JP3159885B2 - 自動販売機 - Google Patents

自動販売機

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JP3159885B2
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vending machine
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heater
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義博 川口
誠之 大野
健二 武藤
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東京電力株式会社
富士電機株式会社
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    • FMECHANICAL ENGINEERING; LIGHTING; HEATING; WEAPONS; BLASTING
    • F25REFRIGERATION OR COOLING; COMBINED HEATING AND REFRIGERATION SYSTEMS; HEAT PUMP SYSTEMS; MANUFACTURE OR STORAGE OF ICE; LIQUEFACTION SOLIDIFICATION OF GASES
    • F25DREFRIGERATORS; COLD ROOMS; ICE-BOXES; COOLING OR FREEZING APPARATUS NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • F25D2700/00Means for sensing or measuring; Sensors therefor
    • F25D2700/02Sensors detecting door opening

Landscapes

  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Devices That Are Associated With Refrigeration Equipment (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、缶入り飲料のような商
品(以下、必要に応じて缶系商品という)を冷却または
加熱して販売する自動販売機に関し、特に、いわゆるピ
ークカット運転時の温度制御方法を改良した自動販売機
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の自動販売機では、一日の
うちで電力需要が集中する特定時間帯に冷却機またはヒ
ータをタイマ制御により強制的にオフして消費電力をカ
ットする(これをピークカット運転という)ことが行な
われている。また、このピークカット運転に先立ち、冷
却機またはヒータをオン/オフする温度設定値(上下限
値)を通常の温度設定値からシフトして過冷却または過
加熱を行なうことにより、以後のピークカット運転に備
えて蓄熱が行なわれている(これをピークシフト運転と
いう)。
【0003】なお、通常、ピークカット運転時には冷却
機やヒータを強制的にオフして省電力化を図っている
が、商品が収納された庫内の温度が上限値または下限値
に達した場合、それ以後は通常運転時の温度設定値に従
って庫内温度を制御することにより、商品価値を損なわ
ないように対処している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記自動販売機では、
庫内温度センサによる温度検出値を商品の温度とみなし
ているが、この商品の温度(飲料温度)を一層正確に検
出するために、温度センサを缶容器の表面に接触させる
ことが行われている。しかるに、温度センサの構造上の
問題や缶容器表面との隙間等に起因して、温度センサに
よる温度検出値は必ずしも飲料温度と一致していない。
【0005】このため、ピークカット運転時に、商品の
補充や点検のために自動販売機の扉が一時的に開けられ
た場合、外気温に応じて温度センサによる温度検出値が
上昇または低下してしまい、予め設定してある上限値ま
たは下限値に達してしまう。すなわち、この温度検出値
に基づいて温度制御を行う制御部は、外気温という外乱
により、夏季のような冷却運転時には飲料温度が上限値
に達したと誤認し、また、冬季のような加熱運転時には
飲料温度が下限値に達したと誤認する結果、通常運転時
の温度設定値に従って冷却機またはヒータを運転するこ
とになる。
【0006】従って、実際には飲料温度が適温であるに
も関わらず冷却機やヒータを無駄に運転することになる
ので、十分な省電力効果が得られないという問題があっ
た。本発明は上記問題点を解決するためになされたもの
で、その目的とするところは、商品価値を損なうことな
くピークカット運転時の省電力効果を高めることができ
る自動販売機を提供することにある。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明は、販売商品が収納された庫内の温度を庫内
温度センサにより検出し、この温度検出値を上下限の設
定温度と比較して冷却機またはヒータをオン/オフ制御
することにより前記商品を冷却または加熱して販売する
自動販売機であって、通常運転時とは異なる上下限の温
度設定値により過冷却または過加熱を行うピークシフト
運転と、このピークシフト運転に連続して冷却機または
ヒータを強制的にオフさせるピークカット運転とを実行
させ、かつ、ピークカット運転中に温度検出値が上限値
または下限値を越えた場合に通常運転を行う制御部を備
えた自動販売機において、前記制御部は、ピークカット
運転中に自動販売機の扉が開放された場合に、その開放
時間が一定時間を越え、かつ、温度検出値が上限値また
は下限値を越えた場合に通常運転を行うものである。
【0008】
【作用】本発明においては、ピークカット運転時におい
て、自動販売機の扉開放時に外気温が庫内温度センサに
外乱として作用することにより、実際の商品温度とは異
なる温度検出値が制御部に一時的に入力されても、扉開
放時間が一定時間に達しない間は冷却機またはヒータの
強制的なオフが維持されるので、電力を浪費することが
ない。
【0009】
【実施例】以下、図に沿って本発明の実施例を説明す
る。図1はこの実施例の主要部を示しており、図におい
て、1は現在時刻を後述の制御部4に通知し、かつ、ピ
ークシフト運転やピークカット運転の時刻が設定される
タイマ、2は缶系商品が収納された庫内の温度を検出す
る庫内温度センサ、3は自動販売機の扉の開閉を検出す
る扉開閉センサ、4はタイマ1及び各センサ2,3の出
力信号に基づいて冷却機5またはヒータ6の運転を制御
する制御部である。
【0010】図2は、この実施例における制御動作を示
すフローチャートであり、図3は通常運転時、ピークシ
フト運転時及びピークカット運転時における庫内温度変
化を示す図である。以下、これらの図を参照しつつ実施
例の動作を説明する。なお、ここでは冷却運転を行うも
のとし、図3に示すように、通常運転時には温度設定値
の下限値及び上限値をそれぞれB,Cとし、また、ピー
クシフト運転時には下限値及び上限値をそれぞれA,B
とし、ピークカット運転時には下限値及び上限値をそれ
ぞれC,Dとして運転するものとする。図示するよう
に、A〜Dの間にはA<B<C<Dの関係がある。
【0011】図2において、庫内温度センサ2による温
度検出値は常時、制御部4に入力されている(S0)。
制御部4は、タイマ1の出力に基づいて現在時刻がピー
クカット時間帯か否かを判断しており(S1)、ピーク
カット時間帯である場合(S1 YES)には、扉開閉
センサ3の出力により自動販売機の扉が開けられたか否
かを判断する(S2)。
【0012】扉が開けられていない場合(S2 NO)
には、通常の制御により、庫内温度が上限値Dを越えた
か否かを判断し(S4)、越えた場合(S4 YES)
には通常運転を行う。すなわち、この場合には、外気温
による外乱がなく、庫内温度センサ2による温度検出値
は商品温度(飲料温度)に等しいと推定できるので、下
限値をB、上限値をCとする通常運転を行えば良い。
【0013】扉が開けられた場合(S2 YES)に
は、扉開放時間(扉が開けられてからの経過時間)を計
測し、これが時間T1を越えたか否かを判断する(S
3)。ここで、時間T1は、扉の開放による外気の侵入
が商品温度(飲料温度)を上昇させる時間を考慮して設
定される。扉開放時間が時間T1を越えた場合(S3
YES)、前記同様に温度検出値が上限値Dを越えたか
否かを判断し(S4)、越えた場合(S4 YES)に
は通常運転を行う。
【0014】つまり、この実施例では、ピークカット運
転中に扉が開けられた場合、図3の時刻t2のように温
度検出値が上限値Dを越えたとしても、直ちに通常運転
を行わずに冷却機を停止させたままとし、扉開放時間が
一定時間T1を越えた時点で温度検出値が上限値Dを越
えていれば通常運転を行うこととしている。なお、図3
において、時刻t1は扉を開けた時刻である。
【0015】従って、扉開放時に外気温が庫内温度セン
サ2に外乱として作用し、実際の商品温度よりも高い温
度検出値が制御部4に一時的に入力されても、冷却機5
の強制的なオフは維持されるので、ピークカット運転時
に電力を浪費することがない。なお、図示されていない
が、自動販売機の加熱運転時には、扉開放時間が一定時
間を越え、かつ、温度検出値がピークカット運転時の下
限値を越えている場合に通常運転を行うこととなる。
【0016】上記各実施例では、缶系商品を冷却または
加熱して販売する自動販売機につき説明したが、本発明
は商品を冷却または加熱して販売するすべての自動販売
機に適用可能であり、例えば、瓶入りまたは紙パック入
りの商品の自動販売機にも適用可能である。
【0017】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、ピークカ
ット運転時の扉開放により外気温が外乱として温度検出
値に作用しても、扉開放時間を考慮して必要時にのみ冷
却機またはヒータを運転するようにしたため、適温とい
う商品価値を損なうことなく、ピークカット運転時の消
費電力を少なくして省電力効果を高めることができる。
また、従来技術に比べて、回路構成上は扉開閉センサの
みを付加し、ピークカット運転時の制御部の処理は、主
に扉開放時間の比較処理を付加すれば良いだけであるた
め、コストの大幅な増加を招く心配もない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例の主要部を示すブロック図であ
る。
【図2】図1の実施例における制御動作を示すフローチ
ャートである。
【図3】図1の実施例における庫内温度の変化を示す図
である。
【符号の説明】
1 タイマ 2 庫内温度センサ 3 扉開閉センサ 4 制御部 5 冷却機 6 ヒータ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 武藤 健二 神奈川県川崎市川崎区田辺新田1番1号 富士電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平7−29057(JP,A) 特開 平6−60260(JP,A) 実開 昭62−71782(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G07F 5/00 - 9/10 F25D 11/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 販売商品が収納された庫内の温度を庫内
    温度センサにより検出し、この温度検出値を上下限の設
    定温度と比較して冷却機またはヒータをオン/オフ制御
    することにより前記商品を冷却または加熱して販売する
    自動販売機であって、通常運転時とは異なる上下限の温
    度設定値により過冷却または過加熱を行うピークシフト
    運転と、このピークシフト運転に連続して冷却機または
    ヒータを強制的にオフさせるピークカット運転とを実行
    させ、かつ、ピークカット運転中に温度検出値が上限値
    または下限値を越えた場合に通常運転を行う制御部を備
    えた自動販売機において、 前記制御部は、ピークカット運転中に自動販売機の扉が
    開放された場合に、その開放時間が一定時間を越え、か
    つ、温度検出値が上限値または下限値を越えた場合に通
    常運転を行うことを特徴とする自動販売機。
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