JP4279519B2 - 施錠装置 - Google Patents

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    • E05B17/04Devices for coupling the turning cylinder of a single or a double cylinder lock with the bolt operating member
    • E05B17/041Coupling device with a shaft projecting axially rearwardly from the cylinder, e.g. affording a degree of universal motion to compensate for misalignment

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、筐体に開閉自在とされた前枠を筐体に対して施錠する遊技機の施錠装置に関し、さらに詳しくは、様々な遊技機に対して汎用性および利便性を備えた施錠装置の改良技術に関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、パチンコ遊技台等の施錠装置として、例えば実公昭58−4538号公報に開示されているものがある。図16に示すように、この施錠装置は、外枠107に開閉自在とされた前枠100を、外枠107に対して施錠するためのものである。前枠100の開放側裏面には、シリンダ錠101とともに錠機構部102が取り付けられている。シリンダ錠101は、錠軸101aにカム板103が取り付けられている。錠機構部102は、主に、上下一対の係止鉤片104を有する操作杆105が、基枠体106を介して前枠100に取り付けられている。シリンダ錠101は、基枠体106に取り付けられている。これにより、シリンダ錠101のキー穴が、前枠100の正面側に表出される。一方、外枠107の開放側内側面の上下位置には、各係止鉤片104が係脱する係止金具108がそれぞれ固定されている。
【0003】
この施錠装置は、前枠100を外枠107に対して閉じることで、各係止金具108に各係止鉤片104が係止して施錠される。そして、シリンダ錠101の回動操作によってカム板103を回動させて操作杆105を上下方向へ摺動させることにより、各係止金具108と各係止鉤片104との係止が解除されて前枠100が解錠される。
【0004】
図17に示すように、施錠装置のシリンダ錠101は、基枠体106に固定されている。そして、シリンダ錠101の背面側に延出された錠軸102に、カム板103が取り付けられている。シリンダ錠101の奥行き方向の長さLは、前枠100の厚みを受ける長さである。
【0005】
ところで、上記パチンコ遊技台が設置された遊技場には、メダルを遊技媒体としたスロット遊技台も設置されていることが多い。図示しないが、スロット遊技台は、外枠107に対して開閉可能とされた前枠としての正面パネルを有している。正面パネルの正面には、メダル投入部・操作ボタン・操作レバーなどが配されている。このため、スロット遊技台の正面パネルは、上記パチンコ遊技台の前枠100と構成が異なる。すなわち、スロット遊技台の正面パネルとパチンコ遊技台の前枠100とでは、シリンダ錠101が表出する正面側の位置と、各係止鉤片104を脱する外枠107側の各係止金具108の位置との間隔が異なり、スロット遊技台の方がパチンコ遊技台よりも奥行き方向に長い間隔が必要となる。
【0006】
図18は従来の施錠装置を示す断面図である。
図18に示す施錠装置は、スロット遊技台の正面パネル100’における上記奥行き方向の間隔を埋めるため、シリンダ錠101の奥行き方向の長さLを長くした構成である。この構成であれば、シリンダ錠101以外の構成をパチンコ遊技台に設ける施錠装置の構成と共用できる。
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、上述した従来の施錠装置では、奥行き方向の長さLを長くした新たなシリンダ錠101が必要である。新たなシリンダ錠101を成形するには、その外筒を得るための新たな金型などが必要であり、また、内筒を得るための新たな構成が必要となる。このため、コストが嵩むとともに、汎用性が損なわれるという問題点があった。
【0007】
また、図18に示す従来の施錠装置に対し、シリンダ錠101の長さLをそのままとすることが考えられるが、上下一対の係止鉤片104および操作杆105を含む基枠体106を変更して新たな構成を必要とするため、やはりコストが嵩み、汎用性が損なわれてしまう。
【0008】
そこで本発明は、上記課題を解消するために、スロット遊技台に対しても、パチンコ遊技台に採用している主構成を利用することにより、コストを低減するとともに、パチンコ遊技台およびスロット遊技台双方に使用できる汎用性を得て、且つ、パチンコ遊技台およびスロット遊技台を同じ合鍵で解錠可能となる利便性をも得ることができる施錠装置を提供することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成するため本発明による請求項1記載の施錠装置は、
筐体50に開閉自在となった前枠51を施錠するため、前記前枠51側に固設されて前記筐体50に係脱可能とされた錠機構部52を有した遊技機の施錠装置において、
前記前枠51の正面にキー穴4を表出して取り付けられるシリンダ錠1と、
前記シリンダ錠1のキー穴4に挿入された合鍵の回動操作に伴って回動可能とされ、前記シリンダ錠1の背面側にてキー挿入方向に延設された長手状の延長杆5Bを有したテールピース5と、
前記錠機構部52に設けられ、前記筐体50との解錠動作にかかる回動出力をする出力部材27と、
前記錠機構部52に設けられ、前記出力部材27を回動可能に支持するとともに、前記テールピース5の前記延長杆5Bと嵌合連結して、前記テールピース5の回動を前記出力部材27に伝達する連結部材10と、
を具備し、
前記連結部材10は、
前記出力部材27の回動を作用するとともに、前記延長杆5Bを嵌挿するように長手筒状に形成された筒軸11と、
前記錠機構部52に取り付けられて前記筒軸11を回動可能、且つ、傾斜可能となるように支持する取付基部13と、
該取付基部13に回動可能に支持されるとともに前記出力部材27を支持し、前記筒軸11が前記出力部材27の回動軸線に対して傾斜可能となるように前記筒軸11内に挿通嵌合する嵌合子12Bをなす支持軸12と、
を有するとともに、
前記テールピース5には、前記延長杆5Bの先端において、前記筒軸11の回動軸線に対して前記テールピース5の回動軸線を傾斜可能となるように前記筒軸11内に挿通嵌合する嵌合子5Cを膨出形成してなり、
前記筒軸11と前記延長杆5Bとの嵌合が、前記筒軸11および前記延長杆5Bの長手方向に摺動可能な連結状態とされ、少なくとも前記延長杆5Bの長さ分前記錠機構部52に対する前記シリンダ錠1の取り付け位置を移動可能とするとともに、前記シリンダ錠1による前記テールピース5の回動軸線と、前記筒軸11の回動軸線と、前記出力部材27の回動軸線とをそれぞれ屈曲自在に連結させることを特徴とする。
【0010】
この施錠装置では、シリンダ錠1の主構成や錠機構部52の構成をそのままとして、テールピース5を代えることで、少なくとも延長杆5Bの長さ分シリンダ錠1の取り付け位置が移動できる。これにより、例えば、パチンコ遊技台に対して前枠51の形状が異なるスロット遊技台に対しても、パチンコ遊技台に採用している施錠装置の主構成が利用可能である。
【0012】
また、この施錠装置によれば、長手状の延長杆5Bによって、シリンダ錠1の取り付け位置を、錠機構部52に対して前記長手方向に移動させることができる。これにより、種々の前枠51の正面位置に対応してシリンダ錠1の取り付け位置が決められる。また、筐体50,前枠51,錠機構部52などの取り付け公差に対応してシリンダ錠1の取り付け位置が決められる。
【0014】
さらに、この施錠装置によれば、テールピース5と筒軸11と出力部材27との各回動軸線がそれぞれ屈曲可能に連結されるので、前枠51の正面形状に合わせて、すなわち筐体50に対して前枠51が斜めに構成される場合に、前枠51に合せてシリンダ錠1の正面位置を傾けることができる。
【0016】
また、この施錠装置では、前枠51の正面形状に合わせてシリンダ錠1の正面位置を傾けることができるとともに、シリンダ錠1を出力部材27の回動軸線に平行して移動させることもできる。
【0017】
【発明の実施の形態】
以下、本発明の実施の形態を図面を参照して具体的に説明する。
図1は本発明の施錠装置の構成図である。
【0018】
本実施の形態による施錠装置は、主として遊技機であるスロット遊技台用いられるものである。図1に示すように、スロット遊技台は、筐体50に開閉自在となった前枠としての正面パネル51を有している。筐体50は、固定のものであり、正面パネル51が筐体50に対して開閉する。施錠装置は、筐体50に正面パネル51を施錠する。
【0019】
施錠装置は、正面パネル51の背面側に固設されて、筐体50側に係脱可能とされた錠機構部52を有する。本実施の形態による施錠装置は、この錠機構部52にかかり、要部であるシリンダ錠1と連結部材10とを備えている。
【0020】
まず、錠機構部52について説明する。
図2は錠機構部の分解斜視図、図3(a)は錠機構部の組立側面図、図3(b)は錠機構部の組立背面図、図4(a)は錠機構部の動作を示す側面図、図4(b)は錠機構部の動作を示す背面図、図5(a)は錠機構部の別の動作を示す側面図、図5(b)は錠機構部の別の動作を示す背面図である。
【0021】
図2に示すように、錠機構部52は、断面が略L字状となるレール状の基枠体20を有している。この基枠体20は、図1に示すように、正面パネル51の背面側に固定される。基枠体20の長手方向の上下両端には、図3(a)に示す支持ピン21を介して係止鉤片22が回動自在に取り付けられている。係止鉤片22は、図1に示すように、正面パネル51の背面より後方に突出する。この一対の係止鉤片22は、基枠体20の長手方向に摺動自在となる長尺の操作杆23の両端に図3(a)に示す各回動軸24を介して連結されている。つまり、係止鉤片22と操作杆23は、操作杆23の摺動によって上下一対の係止鉤片22が同時に揺動するリンク機構を構成している。
【0022】
また、基枠体20と操作杆23との間には可動部材25が配設されている。可動部材25は、操作杆23と同方向の上下方向に摺動自在となっている。可動部材25には、係止板25aが突設されている。係止板25aは、基枠体20の起立板20aに穿設した長穴20bを貫通して、図3(b)に示すように突出される。
【0023】
基枠体20と操作杆23との間には、バネ26Aが張架されている。バネ26Aは操作杆23を図2の下方に付勢する。また、基枠体20と可動部材25との間には、バネ26Bが張架されている。バネ26Bは、可動部材25を図2の上方向に付勢する。
【0024】
操作杆23は、図4(a),(b)に示すように、バネ26Aの付勢力に抗して上方向に摺動されることで、上下の係止鉤片22を揺動して筐体50との係止を解除し、正面パネル51が筐体50に対して解錠される。一方、可動部材25は、図5に示すように、バネ26Bの付勢力に抗して下方向に摺動されることで、正面パネル51にある別の扉(不図示)に対する係止板25aの係止を解除したり、あるいは、スロット遊技台におけるメダル払い出し用のリセットスイッチ(不図示)を作動させる。このリセットスイッチは、例えばメダルの払い出し中に、払い出すべきメダルがなくなったとき、正面パネル51を開けてメダルの補充を行い、その後残りのメダルの払い出しを行わせるためのものである。
【0025】
上述した操作杆23の上方向への摺動、および可動部材25の下方向への摺動は、出力部材としてのカム板27の回動に起因する。図4(b)に示すように、背面視でカム板27が反時計廻りに回動されると、操作杆23の上方向への摺動が行われる。また、図5(b)に示すように、背面視でカム板27が時計廻りに回動させると、可動部材25の下方向への摺動が行われる。
【0026】
次に、本発明の要部であるシリンダ錠1について説明する。
図6(a)はシリンダ錠を示す正面図、図6(b)はシリンダ錠を示す側面図、図6(c)はシリンダ錠を示す背面図、図7(a)はテールピースを示す側面図、図7(b)はテールピースを示す背面図である。
【0027】
図6(a)〜(c)に示すように、シリンダ錠1は、外筒2と、内筒3と、キー穴4と、テールピース5とを有する。外筒2は、シリンダ錠1の外筐をなすものである。外筒2は、その背面側にフランジ部2Aを有している。内筒3は、外筒2に内挿され、シリンダ錠1の要部をなす。キー穴4は、内筒3の正面側から背面側である内筒3の軸方向に貫通しており、正面側からキーが挿入される。内筒3は、キー穴4から合鍵が挿入されたときのみ外筒2内での回動が許可される。テールピース5は、外筒2の背面側内部にて内筒3と係合する基材5Aと、外筒2の背面側のキー挿入方向に延設された長手状の延長杆5Bとを有している。テールピース5は、外筒2の背面側の蓋体2Bを介して外筒2に内装され、キー穴4に挿入したキーが合鍵のときに内筒3とともに回動する。
【0028】
図7(a),(b)に示すように、テールピース5の基材5Bは、略円盤状に形成されている。基材5Aの円周には、複数の突起5Aaが設けられている。この突起5Aaが内筒3に係合する。また、テールピース5の延長杆5Bは、基材5Aの中心に円柱状にして立設されている。すなわち、延長杆5Bは、キー穴4への合鍵の挿入によって回動する内筒3とともに回動する基材5Aの回動軸線上にある。この延長杆5Bの先端には、嵌合子5Cが膨出形成されている。嵌合子5Cは、延長杆5Bの径よりも大径の球体をなし、その外周が回動軸線に沿って複数(本実施の形態では六面)の面5Caを形成するごとく切削されている。
【0029】
シリンダ錠1は、テールピース5以外にかかる構成が、従来、パチンコ遊技台に一般に用いられているシリンダ錠1と同様の構成である。すなわち、テールピース5を代えることにより、本実施の形態のシリンダ錠1と、一般に用いられているシリンダ錠とを得ることが可能である。
【0030】
上記構成のシリンダ錠1は、外筒2のフランジ部2Aが、図1に示すように正面パネル51の背面側に設けた所望の取付部51Aにネジなどで固定されることによって、正面パネル51の正面にキー穴4の正面側を表出して取り付けられる。
【0031】
次に、本発明の要部である連結部材10について説明する。
図8(a)は連結部材を示す正面図、図8(b)は連結部材を示す側面図、図8(c)は連結部材を示す背面図、図8(d)は連結部材を示す側断面図、図9(a)は筒軸を示す側面図、図9(b)は筒軸を示す背面図、図9(c)は筒軸を示す側断面図、図10(a)は支持軸を示す正面図、図10(b)は支持軸を示す側面図、図10(c)は支持軸を示す側断面図、図11(a)は取付基部を示す側面図、図11(b)は取付基部を示す背面図、図11(c)は取付基部を示す側断面図、図12はシリンダ錠と連結部材との連結状態を示す一部裁断側面図である。
【0032】
図8(a)〜(c)に示すように、連結部材10は、筒軸11と、支持軸12と、取付基部13とを有する。図9(a)〜(c)に示すように、筒軸11は、長手筒状に形成されている。筒軸11の外形は円筒形状をなしている。筒軸11の内形は、テールピース5の嵌合子5Cを嵌挿するように、本実施の形態では六角形状の嵌挿穴部11Aをなしている。また、筒軸11の背面側となる基端縁には、筒軸11の外径よりも膨出した円形の係止部11Bが形成されている。
【0033】
図10(a)〜(c)に示すように、支持軸12は、回動板12Aと、嵌合子12Bと、取付軸部12Cとを有している。回動板12Aは、円盤状に形成されている。嵌合子12Bは、回動板12Aの正面側の中心に設けられている。この嵌合子12Bは、上述したテールピース5の嵌合子5Cと同形状であって、球体をなし、その外周が回動軸線に沿って複数(本実施の形態では六面)の面12Baを形成するごとく切削されている。すなわち、嵌合子12Bは、筒軸11の嵌挿穴部11Aに嵌挿し得るように形成されてる。取付軸部12Cは、回動板12Aの背面側の中心に設けられている。取付軸部12Cの先端には、ネジ穴12Caが穿設されている。このように形成された支持軸12は、回動板12A,嵌合子12B,取付軸部12C(ネジ穴12Ca)が、同じ回動軸線上に配されるように構成されている。
【0034】
図11(a)〜(c)に示すように、取付基部13は、本実施の形態では、シリンダ錠1における外筒2の背面側に設けられたフランジ部2Aと同形状のフランジ部13Aを基体としている。フランジ部13Aの略中心位置には、貫通穴13Bが穿設されている。フランジ部13Aの正面側には、円筒状の係止筒13Cが設けられている。係止筒13Cは、前記貫通穴13Bの正面側の開口部をなし、その開口縁に内方に狭窄した係止爪13Caが設けられている。フランジ部13Bの背面側であって、前記貫通穴13Bの背面側の開口部となる部位には、係止筒13Cと中心軸線を同じとする円形の凹段部13Dが設けられている。
【0035】
上記筒軸11,支持軸12,取付基部13からなる連結部材10は、図8(d)に示すように、取付基部13の背面側から筒軸11を挿通し、取付基部13の凹段部13Dに支持軸12の回転板12Aを挿入する。そして、取付基部13の背面側に蓋体13Eを取り付けて組み立てられる。この構成において、筒軸11は、基端の係止部11Bが、係止筒13Cの係止爪13Caに係止して正面側に抜けることなく支持される。また、支持軸12は、蓋体13Eによって背面側に抜けることがない。これにより、筒軸11は、支持軸12の回転板12Aによって背面側にも抜けることなく支持される。また、支持軸12の取付軸部12Cは、蓋体13Eの穴部13Eaを介して、取付基部13の背面側に突出する。この取付軸部12Cのネジ穴12Caには、図1および図2に示すように、上述したカム板27が取り付けられる。
【0036】
このように組み立てられた連結部材10において、筒軸11は、係止筒13Cに支持されて自身の軸線廻りに回動可能であり、且つ、基端が係止爪13Caに係止されつつ傾斜可能とされている。また、支持軸12は、回転板12Aが凹段部13Dに支持されて回動可能とされ、且つ、嵌合子12Bが、筒軸11の嵌挿穴部11Aに嵌挿されている。すなわち、筒軸11と支持軸12とは、互いに嵌合して同じ回動軸線上にて一体に回動する。また、筒軸11は、嵌合子12Bを中心として傾斜し、支持軸12と一体に回動可能でありながら前記回動軸線を折曲させる。
【0037】
このように構成された連結部材10は、図1および図2に示すように、取付基部13のフランジ部13Aが錠機構部52の基枠体20に取り付けられる。なお、取付基部13のフランジ部13Aは、上述の如くフランジ部2Aと同形状でなくてもよい。フランジ部13Aは、パチンコ遊技台においてシリンダ錠が取り付けられた錠機構部52の同箇所に取り付けられる形状であればよい。
【0038】
図12に示すように、シリンダ錠1のテールピース5は、延長杆5Bの先端にある嵌合子5Cが連結部材10の筒軸11に嵌挿される。これにより、シリンダ錠1と連結部材10とが連結される。そして、シリンダ錠1のキー穴4に合鍵を挿入したときのテールピース5の回動が、筒軸11および支持軸12の回動として伝達される。
【0039】
すなわち、合鍵を一方に回すと、テールピース5から連結部材10を介してカム板27が一方に回動する。そして、図4(a),(b)に示すように、錠機構部52の操作杆23が上方向に摺動して筐体50との係止が解除されて正面パネル51が解錠される。また、合鍵を他方に回すと、テールピース5から連結部材10を介してカム板27が他方に回動する。そして、図5(a),(b)に示すように、可動部材25が下方向に摺動して、正面パネル51にある別の扉(不図示)に対する係止板25aの係止が解除され、あるいは、リセットスイッチ(不図示)が作動される。
【0040】
このように、従来と同様の構成のシリンダ錠1に対してテールピース5を代え、錠機構部52において従来シリンダ錠1が取り付けられていた箇所に連結部材10を取り付け、テールピース5と連結部材10とを互いに嵌合連結させたことにより、合鍵を挿入して回したテールピース5の回動が、カム板27に伝達される。すなわち、テールピース5および連結部材10により、シリンダ錠1の主構成や錠機構部52の構成をそのままとして、シリンダ錠1の正面のキー穴4をスロット遊技台の正面パネル51の正面に表出させることが可能となる。
【0041】
したがって、このように構成された施錠装置では、スロット遊技台に対しても、パチンコ遊技台に採用している施錠装置の主構成が利用可能なので、コストを低減することが可能である。また、上記施錠装置は、パチンコ遊技台およびスロット遊技台双方に使用できる汎用性を得て、且つ、パチンコ遊技台およびスロット遊技台を同じ合鍵で解錠可能となる利便性をも得ることが可能となる。
【0042】
なお、上記構成では、テールピース5と、このテールピース5に嵌合する連結部材10と有した構成であるが、テールピース5の先端にカム板27を取り付ける構成とすれば、テールピース5のみを代えるだけで上記効果を得ることが可能である。
【0043】
また、テールピース5は、その先端の嵌合子5Cを、連結部材10の筒軸11に対して、長手方向(回動軸線方向)に嵌挿する構成であるため、図13(a),(b)に示すように、筒軸11と延長杆5B(嵌合子5C)との嵌合が、その長手方向に摺動可能な状態にてなされる。したがって、シリンダ錠1の位置を、前記長手方向(回動軸線方向)に移動させることが可能であり、種々の正面パネル51の正面位置に対応してシリンダ錠1の取り付け位置を決めることが可能となる。また、シリンダ錠1の位置を、前記長手方向(回動軸線方向)に移動させることが可能なため、筐体50,正面パネル51,錠機構部52などの取り付け公差に対応してシリンダ錠1の取り付け位置を決めることが可能である。
【0044】
また、連結部材10における支持軸12の嵌合子12Bが、球体の外周が回動軸線に沿って複数の面5Caを形成するごとく切削されているため、図14(a)に示すように、筒軸11をカム板27の回動軸線に対して傾斜可能に支持することが可能である。このため、正面パネル51の正面形状に合わせてシリンダ錠1の正面位置を傾けることが可能である。
【0045】
また、テールピース5の嵌合子5Cが、球体の外周が回動軸線に沿って複数の面5Caを形成するごとく切削されているため、図14(b)に示すように、筒軸11の回動軸線に対してテールピース5の回動軸線を傾斜可能とすることが可能である。このため、正面パネル51の正面形状に合わせてシリンダ錠1の正面位置を傾けることが可能である。
【0046】
また、図14(a),(b)の作用を組み合わせて、シリンダ錠1の正面位置を傾けてもよい。さらに、図15に示すように、図14(a),(b)の作用を組み合わせて、シリンダ錠1をカム板27の回動軸線に平行して移動させることも可能である。
【0047】
なお、上述した実施の形態では、パチンコ遊技台に利用された施錠装置を、正面パネル51の形状が種々異なるスロット遊技台にも利用した形態であるが、パチンコ遊技台のなかで形状が異なる(例えば、前枠の厚さが異なったり、シリンダ錠1のキー穴4を表出する位置が異なる)場合でも、上記構成により対応することが可能である。
【0048】
【発明の効果】
以上説明したように本発明による施錠装置は、シリンダ錠の背面側にてキー挿入方向に延設された長手状の延長杆を有したテールピースを、錠機構部での解錠動作にかかる回動出力をする出力部材を回動可能に支持する連結部材に嵌合連結している。これにより、シリンダ錠の主構成や錠機構部の構成をそのままとして、テールピースを代えることで、少なくとも延長杆の長さ分シリンダ錠の取り付け位置を移動させることができる。したがって、例えば、パチンコ遊技台に対して前枠の形状が異なるスロット遊技台に対しても、パチンコ遊技台に採用している施錠装置の主構成が利用可能なので、施錠装置の設置にかかるコストを低減することができる。また、上記施錠装置は、パチンコ遊技台およびスロット遊技台双方に使用できる汎用性を得て、且つ、パチンコ遊技台およびスロット遊技台を同じ合鍵で解錠可能となる利便性をも得ることができる。
【0049】
また、連結部材が、出力部材の回動を作用するとともに延長杆を嵌挿する長手筒状の筒軸を有し、この筒軸と延長杆との嵌合が、筒軸および延長杆の長手方向に摺動可能な状態にてなされる構成とすることにより、シリンダ錠の取り付け位置を、前記長手方向に移動させることができる。したがって、種々の前枠の正面位置に対応してシリンダ錠の取り付け位置を決めることができる。また、筐体,前枠,錠機構部などの取り付け公差に対応してシリンダ錠の取り付け位置を決めることができる。
【0050】
また、連結部材が、錠機構部に取り付けられて筒軸を回動可能、且つ、傾斜可能となるように支持する取付基部と、取付基部に回動可能に支持されるとともに出力部材を支持し、筒軸が出力部材の回動軸線に対して傾斜可能となるように筒軸内に挿通嵌合する嵌合子をなす支持軸とを有したことにより、前枠の正面形状に合わせてシリンダ錠の正面位置を傾けることができる。
【0051】
また、テールピースが、延長杆の先端において、筒軸の回動軸線に対してテールピースの回動軸線を傾斜可能となるように筒軸内に挿通嵌合する嵌合子を膨出形成したことにより、前枠の正面形状に合わせてシリンダ錠の正面位置を傾けることができる。
【0052】
また、前記支持軸と前記テールピースの嵌合子の作用を組み合わせて、シリンダ錠の正面位置を傾けたり、さらに、シリンダ錠を出力部材の回動軸線に平行して移動させることもできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の施錠装置の構成図である。
【図2】錠機構部の分解斜視図である。
【図3】(a)錠機構部の組立側面図である。
(b)錠機構部の組立背面図である。
【図4】(a)錠機構部の動作を示す側面図である。
(b)錠機構部の動作を示す背面図である。
【図5】(a)錠機構部の別の動作を示す側面図である。
(b)錠機構部の別の動作を示す背面図である。
【図6】(a)シリンダ錠を示す正面図である。
(b)シリンダ錠を示す側面図である。
(c)シリンダ錠を示す背面図である。
【図7】(a)テールピースを示す側面図である。
(b)テールピースを示す背面図(矢A視)である。
【図8】(a)連結部材を示す正面図である。
(b)連結部材を示す側面図である。
(c)連結部材を示す背面図である。
(d)連結部材を示す側断面図(B−B断面図)である。
【図9】(a)筒軸を示す側面図である。
(b)筒軸を示す背面図である。
(c)筒軸を示す側断面図(C−C断面図)である。
【図10】(a)支持軸を示す正面図である。
(b)支持軸を示す側面図である。
(c)支持軸を示す側断面図(D−D断面図)である。
【図11】(a)取付基部を示す側面図である。
(b)取付基部を示す背面図である。
(c)取付基部を示す側断面図(E−E断面図)である。
【図12】シリンダ錠と連結部材との連結状態を示す一部裁断側面図である。
【図13】(a)(b)本発明の施錠装置の作用を示す側面図である。
【図14】(a)(b)本発明の施錠装置の別の作用を示す側面図である。
【図15】本発明の施錠装置のさらに別の作用を示す側面図である。
【図16】一般にパチンコ遊技台に用いられている施錠装置を示す斜視図である。
【図17】図16における側面図(矢F視)である。
【図18】従来の施錠装置を示す断面図である。
【符号の説明】
1…シリンダ錠
4…キー穴
5…テールピース
5B…延長杆
5C…嵌合子
10…連結部材
11…筒軸
12…支持軸
12B…嵌合子
13…取付基部
27…カム板(出力部材)
50…筐体
51…正面パネル(前枠)
52…錠機構部

Claims (1)

  1. 筐体に開閉自在となった前枠を施錠するため、前記前枠側に固設されて前記筐体に係脱可能とされた錠機構部を有した遊技機の施錠装置において、
    前記前枠の正面にキー穴を表出して取り付けられるシリンダ錠と、
    前記シリンダ錠のキー穴に挿入された合鍵の回動操作に伴って回動可能とされ、前記シリンダ錠の背面側にてキー挿入方向に延設された長手状の延長杆を有したテールピースと、
    前記錠機構部に設けられ、前記筐体との解錠動作にかかる回動出力をする出力部材と、
    前記錠機構部に設けられ、前記出力部材を回動可能に支持するとともに、前記テールピースの前記延長杆と嵌合連結して、前記テールピースの回動を前記出力部材に伝達する連結部材と、
    を具備し、
    前記連結部材は、
    前記出力部材の回動を作用するとともに、前記延長杆を嵌挿するように長手筒状に形成された筒軸と、
    前記錠機構部に取り付けられて前記筒軸を回動可能、且つ、傾斜可能となるように支持する取付基部と、
    該取付基部に回動可能に支持されるとともに前記出力部材を支持し、前記筒軸が前記出力部材の回動軸線に対して傾斜可能となるように前記筒軸内に挿通嵌合する嵌合子をなす支持軸と、
    を有するとともに、
    前記テールピースには、前記延長杆の先端において、前記筒軸の回動軸線に対して前記テールピースの回動軸線を傾斜可能となるように前記筒軸内に挿通嵌合する嵌合子を膨出形成してなり、
    前記筒軸と前記延長杆との嵌合が、前記筒軸および前記延長杆の長手方向に摺動可能な連結状態とされ、少なくとも前記延長杆の長さ分前記錠機構部に対する前記シリンダ錠の取り付け位置を移動可能とするとともに、
    前記テールピースの嵌合子が、前記延長杆の径よりも大径の球体をなし、その外周が回動軸線に沿って複数の面を有して形成され、
    前記支持軸の嵌合子が、前記テールピースの嵌合子と同形状の球体をなしその外周が回動軸線に沿って複数の面を有して形成され、
    前記筒軸の内形を、前記嵌合子が嵌挿されるように、多角形状の嵌挿穴部とされて、
    前記嵌合子を中心として前記筒軸が傾斜することで、前記シリンダ錠による前記テールピースの回動軸線と、前記筒軸の回動軸線と、前記出力部材の回動軸線とをそれぞれ屈曲自在に連結させることを特徴とする施錠装置。
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