JP6138019B2 - 電極形成装置、電極形成システム、及び電極形成方法 - Google Patents

電極形成装置、電極形成システム、及び電極形成方法 Download PDF

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Description

本発明は、基板に電極を形成する電極形成装置、電極形成システム、及び電極形成方法に関する。
コンピュータ、携帯電話、デジタル家電等には、BGA(Ball Grid Array)やCSP(Chip Size Package)といった表面実装型の電子部品が搭載されている。表面実装型の電子部品の裏面には、半球状に形成された電極(バンプ)が多数設けられている。このように電子部品の裏面に電極を設けることで基板との接点数を大幅に増加させ、電子部品の実装面積を小さくして小型化・高密度化を図っている。
表面実装型の電子部品が搭載される基板のうち、電子部品の電極に対応する箇所には多数の電極(バンプ)が形成される。まず、フラックス塗布用のマスクに形成された多数の孔を介して、基板上にフラックスが塗布される。さらに、導電性ボール充填用のマスクに形成された多数の孔を介して、前記したフラックスの上に導電性ボールが充填される。
例えば、特許文献1には、ウェハの上にフラックスを塗布するフラックス塗布装置と、フラックスが塗布されたウェハの上に導電性ボールを充填するボール充填装置について記載されている。
特許第4933367号公報
フラックスの塗布、及び導電性ボールの充填を行う際、基板を印刷テーブルに密着させた状態で位置決めすることが望ましい。
ところで、表面実装型の電子部品が搭載される基板は、ICチップの保護等を目的として、樹脂でモールドされていることが多い。このような基板を用いる場合、乾燥に伴う樹脂の収縮で、基板が変形して反った状態になることがある。このように基板が変形すると、基板の剛性が比較的大きいため、真空吸着のみで基板を印刷テーブルに密着させることが困難になる。
前記した特許文献1に記載の発明では、一台のフラックス塗布装置の下流側に、一台のボール充填装置が配置されている。このような構成において、例えば、押圧板によって基板を印刷テーブルに押し付けた状態で真空吸着し、この真空吸着を維持した状態で基板にフラックスを塗布することが考えられる。
しかしながら、特許文献1に記載の構成では、フラックスを塗布した後、下流側のボール充填装置に基板を搬送する際、前記した真空吸着を一旦解除せざるを得ない。
真空吸着を解除した後、ボール印刷機で改めて基板を印刷テーブルに密着させようとしても、この状態から押圧板によって印刷テーブルに基板を押し当てることはできない。基板の上面には既にフラックスが塗布されているからである。
このように特許文献1に記載の発明では、ボール充填装置において基板を印刷テーブルに密着させることができず、基板を正確に位置決めできない可能性がある。そうすると、所望の位置に導電性ボールを充填できず、基板に電極を形成する処理の歩留まりが低くなるという問題がある。このような傾向は、導電性ボールの径やピッチが小さくなるにつれて、よりいっそう顕著になる。
そこで、本発明は、基板に電極を形成する処理の歩留まりを向上させた電極形成装置、電極形成システム、及び電極形成方法を提供することを課題とする。
前記課題を解決するために、本発明に係る電極形成装置は、印刷テーブルに対して上方から基板を押圧する押圧手段と、前記押圧手段によって押圧された基板を前記印刷テーブルに吸着し、前記押圧手段による押圧が解除された後も当該吸着を継続する吸着手段と、基板にフラックスを塗布するための第1マスク部と、フラックスが塗布された基板に導電性ボールを充填するための第2マスク部と、が連結又は一体形成されるマスク部材と、前記吸着手段によって吸着された基板に、前記第1マスク部を介してフラックスを塗布するスキージヘッドと、前記マスク部材を移動させて、基板に対する前記マスク部材の相対位置を調整するマスク部材移動手段と、前記マスク部材のうち前記第2マスク部を介して、前記吸着手段によって吸着された基板に導電性ボールを充填して電極を形成する充填ヘッドと、を備えることを特徴とする。
なお、詳細については、発明を実施するための形態において説明する。
本発明によれば、基板に電極を形成する処理の歩留まりを向上させた電極形成装置、電極形成システム、及び電極形成方法を提供できる。
本発明の第1実施形態に係る電極形成装置を含む構成図であり、ローダと、電極形成装置と、検査・リペア装置と、を上方から視た模式的な平面図である。 図1のA−A矢視断面図である。 マスク部材の模式的な平面図である。 図2のB−B矢視端面図である。 電極形成装置の平面図である。 図2のC−C矢視端面図(基板の真上に充填ヘッドが配置された状態の端面図)である。 電極形成装置の動作の流れを示すフローチャートである。 電極形成装置の動作を、(a)→(b)→(c)→(d)→(e)の順序で時系列的に示す模式的な断面図である。 本発明の第2実施形態に係る電極形成装置を含む模式的な構成図(平面図)である。
≪第1実施形態≫
図1は、本実施形態に係る電極形成装置を含む構成図であり、ローダと、電極形成装置と、検査・リペア装置と、を上方から視た模式的な平面図である。なお、図1では、電極形成装置1のうち筐体E及びマスク部材15のみを模式的に図示した。
電極形成装置1は、ローダLから一枚ずつ供給される基板Bの上面にフラックスを塗布した後、フラックスが塗布された箇所に導電性ボールを充填する装置である。
なお、基板Bは、ウェハから切り出したチップ等が搭載される板状部材であり、例えば、樹脂でモールドされている。このような基板Bは、樹脂が乾燥して収縮する際に変形(上反り)することが多い。
フラックスは、粘着力により導電性ボールを固定したり、基板表面のパッド及び導電性ボールの表面から酸化物を除去したりするために基板Bに塗布される。導電性ボールは、例えば、その径が0.05mm〜0.3mm程度のハンダボールであり、前記したフラックス上に充填される。
電極形成装置1の上流側に配置されるローダLには、多数の基板Bが収容されている。ローダLは、電極形成装置1によって基板Bが処理される毎に、搬入コンベアC11に対して基板Bを一枚ずつ供給する装置である。
搬入コンベアC11は、ローダLから供給される基板Bを電極形成装置1に搬入する装置である。搬出コンベアC12は、電極形成装置1で処理された基板Bを検査・リペア装置Rに搬出する装置である。
<電極形成装置の構成>
図2は、図1のA−A矢視断面図である。なお、図2では、搬入コンベアC11、搬出コンベアC12、及び電極形成装置1を収容する筐体Eの図示を省略し、基板Bの変形を強調して記載した(図5、図4、図6も同様)。
電極形成装置1は、印刷テーブル11と、カメラ12と、押圧板13と、吸着装置14と、マスク部材15と、スキージヘッド16と、充填ヘッド17と、エアシリンダ18と、これらを制御する制御装置(図示せず)と、を備えている。
印刷テーブル11は、図2に示すx方向、y方向、及びθ方向(xy平面上での回転)で基板Bの位置を調整する装置である。また、印刷テーブル11は、昇降機構11aによってz方向(鉛直方向)で移動し、基板Bとマスク部材15とを密着・離間させる機能も有している。
印刷テーブル11には、テーブルコンベア(図示せず)が設置されている。このテーブルコンベアは、搬入コンベアC11(図1参照)から基板Bを受け取って所定位置(基板Bを仮位置決めする位置)まで移動させる機能を有している。
カメラ12は、自身の上方及び下方を撮像可能な2視野カメラである。カメラ12は、モータM1の駆動に伴いボールねじF1に沿ってx方向で移動可能であるとともに、別のフレーム(図示せず)に沿ってy方向で移動可能に構成されている。
カメラ12は、マスク部材15の下面に印刷された位置合わせマーク(図示せず)と、基板Bの上面に印刷された位置合わせマーク(図示せず)と、をそれぞれ撮像して制御装置(図示せず)に出力する。なお、制御装置は、この撮像結果を用いて画像処理を実行し、基板Bの位置ずれ量を打ち消すように印刷テーブル11の位置を調整する。
押圧板13は、基板Bを印刷テーブル11に密着させる板状部材であり、フラックスの塗布前に上方から基板Bに押し当てられる。押圧板13は、例えば、平面視で矩形状を呈する樹脂製の板材であり、水平面に沿って延びている。押圧板13は、z方向(鉛直方向)で移動可能に構成されるとともに、前記したカメラ12に連結されている。
モータM1等によってカメラ12がxy方向で移動すると、このカメラ12の移動に伴って押圧板13もxy平面上で移動する。
換言すると、マスク部材15と基板Bとを位置合わせするためのカメラ12を移動させる「カメラ移動手段」は、モータM1と、ボールねじF1と、を含んで構成される。この「カメラ移動手段」は、前記したように、カメラ12とともに押圧板13も移動させる。
吸着装置14(吸着手段)は、押圧板13によって押圧された基板Bを印刷テーブル11に吸着させる装置である。すなわち、吸着装置14は、印刷テーブル11に設けられた孔(図示せず)を介して、基板Bを下側から真空吸着する機能を有している。
前記したように、樹脂でモールドされた基板Bは、変形している(反った状態である)ことが多い。吸着装置14は、押圧板13によって基板Bが印刷テーブル11に押し付けられた状態で基板Bの吸着を開始し、その後も当該吸着を継続する。これによって、押圧板13による押圧が解除された後も、印刷テーブル11に基板Bが密着した状態を維持できる。
図3は、マスク部材の模式的な平面図である。なお、図3では、分かりやすくするため、マスク部材15に形成される孔ha,hbの個数を実際よりも少なく記載し、孔ha,hbを大きめに記載した。
マスク部材15は、平面視で矩形状を呈するマスク151と、このマスク151を固定する版枠152と、を備えている。本実施形態に係る電極形成装置1の特徴の一つは、一枚のマスク151を用いて、フラックスの塗布及び導電性ボールの充填を順次実行する点にある。
図3に示すマスク151は、例えば、メタルマスクであり、フラックス塗布用の第1マスク部151aと、ボール充填用の第2マスク部151bと、を有している。
第1マスク部151aには、基板Bにフラックスを塗布するための複数の孔haが、基板Bの回路パターンに対応して形成されている。第2マスク部151bには、基板Bに導電性ボールを充填するための複数の孔hbが、基板Bの回路パターンに対応して形成されている。
なお、第2マスク部151bに形成された孔hbの位置は、第1マスク部151aに形成された孔haの位置にそれぞれ対応している。例えば、第2マスク部151bの孔hb1は、第1マスク部151aの孔ha1に対応している。詳細については後記するが、孔ha1を介して基板Bに塗布されたフラックスの上から、孔hb1を介して導電性ボールが落とし込まれる。
版枠152は、水平面に沿って張られるマスク151の周縁部を固定するとともに、第1マスク部151aと第2マスク部151bとを仕切る枠体である。版枠152のうち紙面上下方向に延びる仕切壁152wによって、第1マスク部151aと第2マスク部151bとが仕切られる。このようにマスク151を二つの領域に仕切ることで、粘性を有するフラックスと、球状(粉状)の導電性ボールと、が混ざり合うことを防止できる。
なお、図3の符号K1,K2で示す箇所は、後記するエアシリンダ18(図2参照)によって吸着される箇所を表している。
図4は、図2のB−B矢視端面図である。
スキージヘッド16は、吸着装置14によって吸着された基板Bにフラックスを塗布する装置(つまり、フラックスを塗布するためのヘラ)である。スキージヘッド16を第1マスク部151a上で動かすことで、フラックスが第1マスク部151a(図3参照)の孔haを介して押し出され、基板Bに塗布される。スキージヘッド16は、シリンダ16a内で駆動するピストン16bによって、z方向で移動可能に構成されている。
なお、スキージヘッド16の構成は、図5に示す例に限定されない。
図5は、電極形成装置の平面図である。
スキージヘッド16は、y方向に延びる筐体16cに設置され、モータM2によってボールねじ軸16dを回転させることで、筐体16cとともにx方向で移動する。この筐体16cは、図4、図5に示すように、二条のガイドレールp,qによってx軸方向に沿って案内される。また、スキージヘッド16は、筐体16cが延在しているy方向でも移動可能である。
図6は、図2のC−C矢視端面図である。ただし、図6では、基板Bの真上に充填ヘッド17が配置された状態を示した。
充填ヘッド17は、吸着装置14によって吸着された基板Bに導電性ボールを充填する装置である。充填ヘッド17は、例えば、軸rに固定される複数(図6では、8個)のスキージkと、このスキージkを収容するカバーcと、を有している。
前記した軸rを回転させることで、カバーc内に存在する導電性ボールが第2マスク部151b(図3参照)の孔hbを介して落とし込まれ、基板Bに充填される。充填ヘッド17は、シリンダ17a内で駆動するピストン17bによって、z方向で移動可能に構成されている。
なお、充填ヘッド17の構成は、図6に示す例に限定されない。
図5に示すように、充填ヘッド17は、y方向に延びる筐体17cに収容され、モータM3によってボールねじ軸17dを回転させることで、筐体17cとともにx方向で移動する。この筐体17cは、図5、図6に示すように、二条のガイドレールp,qによってx軸方向で案内される。また、充填ヘッド17は、筐体17cが延在しているy方向でも移動可能である。
なお、スキージヘッド26又は充填ヘッド17であるヘッドを移動させる「ヘッド移動手段」は、図5に示すモータM3と、ボールねじ軸17dと、ガイドレールp,qと、を含んで構成される。
図2に示すエアシリンダ18(相対位置固定手段)は、負圧によって版枠152の一端(図3の符号K1,K2で示す箇所)を吸着し、マスク部材15と充填ヘッド17との相対位置を固定するものである。
エアシリンダ18は、ロッドカバー18aと、このロッドカバー18aに収容されるピストンロッド18bと、このピストンロッド18bを往復させることで負圧の発生・解除を行う圧力発生機構(図示せず)と、を有している。
ロッドカバー18aの先端に設けられた孔hcを介して版枠152に負圧をかけることで、エアシリンダ18に版枠152が吸着される。なお、図5に示す例では、y方向に沿って並ぶ二つのエアシリンダ18を設ける構成にした。
エアシリンダ18は、例えば、充填ヘッド17のカバーcに連結されている。したがって、モータM3(図5参照)によって充填ヘッド17をx方向に移動させると、これに伴ってエアシリンダ18もx方向に移動する。さらに、エアシリンダ18によって吸着されるマスク部材15(図3参照)もx方向に移動する。
なお、マスク部材15を移動させて、基板Bに対するマスク部材15の相対位置を調整する「マスク部材移動手段」は、モータM3・ボールねじ軸17d・ガイドレールp,q(ヘッド移動手段)と、エアシリンダ18(相対位置固定手段)と、を含んで構成される。
制御装置(図示せず)は、カメラ12(図2参照)からの入力信号に基づく基板Bの位置調整、押圧板13による基板Bの押圧、スキージヘッド16及び充填ヘッド17の駆動等を実行する。
制御装置は、CPU(Central Processing Unit)、ROM(Read Only Memory)、RAM(Random Access Memory)、各種インタフェースなどの電子回路(図示せず)を含んで構成され、設定されたプログラムに従って各種処理を実行する。
なお、図1に示すように、電極形成装置1の下流側には、検査ユニットR1と、リペアユニットR2と、を備える検査・リペア装置Rが設置されている。検査ユニットR1は、基板Bの所定位置に導電性ボールが充填されたか否かを検査する装置である。リペアユニットR2は、検査ユニットR1による検査結果に応じて導電性ボールを補充する装置である。
<電極形成装置の動作>
図7は、電極形成装置の動作の流れを示すフローチャートである。図8は、電極形成装置の動作を、(a)→(b)→(c)→(d)→(e)の順序で時系列的に示す模式的な断面図である。
なお、図7の「START」時において、印刷テーブル11の真上にフラックス塗布用の第1マスク部151a(図3参照)が配置されている。
ステップS101において制御装置は、搬入コンベアC11(図1参照)によってローダLから搬入される基板Bをテーブルコンベア(図示せず)で受け取り、所定位置まで移動させる。
ステップS102において制御装置は、押圧板13を下降させて基板Bを印刷テーブル11に押し当てる(押圧工程:図8(a)参照)。まず、制御装置はモータM1(図2参照)を駆動し、ボールねじF1等に沿ってxy平面上で押圧板13を基板Bの真上に移動させる。なお、前記したように、押圧板13はカメラ12に連結されているため、押圧板13と共にカメラ12もxy平面上で移動する。
さらに制御装置は、押圧板13を下降させて印刷テーブル11に押し当てる(面接触させる)ことで、基板Bを印刷テーブル11に密着させる。前記したように、樹脂でモールドされた基板Bは変形していることが多いが、当該処理によって基板Bを印刷テーブル11に密着させることができる。
ステップS103において制御装置は、吸着装置14によって、基板Bを下側から真空吸着する(吸着工程:図8(a)参照)。なお、ステップS103の処理中も、押圧板13による基板Bの押圧は継続している。したがって、変形して反り返った状態の基板Bでも、基板Bと印刷テーブル11との間に隙間がほとんどない(互いに密着している)状態で、適切に真空吸着できる。
ステップS104において制御装置は、押圧板13を上昇させて、基板Bの押圧を解除する。なお、押圧板13による押圧の解除後も、吸着装置14による基板Bの吸着は継続している(吸着装置14による吸着は、後記するステップS109で初めて解除される)。
前記したように、基板Bを印刷テーブル11に押し当てた状態で真空吸着を開始するため、押圧板13による押圧が解除された後も、基板Bが印刷テーブル11に密着した状態を維持できる。
ステップS105において制御装置は、印刷テーブル11によって、基板Bをxyθ方向で位置決めする。当該処理は、カメラ12(図2参照)の撮像結果を用いて算出される位置ずれ量を打ち消すように印刷テーブル11を移動することで実行される。
ステップS102,S103の処理で基板Bが印刷テーブル11に密着した状態で前記した撮像を行うため、乾燥等で変形した基板Bでも高精度で位置決めできる。
ステップS106において制御装置は、フラックスの塗布処理を実行する(フラックス塗布工程:図8(b)参照)。すなわち、制御装置は、昇降機構11a(図2参照)によって印刷テーブル11を上昇させ、基板Bの上面と第1マスク部151a(図3参照)の下面とを密着させる。この状態でスキージヘッド16によってフラックスを基板Bに塗布した後、制御装置は昇降機構11aによって印刷テーブル11を下降させ、基板Bとマスク部材15とを離間させる。
なお、フラックスの塗布は、カメラ12及び押圧板13を退避させた後に実行される(図8(b)参照)。
ステップS107において制御装置は、導電性ボールを充填するための第2マスク部151bが基板Bの真上に位置するように、x方向でマスク部材15を移動させる(位置調整工程:図8(c)参照)。すなわち、制御装置は、エアシリンダ18によって版枠152を吸着し、モータM3(図5参照)を駆動することでマスク部材15をx方向で移動させる。
このとき、スキージヘッド16が充填ヘッド17に干渉しないように、予め(又は、充填ヘッド17の移動に同期して)スキージヘッド16を退避させておく。
ステップS108において制御装置は、第2マスク部151bを介して基板Bに導電性ボールを充填する(ボール充填工程:図8(d)参照)。すなわち、制御装置は、昇降機構11a(図2参照)によって印刷テーブル11を上昇させ、基板Bの上面と第2マスク部151b(図3参照)の下面とを密着させる。この状態で、制御装置は、充填ヘッド17によって導電性ボールを基板Bに充填する。
なお、第1マスク部151aと第2マスク部151bとは、仕切壁152w(図3参照)によって仕切られているため、導電性ボールとフラックスとが混ざり合うことはない。
基板Bに導電性ボールを充填した後、制御装置は、昇降機構11a(図2参照)によって印刷テーブル11を下降させ、基板Bとマスク部材15とを離間させる(図8(e)参照)。
ステップS109において制御装置は、吸着装置14による基板Bの吸着を解除する(図8(e)参照)。これによって、基板Bの下側から作用する負圧が解除され、テーブルコンベア(図示せず)によって基板Bを搬送可能な状態になる。
ステップS110において制御装置は、フラックス塗布用の第1マスク部151aが基板Bの真上に位置するようにマスク部材15を移動させる(図8(a)参照)。つまり、制御装置は、図4の「START」時における位置にマスク部材15を戻す。これによって、次回に上流側から搬送される基板Bに対してスムーズにフラックスを塗布できる。
ステップS111において制御装置は、搬出コンベアC12(図1参照)によって、基板Bを下流側に搬出する。
なお、電極形成装置1から搬出された基板Bは、検査・リペア装置R(図1参照)の検査ユニットR1によって、表面の状態を検査される。基板Bの回路パターンに対応した所定位置に導電性ボールが充填されていない場合、検査・リペア装置Rは、リペアユニットR2によって導電性ボールのリペア処理を実行する。
検査・リペア処理がなされた基板Bは、さらに下流側のリフロー装置(図示せず)において加熱処理される。その結果、基板Bに充填された導電性ボールが溶融して界面接合される。
<効果>
本実施形態に係る電極形成装置1によれば、吸着装置14によって基板Bを印刷テーブル11に密着させた状態を維持しつつ、フラックスの塗布及び導電性ボールの充填を順次実行できる。
前記したように、フラックスの塗布後に一旦基板Bの吸着を解除すると、以下の理由により、再び基板Bを印刷テーブル11に密着させることは困難になる。
(1)既に基板Bの上面にフラックスが塗布されているため、再び基板Bの上面に押圧板13を押し当てることができない。
(2)変形した基板Bと印刷テーブル11との隙間を介して吸着装置14に空気が流入することがある。この場合、基板Bを適切に真空吸着できず、基板Bの位置決め精度が低くなる。
本実施形態では、吸着装置14によって基板Bの吸着しつつ、フラックスの塗布及び導電性ボールの充填を順次実行する。したがって、印刷テーブル11によって基板Bとマスク部材15との相対位置を調整する際、基板Bの変形に伴う位置ずれを低減し、基板Bを高精度に位置決めできる。その結果、基板Bを処理する際の歩留まりを従来よりも大幅に向上させることができる。
また、本実施形態では、フラックス印刷用の第1マスク部151aと、導電性ボール充填用の第2マスク部151bと、が一体形成されたマスク部材15を備える構成とした。これによって、電極形成装置1のコンパクト化を図ることができ、フラックス印刷機とボール印刷機とを別々に設置する場合と比較して、電極形成装置1の設置スペースを約1/2に抑えることができる。
また、xy平面上でカメラ12を移動させるモータM1等(図2参照)によって押圧板13を移動可能な構成とした。さらに、充填ヘッド17を移動させるモータM3等(図5参照)によってエアシリンダ18を移動可能な構成とした。これによって、電極形成装置1の部品点数を削減し、電極形成装置1の製造コストを削減できる。
≪第2実施形態≫
第2実施形態は、第1実施形態と比較して、バイパスコンベアC13を備える電極形成装置1Aと、バイパスコンベアC23を備える電極形成装置1Bと、が直列に配置される点が異なる。また、電極形成システムSが搬送装置31,32,33を備える点が第1実施形態と異なる。したがって、当該異なる部分について説明し、第1実施形態と重複する部分については説明を省略する。
<電極形成システムの構成>
図9は、本実施形態に係る電極形成装置を含む模式的な構成図(平面図)である。なお、図9に示す太線矢印及び破線矢印は、それぞれ基板Bが搬送される経路を表している。
電極形成システムSは、上流側(紙面左側)から順に、ローダLと、搬送装置31と、電極形成装置1Aと、搬送装置32と、電極形成装置1Bと、搬送装置33と、検査・リペア装置Rと、を備えている。
ローダL及び検査・リペア装置Rについては、第1実施形態と同様であるから説明を省略する。電極形成装置1A,1Bについては、バイパスコンベアC13,C23以外は、第1実施形態の電極形成装置1(図1参照)と同様の構成を備えている。
バイパスコンベアC13は、電極形成装置1Aを迂回させるように基板Bを下流側に搬送する装置であり、電極形成装置1Aに対して並列に配置される(バイパスコンベアC23についても同様)。
図9に示す搬送装置31は、ローダLの下流側に配置される。搬送装置31は、ローダLから搬出された基板Bを、搬入コンベアC11及びバイパスコンベアC13のいずれか一方に振り分ける装置である。
なお、一の電極形成装置に基板Bを搬入するとともに、他の電極形成装置を迂回するように当該基板Bを搬送する「迂回手段」は、搬送装置31,32,33、及びバイパスコンベアC13,C23を含んで構成される。
搬送装置31は、基板Bを紙面左右方向で搬送可能なコンベアC31と、このコンベアC31を紙面上下方向で搬送する搬送手段(図示せず)と、を有している。
搬送手段(図示せず)は、例えば、ボールねじ機構であり、搬入コンベアC11に隣り合う位置、又はバイパスコンベアC13に隣り合う位置にコンベアC31を搬送する。
コンベアC31は、ローダLから基板Bを受け取った後、自身の下流側に位置する搬入コンベアC11及びバイパスコンベアC13のうち一方に基板Bを搬送する。搬送装置32及び搬送装置33の構成については、第1搬送装置の構成と同様であるから説明を省略する。
電極形成装置1A,1B、及び検査・リペア装置Rに関して、一枚の基板Bの処理に要する時間は、例えば、以下の通りである。なお、電極形成装置1A(1B)の処理時間とは、フラックスの塗布と、マスク部材15の移動と、導電性ボールの充填と、に要する時間の合計値である。
Figure 0006138019
このように、電極形成装置1A,1Bの処理には、下流側に位置する検査・リペア装置Rの処理と比較して2倍の時間がかかる。そこで、検査・リペア装置Rをフル稼働できるように、搬送装置31,32,33及びバイパスコンベアC13,C23を用いて、電極形成システムSを次のように動作させることとした。
なお、以下の説明において搬入コンベアC11,C21は、基板Bの待機場所として用いられる。これによって、基板Bを下流側に送り出してから次の基板Bを処理するまでの待ち時間を短縮できる。
<電極形成システムの動作>
電極形成装置1Aは、前記したように、フラックスの塗布処理及び導電性ボールの充填処理を順次実行する。
搬送装置31は、電極形成装置1A,1Bのうち、現在処理中の基板Bに関してボール充填処理が早く終了するほうに新たな基板Bを搬送する。
電極形成装置1Aのボール充填処理のほうが早く終了する場合、搬送装置31は、搬入コンベアC11に基板Bを搬送する(図9の太線矢印を参照)。この基板Bは、搬入コンベアC11を介して電極形成装置1Aに搬送される。さらに、この基板Bは、電極形成装置1Aによってフラックス塗布処理及びボール充填処理が順次実行された後、バイパスコンベアC23及び搬送装置33を介して検査・リペア装置Rに搬送される。
一方、電極形成装置1Bのボール充填処理のほうが早く終了する場合、搬送装置31は、バイパスコンベアC13に基板Bを搬送する(図9の破線矢印を参照)。この基板Bは、バイパスコンベアC13を介して搬送装置32に搬送される。さらに、この基板Bは、電極形成装置1Bによってフラックス塗布処理及びボール充填処理が順次実行された後、搬送装置33を介して検査・リペア装置Rに搬送される。
なお、基板Bの搬送中も、それぞれの電極形成装置1A,1Bでは、絶え間なくフラックスの塗布処理及び導電性ボールの充填処理が実行され、その上流側(つまり、搬入コンベアC11,C21)では、次に処理される基板Bが待機している。
<効果>
本実施形態に係る電極形成システムSによれば、電極形成装置1A,1Bの処理時間(60秒)が、検査・リペア装置Rの処理時間(30秒)よりも長い場合でも、基板Bの処理をスムーズに進めることができる。すなわち、バイパスコンベアC13及びバイパスコンベアC23を、あたかも基板Bの追越車線のように用いることによって、電極形成装置1A,1Bでの処理を絶え間なく継続させることができる。
例えば、一台のフラックス印刷機と、その下流側に配置される一台のボール印刷機と、を備える電極形成システムと比較して、本実施形態では一連の処理に要する時間を1/2に短縮できる。このように本実施形態に係る電極形成システムSによれば、基板Bを処理する際の歩留まりの向上に加えて、処理効率性も向上させることができる。
≪変形例≫
以上、本発明に係る電極形成装置1及び電極形成システムSについて説明したが、本発明は前記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲で適宜変更可能である。
例えば、前記各実施形態では、一枚のマスク151(図3参照)を版枠152によって第1マスク部151aと第2マスク部151bとに仕切る場合について説明したが、これに限らない。すなわち、第1マスク部151aに相当するフラックス塗布用のマスクと、第2マスク部151bに相当する導電性ボール充填用の別のマスクと、を連結する構成にしてもよい。この場合、版枠152(図3参照)によって各マスクを連結し、かつ、その周縁部を固定する。
また、前記各実施形態では、押圧板13と基板Bとを面接触させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、押圧板13のうち基板Bに押し当てられる面(下面)が基板Bの電極に接触しないように、押圧板13の下面を凹凸状に形成してもよい。これによって、押圧板13との接触で基板Bの電極に不純物が付着することを防止できる。
また、前記各実施形態では、モータM3等(図5参照)によって、充填ヘッド17とともにマスク部材15を移動させる場合について説明したが、これに限らない。例えば、スキージヘッド16を移動させるモータM2等を用いて、このスキージヘッド16とともにマスク部材15を移動させるようにしてもよい。
また、スキージヘッド16及び充填ヘッド17を移動させる構成(モータM2,M3等:図5参照)とは独立した機構でマスク部材15を移動させるようにしてもよい。
また、前記各実施形態では、エアシリンダ18が充填ヘッド17のカバーcに連結される場合について説明したが、これに限らない。例えば、エアシリンダ18を筐体17cに設置した場合でも、充填ヘッド17とともにマスク部材15をx方向(図5参照)で移動させることができる。
また、前記各実施形態では、エアシリンダ18によって、基板Bに対するマスク部材15の相対位置を調整する場合について説明したが、これに限らない。例えば、エアシリンダ18に代えて電磁石(相対位置固定手段)を用いてもよいし、ロボットアーム(相対位置固定手段)を用いてもよい。
また、第2実施形態では、二つの電極形成装置1A,1Bを直列に配置する場合について説明したが、これに限らない。すなわち、三つ以上の電極形成装置1を直列に配置し、それぞれの電極形成装置1にバイパスコンベアを設置してもよい。なお、電極形成装置1の台数に関しては、電極形成装置の処理時間と、他の機器(検査・リペア装置R等)の処理時間と、の比に基づいて設定することが好ましい。
S 電極形成システム
1,1A,1B 電極形成装置
11 印刷テーブル
12 カメラ
13 押圧板(押圧手段)
14 吸着装置(吸着手段)
15 マスク部材
151 マスク(マスク部材)
151a 第1マスク部(マスク部材)
151b 第2マスク部(マスク部材)
152 版枠(マスク部材)
16 スキージヘッド
17 充填ヘッド
18 エアシリンダ(マスク部材移動手段、相対位置固定手段)
31,32,33 搬送装置(迂回手段)
C13 バイパスコンベア(迂回手段)
C23 バイパスコンベア(迂回手段)
F1 ボールねじ(カメラ移動手段)
M1 モータ(カメラ移動手段)
M2 モータ(マスク部材移動手段、ヘッド移動手段)
M3 モータ(マスク部材移動手段、ヘッド移動手段)
B 基板

Claims (6)

  1. 印刷テーブルに対して上方から基板を押圧する押圧手段と、
    前記押圧手段によって押圧された基板を前記印刷テーブルに吸着し、前記押圧手段による押圧が解除された後も当該吸着を継続する吸着手段と、
    基板にフラックスを塗布するための第1マスク部と、フラックスが塗布された基板に導電性ボールを充填するための第2マスク部と、が連結又は一体形成されるマスク部材と、
    前記吸着手段によって吸着された基板に、前記第1マスク部を介してフラックスを塗布するスキージヘッドと、
    前記マスク部材を移動させて、基板に対する前記マスク部材の相対位置を調整するマスク部材移動手段と、
    前記マスク部材のうち前記第2マスク部を介して、前記吸着手段によって吸着された基板に導電性ボールを充填して電極を形成する充填ヘッドと、を備えること
    を特徴とする電極形成装置。
  2. 前記マスク部材と前記基板とを位置合わせするためのカメラを移動させるカメラ移動手段を備え、
    前記カメラ移動手段は、前記押圧手段を前記カメラとともに移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の電極形成装置。
  3. 前記マスク部材移動手段は、
    前記スキージヘッド又は前記充填ヘッドであるヘッドを移動させるヘッド移動手段と、
    前記マスク部材と前記ヘッドとの相対位置を固定する相対位置固定手段と、を備え、
    前記ヘッド移動手段は、前記相対位置固定手段によって前記ヘッドとの相対位置が固定された前記マスク部材を、前記ヘッドとともに移動させること
    を特徴とする請求項1に記載の電極形成装置。
  4. 前記押圧手段は、
    基板を押圧する際、予め形成された基板の電極に接触しないように、基板に対向する面が凹凸状を呈すること
    を特徴とする請求項1に記載の電極形成装置。
  5. 請求項1から請求項4のいずれか一項に記載の電極形成装置を複数備え、
    複数の前記電極形成装置は、直列に配置され、
    一の前記電極形成装置に基板を搬入するとともに、他の前記電極形成装置を迂回するように当該基板を搬送する迂回手段を備えること
    を特徴とする電極形成システム。
  6. 押圧手段によって、印刷テーブルに対して上方から基板を押圧する押圧工程と、
    前記押圧手段によって押圧された基板を吸着手段によって前記印刷テーブルに吸着し、前記押圧手段による押圧が解除された後も基板の吸着を継続する吸着工程と、
    基板にフラックスを塗布するための第1マスク部と、フラックスが塗布された基板に導電性ボールを充填するための第2マスク部と、が連結又は一体形成されるマスク部材のうち、前記第1マスク部を介して、スキージヘッドによってフラックスを塗布するフラックス塗布工程と、
    フラックスが塗布された前記マスク部材をマスク部材移動手段によって移動させ、基板に対する前記マスク部材の相対位置を調整する位置調整工程と、
    前記マスク部材のうち前記第2マスク部を介して、前記吸着手段によって吸着された基板に、充填ヘッドによって導電性ボールを充填して電極を形成するボール充填工程と、を含むこと
    を特徴とする電極形成方法。
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