25の上部から上方に延びるように配された半透明の樹脂板である。この仕切板27によって、第1シート9の配された空間と、第2シート17の配された空間と、を区画している。
図5に示すように、第2壁13、パーティション7及び第3壁19には、第2壁13側から第3壁19まで通される締結手段35が貫通する貫通孔41が形成されている。なお、本実施例では、締結手段35としてボルトを採用している。
第2壁13には、開口部13Aが形成され、この開口部13Aに中央部が凹んだ金属製の第1ブラケット37が取り付けられている。第1ブラケット37の中央部37Aは、第2壁13の開口部13Aに嵌められるようにして取り付けられている。第1ブラケット37の中央部37Aの周りの鍔部37Bは、開口部13Aの縁部と当接している。そして、第1ブラケット37の中央部37Aには、締結手段35を貫通させるための孔が形成されている。
第3壁19には、開口部19Aが形成され、この開口部19Aに中央部が凹んだ金属製の第2ブラケット39が取り付けられている。第2ブラケット39の中央部39Aは、第3壁19の開口部19Aに嵌められるようにして取り付けられている。第2ブラケット39の中央部39Aの周りの鍔部39Bは、開口部19Aの縁部と当接している。第2ブラケット39の略中央部には、締結手段35を貫通させるための孔が形成されているとともに、受け手段43が取り付けられている。この受け手段43は、第2ブラケット39を介して第3壁19に取り付けられている。なお、本実施例では、受け手段43としてナットを採用している。
そして、第1シェル3側の壁部29と第2シェル側の壁部31との間に渡るように円筒状の補強部材33が備えられている。補強部材33の両端部は、それぞれ第1ブラケット37の中央部37A、第2ブラケット39の中央部39Aに当接するようにされている。すなわち、補強部材33は、第1ブラケット37の中央部37Aと、第2ブラケット39の中央部39Aとの間に挟まれた状態とされている。
貫通孔41は、第1ブラケット37、補強部材33及び第2ブラケット39を並べた状態で直線状に貫通するように形成されている。
締結手段35としてのボルトは、ワッシャー、スプリングワッシャーを介して第1ブラケット37側から、貫通孔41に挿入されて、受け手段43としてのナットと螺合されている。
(2)実施例の作用効果
以上より、本実施例のシートアセンブリ1では、第1シェル3と第2シェル5との間にパーティション7を挟んだ状態で、締結手段35と受け手段43とにより締結されていることにより、アセンブリが組み立てられる。この組み立てのとき、第2壁13側の締結手段35を第3壁19側の受け手段43に係合させることにより、第1シェル3、第2シェル5、パーティション7の3部品が締結されるから、第1シェル3、第2シェル5、に対するパーティション7の配置のバランスが崩れにくい。よって、見栄えのよいシートアセンブリ1を組み付けることができる。
また、第1シェル3と第2シェル5との間にパーティション7を挟んだ状態で、第1シェル3側に設けられたカバー部材15を開けて、内部にアクセスして、締結手段35を締めることができるから、シートアセンブリ1の組み立てが容易である。
また、本実施例のシートアセンブリでは、締結手段35及び受け手段43は、螺合により係合している。このため、より容易かつ確実にシートアセンブリ1を組み立てることができる。
また、本実施例のシートアセンブリ1では、パーティション7が、第1シェル3側の壁部29と、第2シェル5側の壁部31と、を備えた中空状に形成されている。そして、第1シェル3側の壁部29と第2シェル5側の壁部31との間に渡るように配される補強部材33を備えている。
補強部材33は、第1ブラケット37の中央部37Aと、第2ブラケット39の中央部39Aとの間に挟まれた状態とされている。このような構成とされていると、締結手段35を締め付けても、第1シェル3側の壁部29と、第2シェル5側の壁部31との間で補強部材33が突っ張るから、パーティション7が潰れることが防止される。また、この補強部材33により、第1シェル3側の壁部29と、第2シェル5側の壁部31との距離を一定に保つことができ、見栄えのよいパーティション7を維持できる。
また、本実施例のシートアセンブリ1では、第2壁13には、金属製の第1ブラケット37が配されており、第3壁19には、金属製の第2ブラケット39が配されている。第1ブラケット37、補強部材33及び第2ブラケット39には、それらを並べた状態で直線状に貫通する貫通孔41が形成されている。そして、締結手段35は、第1ブラケット37側から貫通孔41に通されるボルトであり、受け手段43は、第2ブラケット39に取り付けられたナットである。この場合には、締結手段35は、補強部材33に案内されて、第1ブラケット37から第2ブラケット39まで挿入されるから、組み付けがし易い。また、第1ブラケット37及び第2ブラケット39が共に金属により形成されているから、ボルトである締結手段35を適切なトルクにて確実に締結できる。
また、仕切板27は、半透明の樹脂板であるから、第1シート9の配された空間と、第2シート17の配された空間と、を区画してプライベート空間とするとともに、乗員に適度な開放感を与えることができる。
尚、本発明においては、上記実施例に限られず、目的、用途に応じて本発明の範囲内で種々変更した実施例とすることができる。
上記実施例においては、特定の形態の第1シェル3、第2シェル5、パーティション7を備えたシートアセンブリ1を例示したが、それぞれの形状、大きさ等は適宜選択できる。
また、上記実施例では、締結手段及び受け手段としてボルト及びナットを採用した形態を例示したが、これに限定されず、例えば、リベット等、他の締結手段及び受け手段を採用してもよい。
また、上記実施例では、機能部品として折りたたみ式テーブル23を例示したが、これに限定されず、例えば、乗員が操作する各種スイッチ類であってもよい。
上記実施例では、第1ブラケット37及び第2ブラケット39を共に備えたものを例示したが、これらのうちの片方、又は両方を用いなくてもよい。
上記実施例では、第1シェル3側の壁部29と第2シェル側の壁部31との間に渡るように円筒状の補強部材33が備えられている形態を例示したが、補強部材33を用いなくてもよい。また、補強部材33を用いる場合であっても、円筒状のものに限らず、例えば、角筒状のものや、断面がC字状になったものや、チャンネル鋼材状のものや、アングル鋼材状のものであってもよい。
前述の例は単に説明を目的とするものでしかなく、本発明を限定するものと解釈されるものではない。本発明を典型的な実施形態の例を挙げて説明したが、本発明の記述および図示において使用された文言は、限定的な文言ではなく説明的および例示的なものであると理解される。ここで詳述したように、その形態において本発明の範囲または精神から逸脱することなく、添付の特許請求の範囲内で変更が可能である。ここでは、本発明の詳述に特定の構造、材料および実施例を参照したが、本発明をここにおける開示事項に限定することを意図するものではなく、むしろ、本発明は添付の特許請求の範囲内における、機能的に同等の構造、方法、使用の全てに及ぶものとする。
本発明は上記で詳述した実施形態に限定されず、本発明の請求項に示した範囲で様々な変形または変更が可能である。
乗用車、バス、トラック等の他、列車、汽車等の鉄道車両、建設車両、農業車両、産業車両や航空機などの乗り物用シートに関する技術として広く利用される。
1;シートアセンブリ、3;第1シェル、5;第2シェル、7;パーティション、9;第1シート、11;第1壁、13;第2壁、13A;開口部、15;カバー部材、17;第2シート、19;第3壁、19A;開口部、21;第4壁、23;折りたたみ式テーブル(機能部品)、25;本体部、27;仕切板、29;壁部、31;壁部、33;補強部材、35;締結手段(ボルト)、37;第1ブラケット、37A;中央部、37B;鍔部、39;第2ブラケット、39A;中央部、39B;鍔部、41;貫通孔、43;受け手段(ナット)。

Claims (4)

  1. 第1シートを収容する第1シェルと、
    第2シートを収容する第2シェルと、
    前記第1シェルと前記第2シェルとの間に前後方向に延びるように配されるパーティションと、を備えるシートアセンブリであって、
    前記第1シェルの前記パーティションに隣接する部分は、前記第1シート側の第1壁と、前記パーティション側の第2壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第1壁には、前記第2壁の前記第1壁側の面にアクセスするための開閉可能なカバー部材が設けられており、
    前記第2シェルの前記パーティションに隣接する部分は、前記パーティション側の第3壁と、前記第2シート側の第4壁と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第3壁と前記第4壁との間の空間には機能部品が収納されており、
    前記第2壁、前記パーティション及び前記第3壁が、前記第2壁側の締結手段と、前記締結手段に係合された前記第3壁側の受け手段と、により挟み込まれるようにして締結されていることにより、前記第1シェルと前記第2シェルと前記パーティションとが組み付けられていることを特徴とするシートアセンブリ。
  2. 前記締結手段及び前記受け手段は、螺合により係合している請求項1記載のシートアセンブリ。
  3. 前記パーティションは、前記第1シェル側の壁部と、前記第2シェル側の壁部と、を備えた中空状に形成されているとともに、前記第1シェル側の壁部と前記第2シェル側の壁部との間に渡るように配される補強部材を備えている請求項2記載のシートアセンブリ。
  4. 前記第2壁には、金属製の第1ブラケットが配されており、
    前記第3壁には、金属製の第2ブラケットが配されており、
    前記第1ブラケット、前記補強部材及び前記第2ブラケットには、それらを並べた状態で直線状に貫通する貫通孔が形成されており、
    前記締結手段は、前記第1ブラケット側から前記貫通孔に通されるボルトであり、
    前記受け手段は、前記第2ブラケットに取り付けられたナットである請求項3記載のシートアセンブリ。
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