JP6135218B2 - 微細炭素繊維分散液およびその製造方法 - Google Patents
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即ち、本発明は、以下の事項に関する。
(1)微細炭素繊維と、分散媒と、ポリマー系分散剤と、pKaが7.5以上である塩基性化合物とからなる微細炭素繊維分散液。
(2)前記塩基性化合物が、1〜3級アミノ基を有する含窒素有機化合物から選ばれることを特徴とする上記(1)に記載の微細炭素繊維分散液。
(3)前記含窒素有機化合物を有する化合物が、アルキルアミン類、アミノ基含有アルコール類、カルボキシル置換アルキルアミン類、イミダゾール類、ピペラジン類、グアニジン類、ピペリジン類およびピロリジン類のいずれか一種、若しくは二種以上の混合物であることを特徴とする上記2に記載の微細炭素繊維分散液。
(4)前記塩基性化合物が、金属塩であることを特徴とする上記(1)〜(3)のいずれかに記載の微細炭素繊維分散液。
(5)前記分散媒が、水、及び/又はアミド系有機溶媒のいずれか一種、若しくは二種以上からなる混合溶媒であることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれかに記載の微細炭素繊維分散液。
(6)前記アミド系有機溶媒がN−メチル−2−ピロリドン及び/又は、N−エチル−2−ピロリドンであることを特徴とする上記(5)に記載の微細炭素繊維分散液。
(7)前記微細炭素繊維が、気相成長法炭素繊維、単層カーボンナノチューブ、多層カーボンナノチューブから選択される少なくとも一つの微細カーボンであることを特徴とする上記(1)〜(6)のいずれかに記載の微細炭素繊維分散液。
(8)前記微細炭素繊維が、炭素原子のみから構成されるグラファイト網面が、閉じた頭頂部と下部が開いた胴部とを有する釣鐘状構造単位を形成し、前記胴部の母線と繊維軸とのなす角θが15°より小さく、前記釣鐘状構造単位が、中心軸を共有して2〜30個積み重なって集合体を形成し、前記集合体が、Head−to−Tail様式で間隔をもって連結して繊維を形成している微細炭素繊維であることを特徴とする上記(1)〜(7)のいずれかに記載の微細炭素繊維分散液。
(9)微細炭素繊維と、分散媒と、ポリマー系分散剤と、pKaが7.5以上である塩基性化合物とを混合し、超音波処理及び/又は撹拌・粉砕処理を行なうことを特徴とする微細炭素繊維分散液の製造方法。
後述する測定方法でのメジアン径が0.1〜3μmである事が好ましく、0.3〜2μmであることが特に好ましい。メジアン径が3μm以下であると塗布した際に光沢を示しやすく、分散性良好な塗膜が得られる。メジアン径が大きすぎる場合は微細炭素繊維の凝集が多く、孤立分散出来ていない部分が多くなる為、高い光沢を示す塗膜は得られない。メジアン径が0.1μm以下になるまで分散処理をした場合、微細炭素繊維が短繊維化しすぎて、導電性に悪影響を及ぼす。
TOKIMEC社製の回転粘度計でコーン角1.34°、半径24mmのコーンプレートを用いて微細炭素繊維分散液の回転粘度を測定した。測定は、10rpm(ずり速度44.8s−1)、及び100rpm(ずり速度448s−1)で行い、10rpmでの測定値と100rpmでの測定値の比をTI値としてチキソ性の指標とした。
TI値=(10rpmでの回転粘度)/(100rpmでの回転粘度)
分散液に塩基性化合物を添加した後の回転粘度の低下率を下記の式から算出して粘度低減効果の指標とした。算出には10rpmでの測定値を用い、20%以上粘度が低下した物を粘度低下効果が高いと判断した(実施例1〜22、表2参照)。
粘度低下率=(添加前の回転粘度−添加後の回転粘度)/(添加前の回転粘度)
得られた微細炭素繊維分散液の微細炭素繊維の粒径をレーザー回折法により測定した。測定は堀場製作所製LA−950V2を用いて、体積基準50%径(メジアン径(D50))を評価の指標とした。
実施例1(表2参照)で得られた微細炭素繊維分散液とPVDFのNMP溶液を混合した混合液を2週間放置し、目視で凝集が確認されなかったものを保存安定性○とし、凝集が確認されたものを保存安定性×とした(実施例23〜26、表3参照)。
AMC15gと、分散剤としてメチルセルロース(信越化学株式会社製SM−4)1.25wt%を溶解したNMP285gとを混合し、浅田鉄工株式会社製ビーズミルPCM−Lを用いて4時間分散処理し、5wt%の微細炭素繊維分散液を得た。メディアは0.3mmのジルコニア(ZrO2)ビーズを用い、周速10m/sで分散処理を行った。得られた分散液の粘度、TI値、及び粒径を表1に示す。
AMC15gと、分散剤としてポリビニルピロリドン(BASF社製Kollidone25)1.25wt%を溶解したNMP285gとを混合し、浅田鉄工株式会社製ビーズミルPCM−Lを用いて4時間分散処理し、5wt%の微細炭素繊維分散液を得た。メディアは0.3mmのジルコニア(ZrO2)ビーズを用い、周速10m/sで分散処理を行った。得られた分散液の粘度、TI値を表1に示す。
AMC15gと、分散剤としてポリビニルアルコール(和光純薬工業試薬#500)0.75wt%を溶解したNMP285gとを混合し、浅田鉄工株式会社製ビーズミルPCM−Lを用いて4時間分散処理し、5wt%の微細炭素繊維分散液を得た。メディアは0.3mmのジルコニア(ZrO2)ビーズを用い、周速10m/sで分散処理を行った。得られた分散液の粘度、TI値、及び粒径を表1に示す。
AMC15gと、分散剤としてポリビニルブチラール(積水化学工業株式会社製エスレックB・K BL-1)1.25wt%を溶解したNMP285gとを混合し、浅田鉄工株式会社製ビーズミルPCM−Lを用いて4時間分散処理し、5wt%の微細炭素繊維分散液を得た。メディアは0.3mmのジルコニア(ZrO2)ビーズを用い、周速10m/sで分散処理を行った。得られた分散液の粘度、TI値を表1に示す。
AMC15gと、分散剤としてカルボキシメチルセルロース−ナトリウム塩(ダイセルファインケム株式会社製CMC#1220)1.5wt%を溶解した水285gとを混合し、浅田鉄工株式会社製ビーズミルPCM−Lを用いて4時間分散処理し、5wt%の微細炭素繊維分散液を得た。メディアは0.3mmのジルコニア(ZrO2)ビーズを用い、周速10m/sで分散処理を行った。得られた分散液の粘度、TI値、及び粒径を表1に示す。
水酸化ナトリウム以外は、SciFinder で検索された文献値。
水酸化ナトリウムについては、完全解離したと仮定した場合の計算値を示す。
表1の分散液A20gを50mlサンプル瓶に投入し、25mg(0.125wt%)のトリエチルアミンを加えてあわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合して微細炭素繊維分散液を得た。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
トリエチルアミンの代わりに表2に記載の塩基性化合物を用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
表1の分散液B20gを50mlサンプル瓶に投入し、25mg(0.125wt%)のモノエタノールアミンを加えてあわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合して微細炭素繊維分散液を得た。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
表1の分散液C20gを50mlサンプル瓶に投入し、25mg(0.125wt%)のトリエチルアミンを加えてあわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合して微細炭素繊維分散液を得た。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
表1の分散液D20gを50mlサンプル瓶に投入し、25mg(0.125wt%)のトリエチルアミンを加えてあわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合して微細炭素繊維分散液を得た。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
表1の分散液E20gを50mlサンプル瓶に投入し、25mg(0.125wt%)のモノエタノールアミンを加えてあわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合して微細炭素繊維分散液を得た。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を加える事で、分散液の粘度が格段に低減し、チキソ性も低下する事が示された。
トリエチルアミンの代わりにピリジンを用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。添加物のpKaが7.5以下の場合、分散液の粘度は若干低下するも低下率は20%に満たず、粘度低減効果は小さい事が示された。
トリエチルアミンの代わりにピラゾールを用いた以外は、実施例1と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、及び粘度低下率を表2に示す。添加物のpKaが7.5以下の場合、分散液の粘度は若干低下するも低下率は20%に満たず、粘度低減効果は小さい事が示された。
PVDF溶液(株式会社クレハ製、KFポリマーL#7208(固形分8wt%))をNMPで希釈した5wt%PVDFのNMP溶液10gと、実施例1で得られた微細炭素繊維分散液10gを50mlサンプル瓶に投入し、あわとり練太郎(株式会社シンキー製)を用いて2000rpmで2分撹拌混合した。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を含む微細炭素繊維分散液は、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度も低く、保存安定性も良好であることが示された。
実施例3で得られた微細炭素繊維分散液を用いた以外は、実施例23と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を含む微細炭素繊維分散液は、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度も低く、保存安定性も良好であることが示された。
実施例12で得られた微細炭素繊維分散液を用いた以外は、実施例23と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を含む微細炭素繊維分散液は、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度も低く、保存安定性も良好であることが示された。
実施例16で得られた微細炭素繊維分散液を用いた以外は、実施例23と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。pKaが7.5以上である塩基性化合物を含む微細炭素繊維分散液は、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度も低く、保存安定性も良好であることが示された。
表1の分散液Aで得られた微細炭素繊維分散液を用いた以外は、実施例23と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。塩基性化合物を加えていないため、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度が高く、2週間放置後には凝集が見られることから、保存安定性も不良であった。
比較例1で得られた微細炭素繊維分散液を用いた以外は、実施例21と同様の操作を行った。混合後の粘度、TI値、保存安定性を表3に示す。塩基性化合物が添加されているもののpKaが7.5以下の場合、バインダー樹脂であるPVDFと混合後の粘度が高く、2週間放置後には凝集が見られることから、保存安定性も不良であった。
Claims (8)
- 微細炭素繊維と、アミド系有機溶媒である分散媒と、ポリマー系分散剤と、水中でのpKaが7.5以上である有機塩基性化合物とからなる微細炭素繊維分散液。
- 前記有機塩基性化合物が、1〜3級アミノ基を有する含窒素有機化合物から選ばれることを特徴とする請求項1に記載の微細炭素繊維分散液。
- 前記含窒素有機化合物を有する化合物が、アルキルアミン類、アミノ基含有アルコール類、カルボキシル置換アルキルアミン類、イミダゾール類、ピペラジン類、グアニジン類、ピペリジン類およびピロリジン類のいずれか一種、若しくは二種以上の混合物であることを特徴とする請求項2に記載の微細炭素繊維分散液。
- 前記アミド系有機溶媒がN−メチル−2−ピロリドン及び/又は、N−エチル−2−ピロリドンであることを特徴とする請求項1〜3のいずれか1項に記載の微細炭素繊維分散液。
- 前記微細炭素繊維が、気相成長法炭素繊維、単層カーボンナノチューブ、多層カーボンナノチューブから選択される少なくとも一つの微細カーボンであることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の微細炭素繊維分散液。
- 前記微細炭素繊維が、炭素原子のみから構成されるグラファイト網面が、閉じた頭頂部と下部が開いた胴部とを有する釣鐘状構造単位を形成し、前記胴部の母線と繊維軸とのなす角θが15°より小さく、前記釣鐘状構造単位が、中心軸を共有して2〜30個積み重なって集合体を形成し、前記集合体が、Head−to−Tail様式で間隔をもって連結して繊維を形成している微細炭素繊維であることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1項に記載の微細炭素繊維分散液。
- 微細炭素繊維と、アミド系有機溶媒である分散媒と、ポリマー系分散剤と、水中でのpKaが7.5以上である有機塩基性化合物とを混合し、超音波処理及び/又は撹拌・粉砕処理を行なうことを特徴とする微細炭素繊維分散液の製造方法。
- 前記有機塩基性化合物を添加した後の粘度は、添加する前の粘度に対し32.8%以上低下すること
を特徴とする請求項7記載の微細炭素分散液の製造方法。
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