JP6130293B2 - ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 - Google Patents

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Description

本発明は、InP系などの材料より作製されるヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法に関するものである。
InP系ヘテロ接合バイポーラトランジスタ(Heterojunction bipolar transistor:HBT)は高周波動作に優れており、近年では遮断周波数および発振遮断周波数が500GHz以上を超える特性が報告されている。このような特性の実現には、ベース・コレクタ容量およびベース抵抗を低減するために、エミッタ幅およびエミッタ・ベース間距離を縮小するデバイス微細加工技術が必要となる。
微細化による高周波動作に優れたInP系ヘテロ接合バイポーラトランジスタを作製するにあたって、これまで、エミッタメサに対して自己整合的にベース電極を形成する手法が、多く用いられている。この1例について、図2を用いて説明する。図2は、InP系の材料を用いて作製されたヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す断面図である(非特許文献1参照)。
この、InP系材料によるヘテロ接合バイポーラトランジスタは、まず、半絶縁性基板201の上に、InPよりなるサブコレクタ層202が形成され、サブコレクタ層202の上にInGaAsからなるコレクタ層203が形成されている。また、コレクタ層203の上に、p+−InGaAsからなるベース層204が形成され、ベース層204の上に、InPからなるエミッタ層205が形成されている。
また、エミッタ層205の上に、n+−InGaAsからなるエミッタキャップ層206が形成され、エミッタキャップ層206の上にエミッタ電極207が形成されている。また、エミッタメサの周囲のベース層204の上にベース電極209が形成され、コレクタメサの周囲のサブコレクタ層202の上に、コレクタ電極210が形成されている。
このバイポーラトランジスタの製造では、ベース電極209は、エミッタ電極207を一部のマスクとして利用したリフトオフ法により形成されている。この結果、ベース電極209は、エミッタ電極207より小さい径のエミッタ層205,エミッタキャップ層206とは離間して配置される。また、ベース電極209の厚さを、エミッタ層205,エミッタキャップ層206によるエミッタメサの厚さ(高さ)より小さくすれば、ベース電極209とエミッタ電極207とは、空間的に分離した状態となる。
このように、ベース電極209を、エミッタ電極207やエミッタメサより電気的に分離するいわゆる自己整合法により、ベース電極209は形成されている。この自己整合法を用いれば、露光装置の位置合わせ(アライメント)精度に依存することなく、微細なエミッタ・ベース間距離が形成可能となる。
ここで、上述したバイポーラトランジスタの作製では、よく知られた電子線露光による2層レジストを用いたリフトオフにより、0.35μm幅のエミッタ電極207を形成している。また、エミッタメサ形成をする際に、エミッタメサ(エミッタ層205,エミッタキャップ層206)をサイドエッチングして片側に0.05μmのアンダーカット形成し、実効的なエミッタメサ幅を0.25μmとしている。このように、平面視でエミッタ電極207よりエミッタメサを小さな系とすることで、エミッタ層205,エミッタキャップ層206と接触することなく、ベース電極209を形成することを可能としている。
上述した技術によれば、露光装置のアライメント精度によらず、0.05μmのエミッタ・ベース間距離が実現されている。このように、微細なエミッタ・ベース間距離を実現することにより、コレクタ容量が大きく低減され、500GHz以上のftが実現されている。
次に、第2の例について図3を用いて説明する(非特許文献2参照)。このInP系材料によるヘテロ接合バイポーラトランジスタは、まず、半絶縁性基板301の上に、InPからなるサブコレクタ層302が形成され、サブコレクタ層302の上にInPからなるコレクタ層303が形成されている。また、コレクタ層303の上に、p+−InGaAsからなるベース層304が形成され、ベース層304の上にInPからなるエミッタ層305が形成されている。
また、エミッタ層305の上に、InGaAsからなるエミッタコンタクト層306が形成され、エミッタコンタクト層306の上に、WSiからなる第1エミッタ電極307が形成されている。また、第1エミッタ電極307上には、Ti/Pt/Auから構成された第2エミッタ電極308が形成され、第2エミッタ電極308の上には、Pt/Ti/Pt/Auから構成された第3エミッタ電極310が形成されている。
また、第1エミッタ電極307、第2エミッタ電極308、エミッタコンタクト層306の側面、およびエミッタ層305の上面を被覆して、SiN層312が形成されている。また、ベース層304の上には、ベース電極309が形成され、サブコレクタ層302の上には、コレクタ電極311が形成されている。
上述した構成としているバイポーラトランジスタの製造では、半絶縁性基板301基板の上に、素子を構成する各半導体層を成長させた後、エミッタ電極となる電極材料の層を形成している。電極材料の層形成では、まず、エミッタコンタクト層306となる半導体層の上にWSiの層を形成し、この上に、Ti/Pt/Auの金属積層構造を形成する。次いで、金属積層構造をパターニングして第2エミッタ電極308を形成する。この後、反応性イオンエッチング(Reactive ion etching:RIE)により、WSi層をエッチングする。このWSi層のエッチング時に、横方向にもエッチングしてアンダーカットを入れて第1エミッタ電極307を形成する。これにより、第1エミッタ電極307を第2エミッタ電極308より小さい径とする。
この後、エミッタコンタクト層306,エミッタ層305を形成し、次いで、SiNを堆積してSiN膜を形成する。エミッタコンタクト層306は、第2エミッタ電極308,第1エミッタ電極307をマスクパタンとしたパターニングにより形成すればよい。このパターニング時にアンダーカットを入れることで、エミッタコンタクト層306は、第1エミッタ電極307より小さな径に形成する。
次に、堆積したSiN膜が、エミッタコンタクト層306、第2エミッタ電極308、第1エミッタ電極307およびInPエミッタ層305のみを被覆する状態に選択的にエッチングし、SiN層312とする。さらに、2層レジストを用いたリフトオフにより、ベース電極309を形成する。
上述したベース電極309の形成においては、同時に第3エミッタ電極310も形成する。ここで、エミッタコンタクト層306,エミッタ層305の積層(層厚)方向の高さに比較して、ベース電極309の厚さを小さくしておけば、第3エミッタ電極310とベース電極309とが、自動的に電気的に分離した状態となる。このように、第2の例においても、エミッタメサに対してベース電極を自己整合的に作製可能であり、高速動作に優れたヘテロ接合バイポーラトランジスタを実現している。
M. Feng et al. , "Over 500 GHz InP Heterojunction Bipolar Transistors", 2004 International Conference on Indium Phosphide and Related Materials, pp. 653-658, 2004. Y. Matsuoka et al. , "On the Emitter Resistance of High-Performance GaAs- and InP-Based Heterojunction Bipolar Transistors",Japanese Journal of Applied Physics, vol.47, no.6, pp.4441-4447, 2008.
上述したように、従来の技術によれば、0.05μmの微細なエミッタ・ベース間距離が実現され、優れた高周波特性を持つヘテロ接合バイポーラトランジスタ作製が可能である。ところで、素子の周囲を最終的に絶縁材料で覆うようにしている。このとき、SiO2などの絶縁材料を用いると、素子側面の全てに同一の層からなるSiO2が接することになり、この界面に発生するリーク電流が問題となる。このため、素子周囲を充填する絶縁材料には、現在、ベンゾシクロブテン(BCB)などの樹脂が用いられている。
ところが、塗布などにより形成される樹脂の膜は、あまり薄くできない。ここで、樹脂による充填層の上に形成した配線と、各電極との接続のための貫通配線を形成するために、充填層にスルーホールを形成することになるが、微細なエミッタ電極の上に形成するスルーホールは、エミッタ電極の径より小さな径の微細なものとなる。このような微細な径を充填層に形成するためには、0.35μmより小さな開口部を備えるマスクパタンを形成することになる。
しかしながら、上述したような0.35μmより小さな開口径のパタンは、現状では、光源をi線(波長365nm)とした露光装置(例えばi線ステッパ)の解像限界を超えている。このため、上述したような微細な寸法のパタン形成では、電子線(Electron Beam;EB)描写装置を用いたEB描画を使う必要がある。前述した素子部分の形成では、i線を光源としたフォトリソグラフィー技術で形成可能であるが、充填層に形成するエミッタ電極へのスルーホールは、i線によるフォトリソグラフィー技術の解像限界を超えたものとなり、EB描画が必要となる。よく知られているように、EB描画では、装置内の露光を行う領域を真空排気する必要があるなど、多くの時間を要するため、スループットが低下してしまうという問題がある。
以上のように、従来技術では、製造工程のスループットを犠牲にすることなく、高周波特性に優れた微細なヘテロ接合バイポーラトランジスタを作製することは容易ではないという問題があった。
本発明は、以上のような問題点を解消するためになされたものであり、製造工程のスループットを犠牲にすることなく、高周波特性に優れた微細なヘテロ接合バイポーラトランジスタが作製できるようにすることを目的とする。
本発明に係るヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法は、半絶縁性の化合物半導体からなる基板の上に、第1化合物半導体層,第2化合物半導体層,第3化合物半導体層,第4化合物半導体層,第5化合物半導体層を、順次に積層する第1工程と、第5化合物半導体層の上に、電極材料層を形成する第2工程と、電極材料層をパターニングして第1エミッタ電極を形成する第3工程と、第5化合物半導体層をパターニングし、第1エミッタ電極より小さい径のエミッタコンタクト層を形成する第4工程と、全域に絶縁膜を形成し、絶縁膜の上にポジ型フォトレジスト膜を形成し、ポジ型フォトレジスト膜の全域を露光して現像することで、第1エミッタ電極の庇の下部にレジストパタンを形成し、レジストパタンを用いて絶縁膜を加工してレジストパタンを除去することで、エミッタコンタクト層の側面のみに第1絶縁層を形成する第5工程と、第4化合物半導体層をパターニングしてエミッタ層を形成する第6工程と、エミッタ層の周囲の第3化合物半導体層の上にベース電極を形成し、同時に第1エミッタ電極の上に接して第2エミッタ電極を形成する第7工程と、第1エミッタ電極,第2エミッタ電極の側面、エミッタコンタクト層の周囲、およびベース電極を覆う第2絶縁層を形成する第8工程と、第2エミッタ電極の上に接して第3エミッタ電極を形成する第9工程と、第3化合物半導体層をパターニングしてベース層を形成し、エミッタ層の周囲のベース層上にベース電極が配置された状態とする第10工程と、第2化合物半導体層をパターニングしてコレクタ層を形成する第11工程と、コレクタ層の周囲の第1化合物半導体層の上にコレクタ電極を形成する第12工程と、第1化合物半導体層をパターニングしてサブコレクタ層を形成する第13工程と、基板の上に樹脂からなる充填層を形成し、充填層で、サブコレクタ層,コレクタ層,ベース層,エミッタ層,エミッタコンタクト層,第1エミッタ電極,ベース電極,第2エミッタ電極,第3エミッタ電極,コレクタ電極を備える素子部を埋め込む第14工程と、充填層をエッチバックして第3エミッタ電極の上面を露出させる第15工程と、第3エミッタ電極の上面に接続する配線を充填層の上に形成する第16工程とを備える。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、電極材料層は、タングステンを主成分とする材料から構成し、エミッタコンタクト層は、層厚100〜200nmに形成するようにすればよい。
なお、ヘテロ接合バイポーラトランジスタは、半絶縁性の化合物半導体からなる基板の上に形成されたサブコレクタ層と、サブコレクタ層の上に形成されたコレクタ層と、コレクタ層の周囲のサブコレクタ層の上に形成されたコレクタ電極と、コレクタ層の上に形成されたベース層と、ベース層の上に形成されたエミッタ層と、エミッタ層の周囲のベース層の上に形成されたベース電極と、エミッタ層の上に形成されたエミッタコンタクト層と、エミッタコンタクト層の上に形成された第1エミッタ電極と、第1エミッタ電極の上に接して形成された第2エミッタ電極と、第2エミッタ電極の上に接して形成された第3エミッタ電極と、エミッタコンタクト層の側面に形成された第1絶縁層と、第1エミッタ電極,第2エミッタ電極の側面、エミッタコンタクト層の周囲、およびベース電極を覆って形成された第2絶縁層と、サブコレクタ層,コレクタ層,ベース層,エミッタ層,エミッタコンタクト層,第1エミッタ電極,ベース電極,第2エミッタ電極,第3エミッタ電極,コレクタ電極を備える素子部の周囲を埋めて、第3エミッタ電極の上面が露出する状態に形成された樹脂からなる充填層と、第3エミッタ電極の上面に接続して充填層の上に形成された配線とを備える。
上記ヘテロ接合バイポーラトランジスタにおいて、電極材料層は、タングステンを主成分とする材料から構成され、エミッタコンタクト層は、層厚100〜200nmに形成されているとよい。
以上説明したことにより、本発明によれば、製造工程のスループットを犠牲にすることなく、高周波特性に優れた微細なヘテロ接合バイポーラトランジスタが作製できるようになるという優れた効果が得られる。
図1Aは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Bは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Cは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Dは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Eは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Fは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Gは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Hは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Iは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図1Jは、本発明の実施の形態におけるヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。 図2は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す断面図である。 図3は、ヘテロ接合バイポーラトランジスタの構成を示す断面図である。
以下、本発明の実施の形態について図を参照して説明する。図1A〜図1Jは、本発明の実施の形態における、ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法を説明する途中工程の状態を模式的に示す断面図である。
まず、図1Aに示すように、鉄をドープするなどのことにより半絶縁性としたInPからなる基板101上に、n+−InP層(第1化合物半導体層)122,InGaAs層(第2化合物半導体層)123,p+−InGaAs層(第3化合物半導体層)124,アンドープのInP層(第4化合物半導体層)125,n+−InGaAs層(第5化合物半導体層)126を、この順に堆積して形成する(第1工程)。これらは、例えば、よく知られた有機金属気相成長法や分子線エピタキシー法により形成できる。ここで、InP層125は、層厚20nm程度に形成し、n+−InGaAs層126は、層厚100nm程度に形成する。
なお、n+−InP層122はサブコレクタとなり、InGaAs層123はコレクタとなり、p+−InGaAs層124はベースとなり、InP層125はエミッタとなり、n+−InGaAs層126はエミッタコンタクトとなる。
以上のように各半導体層を成長した後、引き続いて、タングステンを主成分とする電極材料層127を形成する(第2工程)。電極材料層127は、W、WSi、TiWあるいはWNのいずれか(タングステンを主成分とする材料)より構成すればよく、例えば、スパッタ法もしくは蒸着法により形成することができる。電極材料層127は、例えば、層厚150nm程度に形成する。電極材料層127は、エミッタコンタクトに接して配置されるエミッタ電極となる。この層は、層厚200nm程度まで厚くすることができるが、層厚が200nmを超えると、タングステン系材料は応力が大きいため、膜剥がれが発生する。また、エミッタコンタクト抵抗を下げるために、エミッタコンタクトとなるn+−InGaAs層126と電極材料層127との間に、Ti層あるいはMo層を挿入してもよい。
次に、図1Bに示すようにレジストパタン151を形成し、レジストパタン151をマスクとしたエッチングによりパターニングし、第1エミッタ電極107を形成する(第3工程)。例えば、SF6ガスを用いたRIE(Reactive ion etching)を実施すればよい。ここで、レジストパタン151の基板平面方向の寸法(幅)が、0.35μm程度であれば、i線ステッパを用いた露光によるリソグラフィーで、レジストパタン151が形成できる。このような寸法のレジストパタン151を用いて形成した第1エミッタ電極107は、基板平面方向の寸法が、0.35μm程度となる。
さらに、Cl2ガスを用いたRIEにより、層厚方向に8割程度n+−InGaAs層126をエッチングし、次いで、ウェットエッチングにより、残りのn+−InGaAs層126をエッチングしてパターニングし、エミッタコンタクト層106を形成する(第4工程)。この際、サイドエッチングにより、エミッタコンタクト層106の平面視の径を、第1エミッタ電極107より小さくする。従って、エミッタコンタクト層106(エミッタメサ)の径は、0.35μmより小さくなる。なお、エミッタコンタクト層106は、層厚100〜200nmに形成すればよい。
サイドエッチングの量は、エミッタコンタクト層106の側面(側壁)が、第1エミッタ電極107の側壁(側面)より、内側に0.05μm入り込んだ程度に調整する。図1Bに示す断面では、エミッタコンタクト層106の片側のサイドエッチング量が0.05μmとなる状態とすればよい。エッチング時間を制御することでサイドエッチング量が制御できる。なお、n+−InGaAsは、ウェットエッチングによれば等方的かつ低いレートでエッチング可能であり、サイドエッチング量はウェットエッチング時間で容易に制御が可能である。
次に、図1Cに示すように、全域にSiN膜152を形成する。SiN膜152は、スパッタ法,またはプラズマCVD法に形成すればよく、膜厚は30nm程度とすればよい。次に、SiN膜152をパターニングし、図1Dに示すように、エミッタコンタクト層106の側面、および、エミッタコンタクト層106周囲の一部のInP層125を覆うSiN層(第1絶縁層)108を形成する(第5工程)。
例えば、全域にポジ型のフォトレジストを塗布してレジスト膜(不図示)を形成した後、全域を露光する。このとき、第1エミッタ電極107の庇の下部(エミッタメサ周囲)は、露光されない。この後、現像をすれば、露光された領域が除去され、上述した庇に隠れた未露光部に、レジストパタンが形成される。このようにレジストパタンを形成した後、SF6ガスによるRIEを実施し、レジストパタンを除去すれば、SiN層108が形成できる。
ここで、エミッタコンタクト層106の側面、およびエミッタとなるInP層125の一部にSiN層108を残している理由は、後述するベース電極形成において、ベース電極とエミッタコンタクト層106との間を、完全に絶縁分離するためである。
次に、図1Eに示すように、InP層125をパターニングし、エミッタ層105を形成する(第6工程)。エミッタ層105は、第1エミッタ電極107以下の径に形成する。ここでは、第1エミッタ電極107と同じ径にエミッタ層105を形成する。次いで、エミッタコンタクト層106,エミッタ層105の周囲のp+−InGaAs層124の上にベース電極109を形成し、同時に、第1エミッタ電極107の上に接して第2エミッタ電極110を形成する(第7工程)。例えば、側面がSiN層108で覆われているエミッタコンタクト層106,第1エミッタ電極107をマスクパタンとし、ウェットエッチングによりInP層125を選択的にエッチング除去することで、エミッタ層105を形成すればよい。
また、上述したようにエミッタ層105を形成した後、露光光源としてi線を用いた2層レジストパタンによるリフトオフ法で、ベース電極109,第2エミッタ電極110を形成すればよい。これら電極は、Pt/Ti/Pt/Auによる金属積層構造とされていればよい。これら電極形成において、上記2層レジストパタンは、第1エミッタ電極107の領域およびベース電極形成領域に開口部を備えるものとすればよい。この形状のレジストパタンの上より、金属材料を堆積すれば、開口部以外の領域に堆積された金属は、レジストパタンのリフトオフとともに除去される。この結果、上記開口部の領域に、金属材料が残ることになる。
上述したように、開口部の領域の中央部には、エミッタメサが形成されこの上に第1エミッタ電極107が形成されている。従って、リフトオフにより残った金属は、エミッタメサ周囲、および第1エミッタ電極107の上に配置されることになる。エミッタメサ周囲に配置された金属が、ベース電極109となり、第1エミッタ電極107の上に配置された金属が、第2エミッタ電極110となる。従って、平面視で、エミッタメサ周囲に自己整合的にベース電極109が形成されるようになる。
上述したように、ベース電極109は、エミッタメサに対して自己整合的に形成されており、ステッパのアライメント精度に依存することなく、0.05μmの微細なエミッタ・ベース間距離を実現できる。0.05μmは、エミッタコンタクト層106形成時のサイドエッチングによるものであり、前述したように、サイドエッチング量により容易に制御可能な間隔である。
また、堆積する金属材料の厚さ(ベース電極109の厚さ)を、エミッタメサの高さより小さくすれば、ベース電極109と第1エミッタ電極107とが、接触することもない。前述したように、n+−InGaAs層126より形成するエミッタコンタクト層106は層厚100nmとなり、InP層125より形成するエミッタ層105の層厚は20nmとなる。この結果、ベースとなるp+−InGaAs層124層の上面から第1エミッタ電極107の下面までの積層方向の距離は、120nmとなる。
このため、ベース電極109の厚さを80nm程度としておけば、金属材料の堆積状態やリフトオフにおける形成状態などを考慮しても、ベース電極109と第1エミッタ電極107とを、空間的に分離することができる。また、ベース電極109の厚さが80nmであれば、ベース電極抵抗を十分小さくすることが可能である。また、よりベース電極抵抗を低減したい場合、例えば、エミッタコンタクト層106の層厚を200nmとし、ベース電極109の厚さを110nm程度すればよい。エミッタコンタクト層106を厚くするとエミッタ抵抗は増加するが、この層厚が200nmまであれば、電流利得遮断周波数を大きく劣化させることはない。
次に、図1Fに示すように、全域にSiNを堆積して厚さ100nm程度のSiN膜153を形成する。次いで、公知のフォトリソグラフィー技術およびエッチング技術により、SiN膜153をパターニングし、図1Gに示すように、エミッタメサ周囲、第1エミッタ電極107,第2エミッタ電極110の側面、および、ベース電極109を覆う、SiN層(第2絶縁層)111を形成する(第8工程)。このパターニングでは、ベース電極109の形成部、およびベース電極109の内側のエミッタメサ領域の第2エミッタ電極110上部以外が覆われているレジストパタンをマスクとして用いればよい。従って、このレジストパタンは、第2エミッタ電極110の上部に、開口部を備えるものとなる。
ここで、前述したように第1エミッタ電極107は、径が0.35μm程度であり、この上に形成する第2エミッタ電極110も、径が0.35μm程度となる。これらに対して、厚さ100nm程度にSiN膜153を形成しているので、第2エミッタ電極110形成部は、側部のSiNを含めて径が0.55μmとなる。これらに対し、上記レジストパタンの開口部を形成することになり、この開口部の径は、0.4μm程度であればよいことになる。このような寸法精度のレジストパタンは、i線を露光光源としたフォトリソグラフィーで形成可能である。
この後、図1Gに示すように、第2エミッタ電極110の上に接して第3エミッタ電極112を形成する(第9工程)。例えば、露光光源としてi線を用いた2層レジストパタンによるリフトオフ法で、Ti/Pt/Auの積層構造の第3エミッタ電極112を形成すればよい。また、第3エミッタ電極112は、径を0.4μm程度とすればよく、リフトオフに用いるレジストパタンの開口寸法も0.4μm程度とすればよい。このため、i線を露光光源としたフォトリソグラフィーで、リフトオフのためのレジストパタンが形成可能である。
次に、図1Hに示すように、p+−InGaAs層124をパターニングしてベース層104を形成し、InGaAs層123をパターニングしてコレクタ層103を形成する(第10工程,第11工程)。ベース層104の形成では、エミッタ層105の周囲のベース層104上にベース電極109が配置された状態とする。
例えば、フォトリソグラフィーにより形成したレジストパタンをマスクとしたウェットエッチングにより、p+−InGaAs層124およびInGaAs層123を選択的にエッチングすることで、ベース層104およびコレクタ層103が形成できる。これらは、第1エミッタ電極107より大きな径に形成するため、上記レジストパタンは、i線を用いたフォトリソグラフィーにより形成可能である。なお、このとき、既に形成されているiN層111で覆われている領域、および第3エミッタ電極112の部分も、マスクとして用いることになる。
次に、コレクタ層103の周囲のn+−InP層122上に、露光光源としてi線を用いた2層レジストパタンによるリフトオフ法で、Ti/Pt/Auの積層構造のコレクタ電極113を形成する(第12工程)。次いで、フォトリソグラフィーにより形成したマスクパタンを用いたウェットエッチングにより、n+−InP層122をパターニングしてサブコレクタ層102を形成し、素子間分離を実現する(第13工程)。これらのパターニングにおいても、i線を用いたフォトリソグラフィーが適用可能である。
次に、図1Iに示すように、サブコレクタ層102,コレクタ層103,ベース層104,エミッタ層105,エミッタコンタクト層106,第1エミッタ電極107,ベース電極109,第2エミッタ電極110,第3エミッタ電極112,コレクタ電極113を備える素子部を埋め込む状態に、樹脂からなる充填層114を形成する(第14工程)。充填層114は、ベンゾシクロブテン(BCB)を塗布して熱硬化することで形成できる。
次に、充填層114をウェハ全面でエッチングバックし、図1Jに示すように、第3エミッタ電極112の上面を露出させる(第15工程)。実施の形態によれば、第3エミッタ電極112を形成してエミッタ電極の上面をより高くしているので、充填層114をある程度エッチバックすれば、容易に第3エミッタ電極112の上面を露出させることができる。このようにして、第3エミッタ電極112の上面を露出させたら、第3エミッタ電極112に接続する配線115を、充填層114の上に形成する(第16工程)。また、図示していないが、ベース電極109およびコレクタ電極113の各々に到達するスルーホールを充填層114に形成し、形成したスルーホールに金属を充填して貫通配線(不図示)を形成する。また、これらの貫通配線の各々に接続する配線(不図示)を、充填層114の上に形成し、工程を完了する。
上述した各工程により、半絶縁性の化合物半導体からなる基板101の上に形成されたサブコレクタ層102と、サブコレクタ層102の上に形成されたコレクタ層103と、コレクタ層103の周囲のサブコレクタ層102の上に形成されたコレクタ電極113と、コレクタ層103の上に形成されたベース層104と、ベース層104の上に形成されたエミッタ層105と、エミッタ層105の周囲のベース層104の上に形成されたベース電極109と、エミッタ層105の上に形成されたエミッタコンタクト層106と、エミッタコンタクト層106の上に形成された第1エミッタ電極107と、第1エミッタ電極107の上に接して形成された第2エミッタ電極110と、第2エミッタ電極110の上に接して形成された第3エミッタ電極112と、エミッタコンタクト層106の側面に形成されたSiN層(第1絶縁層)108と、第1エミッタ電極107,第2エミッタ電極110の側面、エミッタコンタクト層106の周囲、およびベース電極109を覆って形成されたSiN層(第2絶縁層)111と、サブコレクタ層102,コレクタ層103,ベース層104,エミッタ層105,エミッタコンタクト層106,第1エミッタ電極107,ベース電極109,第2エミッタ電極110,第3エミッタ電極112,コレクタ電極113を備える素子部の周囲を埋めて、第3エミッタ電極112の上面が露出する状態に形成された樹脂からなる充填層114と、第3エミッタ電極112の上面に接続して充填層114の上に形成された配線115とを備えるヘテロ接合バイポーラトランジスタが作製される。
上述したように、本発明によれば、第3エミッタ電極112を形成することで、エミッタ電極の上面がより高い位置に形成されるようにしたので、樹脂による充填層114にスルーホールを形成することなく、エミッタ電極に接続する配線を形成することができる。このように、本発明によれば、EB描画を用いる必要がないので、製造工程のスループットを犠牲にすることなく、高周波特性に優れた、微細な素子が作製できるようになる。
また、本発明によれば、リソグラフィーが用いられる工程では、i線ステッパを用いるなど、i線を光源とすればよく、電子線露光を用いる必要がないので、スループットを向上させることができる。
ここで、開口パタンなどの抜きパタンの形成では、現像処理により除去される領域が抜きパタンの部分となる。このため、よく知られているように、形成される抜きパタンの寸法は、露光光の照射領域で決定される寸法より小さくすることはできず、光源の解像限界による制約を受ける。例えば、i線ステッパを用いた場合、0.35μm程度が限界である。
これに対し、残しパタンの形成では、現像処理により残る領域がパタンの部分となる。このため、露光量や現像条件を制御することにより、露光光の照射領域で決定される寸法より残しパタンの寸法を小さくできる。例えば、露光条件の調整により、0.20μmまで縮小は可能である。
本発明では、抜きパタンをレジストパタンとして用いる工程は、電極形成工程であり、素子のメサを形成する工程では、残しパタンをレジストパタンとして用いればよく、紫外線露光の解像限界以下の寸法としたメサ形状が形成可能である。また、本発明では、エミッタコンタクト層の側面などを第1絶縁層で覆うようにしたので、エミッタコンタクト層とベース電極とが、第1絶縁層で絶縁分離されるようになる。このため、パターニングによりエミッタ・ベース間距離を制御して形成する必要がない。この点でも、電子線露光を用いる必要がない。このように、本発明では、電子線露光などのスループットの低下を招く工程を用いることなく、より微細な素子部の形成を可能とし、樹脂から構成した充填層で、素子部を保護することが可能となる。
また、本発明では、紫外線を用いた露光工程に電子線を用いた露光工程を組み合わせる必要がなく、露光の工程は、例えば、全てi線ステッパを用いて行えばよい。このため、異なる露光装置を混在させたことによる、アライメントずれなどが発生しない。例えば、EB描画で作製したパタンに合わせてi線ステッパで形成したパタンは、i線ステッパで作製したパタンに合わせてi線ステッパで形成したパタンに比べ、アライメントずれが大きくなる。
上述したヘテロ接合バイポーラトランジスタの作製では、例えば、エミッタメサに対してベース電極を自己整合で形成しているので、エミッタとベースとの間の距離は均一に規定されるが、ベース電極幅は、上述したアライメントずれにより変動してしまう。微細な素子になるほどベース電極幅も微細となるため、上述したようなアライメントずれが、ウェハ面内の素子の均一性・歩留まりに大きく影響する結果となる。
これに対し、本発明によれば、前述したように、露光の工程は、例えば、全てi線ステッパを用いて行うことができるので、上述したようなアライメントずれの問題が抑制できるようになる。
なお、本発明は以上に説明した実施の形態に限定されるものではなく、本発明の技術的思想内で、当分野において通常の知識を有する者により、多くの変形および組み合わせが実施可能であることは明白である。例えば、上述では、ベース層104およびコレクタ層103を、InGaAsから構成した場合を示したが、これに限るものではない。ベース層104は、GaAsSb、InGaAsSb、AlGaAsSbから構成してもよく、上述同様の効果が得られる。また、コレクタ層103は、InP、InAlGaAs、InAlAs、InGaAsPから構成してもよく、上述同様の効果が得られる。
また、上述では、ベース電極10を、Pt/Ti/Pt/Auの積層構造としたが、これに限るものではなく、Pt/Ti/Mo/Au、Pt/Ti/Mo/Ti/Pt/Auの積層構造、Pt/Mo/Au、Mo/Auの積層構造としてもよい。
101…基板、102…サブコレクタ層、103…コレクタ層、104…ベース層、105…エミッタ層、106…エミッタコンタクト層、107…第1エミッタ電極、108…SiN層(第1絶縁層)、109…ベース電極、110…第2エミッタ電極、111…SiN層(第2絶縁層)、112…第3エミッタ電極、113…コレクタ電極、114…充填層、115…配線、122…+−InP層(第1化合物半導体層)、123…InGaAs層(第2化合物半導体層)、124…p+−InGaAs層(第3化合物半導体層)、125…InP層(第4化合物半導体層)、126…n+−InGaAs層(第5化合物半導体層)、127…電極材料層、151…レジストパタン、152…SiN膜、153…SiN膜。

Claims (2)

  1. 半絶縁性の化合物半導体からなる基板の上に、第1化合物半導体層,第2化合物半導体層,第3化合物半導体層,第4化合物半導体層,第5化合物半導体層を、順次に積層する第1工程と、
    前記第5化合物半導体層の上に、電極材料層を形成する第2工程と、
    前記電極材料層をパターニングして第1エミッタ電極を形成する第3工程と、
    前記第5化合物半導体層をパターニングし、前記第1エミッタ電極より小さい径のエミッタコンタクト層を形成する第4工程と、
    全域に絶縁膜を形成し、前記絶縁膜の上にポジ型フォトレジスト膜を形成し、前記ポジ型フォトレジスト膜の全域を露光して現像することで、前記第1エミッタ電極の庇の下部にレジストパタンを形成し、前記レジストパタンを用いて前記絶縁膜を加工して前記レジストパタンを除去することで、前記エミッタコンタクト層の側面のみに第1絶縁層を形成する第5工程と、
    前記第4化合物半導体層をパターニングしてエミッタ層を形成する第6工程と、
    前記エミッタ層の周囲の前記第3化合物半導体層の上にベース電極を形成し、同時に前記第1エミッタ電極の上に接して第2エミッタ電極を形成する第7工程と、
    前記第1エミッタ電極,前記第2エミッタ電極の側面、前記エミッタコンタクト層の周囲、および前記ベース電極を覆う第2絶縁層を形成する第8工程と、
    前記第2エミッタ電極の上に接して第3エミッタ電極を形成する第9工程と、
    前記第3化合物半導体層をパターニングしてベース層を形成し、前記エミッタ層の周囲の前記ベース層上に前記ベース電極が配置された状態とする第10工程と、
    前記第2化合物半導体層をパターニングしてコレクタ層を形成する第11工程と、
    前記コレクタ層の周囲の前記第1化合物半導体層の上にコレクタ電極を形成する第12工程と、
    前記第1化合物半導体層をパターニングしてサブコレクタ層を形成する第13工程と、
    前記基板の上に樹脂からなる充填層を形成し、前記充填層で、前記サブコレクタ層,前記コレクタ層,前記ベース層,前記エミッタ層,前記エミッタコンタクト層,前記第1エミッタ電極,前記ベース電極,前記第2エミッタ電極,前記第3エミッタ電極,前記コレクタ電極を備える素子部を埋め込む第14工程と、
    前記充填層をエッチバックして前記第3エミッタ電極の上面を露出させる第15工程と、
    前記第3エミッタ電極の上面に接続する配線を前記充填層の上に形成する第16工程と
    を備えることを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
  2. 請求項1記載のヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法において、
    前記電極材料層は、タングステンを主成分とする材料から構成し、
    前記エミッタコンタクト層は、層厚100〜200nmに形成することを特徴とするヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法。
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