JP3376775B2 - ハイブリッド車両 - Google Patents

ハイブリッド車両

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JP3376775B2
JP3376775B2 JP21981695A JP21981695A JP3376775B2 JP 3376775 B2 JP3376775 B2 JP 3376775B2 JP 21981695 A JP21981695 A JP 21981695A JP 21981695 A JP21981695 A JP 21981695A JP 3376775 B2 JP3376775 B2 JP 3376775B2
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秀樹 久田
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Equos Research Co Ltd
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  • Hybrid Electric Vehicles (AREA)
  • Regulating Braking Force (AREA)
  • Control Of Vehicle Engines Or Engines For Specific Uses (AREA)
  • Electric Propulsion And Braking For Vehicles (AREA)
  • Connection Of Motors, Electrical Generators, Mechanical Devices, And The Like (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ハイブリッド車両
にかかり、詳しくは、差動歯車装置を介してエンジンと
発電機と駆動出力系とを接続し、エンジンの出力の一部
を発電機へ伝達し、残りを駆動出力系へ伝達し、駆動出
力系に駆動モータを連結したハイブリッド車両に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、エンジンとモータとを併用した駆
動装置を有するハイブリッド車両が提供されている。こ
の種のハイブリッド車両は各種提供されており、例え
ば、エンジンを駆動することによって発生させられた回
転を発電機に伝達して発電機を駆動し、該発電機によっ
て得られた電力を直流電流に変換してバッテリに送って
充電し、さらに該バッテリの電力を交流電流に交換して
駆動モータを駆動するようにしたシリーズ(直列)式の
ハイブリッド車両や、エンジンと駆動モータの駆動力を
出力軸に伝達して車両を走行させ、主として駆動モータ
の出力を制御して増減速を行うパラレル(並列)式のハ
イブリッド車両などがある。
【0003】前述のパラレル式のハイブリッド車両にお
いては、差動歯車装置を介して、エンジンと発電機と駆
動出力軸とを連結し、駆動出力軸には駆動モータを接続
した構造のスプリットトレーン方式のハイブリッド車両
が提案されている。この構造のハイブリッド車両におい
ては、発電機の回転を制御することによって、エンジン
・モータ駆動モードや、モータ駆動モードなどに切り替
えることができ、さらには、回生電力のバッテリーへの
充電や、エンジンの始動を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記スプリッ
トトレーン方式のハイブリッド車両においては、車軸と
それに連結した駆動モータの回転が急激に変化した場
合、例えば、急減速時に車輪がロックした場合、急加速
時にホイールスピンした場合などでは、発電機回転数の
制御が遅れ、発電機制御トルクの不足から発電機が過回
転となり、時には発電機回転数を制御不能となる恐れが
ある。
【0005】例えば、ホイールスピンした場合では、駆
動モータの駆動トルクによって、差動歯車装置の駆動出
力軸に接続された歯車要素の回転数が急速に上昇し、こ
れに伴って他の歯車要素に接続されている発電機の回転
が急激に上昇する。この発電機回転数の急激な変化を抑
えて、所望の回転数に発電機を制御するには、十分なト
ルクを上記回転とは逆方向へ発生させる必要があるが、
このような必要トルクが発電機の最大出力を越えると制
御不能となる。
【0006】本発明は、制御不能からの発電機の過回転
となる要因を検出して、発電機のブレーキを作動させ、
発電機が制御不能状態に陥るのを抑制するハイブリッド
車両を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】このような目的は、以下
の本発明によって達成される。
【0008】(1) エンジンと、回転数制御可能な発
電機と、駆動輪を駆動させる駆動力を伝動する駆動出力
軸と、駆動出力軸に連結された駆動モータとを備えたハ
イブリッド車両において、第1の歯車要素が前記エンジ
ンの出力軸に連結され、第2の歯車要素が前記発電機の
ロータに連結され、第3の歯車要素が前記駆動出力軸に
連結された差動歯車装置と、前記発電機の回転数を制御
する制御手段と、前記制御手段からの制御信号によって
作動し、前記発電機を機械的に制動するブレーキと、前
記駆動輪の回転異常の発生を検出し、検出信号を前記制
御手段へ供給する検出手段と、前記制御手段は、前記検
出手段からの検出信号の入力によりブレーキを作動させ
て発電機の回転を停止することを特徴とするハイブリッ
ド車両。
【0009】(2) 前記発電機の回転数が許容回転数
以上に達し、または前記発電機の回転数制御に必要なト
ルクが前記発電機の最大出力トルクを越え、または前記
発電機の角加速度が前記発電機のトルク方向と逆である
ことの内、少なくとも1を前記検出手段が検出したと
き、前記制御手段が前記駆動輪の回転異常が発生したも
のと判断する上記(1)に記載のハイブリッド車両。
【0010】(3) 前記検出手段は、前記駆動輪の回
転数を検出する回転数センサであって、前記制御手段は
前記駆動輪の角加速度が予め設定された閾値を越えた時
に前記駆動輪の回転異常が発生したものと判断する上記
(1)に記載のハイブリッド車両。
【0011】(4) 駆動輪の回転異常とは、駆動輪が
スピンをしいてる状態、またはロック状態である上記
(1)ないし(3)のいずれかに記載のハイブリッド車
両。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明のハイブリッド車両
の第1実施形態について、添付図面に基づいて詳細に説
明する。図1は、本発明の第1実施形態の油圧回路を搭
載したハイブリッド車両の駆動装置を示す概念図であ
る。図において、第1軸線上には、エンジン11と、エ
ンジン11を駆動させることによって発生する回転を出
力するエンジン出力軸12と、該エンジン出力軸12を
介して入力された回転に対して変速を行う差動歯車装置
であるプラネタリギヤユニット13と、該プラネタリギ
ヤユニット13における変速後の回転が出力されるユニ
ット出力軸14と、該ユニット出力軸14に固定された
第1カウンタドライブギヤ15と、通常走行状態では主
として発電機として作用する発電機16と、該発電機1
6とプラネタリギヤユニット13とを連結する伝達軸1
7とが配置されている。ユニット出力軸14は、スリー
ブ形状を有し、エンジン出力軸12を包囲して配設され
ている。また、第1カウンタドライブギヤ15は、プラ
ネタリギヤユニット13よりエンジン11側に配設され
ている。
【0013】プラネタリギヤユニット13は、第1の歯
車要素であるサンギヤSと、サンギヤSと噛合するピニ
オンPと、該ピニオンPと噛合する第2の歯車要素であ
るリングギヤRと、ピニオンPを回転自在に支持する第
3の歯車要素であるキャリヤCRとを備えている。サン
ギヤSは、伝達軸17を介して発電機16と連結され、
リングギヤRは、ユニット出力軸14を介して第1カウ
ンタドライブギヤ15と連結され、キャリヤCRは、エ
ンジン出力軸12を介してエンジン11と連結されてい
る。
【0014】さらに、発電機16は伝達軸17に固定さ
れ、回転自在に配設されたロータ21と、該ロータ21
の周囲に配設されたステータ22と、該ステータ22に
巻装されたコイル23とを備えている。発電機16は、
伝達軸17を介して伝達される回転によって電力を発生
させる。前記コイル23は図示しないバッテリに接続さ
れ、該バッテリに電力を供給して充電する。発電機16
には、伝達軸17の他端側に、ブレーキ28が接続され
ており、このブレーキ28を係合状態とすることで、ロ
ータ21が固定され、発電機16の回転およびサンギヤ
Sの回転が停止されるようになっている。
【0015】第1軸線と平行な第2軸線上には、駆動モ
ータ25と、駆動モータ25の回転が出力されるモータ
出力軸26と、モータ出力軸26に固定された第2カウ
ンタドライブギヤ27とが配置されている。駆動モータ
25は、モータ出力軸26に固定され、回転自在に配設
されたロータ37と、該ロータ37の周囲に配設された
ステータ38と、該ステータ38に巻装されたコイル3
9とを備えている。駆動モータ25は、コイル39に供
給される電流によってトルクを発生させる。そのため
に、コイル39は図示しないバッテリに接続され、該バ
ッテリから電流が供給されるように構成されている。
【0016】本発明のハイブリッド車両が減速状態にお
いて、駆動モータ25は、図示しない駆動輪から回転を
受けて回生電力を発生させ、該回生電力をバッテリに供
給して充電する。そして、前記エンジン11の回転と同
じ方向に図示しない駆動輪を回転させるために、第1軸
線及び第2軸線と平行な第3軸線上には、駆動出力軸と
してカウンタシャフト31が配設されている。該カウン
タシャフト31にはカウンタドリブンギヤ32が固定さ
れている。
【0017】また、該カウンタドリブンギヤ32と第1
カウンタドライブギヤ15とが、及びカウンタドリブン
ギヤ32と第2カウンタドライブギヤ27とが噛合させ
られ、第1カウンタドライブギヤ15の回転及び第2カ
ウンタドライブギヤ27の回転が反転されてカウンタド
リブンギヤ32に伝達されるようになっている。さら
に、カウンタシャフト31には、カウンタドリブンギヤ
32より歯数が小さなデフピニオンギヤ33が固定され
る。
【0018】そして、第1軸線、第2軸線及び第3軸線
に平行な第4軸線上にデフリングギヤ35が配設され、
該デフリングギヤ35と前記デフピニオンギヤ33とが
噛合させられる。また、前記デフリングギヤ35にディ
ファレンシャル装置36が固定され、デフリングギヤ3
5に伝達された回転が前記ディファレンシャル装置36
によって差動させられ、駆動輪に伝達される。上記構成
において、駆動出力系は、プラネタリギヤユニット13
と、発電機16と、第1カウンタドライブギヤ15と、
カウンタドリブンギヤ32と、第2カウンタドライブギ
ヤ27と、カウンタシャフト31と、デフピニオンギヤ
33と、デフリングギヤ35と、ディファレンシャル装
置36とによって構成されている。
【0019】このように、エンジン11によって発生さ
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるだけでなく、駆動モータ25によって発生さ
せられた回転をカウンタドリブンギヤ32に伝達するこ
とができるので、エンジン11だけを駆動するエンジン
駆動モード、駆動モータ25だけを駆動するモータ駆動
モード、並びにエンジン11及び駆動モータ25を駆動
するエンジン・モータ駆動モードでハイブリッド型車両
を走行させることができる。また、発電機16において
発生させられる電力を制御することによって、前記伝達
軸17の回転数を制御することができる。さらに、発電
機16によってエンジン11を始動させることもでき
る。また、発電機の回転を停止させる場合には、ブレー
キ28を係合せさて発電機16のロータ21を固定する
ことができる。
【0020】次に、本発明のハイブリッド車両の制御系
について、図2のブロック図に基づいて詳細に説明す
る。本実施形態の制御系を構成する制御手段は、車両制
御装置41と、エンジン制御装置42と、モータ制御装
置43と、発電機制御装置44とを有している。この車
両制御装置41は、例えばCPU(中央処理装置)、各
種プログラムやデータが格納されたROM(リード・オ
ン・メモリ)、ワーキングエリアとして使用されるRA
M(ランダム・アクセス・メモリ)等を備えたマイクロ
コンピュータによって構成することができる。
【0021】さらに、この制御系は、アクセル開度αを
検出するアクセルセンサ45と、車速Vを検出する車速
センサ46と、ブレーキ踏み量βを検出するブレーキセ
ンサ47と、バッテリ19の充電量SOCを検出するバ
ッテリセンサ48とを備えている。それぞれのセンサ4
5、46、47、48で検出された検出値は車両制御装
置41へ供給される。車速センサ46は、実際に車軸の
回転数を検出し、車両制御装置41へ検出した回転数を
供給する。車両制御装置41は、車速センサ46から供
給された回転数に基づいて車速Vを算出する。
【0022】車両制御装置41は、ハイブリッド車両の
全体を制御するもので、アクセルセンサ45からのアク
セル開度αと、車速センサ46からの車速Vに応じたト
ルクTM* を決定して、これをモータ制御装置43へ供
給する。
【0023】また、車両制御装置41は、エンジン制御
装置42に対してエンジンON/OFF信号を供給す
る。具体的には、例えば、ブレーキが踏み込まれて、ブ
レーキセンサ47からブレーキ踏み込み量βが供給され
ると、エンジン11を非駆動状態とするエンジンOFF
信号を供給し、ブレーキが解除されるとエンジン11を
駆動状態とするエンジンON信号を供給する。
【0024】さらに、車両制御装置41は、発電機制御
装置44から供給される制御状態信号Fiに基づいて、
発電機ブレーキ28を動作させる電磁バルブ54へソレ
ノイドON/OFF信号を供給する。電磁バルブ54
は、供給されるON/OFF信号に基づいて電磁バルブ
54に内蔵されているソレノイドが作動し、例えばON
信号の場合には、ソレノイドが作動してバルブが開放さ
れ、圧油を発電機ブレーキ28へ供給して発電機ブレー
キ28を係合状態とし、OFF信号の場合には、バルブ
が閉鎖されて発電機ブレーキ28の係合を解除する。
【0025】エンジン制御装置42は、車両制御装置4
1から入力される選択指令信号に基づいて、エンジン1
1を、エンジントルクを出力している駆動状態(ON状
態)と、エンジントルクを発生させていない非駆動状態
(OFF状態)とに切換えるとともに、エンジン回転数
センサ48から入力されたエンジン回転数NEに応じて
エンジン11のスロットル開度θを制御することで、エ
ンジン11の出力を制御するようになっている。
【0026】モータ制御装置43は、供給されたトルク
TM* が駆動モータ25から出力されるように駆動モー
タ25の電流(トルク)IMを制御する。発電機制御装
置44は、発電機16の回転数NGを制御し、目標回転
数NG*となるように、電流(トルク)IGを制御す
る。また、発電機制御装置44は、次のa.b.c.の
3条件がすべて満たされるときに、制御状態信号Fiに
おいて、制御不能を出力する。つまり、a.発電機16
の回転数が、発電機の許容回転数Nh以上となったと
き、b.発電機16の回転数を制御するために、発電機
の最大出力トルク以上のトルクが必要と判断されたと
き、c.発電機16の角加速度が発電機16が発生させ
ているトルク方向と逆であるとき、である。
【0027】次に、上記構成のハイブリッド車両の動作
について説明する。図3(A)は、本発明の第1実施形
態のプラネタリギヤユニット13(図1)の概念図、図
3(B)は、本発明の第1実施形態におけるプラネタリ
ギヤユニット13の通常走行時の速度線図、図4(A)
は、本発明の第1実施形態におけるプラネタリギヤユニ
ット13の通常走行時のトルク線図である。
【0028】本実施形態においては、図3(A)に示さ
れているように、プラネタリギヤユニット13のリング
ギヤRの歯数がサンギヤSの歯数の2倍となっている。
従って、リングギヤRに接続されるユニット出力軸14
の回転数(以下「リングギヤ回転数」という。)をNR
とし、キャリヤCRに接続されるエンジン出力軸12の
回転数(以下「エンジン回転数」という。)をNEと
し、サンギヤSに接続される伝達軸17の回転数(以下
「発電機回転数」という。)をNGとした時、NR、N
E、NGの関係は、図3(B)に示されているように、
【0029】NG=3・NE−2・NR となる。また、リングギヤRからユニット出力軸14に
出力されるトルク(以下「リングギヤトルク」とい
う。)をTRとし、エンジン11のトルク(以下「エン
ジントルク」という。)をTEとし、発電機トルクをT
Gとしたとき、TR、TE、TGの関係は、図4(A)
に示されているように、
【0030】TE:TR:TG=3:2:1 となる。そして、ハイブリッド車両の通常走行時におい
ては、リングギヤR、キャリヤCRおよびサンギヤS
は、いずれも正方向に回転させられ、図3(B)に示さ
れるように、リングギヤ回転数NR、エンジンの回転数
NE、発電機回転数NGは、いずれも正の値を採る。
【0031】そして、エンジントルクTEが、キャリヤ
CRに入力され、このエンジントルクTEが、図1に示
されている第1カウンタドライブギヤ15および発電機
16の反力によって受けられる。その結果、図4(A)
に示されているように、リングギヤRからユニット出力
軸14にリングギヤトルクTRが、サンギヤSから伝達
軸17に発電機トルクTGが出力される。
【0032】上記リングギヤトルクTRおよび発電機ト
ルクTGは、プラネタリギヤユニット13の歯数によっ
て決定されるトルク比でエンジントルクTEを按分する
ことによって得られ、トルク線図上において、リングギ
ヤトルクTRと発電機トルクTGとを加えたものがエン
ジントルクTEとなる。
【0033】次に、急加速によって駆動輪の回転異常状
態であるホイールスピン状態となった場合、プラネタリ
ギヤユニット13のトルク線図は、図4(B)のように
なる。つまり、ホイールスピン状態では、キャリヤCR
にホイールスピンを止めようする力としてキャリヤ慣性
トルクTICがエンジントルクTEに対して逆方向へ生
じ、このキャリヤ慣性トルクTICとエンジントルクT
Eとの合成トルクがキャリヤトルクTCとなる。これに
対して、キャリヤトルクTCが、上記比率でリングギヤ
トルクTRと発電機トルクTGに按分され、図5(A)
に示されているように、キャリヤトルクTCと、リング
ギヤトルクTRと、発電機トルクTGとは、それぞれ通
常走行時とは逆方向のトルクとなる。
【0034】この状態が継続されると、発電機16の回
転数が上り、図5(B)示されている速度線図のよう
に、発電機回転数NGが急激に上昇し、発電機の制御が
困難となる。そこで、本発明では、ホイールスピンが生
じ前述のように発電機制御が困難な状態となると、発電
機16のロータをブレーキ28で固定し、制御不能状態
を回避する。この場合、速度線図は、図6(A)に示さ
れているように、発電機回転数は零となる。
【0035】次に、急減速によって駆動輪の回転異常状
態である車輪がロックした場合、プラネタリギヤユニッ
ト13のトルク線図は、図6(B)のようになる。つま
り、急減速による車輪のロックによって、キャリヤCR
にはエンジントルクTEと同方向にキャリヤ慣性トルク
TICが生じ、このキャリヤ慣性トルクTICとエンジ
ントルクTEとの合成トルクがキャリヤトルクTCとな
る。車輪のロックによって生ずるキャリヤ慣性トルク
は、ホイールスピンの場合に対して逆向きとなる。該キ
ャリヤトルクTCに対して、上記比率でリングギヤトル
クTRと発電機トルクTGに按分され、図7(A)に示
されているように、キャリヤトルクTCと、リングギヤ
トルクTRと、発電機トルクTGとは、それぞれ通常走
行時とは同方向でかつ、通常走行時に比較して大トルク
となる。
【0036】一方車輪はロックされているため、リング
ギヤRの回転は零となり、前述の大トルクの発生とあい
まって、図7(B)に示されているように、発電機回転
数NGは急激に増大し、発電機制御が困難な状態となる
と、発電機16のロータをブレーキ28で固定し、制御
不能状態から発生する過回転を防止する。この場合、速
度線図は、図8(A)に示されているように、エンジン
回転数NEおよび発電機回転数は零となる。
【0037】次に、車両制御装置41と発電機制御装置
44の制御動作について、図9、図10および図11の
フローチャートに基づいて詳細に説明する。図9は、車
両制御装置41の動作を示すフローチャートである。ア
クセルセンサ45からアクセル開度αが、ブレーキセン
サ47からブレーキ踏み量βが車両制御装置41に入力
される(ステップS101)。さらに、バッテリ19の
状態(例えば、バッテリ残量)が入力される(ステップ
S102)。入力された、アクセル開度α、ブレーキ踏
み量β、バッテリ残量などに基づいて、エンジン増減速
回転数を演算する(ステップS103)。
【0038】上記算出されたエンジン増減速回転数から
発電機16へ供給する発電機回転数Ncを演算すし(ス
テップS104)、これ発電機回転数Ncを発電機制御
装置44へ出力する(ステップS105)。次に、発電
機制御装置44より、発電機16の制御状態信号Fiを
入力する(ステップS106)。本実施形態では、Fi
=1のとき制御不能、Fi=0のとき制御可能を意味
し、車両制御装置41においては、Fiの値から発電機
16の制御状態を判断する。
【0039】車両制御装置41において、入力された制
御状態信号がFi=1か否かを判断する(ステップS1
07)。Fi=1と判断した場合には、ソレノイドON
信号を出力し、電磁バルブ54を開放し、発電機ブレー
キ28を作動させる(ステップS108)。この発電機
ブレーキ28の作動によって、発電機16の回転は停止
し、制御可能な状態に発電機16を戻すことができる。
【0040】発電機16の回転停止によって、変動した
エンジン回転数に基づいて、エンジントルクを予め記憶
されているマップから演算する(ステップS109)。
演算されたエンジントルクに基づいて、モータトルクを
補正処理し(ステップS110)、プログラムを終了す
る。一方、ステップS107でFi=0と判断した場合
には、発電機制御装置44から発電機トルクToを入力
し(ステップS111)、同じく発電機制御装置44か
ら発電機回転数Nrを入力する(ステップS112)。
ステップS110では、新たに入力された発電機トルク
Toと発電機回転数Nrに基づいて、モータトルクを補
正処理し、プログラムを終了する。
【0041】次に、発電機制御装置44の動作について
詳説する。図10および図11は、発電機制御装置44
の動作を示すフローチャートである。発電機制御装置4
4は、PI制御により、発電機回転数NGを、入力され
た目標回転数Ncとなるように制御する。車両制御装置
41から目標回転数Ncが入力される(ステップS12
1)と、発電機実回転数Nrを発電機16から入力する
(ステップS122)。NcとNrから回転数偏差Nd
を算出する(ステップS123)。次に、回転数偏差N
dと、積分パラメータGiから、積分計算トルクTiを
算出する(ステップS124)。さらに、回転数偏差N
dと、比例パラメータGpから、比例計算トルクTpを
算出する(ステップS125)。
【0042】次に、積分計算トルクTiが、その最大値
Timaxより大きいか否かを判断し(ステップS12
6)、大きい場合にはTiの値をTimaxとする(ス
テップS127)。積分計算トルクTiが、その最大値
Timaxより小さい場合には、上記ステップS127
を経ずに、次のステップS128を実行する。ステップ
S128では、積分計算トルクTiが、その最小値Ti
minより小さいか否かを判断する。積分計算トルクT
iが、その最小値Timinより小さい場合には、Ti
の値をTiminとする(ステップS129)。
【0043】比例計算トルクTpが、その最大値Tpm
axより大きいか否かを判断し(ステップS130)、
大きい場合にはTpの値をTpmaxとする(ステップ
S131)。比例計算トルクTpが、その最大値Tpm
axより小さい場合には、上記ステップS131を経ず
に、次のステップS132を実行する。ステップS13
2では、比例計算トルクTpが、その最小値Tpmin
より小さいか否かを判断する。比例計算トルクTpが、
その最小値Tpminより小さい場合には、Tpの値を
Tpminとする(ステップS133)。
【0044】積分計算トルクTiと比例計算トルクTp
との和から発電機16の出力トルクToを算出する(ス
テップS134)。フルトルクフラグFfを0として
(ステップS135)、発電機実回転数Nrにおける最
大出力トルクTmax(Nr)に比較して、出力トルク
Toが大きいか否かを判断する(ステップS136)。
出力トルクToが最大出力トルクTmaxより大きい場
合には、Toを最大出力トルクTmax(Nr)として
(ステップS137)、フルトルクフラグFfを1とす
る(ステップS138)。
【0045】次に、発電機実回転数Nrにおける最小出
力トルクTmin(Nr)に比較して、出力トルクTo
が小さいか否かを判断する(ステップS139)。出力
トルクToが最小出力トルクTminより小さい場合に
は、Toを最小出力トルクTmin(Nr)として(ス
テップS140)、フルトルクフラグFfを1とする
(ステップS141)。そして、フルトルクフラグFf
が1であり、かつ、発電機実回転数の絶対値|Nr|が
制御可能な回転数Nh(例えば、1500rpm)より
大きいが否かを判断する(ステップS142)。フルト
ルクフラグFfが0であり、または発電機実回転数の絶
対値|Nr|が最大回転数Nhより小さい場合には、制
御状態信号のフラグFiが0とされる(ステップS14
3)。フルトルクフラグFfが1であり、かつ、発電機
実回転数の絶対値|Nr|が制御可能な最大限の回転数
Nhより大きい場合には、発電機16の回転加速度Na
を計算する(ステップS144)。この計算は、ステッ
プS122で入力された発電機実回転数Nrから、前回
のフローチャートの実行の再に入力された発電機実回転
数Noを差し引いて求められる。実際の回転加速度Na
は、(Nr−No)/Δt(Δtはサンプリング間隔)
で求められ、このような計算から求めてもよい。本実施
形態におけるフローチャートでは、回転加速度Naの向
きを検出することを目的としているため、サンプリング
間隔は考慮していない。
【0046】上記検出された回転加速度Naが正の値
で、かつ、出力トルクToが負の値であるが否かが判断
され(ステップS145)、該当する場合には、制御状
態信号のフラグFiが1とされる(ステップS14
7)。該当しない場合には、さらに回転加速度Naが負
の値で、かつ、出力トルクToが正の値であるが否かが
判断され(ステップS146)、該当する場合には、制
御状態信号のフラグFiが1とされる(ステップS14
7)。また、ステップS146において、該当しない場
合には、制御状態信号のフラグFiが0とされる(ステ
ップS143)。以上のように決定された制御状態信号
は車両制御装置41へ出力される(ステップS14
8)。このステップS148は、車両制御装置41の制
御動作のステップS106に相当する。
【0047】次に、発電機16が出力トルクToを出力
するための電流界磁角を演算し(ステップS149)、
相電流制御信号を出力する(ステップS150)。さら
に、車両制御装置41へ出力トルクToを出力し(ステ
ップS151)、次に車両制御装置41へ発電機実回転
数Nrを出力する(ステップS152)。そして、発電
機実回転数NrをNoとして記憶して終了する。ステッ
プS151は、車両制御装置41の制御動作のステップ
S111に相当し、ステップS152は、同じくステッ
プS112に相当する。
【0048】以上説明した制御動作において、ステップ
S123からステップS133までの動作によってPI
制御が行われ、ステップS135からステップS148
までの動作によって発電機の制御状態が判断されてい
る。ステップS136からステップS141まで動作に
よって、PI制御の結果算出された出力トルクToが、
最大出力トルク以下であるか否か判断されている。Tm
axは正方向回転の最大出力トルク、Tminは負方向
回転の最大出力トルクである。ステップS142では、
発電機実回転数Nrが許容回転数Nh以内であるか否か
が判断されている。また、ステップS145、S146
では、出力トルクToと角加速度Naの向きが同一であ
るか否かが判断されている。
【0049】以上のような制御動作によって、a.発電
機16の回転数が、発電機の許容回転数Nh以上とな
り、b.発電機16の回転数制御を維持するために必要
なトルクが、発電機の最大出力トルク以上となり、c.
発電機16の角加速度が発電機16のトルク方向と逆と
なる場合には、発電機ブレーキ28が作動して、発電機
16の回転は、停止される。
【0050】次に、第2実施形態の構成について説明す
る。第2実施形態では、制御動作が第1実施形態と異な
るのみで、駆動装置および制御手段の構成は、上記第1
実施形態と同様であるため説明を省略する。第2実施形
態では、車両制御装置41が車輪の回転数をモニター
し、車輪が一定の角加速度を越える場合に、ホイールス
ピンまたは車輪ロックの発生と判断し、発電機ブレーキ
28を作動させる。具体的には、車両重量と、エンジン
と駆動モータとから出力される最終的に駆動輪に出力さ
れる最大出力トルクから算出した限界角加速度を、閾値
として車両制御装置41に記憶させ、入力される車輪の
回転数から算出される角加速度が、前述の閾値を越える
場合に、発電機ブレーキ28を作動させる。
【0051】図12は、第2実施形態における制御動作
を示すフローチャートである。以下、図12に基づい
て、制御動作を詳説する。アクセルセンサ45からアク
セル開度αが、ブレーキセンサ47からブレーキ踏み量
βが車両制御装置41に入力される(ステップS20
1)。さらに、バッテリ19の状態(例えば、バッテリ
残量)が入力される(ステップS202)。また、検出
手段としての車速センサ46からは、車速Vが入力され
る(ステップS203)。入力された、アクセル開度
α、ブレーキ踏み量β、バッテリ残量などに基づいて、
エンジン増減速回転数を演算する(ステップS20
4)。
【0052】上記算出されたエンジン増減速回転数から
発電機16へ供給する発電機回転数Ncを演算し(ステ
ップS205)、これ発電機回転数Ncを発電機制御装
置44へ出力する(ステップS206)。発電機制御装
置44においては、入力された発電機回転数Ncを維持
するように、回転数制御が行われる。
【0053】次に、車輪の角加速度Aを算出する(ステ
ップS207)。角加速度Aの算出は、入力された車速
Vから、前回のフローチャートの実行の再に入力された
車速Voを差し引いた値をサンプリング間隔Δtで除し
て求められる(A=(V−Vo)/Δt)。算出された
角加速度Aの絶対値が、上記閾値である限界加速度Ao
より大きいか否かを判断する(ステップS208)。限
界加速度Aoは、例えば傾斜30%の坂道を下っている
場合の角加速度として設定することができる。角加速度
Aの絶対値が、閾値Aoより大きい場合には、ホイ−ル
スピンまたは車輪のロックが発生したものと判断して、
ソレノイドON信号を出力し、電磁バルブ54を開放
し、発電機ブレーキ28を作動させる(ステップS20
9)。この発電機ブレーキ28の作動によって、発電機
16の回転は停止し、制御可能な状態に発電機16を戻
すことができる。発電機16の回転停止によって、変動
したエンジン回転数に基づいて、エンジントルクを、予
め記憶されているマップから演算する(ステップS21
0)。演算されたエンジントルクに基づいて、モータト
ルクを補正処理し(ステップS213)、入力された車
速VをVoとして記憶し(ステップS214)、プログ
ラムを終了する。
【0054】一方、角加速度Aの絶対値が、閾値Aoよ
り小さい場合には、発電機制御装置44から発電機トル
クToを入力し(ステップS211)、同じく発電機制
御装置44から発電機回転数Nrを入力する(ステップ
S212)。ステップS213では、新たに入力された
発電機トルクToと発電機回転数Nrに基づいて、モー
タトルクを補正処理し、次にステップS214を実行し
てプロクラムを終了する。上記第1実施形態および第2
実施形態においては、ホイールスピン時に発電機16の
回転を停止させることによって、エンジンブレーキが駆
動輪に伝わり、ホイールスピンを抑制する力を増加させ
て、早期にホイールスピンを終わらせることができる。
【0055】
【発明の効果】以上のように構成された本発明のハイブ
リッド車両によれば、発電機の回転数制御を確実に行う
ために、発電機のトルク容量を大きくする必要がなくな
り、発電機の出力は、エンジンの最大トルクとエンジン
の加減速回転数で決まる出力を考慮して設計すれば済
み、発電機の軽量化、小型化を図ることができる。ま
た、既存の車両に対しても、他の構成要素を付与するこ
となく、制御プログラムを変更するだけで、発電機の確
実な制御を確保することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施形態のハイブリッド車両の駆
動装置を示す概念図である。
【図2】本発明の第1実施形態の制御系の構成を示すブ
ロック図である。
【図3】第1実施形態のプラネタリギヤユニットの概念
図および速度線図である。
【図4】第1実施形態のプラネタリギヤユニットのトル
ク線図である。
【図5】第1実施形態のプラネタリギヤユニットのトル
ク線図および速度線図である。
【図6】第1実施形態のプラネタリギヤユニットの速度
線図およびトルク線図である。
【図7】第1実施形態のプラネタリギヤユニットのトル
ク線図および速度線図である。
【図8】第1実施形態のプラネタリギヤユニットの速度
線図である。
【図9】第1実施形態における車両制御装置の制御動作
を示すフローチャートである。
【図10】第1実施形態における発電機制御装置の制御
動作を示すフローチャートである。
【図11】第1実施形態における発電機制御装置の制御
動作を示すフローチャートである。
【図12】第2実施形態における車両制御装置の制御動
作を示すフローチャートである。
【符号の説明】 【符号の説明】
11 エンジン 13 プラネタリギヤユニット 15 第1カウンタドライブギヤ 16 発電機 18 ロータ軸 25 駆動モータ 28 発電機ブレーキ 41 車両制御装置 42 エンジン制御装置 43 モータ制御装置 44 発電機制御装置 45 アクセルセンサ 46 車速センサ 47 ブレーキセンサ 54 電磁バルブ
フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI H02H 11/00 H02H 11/00 Z H02K 7/102 H02K 7/102 (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60L 11/02 - 11/14 H02H 11/00 B60L 3/10 H02K 7/102 B60K 6/02 - 6/06

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 エンジンと、回転数制御可能な発電機
    と、駆動輪を駆動させる駆動力を伝動する駆動出力軸
    と、駆動出力軸に連結された駆動モータとを備えたハイ
    ブリッド車両において、 第1の歯車要素が前記エンジンの出力軸に連結され、第
    2の歯車要素が前記発電機のロータに連結され、第3の
    歯車要素が前記駆動出力軸に連結された差動歯車装置
    と、 前記発電機の回転数を制御する制御手段と、 前記制御手段からの制御信号によって作動し、前記発電
    機を機械的に制動するブレーキと、 前記駆動輪の回転異常の発生を検出し、検出信号を前記
    制御手段へ供給する検出手段と、 前記制御手段は、前記検出手段からの検出信号の入力に
    よりブレーキを作動させて発電機の回転を停止すること
    を特徴とするハイブリッド車両。
  2. 【請求項2】 前記発電機の回転数が許容回転数以上に
    達し、または前記発電機の回転数制御に必要なトルクが
    前記発電機の最大出力トルクを越え、または前記発電機
    の角加速度が前記発電機のトルク方向と逆であることの
    内、少なくとも1を前記検出手段が検出したとき、前記
    制御手段が前記駆動輪の回転異常が発生したものと判断
    する請求項1に記載のハイブリッド車両。
  3. 【請求項3】 前記検出手段は、前記駆動輪の回転数を
    検出する回転数センサであって、前記制御手段は前記駆
    動輪の角加速度が予め設定された閾値を越えた時に前記
    駆動輪の回転異常が発生したものと判断する請求項1に
    記載のハイブリッド車両。
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