JP6134248B2 - 建具 - Google Patents
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Description
これにより、取り付け孔を金属製の孔塞ぎ部で塞ぐことができるので、取り付け孔から可燃ガスが漏れて引火することを防止でき、防火性能を向上させた建具を提供することができる。
図1は、本実施形態に係る開口部装置を屋外側から見た図である。
図示のように、開口部装置1は、玄関ドア等のドアであり、躯体(建物)に形成された開口に納められる。開口部装置1は、躯体の開口に取り付けられる枠体2と、建具としてのドア4と、を有する。
図示のように、ドア4は、躯体8の開口80から屋外側へ若干オフセットされて、開口80に納められている。
図示のように、ドア4は、面材としての外側表面材4gと、内側表面材4aと、取り付け孔としての端部側取り付け孔41と、表面側取り付け孔42と、モール部材5と、固定部材と、リベット(鋲)63と、固定ピース64と、を備える。
固定部材は、孔塞ぎ部としての箱状部材61及び連結部としてのキャップ部62を備え、モール部材5の長手方向の両端部を外側表面材4gに接合する。モール部材5の長手方向の両端部以外の部分は、リベット63及び固定ピース64により接合されている。
内側表面材4aは、外側表面材4gと対称に配置され、ドア4を枠体2に取り付けた際に屋内側に面する長方形の部材である。内側表面材4aは、外側表面材4gと同様に鉄製である。
外側表面材4g及び内側表面材4aの間には、内側表面材4a及び外側表面材4gを接合するとともに面材の枠組を構成する鉄製の芯材が配置されている。また、芯材で囲われるドア4の内部には、発泡樹脂(EPS)により形成される断熱パネルが配置されている。
モール部材5は、モール部材本体51と、溝部52と、を有する。
モール部材本体51は、外側表面材4gを装飾する細長い板状の部材である。モール部材本体51は、本実施形態では、外側表面材4gの幅方向に複数並んで配列されている。モール部材本体51は、表面51aと、裏面51bと、を有する。
表面51aは、ドア4の表面側に配置され、ドア4を装飾する所定の形状、色、模様を有して形成されている。
裏面51bは、外側表面材4gに面して配置されている。
筐体部611は、一面側である上部が開口した箱形の形状を有し、開口としての開口部611aと、底部611bと、底部611bの四辺から開口部611aに向かって起立する側壁部611cとを有する。四辺から起立する側壁部611cのそれぞれは、互いに接合されていない。筐体部611は、底部611b側がドア4の内部に配置され、開口部611a側がドア4の外側に向くように、端部側取り付け孔41に嵌合される。
フランジ部612は、筐体部611の向かい合う一対の側壁部611cにおける開口部611a側の端部から、外側に向かって延出する。フランジ部612は、筐体部611を端部側取り付け孔41に挿入した状態で、端部側取り付け孔41から外側表面材4gの面に沿って延び、筐体部611を端部側取り付け孔41から抜け落ちないように固定する。
嵌合部621(図4参照)は、溝部52に嵌合され、モール部材本体51の長手方向に沿う方向に延びる部分である。嵌合部621は、モール部材本体51の溝部52に嵌めることができるように溝部52の幅に合わせられている。
カバー部622は、嵌合部621の一端側に配置されている。カバー部622は、嵌合部621の延びる方向に交差する方向に延びる平面である。カバー部622は、嵌合部621が溝部52に嵌合された状態で、外側表面材4gとモール部材本体51との間の隙間を埋めるように配置されている。
モール部材固定部642は、固定ピース64の長手方向における中央側の固定部本体642aと、固定部本体642aから幅方向外側にわずかに突出する突部642bと、この突部642bからモール部材固定部642の長手方向に離間して形成される弾性片642cと、を有する。
固定部本体642aは、モール部材固定部642の幅方向中央において長手方向に延びている。
突部642bは、固定部本体642aの幅方向における両端からそれぞれ0.1〜2mm程度突出しており、固定部本体642aの四隅に配置されている。
弾性片642cは、モール部材固定部642の幅方向中央から両外側に延び、薄肉の翼のような形状をしている。弾性片642cは、固定ピース64がモール部材5に取り付けられていない状態では、突部642bよりもさらに幅方向外側に突出する突起部642dを有する。
まず、箱状部材61を、外側表面材4gにおける端部側取り付け孔41に挿入する。次に、モール部材5におけるモール部材本体51の溝部52に、キャップ部62の嵌合部621を溝部52に嵌合させて、キャップ部62をモール部材本体51に固定する。詳細には、係合部623が形成された嵌合部621を中央側溝部522に挿入し、その幅方向外側に位置する嵌合部621を外側溝部523に挿入する。
本実施形態では、外側表面材4gと、外側表面材4gに取り付けられるモール部材5と、を備える建具4において、外側表面材4gに形成された取り付け孔41と、取り付け孔41に取り付けられる固定部材と、を含んで構成した。また、固定部材を、取り付け孔41を塞ぐ金属製の箱状部材61と、箱状部材61とモール部材5とを連結するキャップ部62と、を含んで構成した。
これにより、モール部材5を取り付ける取り付け孔41を、鉄製で形成されている箱状部材61で塞いだだめ、取り付け孔41に挿入される固定部材の一部(係合部623)が溶け落ちても、取り付け孔41を塞いだ状態が維持される。このため、外側表面材4gから可燃ガスが漏れることがなく、優れた防火性能を有する建具を提供することができる。
これにより、端部側取り付け孔41がリベットの孔やねじ孔等より大きい場合でも、金属性の箱状部材61により端部側取り付け孔41をしっかり塞ぐことができる。
例えば、上記実施形態では、箱状部材61を、外側表面材4gの上方側及び下方側に取り付けたが、これに限られない。箱状部材61は、少なくとも外側表面材4gの上方に取り付けられていればよい。外側表面材4gと内側表面材4aとの間に配置されている樹脂製の断熱パネル4bは、高温に曝されると気化して可燃ガスになる。この場合、軽い可燃ガスは上方に移動しやすい。しかし、鉄等の箱状部材61が外側表面材4gの上方に形成された端部側取り付け孔41に取り付けられていることにより、外側表面材4gから可燃ガスが漏れることがなく、上記実施形態と同様の効果を奏することができる。
4g 外側表面材
5 モール部材(装飾部材)
41 端部側取り付け孔(取り付け孔)
61 箱状部材(孔塞ぎ部、固定部材)
62 キャップ部(連結部、固定部材)
611a 開口部(開口)
612 フランジ部(フランジ)
Claims (3)
- 面材と、該面材に取り付けられる装飾部材と、を備える建具であって、
前記面材に形成された取り付け孔と、
前記取り付け孔に取り付けられる固定部材と、を備え、
前記固定部材は、前記取り付け孔を塞ぐ金属製の孔塞ぎ部と、該孔塞ぎ部と前記装飾部材とを連結する連結部と、を備え、
前記固定部材は、一面側が開口する箱状部材で構成され、前記開口には前記装飾部材が連結される建具。 - 前記箱状部材は、前記開口を形成する側壁部から外側に向かって突出するフランジを備える請求項1に記載の建具。
- 前記固定部材は、前記取り付け孔を介して前記面材に前記装飾部材を固定する請求項1又は2に記載の建具。
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JP2013228458A JP6134248B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 建具 |
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JP2015086652A JP2015086652A (ja) | 2015-05-07 |
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Family
ID=53049729
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013228458A Active JP6134248B2 (ja) | 2013-11-01 | 2013-11-01 | 建具 |
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