JP6131464B2 - 自動販売機の制御装置 - Google Patents

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本発明は、ピークカット設定時間帯に商品収納庫内の空気を冷却または加温する庫内温度調節手段を強制的に停止する自動販売機の制御装置に関するものである。
従来の自動販売機の制御装置としては、通常は、商品収納庫内の温度を庫内温度検知手段により検知して、商品収納庫内の空気を冷却または加温する庫内温度調節手段を用いて商品収納庫内の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する通常運転を行い、ピークカット設定時間帯内に入ると、庫内温度調節手段による温度調節を停止するピークカット運転を行うが、ピークカット運転中の商品収納庫の扉の連続開放状態が所定時間に達した場合には、ピークカット運転を解除して通常運転を行うものがある(例えば、特許文献1参照)。
特開平8−235429号公報
しかしながら、上記従来の自動販売機の制御装置では、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っているにも拘わらず、商品収納庫の扉の連続開放状態が所定時間に達したことにより、ピークカット運転を解除して通常運転を行った場合は、ピークカット運転による節電運転の時間が短くなり、節電効果が小さくなるという課題を有していた。
本発明は、上記従来の課題を解決するもので、商品収納庫の扉の連続開放状態が所定時間に達したことにより、ピークカット運転を解除して通常運転を行う自動販売機の制御装置において、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転している時間を長くすることを目的としている。
上記従来の課題を解決するために、本発明の自動販売機の制御装置は、ピークカット運転中の商品収納庫の扉の連続開放状態が所定時間に達した場合には、前記ピークカット運転を解除して通常運転を行うが、前記ピークカット運転を解除して前記通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、前記ピークカット運転を再開するのである。
上記構成において、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、ピークカット運転を再開するので、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転している時間を長くすることができる。
本発明の自動販売機の制御装置は、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達した
ことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、ピークカット運転を再開するので、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転(節電運転)している時間を長くすることができ、従来よりも節電に貢献できる。
本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態1の機能ブロック図 同実施の形態による自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャート
第1の発明は、自動販売機の制御装置であって、前記自動販売機の商品収納庫内の温度を検知する庫内温度検知手段と、前記商品収納庫内の空気を冷却または加温する庫内温度調節手段と、前記商品収納庫内の温度を前記庫内温度検知手段により検知し前記庫内温度調節手段を用いて前記商品収納庫内の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する通常運転と前記庫内温度調節手段による温度調節を停止するピークカット運転とを切り替える温度制御手段と、前記温度制御手段に接続され前記自動販売機の商品収納庫の扉の開閉状態を検知する扉状態検知手段と、を備え、前記温度制御手段は、前記扉状態検知手段が検知した前記扉の開放状態が所定時間連続せずに前記扉状態検知手段が前記扉の閉鎖を検知した場合に、前記庫内温度検知手段で検知した商品収納庫内の温度がピークカット解除温度に達したときは、前記ピークカット運転を解除して前記通常運転を行い、前記扉状態検知手段が検知した前記扉の開放状態が前記所定時間連続した場合に、ピークカット運転を解除して前記通常運転を開始し、前記通常運転を開始してから所定時間経過した時点においてピークカット設定時間帯を過ぎていないときは、前記ピークカット運転を再開することを特徴とするものである。
上記構成において、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、ピークカット運転を再開するので、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転している時間を長くすることができ、従来よりも節電(省エネ)に貢献できる。
第2の発明は、特に第1の発明に、ピークカット運転中に節電していることを表示する表示手段を備えたものであり、ピークカット運転中に自動販売機の顧客に節電運転していることを知らせることができ、節電(省エネ)に貢献していること(環境にやさしいこと)を顧客にアピールできる。
第3の発明は、特に第1または第2の発明に、外気温を検知する外気温検知手段を備え、ピークカット運転中に、前記庫内温度検知手段で検知した商品収納庫内の温度が、前記外気温検知手段により検知した外気温で補正されたピークカット解除温度に達した場合は、前記ピークカット運転を解除して前記通常運転を行うものである。
ここで、庫内温度検知手段で検知する商品収納庫内の温度とは、商品収納庫内の空気の温度である。
通常、ピークカット運転中の商品収納庫内の商品の温度は、商品収納庫内の空気の温度よりも外気温の影響を受けにくい。
つまり、基準の外気温の時よりもピークカット運転中の商品収納庫内の空気の温度の変化が急になる外気温の場合は、商品収納庫内の空気の温度の上昇が商品の温度に反映するまでの時間が基準の外気温の時よりも長くなり、基準の外気温の時よりもピークカット運転中の商品収納庫内の空気の温度の変化が緩やかになる外気温の場合は、商品収納庫内の空気の温度の上昇が商品の温度に反映するまでの時間が基準の外気温の時よりも短くなる傾向にある。
そこで、庫内温度調節手段である冷却機で商品収納庫内の空気を冷却する商品収納庫に対しては、実際の外気温が基準の外気温より高い場合は、実際の外気温が基準の外気温より高い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を高くして、ピークカット運転を解除して冷却機による通常運転を開始する時間を通常よりも遅らせる。他方、実際の外気温が基準の外気温より低い場合は、実際の外気温が基準の外気温より低い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を低くして、ピークカット運転を解除して冷却機による通常運転を開始する時間を通常よりも早くする。
また、庫内温度調節手段である加温機で商品収納庫内の空気を加温する商品収納庫に対しては、実際の外気温が基準の外気温より高い場合は、実際の外気温が基準の外気温より高い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を高くして、ピークカット運転を解除して加温機による通常運転を開始する時間を通常よりも早くする。他方、実際の外気温が基準の外気温より低い場合は、実際の外気温が基準の外気温より低い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を低くして、ピークカット運転を解除して加温機による通常運転を開始する時間を通常よりも遅らせる。
これにより、節電(省エネ)を実現しながら、お客様に適温の商品を提供できる。
以下、本発明による自動販売機の制御装置の実施の形態について、図面を参照しながら説明する。なお、この、実施の形態によって本発明が限定されるものではない。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1による自動販売機の制御装置の機能ブロック図である。
図2は、同実施の形態の自動販売機の制御装置の動作を示すフローチャートである。
図1において、温度制御手段1は、通常は、冷却販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を冷却する冷却機3または加温販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を加温する加温機4を用いて、庫内温度検知手段2により検知した商品収納庫内の空気の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する。
また、温度制御手段1は、カレンダー手段5から得た現在の月日時刻情報によりピークカット設定時間帯内に入ったことを検知した時は、冷却機3と加温機4からなる庫内温度調節手段6による商品収納庫内の空気の温度調節を停止するピークカット運転を行う。
また、温度制御手段1は、ピークカット運転中に自動販売機のサービスマンが、商品の補充等のために、商品収納庫の扉を開けた場合は、扉状態検知手段7により扉の開放状態を検知してタイマー手段8を動作させ、タイマー手段8により商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)を計測する。商品収納庫の扉が閉鎖された場合は、扉状態検知手段7により扉の閉鎖を検知してタイマー手段8の計時動作を停止(リセット)させる。
そして、温度制御手段1は、タイマー手段8が計測したピークカット運転中の商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達した場合には、ピークカット運転を解除して通常運転を行うと共にタイマー手段8を動作させ、タイマー手段8により通常運転を開始してからの経過時間を計測する。
温度制御手段1は、ピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過したことをタイマー手段8により検知した時点でのカレンダー手段5から得た現在の月日時刻情報から、ピークカット設定時間帯(ピークカット終了時刻)を過ぎていないと判断
した場合は、ピークカット運転を再開する。
本実施の形態の自動販売機の制御装置は、ピークカット運転中に節電していることをLED等で外部に表示する表示手段9と、自動販売機の周囲の外気温を検知する外気温検知手段10を備える。
また、温度制御手段1は、ピークカット運転中に、庫内温度検知手段2で検知した商品収納庫内の温度が、外気温検知手段10により検知した外気温で補正されたピークカット解除温度に達した場合は、ピークカット運転を解除して通常運転を行う。
本実施の形態の自動販売機の制御装置は、演算制御部11内に、温度制御手段1と、カレンダー手段5と、タイマー手段8を備える。
以上のように構成された本実施の形態の自動販売機の制御装置について、以下その動作を図2を参照しながら説明する。
ピークカット運転前に行うピークシフト運転の設定時間帯内に入る前(カレンダー手段5から得た現在の月日時刻がピークシフト設定時間帯とピークカット設定時間帯のどちらでもない月日時刻である場合)は、STEP1をNO側に分岐した後、STEP2をNO側に分岐して、STEP3に進み、STEP3で、冷却販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を冷却する冷却機3または加温販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を加温する加温機4を用いて、庫内温度検知手段2により検知した商品収納庫内の空気の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する、いわゆる、通常運転を行う。
時間が経過して、カレンダー手段5から得た現在の月日時刻がピークシフト設定時間帯に入ると、STEP1をYES側に分岐して、STEP4に進み、STEP4で、冷却販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を冷却する冷却機3または加温販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を加温する加温機4を用いて、庫内温度検知手段2により検知した商品収納庫内の空気の温度がピークシフト用の設定温度範囲に収まるように温度調節する、いわゆる、ピークシフト運転を行う。
ここで、ピークシフト運転は、冷却機3により冷却販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を通常運転時よりも低い温度に冷却し、加温機4により加温販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を通常運転時よりも高い温度に加温するものであり、カレンダー手段5から得た現在の月日時刻がピークシフト設定時間帯(ピークシフト終了時刻)を過ぎるまでピークシフト運転を行う。
時間が経過して、カレンダー手段5から得た現在の月日時刻がピークカット設定時間帯に入ると、STEP1をNO側に分岐した後、STEP2をYES側に分岐して、STEP5に進み、STEP5で、冷却販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を冷却する冷却機3と加温販売する商品を収納した商品収納庫内の空気を加温する加温機4による商品収納庫内の空気の温度調節を停止するピークカット運転を行う。また、表示手段9によりLED等で外部に節電していることを知らせる。
次のSTEP6で、扉状態検知手段7により扉の閉鎖状態(扉が開放状態でないこと)を検知した場合は、STEP6をNO側に分岐して、STEP7に進み、STEP7で、商品収納庫内の空気の温度を庫内温度検知手段2により検知し、自動販売機の周囲の外気温を外気温検知手段10により検知し、次のSTEP8で、外気温検知手段10により検知した外気温に応じてピークカット解除温度を補正する。
通常、ピークカット運転中の商品収納庫内の商品の温度は、商品収納庫内の空気の温度よりも外気温の影響を受けにくい。
つまり、基準の外気温の時よりもピークカット運転中の商品収納庫内の空気の温度の変化が急になる外気温の場合は、商品収納庫内の空気の温度の上昇が商品の温度に反映するまでの時間が基準の外気温の時よりも長くなり、基準の外気温の時よりもピークカット運転中の商品収納庫内の空気の温度の変化が緩やかになる外気温の場合は、商品収納庫内の空気の温度の上昇が商品の温度に反映するまでの時間が基準の外気温の時よりも短くなる傾向にある。
そこで、庫内温度調節手段6である冷却機3で商品収納庫内の空気を冷却する商品収納庫に対しては、実際の外気温が基準の外気温より高い場合は、実際の外気温が基準の外気温より高い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を高くして、ピークカット運転を解除して冷却機3による通常運転を開始する時間を通常よりも遅らせる。他方、実際の外気温が基準の外気温より低い場合は、実際の外気温が基準の外気温より低い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を低くして、ピークカット運転を解除して冷却機3による通常運転を開始する時間を通常よりも早くする。
また、庫内温度調節手段6である加温機4で商品収納庫内の空気を加温する商品収納庫に対しては、実際の外気温が基準の外気温より高い場合は、実際の外気温が基準の外気温より高い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を高くして、ピークカット運転を解除して加温機4による通常運転を開始する時間を通常よりも早くする。他方、実際の外気温が基準の外気温より低い場合は、実際の外気温が基準の外気温より低い程、基準のピークカット解除温度よりもピークカット解除温度を低くして、ピークカット運転を解除して加温機4による通常運転を開始する時間を通常よりも遅らせる。
次の、STEP9で、庫内温度検知手段2により検知した商品収納庫内の空気の温度が、外気温で補正後のピークカット解除温度に達していなければ、STEP9をNO側に分岐してSTEP2に戻り、庫内温度検知手段2により検知した商品収納庫内の空気の温度が、外気温で補正後のピークカット解除温度に達していれば、STEP9をYES側に分岐して、ピークカット運転を解除して、表示手段9による節電の表示を消して、STEP3に進み、STEP3で、通常運転を行う。
ピークカット運転中に自動販売機のサービスマンが、商品の補充等のために、商品収納庫の扉を開けて、扉状態検知手段7により扉の開放状態を検知した場合は、STEP6をYES側に分岐して、タイマー手段8を動作させ、タイマー手段8により商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)を計測する。
扉の開放状態が継続している間は、タイマー手段8が計測したピークカット運転中の商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達するまでは、STEP10をNO側に分岐してSTEP2に戻り、タイマー手段8が計測したピークカット運転中の商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達する前に商品収納庫の扉が閉鎖された場合は、扉状態検知手段7により扉の閉鎖を検知してタイマー手段8の計時動作を停止(リセット)させ、STEP6をNO側に分岐してSTEP7に進む。
タイマー手段8が計測したピークカット運転中の商品収納庫の扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達した場合には、STEP10をYES側に分岐して、ピークカット運転を解除して、表示手段9による節電の表示を消して、STEP11に進み、STEP11で、通常運転を行うと共に、タイマー手段8を動作させ、タイマー手段8により通常運転を開始してからの経過時間を計測する。
扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過するまでは、STEP12をNO側に分岐してSTEP11に戻り、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過したことをタイマー手段8により検知した場合は、タイマー手段8の計時動作を停止(リセット)させ、STEP12をYES側に分岐してSTEP2に戻る。
そして、STEP12をYES側に分岐してSTEP2に戻った時点でのカレンダー手段5から得た現在の月日時刻情報から、ピークカット設定時間帯(ピークカット終了時刻)を過ぎていると判断した場合は、STEP2をNO側に分岐して、STEP3に進み、通常運転を継続する。
また、STEP12をYES側に分岐してSTEP2に戻った時点でのカレンダー手段5から得た現在の月日時刻情報から、ピークカット設定時間帯(ピークカット終了時刻)を過ぎていないと判断した場合は、STEP2をYES側に分岐して、STEP5に進み、STEP5で、ピークカット運転を再開する。また、再び表示手段9によりLED等で外部に節電していることを知らせる。
そして、ピークカット運転している時に、ピークカット設定時間帯(ピークカット終了時刻)を過ぎた場合は、ピークカット運転を解除して、表示手段9による節電の表示を消して、STEP2をNO側に分岐して、STEP3に進み、通常運転を行う。
以上説明したように本実施の形態の自動販売機の制御装置は、通常は、商品収納庫内の空気の温度を庫内温度検知手段2により検知して、商品収納庫内の空気を冷却機3により冷却または加温機4により加温する庫内温度調節手段6を用いて商品収納庫内の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する通常運転を行い、ピークカット設定時間帯内に入ると、庫内温度調節手段6による温度調節を停止するピークカット運転を行うが、ピークカット運転中の商品収納庫の扉の連続開放状態が所定時間に達したことを扉状態検知手段7の扉開放検知で計時動作を行うタイマー手段8により検知した場合には、ピークカット運転を解除して通常運転を行う自動販売機の制御装置であって、扉の開放時間(連続開放時間)によりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過したことをタイマー手段8により検知した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていないことをカレンダー手段により検知した場合は、ピークカット運転を再開することを特徴とするものである。
上記構成において、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、ピークカット運転を再開するので、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転している時間を長くすることができ、従来よりも節電(省エネ)に貢献できる。
また、本実施の形態の自動販売機の制御装置は、ピークカット運転中に節電していることを表示する表示手段9を備えたので、ピークカット運転中に自動販売機の顧客に節電運転していることを知らせることができ、節電(省エネ)に貢献していること(環境にやさしいこと)を顧客にアピールできる。
また、本実施の形態の自動販売機の制御装置は、外気温を検知する外気温検知手段10を備え、ピークカット運転中に、庫内温度検知手段2で検知した商品収納庫内の空気の温
度が、外気温検知手段10により検知した外気温で補正されたピークカット解除温度に達した場合は、ピークカット運転を解除して通常運転を行うので、節電(省エネ)を実現しながら、お客様に適温の商品を提供できる。
なお、本実施の形態における、扉の開放時間(連続開放時間)によりピークカット運転を解除して通常運転を開始してからタイマー手段8で計測する所定時間は、外気温またはカレンダーにより補正しても構わない。
以上のように、本発明にかかる自動販売機の制御装置によれば、扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達したことによりピークカット運転を解除して通常運転を開始してから所定時間経過した時点で、ピークカット設定時間帯を過ぎていない場合は、ピークカット運転を再開するので、ピークカット設定時間の終了時刻まで比較的長い時間が残っている時にピークカット運転を解除した場合に、従来よりもピークカット設定時間帯におけるピークカット運転(節電運転)している時間を長くすることができ、従来よりも節電に貢献できるので、ピークカット運転中に扉の開放時間(連続開放時間)が所定時間に達するとピークカット運転を解除して通常運転を行う自動販売機に適用できる。
1 温度制御手段
2 庫内温度検知手段
3 冷却機
4 加温機
5 カレンダー手段
6 庫内温度調節手段
7 扉状態検知手段
8 タイマー手段
9 表示手段
10 外気温検知手段

Claims (3)

  1. 自動販売機の制御装置であって、
    前記自動販売機の商品収納庫内の温度を検知する庫内温度検知手段と、
    前記商品収納庫内の空気を冷却または加温する庫内温度調節手段と、
    前記商品収納庫内の温度を前記庫内温度検知手段により検知し前記庫内温度調節手段を用いて前記商品収納庫内の温度が設定温度範囲に収まるように温度調節する通常運転と前記庫内温度調節手段による温度調節を停止するピークカット運転とを切り替える温度制御手段と、
    前記温度制御手段に接続され前記自動販売機の商品収納庫の扉の開閉状態を検知する扉状態検知手段と、を備え、
    前記温度制御手段は、
    前記扉状態検知手段が検知した前記扉の開放状態が所定時間連続せずに前記扉状態検知手段が前記扉の閉鎖を検知した場合に、前記庫内温度検知手段で検知した商品収納庫内の温度がピークカット解除温度に達したときは、前記ピークカット運転を解除して前記通常運転を行い、
    前記扉状態検知手段が検知した前記扉の開放状態が前記所定時間連続した場合に、ピークカット運転を解除して前記通常運転を開始し、前記通常運転を開始してから所定時間経過した時点においてピークカット設定時間帯を過ぎていないときは、前記ピークカット運転を再開する
    ことを特徴とする自動販売機の制御装置。
  2. ピークカット運転中に節電していることを表示する表示手段を備えたことを特徴とする請求項1に記載の自動販売機の制御装置。
  3. 外気温を検知する外気温検知手段を備え、ピークカット運転中に、前記庫内温度検知手段で検知した商品収納庫内の温度が、前記外気温検知手段により検知した外気温で補正されたピークカット解除温度に達した場合は、前記ピークカット運転を解除して前記通常運転を行うことを特徴とする請求項1または2に記載の自動販売機の制御装置。
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