JP6143457B2 - 印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム - Google Patents

印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラム Download PDF

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Description

本発明は、印刷を制御する印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラムに関する。
従来、複数種類の印刷媒体に画像を印刷することができる印刷装置が知られている。このような印刷装置は、例えば普通紙や光沢紙など表面の特性の異なる用紙や、種々のサイズの用紙へ画像を印刷させることができる。具体的には、ユーザは所望のサイズや種類の用紙を印刷装置にセットし、当該印刷媒体のサイズや種類を印刷装置に印刷設定として登録する。そしてユーザが印刷指示を行うと、印刷装置に登録された印刷設定に応じて画像が印刷される。
このような印刷装置において印刷設定を変更して新たに印刷を実行させる場合に、変更後の印刷設定に応じた印刷媒体をユーザが当該印刷装置にセットする必要がある。このとき、ユーザがその印刷媒体をセットしなかった場合に、適切な印刷が行われないことがある。
特許文献1には、印刷に使用された用紙のサイズや種類を示す用紙情報を印刷設定として記憶部に記憶しておくことが記載されている。そして、記憶部に記憶されている印刷設定とは異なる印刷設定で印刷が指示された場合に、ユーザに用紙を確認させるための警告表示を行って、当該指示された印刷を制限することが記載されている。
特許第4915330号公報
しかしながら特許文献1では、記憶部に記憶されている印刷設定が変更されたときには印刷が制限される。そのため、ユーザが印刷設定を変更するとともに変更後の印刷設定に対応する適切な印刷媒体をセットしたにも関わらず、印刷が制限されてしまう場合がある。
例えばFAX機能を備える印刷装置において、FAX受信画像の印刷で普通紙を使用するよう設定されている場合、ユーザがFAX受信画像の印刷では普通紙を使用するよう設定されていることを確認し、普通紙をセットしたとする。しかし特許文献1では、FAX受信画像の印刷の前に普通紙以外の印刷設定で印刷が実行された場合、記憶部に記憶されている印刷設定と当該FAX受信画像の印刷の印刷設定が異なる。そのため、ユーザが普通紙をセットしたにも関わらずFAX受信画像の印刷が制限されてしまう。
以上の課題を鑑みて本発明は、印刷が実行されるときに用いられる印刷媒体をユーザが確認しているにも関わらず当該印刷が制限されることを防ぐことができる印刷制御装置、印刷制御方法、およびプログラムを提供することを目的とする。
上記の課題を解決するために本発明の印刷制御装置は、印刷装置による印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための情報を取得する取得手段と、前記取得手段により前記情報が取得された場合に、前記情報により特定される印刷媒体の属性に従って前記印刷装置に印刷を実行させる印刷制御手段と、前記印刷装置により用いられる印刷媒体の属性を表示装置に表示させる表示制御手段と、前記取得手段により取得された第1の情報に基づいて前記印刷制御手段により第1の印刷が実行され且つ前記印刷制御手段による第2の印刷のための第2の情報が前記取得手段により新たに取得されたときに、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記印刷制御手段による前記第2の印刷を制限する制限手段と、を有し、前記表示制御手段により所定の種類の印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための所定の操作が、前記第2の情報が取得される前にユーザにより行われた場合、前記第1の情報により特定される属性と前記第2の情報により特定される属性が異なっていても、前記制限手段は前記第2の印刷を制限せず、前記表示制御手段により前記所定の種類と異なる印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための操作が前記第2の情報が取得される前にユーザにより行われ、且つ、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記制限手段は前記第2の印刷を制限することを特徴とする。
本発明によれば、第1の印刷に用いられた印刷媒体の属性とは異なる属性が第2の印刷に用いられる場合、当該第2の印刷が制限される。印刷が実行されるときに用いられる印刷媒体をユーザが確認したときに当該印刷が制限されないように制御することができる。
本実施形態の印刷装置の構成を示す図である。 本実施形態の印刷装置における印刷制御処理を示す図である。 ユーザの所定の操作に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。 本実施形態における用紙設定画面の一例を示す図である。 用紙設定画面の表示に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。 用紙カセットの開閉に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。 普通紙の印刷を印刷制限の対象とする場合の印刷制御処理を示す図である。 下段カセットを印刷制限の対象とする場合の印刷制御処理を示す図である。 FAXデータの印刷のための用紙設定画面の表示に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。 クラウド印刷システムの構成を説明するための図である。
以下、添付図面を参照して本発明の実施の形態の一例を詳しく説明する。尚、以下の実施の形態は本発明を限定するものでなく、また本実施の形態で説明されている特徴の組み合わせの全てが本発明の解決手段に必須のものとは限らない。
図1は、本実施形態の印刷装置の構成を示す図である。
100はCPUであり、印刷装置の各部を制御する。101はROMであり、CPU100が印刷装置の各部を制御するための各種制御プログラムが格納されている。102はRAMであり、ROM101内の各種制御プログラムや、装置の各種設定情報、画像データ等を一時的に記憶するためのメモリである。
CPU100は、ROM101に記憶されている制御プログラムをRAM102上に展開し、RAM102をワークメモリとしてプログラムを実行することにより、印刷装置の各部を制御する。
103は電話回線インターフェースであり、電話回線制御を行うNCUやFAX通信を行う画像の変復調を行うモデムを含む。そして、電話回線インターフェース103は、電話回線を介して外部装置とFAX通信を行う。
104はUSBインターフェースであり、ホストコンピュータ等の装置とUSBケーブルを介してデータ通信を行う。105はLANインターフェースであり、ホストコンピュータやネットワークサーバ等の装置とLAN経由でデータ通信を行う。なお、本実施形態の印刷装置は、LANインターフェース105を介してサーバから画像を受信し、その画像を印刷するクラウド印刷を行うことができる。
106はユーザが操作するための操作部であり、例えばタッチパネルやキー、ホイールデバイスなどである。CPU100は、ユーザにより操作部106が操作されると、当該操作を示す操作情報を入力する。そして、その操作情報に応じてユーザの指示が判定される。例えば印刷装置における各種の設定情報の変更や、後述する印刷設定画面の表示など各種の処理を実行させるための指示として操作情報を入力する。
107は表示部であり、CPU100による表示制御により、RAM102に記憶されている印刷装置の設定情報や印刷対象の画像、またはユーザに対するガイド表示などの各種の情報を表示する。108は読取部であり、CPU100による読取制御に応じて原稿を読み取り、当該読み取りで得られた読取画像をRAM102に記憶させる。
109は印刷部であり、CPU100による印刷制御により、RAM102に記憶された画像データに基づく画像を印刷媒体に印刷する。また、上記の電話回線インターフェース103により外部装置から受信したFAXデータは後述する不揮発性メモリ110に記憶され、そのFAXデータに基づく画像が印刷部109により印刷される。FAXデータは受信が完了すると自動的に印刷部109により印刷が実行される。そして印刷終了後、FAXデータは不揮発性メモリ110から自動的に消去される。また、USBインターフェース104やLANインターフェース105によってホストコンピュータやサーバから受信された画像データもRAM102に記憶され、当該画像データに基づく画像が印刷部109により印刷媒体に印刷される。
なお、本実施形態において印刷部109は、画像を印刷する用紙等の印刷媒体を格納する用紙カセット等の格納部や、用紙を搬送する搬送部、また搬送部により搬送された用紙に印刷を行う印刷機構を備える。そして本実施形態においては、用紙カセットを複数備えており、その複数の用紙カセットのそれぞれが異なるサイズや異なる種類の印刷媒体を格納可能である。
また上記の複数の用紙カセットのそれぞれには、当該用紙カセットの開閉(脱着)を検知するためのセンサが設けられている。ユーザにより用紙カセットが外された場合、また用紙カセットが装着された場合に、用紙カセットの開閉を示す操作情報が該当するカセットのセンサからCPU100に入力される。CPU100はその操作情報を入力することで、用紙カセットのユーザによる開閉動作を判定することができる。
110は、ハードディスク、フラッシュメモリ等の不揮発性メモリであり、電話回線インターフェース103により受信されたFAXデータや、後述する用紙履歴情報などの各種の情報を記憶する。
111は印刷装置内の内部バスであり、印刷装置における上記の各部を相互に接続する。CPU100は、内部バス111を介してROM101やRAM102、不揮発性メモリ110等と通信することにより、印刷装置の全体を制御する。
本実施形態においては上記印刷装置のCPU100が、操作部106から入力されたユーザの印刷指示や、各種のインターフェースを介して入力された印刷指示に応じて、印刷部109に画像やテキスト等の印刷対象のデータを印刷させる。その際にCPU100は印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための情報を取得し、その情報により特定される属性に従って印刷を行う。本実施形態においては印刷媒体としての用紙に印刷が行われ、その用紙の属性(サイズや種類)を示す用紙情報に従って印刷画行われる。CPU100は用紙情報を、用紙履歴情報として不揮発性メモリ110に記憶させる。そしてCPU100は、新たに印刷を行わせるときに、当該印刷における用紙情報が不揮発性メモリ110に記憶されている用紙履歴情報と異なる場合には表示部107に警告表示を行い、印刷を制限する。その後、CPU100が操作部106を介してユーザの印刷指示を入力した場合に印刷を実行させる。これにより、印刷が行われた後に新たな印刷のための用紙の入れ替えが行われずに、本来印刷が行われるべき用紙とは異なる用紙に画像が印刷されてしまうことを防ぐことができる。
ただし上記の処理を行うと、仮にユーザが新たな印刷のための用紙を既に確認している場合や、用紙の入れ替えのために用紙カセットを開けた場合であっても印刷が制限されてしまうことがある。
そこで本実施形態においては、CPU100が用紙情報の表示を行った場合や用紙カセットの開閉を検知した場合には、ユーザが印刷に用いられる用紙を確認したものとみなす。そして、当該印刷における用紙情報が用紙履歴情報と異なる場合であっても、上記の印刷の制限を行わないように制御する。これにより、印刷に用いられる用紙をユーザが印刷を指示する前に確認した場合や用紙の入れ替えを行った場合に、用紙履歴情報により印刷が制限されてしまうことを防ぐことができる。この処理の詳細については後述する。
なお、本実施形態においては上記の用紙履歴情報の管理や、印刷の制限処理を印刷装置内の印刷制御装置としてのCPU100が行う例を示した。しかしこれに限らず、上記の処理を例えば印刷装置に接続されているホストコンピュータやサーバが印刷制御装置として実行する場合であってもよい。
図2は本実施形態の印刷装置における印刷制御処理を示す図である。図2で示す処理は、CPU100が印刷ジョブを取得したときに実行される。印刷ジョブは、例えば操作部106によってユーザにより印刷が指示された場合や、読取部108により読み取られた原稿画像を印刷部109で実行させるコピーが実行される場合に取得される。また、電話回線インターフェース103によってFAX文書を受信することにより印刷ジョブが取得される。また、USBインターフェース104及びLANインターフェース105によってホストコンピュータやサーバ等の外部装置から印刷ジョブが取得される場合であってもよい。この印刷ジョブは、画像やテキスト等の印刷対象データと、当該印刷対象のデータが印刷される印刷媒体の属性を示す情報を含む。図2に示す処理においては、印刷対象のデータが用紙に印刷され、上記の情報として用紙のサイズと種類(普通紙、写真紙等)を示す用紙情報が取得される。
また図2で示す処理に対応するプログラムがROM101に格納されており、CPU100がそのプログラムをRAM102に読み出して、RAM102上で実行することにより、図2で示す処理を実現することができる。
S200では、CPU100に入力された印刷ジョブが、印刷に使用される用紙をユーザに確認させるための警告表示を行う対象の印刷ジョブであるかを確認する。上記のように本実施形態においては、用紙情報の履歴を記憶しておき、当該印刷の用紙情報と異なる場合には警告表示を行う。ただし、本実施形態では全ての印刷ジョブに対して警告表示を行うのではなく、特定の印刷ジョブに対して警告表示を行う。
例えば、当該印刷ジョブにより指定されている用紙情報が普通紙を示す場合、仮に用紙カセットに写真紙が格納されていたときには、ユーザが意図せずに写真紙に印刷が行われてしまう場合がある。写真紙は普通紙に比べて高価であることが多いため、ユーザが意図せずに誤って印刷を行ってしまったときの問題が特に大きい。そこで印刷ジョブが用紙情報として普通紙を示す場合に、上記の警告表示を行うようにする。用紙種類が普通紙の印刷ジョブを警告表示の対象とする例については図7を用いて後述する。
なお、本実施形態においては印刷部109が有する複数の用紙カセットのそれぞれが異なる用紙サイズに対応している。そして、普通紙と写真紙の両方に対応するサイズ(例えばA4サイズ)の紙を格納する用紙カセットについては、用紙の入れ替えが行われずに、本来普通紙に印刷すべき画像が写真紙に印刷されてしまう場合がある。よってS200では印刷ジョブに対応する用紙カセットに基づき、普通紙と写真紙の両方に対応するサイズ(例えばA4サイズ)の紙が格納される用紙カセットを使用する印刷ジョブを、警告表示の対象の印刷ジョブと判定してもよい。用紙カセットに応じて警告表示を行わせるか判定する処理については図8を用いて後述する。
S200において印刷ジョブが警告表示の対象とする印刷ジョブと判定された場合には、S201に進み、警告表示の対象ではないと判定された場合には後述のS206に進む。
S201では、前回印刷時の用紙情報を示す用紙履歴情報が不揮発性メモリ110に記憶されているか判定する。なお、後述するS207の処理により、印刷が行われた時の用紙情報が不揮発性メモリ110に記憶される。具体的には、用紙サイズと用紙種類(普通紙、写真紙等)が印刷ジョブにおいて指定されており、その用紙サイズ、用紙種類が用紙情報として記憶される。
また上記のように、本実施形態の印刷部109は複数の用紙カセットを備えている。そして、特定の用紙カセットを使用するジョブを警告表示の対象とする場合には、その用紙カセットに対応する用紙履歴情報を不揮発性メモリ110に記憶させる。なお、複数の用紙カセットに関わらず警告表示の対象とする場合には、複数のカセットそれぞれについて用紙履歴情報が記憶される。
S201において用紙履歴情報が記憶されていると判定された場合にはS202に進み、用紙履歴情報が記憶されていないと判定された場合には後述のS206に進む。
S202では、前回印刷時の用紙情報と今回印刷時にユーザが指定した用紙情報が異なるか判定する。具体的には、当該印刷の印刷ジョブが示す用紙情報と不揮発性メモリ110に記憶されている用紙履歴情報を比較し、用紙サイズ、用紙種類のいずれか一方でも異なる場合には、用紙情報が異なるものと判断する。
S202において用紙情報が異なると判定された場合にはS203に進み、前回と今回の印刷において用紙情報が同じと判定された場合には後述するS208において自動的に印刷を実行する。
S203では、前回と今回の印刷において用紙情報が異なるため、当該印刷で画像が印刷される用紙をユーザに確認させるための警告画面を表示部107に表示させる。S204では、ユーザが操作部106に含まれているOKキーを押下することにより、上記の警告表示を解除するためのユーザの指示が入力されたか判定する。なお、警告を解除させるための指示はキーの押下に限らず、例えばタッチパネルにおける所定の領域をユーザが触ることにより警告を解除する場合であってもよい。
S204において警告解除指示が入力されたと判定された場合には、S205において表示部107における用紙確認のための警告画面の表示を解除する。このS205において警告表示が解除されると、印刷の実行が許可されたものしてS206に進む。
S206では、今回の印刷で使用される用紙カセットが、用紙履歴情報が記憶される対象の用紙カセットであるか判定する。例えば普通紙、写真紙の両方に対応する特定の用紙カセットが用紙情報の記憶対象である場合、今回の印刷で使用される用紙カセットがその特定の用紙カセットであるか判定する。
S206において今回の印刷で使用される用紙カセットが用紙履歴情報の記憶対象であると判定された場合はS207に進み、S206において記憶対象でないと判定された場合はS208に進んで印刷を実行する。
S207では、今回の印刷における用紙情報を用紙履歴情報として不揮発性メモリ110に記憶させる。このように記憶された用紙履歴情報が上述のS202において、前回の印刷における用紙情報として参照される。なお、S202において当該印刷における用紙情報と印刷履歴情報が同じと判定された場合には、S207における用紙情報の記憶制御が行われない。
S208では、入力された印刷ジョブにより指定されている今回の用紙情報に従って、当該印刷ジョブに含まれる画像を印刷部109に印刷させる。
以上のように図2に示した処理によれば、前回の印刷時に対応する用紙情報と今回の用紙情報が異なる場合に、用紙カセットに格納され印刷に用いられる用紙をユーザに確認させるための警告表示を行うことができる。
しかしながら、例えば写真紙への印刷を行い、その後普通紙を使用するFAXデータの印刷を行う場合、印刷時に警告表示が行われてFAXデータの印刷が制限されることになる。この場合、ユーザが警告解除指示を行わない限り、当該FAXデータの印刷が実行されない。例えばユーザが外出しており、印刷装置に対して警告解除指示を行えない場合、FAXデータが印刷装置の不揮発性メモリ110に蓄積することになる。FAXデータが大量の場合、不揮発性メモリ110の記憶残量を越えてしまい、受信されたFAXデータを適切に印刷できない場合がある。
そこで本実施形態では、用紙情報の表示を行った場合や用紙カセットの開閉が検知された場合に、ユーザが印刷に用いられる用紙を確認したものとみなす。そして、当該印刷における用紙情報が用紙履歴情報と異なる場合であっても、上記の印刷の制限を行わないように制御し、自動的に印刷を実行させる。これにより、ユーザが印刷に用いられる用紙を確認したにも関わらず、用紙履歴情報により印刷が制限されてしまうことを防ぐことができる。
図3は、ユーザの所定の操作に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。図3に示す処理は、印刷装置の電源が入っている間、CPU100により定期的に実行される。
S301において、用紙を確認するための所定の操作をユーザが実施したか判定する。この所定の操作は、用紙情報の表示のための操作や用紙カセットを開閉する操作である。S301において所定の操作が検知されるとS302に進む。
S302では、不揮発性メモリ110における用紙履歴情報のための記憶領域に記憶されている用紙履歴情報を消去して処理を終了する。これにより、図3の処理が実行された後に印刷装置が印刷ジョブを入力した場合に、図2のS201において用紙履歴情報が記憶されていないと判定されるため、S203、S204において印刷が制限されない。即ち、例えばユーザが用紙情報の画面を見て印刷に使用される用紙を確認し、その用紙を用紙カセットに格納したにも関わらず、用紙履歴情報により印刷ジョブ入力時に印刷が制限されてしまうことを防ぐことができる。
一方で、S301において所定の操作が実行されていない場合には、図2に示した処理により用紙履歴情報に従って印刷が制限される。そのため、用紙の入れ替えが行われないことで、ユーザが意図しない用紙に印刷が実行されてしまうことを防ぐことができる。
なお、図3ではCPU100は用紙履歴情報を消去することにより、印刷実行時に印刷が制限されないようにしている。しかしこれに限らず、用紙履歴情報を、印刷が制限されないようにするための種々の情報を記憶するものであってもよい。
次に、図3のS301における所定の操作の判定処理の詳細について、図3〜図6を用いて説明する。図3、図4は所定の操作として用紙設定画面の表示を確認する処理を示す図である。図6は、用紙カセットの開閉操作を所定の操作として判定する処理を示す図である。
図4は本実施形態における用紙設定画面の一例を示す図である。図4に示す用紙設定画面は、CPU100により表示部107に表示される。
図4に示すように、コピー、FAX、クラウド印刷等の印刷装置による印刷種別毎に用紙設定画面が表示される。ユーザはこの用紙設定画面を見ながら操作部106を操作して用紙設定の指示を入力することにより、用紙サイズと用紙種類をそれぞれ設定することができる。
なお、図4においてコピー、クラウド印刷の用紙サイズと用紙種類、FAXの用紙サイズについては設定値の変更が可能であるが、FAXの用紙種類については、普通紙のみ対応しており設定値は変更されないものとしてもよい。
図5は、用紙設定画面の表示に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。図5に示す処理は、当該処理に対応するプログラムがROM101に記憶されており、印刷装置の電源が入っている間、CPU100により定期的に実行される。
S501では、表示部107に図4に示すような用紙設定画面を表示させるためのユーザによる操作を示す操作情報が入力されたか判定される。S501において表示のための操作情報が入力されたと判定されるとS502に進む。
S502では、表示部107に用紙設定画面を表示させる。この用紙設定画面が表示された場合には、ユーザは各印刷種別で用いられる用紙を確認し、また用紙カセットにその用紙をセットしたものとみなし、S503に進む。
S503では、図2のS203、S204において印刷が制限されないようにするため、不揮発性メモリ110に記憶されている用紙履歴情報(前回の印刷時の用紙情報)を消去する。
図5に示す処理により、ユーザが用紙設定画面を表示させた場合に、印刷を制限するために参照される用紙履歴情報が消去される。そのため、ユーザが用紙設定画面を見て用紙の入れ替えを行ったにも関わらず、用紙確認のために印刷ジョブ入力時に印刷が制限されることを防ぐことができる。
なお、後述する図9では、特にFAXやクラウド印刷といった外部の装置から受信した画像を印刷する印刷機能について、用紙履歴情報を消去する処理を説明する。このような外部の装置から画像を受信する印刷機能の場合、印刷時にユーザが印刷装置の近くにいない場合がある。すると、図2のS203において印刷ジョブ受信時に用紙確認の警告表示を行ったとしても、ユーザがその警告表示を解除することができない場合がある。そこで、特にFAXやクラウド印刷については、用紙設定画面の表示に応じて、用紙履歴情報を消去するようにする。詳細については図9を用いて後述する。
図6は用紙カセットの開閉に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。図6に示す処理は、印刷装置の電源が入っている間、CPU100により定期的に実行される。
S601において、印刷部109の用紙カセットに取り付けられているセンサにより、印刷装置にカセットが装着されていないか確認する。カセットのセンサにより用紙カセットが外れたことが検知された場合に、ユーザがカセットを開けたことを示す操作情報が印刷部109からCPU100に送信される。S601ではCPU100がその操作情報を受信したときに、用紙カセットが装着されていないものと判定する。S601において用紙カセットが装着されていないと判定された場合、S602に進む。
S602では、カセットのセンサにより印刷装置にカセットが装着されているか判定する。S602では、カセットのセンサにより用紙カセットが装着されたことが検知された場合に、ユーザがカセットを閉じたことを示す操作情報が印刷部109からCPU100に送信される。S602ではCPU100がその操作情報を受信したときに、用紙カセットが装着されたものと判定する。S602において印刷装置にカセットが装着されたと判定された場合には、ユーザは用紙カセットを開閉する操作を行ったものと判断する。そして、ユーザは用紙カセットに格納されている用紙を確認したものとみなし、S603において、当該用紙カセットに対応する用紙履歴情報を消去する。
なお、複数の用紙カセットのうち、特定の1つの用紙カセットについて用紙履歴情報が記憶される場合には、S603ではその用紙履歴情報を消去する。また複数の用紙カセットのそれぞれについて用紙履歴情報が記憶される場合には、S603では、S601、S602において開閉が検知された用紙カセットに対応する用紙記憶情報を消去する。
図6に示す処理により、ユーザが用紙カセットを開閉して用紙の入れ替えを行ったにも関わらず、用紙履歴情報により印刷ジョブ入力時に印刷が制限されてしまうことを防ぐことができる。
以上の実施形態では、図2に示す処理により、印刷装置が受信した印刷ジョブが用紙確認の警告表示の対象である場合であり、且つ印刷ジョブで指定されている用紙情報が用紙履歴情報と異なる場合に、警告表示を行う例を示した。
次に、普通紙を用いて印刷を行う印刷ジョブを、警告表示の対象である印刷ジョブとして判定する処理について説明する。普通紙に比べて写真紙は高価であることが多く、本来普通紙に印刷すべき画像をユーザが意図せずに写真紙に印刷してしまう問題が特に大きい。そのため、普通紙を用いて印刷を行う印刷ジョブを警告表示の対象とすることにより、適切な場合に警告表示を行うことができる。この印刷制御処理を、図7、図8を用いて説明する。また、ここでは普通紙を用いるFAXデータの印刷に着目し、FAXデータの印刷のための用紙設定画面が表示されたときに、用紙履歴情報が消去されるものとする。この用紙履歴情報の消去処理を、図9を用いて後述する。
図7は、普通紙の印刷を印刷制限の対象とする場合の印刷制御処理を示す図である。なお、この図7において図2に示す処理と同様の処理については説明を省略する。また図7に示す処理は、図2と同様に、印刷ジョブがCPU100に入力されたときに、ROM101に記憶されているプログラムをCPU100が実行することにより実現される。印刷ジョブは、ユーザの操作部106の操作によりコピー等の各種印刷が指示された場合や、電話回線インターフェース103によってFAX文書が受信された場合にCPU100に入力される。さらにUSBインターフェース104及びLANインターフェース105によってホストコンピュータやサーバから印刷ジョブがCPU100に入力される場合にも図7の処理が実行される。
S700では、今回入力された印刷ジョブに指定されている用紙種類が「普通紙」であるか判定する。S701において、今回の印刷ジョブに指定されている用紙種類が「普通紙」であると判定された場合には、S201において、不揮発性メモリ110に用紙履歴情報が記憶されているか判定する。S201において用紙履歴情報が記憶されていると判定された場合には、S701に進む。
S701では、用紙履歴情報が写真紙等の普通紙以外であるか判定する。S701で普通紙以外と判定された場合、即ち今回の印刷ジョブで指定されている用紙種類が普通紙であり、前回の印刷ジョブで指定されていた用紙種類が普通紙以外である場合に、S203に進む。S203〜S208の処理については上述した図2における処理と同様のものである。
図7に示す処理によれば、今回の印刷ジョブに指定されている用紙種類が普通紙である場合に、用紙履歴情報に従って印刷が制限され、普通紙以外の場合には、印刷が制限されないように印刷制御が行われる。そのため、本来は普通紙に印刷すべき画像が誤って高価な写真紙に印刷されてしまうことを防ぐことができる。また、用紙種類が普通紙以外の場合には印刷が制限されないように制御される。
なお、図7ではS700において今回の印刷ジョブで指定されている用紙種類が普通紙であるか判定されているため、印刷履歴情報として「普通紙」「普通紙以外」のいずれかが記憶されていればよい。そのためS207では、今回の印刷ジョブで指定されている用紙種類が普通紙ではなかった場合に、当該用紙種類が記憶されなくても、「普通紙以外」という情報が記憶されればよい。
次に、印刷装置が備える上下段の用紙カセットのうち、下段カセットに格納されている用紙を用いる印刷ジョブを、用紙確認の警告表示の対象とする例について説明する。本実施形態の印刷装置では、上下段の用紙カセットのそれぞれが異なる用紙サイズに対応している。そして、上段の用紙カセットはA4サイズに対応しておらず、下段の用紙カセットがA4サイズに対応している。図7に示したように当該印刷の用紙種類が普通紙である場合に印刷履歴情報が参照されるため、普通紙のサイズであるA4サイズに対応している下段カセットに対してのみ、印刷履歴情報が記憶される。
図8は、下段カセットを印刷制限の対象とする場合の印刷制御処理を示す図である。
なお、この図8において図2、図7に示す処理と同様の処理については説明を省略する。また図7に示す処理は、図2、図7と同様に、印刷ジョブがCPU100に入力されたときに、ROM101に記憶されているプログラムをCPU100が実行することにより実現される。印刷ジョブは、ユーザの操作部106の操作により各種印刷が指示された場合や、電話回線インターフェース103によってFAX文書が受信された場合にCPU100に入力される。
この図8においては、S800、S801における処理が図7とは異なる。
S800では、下段カセットに対応する用紙記憶情報が記憶されているか判定する。S801では、今回の印刷時に使用される用紙の用紙情報を下段カセットに対応する用紙記憶情報として記憶させる。なお、図8の例では上段カセットに対応する用紙の用紙情報は参照されないため、下段カセットに対応する用紙情報のみ履歴として記憶される。
この図8に示す処理により、当該印刷ジョブにより指定されている用紙種類が普通紙であり、下段の用紙カセットから給紙が行われる場合に、当該下段の用紙カセットに格納された用紙の用紙履歴情報が参照される。
本実施形態のFAXデータの印刷では、印刷部109は、上段カセット及び下段カセットの2つの用紙カセットのうち、下段カセットから普通紙を給紙して印刷する。よってFAXデータの印刷の印刷ジョブを受信したときに図8に示す処理により、用紙履歴情報が示す用紙種類が普通紙でない場合には、警告表示が行われて当該FAXデータの印刷が制限される。なお本実施形におけるFAXデータの印刷では、印刷に用いられる用紙の用紙種類は普通紙に一意に決められている。そのため、印刷装置が受信した印刷ジョブの種別を判定し、その印刷ジョブがFAXの印刷ジョブである場合には、図7、図8のS700における用紙種類の判定は行わなくてもよい。このように、FAXデータの印刷を行うときに用紙履歴情報が示す用紙種類が普通紙でない場合にはFAXデータの印刷が制限される。
しかしながら、例えばユーザが写真紙に印刷を行った後に外出した場合、その外出中にFAXが受信されると上記の処理により印刷が制限されてしまう。すると、FAXのデータのデータ量が印刷装置の不揮発性メモリ110の記憶残量を越えてしまい、FAXデータを適切に印刷できない場合がある。そこで、図4に示したFAXデータの印刷のための用紙設定画面が表示されたときに、用紙履歴情報を消去する。
図9は、FAXデータの印刷のための用紙設定画面の表示に対する用紙履歴情報の消去処理を示す図である。図9に示す処理は、印刷装置の電源が入っている間、CPU100により定期的に実行される。
S901では、表示部107に図4に示すようなFAXデータの印刷の用紙設定画面を表示させるためのユーザの表示指示が入力されたか判定される。S901において表示指示が入力されたと判定されるとS902に進む。
S902では、表示部107にFAXデータの印刷の用紙設定画面を表示させる。FAXデータの印刷のための用紙設定画面が表示された場合には、ユーザはFAXデータの印刷で普通紙が用いられることを確認し、また用紙カセットに普通紙の用紙をセットしたものとみなし、S903に進む。
S903では、図8のS203、S204において印刷が制限されないようにするため、不揮発性メモリ110に記憶されている用紙履歴情報(下段用紙カセットに対する前回印刷時の用紙情報)を消去する。
図9に示す処理により、ユーザがFAXデータの印刷のための用紙設定画面を表示させた場合に、印刷を制限するために参照される用紙履歴情報が消去される。そのため、ユーザがFAXデータの印刷のための用紙設定画面を見てFAXデータの印刷では普通紙が用いられることを確認し、下段カセットに普通紙に入れたにも関わらず、用紙確認のためにFAXデータの印刷が制限されることを防ぐことができる。
例えばFAXデータの印刷の用紙設定画面によりFAXにおいて普通紙が用いられることをユーザが確認した後に、そのユーザが外出等で印刷装置から離れる場合がある。この場合に、印刷装置がFAXデータを受信したときに印刷が制限されず、不揮発性メモリ110に記憶されたFAXデータの印刷が自動的に実行され、当該印刷が完了したとき不揮発性メモリ110から当該FAXデータから自動的に消去される。そのため、FAXデータが印刷装置の不揮発性メモリ110に滞留せずに、FAXデータを適切に印刷することができる。
なお、図4に示すようにコピー時の用紙設定画面が表示されたとしても、用紙履歴情報は消去されない。そのためユーザがコピーの用紙設定画面を見たとしても、FAXデータの印刷で普通紙が用いられることをそのユーザが確認できていない場合に、ユーザが意図せずにFAXデータが写真紙に印刷されてしまうことを防ぐことができる。
また、コピーの用紙設定画面によりコピー時の用紙をユーザが確認したとしても、用紙履歴情報が消去されないため、用紙履歴情報により印刷が制限される場合がある。このようにFAXについては印刷が制限されないように制御され、コピーでは印刷が制限されるように制御される理由は、コピーの場合、FAXデータの印刷に比べてユーザが印刷装置の近くにいる可能性が高いからである。
コピーにおいては、ユーザが原稿を読取部108に読み取らせるため、CPU100が印刷を実行させるときにユーザが印刷装置の近くにいることが多い。よって、用紙確認のための警告表示が行われて印刷が制限されたとしても、ユーザが用紙カセットの用紙を確認した上で警告表示を解除するための操作を行うことができる。
一方、FAXデータの印刷については電話回線を通じて外部装置から印刷対象のデータを受信して印刷が行われるため、ユーザが印刷装置の近くにいない可能性があり、ユーザが警告表示を即座に解除できない場合がある。そこで図9に示したように、FAXデータの印刷に対応する用紙設定画面の表示に応じて印刷ジョブ入力時に印刷が制限されないようにする。これにより、ユーザが警告表示を解除できずに、FAXデータが印刷装置のメモリに蓄積されてしまうことを防ぐことができる。
なお、図8に示すように下段の用紙カセットについてのみ用紙履歴情報が記憶される場合、図6に示した用紙カセットの開閉による用紙履歴情報の消去処理も、下段の用紙カセットについてのみ行ってもよい。即ち、下段の用紙カセットが開閉されたときには用紙履歴情報を消去するが、上段の用紙カセットが開閉されたときには用紙履歴情報の消去処理を行わないようにしてもよい。また、用紙カセットの開閉を検出するためのセンサを下段の用紙カセットのみに設置して、上段の用紙カセットについては開閉を検知しないようにしてもよい。
次に、ネットワークを介してサーバから受信されたデータを印刷するクラウド印刷について説明する。このクラウド印刷においてもFAXデータの印刷と同様に、ユーザが印刷装置の近くにいない場合がある。そのため、印刷装置において用紙履歴情報が参照されることにより印刷が制限されてしまうと、折角遠隔地から印刷指示を行えるにも関わらず印刷が実行されない場合がある。そのため、上記図9におけるFAXデータの印刷に対する処理と同様に、図4に示したクラウド印刷のための印刷設定画面が表示されたときに、印刷が制限されないように印刷履歴情報を更新(消去等)してもよい。
図10はクラウド印刷システムの構成を説明するための図である。まず、インターネット1001に接続されているスマートフォン1002をユーザが操作して、印刷対象のコンテンツを指定し印刷の実行を指示する。すると、インターネット1001から印刷データサーバ1003に、印刷対象コンテンツ、または印刷対象コンテンツのURLアドレスが送られる。印刷対象コンテンツのURLアドレスが送られてきた場合、印刷データサーバ1003は、送られてきたURLアドレスをもとに、印刷対象コンテンツを自ら取得する。次に、印刷データサーバ1003は、印刷対象コンテンツから印刷装置1004が取り扱うことができる印刷データに変換する。そして、印刷データサーバ1003は、印刷装置1004に印刷データを送信すると、印刷データを受信した印刷装置1004は印刷部109を使って印刷を実行する。
このように、クラウド印刷ではユーザがスマートフォン1002を操作して、インターネット経由で外出先や遠隔地からプリンタに対して印刷指示を行うことができる。そこで、図4に示したクラウド印刷のための印刷設定画面が表示された場合には印刷履歴情報を更新(消去等)する。これにより、ユーザが印刷設定画面を確認した上で用紙をセットしたにも関わらず、印刷履歴情報により印刷が制限されることを防ぐことができる。
またクラウド印刷においては、スマートフォン1002においてユーザが印刷設定を行うことも可能である。すると、仮にクラウド印刷においてスマートフォン1002で指定されている印刷設定と、印刷装置1004に記憶されている用紙履歴情報が異なる場合、印刷が制限される。
しかし、クラウド印刷においては印刷装置1004のユーザがスマートフォン1002により印刷指示を行う場合が多く、この場合、ユーザは印刷装置1004に格納されている用紙種類を認識した上で印刷指示を行っていることが考えられる。即ち、ユーザが印刷を実行させた後に用紙の入れ替えを行った場合、ユーザはその入れ替えた用紙の用紙情報をスマートフォン1002で指定することがある。それにも関わらず印刷履歴情報と当該用紙情報が異なると、印刷が制限されてしまう。
そこで、印刷装置に入力された印刷ジョブがクラウド印刷のものである場合には、用紙履歴情報により印刷が制限されないように制御してもよい。具体的には、図2のS200において、印刷ジョブの種別がクラウド印刷による印刷ジョブであれば、S201〜S205の処理をスキップしてS206に進み、用紙確認の警告表示、及び印刷の制限が行われないようにする。
以上の実施形態によれば、用紙履歴情報により、前回の印刷のときの用紙情報と今回の印刷における用紙情報が異なる場合に、用紙確認のための警告表示が実行され、印刷が制限される。ただし、ユーザが用紙情報を確認したとみなせる所定の操作(用紙設定画面の表示や用紙カセットの開閉など)を行った場合には、印刷が制限されないように上記の用紙履歴情報を更新する。これにより、ユーザが印刷指示の前に用紙を確認したにも関わらず、印刷実行時に印刷が制限されてしまうことを防ぐことができ、またユーザが用紙を確認していないときには、印刷を適切に制限することができる。
また図7、図8に示したように、当該印刷において指定されている用紙種別が普通紙である場合に、用紙履歴情報が参照されるようにすることもできる。これにより、本来普通紙に印刷されるべき画像が、写真紙等の高価な特殊に印刷されてしまうことを防ぐことができる。
さらに、図9に示したように、特にFAXデータの印刷のための用紙設定画面が表示されたときに印刷履歴情報が削除されるようにすることができる。これにより、例えばユーザが写真紙への印刷後に外出して、その外出中にFAXデータを受信したときに、ユーザが外出前にFAX用の用紙設定画面を確認していた場合には、印刷が制限されない。従って、ユーザがFAXで用いられる用紙(普通紙)を確認したにも関わらず印刷が制限されてしまうことを防ぐことができる。つまり、FAXデータが印刷装置のメモリの残量を越えてしまい、FAXデータが印刷されなくなることを防ぐことができる。
また、コピー等の印刷装置の本体を操作して印刷を実行させる機能については、用紙設定画面が表示されたとしても印刷履歴情報が削除されないようにすることもできる。このような印刷装置の本体を操作する印刷については、警告表示がされたときに、ユーザが即座にその警告表示を解除して印刷を実行させることができる場合が多い。よってユーザは、印刷装置に格納される用紙が入れ替えられていないことによってユーザが意図しない用紙に印刷が行われてしまうことを防ぎ、所望の用紙への印刷を実行させることができる。
一方、FAXについてはユーザが印刷装置から離れている場合があるため、上記のようにFAXデータの印刷のための用紙設定画面を確認していた場合には、印刷が制限されない。このように、本実施形態によれば、印刷が制限される機能として適切な印刷機能について、用紙履歴情報に応じて印刷を制限することができる。
なお、以上の実施形態では、用紙情報として用紙サイズと用紙の種類を例に説明したが、図7、図8に示したように用紙の種類が異なる場合に印刷を制限してもよいし、逆に用紙のサイズが異なる場合に印刷を制限するようにしてもよい。例えば、用紙の種類に関わらず、印刷装置に格納されている用紙のサイズが用紙情報のサイズと異なる場合に、印刷対象の画像が用紙からはみ出してしまう場合や、用紙のごく一部のみに印刷されてしまうことがある。そこで用紙の種類に関わらず、当該印刷の用紙のサイズが前回の印刷時のサイズと異なる場合に、印刷が制限されるように制御してもよい。
また、以上の実施形態では、用紙履歴情報の記憶や印刷の制限などの処理を印刷装置が備えるCPU100が印刷制御装置として実行する例を示した。しかしこれに限らず、印刷装置に接続され当該印刷装置に印刷を実行させるホストコンピュータやサーバ等の印刷制御装置において、本実施形態の処理が実行される場合であってもよい。
また以上の実施形態では、印刷装置により画像が印刷される印刷媒体の例として用紙を例に説明したが、これに限らず、OHPシートであってもよいし、またCDやDVD等の記録メディアであってもよい。このような印刷媒体のサイズや種類を示す印刷媒体情報の履歴を記録することで、本実施形態の処理を実行することができる。
なお、本実施形態の機能は以下の構成によっても実現することができる。つまり、本実施形態の処理を行うためのプログラムコードをシステムあるいは装置に供給し、そのシステムあるいは装置のコンピュータ(またはCPUやMPU)がプログラムコードを実行することによっても達成される。この場合、記憶媒体から読み出されたプログラムコード自体が上述した実施形態の機能を実現することとなり、またそのプログラムコードを記憶した記憶媒体も本実施形態の機能を実現することになる。
また、本実施形態の機能を実現するためのプログラムコードを、1つのコンピュータ(CPU、MPU)で実行する場合であってもよいし、複数のコンピュータが協働することによって実行する場合であってもよい。さらに、プログラムコードをコンピュータが実行する場合であってもよいし、プログラムコードの機能を実現するための回路等のハードウェアを設けてもよい。またはプログラムコードの一部をハードウェアで実現し、残りの部分をコンピュータが実行する場合であってもよい。
100 CPU
101 ROM
102 RAM

Claims (17)

  1. 印刷装置による印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記情報が取得された場合に、前記情報により特定される印刷媒体の属性に従って前記印刷装置に印刷を実行させる印刷制御手段と、
    前記印刷装置により用いられる印刷媒体の属性を表示装置に表示させる表示制御手段と、
    前記取得手段により取得された第1の情報に基づいて前記印刷制御手段により第1の印刷が実行され且つ前記印刷制御手段による第2の印刷のための第2の情報が前記取得手段により新たに取得されたときに、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記印刷制御手段による前記第2の印刷を制限する制限手段と、
    を有し、
    前記表示制御手段により所定の種類の印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための所定の操作が、前記第2の情報が取得される前にユーザにより行われた場合、前記第1の情報により特定される属性と前記第2の情報により特定される属性が異なっていても、前記制限手段は前記第2の印刷を制限せず、
    前記表示制御手段により前記所定の種類と異なる印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための操作が前記第2の情報が取得される前にユーザにより行われ、且つ、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記制限手段は前記第2の印刷を制限することを特徴とする印刷制御装置。
  2. 印刷装置による印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記情報が取得された場合に、前記情報により特定される印刷媒体の属性に従って前記印刷装置に印刷を実行させる印刷制御手段と、
    前記取得手段により取得された第1の情報に基づいて前記印刷制御手段により第1の印刷が実行され且つ前記印刷制御手段による第2の印刷のための第2の情報が前記取得手段により新たに取得されたときに、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記印刷制御手段による前記第2の印刷を制限する制限手段と、
    ユーザによる操作に応じて入力された操作情報に基づき、前記第2の印刷が実行されるときに用いられる印刷媒体を確認するための所定の操作が前記ユーザにより行われたか判定する判定手段と、
    前記印刷制御手段による印刷対象のデータが前記制限手段による印刷の制限の対象である所定の種類のデータであるか判断する判断手段と、
    を有し、
    前記第2の印刷のための印刷対象のデータが前記所定の種類のデータであると前記判断手段により判断されなかった場合、前記第1の情報により特定される属性と前記第2の情報により特定される属性が異なっていても、前記制限手段は前記第2の印刷を制限せず、
    前記第2の印刷のための印刷対象のデータが前記所定の種類のデータであると前記判断手段により判断され、且つ、前記第2の印刷に対応する前記第2の情報が取得される前に前記所定の操作が行われたと前記判定手段により判定された場合、前記第1の情報により特定される属性と前記第2の情報により特定される属性が異なっていても、前記制限手段前記第2の印刷を制限しないことを特徴とする印刷制御装置。
  3. 印刷媒体を格納するための複数の格納部と前記複数の格納部のそれぞれについてユーザにより脱着されたことを検知するためのセンサとを有する印刷装置を制御する印刷制御装置であって、
    前記印刷装置による印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための情報を取得する取得手段と、
    前記取得手段により前記情報が取得された場合に、前記情報により特定される印刷媒体の属性に従って前記印刷装置に印刷を実行させる印刷制御手段と、
    前記取得手段により取得された第1の情報に基づいて前記印刷制御手段により第1の印刷が実行され且つ前記印刷制御手段による第2の印刷のための第2の情報が前記取得手段により新たに取得されたときに、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記印刷制御手段による前記第2の印刷を制限する制限手段と、
    を有し、
    前記複数の格納部のうちの所定の種類の印刷媒体に対応する所定の格納部の脱着が、前記第2の情報が取得される前に前記センサにより所定の操作として検知された場合、前記第1の情報により特定される属性と前記第2の情報により特定される属性が異なっていても、前記制限手段は前記第2の印刷を制限せず、
    前記複数の格納部のうちの前記所定の格納部と異なる格納部の脱着が、前記第2の情報が取得される前に前記センサにより所定の操作として検知され、且つ、前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合、前記制限手段は前記第2の印刷を制限することを特徴とする印刷制御装置。
  4. 前記印刷制御手段により印刷が実行されたときの前記情報をメモリに記憶させる記憶制御手段を有し、
    前記制限手段は、前記記憶制御手段により前記メモリに記憶されている前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合に前記第2の印刷を制限し、前記所定の操作が行われた場合、前記第2の印刷が制限されないように、前記メモリを制御することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の印刷制御装置。
  5. 前記制限手段は、前記所定の操作が行われた場合、前記メモリに記憶されている、前記第1の印刷が行われたときの前記第1の情報を消去することを特徴とする請求項4に記載の印刷制御装置。
  6. 前記印刷制御手段による印刷対象のデータが前記制限手段による印刷の制限の対象である所定の種類のデータであるか判断する判断手段を有し、
    前記制限手段は、前記判断手段により前記第2の印刷のための印刷対象のデータが前記所定の種類のデータであると判断されなかった場合、前記第1の情報に関わらず前記データの印刷を制限しないことを特徴とする請求項1またはに記載の印刷制御装置。
  7. 前記判断手段は、前記制限手段による制限の対象である所定の取得方法に従って印刷対象のデータが前記取得手段により取得された場合に、前記印刷対象のデータは前記制限手段による印刷の制限の対象と判断することを特徴とする請求項2または6に記載の印刷制御装置。
  8. 前記所定の取得方法は、FAX通信により印刷対象のデータを取得する方法であることを特徴とする請求項に記載の印刷制御装置。
  9. 前記判断手段は、前記取得手段により取得された前記情報により特定される印刷媒体の属性が前記制限手段による印刷の制限の対象である所定の属性である場合に、前記印刷対象のデータは前記制限手段による印刷の制限の対象と判断することを特徴とする請求項2または6に記載の印刷制御装置。
  10. 前記情報は印刷媒体の種類を特定するための情報であり、印刷媒体の前記所定の属性は普通紙であることを特徴とする請求項に記載の印刷制御装置。
  11. 前記印刷装置により用いられる印刷媒体の属性を表示装置に表示させる表示制御手段を有し、
    前記制限手段は、前記表示制御手段により前記第2の情報に対応する印刷媒体の属性を表示させるための操作情報が入力された場合に、前記第2の印刷を制限しないことを特徴とする請求項2または3に記載の印刷制御装置。
  12. 前記制限手段は、所定の種類の印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための操作情報が入力された場合には、前記第2の印刷を制限せず前記所定の種類と異なる印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための操作情報が入力された場合には、前記第2の印刷を制限することを特徴とする請求項11に記載の印刷制御装置。
  13. 前記所定の種類の印刷は、FAXデータの印刷であることを特徴とする請求項1または12に記載の印刷制御装置。
  14. 前記印刷装置は印刷媒体を格納するための格納部と前記格納部がユーザにより脱着されたことを検知するためのセンサを有し、
    前記制限手段は、前記センサにより前記格納部の脱着が検知され、前記格納部の脱着を示す操作情報が入力された場合に、前記第2の印刷を制限しないことを特徴とする請求項1または2に記載の印刷制御装置。
  15. 前記印刷装置は複数の格納部を有し、
    前記制限手段は、前記複数の格納部のうちの所定の種類の印刷媒体に対応する格納部の脱着が前記センサにより検知された場合に、前記第2の印刷制限しないことを特徴とする請求項14に記載の印刷制御装置。
  16. 印刷装置による第1の印刷に用いられる印刷媒体の属性を特定するための第1の情報を取得し、
    前記第1の情報が取得された場合に、前記第1の情報により特定される印刷媒体の属性に従って前記印刷装置に前記第1の印刷を実行させ、
    前記第1の印刷が実行され且つ第2の印刷のための第2の情報が新たに取得され、且つ前記第1の情報により特定された属性とは異なる属性が前記第2の情報により特定された場合において、前記印刷装置による所定の種類でない印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示装置に表示させるための操作が前記第2の情報の取得の前にユーザにより行われたときに前記第2の印刷が制限され、前記所定の種類の印刷に用いられる印刷媒体の属性を表示させるための所定の操作が前記第2の情報の取得の前に行われたときに前記第2の印刷が制限されずに前記第2の印刷が実行されるように前記印刷装置を制御することを特徴とする印刷制御方法。
  17. 請求項1乃至15のいずれか1項に記載の印刷制御装置の各手段としてコンピュータを機能させるためのプログラム。
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