JP6146273B2 - 動力伝達装置の制御装置 - Google Patents

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Description

この発明は、動力源で発生させた動力を伝達する動力伝達装置の制御装置に関し、特にエンジンが出力したトルクを電動機側と出力側とに分配する差動装置を備えている動力伝達装置における動力の伝達状態を制御する装置に関するものである。
この種の装置の一例が特許文献1に記載されている。その構成について簡単に説明すると、変速機と、その変速比を低速側と高速側とに切り替える切替機構と、変速機から出力されたトルクを第1電動機と出力部材とに分配する動力分配機構とを備えている。その動力分配機構と出力部材との間に第2電動機が設けられている。そして、第1電動機で発電した電力が第2電動機に供給され、第2電動機から出力されたトルクが出力部材に付加されるように構成されている。上記の変速機は、ダブルピニオン型の遊星歯車機構を主体として構成されている。そのリングギヤにエンジンが連結されており、これが入力要素になっている。キャリヤが上記の動力分配機構に対してトルクを出力する出力要素となっている。サンギヤは切替機構を介してリングギヤに連結され、あるいは、ケーシングに固定されるようになっている。切替機構を介してリングギヤとサンギヤとを連結すると、変速機を構成している遊星歯車機構の全体が一体化されるため、エンジンのトルクがそのまま出力される直結状態となる。これが低速側の変速比を設定した状態となっている。切替機構を介してサンギヤをケーシングに固定すると、差動作用が生じてリングギヤの回転数に対してキャリヤの回転数が増大する。これが高速側の変速比を設定した状態となっている。また、上記の動力分配機構は、シングルピニオン型の遊星歯車機構を主体として構成されており、そのサンギヤに第1電動機が連結され、キャリヤに前記変速機のキャリヤが連結され、リングギヤに出力部材が連結されている。
特開2011−255889号公報
上記の動力分配機構を構成している差動機構においては、いずれかの回転要素の回転数を制御することにより他のいずれかの回転要素およびこれに連結されている部材の回転数を制御することができる。すなわち各回転要素の回転数が相互に関連している。したがって、例えば出力部材である駆動輪に連結されているリングギヤの回転数がタイヤスリップなどが原因で急激に変化すると、他の回転要素、例えば慣性モーメントが小さい前記第1電動機が連結されているサンギヤの回転数が急激に変化し、特に差動機構のギヤ比に応じて増大させられた回転数の変化が生じる。上述した特許文献1に記載されている構成では、サンギヤに連結されている第1電動機の回転数が上限回転数を超えてしまう可能性がある。
この発明は上記の技術的課題に着目してなされたものであり、出力部材の回転数が急低下した場合に、動力伝達装置が過剰に高回転数になることを抑制することができる制御装置を提供することを目的とするものである。
上記の目的を達成するために、この発明は、エンジンが出力したトルクを電動機と出力部材とに分配する差動機構と、前記エンジンと前記差動機構との間に配置された変速機とを備えている動力伝達装置の制御装置において、前記出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上の場合に、前記変速機の変速比を増大させる手段を備え、前記変速機は、その変速比を変更するために選択的に係合させられる少なくとも2つの係合機構を備えており、前記手段は、前記電動機の回転数の変化速度が予め定めた第2閾値以上の場合であってかつ前記電動機の回転数が予め定めた第3閾値以上の場合に、2つの前記係合機構を締結に向けて係合制御することにより前記変速機の出力要素の回転数を低下させる手段を含むことを特徴とするものである。
この発明によれば、出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上の場合に、変速機の変速比が増大させられ、これにより、変速機の出力要素の回転数が低下させられる。つまり差動機構における入力要素の回転数が低下させられる。そのため、出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上の場合に、電動機が過剰に高回転数になることを抑制することができる。
またこの発明によれば、電動機の回転数の変化速度が予め定めた第2閾値以上の場合であってかつ電動機の回転数が予め定めた第3閾値以上の場合に、変速機の2つの係合機構が締結に向けて係合制御される。これにより、変速機の全体が一体化される。また、変速機をロックするように、その回転数が低下させられる。その結果、差動機構における入力要素の回転数を更に低下させることができる。そのため、出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上であり、かつ、電動機の回転数の変化速度が予め定めた第2閾値以上であり、さらに、電動機の回転数が予め定めた第3閾値以上の場合に、電動機が過剰に高回転数になることを抑制することができる。
この発明に係る制御装置で実行される制御の一例を説明するためのフローチャートである。 アクセル開度と、リングギヤの回転数の変化速度についての閾値Aとの関係を定めたマップの一例を示す模式図である。 アクセル開度と、第1モータ・ジェネレータの回転数の変化速度についての閾値Bとの関係を定めたマップの一例を示す模式図である。 図1に示すパワートレーンにおける動力分割機構および変速部についての共線図であって、変速部をダウンシフトさせた場合における動作状態を示す図である。 図1に示すパワートレーンにおける動力分割機構および変速部についての共線図であって、変速部をタイアップに向けて制御している場合における動作状態を示す図である。 この発明で対象とすることのできるハイブリッド車両のパワートレーンを模式的に示すスケルトン図である。 この発明に係る制御装置における制御系統を模式的に示すブロック図である。 図6に示すパワートレーンの各駆動状態におけるクラッチおよびブレーキならびに各モータ・ジェネレータの動作状態をまとめて示す図表である。
つぎにこの発明を具体的に説明する。図6に、エンジン(ENG)1と、二つのモータ・ジェネレータ(MG1,MG2)2,3とを駆動力源として備えたハイブリッド車におけるパワートレーンの一例を模式的に示している。ここに示す例では、エンジン1が出力したトルクを、駆動輪4に対してトルクを出力する動力伝達機構5に対して伝達し、またその動力伝達を解除するように構成されている。
動力伝達機構5は、少なくとも高低二段に変速できる変速部6と、エンジン1から変速部6を介して伝達されたトルクを第1モータ・ジェネレータ2側と出力側とに分割する動力分割機構7とを備えている。変速部6は、歯車式変速機やローラ式変速機あるいはベルト式変速機などの適宜の形式の変速機を採用することができ、図6に示す例では、シングルピニオン型遊星歯車機構によって構成されている。そのシングルピニオン型遊星歯車機構は従来知られているものと同様に、サンギヤ8と、そのサンギヤ8に対して同心円上に配置された内歯歯車であるリングギヤ9と、これらサンギヤ8およびリングギヤ9に噛み合っているピニオンギヤを自転かつ公転可能に保持しているキャリヤ10とを回転要素として備えている。そのキャリヤ10がエンジン1の出力軸11に連結されて入力部材となっている。また、サンギヤ8が反力部材とされ、リングギヤ9が出力部材とされている。
さらに、サンギヤ8とキャリヤ10とを連結し、またその連結を解くクラッチC0と、サンギヤ8をケーシングなどの所定の固定部12に連結して固定し、またその固定を解除するブレーキB0が設けられている。これらのクラッチC0およびブレーキB0は、この発明における係合機構に相当し、油圧式あるいは電磁式の摩擦機構もしくは噛み合い機構を採用することができる。図6に示す例では、油圧式摩擦機構が採用されており、クラッチC0が係合することによりサンギヤ8とキャリヤ10とが一体となって回転するように連結され、その結果、変速部6の全体が一体となって回転する。これに対して、ブレーキB0が係合すると、サンギヤ8が固定され、その状態でキャリヤ10が回転するためにリングギヤ9がキャリヤ10に対して増速されて回転する。すなわち、変速部6は、クラッチC0が係合することによりいわゆる直結段(低速段)となり、ブレーキB0が係合することにより、変速比が直結段より小さい高速段となるように構成されている。さらに、クラッチC0およびブレーキB0の両方を解放すると、サンギヤ8が自由に回転できる状態になる。そのため、エンジン1からキャリヤ10に駆動力が伝達されるとしても、サンギヤ8からのいわゆるトルク抜けが生じて、エンジン1のトルクが動力伝達機構5に伝達されなくなる。したがって、クラッチC0およびブレーキB0は、エンジン1を動力伝達機構5に対して連結し、またその連結を解くように機能する。
また、動力分割機構7は、三つの回転要素を有する差動機構によって構成されており、図6に示す例ではシングルピニオン型の遊星歯車機構によって構成されている。その遊星歯車機構はエンジン1と同一の軸線上に配置され、サンギヤ13に第1モータ・ジェネレータ2が連結されている。なお、第1モータ・ジェネレータ2は、動力分割機構7に隣接して、エンジン1とは反対側に配置され、そのロータがサンギヤ13に連結されている。このサンギヤ13に対して同心円上にリングギヤ14が配置され、これらサンギヤ13とリングギヤ14とに噛み合っているピニオンギヤがキャリヤ15によって自転および公転できるように保持され、そのキャリヤ15が前述した変速部6の出力部材であるリングギヤ9に連結されている。そして、リングギヤ14にドライブギヤ16が連結されている。このドライブギヤ16は、変速部6と動力分割機構7との間に配置されている。
上記の動力分割機構7や第1モータ・ジェネレータ2などの回転中心軸線と平行にカウンタシャフト17が配置されており、上記のドライブギヤ16に噛み合っているカウンタドリブンギヤ18がこのカウンタシャフト17に一体となって回転するように取り付けられている。このカウンタドリブンギヤ18はドライブギヤ16より大径のギヤであり、したがって動力分割機構7からカウンタシャフト17に向けてトルクを伝達する場合に減速作用すなわちトルクの増幅作用が生じる。
さらに、上記の動力分割機構7から駆動輪4に伝達されるトルクに、第2モータ・ジェネレータ3のトルクを加えるように構成されている。すなわち、上記のカウンタシャフト17と平行に第2モータ・ジェネレータ3が配置されており、そのロータに連結されたリダクションギヤ19が上記のカウンタドリブンギヤ18に噛み合っている。そのリダクションギヤ19はカウンタドリブンギヤ18より小径であり、したがって第2モータ・ジェネレータ3のトルクを増幅してカウンタドリブンギヤ18もしくはカウンタシャフト17に伝達するように構成されている。
カウンタシャフト17には、更に、カウンタドライブギヤ20が一体となって回転するように設けられており、このカウンタドライブギヤ20が終減速機であるデファレンシャルギヤ21におけるリングギヤ22に噛み合っている。図6では作図の都合上、デファレンシャルギヤ21の位置を図6での右側にずらして記載してある。
なお、図6に示すパワートレーンを備えた車両であっても、各モータ・ジェネレータ2,3は、図示しないインバータなどのコントローラを介して蓄電池などの蓄電装置に接続されている。そして、これらのモータ・ジェネレータ2,3はモータとして機能し、また発電機として機能するように電流が制御される。また、エンジン1は、そのスロットル開度や点火時期が制御され、さらには自動停止ならびに再始動の制御が行われる。
これらの制御は、電子制御装置によって実行され、そのための制御系統を図7にブロック図で示してある。走行のための全体的な制御を行うハイブリッド制御装置(HV−ECU)23と、各モータ・ジェネレータ2,3を制御するためのモータ・ジェネレータ制御装置(MG−ECU)24と、エンジン1を制御するためのエンジン制御装置(E/G−ECU)25とが設けられている。これらの各制御装置23,24,25は、マイクロコンピュータを主体にして構成され、入力されたデータおよび予め記憶させられているデータを使用して演算を行い、その演算結果を制御指令信号として出力するように構成されている。その入力データの例を挙げると、ハイブリッド制御装置23には、車速、アクセル開度、第1モータ・ジェネレータ2の回転数、第2モータ・ジェネレータ3の回転数、リングギヤ14の回転数(出力軸回転数)、エンジン1の回転数、蓄電装置の充電容量(SOC)、オイル(ATF)の温度などがハイブリッド制御装23に入力されている。また、ハイブリッド制御装23から出力される指令信号の例を挙げると、第1モータ・ジェネレータ2のトルク指令値、第2モータ・ジェネレータ3のトルク指令値、エンジン1のトルク指令値、ならびにクラッチC0の油圧指令信号PC0やブレーキB0の油圧指令信号PB0、電動オイルポンプ(図示せず)に対する信号などがハイブリッド制御装23から出力されている。
第1モータ・ジェネレータ2のトルク指令値および第2モータ・ジェネレータ3のトルク指令値は、モータ・ジェネレータ制御装置24に制御データとして入力されており、モータ・ジェネレータ制御装置24はこれらのトルク指令値に基づいて演算を行って第1モータ・ジェネレータ2や第2モータ・ジェネレータ3の電流指令信号を出力するように構成されている。また、エンジントルク指令信号はエンジン制御装置25に制御データとして入力されており、エンジン制御装置25はそのエンジントルク指令信号に基づいて演算を行って電子スロットルバルブ(図示せず)に対してスロットル開度信号を出力し、また点火時期を制御する点火信号を出力するように構成されている。
上記構成のハイブリッド車は、複数の駆動形態を採ることができる。それらの駆動形態について説明すると、先ず大きく分けて、ハイブリッド(HV)モードとモータ走行(EV)モードとに分けることができる。HVモードは、主として、エンジン1を駆動してその動力を第1モータ・ジェネレータ2側と出力側とに分割し、かつ第1モータ・ジェネレータ2で電力に変換された動力を第2モータ・ジェネレータ3で機械的な動力に再変換して駆動輪4に向けて出力する駆動形態である。これに対してEVモードは、エンジン1の運転を止めていずれかのモータ・ジェネレータ2,3の動力で走行する駆動形態である。
先ず、HVモードについて説明すると、HVモードでは、エンジン1を動力伝達機構5に連結することになるから、前述したクラッチC0もしくはブレーキB0が係合させられる。その状態を図8の「HV」の欄に記載してある。すなわち、前述した変速部6が低速段(Lo)もしくは高速段(Hi)に設定され、第1モータ・ジェネレータ2が発電機として機能し、かつ第2モータ・ジェネレータ3がモータとして機能する。なお、後進時には、ブレーキB0が係合させられ、変速部6は高速段に設定される。そして、第1モータ・ジェネレータ2を発電機として機能させ、かつ第2モータ・ジェネレータ3を逆回転させるとともにモータとして機能させる。
先ず、ブレーキB0が係合させられた場合について説明する。ブレーキB0が係合させられると、上述したように、サンギヤ8が固定されて高速段が設定される。その高速段では、変速部6の出力要素であるリングギヤ9がエンジン1よりも高速で回転する。動力分割機構7においては、入力要素であるキャリヤ15とリングギヤ9とが同速度で回転する。その状態で第1モータ・ジェネレータ2を例えば発電機として機能させてキャリヤ15に作用するトルクとは反対の方向のトルクをサンギヤ13に作用させると、出力要素であるリングギヤ14およびこれと一体のドライブギヤ16には、第1モータ・ジェネレータ2のトルクを、動力分割機構7を構成している遊星歯車機構のギヤ比に応じて増大させたトルクが現れ、これがカウンタシャフト17に伝達される。また、第1モータ・ジェネレータ2によって発電された電力が第2モータ・ジェネレータ3に供給されて第2モータ・ジェネレータ3がモータとして機能し、そのトルクがカウンタシャフト17に伝達される。なお、第1モータ・ジェネレータ2の回転数がゼロの状態では、エンジン1の出力した動力が、全て機械的手段によって駆動輪4にまで伝達され、その途中で電力に変換されることがない。したがってこのような運転状態では動力の伝達効率が良好になる。なお、このような動力の伝達が生じる運転状態をメカニカルポイントと称することがある。
次に、ブレーキB0に替えてクラッチC0が係合させられた場合について説明する。クラッチC0が係合させられると、上述したように、サンギヤ8とキャリヤ10とが連結されて低速段が設定される。この場合、リングギヤ9はエンジン1と同速度で回転する。動力分割機構7においては、入力要素であるキャリヤ15とリングギヤ9とが同速度で回転する。なお、その状態で第1モータ・ジェネレータ2の回転数がゼロになると、エンジン1の出力した動力が、全て機械的手段によって駆動輪4にまで伝達され、その途中で電力に変換されることがない。つまり上述した構成のパワートレーンでは、動力の伝達効率が良好となるメカニカルポイントが高速段と、低速段とでそれぞれ生じる。
つぎにEVモードについて説明すると、EVモードは第2モータ・ジェネレータ3のトルクで走行し、あるいは第1および第2のモータ・ジェネレータ2,3のトルクで走行する駆動形態であるから、エンジン1を動力伝達機構5に対して連結してもよく、あるいは切り離してもよい。なお、「連結」とはエンジン1と動力伝達機構5との間でトルクを伝達できる状態であり、「切り離し」とはエンジン1と動力伝達機構5との間でのトルクの伝達を遮断した状態である。したがって、EVモードでは、前述したクラッチC0とブレーキB0とを解放した駆動形態、およびそのクラッチC0とブレーキB0との少なくともいずれか一方を係合させた駆動形態のいずれかを設定することができる。
先ず、クラッチC0およびブレーキB0の両方を解放したEVモードについて説明する。クラッチC0およびブレーキB0を解放すると、変速部6におけるサンギヤ8が自由に回転して反力が生じないから、第1モータ・ジェネレータ2を駆動したとしてもそのトルクはリングギヤ14やこれと一体のドライブギヤ16に現れない。すなわちサンギヤ8からのいわゆるトルク抜けが生じてしまう。したがって、クラッチC0およびブレーキB0を解放したEVモードでは、第2モータ・ジェネレータ3を駆動してそのトルクで走行する。これが図8に「1」と記載してある走行モードである。なお、この場合、第1モータ・ジェネレータ2は空転させていてもよく、所定の回転数に例えば回転数が「0」に制御されていてもよい。その場合、例えばコギングトルクを利用してもよく、あるいは第1モータ・ジェネレータ2に電流を供給してその回転を止めるように制御(d軸ロック制御)を行ってもよい。なお、この走行モードでの前進走行中に制動力を生じさせる場合には、クラッチC0およびブレーキB0のいずれか一方を係合させるとともに、第1モータ・ジェネレータ2を発電機として機能させる。その場合、上記の走行モードでは動力伝達機構5からエンジン1が切り離された状態であるため、エンジン1が連れ回されることがない。すなわちポンピングロスが生じないため、その分、第1モータ・ジェネレータ2で回生することができるトルクが増大し、その結果、ワンモータでの走行モード時における回生効率を向上させることができる。
次に、クラッチC0およびブレーキB0の少なくともいずれか一方を係合させたEVモードについて説明する。そのクラッチC0およびブレーキB0の係合および解放の状態としては、両方を係合させた状態、クラッチC0のみを係合させた状態、ならびにブレーキB0のみを係合させた状態がある。先ず、クラッチC0およびブレーキB0の両方を係合させた駆動形態について説明すると、これは図8に「両駆動」と記載してある走行モードである。このモードでは、第1および第2のモータ・ジェネレータ2,3がモータとして機能させられる。また、変速部6のサンギヤ8とキャリヤ10とが連結されるので、変速部6の全体が一体化され、さらにサンギヤ8がブレーキB0によって固定されるから、変速部6の全体が固定される。したがってエンジン1の回転は止められている。
また、動力分割機構7では、そのキャリヤ15が変速部6のリングギヤ9と共に固定される。その状態で第1モータ・ジェネレータ2を前進走行時のリングギヤ14の回転方向とは反対方向に回転させると、動力分割機構7を構成している遊星歯車機構がそのギヤ比に応じた変速機として機能し、第1モータ・ジェネレータ2のトルクがその変速比に応じて増減されかつトルクの作用方向が反転されてリングギヤ14に現れる。このトルクと、第2モータ・ジェネレータ3が出力したトルクとがカウンタシャフト17に伝達され、駆動輪4に向けて出力される。このような動作状態は後進時においても同じであり、各モータ・ジェネレータ2,3の回転方向が、後進時には前進時の回転方向に対して反転させられる。このように「両駆動」と記載してある状態では、エンジン1と動力伝達機構5との間でトルクを伝達することができる。
なお、要求されている駆動力が小さく、第2モータ・ジェネレータ3のみによって、要求されている駆動力を充足することができる場合には、第1モータ・ジェネレータ2を積極的には制御せずに、いわゆる連れ回り状態としてもよい。
つぎにブレーキB0のみを係合させた駆動形態について説明すると、この駆動形態では、第2モータ・ジェネレータ3のみのトルクで走行するいわゆるワンモータモードであり、第1モータ・ジェネレータ2は動力伝達機構5におけるサンギヤ13の回転数が「0」になるように制御され、その状態でリングギヤ14が第2モータ・ジェネレータ3のトルクでいわゆる正回転させられるから、キャリヤ15がリングギヤ14より低速で正回転する。このキャリヤ15と一体回転するように連結されている変速部6におけるリングギヤ9が正回転し、これに対して変速部6のサンギヤ8がブレーキB0によって固定されているから、キャリヤ10およびこれに連結されているエンジン1がリングギヤ9より低速で正回転する。すなわち、変速部6は高速段に設定されていて、エンジン1が連れ回りする。一方、ブレーキB0に替えてクラッチC0を係合させると、変速部6と前述したように低速段(直結段)となり、変速部6の全体が一体となって回転する。したがって、この駆動形態であってもエンジン1が連れ回りする。これらの駆動力形態が図8に「2」と記載してある走行モードである。
上述したようにエンジン1の運転を停止したEVモードでツゥモータモードとワンモータモードとを選択することができ、またエンジン1と動力伝達機構5との間のトルク伝達を可能にした状態と、これら両者の間のトルク伝達を遮断した状態とを選択することができる。これらのモードや係合機構の係合状態は、要求駆動力を充足し、かつエネルギ効率すなわち燃費や電費が可及的に良好になるように選択される。例えば、アクセル開度が大きいなどのことにより要求駆動力が大きい場合には、ツゥモータモードが選択される。これに対して要求駆動力が小さい場合には、ワンモータモードが選択される。そのワンモータモードの場合、いわゆるエンジンブレーキを効かせる必要があると判断された場合には、クラッチC0およびブレーキB0のいずれか一方を係合させる駆動形態が選択され、また動力損失を可及的に低減する要求がある場合には、クラッチC0およびブレーキB0の両方を解放してエンジン1と動力伝達機構5との間のトルク伝達を遮断した駆動形態が選択される。
上述した構成の動力伝達機構5では、例えばタイヤスリップや急減速などによって駆動輪4の回転数すなわちリングギヤ14の回転数が急激に変化すると、サンギヤ13およびこれに連結された第1モータ・ジェネレータ2の回転数が急激に変化し、その回転数が過回転になる可能性がある。そこで、この発明に係る制御装置は、以下に示す制御を行うように構成されている。図1は、その制御の一例を説明するためのフローチャートであって、ここに示すルーチンは、走行時に、ハイブリッド制御装置23によって所定の短時間ごとに繰り返し実行される。図1に示す制御例では、先ず、例えばアクセル開度が読み込まれる(ステップS1)。これは、エンジン1に対する負荷を推定するためであり、したがって、アクセル開度と車速とに基づく要求駆動力、および、その要求駆動力に基づく要求エンジンパワー、あるいは、エンジントルク指令値、もしくは電子スロットルバルブのスロットル開度信号などを読み込んでもよい。
ステップS1での制御に続けてもしくは平行して、単位時間当たりのリングギヤ14の回転数の変化量すなわち変化速度についての閾値A、および、単位時間当たりの第1モータ・ジェネレータ2の回転数の変化量すなわち変化速度についての閾値Bがそれぞれ設定される(ステップS2)。これらの閾値A,Bは、第1モータ・ジェネレータ2が過回転になる事態を回避するために、後述する変速部6のダウンシフトの判断や、変速部6のタイアップの判断に使用されるものであり、例えば図2および図3の各マップに示すように、アクセル開度や要求駆動力が大きいほど小さい値に設定される。そのため、この発明に係る制御装置では、アクセル開度が大きいほど、つまりエンジン1や動力分割機構7のキャリヤ15が高回転数であるほど、変速部6についての後述する制御が実行されやすくなっている。なお、これらのマップは、実験やシミュレーション等の結果を基に予め用意しておくことができる。また、上述した閾値Aが、この発明における予め定めた第1閾値に相当し、上述した閾値Bが、この発明における予め定めた第2閾値に相当している。
また、単位時間当たりのリングギヤ14の回転数の低下量すなわち低下速度、および、単位時間当たりの第1モータ・ジェネレータ2の回転数の増加量すなわち増加速度が算出される(ステップS3)。リングギヤ14の回転数は、例えば、車速あるいは車輪速センサの検出値などに基づいて算出することができる。また、動力伝達機構5の出力軸であるカウンタシャフト17の回転数を検出し、これに基づいて算出することもできる。さらに、そのカウンタシャフト17の回転数を、リングギヤ14の回転数に替えて使用することもできる。第1モータ・ジェネレータ2の回転数は、例えば、第1モータ・ジェネレータ2の回転数センサの検出値から算出することができる。そして、上記のようにして算出されたリングギヤ14や第1モータ・ジェネレータ2の各回転数の単位時間当たりの変化量すなわち変化速度が算出される。なお、リングギヤ14の回転数が低下している場合における上記の各変化速度は正の値としている。
ついで、上記のリングギヤ14の回転数の低下速度が、上述したステップS2で算出した閾値Aよりも大きいか否かが判断されるとともに、高速段で走行中であるか否かが判断される(ステップS4)。上記の低下速度が閾値Aよりも大きく、かつ、高速段で走行中であることによりステップS4で肯定的に判断された場合は、変速部6のサンギヤ13およびこれに連結された第1モータ・ジェネレータ2が過回転になる可能性がある。そのため、この場合は、変速部6のダウンシフト指令が出力される(ステップS5)。具体的には、ブレーキB0を解放してクラッチC0を係合させるように、クラッチC0の油圧指令信号PC0やブレーキB0の油圧指令信号PB0などがハイブリッド駆動装置24から出力される。そして変速部6の変速段が高速段から低速段にダウンシフトされる。つまり、オーバードライブ状態から直結状態にすることにより変速部6のリングギヤ9の回転数を低下させ、これにより動力分割機構7のキャリヤ15の回転数を低下させる。
これを共線図で示すと図4の通りである。ブレーキB0が係合させられてサンギヤ13が固定されている場合は、図4に実線で示すように高速段が設定され、リングギヤ9がエンジン1よりも高速で回転している。また、動力分割機構7のキャリヤ15はリングギヤ9と同速度で回転している。この状態でつまり高速段が設定されて走行している場合に、例えば急制動を行うと、図4に細い破線で示すように、動力分割機構7のリングギヤ14の回転数が急低下し、これに対して第1モータ・ジェネレータ2の回転数が急上昇する。その場合、第1モータ・ジェネレータ2の回転数が、その回転数の閾値α以上になる可能性がある。なお、この閾値αについては後述する。そこで、リングギヤ14の回転数の低下速度が閾値Aよりも大きい場合に変速部6をダウンシフトすると、その出力要素であるリングギヤ9の回転数が低下する。また動力分割機構7のキャリヤ15はリングギヤ9に連結されているため、ダウンシフトに伴って回転数が低下させられる。その結果、図4に太い破線で示すように、リングギヤ14の回転数の急低下に伴って第1モータ・ジェネレータ2の回転数が急上昇しても、その回転数を閾値αよりも小さくすることができる。
これとは反対に、リングギヤ14の回転数の低下速度が閾値Aと同じか、それよりも小さく、かつ、低速段で走行中であることによりステップS4で否定的に判断された場合は、ステップS5の制御を行わずにステップS6に進む。
ステップS6では、第1モータ・ジェネレータ2の回転数の増加速度が、上述したステップS2で算出した閾値Bよりも大きく、かつ、第1モータ・ジェネレータ2の回転数が閾値αよりも大きいか否かが判断される。この閾値αは、第1モータ・ジェネレータ2を安全に駆動させるための回転数であって、例えば、設計上、定められる第1モータ・ジェネレータ2の最高回転数から所定のマージンすなわち予め定めた回転数を減じて算出することができる。また、実験やシミュレーション等の結果を基に予め求めることもできる。上記の増加速度が閾値Bよりも大きくかつ第1モータ・ジェネレータ2の回転数が閾値αよりも大きいことによりステップS6で肯定的に判断された場合は、変速部6をタイアップ状態にする指令信号が出力される(ステップS7)。具体的には、ブレーキB0に対する油圧指令信号PB0がハイブリッド駆動装置24から出力され、ブレーキB0が係合あるいはスリップさせられる。この油圧指令信号PB0は、例えば、第1モータ・ジェネレータ2の回転数と、第1モータ・ジェネレータ2の最高回転数あるいは閾値αとの偏差に基づいてフィードバック制御される。そのフィードバック制御は、PI制御あるいはPID制御のいずれであってもよい。また、フィードフォワード制御によって上記の油圧指令信号PB0を設定してもよい。つまり、第1モータ・ジェネレータ2の回転数を閾値α以下にするために設定すべき油圧指令値PB0を予め実験やシミュレーションなどによって求め、その予め求められた油圧指令値PB0が設定される。その油圧指令値PB0は、例えば、上述したステップS6やステップS7の制御を実行する時点でのブレーキB0のトルク容量と、上記の時点での第1モータ・ジェネレータ2の回転数と閾値αとの偏差とに基づいて求めることができる。上述した閾値αが、この発明における予め定めた第3閾値に相当している。
これを共線図で示すと図5の通りである。ステップS5の制御を実行することにより、クラッチC0が係合させられているため、変速部6では図5に実線で示すように低速段が設定されている。そのためエンジン1とリングギヤ9と動力分割機構7のキャリヤ15とが同速度で回転している。このような状態であってもリングギヤ14の回転数の低下に伴って第1モータ・ジェネレータ2の回転数が閾値αよりも高回転数になった場合を図5に太い破線で示してある。これが上述したステップS6で肯定的に判断される状態である。そして、例えばブレーキB0に供給する油圧を徐々に増大させるとブレーキB0が解放状態からスリップさせられ、これにより変速部6のサンギヤ8に反力が生じる。そのサンギヤ8の反力によって変速部6の回転数が低下させられる。これが図5に細い破線で示す状態である。つまり、直結状態の変速部6をタイアップに向けて制御することによりその回転数を低下させて動力分割機構7のキャリヤ15の回転数を低下させる。その結果、図5に細い破線で示すように、リングギヤ14の回転数の急低下に伴って第1モータ・ジェネレータ2の回転数が急上昇しても、その回転数を閾値αよりも小さくすることができる。
これとは反対に、第1モータ・ジェネレータ2の回転数の増加速度が、閾値Bと同じかそれよりも小さく、かつ、第1モータ・ジェネレータ2の回転数が閾値αと同じかそれよりも小さいことによりステップS6で否定的に判断された場合は、ステップS6の制御を行わずにリターンする。この場合は、リングギヤ14の回転数の急低下に伴って第1モータ・ジェネレータ2の回転数が急上昇するとしても、その回転数が閾値αよりも高回転数にならない。したがって、ブレーキB0の解放状態が維持される。
このように、この発明に係る制御装置では、駆動輪4すなわちリングギヤ14の回転数が急低下する場合、リングギヤ14の回転数の低下速度に応じて変速部6をダウンシフトするので、第1モータ・ジェネレータ2の過回転を抑制することができる。また、変速部6をダウンシフトしても、第1モータ・ジェネレータ2の回転数が高回転数になる可能性がある場合には、変速部6をタイアップさせるようにクラッチC0が係合させられ、その状態でブレーキB0がスリップさせられる。つまり変速部6が一体化されるとともにサンギヤ8に反力を生じさせ、その反力によって変速部6の回転数が低下させられる。そのため、上述した事態をより効果的に回避することができる。また、先ずダウンシフトをおこなうように構成されているため、過度にタイアップを行うことを抑制することができる。さらに、この発明に係る制御装置では、各閾値A,Bはアクセル開度が大きいほど小さい値に設定されるため、リングギヤ14および第1モータ・ジェネレータ2についての各変化速度が小さい状態で上述したダウンシフトやタイアップが実行される。つまり第1モータ・ジェネレータ2が過剰に高回転数になることを早期に回避することができる。
ここで、上述した制御例とこの発明との関係を簡単に説明すると、ステップS4およびステップS5を実行する機能的手段が、この発明における「前記出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上の場合に、前記変速機の変速比を増大させる手段」に相当し、ステップS7を実行する機能的手段が、この発明における「前記電動機の回転数の変化速度が予め定めた第2閾値以上の場合であってかつ前記電動機の回転数が予め定めた第3閾値以上の場合に、2つの前記係合機構を締結に向けて係合制御することにより前記変速機の出力要素の回転数を低下させる手段」に相当している。
また、リングギヤ14の回転数が急低下する場合の例を挙げると、路面摩擦係数の低い路面すなわち低μ路をアクセルオンの状態で走行していて駆動輪4がスリップし、そのスリップしている状態で路面摩擦係数の高い路面すなわち高μ路を走行することになった場合が挙げられる。また、低μ路をアクセルオンの状態で走行していて駆動輪4がスリップし、その状態で車輪に取り付けられた制動装置を急激に作動させた場合や、高μ路を走行中に制動装置を急激に作動させた場合などが挙げられる。それらの場合、変速部6は高速段に設定されていてよい。またアクセルオンの状態で制動装置を作動させてもよく、また、アクセルオフにした後に制動装置を作動させてもよい。
1…エンジン(ENG)、 2,3…モータ・ジェネレータ(MG1,MG2)、 4…駆動輪、 5…動力伝達機構、 6…変速部、 7…動力分割機構、 24…ハイブリッド制御装置(HV−ECU)。

Claims (1)

  1. エンジンが出力したトルクを電動機と出力部材とに分配する差動機構と、前記エンジンと前記差動機構との間に配置された変速機とを備えている動力伝達装置の制御装置において、
    前記出力部材の回転数の変化速度が予め定めた第1閾値以上の場合に、前記変速機の変速比を増大させる手段を備え、
    前記変速機は、その変速比を変更するために選択的に係合させられる少なくとも2つの係合機構を備えており、
    前記手段は、前記電動機の回転数の変化速度が予め定めた第2閾値以上の場合であってかつ前記電動機の回転数が予め定めた第3閾値以上の場合に、2つの前記係合機構を締結に向けて係合制御することにより前記変速機の出力要素の回転数を低下させる手段を含む
    とを特徴とする動力伝達装置の制御装置。
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