JP6142381B2 - ロック用外部ロックモジュール - Google Patents

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Description

本発明は、自動車ロックを施錠するモジュールに関する。
自動車または建物のロックは、枢動するロータリー式ラッチと当該ロータリー式ラッチをラッチ係合するための少なくとも1つの枢動する爪部とを有するロック機構を含む。このようなロック装置はドア又は蓋(Klappe)を用いて自動車や建物の開口部を一時的にロックするのに使用される。このようなロックの施錠状態では、前記ロータリー式ラッチは一般にロックホルダーと称する弓形ストライカーに向かって移動する。この弓形ストライカーは自動車の場合では一般に自動車本体側にある。一旦、前記ロータリー式ラッチが開位置から枢動して閉位置に移動すると、このロータリー式ラッチは爪部によりラッチ係合される。それにより前記ロータリー式ラッチが前記開位置に戻ることはなく、また前記ストライカーが前記ロック機構を離れることはない。前記ロックを開錠するためには、前記爪部をその戻り止め位置の外側へ移動させなければならない。
このようなロックは一般に機械的手段によってロックシリンダー及びハンドルに連結されている。前記ハンドルを操作することによりラッチ係合されたロック機構が解除されると、ロックされていたドア又は蓋が開くようになっている。ロックモジュールは前記ロックシリンダーを用いて当該ドア又は蓋を施錠し、前記ハンドルの操作によりドア又は蓋が開かないようにするものである。本発明に言うモジュールは、少なくともスイッチナットという部品の台座が1若しくは複数部品からなる別個のハウジング内に配置されているものをいう。別個のハウジングとは、つまり前記モジュールを搭載可能な前記ドアロックが少なくとも1つの別のハウジング部品を含むことを意味する。まず施錠されたドア又は蓋が再度開錠され、その後再度前記ドア又は蓋を開扉可能にする必要がある。前記ロックモジュールがキー手段の前記回転動作を、前記施錠状態でのハンドル操作による前記ロック機構の解除を防止する機構に伝達することで、ドア又は蓋がその後開くようになる。
独国特許出願公開第101 52 618A1号には、ロックシリンダーとハンドルとを有する自動車用ロックが開示されている。外部ハンドルに備えられたロックシリンダーは、ロッドによってキーローターに連結されている。前記キー手段の回転動作は前記ロックシリンダーによって前記キーローターに伝達される。前記キーローターのそれぞれの回転動作はレバー機構に伝達され、そのレバー機構により前記自動車ドアが開錠又は施錠されるようになっている。前記外部ハンドルの動作は、ロッドによって開錠のために前記ロック機構へ伝達される。
独国特許出願公開第2011/0179835A1号には、ラッチを有する自動車ドアが開示されており、キー手段およびロックシリンダーによって当該自動車ドアを開錠または施錠できることが示されている。ロックシリンダー内でのキー手段の回転動作が伝達機構によって施錠機構へ伝達されて、自動車の前記ドアを開錠または施錠できるようになっている。
この出願の発明に関連する先行技術文献情報としては、以下のものがある(国際出願日以降国際段階で引用された文献及び他国に国内移行した際に引用された文献を含む)。
(先行技術文献)
(特許文献)
(特許文献1) 米国特許出願公開第2011/179835号明細書
(特許文献2) 欧州特許出願公開第1482111号明細書
(特許文献3) 英国特許出願公開第2193527号明細書
(特許文献4) 特開2004―049549号公報
(特許文献5) 独国特許出願公開第10017439号明細書
(特許文献6) 欧州特許出願公開第1279783号明細書
(特許文献7) 独国特許出願公開第10230586号明細書
(特許文献8) 米国特許第2,605,631号明細書
本発明の課題は、容易に製作でき、信頼性の高い小型のロック用ロックモジュールを提供することである。前記課題は、請求項1記載の特徴を有するロックモジュールによって解決される。有利な実施形態はその従属項に記載される。
この課題を解決するために、ロックモジュールは、ハウジングと、ロックシリンダーに連結されており、キー手段によって回転させることができるスイッチナットと、前記スイッチナットの回転動作をロックの開錠または施錠のための直線動作に変換する機構とを備えている。前記機構は、前記スイッチナットの回転動作によって直線的に動作するドグ(Mitnehmer)を有する。前記ロックモジュールが搭載された状態において、キー手段によりスイッチナットに連結しているロックシリンダーが回転し、そのロックシリンダーの回転によって前記スイッチナットが回転する場合、この回転動作は前記機構によって前記ドグの直線動作に変換される。前記ロックモジュールが搭載された状態において、前記直線動作は続いて前記ロックの解除または開錠、若しくは、ラッチ係合または施錠をもたらす機構を作動させる。
前記スイッチナットは前記ハウジングによって回転自在に取り付けられている。このように、前記ハウジングは、前記スイッチナットを収容し且つ前記スイッチナットの回転自在な取り付けを可能にするベアリングを提供する。これによりロックモジュールを形成するために必要な部品数が最小に保たれる。また、それにより生産が技術的に容易となり、また高レベルな信頼性が得られるという利点がある。信頼性は、特に前記スイッチナットが主に前記ハウジング内に収容されることで保障される。
一実施形態では、前記機構はトランスミッションレバーを含み、前記スイッチナットの動作を前記ドグに伝達する。有利には、前記トランスミッションレバーは、前記スイッチナットの回転動作により回転するように設計される。前記トランスミッションレバーは、また、前記ドグに連結されており、前記トランスミッションレバーの回転が前記ドグの直線動作をもたらすようになっている。前記トランスミッションレバーは、有意には追加の機能および/または特定の形状の供給を可能にする。
一実施形態では、中立位置が前記スイッチナットと前記ドグ間に設けられている。前記中立位置は、前記スイッチナットの回転により前記ドグの直線動作が直ちには引き起こさないようにするものである。従って、前記キー手段の偶発的な回転により前記ロックが直ちに施錠または開錠されることはない。前記中立位置を通過した後だけ、前記キー手段の更なる回転が前記ドグの直線動作、及び従ってこれに伴うロックの施錠または開錠をもたらす。
好適な大きさの中立位置は、スイッチナットがほぼ120°まで回転動作を行う間に、特に容易に前記スイッチナットと前記トランスミッションレバー間において達成される。一実施形態では、前記スイッチナットの特に円筒状または円錐状の側面が、少なくとも部分的に、具体的にはある円筒状または円錐状の側面へ延出することが有利である。従って、前記スイッチナットの前記側面の外周は停止部を含み、前記停止部が前記スイッチナットの回転によって前記トランスミッションレバーの前記側面内周に配置されている停止部の方向に移動するようになっている。前記スイッチナットの前記停止部が前記スイッチナットの回転により前記トランスミッションレバーの前記停止部の方向に動かされている時、前記スイッチナットの更なる回転は前記トランスミッションレバーの回転動作をもたらす。前記スイッチナットの回転によって当該スイッチナットの前記停止部が前記トランスミッションの前記停止部の方向に動かされていないかぎり、前記トランスミッションレバーが前記スイッチナットと共に回転することはない。このようにして、中立位置は前記スイッチナットと前記トランスミッションレバー間に設けられている。
また、この中立位置は前記トランスミッションレバーの側面が前記スイッチナットの前記側面に少なくとも部分的に延出していることによって提供される。この場合、1停止部は前記トランスミッションレバーの前記外側面上に設けられ、1停止部が前記スイッチナットの内側面上に設けられる。
また、このような停止部を例えばスイッチナット及びトランスミッションレバーの端面上に設けて幅広な中立位置を得ることも可能である。しかしながら、良好なレベルの安定性を達成するために、本明細書に記載のように前記スイッチナットが前記トランスミッションレバー内に、あるいはその逆に前記トランスミッションレバーが前記スイッチナット内に延出することが好ましい。
一実施形態では、このような中立位置は少なくとも20°、好ましくは少なくとも25°に及ぶ。この実施形態では、前記トランスミッションレバーも回転させられる前に、前記スイッチナットは少なくとも20°、好ましくは少なくとも25°まで回転させられなければならない。従って、この実施形態は、キー手段の偶発的な回転によりロックの意図しない施錠または開錠が引き起こされることを特に高い信頼性で防止する。従って、中立位置は、前記ロックシリンダー又はキー手段が、或る動作を、具体的には前記スイッチナットから前記トランスミッションレバーおよび/または前記ドグへのモーメントを生じることなく、挿入位置すなわちゼロ位置から正および負の方向に回転自在となるように定義されている。
本発明の一実施形態では、前記スイッチナット及び前記トランスミッションレバーの回転軸は互いに角度をなして配置されており、その角度は180°より小さい。前記角度の選択が前記ドグの動作方向に作用するので、前記スイッチナットに対する前記トランスミッションレバーのこの配置により、前記スイッチナットの回転動作が前記ドグの直線動作へ所望の方向に変換される。この実施形態において、前記モジュールは特に容易に異なる設置状況に適応可能である。
一実施形態では、部品数したがって生産工程数を最小に保つため、前記トランスミッションレバーは前記ハウジングによって回転自在に取り付けられている。
一実施形態では、部品数したがって生産工程数を最小に保つため、前記ドグは前記ハウジングによってスライド自在に取り付けられている。
一実施形態では、バネが提供される。このバネは、前記スイッチナットの回転後、前記スイッチナットによって移動可能な前記ロックモジュールの構成部品、より具体的には前記トランスミッションレバーを中間位置内に戻す。このようにして、前記トランスミッションレバーに力または過度の力が働かなくなると直ぐに、前記トランスミッションレバーに中立位置がもたらされる。結果として、前記ロックシリンダーの挿入またはゼロ位置でキー手段を前記ロックシリンダーから引き抜くことができるように開錠または施錠後に前記スイッチナットが前記キー手段により回転し挿入位置に戻される時であっても、中立位置が前記スイッチナットと前記トランスミッションレバー間のままとなることが確実に保障される。
以下に、添付の図面を参照して本発明を詳細に説明する。
図1は、本願発明を説明する図である。 図2は、本願発明を説明する図である。 図3は、本願発明を説明する図である。 図4は、本願発明を説明する図である。 図5は、本願発明を説明する図である。
図1は、ロック施錠用モジュールを示し、この場合ではハウジング1の半分が取り除かれて前記モジュールの内側が示されている。図2は図1の一部分であって、ただしスイッチナット2がない場合を示す。スイッチナット2はハウジング1によって回転自在に取り付けられており、2つのハウジング外郭構造のうちの1つのハウジング1のみが前記2つの図に示されている。スイッチナット2の側面は、リング形状部として外向きに突出する領域3を含み、この領域3はハウジング1のリング形状溝部4内へ延出するようになっている。溝部4と突出領域3は、スイッチナットを一方でハウジングによって回転自在に取り付け他方で位置ずれしないように固定するように構成されている。前記スイッチナットのこのような台座は機能信頼性を提供する。代替案として、スイッチナット2の外面にリング形状溝部を設けて、そのリング形状溝部内へハウジング1のその突出リングを延出させることで、前記スイッチナットが一方で回転自在に取り付けられ他方で位置ずれしないように固定されるようにしてもよい。
前記回転自在な取り付けを安定化させるために、スイッチナット2は、本発明の一実施形態において、少なくともリング形状の、あるいは、別の回転対象なスイッチナット2側面の領域5を含む。一実施形態では、この領域5は突出領域3に当接し且つ例えばハウジング1の2つの内面6により回転自在に保持される。
この回転自在に取り付けられたスイッチナット2の端部は、ハウジング1内の隣接する開口部に例えば不図示のロッドによって連結されてもよく又は連結しており、このロッドは同様にドア又は蓋の施錠シリンダーに連結されている。前記ロッドとスイッチナット2間の連結は、積極的な、摩擦の、および/または物質的な施錠によってもたらされてもよい。キー手段によるロックシリンダーの回転は前記ロッド又は同様に作用する部品によってスイッチナット2に伝達され、当該スイッチナットがこれに伴うロックを施錠または開錠するためにそれぞれ回転する。
一実施形態では、スイッチナット2の前記側面は一端がコーン状に先細にされ、このコーン状の一端に対してトランスミッションレバー7が当接する。好ましくは、前記先細りはロッドに連結可能な終端部から、より具体的には、突出領域3からトランスミッションレバー7の方向に始まる。この先細りの終端部はトランスミッションレバー7の開口部8内に延長している。
トランスミッションレバー7は、同様にハウジング1によって回転自在に取り付けられ又は保持されている。トランスミッションレバー7は、また、その回転軸に沿う方向に位置ずれしないようにハウジング1により固定されている。任意の位置ずれを防止するために、トランスミッションレバー7は例えばその外側面にリング形状の円周方向の溝部9を含み、その溝部9内にハウジング1の好適な突出領域10が延出するようにしてもよい。溝部9に隣接する領域は、有利には回転対象であって前記配置を安定させるために各ハウジング表面によって回転自在に保持され又は取り付けられている。
スイッチナット2の先細な終端がトランスミッションレバー7内に延出するので、スイッチナット2の回転軸をトランスミッションレバー7の回転軸に対して180°以外の角度で配置することが可能である。これは、スイッチナット2とトランスミッションレバー7が互いに平行には配置されないことを意味する。結果として、前記モジュールは前記2つの回転軸間で好適な角度を選択することによって例えば自動車ドアの幾何学的要件に柔軟に適応させることができる。
トランスミッションレバー7はレバー腕部11を含み、このレバー腕部11はドグ12、好ましくは終端部と柔軟に連結されている。ドッグ12は好ましくはハウジング1によってスライド自在に取り付けられている。レバー11とドグ12間は、レバー11の枢動によりドグ12が移動するように連結されている。この目的のため、ドグ12はL字型であってもよい。そして、その短手方向の端部はレバー11の自由端に連結されており、ドグ12をスライドさせ且つトランスミッションレバー7を枢動させるようになっている。レバー11とドグ12間の連結は好ましくは一定の遊びを含み、スイッチナット2の十分な回転によってレバー11が枢動し、このレバー11の枢動によって特に信頼性の高いドグ12の移動が可能となる。
トランスミッションレバー7はその開口部8の内周上に2つの停止部13及び14を含む。スイッチナット2の外周上に設けられた停止部は、前記2つの停止部13及び14間で往復式に動かされる。このようにして、スイッチナット2とトランスミッションレバー7間に中立位置が設けられている。好ましくは、前記2つの停止部13、14間の距離は、前記トランスミッションレバーも回転させることなく、スイッチナット2の停止部が中央位置から+25°又は−25°まで回転可能となるように選択される。スイッチナット2の前記停止部が25°より大きく回転させられた時のみ、当該スイッチナット2の停止部はトランスミッションレバー7のそれぞれの停止部13または14に到達し、それによりトランスミッションレバー7もまた回転する。
図1及び図2はハウジング1の1外郭構造のみを示している。ハウジング1は、図1及び図2に示す前記ハウジング外郭構造に連結される更なる外郭構造を含み、このさらなる外郭構造は、スイッチナット2及びトランスミッションレバーが完全に又はほぼ完全にハウジング1内に配置されるように構成されている。一般に、ドグ12はハウジング1内に部分的に位置している。ハウジング1から突出しているその終端は、不図示のロックに伴って設けられ当該ロックを施錠または開錠するための不図示の機構に連結されている。
ハウジング電気部品のための1若しくは複数の領域を、および/または、1若しくは複数の導電性トラックを含む取付ユニット15を前記ハウジング内に設けてもよい。取付ユニット15は部品数や必要とされる生産を最小化するために確実に保持され又は固定されることが好ましい。
ハウジング1から突出しているドグ12の終端は図3に示すように長穴16を含んでもよく、この長穴16により確実に自動車内部からのロックの内部作動が外部作動から独立して機能するようになる。前記長穴は省略してもよいが、この場合、前記内部作動を利用して前記ドアを開ける時、前記ドグ及び前記トランスミッションレバーが同様に動かされるであろうが、それは結局より困難な作動をもたらすであろう。より大きな摩擦を克服しなければならず、またより多くの部品を動かさなければならないであろう。図3には、またこの実施形態において独立しているハウジング1の第2の外郭構造が示されている。
図4及び図5に示すように前記モジュールは脚部付バネ17を含んでもよく、この脚部付バネ17は確実にトランスミッションレバー7を枢動後に中心位置に戻す。脚部付バネ17は、トランスミッションレバー7のシャフト20によって保持されてもよい。脚部付バネ17の2つの脚部18及び19は一方でハウジング1に当接しており、トランスミッションレバー7の部分的な円形要素21によって且つより詳しくは予め張力を掛けられたバネ17に抗してトランスミッションレバー7が枢動し、そのトランスミッションレバー7のそれぞれの枢動によって前記2つの脚部18及び19がゆがめられるようになっている。枢動させる力がトランスミッションレバー7に働かなくなると又はその力が十分でなくなると、直ちにバネ17は、確実にトランスミッションレバー7を図5に示す前記位置、すなわち挿入位置またはゼロ位置に戻す。
1 ハウジング
2 スイッチナット
3 リング形状突出領域
4 リング形状延長溝部
5 スイッチナットを収容するためのリング形状領域
6 スイッチナットを回転自在に取り付けるための領域
7 トランスミッションレバー
8 トランスミッションレバー内に延長する開口部
9 トランスミッションレバーの外面に設けられた円周方向の溝部
10 トランスミッションレバーの溝の中へ延出するハウジング領域
11 トランスミッションレバーのレバー
12 ドグ
13 トランスミッションレバーの停止部
14 トランスミッションレバーの停止部
15 モジュールハウジングにおける取付ユニット
16 ドグの長穴
17 脚部付バネ
18 脚部付バネの脚部
19 脚部付バネの脚部
20 脚部付バネの取付軸
21 トランスミッションレバーの突出要素

Claims (6)

  1. ロックモジュールであって、
    ハウジング(1)と、
    ロックシリンダーに連結されており、キー手段により回転させることができるスイッチナットであって、前記ハウジング(1)によって回転自在に取り付けられる、前記スイッチナットと、
    前記スイッチナット(2)の回転動作をロックの施錠または開錠のためのドグ(12)の直線動作に変換する機構と
    前記スイッチナット(2)の動作を前記ドグ(12)に伝達するトランスミッションレバー(7)であって、前記ハウジング(1)によって回転自在に取り付けられ、その回転軸に沿う方向に位置ずれしないように前記ハウジング(1)により固定される、前記トランスミッションレバーと、
    を有し、
    前記スイッチナット(2)と前記トランスミッションレバー(7)との間に中立位置が設けられ、前記スイッチナット(2)の動作を遅延後に前記ドグ(12)に伝達し、
    前記スイッチナット(2)の回転軸と前記トランスミッションレバー(7)の回転軸は180°よりも小さい角度で配置されていることを特徴とするロックモジュール。
  2. 請求項1に記載のロックモジュールにおいて、
    前記トランスミッションレバー(7)は、その外側側面にリング形状の円周方向溝部(9)を含み、前記溝部(9)内に前記ハウジング(1)の好適な突出領域(10)が延出することを特徴とするロックモジュール。
  3. 請求項1または2に記載のロックモジュールにおいて、
    前記トランスミッションレバー(7)の側面は前記スイッチナットの側面内に、あるいは、その逆に前記スイッチナットの側面はトランスミッションレバー(7)の側面内に延出するものであり、両側面は停止部(13、14)を含み、前記スイッチナット(2)の停止部が前記スイッチナットの回転により前記トランスミッションレバー(7)の停止部(13、14)の方向へ移動するようになっていることを特徴とするロックモジュール。
  4. 請求項1からのいずれか1つに記載のロックモジュールにおいて、
    前記中立位置は前記スイッチナット(2)の少なくとも20°の回転角度に及ぶことを特徴とするロックモジュール。
  5. 請求項1からのいずれか1つに記載のロックモジュールにおいて、前記ドグ(12)は前記ハウジング(1)によって移動自在に取り付けられていることを特徴とするロックモジュール。
  6. 請求項1からのいずれか1つに記載のロックモジュールにおいて、前記スイッチナット(2)の回転後に、当該スイッチナット(2)によって移動自在な前記ロックモジュールの構成部品を所定位置に戻すバネ(17)を提供することを特徴とするロックモジュール。
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