JP2019067991A - ボール配列用マスク、ボール搭載装置及びボール搭載方法 - Google Patents

ボール配列用マスク、ボール搭載装置及びボール搭載方法 Download PDF

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Abstract

【課題】直径が異なる複数種類のボールを基板に搭載することを可能とするボール配列用マスク、ボール搭載装置及びボール搭載方法を提供すること。【解決手段】大径ボール12、小径ボール13に対応する開口径のボール振込用孔36,37を有するボール配列用マスク11を使用し、ボール配列用マスク11上に配置されるボール振込用スキージ65,69を有し、大径ボール12、小径ボール13を、それぞれの直径に対応するボール振込用スキージ65,69を介してボール配列用マスク11上に供給し、ボール振込用スキージ65,69を回転しつつ移動させてボール振込用孔36,37に振り込み、フラックス20が印刷された基板14(或いは、再配線されたウエハ状板状物体50)の電極55,56上に配列するボール搭載装置10及びボール搭載方法。【選択図】図7

Description

本発明は、ボール配列用マスク、ボール搭載装置及びボール搭載方法に関する。
近年、半導体チップの高密度化に伴い、半導体チップの接続手段として導電性を有するボールを基板などの電極(電極パッド)上に高密度に搭載する方法が採用されるようになってきている。このようなボール搭載は、電極上に設けられたボール配列用孔を有するボール配列用マスクを使用し、ボール配列用孔内にボールを振り込む(落とし込む)ことによってボールを電極上に配置するものである。一般的には、上記ボールは同じ直径を有するが、ボールの直径が2種類又は2種類以上になる場合がある。
このように直径が異なる2種類のボールを搭載するために、大きさが異なる2種類のボール配列用孔を有するベースマスクと、ベースマスク上に配置され小径のボールだけが通過可能な開口径のボール配列用孔を有する第1のマスクと、大径のボールが通過可能な開口径のボール配列用孔を有する第2のマスクとを備え、直径の異なるボールごとにボール配列用マスクを切り替えてボールを電極上に搭載する方法がある(例えば、特許文献1参照)。
また、1個の半田ボールが通過可能なボール配列用孔と、複数のボールが通過可能なボール配列用孔とを有するボール配列用マスクを使用し、複数のボールが通過可能なボール配列用孔内に配列された複数のボールを溶融結合し1個だけの半田ボールよりも直径が大きな半田ボールを電極上に形成することによって、直径が異なるボールを基板上に搭載する方法がある(例えば、特許文献2参照)。
特開2007−281369号公報 特開2013−201284号公報
しかしながら、特許文献1に記載のボール配列用マスクは、直径が2種類のボールを搭載するために、2種類のボールを配列するベースマスク、小径ボール対応の開口径を有する第1のボール配列用マスク及び大径ボール対応の開口径を有する第2のマスクの3枚のボール配列用マスクが必要となる。そのことから、直径が異なるボールを搭載するたびにボール配列用マスクを切り替えることになり、段取り時間が多くかかること、タクトタイムが長くなることなど生産性が低いという課題がある。さらに、3枚のマスクの搬送、切り替えのための装置などが必要となり、ボール搭載装置が大型化してしまうという課題がある。
また、特許文献2においては、1枚のボール配列用マスクで複数種類の直径が異なる半田ボール(接続部)を形成することが可能であるが、半田ボール以外の金属ボール、導電性プラスチックボール、導電性セラミックボールなどの搭載には適応不可能である。
そこで、本発明は、このような課題を解決するためになされたもので、1枚で直径が異なる複数種類のボールを基板に搭載することが可能なボール配列用マスクと、ボールの材質に限定されず、かつ、小型化が可能なボール搭載装置、段取り時間及びタクトタイムが短縮可能なボール搭載方法を提供しようとするものである。
[1]本発明のボール配列用マスクは、基板の上方に配置され、1枚で、少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを前記基板のフラックスが印刷された電極上に配列するボール配列用マスクであって、直径が異なる前記ボールごとに対応する開口径を有し前記電極の配置位置に設けられる複数のボール振込用孔と、前記基板との間に所定の隙間を形成する複数の支柱とを有することを特徴とする。
本発明のボール配列用マスクによれば、ボールの直径に対応するボール振込用孔を有しているため、大径のボールは大径用のボール振込用孔に、小径のボールは小径用のボール振込用孔に振込むことが可能となっており、1枚のボール配列用マスクで複数種類の異なる直径のボールを基板に搭載することが可能となる。従って、搭載対象のボールの直径ごとにボール配列用マスクを用意し、直径が異なるボールを搭載するたびにボール配列用マスクを切り替える必要がなく、切り替えの段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となる。また、ボール配列用マスクに設けられた支柱によって、基板との間に隙間を形成することによって、フラックスがボール配列用マスクに付着し汚れてしまうことを防止することができる。
[2]本発明のボール配列用マスクにおいては、前記基板のボール搭載面が、大径の前記ボールと小径の前記ボールとの直径差分の段差を有する複数の面によって構成されており、前記基板に載置した際に、ボールを供給する上面がほぼ同一平面となるように前記ボール搭載面に対向する面に段差が設けられ、前記支柱の高さが調整されることが好ましい。
なお、詳しくは後述するが、ボールはボール振込用スキージによってボール振込用孔に振り込まれる。この際、ボール配列用マスクの上面が同一平面となることから、ボール振込用スキージはボール配列用マスクの上面を移動しながら異なる直径のボールを振込対象のボール振込用孔内に振り込むことが可能となる。ボール振込においては、ボール振込用スキージの柔軟なブラシを用いているためボール配列用マスクの上面が多少の凹凸面になっていても、すなわち、同一平面ではなく、上面がほぼ同一平面となっていれば、ボール振込に対応可能である。
[3]本発明のボール配列用マスクにおいては、前記ボールを前記基板上に振り込んだ際に、前記ボール配列用マスクの上面が前記ボールの最上面位置よりも高い位置にあるように構成されていることが好ましい。
詳しくは、後述する実施形態で説明するが、ボールは、ボール配列用マスク上に供給されボール振込用スキージによってボール振込用孔内に振り込まれる。この際、振り込まれたボールは、ボール配列用マスクの上面より低くなる。このようにすることによって、ボール振込用スキージによって既に配列されているボールを掻き出してしまうことを防止できる。
[4]本発明のボール配列用マスクにおいては、大径の前記ボールの直径をd1、小径の前記ボールの直径をd2とし、大径の前記ボールを振り込む前記ボール振込用孔の開口径をD1、小径の前記ボールを振り込む前記ボール振込用孔の開口径をD2とするとき、前記ボールの直径がd1≧1.3×d2であり、前記ボール振込用孔の各開口径が(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1、D2=1.1×d2であることが好ましい。
ボールの直径をd1≧1.3d2にすれば、直径の異なるボールを対象のボール振込用孔に振り込むことが可能となる。大径のボールが大径のボール振込用孔に振り込み、その後、小径のボールを振り込むときに、小径のボールが大径のボールとボール振込用孔の間に留まることがある(余剰ボールと呼ばれる)。そこで、大径のボール用のボール振込用孔において、(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1とすれば、大径のボールが振り込みやすく、大径のボールが振り込まれたボール振込用孔に残る余剰ボールの除去を容易に行うことが可能となる。小径のボール振込用孔においては、D2=1.1×d2とすれば、小径のボール振込用孔に大径のボールが振り込まれることはなく、ボール振込みも安定して可能となる。なお、D2=1.1×d2の関係は、概ねこの等式の近傍であればよい。
[5]本発明のボール搭載装置は、基板の所定の電極上に少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを搭載するボール搭載装置であって、前記ボールの異なる直径ごとに対応する開口径のボール振込用孔を有するボール配列用マスクと、前記ボールの異なる直径ごとに設けられ、前記ボール配列用マスク上に配置される複数のボール振込用スキージと、を有し、直径の異なる前記ボールを、それぞれの直径に対応する前記ボール振込用スキージを介して前記ボール配列用マスク上に供給し、前記ボール振込用スキージを回転しつつ移動させて前記ボール振込用孔内に直径が異なる前記ボールごとに振り込み、フラックスが印刷された前記基板の電極上に配列することを特徴とする。
本発明のボール搭載装置によれば、1枚のボール配列用マスクで直径が異なるボールを基板に搭載することが可能となり、特許文献1のように、搭載対象のボールの直径ごとにボール配列用マスクを用意し、1種類のボールを基板上に搭載した後、異なる直径のボール振込用のボール配列用マスクに切り替えて異なる直径のボールを基板に搭載する必要がない。従って、ボール配列用マスクの搬送、切り替えのための装置が不要でありボール搭載装置の小型化が可能となる。また、段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となり生産性を高めることができる。さらに、このようなボール搭載装置においては、特許文献2に記載の半田ボールに限定されず、金属ボール、導電性プラスチックボール、導電性セラミックボールなどに適用可能である。
[6]本発明のボール搭載装置においては、各前記ボール振込用スキージは、大径の前記ボールから小径の前記ボールの順に前記ボール振込用孔内に振り込むように構成されていることが好ましい。
このようにすれば、大径ボール対応のボール振込用孔に小径ボールが振り込まれることがなく、大小のボールをそれぞれのボール振込対象位置に振り込むことが可能となる。
[7]本発明のボール搭載装置においては、前記ボール振込用スキージの移動速度が、前記ボールの直径に対応して切り替え可能であり、大径の前記ボールに対応する移動速度は、小径の前記ボールに対応する移動速度と同じか、小径の前記ボールに対応する移動速度より速いことが好ましい。
ボール振込用スキージは、ボールの直径に対応して設けられている。そこで、ボールをボール振込用孔に振り込む際、ボールの直径に対応してボール振込用スキージの移動速度を適切に設定すれば、ボール振込速度(単位時間当たりのボール振込量)を上げることができ生産性を高めることが可能となる。
[8]本発明のボール搭載装置においては、前記ボールを前記ボール振込用孔内に振り込んだ後に、前記ボール配列用マスク上又はボール振込用孔内の余剰ボールを吸引排出するボール吸引装置をさらに有することが好ましい。
大径のボールを振り込んだ後に、小径のボールをボール振込用孔に振り込む際、小径のボールが、すでに振り込まれた大径のボール振込用孔に残ることがある(余剰ボールと呼ばれる)。或いは、ボール配列用マスク上に振り込みされずに余剰ボールが残る場合がある。そこで、ボール吸引装置によって、この余剰ボールを吸引排出すれば、過不足なく基板にボールを搭載することが可能となる。
[9]本発明のボール搭載方法は、基板の所定の電極上に少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを搭載するボール搭載方法であって、前記電極上にフラックスを印刷するフラックス印刷工程と、大径の前記ボールをボール配列用マスク上に供給する大径ボール供給工程と、大径用のボール振込用スキージによって前記ボール配列用マスクのボール振込用孔に大径の前記ボールを振り込むボール振り込み工程と、大径の前記ボールを搭載した後に、小径の前記ボールをボール配列用マスク上に供給する小径ボール供給工程と、小径用のボール振込用スキージによって前記ボール配列用マスクのボール振込用孔に小径の前記ボールを振り込むボール振り込み工程と、小径のボール振り込み工程の後に、余剰ボールを真空吸引し排出する余剰ボール吸引排出工程と、を含むことを特徴とする。
このようなボール搭載方法によれば、1枚のボール配列用マスクで大径のボールは大径用のボール振込用孔に、小径のボールは小径用のボール振込用孔に振り込むことが可能となり、異なる直径のボールを基板上の所定位置に搭載することが可能となる。従って、特許文献1のように、ボールの直径ごとにボール配列用マスクを用意し、搭載対象の直径のボールを搭載した後、次の搭載対象の直径のボール用のボール配列用マスクに切り替えてボールを供給し基板上に搭載する必要がない。従って、ボール配列用マスクの搬送、切り替えのための装置が不要であり、ボール配列用マスクの切り替えに関わる段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となり生産性を高めることができる。
実施形態に係るボール搭載装置10の全体構成を示す平面図である。 基板14が再配線されたウエハ状板状物体50であるときの1例を示す平面図である。 フラックス印刷装置19によって、基板14にフラックス20を印刷(塗布)する方法を模式的に表す説明図である。 実施形態に係るボール配列用マスク11を使用して基板14に大径ボール12を搭載する方法を模式的に示す説明図である。 実施形態に係るボール配列用マスク11を使用して基板14に小径ボール13を搭載する方法を模式的に示す説明図である。 ボール吸引装置48による余剰ボール13Aの吸引除去について示す説明図である。 大径ボール12及び小径ボール13が基板14に振り込まれた状態を示す説明図である。 実施形態に係るボール搭載方法の主要工程を示す工程フロー図である。
以下、本発明の実施形態に係るボール搭載装置10、ボール配列用マスク11及びボール搭載方法について、図1〜図8を参照しながら説明する。まず、ボール搭載装置10の全体構成について図1を参照しながら説明する。また、複数の異なる直径を有するボールが搭載可能であるが、以下の説明においては、直径が異なる2種類のボールの場合を例にあげ説明する。
[ボール搭載装置10の構成]
図1は、ボール搭載装置10の全体構成を示す平面図である。以降に説明する図は、図1において紙面の左右方向をX方向、X軸に直交する方向をY方向、紙面に垂直な方向をZ方向(高さ方向)と記載し説明する。ボール搭載装置10は、異なる直径を有する導電性のボール12,13(図4、図5参照)を搭載すべき基板14をストックする基板ストッカ15と、プレアライナ16に基板14を搬送し、さらに、プレアライナ16からステージ17に基板14を搬送する基板搬送ロボット18と、基板14にフラックス20(図3参照)を印刷するフラックス印刷装置19と、フラックス20が印刷された基板14にボール12,13を振り込むボール振込装置21を有している。さらに、ボール搭載装置10は、ボール12,13の搭載状態を検査する検査装置22と、フラックス印刷用マスク23の裏面に付着した余分なフラックス20を除去するクリーニング装置24とを有している。
基板14は、電子部品を固定して配線するための板状またはフィルム状の部材であり、半導体集積回路をはじめとする電子部品を実装したもの、あるいは、シリコン半導体基板や化合物半導体基板などのウエハを含む。フラックス20は、半田等の濡れ性を増すためのもので、ボール12,13(図4、図5参照)が例えば金ボール又は銅ボール又は導電性セラミック又は導電性プラスチックの場合には半田ペーストとなる。又、フラックス20は、ロジン系と水溶性系のいずれでも良いが、振り込まれたボール12,13が移動しないように、粘着力が大きい組成のものを選択する。ボール12,13は異なる直径を有しており、以降の説明においては、直径が大きいボールを大径ボール12、直径が小さいボールを小径ボール13と記載し、ボールを総称する際には単にボールと記載する。ボールには、半田ボールが含まれる。
基板ストッカ15は、不図示のロードポートとアンロードポート(対象基板がウエハの場合にはロードポートと呼ばれることがある)からなり、基板搬送ロボット18は、ロードポートから基板14を取り出してプレアライナ16に搬送する。基板14がウエハの場合、基板搬送ロボット18は、プレアライナ16で基板14の中心位置と基板14の外周に形成されたノッチ方向の双方が補正された基板14をステージ17へ搬送する。その後、基板搬送ロボット18は待機位置に戻る。ステージ17の基板載置台25に載置された基板14は、減圧吸着されるとともに、基板14を基板矯正装置26により押圧することにより反りが矯正される。
基板矯正装置26は、8個の押圧部材で基板14の外周部を押圧して基板14の反りを矯正するものであり、反りが比較的大きいプリント配線基板などに特に有効である。これらの押圧部材は、エアシリンダのシリンダロッドの下部に治具を介して取付けられており、基板搬送ロボット18で基板14をステージ17に載置するとき、基板14を載置したステージ17を移動するとき、並びに基板搬送ロボット18で基板14をステージ17から取り取り外すときに、基板14から上方向に逃げることができるようになっている。基板矯正装置26に対応するステージ17の位置が、基板14をステージ17に載置する位置であり、取外す位置である。
ステージ17は、基板載置台25を移動させる機構としてXテーブル30と、Yテーブル31と、Zテーブル(図示略)と、θテーブル(図示略)とを有している。ステージ17は、フラックス印刷装置19とボール振込装置21の下方へ基板14を搬送することができるようになっていて、Xテーブル30は、ステージ17を基板矯正装置26とフラックス印刷装置19とボール振込装置21との間を往復する。なお、基板14が回転困難なテープ状の長尺の場合等では、θテーブルを大径ボール12対応のボール振込ヘッドユニット32及び小径ボール13対応のボール振込ユニット33に配置することが好ましい。
基板14を載置したステージ17をフラックス印刷装置19の下方へXテーブル30上を移動させた後、フラックス印刷用マスク23を使用し、フラックス20を基板14に印刷する(図3参照)。なお、フラックス20が、予め他所又は他工程で基板14に印刷されている場合は、この印刷工程をスキップする。クリーニング装置24は、フラックス印刷用マスク23の基板14側の裏面に付着したフラックス20を、溶剤を含ませたシート又はロールを用いて除去する装置である。フラックス20を基板14に塗布する方法については、図3を参照して後述する。
フラックス20が印刷された基板14は、ステージ17に載置された状態で、ボール振
込装置21の下方へXテーブル30上を移動する。ボール振込装置21は、ボール配列用マスク11を保持するマスク枠27と、大径ボール12をボール配列用マスク11上に排出するボール振込ヘッドユニット32及び小径ボール13をボール配列用マスク11上に排出するボール振込ヘッドユニット33と、ボール振込ヘッドユニット32,33をY軸方向に移動する振込ヘッド用Y軸駆動ユニット28,29と、ボール振込ヘッドユニット32,33をX方向に移動する振込ヘッド用X軸駆動ユニット38と、ボール振込ヘッドユニット32,33を支持する振込ヘッド用スライダ39とを有している。
ボール振込装置21は、3台のカメラ40,41,41を有している。大径ボール12及び小径ボール13を振り込むボール振込用孔36,37(図4、図5参照)が形成されている領域(図1において点線で示す)をボール搭載領域45(電極形成領域51と同じ領域)とする。カメラ41,41は、移動してきた基板14の位置マーク(不図示)が視野に入る位置に配設される。カメラ41,41は、架台47に取付けられた一対のカメラであり、基板14の位置マーク(不図示)を画像認識して、基板14の位置と角度を算出するために用いられる。プレアライナ16の役割は、基板14の位置マークをカメラ41,41が撮像できるように位置決めすることである。
一方、カメラ40は、振込用スライダ39と一緒に移動するカメラであり、ボール振込用孔36,37(図4、図5参照)と電極55,56(図2参照)の位置ずれ及びボール配列用マスク11の上面の位置マーク(不図示)をボール配列用マスク11の上方から画像認識するために用いられる。振込ヘッド用Y軸駆動ユニット28,29は、架台47上に固定されている。マスク枠27は、架台47に取り付治具(不図示)を介して脱着可能に取付けられている。
ボール振込ヘッドユニット32,33は、ヘッド用スライダ39を介して振込ヘッド用X軸駆動ユニット38に移動可能に連結され、さらに振込ヘッド用X軸駆動ユニット38は、振込ヘッド用Y軸駆動ユニット28,29と共にY方向に移動可能である。また、振込ヘッド用スライダ39には、Z軸駆動ユニット(不図示)が配設されている。このような駆動機構により、ボール振込ヘッドユニット32,33は独立してボール配列用マスク11上を水平移動と垂直移動とができるようになっている。
図1では、ボール振込ヘッドユニット32,33をX方向に並べた例を記載したが、Y方向に並べること、ボールの異なる直径が3種類以上のボールを搭載する場合においては、3個以上のボール振込ヘッドユニットを、一列又は複数列に並べることもできる。ボールを基板14に搭載する方法については、図4、図5を参照して後述する。
ボール振込装置21は、ボール吸引装置48を有している。ボール吸引装置48は、ボールの全てをボール振込用孔36,37内に振り込んだ後に、大径ボール12が振り込まれたボール振込用孔36内に残った余剰の小径ボール13(余剰ボール13Aと表し、図5を参照)を吸引排出する機能を有している。又、ボール振り込み後にボール配列マスク11上に残る余剰ボールも吸引除去する。ボール吸引装置48は、振込ヘッド用Y軸駆動ユニット28,29によってY軸方向に移動しながら余剰ボール13Aを吸引する。ボール吸引装置48については、図6を参照して後述する。
図2は、基板14が再配線されたウエハ状板状物体50であるときの1例を示す平面図であり、図2(a)はウエハ状板状物体50の平面図、図2(b)は、図2(a)に示す点線Aで囲まれた電極形成領域(半導体集積回路の形成領域)51の一部を拡大して示す図である。半導体集積回路52は、電極群53の間に設けられたスクライブライン54で4辺を囲まれ、スクライブライン54を切断することにより個別の半導体集積回路チップとなる。この切断は、ボールを搭載したウエハ状板状物体50をリフロー炉でリフローした後や、実装工程の最後に行なわれる。電極群53は、大径ボール12が配列搭載される電極55の集合である電極群53Aと小径ボール13が配列搭載される電極56の集合である電極群53Bとで構成される。図2(b)に示す電極群53A,53Bのレイアウトは1例であって、このレイアウトには限定されない。
[フラックス印刷]
図3は、フラックス印刷装置19によって、基板14にフラックス20を印刷(塗布)する方法を模式的に表す説明図である。図3は、各部を拡大して表している。図3(a)は、フラックス印刷の途中を表す説明図、図3(b)は、フラックス印刷後の状態を表す説明図、図3(c)は、基板14にフラックス20を印刷し、フラックス印刷用マスク23を基板14から離した状態を表す説明図である。まず、図3(a)を参照して、フラックス印刷方法について説明する。
基板14は、フラックス印刷用マスク23側の面が、大径ボール12を搭載する複数の電極55が形成されている大径ボール搭載面14Aと、小径ボール13を搭載する複数の電極56とが形成され、大径ボール搭載面14Aから突出した小径ボール搭載面14Bとから構成されている。なお、電極55,56はメタル電極であり、電極パッドと記載されることがある。大径ボール搭載面14Aと小径ボール搭載面14Bの段差は、大径ボール12と小径ボール13とのおよそ直径差に相当する。フラックス印刷用マスク23には、大径ボール12、小径ボール13それぞれに対応する電極55,56にフラックス20が印刷できるように、ボール径に応じて異なる開口径の複数のボール振込用孔36,37が設けられている。
フラックス印刷用マスク23上は、基板14の大径ボール搭載面14Aに対面する基準面23Aと、小径ボール搭載面14Bに対面する凹状面23Bとが形成されている。基準面23Aには、大径ボール12が搭載される電極55に対応する位置にフラックス印刷用孔58が開口しており、凹状面23Bには、小径ボールが搭載される電極56に対応するフラックス印刷用孔59が開口されている。
フラックス印刷用スキージ57は、フラックス印刷用マスク23の上面に沿って図示左方から右方に動くものとする。フラックス印刷用スキージ57は、フラックス印刷用マスク23の表面に傷を付けないようにするために柔軟性を有する樹脂製としている。基板14にフラックス印刷用マスク23をセットした状態でフラックス印刷用マスク23の上面は連続した平面となり、フラックス印刷用スキージ57をフラックス印刷用マスク23に接触させて移動させることが可能となっている。フラックス印刷用スキージ57を移動させて、フラックス印刷用孔58,59を経由して大径ボール12用の電極55及び小径ボール13用の電極56にフラックス20を印刷(塗布)する。
図3(b)は、フラックス印刷用スキージ57によるフラックス印刷後の状態を表しており、フラックス20は、フラックス印刷用孔58,59内に充填されている。フラックス印刷用孔58,59は、それぞれ電極55,56の形成範囲内となるように配置されている。フラックス印刷用スキージ57によるフラックス印刷終了後、フラックス印刷用マスク23を上昇させ基板14から乖離させる。
図3(c)は、基板14にフラックス20を印刷し、フラックス印刷用マスク23を基板14から外す状態を表している。基板14に印刷されたフラックス20は、電極55,56上においてフラックス20の粘性及び表面張力によって中央部が盛り上がるような断面形状となる。フラックス20は、フラックス印刷用孔58,59内に留まり、その状態で次のフラックス印刷を実施する。フラックス印刷用孔58,59内のフラックス20は、表面張力によって中央部がひけるような断面形状となるが、フラックス印刷を繰り返すことによって基準面23A及び凹状面23Bに余剰フラックスが付着することがある。その際には、クリーニング装置24によって余剰フラックスを除去する。余剰フラックスの除去は、フラックス印刷1回ごとに、又は定期的に、或いは随時行うようにしてもよい。
[ボール搭載]
図4は、実施形態に係るボール配列用マスク11を使用して基板14に大径ボール12を搭載する方法を模式的に示す説明図である。まず、ボール配列用マスクの構成を説明する。図4に示すように、基板14には、フラックス20が電極55,56上に印刷され、基板14の上面にボール配列用マスク11が配置されている。ボール配列用マスク11は、基板14に対向する側の裏面が、基板14の大径ボール搭載面14Aに対向する面11Aと、基板14の小径ボール搭載面14Bに対向する面11Bとを有する。ボール配列用マスク11には、電極55に対応する位置に大径ボール12が振り込まれるボール振込用孔36が設けられ、電極56に対応する位置に小径ボール13が振り込まれるボール振込用孔37が設けられている。
ボール配列用マスク11の基準面11Aには、基板14に向かって突出する複数の支柱11Cが形成されており、凹状面11Bには、基板に向かって突出する複数の支柱11Dが形成されている。支柱11C,11Dは、基板14とボール配列用マスク11との間に適切な厚み方向の隙間を設けるために形成される。この隙間は、基板14に印刷されたフラックス20がボール配列用マスク11に付着しない程度であって、配列されたボールの位置決めが可能な大きさとする。ボール配列用マスク11は、基板14上に載置された状態において上面が同じ高さの同一平面となるように支柱11C,11Dの高さが調整される。ここで、同一平面とは、ブラシである結束線状部材67が柔軟性を備えていることから、結束線状部材67が追従可能な範囲の凹凸があってもよい。すなわち、同一平面ではなく、上面がほぼ同一平面となっていればボール振込が可能である。この凹凸は、ホール配列用マスク11の基板14側の下面に段差があることから発生する小さな凹凸である。
ボール振込ヘッドユニット32は、不図示のボール供給部と、ボール供給部に連続するボール振込用スキージ65とから構成されている。ボール振込用スキージ65は、不図示のスキージ回転駆動装置に固定された取付け部66の下方にリング状に植え込まれた結束線状部材67を有している。結束線状部材67は、取付け部66からボール配列用マスク11に向かって末広がり形状を有するブラシである。図4では、検束線状部材67を簡略化して表しており、ボール振込用スキージ65の回転軌跡の径方向に間隔を有して二重構造としてもよい。
結束線状部材67は、導電性を有し柔軟性を備えた細い撚糸集合体であって、ボール配列用マスク11の表面を掃くように回転しつつ移動する間に、大径ボール12を大径用のボール振込用孔36に導入する。したがって、大径ボール12に傷がつくようなことがない。また、結束線状部材67は、導電性を有しているので静電気による埃などの吸着がなく、クリーン度が高いボール搭載を行うことができる。
ボール振込用スキージ65には、ボール供給部に連通するボール通路68が設けられており、大径ボール12はボール供給部からボール通路68を通ってボール配列用マスク11上に所定量が落下する。大径ボール12は、リング状の結束線状部材67内に落下し、結束線状部材67の外側には散逸しない。
ボール振込用スキージ65は、ボール配列用マスク11の上面を掃くように回転しながら渦巻き状に移動し、大径ボール12をボール振込用孔36内に振り込む。基板14には、所定の電極位置にフラックス20が印刷(塗布)されているので、大径ボール12は、フラックス20の粘性を利用して振り込まれたときの位置及び姿勢が維持される。ボール振込用スキージ65は小径ボール13用のボール振込用孔37の上方を通過するが、大径ボール12の直径はボール振込用孔37よりも大きいため大径ボール12がボール振込用孔37に振り込まれることはない。
図5は、実施形態に係るボール配列用マスク11を使用して基板14に小径ボール13を搭載する方法を模式的に示す説明図である。図5は、図示の都合上、ボール振込ヘッドユニット33の一部を省略している。小径ボール13の基板14への搭載は、大径ボール12を搭載した後にボール振込用スキージ69によって行われる。ボール振込用ヘッドユニット33は、小径ボール13の搭載に適用するものあるが、構成は大径ボール12用のボール振込ヘッドユニット32と同じなので詳しい説明は省略する。
ボール振込用スキージ69には、不図示のボール供給部に連通するボール通路70が設けられており、小径ボール13はボール供給部からボール通路70を通ってボール配列用マスク11上に所定量が落下する。小径ボール13は、取付け部71の下方にリング状に植え込まれた結束線状部材67内に落下し、結束線状部材67の外側には散逸しない。
ボール配列用スキージ69は、ボール配列用マスク11の上面を大径ボール12が振り込まれた領域を含めて掃くように回転しながら渦巻き状に移動し、小径ボール13をボール振込用孔37内に振り込む。基板14には、所定の電極位置にフラックス20が印刷(塗布)されているので、小径ボール13は、フラックス20の粘性を利用して振り込まれたときの位置及び姿勢が維持される。ボール振込用スキージ69は大径ボール12の上方も通過するが、小径ボール13は大径ボール12の搭載位置に留まらず、大部分がボール振込用孔37に振り込まれる。ボール振込用スキージ65,69の移動速度は、ボールの直径に対応して切り替え可能であり、大径用のボール振込用スキージ65の移動速度は、小径用のボール振込用スキージの移動速度と同じか、高速にすることによってボール振込速度(単位時間当たりの振込量)を上げることができる。
しかしながら、図5に示すように、ほんの一部の小径ボール13が、大径ボール搭載位置に留まることがある。このボール13を余剰ボール13Aと表す。この余剰ボール13Aは、ボール吸引装置48によって真空吸引され排除される。余剰ボール13Aの吸引については、図6を参照して説明する。
図6は、ボール吸引装置48による余剰ボール13Aの吸引除去について示す説明図であり、図1も参照しながら説明する。図1に示すように、ボール吸引装置48は、ボール配列用マスク11のY方向側端部に配置され、大径ボール12及び小径ボール13のX方向配列の全体をカバーする長さを有し、振込ヘッド用Y軸駆動ユニット28,29によって大径ボール12及び小径ボール13のY方向に移動可能となっている。図6に示すように、ボール吸引装置48は、ボール配列用マスク11の上方に配置され、ボール配列用マスク11側に開口するボール吸引口75を有している。
ボール吸引口75は、大径ボール12及び小径ボール13のX方向配列の全体をカバーする長さを有し、余剰ボール貯留室76に連通している。余剰ボール貯留室76には、ボール給引口75に対して上方側端部に吸引接続部77が設けられ、吸引接続部77は真空吸引装置(不図示)に接続され、余剰ボール13Aを真空吸引して基板14上から除去する。この際、ボール吸引口75は、正常に搭載された大径ボール12及び小径ボール13の配列上を通過するが、これらの大径ボール12及び小径ボール13は、フラックス20の粘性によって保持されているので吸引除去されることはない。従って、ボール吸引装置48は、余剰ボール13Aのみを吸引するだけの吸引力となるように設定される。
大径ボール12の直径と小径ボール13の直径は、各々に対応するボール振込用孔に混在して振り込まれることを防止し、余剰ボール13Aだけを確実に除去できるようにするために、大径ボール12及び小径ボール13の直径とボール振込用孔36,37の開口径を適切に設定することが好ましい。このことについて、図6を参照しながら説明する。ここで、大径ボール12の直径をd1、小径ボール13の直径をd2としたとき、大径ボール12の直径d1は、d1≧1.3×d2とすることが好ましい。このようにすれば、各ボールと各ボール振込用孔のクリアランスを考慮しても、大径ボール12が、小径用のボール振込用孔37に振り込まれることはない。なお、小径ボール13の振り込みは、大径ボール12の振り込み後に行われる。
また、大径用のボール振込用孔36の開口径をD1とし、小径用のボール振込用孔37の開口径をD2としたとき、ボール振込用孔37の開口径D2を、D2=1.1×d2とすれば、小径ボール13はボール振込用孔37に容易に振り込むことが可能となる。なお、ボール振込用孔37の開口径D2は、小径ボール13の直径d1の1.1倍に限らず、例えば、1.1倍の±30%程度の範囲で設定することが含まれる。大径用のボール振込用孔37の直径D1は、(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1とすることが好ましい。このようにすれば、大径ボール12は、ボール振込用孔36に容易に振り込むことが可能となる。また、余剰ボール13Aが、大径ボール12が振り込まれたボール振込用孔36に入り込んでフラックス20が塗布された位置まで達することや、大径ボール12とボール配列用案36の内周面との間で楔効果によって固定されてしまうことなどで吸引除去できなくなることを防止できる。
図7は、大径ボール12及び小径ボール13が基板14に振り込まれた状態を示す説明図であり、図7(a)は振込直後を示す図、図7(b)はボール搭載された基板14を示す図である。図7(a)に示すように、大径ボール12及び小径ボール13それぞれは、ボール配列用マスク11の大径用のボール振込用孔36及び小径用のボール振込用孔37から基板14上に振り込まれ、フラックス20によって保持されている。ここで、ボール振込マスク11の上面11Eは、各ボールの最上面位置Sよりも高くなっている。これは、ボール振込用スキージ65,69によってボール振込用孔36,37に各ボールを振り込む際に、結束線状部材67の先端がボール振込用孔36,37内に若干入り込むようにすることによって、各ボールをフラックス20に押し付け、位置ずれなどがないように保持し、振り込まれたボールがボール振込用スキージ65,69によって掻き出されないようにしている。全てのボール振込を終了した後、ボール配列用マスク11を基板14より外してボール搭載が終了する。
図7(b)は、ボール搭載が終了した状態の基板14を示しており、大径ボール12及び小径ボール13の最上面位置Sは搭載直後では小さな高低差があるが、リフロー後においてほぼ同じ高さ位置となる。ボールを電気素子との電気的接続手段とする構成において、最上面位置Sを一定にすることによって、同じ高さ位置での安定した接合が可能となる。
[ボール搭載方法]
図8は、実施形態に係るボール搭載方法の主要工程を示す工程フロー図である。まず、基板14をフラックス印刷装置19の所定位置に搬送し、図3に示すように、フラックス印刷用マスク23を使用して基板14に設けられた大径ボール用の電極55及び小径ボール用の電極56上にフラックス20を印刷する(ステップS10)。続いて、図4に示すように、フラックス20が印刷された基板14をボール振込装置21の所定位置に搬送し、基板14とボール配列用マスク11の位置合わせをしたうえで、所定量の大径ボール12を大径用のボール振込用スキージ65を介してボール配列用マスク11上に供給する(ステップS20)。
次いで、ボール配列用マスク11上に供給された大径ボール12をボール振込用スキージ65を回転しつつ移動させて基板14上に振り込む(ステップS30)。大径ボール12は、フラックス20によって振り込まれた位置で保持される。次に、図5に示すように、大径ボール12が振り込まれた状態で小径ボール13を小径用のボール振込スキージ69を介してボール配列用マスク11上に供給し(ステップS40)、ボール振込用スキージ69を回転しつつ移動させて基板14上に振り込む(ステップS50)。
大径ボール12及び小径ボール13の全てが基板上14に振り込まれた後に、図6に示すように、ボール吸引装置48によって余剰ボール13Aをボール配列用マスク11の上方から吸引除去する(ステップS60)。その後、ボールが搭載された基板14とボール配列用マスク11と分離し除材する。ボール搭載された基板14は、その後リフロー装置によってボールを基板14に固着し、ボール搭載が完了する。
以上説明したボール配列用マスク11は、基板14の上方に配置され、少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールである大径ボール12及び小径ボール13を基板14のフラックス20が印刷された電極55,56上に配列するボール配列用マスク11であって、直径が異なるボール(大径ボール12、小径ボール13)ごとに対応する開口径を有し電極55,56の配置位置に設けられるボール振込用孔36,37と、基板14との間に所定の隙間を形成する複数の支柱11C,11Dとを有している。
ボール配列用マスク11は、ボールの直径に対応するボール振込用孔36,37を有しているため、大径ボール12は大径用のボール振込用孔36に、小径ボール13は小径用のボール振込用孔37に振込むことが可能となっており、1枚のボール配列用マスク11で直径が異なる2種類のボールを基板14に搭載することが可能となる。従って、搭載対象のボールの直径ごとにボール配列用マスク11を用意し、直径が異なるボールを搭載するたびにボール配列用マスクを切り替える必要がなく、段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となる。また、ボール配列用マスク11に設けられた支柱11C,11Dによって、基板14との間に隙間を形成することによって、フラックス20がボール配列用マスク11に付着し汚れてしまうことを防止することができる。
基板11のボール搭載面が、大径ボール12と小径ボール13との直径差分の段差を有する複数の面によって構成されており、基板14に載置した際にボールを供給する上面11Eが同一平面となるように、ボール搭載面14A,14Bに対向する基準面11A、凹状面11Bに段差が設けられ、前記支柱の高さが調整される。
大径ボール12及び小径ボール13はボール振込用スキージ65,69によってそれぞれボール振込用孔36,37に振り込まれる。この際、ボール配列用マスク11の上面11Eが同一平面となることから、ボール振込用スキージ65,69はボール配列用マスク11の上面11Eを掃くように移動しながら大径ボール12及び小径ボール13をボール振込用孔36,37内に振り込むことが可能となる。
ボール配列用マスク11は、大径ボール12及び小径ボール13を基板14上に振り込んだ際に、ボール配列用マスク11の上面11Eは、大径ボール12、小径ボール13の最上面位置Sよりも高い位置にあるように構成されている。つまり、振り込まれた大径ボール12及び小径ボール13は、ボール配列用マスク11の上面11Eより低くなる。このようにすることによって、ボール振込用スキージ65,69によって既に配列されているボールを掻き出してしまうことを防止できる。
また、ボール配列用マスク11は、大径ボール12の直径をd1、小径ボール12の直径をd2とし、大径ボール12を振り込むボール振込用孔36の開口径をD1、小径ボール13を振り込む前記ボール振込用孔の開口径をD2とするとき、ボールの直径をd1≧1.3×d2、ボール振込用孔36,37の各開口径を(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1、D2=1.1×d2としている。
ボールの直径をd1≧1.3×d2にすれば、直径の異なるボールを対象のボール振込用孔に振り込むことが可能となる。大径ボール12をボール振込用孔36に振り込み、その後、小径ボール13を振り込むときに、余剰ボール13Aが大径ボール13とボール振込用孔36の間に留まることがある。そこで、大径ボール用のボール振込用孔36において、(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1とすれば、大径ボール12が振り込みやすく、大径のボールが振り込まれたボール振込用孔36に残る余剰ボールの除去を容易に行うことが可能となる。小径のボール振込用孔37においては、D2=1.1×d2とすれば、小径のボール振込用孔37に大径ボール12が振り込まれることはなく、安定したボール振り込みが可能となる。
また、以上説明したボール搭載装置10は、異なる直径のボールごとに対応する開口径のボール振込用孔36,37を有するボール配列用マスク11と、ボールの異なる直径ごとに設けられ、ボール配列用マスク11上に配置されるボール振込用スキージ65,69と、を有し、大径ボール12、小径ボール13を、それぞれの直径に対応するボール振込用スキージ65,69を介してボール配列用マスク11上に供給し、ボール振込用スキージ65,69を回転しつつ移動させてボール振込用孔11内に直径が異なる大径ボール12、小径ボール13ごとに振り込み、フラックス20が印刷された14基板の電極55,56上に配列する。
ボール搭載装置10は、1枚のボール配列用マスク11で直径が異なるボールを基板に搭載することが可能となり、特許文献1のように、搭載対象のボールの直径ごとにボール配列用マスクを用意し、1種類のボールを基板上に搭載し、異なる直径のボール振込用のボール配列用マスクに切り替えて異なる直径のボールを基板に搭載する必要がない。従って、ボール配列用マスク11の搬送、切り替えのための装置が不要でありボール搭載装置10の小型化が可能となる。また、ボール配列用マスク11の切り替えに関わる段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となり生産性を高めることができる。さらに、このようなボール搭載装置10においては、特許文献2に記載の半田ボールに限定されず、金属ボール、導電性プラスチックボール、導電性セラミックボールなどに適用可能である。
また、ボール搭載装置10は、ボール振込用スキージ65,69によって、大径ボール12から小径ボール13の順にボール振込用孔36,37内に振り込む。このようにすれば、大径ボール12対応のボール振込用孔36に小径ボール13が振り込まれることがなく、大径ボール12及び小径ボール13をそれぞれに対応するボール振込対象位置に振り込むことが可能となる。
また、ボール振込用スキージ65,69の移動速度が、ボールの直径に対応して切り替え可能であり、大径ボール12に対応する移動速度は、小径ボール13に対応する移動速度と同じか、高速にする。ボールをボール振込用孔36,37に振り込む際、ボールの直径に対応してボール振込用スキージ65,66の移動速度を適切に設定すれば、ボール振込速度(単位時間当たりのボール振込量)を上げることができ生産性を高めることが可能となる。
また、ボール搭載装置10は、ボールをボール振込用孔36,37内に振り込んだ後に、前記ボール配列用マスク上又はボール振込用孔内の余剰ボールを吸引排出するボール吸引装置48を有している。小径ボール12をボール振込用孔37に振り込む際、すでに振り込まれたボール振込用孔36に余剰ボール13Aが残ることがある。或いは、ボール配列用マスク上に振り込みされずに余剰ボールが残る場合がある。そこで、ボール吸引装置48によって、この余剰ボールを吸引排出すれば、過不足なく基板14にボールを搭載することが可能となる。
また、ボール搭載装置10を使用したボール搭載方法は、電極55,56上にフラックス20を印刷するフラックス印刷工程(ステップS10)と、大径ボール12をボール配列用マスク11上に供給する大径ボール供給工程(ステップS20)と、大径用のボール振込用スキージ65によってボール配列用マスク11のボール振込用孔36に大径ボール12を振り込むボール振り込み工程(ステップS30)と、大径ボール12を搭載した後に、小径ボール13をボール配列用マスク11上に供給する小径ボール供給工程(ステップS40)と、小径用のボール振込用スキージ69によってボール配列用マスク11のボール振込用孔37に小径ボール13を振り込むボール振り込み工程(ステップS50)と、小径のボール振り込み工程の後に、余剰ボール13Aを真空吸引し排出する余剰ボール吸引排出工程とを含む。
このようなボール搭載方法によれば、1枚のボール配列用マスク11で大径のボールは大径用のボール振込用孔に、小径のボールは小径用のボール振込用孔に振り込むことが可能となり、異なる直径のボールを基板14上の所定位置に搭載することが可能となる。従って、特許文献1のように、ボールの直径ごとにボール配列用マスクを用意し、搭載対象の直径のボールを搭載した後、次の搭載対象の直径のボール用のボール配列用マスクに切り替えてボールを供給し基板上に搭載する必要がない。従って、ボール配列用マスク11の搬送、切り替えのための装置が不要であり、ボール配列用マスクの切り替えに関わる段取り時間やタクトタイムを短縮することが可能となり生産性を高めることができる。
10…ボール搭載装置、11…ボール配列用マスク、11A…基準面、11B…凹状面、11C,11D…支柱、11E…上面、12…大径ボール、13…小径ボール、13A…余剰ボール、14…基板、14A、14B…ボール搭載面、19…フラックス印刷装置、20…フラックス、21…ボール振込装置、23…フラックス印刷用マスク、36,37…ボール振込用孔、48…ボール吸引装置、55,56…電極、57…フラックス印刷用スキージ、65,69…ボール振込用スキージ、d1…大径ボールの直径、d2…小径ボールの直径、D1,D2…開口径

Claims (9)

  1. 基板の上方に配置され、1枚で、少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを前記基板のフラックスが印刷された電極上に配列するボール配列用マスクであって、
    直径が異なる前記ボールごとに対応する開口径を有し前記電極の配置位置に設けられる複数のボール振込用孔と、
    前記基板との間に所定の隙間を形成する複数の支柱と、
    を有する、
    ことを特徴とするボール配列用マスク。
  2. 請求項1に記載のボール配列用マスクにおいて、
    前記基板のボール搭載面が、大径の前記ボールと小径の前記ボールとの直径差分の段差を有する複数の面によって構成されており、
    前記基板に載置した際に、上面が同一平面となるように前記ボール搭載面に対向する面に段差が設けられ、前記支柱の高さが調整される、
    ことを特徴とするボール配列用マスク。
  3. 請求項1又は請求項2に記載のボール配列用マスクにおいて、
    前記ボールを前記基板上に振り込んだ際に、前記ボール配列用マスクの上面が前記ボールの最上面位置よりも高い位置にあるように構成されている、
    ことを特徴とするボール配列用マスク。
  4. 請求項1から請求項3のいずれか1項に記載のボール配列用マスクであって、
    大径の前記ボールの直径をd1、小径の前記ボールの直径をd2とし、
    大径の前記ボールを振り込む前記ボール振込用孔の開口径をD1、小径の前記ボールを振り込む前記ボール振込用孔の開口径をD2とするとき、
    前記ボールの直径がd1≧1.3×d2であり、
    前記ボール振込用孔の各開口径が(0.5×d1+D1)≧D1≧1.1×d1、D2=1.1d2である、
    ことを特徴とするボール配列用マスク。
  5. 基板の所定の電極上に少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを搭載するボール搭載装置であって、
    前記ボールの異なる直径ごとに対応する開口径のボール振込用孔を有するボール配列用マスクと、
    前記ボールの異なる直径ごとに設けられ、前記ボール配列用マスク上に配置される複数のボール振込用スキージと、
    を有し、
    直径の異なる前記ボールを、それぞれの直径に対応する前記ボール振込用スキージを介して前記ボール配列用マスク上に供給し、前記ボール振込用スキージを回転しつつ移動させて前記ボール振込用孔内に直径が異なる前記ボールごとに振り込み、フラックスが印刷された前記基板の電極上に配列する、
    ことを特徴とするボール搭載装置。
  6. 請求項5に記載のボール搭載装置において、
    各前記ボール振込用スキージは、大径の前記ボールから小径の前記ボールの順に前記ボール振込用孔内に振り込むように構成されている、
    ことを特徴とするボール搭載装置。
  7. 請求項5又は請求項6に記載のボール搭載装置において、
    前記ボール振込用スキージの移動速度が、前記ボールの直径に対応して切り替え可能であり、
    大径の前記ボールに対応する移動速度は、小径の前記ボールに対応する移動速度と同じか、小径の前記ボールに対応する移動速度より速い、
    ことを特徴とするボール搭載装置。
  8. 請求項5から請求項7のいずれか1項に記載のボール搭載装置において、
    前記ボールを前記ボール振込用孔内に振り込んだ後に、前記ボール配列用マスク上又はボール振込用孔内の余剰ボールを吸引排出するボール吸引装置をさらに有する、
    ことを特徴とするボール搭載装置。
  9. 基板の所定の電極上に少なくとも2種類の異なる直径を有する導電性のボールを搭載するボール搭載方法であって、
    前記電極上にフラックスを印刷するフラックス印刷工程と、
    大径の前記ボールをボール配列用マスク上に供給する大径ボール供給工程と、
    大径用のボール振込用スキージによって前記ボール配列用マスクのボール振込用孔に大径の前記ボールを振り込むボール振り込み工程と、
    大径の前記ボールを搭載した後に、小径の前記ボールをボール配列用マスク上に供給する小径ボール供給工程と、
    小径用のボール振込用スキージによって前記ボール配列用マスクのボール振込用孔に小径の前記ボールを振り込むボール振り込み工程と、
    小径のボール振り込み工程の後に、余剰ボールを真空吸引し除去する吸引除去工程と、
    を含むことを特徴とするボール搭載方法。
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