JP6804251B2 - 建具 - Google Patents
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Description
図1は、本発明の一実施形態に係る建具を示す正面図である。図2は、本発明の一実施形態に係る建具を示す縦断面図である。図3は、本発明の一実施形態に係る建具を示す横断面図である。図4は、本発明の一実施形態に係る建具の連結部材を示す拡大横断面図である。図5は、本発明の一実施形態に係る建具の縦枠及び下枠を示す要部縦断面図である。図6は、本発明の一実施形態に係る建具の下枠及び縦枠を示す要部横断面図である。図7は、本発明の一実施形態に係る建具の縦枠、横枠、及び、加熱発泡材を示す概略図である。
図3に示すように、縦枠31は、屋内側に配置され中空部を有するホロー構造である縦枠本体部32と、縦枠本体部32の左端部から屋外側に延設され、ガラス70の左端部を保持する溝331を形成する左縦枠ガラス保持部33と、を有する。左縦枠ガラス保持部33の屋外側の端部には、縦押縁34が固定される。左縦枠ガラス保持部33の溝331には、ガラス70が配置されるが、縦押縁34が左縦枠31に固定されて、ガラス70は左縦枠31に対して固定される。このため、見付方向における溝331の深さは、浅く構成されている。また、右縦枠41は、縦枠30と横枠50とが組み付けられ一体とされた状態で、横けんどんにより、隣接する方立10の間に挿入されて配置可能に、右縦枠41と方立10の延出フランジ部12との間には、十分なクリアランス(見付方向である図3の左右方向における縦枠挿入溝101の幅)が確保されている。左縦枠31は、例えば、アルミニウムを押し出し成形により形成される。
上方延出被係止部161、下方延出被係止部162を有している。上方延出被係止部161、下方延出被係止部162は、フック形状を有する連結部材15の両端部155、156に係止され、これにより、カバー部材16が連結部材15を覆うように、連結部材15に固定される。
建具1の施工方法は、枠固定工程と、第1バッカー材配置工程と、ガラス配置工程と、押縁配置工程と、第2バッカー材配置工程と、シール工程と、を含み、この順で実施される。
具体的には、ガラス70の上端部の縁部を上枠ガラス保持部53に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の下端部の縁部を下枠ガラス保持部63に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の左端部の縁部を左縦枠ガラス保持部33に配置された屋内側のバッカー材81に当接させ、ガラス70の右端部の縁部を右縦枠ガラス保持部43に配置された屋内側のバッカー材81に当接させる。以上がガラス配置工程である。
具体的には、横押縁54、64を上枠51、下枠61にそれぞれ配置して取り付け固定する。また、縦押縁34、44を左縦枠31、右縦枠41にそれぞれ配置して取り付け固定する。以上が押縁配置工程である。
具体的には、第2のバッカー材としての屋外側のバッカー材81を、ガラス70の上端部、下端部、左端部、右端部の各端縁と、横押縁54、64、縦押縁34、44との間に挿入する。これにより、上枠51においては、屋外側のバッカー材81は、上下方向に延びる横押縁54の見付面545と、横押縁54の爪部542とに当接した状態で配置される。また、下枠61においては、屋外側のバッカー材81は、上下方向に延びる横押縁64の見付面645と、横押縁64の見込み面643とに当接した状態で配置される。また、左縦枠31においては、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁34の見付面345と、縦押縁34の見込み面343とに当接した状態で配置される。また、右縦枠41においては、屋外側のバッカー材81は、左右方向に延びる縦押縁44の見付面445と、縦押縁44の見込み面443とに当接した状態で、配置される。以上が第2バッカー材配置工程である。
具体的には、上枠51においては、上枠51の上枠本体部52と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、上枠51に固定された横押縁54と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、下枠61においては、下枠61の下枠ガラス保持部63と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、下枠61に固定された横押縁64と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、左縦枠31においては、左縦枠31の左縦枠本体部32と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、左縦枠31に固定された縦押縁34と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
また、右縦枠41においては、右縦枠41の右縦枠本体部42と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工すると共に、右縦枠41に固定された縦押縁44と、ガラス70と、バッカー材81とにより囲まれる空間にシール材85を塗工する。
いずれのシール材85の塗工においても、見付方向(上枠51及び下枠61においては上下方向、左縦枠31、右縦枠41においては左右方向)における各シール材85の寸法がほぼ同一になるように、シール材85の量が調整されて塗工が行なわれる。以上がシール工程である。
本実施形態による建具1は、パネルとしてのガラス70を保持する枠体(縦枠30、横枠50、方立10、無目20)と、ガラス70と室内見付片又は室外見付片との間に配置されるバッカー材81と、バッカー材81及び前記ガラス70と室内見付片又は室外見付片とで囲まれる領域に配置されるシール材85と、を備える。バッカー材81は、見込片を構成する見込み面333、433、633に至るまで配置されている。
このため、建具1において、同方向におけるシール材85の寸法を考慮しても、火災時に十分にガラス70の保持に有効な防火用バッカーのサイズを確保でき、また、2つの面(見込み面及び見付面)に当接した状態とされている。
加熱発泡材86は、ガラス70の高さ方向における中間位置近傍まで配置されている。
例えば、枠体の構成は、上記本実施形態における枠体の構成に限定されない。例えば、縦枠30及び横枠50(上枠51、下枠61)に代えて、縦框及び横框が用いられてもよい。
また、本実施形態では、横押縁54、64及び縦押縁を有していたが、この構成に限定されない。例えば、横押縁54、64を有していなくてもよい。
また、本実施形態では、連結部材15をビスで方立10と縦枠30とに固定することにより、方立10と縦枠30とを連結したが、この構成に限定されない。
また、バッカー材81を、ガラス70の端縁部をコの字状に取囲むような形状としてもよい。即ち、ガラス70の端縁部において、ガラス70の屋内側からガラス70の屋外側へ跨がってガラス70の端縁部を覆うように、バッカー材81を配置してもよい。
また、本実施形態では、建具は、カーテンウォールにより構成されたが、これに限定されない。例えば、大型のサッシ等により構成されてもよい。
また、加熱発泡材はガラスの縁部に対向してガラスの縁部に固定されていてもよい。また、バッカー材は、少なくとも縦枠の見込み面に至るまで配置されていればよい。
また、本実施形態ではガラス70においては、網入り板ガラス72を屋外側としたが、外観意匠を考慮して屋内側を網入り板ガラス72としてもよい。
10…方立
15…連結部材
20…無目
30…縦枠
34、44…縦押縁
50…横枠
70…ガラス
81…バッカー材(第1のバッカー材、第2のバッカー材)
85…シール材
86…加熱発泡材
153、154…ビス
333、433、633…見込み面
335、435、535、635…見付面
1001…開口部
Claims (1)
- 上枠、下枠及び左右の縦枠を含む枠体と、
前記枠体に配置されるガラスと、
前記枠体と前記ガラスとに囲まれた空間に配置された加熱発泡材と、を備え、
前記加熱発泡材が、前記縦枠の、前記ガラスの高さ方向における中間位置よりも上方まで、及び前記下枠の両端部分のみに配置されている建具。
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JP2018053541A JP2018053541A (ja) | 2018-04-05 |
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ID=61833983
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