JP2008207217A - フラックス転写装置 - Google Patents

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正樹 山口
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【課題】複数種の膜厚が必要な場合にも対処できるフラックス転写装置の提供。
【解決手段】装着ヘッド7、8が装着データのステップ番号0002の配置番号で示す所望の部品供給装置16の吸着位置まで移動して行き、吸着ノズル24を下降させて吸着位置まで供給された部品IDがBBBBBの上側パッケージ部品22Bを取り出す。この部品22Bはフラックスの塗布が必要で、装着ヘッド7、8は部品認識カメラ21上方からフラックス転写装置30のフラックス転写位置まで移動して行き、そこでフラックスに吸着ノズル24に吸着保持された部品22Bを下降させる。この場合、この部品22Bは膜厚が薄いので、選択切替装置56により高さ調整装置54を選択するようにCPU60が制御し、回転ディスク40を回転させて薄い厚さにスキージ50がならしておき、突起電極22Cに薄い厚さのフラックスFが転写される。
【選択図】図3

Description

本発明は、回転ディスクに供給されたフラックスを駆動源により前記回転ディスクを回転させることによりスキージによりならして、所定の塗布厚さに調整されたフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置に関する。
下側パッケージ部品をプリント基板上に装着し、この装着された下側パッケージ部品上に上側パッケージ部品を装着するPOP(Package−on−Package)構造の半導体装置は、例えば特許文献1などに開示されている。このPOP構造の半導体装置は、プリント基板上に装着された下側パッケージ部品上に上側パッケージ部品を装着する際、上側パッケージ部品の底面の突起電極にフラックスを転写する必要がある。そして、この上側パッケージ部品の底面の突起電極にフラックスを転写するフラックス転写装置は、マイクロゲージを用いてスキージの高さを調整し、任意の膜厚のフラックスを転写できる構成である。
特開2005−72190号公報
しかし、生産中では、1種類の膜厚しか設定できず、2種類の膜厚が必要な場合には、2機種のフラックス転写装置を準備しなければならず、設置場所が広くなるという問題がある。
そこで本発明は、複数種の膜厚が必要な場合にも対処できるフラックス転写装置を提供することを目的とする。
このため第1の発明は、平面板に供給されたフラックスを駆動源により前記平面板とスキージとを相対的に移動させることによりスキージによりならして、所定の塗布厚さに調整されたフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置において、前記スキージの高さレベルを調整するための複数の高さ調整装置と、この高さ調整装置のいずれかを選択するための選択装置とを備え、前記選択装置により選択された高さ調整装置により高さが調整された前記スキージにより前記平面板に供給されたフラックスをならすことを特徴とする。
また第2の発明は、平面板に供給されたフラックスを駆動源により前記平面板とスキージとを相対的に移動させることによりスキージによりならして、所定の塗布厚さに調整されたフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置において、前記スキージの高さレベルを調整するための複数の高さ調整装置と、この高さ調整装置のいずれかを選択するための選択装置と、電子部品の種類に対応してフラックスの塗布厚さに関するデータを格納する記憶装置と、電子部品の装着毎に前記記憶装置に格納された当該電子部品のフラックスの塗布厚さに関するデータに基づいて前記選択切替装置を制御して選択された高さ調整装置により高さを調整して前記スキージにより前記平面板に供給されたフラックスをならすように制御する制御装置とを設けたことを特徴とする。
本発明は、複数種の膜厚が必要な場合にも対処できるフラックス転写装置を提供することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明の実施形態に係るフラックス転写装置を電子部品装着装置に適用した例について、図面を参照しながら説明する。図1は電子部品装着装置の平面図であり、図2はPOP構造の半導体装置の側面図であり、図3及び図4は前記電子部品装着装置に搭載されるフラックス転写装置の側面図及び平面図である。
図1において、電子部品装着装置1の基台2上にAビーム3及びBビーム4のY方向への移動を案内する一対のレール5が配置されている。前記Aビーム3及びBビーム4はX方向に長く、この長手方向に沿って装着ヘッド7、8がX軸モータ13、15によりそれぞれ移動可能に配設されている。従って、前記装着ヘッド7、8は、XY方向に移動可能になされている。
また、Aビーム側のY軸モータ10により回動されるボールネジ軸11がAビーム3に固定された図示しないナットに螺合しており、このAビーム3はボールネジ軸11の回動によりレール5に沿って移動可能である。Bビーム4は同様な構造のボールネジ軸12がB側のY軸モータ14により回動されることで、レール5に沿って移動する。
更に、前記基台2の図1における上下位置には、それぞれ部品供給台6が形成され、この部品供給台6上には種々の電子部品を供給する部品供給装置16が着脱可能に搭載されている。尚、部品供給装置16には、いわゆるテープ供給方式の部品供給装置や、スティック供給方式の部品供給装置や、トレイ供給方式の部品供給装置等がある。
また、30は前記部品供給台6上に着脱可能に搭載されるフラックス転写装置で、詳しくは後述するが、ある部品供給装置16から供給された突起電極(半田バンプ)を有する電子部品、例えばBGA(Ball Grid Array)、プリント基板18上に突起電極22Cを介して装着された下側パッケージ部品22A上に上側パッケージ部品22Bを装着するPOP(Package−on−Package)構造の半導体装置22等に対して、上側パッケージ部品22Bの突起電極22Cにフラックスを転写するものである。下側パッケージ部品22Aの上面周縁部にはランド22Dが設けられており、このランド22D上に上側パッケージ部品22BのフラックスFが転写された突起電極22Cを装着するものである(図2参照)。
そして、前記装着ヘッド7、8は、各部品供給装置16から真空吸着により取り出した電子部品をプリント基板18の所望の位置に搬送して実装するものである。また、前記プリント基板18は、基台2上に設置された搬送コンベア20により搬送され、所定の作業ステージ位置で図示しない固定機構により位置決め固定される。
更に、前記部品供給装置16から装着ヘッド7、8の吸着ノズル24により取り出された電子部品は部品認識カメラ21により、その吸着ノズル24に対する吸着位置ずれ状況、部品落下状況、更には後述するフラックス転写状況等が撮像され認識処理装置19により認識処理される。17は基板認識カメラで、前記プリント基板18に付された位置決めマーク(図示せず)を撮像し、前記認識処理装置19により認識処理される。
以下、前記フラックス転写装置30について説明する。図3及び図4において、フラックス転写装置30の基台31上には、大きく分けてフラックス供給部32と、フラックス貯溜部33とが搭載されている。
前記フラックス供給部32は、前記基台31に支持台34を介して固定されたシリンジ35内にフラックスFを貯蔵し、ネジ36を所定回転させると所定量のフラックスFがホース37及びこれに接続された先端に下方に向けた吐出口を備えた供給パイプ38を通じて、前記フラックス貯溜部33に供給される。
前記フラックス貯溜部33は、基台31に回転可能に設けられ、前記フラックス供給部32から供給されたフラックスFを貯溜してフラックスFが外側に排出(流出)されないようにするための外縁41を備えた円盤状の回転ディスク40を有し、この回転ディスク40の基軸体46は駆動モータ42の出力軸の回動がプーリ43、ベルト44、プーリ45を介して伝えられ、ベアリング47を介して一定方向に回転させられる。前記外縁41は回転ディスク40の平面部よりも高く形成され、フラックスFが回転ディスク40の回転に伴って後述のスキージ50にならされる際に外側に排出(流出)されないようにするために形成される。
また、50は表面をテフロン(登録商標)コーティングした合成樹脂製のスキージで、前記回転ディスク40上に塗布されたフラックスFをならして所定塗布厚に調整するためのもので、対向する垂直片50A、50Bと、該一対の垂直片50A、50Bを連結する対向する一対の水平片50C、50Dとから構成され、一方の垂直片50Aに固定された支持体51に固定されたスライダ52が案内レール53に沿って昇降可能である。
そして、同じく前記一方の垂直片50Aに固定された垂直支持体48には水平方向(図3の左右方向)に伸びたナット体49が固定されている。更には、前記スキージ50の高さレベルを調整するための複数の高さ調整装置54、55と、この高さ調整装置54、55のいずれかを選択するための選択切替装置56とが設けられる。
前記高さ調整装置54、55について詳述すると、作業者が目盛(図示せず)を見ながらマイクロゲージ54A、55Aを回動させると、それぞれネジ軸54B、55Bが回動し、スキージ50、支持体51、前記スライダ52及び垂直支持体48と一体化されたナット体49がスライダ52と共に昇降することとなり、結果として前記スキージ50が昇降することとなる。
前記選択切替装置56は、前記基台31に固定された取付台57と、この取付台57に固定されたエアシリンダ58と、このエアシリンダ58のロッド58Aに固定された作動部材59とから構成される。そして、図3に示すように、選択切替装置56のエアシリンダ58がロッド58Aを引き込んでいる状態では、作動部材59がネジ軸55Bの下端部と離れた位置にあって、スキージ50が低い位置にあり、前記高さ調整装置54が選択されたことを意味し、回転ディスク40の回転に伴って、前記回転ディスク40上のフラックスFを薄い厚さにスキージ50がならせることとなる。
また、図4に示すように、選択切替装置56のエアシリンダ58がロッド58Aを伸張させると、上昇する作動部材59がネジ軸55Bに当接して押し上げ、スライダ52が案内レール53に沿って上昇することとなり、結果として、スキージ50が高い位置になり、前記高さ調整装置55が選択されたことを意味し、前記回転ディスク40上のフラックスFを前記高さ調整装置54が選択された場合よりも厚い厚さにスキージ50がならせることとなる。
次に、図5の制御ブロック図に基づいて、以下説明する。60は本装着装置1を統括制御する制御部としてのCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)で、該CPU60にはバスライン61を介して、RAM(ランダム・アクセス・メモリ)62及びROM(リ−ド・オンリー・メモリ)63が接続されている。そして、CPU60は前記RAM62に記憶されたデータに基づいて、前記ROM63に格納されたプログラムに従い、電子部品装着装置1の部品装着動作に係る動作を統括制御する。即ち、CPU60は、インターフェース64及び駆動回路65を介して装着ヘッド7、8をX方向に移動させるX軸モータ13、15、前記Aビーム3、Bビーム4をY方向に移動させるY軸モータ10、14、吸着ノズル24を昇降させる上下軸モータ66、吸着ノズル24を回転させるθ軸モータ67、回転ディスク40を回転させる駆動モータ42、選択切替装置56のエアシリンダ58などの駆動を制御している。
前記RAM62には、部品装着に係る装着データ(図7参照)が記憶されており、その装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板内でのX座標、Y座標及び角度情報や、各部品供給ユニット3の配置番号情報等が記憶されている。また、前記RAM62には、前記各部品供給装置16の配置番号に対応した各電子部品の種類(部品ID)に関する部品配置データ(図8参照)が記憶されている。更には、各電子部品(部品ID)毎に動作モード、塗布確認の有無、フラックス膜厚などに関するフラックス塗布データ(図9参照)、また各電子部品毎にX方向のサイズ、Y方向のサイズ、厚さ方向のサイズ、フラックス塗布の有無等から構成される部品ライブラリデータも格納されており、この部品ライブラリデータでフラックスの塗布が「有り」の電子部品にあっては、電子部品毎にフラックスの2種類のいずれかの膜厚に関する膜厚データ(図10参照)が格納されている。
19はインターフェース64を介して前記CPU60に接続される認識処理装置で、部品認識カメラ21により撮像して取込まれた画像の認識処理を行なうと共に基板認識カメラ17により撮像して取込まれた画像の認識処理を行なう。尚、前記部品認識カメラ21や基板認識カメラ17により撮像された画像は表示装置としてのモニタ68に表示される。そして、前記モニタ68には種々のタッチパネルスイッチ69が設けられ、作業者がタッチパネルスイッチ69を操作することにより、電子部品装着に係る種々の設定を行うことができる。
次に、電子部品装着装置1の動作について、説明する。先ず、電子部品装着装置1の作業テーブル位置に前記プリント基板18が搬送コンベア20により搬送され、位置決め機構により位置決め固定される。続いて、CPU60がX軸モータ13、15及びY軸モータ10、14を制御することにより、基板認識カメラ17が前記プリント基板18の位置決めマーク上方に来るように前記装着ヘッド7、8を移動させて、前記位置決めマークを撮像し、認識処理装置19が認識処理しプリント基板18の位置を把握する。
次いで、CPU60がX軸モータ13、15及びY軸モータ10、14を制御することにより、前記装着ヘッド7、8が図7に示す装着データのステップ番号0001の配置番号(「701」)で示す所望の部品供給装置16の電子部品取り出し位置までXY移動して行き、そこで上下軸モータ66を制御することにより吸着ノズル24を下降させて吸着位置まで供給された部品IDがAAAAAの下側パッケージ部品22Aを吸着して取り出す。
続いて、装着ヘッド7、8が再び部品認識カメラ21上方までXY移動して行き、そこで、部品認識カメラ21が吸着ノズル24に吸着保持された下側パッケージ部品22Aを撮像し、この撮像された画像を認識処理装置19が認識処理して、その装着ヘッド7、8の吸着ノズル24に対する下側パッケージ部品22Aの吸着位置ずれ状況、部品落下状況を認識する。
そして、認識異常がない場合には、前記装着ヘッド7、8が半田ペーストが印刷されたプリント基板18の所望の電極パッド上までXY移動し、ステップ番号0001に示すX座標、Y座標、角度情報に基づき、電極パッド上に下側パッケージ部品22Aの突起電極22Cを実装させる。この場合、CPU60は認識処理装置19による認識処理結果に基づいて、プリント基板18の位置ズレ及び下側パッケージ部品22Aの位置ズレを補正すべく、CPU60はX軸駆動モータ13、15、Y軸モータ10、14及びθ軸モータ67を制御する。即ち、前記吸着ノズル24を所定距離下降移動させると共に、平面方向及び角度方向において補正移動させ、位置ズレ無く、プリント基板18上に下側パッケージ部品22Aを装着する。
次いで、CPU60がX軸モータ13、15及びY軸モータ10、14を制御することにより、前記装着ヘッド7、8が図7に示す装着データのステップ番号0002の配置番号(「703」)で示す所望の部品供給装置16の電子部品取り出し位置までXY移動して行き、そこで上下軸モータ66を制御することにより吸着ノズル24を下降させて吸着位置まで供給された部品IDがBBBBBの上側パッケージ部品22Bを吸着して取り出す。
そして、当該部品IDがBBBBBの上側パッケージ部品22Bの部品ライブラリデータによれば、フラックスの塗布が必要で、しかもこの上側パッケージ部品22Bは膜厚が「A」であるので(図10参照)、装着ヘッド7、8は部品認識カメラ21上方から前記フラックス転写装置30のフラックス転写位置まで、XY移動して行き、そこでフラックスに吸着ノズル24に吸着保持された上側パッケージ部品22Bの突起電極(半田バンプ)22Cが浸るまで下降させる。
この場合、この上側パッケージ部品22Bは膜厚が「A」であるので、前記選択切替装置56により前記高さ調整装置54を選択するように、CPU60は制御する。即ち、ロッド58Aを引き込んでいる状態ではそのままの状態とし(図3参照)、引き込んでいない状態では引き込むように(図4参照)エアシリンダ58を制御し、作動部材59がネジ軸55Bの下端部と離れた位置とし、スキージ50を低い位置となるように制御する。従って、駆動モータ42を駆動させて、回転ディスク40を回転させ、前記回転ディスク40上のフラックスFを薄い厚さにスキージ50がならしておくので、回転ディスク40上のフラックスFは塗布前に薄い膜厚となるように調整されてあり、吸着ノズル24が下降して、上側パッケージ部品22Bの突起電極22CにフラックスFを転写する際には、薄い厚さのフラックスFが転写される。
次に、この転写後に、装着ヘッド7、8が再び部品認識カメラ21上方までXY移動して、部品認識カメラ21が吸着ノズル24に吸着保持された上側パッケージ部品22Bを撮像し、この撮像された画像を認識処理装置19が認識処理して、その装着ヘッド7、8の吸着ノズル24に対する上側パッケージ部品22Aの吸着位置ずれ状況、部品落下状況、そしてフラックス転写状況を認識する。
そして、認識異常がない場合には、前記装着ヘッド7、8が下側パッケージ部品22A上方までXY移動し、そこで下降して下側パッケージ部品22Aのランド22D上に上側パッケージ部品22Bの突起電極22Cを実装させる。この場合、CPU60は下側パッケージ部品22Aの厚さデータを考慮して上下動モータ66を制御すると共に、認識処理装置19による認識処理結果に基づいて、プリント基板18上に装着された下側パッケージ部品22Aの位置ズレ及び上側パッケージ部品22Bの位置ズレを補正すべく、CPU60はX軸駆動モータ13、15、Y軸モータ10、14及びθ軸モータ67を制御する。
以下、同様にプリント基板18上に必要な電子部品が装着されるが、CPU60はRAM62に格納された電子部品の装着毎に装着データ(図7参照)の配置番号から部品配置データ(図8参照)の部品IDをサーチし、この部品IDの部品ライブラリデータからフラックス塗布の有無を判断し、「無し」の場合にはフラックスを塗布することなく、有りの場合には部品毎の膜厚データ(図10参照)に従って、塗布厚さの異なる一方の高さ調整装置54又は55を選択するように選択切替装置56を制御し、選択された一方の高さ調整装置54又は55により高さが調整されたスキージ50により前記回転ディスク40に供給されたフラックスFをならし、電子部品に所定厚さのフラックスFを塗布することができ、半田をリフローすることで、プリント基板18上に各電子部品が固定される。
なお、以上の実施形態は、塗布されるフラックスを調整する高さ調整装置を2つ設けて、選択切替装置でいずれかを選択できるように構成したが、これに限らず、3つ以上の高さ調整装置のいずれかを選択できるようにしてもよい。
更には、1つの高さ調整装置で、電子部品の種類に応じてスキージの高さを調整するように制御してもよい。
また、本発明は、回転ディスクとスキージを備えたフラックス転写装置に限定されるものではなく、フラックスが供給される平面を備えた平面板とスキージとが相対的に移動、例えば平行往復移動するフラックス転写装置にも適用できる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
本発明フラックス転写装置が適用される電子部品装着装置の平面面図である。 POP構造の半導体装置の側面図である。 一方の高さ調整装置が選択された状態のフラックス転写装置の側面図である。 一方の高さ調整装置が選択された状態のフラックス転写装置の平面図である。

他方の高さ調整装置が選択された状態のフラックス転写装置の側面図である。 制御ブロック図である。 装着データを示す図である。 部品配置データを示す図である。 フラックス塗布データを示す図である。 膜厚データを示す図である。
符号の説明
1 電子部品装着装置
18 プリント基板
22A 下側パッケージ部品
22B 上側パッケージ部品
22C 突起電極
22D ランド
24 吸着ノズル
30 フラックス転写装置
54、55 高さ調整装置
56 選択切替装置
60 CPU
62 RAM

Claims (2)

  1. 平面板に供給されたフラックスを駆動源により前記平面板とスキージとを相対的に移動させることによりスキージによりならして、所定の塗布厚さに調整されたフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置において、前記スキージの高さレベルを調整するための複数の高さ調整装置と、この高さ調整装置のいずれかを選択するための選択装置とを備え、前記選択装置により選択された高さ調整装置により高さが調整された前記スキージにより前記平面板に供給されたフラックスをならすことを特徴とするフラックス転写装置。
  2. 平面板に供給されたフラックスを駆動源により前記平面板とスキージとを相対的に移動させることによりスキージによりならして、所定の塗布厚さに調整されたフラックスを電子部品の突起電極に転写するためのフラックス転写装置において、前記スキージの高さレベルを調整するための複数の高さ調整装置と、この高さ調整装置のいずれかを選択するための選択装置と、電子部品の種類に対応してフラックスの塗布厚さに関するデータを格納する記憶装置と、電子部品の装着毎に前記記憶装置に格納された当該電子部品のフラックスの塗布厚さに関するデータに基づいて前記選択切替装置を制御して選択された高さ調整装置により高さを調整して前記スキージにより前記平面板に供給されたフラックスをならすように制御する制御装置とを設けたことを特徴とするフラックス転写装置。
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