JP6128413B2 - 警報装置、端末装置、警報システム、警報出力方法、通知方法 - Google Patents

警報装置、端末装置、警報システム、警報出力方法、通知方法 Download PDF

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Description

本発明は、通知技術に関し、特に車両の走行状態に関する警報を歩行者に通知する警報装置、端末装置、警報システム、警報出力方法、通知方法に関する。
車両と歩行者による車両事故を防止するための技術が提案されている。一例では、自車カメラによって撮影した車両周辺の画像をもとに歩行者の有無を検知した場合に、レーダによって歩行者との接触の危険性が算出される。接触の危険性が大きければ、スピーカからの音の出力あるいはウインカーランプの点滅によって、歩行者に危険であることが通知される(例えば、特許文献1参照)。別の一例では、車両に搭載された通行障害監視システムは、歩行者に携帯された通行障害監視システムからの信号を受信し、危険であると判定すると、歩行者に携帯された通行障害監視システムへ警報を出力する(例えば、特許文献2参照)。
特開2006−163637号公報 特開2002−245595号公報
特許文献1では、画像認識処理、危険性の算出がなされた後に、警報を出力しており、特許文献2では、受信した信号をもとに危険性を判定した後に、警報を出力している。歩行者が車両事故に巻き込まれることを防止するためには、警報を出力するまでの期間が短い方が望ましい。
本発明はこうした状況に鑑みてなされたものであり、その目的は、歩行者に警報を出力するまでの期間を短縮する技術を提供することにある。
上記課題を解決するために、本発明のある態様の警報装置は、車両に搭載可能な警報装置であって、車両の走行速度を取得する取得部と、取得部において取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知する制御部と、制御部が超過状態を検知した場合、歩行者に対して警報を出力する出力部と、を備える。
本発明の別の態様は、端末装置である。この装置は、歩行者が携帯可能な端末装置であって、車両に搭載可能な警報装置から送信された無線信号であって、かつ車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において送信された無線信号を受信する受信部と、受信部が無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知する通知部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、警報装置である。この装置は、車両に搭載可能な警報装置と、歩行者が携帯可能な端末装置とを備えた警報システムにおける警報装置であって、車両の走行速度を取得する取得部と、取得部において取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知する制御部と、制御部が超過状態を検知した場合、警報として、無線信号を送信する出力部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、端末装置である。この装置は、車両に搭載可能な警報装置と、歩行者が携帯可能な端末装置とを備えた警報システムにおける端末装置であって、車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において、警報装置から送信された無線信号を受信する受信部と、受信部が無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知する通知部と、を備える。
本発明のさらに別の態様は、警報システムである。この警報システムは、車両に搭載可能な警報装置と、歩行者が携帯可能な端末装置とを備える。警報装置は、車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において無線信号を送信し、端末装置は、警報装置からの無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知する。
本発明のさらに別の態様は、警報出力方法である。この方法は、車両に搭載可能な警報装置での警報出力方法であって、車両の走行速度を取得するステップと、取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知するステップと、超過状態を検知した場合、歩行者に対して警報を出力するステップと、を備える。
本発明のさらに別の態様は、通知方法である。この方法は、歩行者が携帯可能な端末装置での通知方法であって、車両に搭載可能な警報装置から送信された無線信号であって、かつ車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において送信された無線信号を受信するステップと、無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知するステップと、を備える。
なお、以上の構成要素の任意の組合せ、本発明の表現を方法、装置、システム、記録媒体、コンピュータプログラムなどの間で変換したものもまた、本発明の態様として有効である。
本発明によれば、歩行者に警報を出力するまでの期間を短縮できる。
本発明の実施例1に係る警報システムの構成を示す図である。 図1の警報装置の構成を示す図である。 図2の比較部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図1の端末装置の構成を示す図である。 図2の警報装置による出力手順を示すフローチャートである。 図3の端末装置による通知手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例2に係る警報装置の構成を示す図である。 図7のしきい値設定部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図7の警報装置によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。 図7の警報装置による出力の調節手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例3に係る警報装置の構成を示す図である。 図11のしきい値設定部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図11の警報装置によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。 図11の警報装置による出力の調節手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例4に係る警報装置の構成を示す図である。 図15のしきい値設定部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 図15の警報装置によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。 本発明の実施例5に係る比較部に保持されるテーブルのデータ構造を示す図である。 本発明の実施例5に係る警報装置による一定期間の調節手順を示すフローチャートである。
(実施例1)
本発明を具体的に説明する前に、概要を述べる。本発明の実施例1は、自動車等の車両に搭載された警報装置から、歩行者に携帯された端末装置へ無線信号が送信される警報システムに関する。道路に規定された制限速度よりも一定速度以上高速で、一定時間以上、車両が走行している状態(以下、「超過状態」という)であれば、歩行者に対する危険性が高くなる。警報装置は、超過状態になっていることを検出すれば、車外スピーカを大音量で鳴動させたり、ヘッドライトを点滅させたりすることによって、周囲の歩行者に対して危険を知らしめる。また、警報装置は、車両が視界に入っていない歩行者に対しても危険を知らしめるために、無線信号を送信する。歩行者に携帯された端末装置は、無線信号を受信すると、危険を通知する。
図1は、本発明の実施例1に係る警報システム100の構成を示す。警報システム100は、車両14に搭載された警報装置10、車外スピーカ16、ホーン18、ヘッドライト20、ウインカーランプ22、ブレーキランプ24を含むとともに、歩行者26に携帯された端末装置12を含む。
警報装置10は、例えば、車両14に搭載されたナビゲーション装置内に含まれる。警報装置10は、車両が前述の超過状態になっているかを監視する。車両が超過状態になっている場合、警報装置10は、車外スピーカ16からブレーキランプ24を介して、歩行者26に対して警報を通知する。さらに、警報装置10は、超過状態を検出した場合、無線信号を送信する。なお、警報装置10による超過状態の検出、車外スピーカ16からブレーキランプ24を介した警報の通知、無線信号による警報の通知に関しては、後述する。
端末装置12は、歩行者26に携帯された腕時計内に含まれたり、歩行者26に携帯された携帯電話装置内に含まれたりする。なお、端末装置12が単体として歩行者26に携帯されてもよい。端末装置12は、警報装置10からの無線信号を受信した場合に、警報を歩行者26に通知する。端末装置12による警報の通知に関しては、後述する。歩行者26は、警報を通知されると、超過状態となっている車両14の存在を認識する。
図2は、警報装置10の構成を示す。警報装置10は、取得部34、制御部36、出力部38を含む。制御部36は、道路特定部40、制限速度特定部42、記憶部44、しきい値設定部46、比較部48を含む。また、警報装置10には、速度センサ30、測位装置32、車外スピーカ16、ホーン18、ヘッドライト20、ウインカーランプ22、ブレーキランプ24、送信部50が接続される。速度センサ30は、図示しない車両14の走行速度を測定する。走行速度の測定には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。速度センサ30は、測定した走行速度を取得部34に出力する。取得部34は、速度センサ30から、車両14の走行速度を取得する。取得部34は、走行速度を制御部36に出力する。
測位装置32は、車両14に搭載されており、GPS(Global Positioning System)、車パルス検出、ジャイロセンサ等によって位置情報を測定する。位置情報は、緯度と経度によって示されており、これは、車両14の位置情報に相当する。なお、速度センサ30が車両14に搭載されない場合、測位装置32によって走行速度が測定されてもよい。測位装置32は、位置情報を道路特定部40に出力する。
道路特定部40は、測位装置32から、車両14の位置情報を受けつける。ここで、記憶部44には、道路情報が記憶されている。道路情報では、道路の経路が緯度と経度によって示されている。さらに、道路情報は、道路上の交差点に関する情報、道路の幅員の情報、道路に対して規定されて制限速度の情報等も含む。道路特定部40は、記憶部44に記憶された道路情報を参照することによって、測位装置32から受けつけた位置情報が含まれた道路を特定する。これは、道路特定部40が走行している道路に相当する。道路特定部40は、特定した道路を制限速度特定部42に通知する。
制限速度特定部42は、記憶部44に記憶された道路情報を参照することによって、道路特定部40において特定した道路に対して規定された制限速度を特定する。制限速度特定部42は、特定した制限速度をしきい値設定部46に通知する。しきい値設定部46は、制限速度特定部42から、制限速度を受けつける。しきい値設定部46は、制限速度に所定の値を加算することによってしきい値を生成する。所定の値は、例えば、10km/hのように予め規定されている。また、しきい値設定部46は、制限速度を所定倍することによってしきい値を生成してもよい。ここで、所定倍とは1より大きな値であり、例えば、1.2倍のように予め規定されている。そのため、しきい値は、制限速度よりも高い値になるように生成される。しきい値設定部46は、比較部48に対して、しきい値を設定する。
比較部48は、取得部34から、走行速度を受けつけるとともに、しきい値設定部46によってしきい値を設定される。比較部48は、走行速度としきい値とを比較する。比較部48は、走行速度がしきい値を一定期間にわたって超過している場合に、超過状態を検知する。一定期間は、例えば5秒のように予め規定される。比較部48は、超過状態を検知した場合、警報の出力を決定する。図3は、比較部48に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、条件欄200、処理欄202が含まれている。一定期間にわたって、走行速度>しきい値であれば、比較部48は、超過状態として警報の出力を決定する。一方、それ以外の状態であれば、警報は出力されない。図2に戻る。比較部48は、警報の出力を決定した場合、警報の出力を出力部38に指示する。
出力部38は、比較部48から警報の出力を指示された場合、車外スピーカ16から送信部50を使用することによって、歩行者26に対して警報を出力する。車外スピーカ16は、車両14の外に向かって音を出力するためのスピーカである。出力部38は、警報の出力として、車外スピーカ16から警報用の音を出力させる。ホーン18は、クラクションに相当する。出力部38は、警報の出力として、ホーン18から音を出力させる。ヘッドライト20は、車両14の前方を照射するためのライトであり、ウインカーランプ22は右左折を周囲に知らしめるためのランプであり、ブレーキランプ24は、ブレーキペダルが運転者によって踏み込まれたことを周囲に知らしめるためのランプである。出力部38は、警報の出力として、これらを点灯させたり、点滅させたりする。
送信部50は、無線信号を送信可能な装置である。無線信号を送信するための無線通信システムは、任意のものであればよいが、図示しない受信装置との間でアソシエーションを必要としない無線通信システムが望ましい。なお、無線通信システムが携帯電話通信システムであってもよい。ここでは、前者であるとし、出力部38は、警報の出力として、送信部50から無線信号を送信させる。ここで、無線信号の送信には、宛先が指定されておらず、ブロードキャスト送信に相当する。
ここで、出力部38は、警報の出力として、車外スピーカ16からブレーキランプ24、送信部50のすべてを使用しなくてもよく、少なくともひとつを使用してもよい。なお、送信部50から無線信号の送信は、音や光によって車両14の存在を認識できない歩行者26に対して、警報を認識させるために有効である。また、送信部50が含まれない場合、歩行者26は、端末装置12を携帯しなくてもよい。
この構成は、ハードウエア的には、任意のコンピュータのCPU、メモリ、その他のLSIで実現でき、ソフトウエア的にはメモリにロードされたプログラムなどによって実現されるが、ここではそれらの連携によって実現される機能ブロックを描いている。したがって、これらの機能ブロックがハードウエアのみ、ハードウエアとソフトウエアの組合せによっていろいろな形で実現できることは、当業者には理解されるところである。
図4は、端末装置12の構成を示す。端末装置12は、受信部60、通知部62を含む。また、端末装置12には、スピーカ64、バイブレータ66が接続される。受信部60は、警報装置10の送信部50において使用されている無線通信システムに対応しており、送信部50からの無線信号を受信する。これは、車両14に搭載可能な警報装置10から送信された無線信号であって、かつ超過状態において送信された無線信号を受信することに相当する。受信部60は、無線信号を受信すると、その旨を通知部62に出力する。
通知部62は、受信部60が無線信号を受信した場合に、警報を歩行者26に通知する。ここでは、スピーカ64から警報音を出力させたり、バイブレータ66を振動させたりすることによって、警報が通知させる。なお、いずれか一方が実行されてもよい。また、通知部62は、端末装置12が含まれた腕時計や携帯電話装置に備えられたディスプレイを点灯させることによって、警報を通知してもよい。
以上の構成による警報システム100の動作を説明する。図5は、警報装置10による出力手順を示すフローチャートである。測位装置32は、位置情報を取得する(S10)。道路特定部40は、道路を特定する(S12)。制限速度特定部42は、制限速度を特定する(S14)。しきい値設定部46は、しきい値を設定する(S16)。比較部48が、一定期間にわたって、走行速度>しきい値であることを検知すれば(S18のY)、出力部38は、警報を出力する(S20)。比較部48が、一定期間にわたって、走行速度>しきい値であることを検知しなければ(S18のN)、ステップ20はスキップされる。
図6は、端末装置12による通知手順を示すフローチャートである。受信部60が無線信号を受信しなければ(S30のN)、待機される。受信部60が無線信号を受信すれば(S30のY)、通知部62は、警報を通知する(S32)。
本発明の実施例によれば、制限速度よりも高いしきい値を走行速度が一定期間にわたって超過している超過状態を検知した場合に、歩行者に対して警報を出力するので、超過状態を検知すると直ちに警報を出力できる。また、直ちに警報が出力されるので、超過状態を歩行者にすぐに通知できる。また、一定期間経過後に超過状態を検知するので、無駄な警報の出力を抑制できる。また、音によって警報を出力するので、車両の近くの歩行者に注意を促すことができる。また、光によって警報を出力するので、歩行者に注意を促すことができる。また、無線信号によって警報を出力するので、音や光が届かない位置に存在する、車両から離れている歩行者に対しても、注意を促すことができる。つまり、車両に近い歩行者にも、遠くの歩行者にも、短時間で警報を出力できる。また、端末装置は、送信部を備えなくてもよいので、装置構成を簡易にできる。また、装置構成が簡易になるので、コストを低減できる。また、端末装置での処理を簡易にできるので、消費電力を低減できる。
(実施例2)
本発明の実施例2も、実施例1と同様に、警報システムに関する。実施例1では、同一の道路に対して、同一のしきい値が設定される。一方、同一の道路に対しても、異なったしきい値を設定することが望まれる場合もある。例えば、住宅街の道路において夜間には、就寝している住民にも配慮することが必要になる。これに対応するために、実施例2では、昼間のしきい値よりも、夜間のしきい値よりも高くすることによって、超過状態の検知がされにくくされる。その結果、警報としての音が出力されにくくなる。実施例2に係る警報システム100、端末装置12は、図1、図4と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図7は、本発明の実施例2に係る警報装置10の構成を示す。警報装置10は、図2と比較して、制御部36に時計部52が含まれる。時計部52は、時刻を計時する。時計部52は、時刻をしきい値設定部46に出力する。しきい値設定部46は、前述のごとく、制限速度をもとにしきい値を一旦生成する。また、しきい値設定部46は、時計部52から時刻を受けつける。しきい値設定部46は、時間帯に応じて、しきい値の値を変更する。ここでは、この処理を具体的に説明する。
図8は、しきい値設定部46に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、条件欄204、処理欄206が含まれる。23:00から翌日の6:00であれば、しきい値設定部46は、一旦生成したしきい値に10km/hを加算することよって、しきい値を再度生成する。ここで、加算される値は10km/hに限定されない。上記の条件に含まれなければ、しきい値は変更されない。このような処理によって、しきい値設定部46は、23:00から翌日の6:00の夜間において、それ以外の昼間よりも、高いしきい値が設定される。図7に戻る。
出力部38は、しきい値の値に応じて、音量、光量、送信電力を変更する。例えば、警報の出力が、車外スピーカ16、ホーン18からの音の出力としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が大きくなるほど、音量を低下させる。また、警報の出力が、ヘッドライト20、ウインカーランプ22、ブレーキランプ24からの光の出力としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が大きくなるほど、光量を増加させる。さらに、警報の出力が、送信部50からの無線信号の送信としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が大きくなるほど、送信電力を増加させる。これらは、23:00から翌日の6:00の夜間において、音量が低下されながらも、光量が増加され、送信電力が増加されることに相当する。
以上の構成による警報システム100の動作を説明する。図9は、警報装置10によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。これは、図5のステップ16に相当する。しきい値設定部46は、制限速度からしきい値を算出する(S40)。時刻が23:00から翌6:00であれば(S42のY)、制限速度特定部42は、しきい値に10km/hを加算する(S44)。時刻が23:00から翌6:00でなければ(S42のN)、ステップ44はスキップされる。
図10は、警報装置10による出力の調節手順を示すフローチャートである。しきい値設定部46がしきい値を増加した場合(S50のY)、出力部38は、音量を下げる、光量を上げる、送信電力を上げるのうちの少なくともひとつを実行する(S52)。しきい値設定部46がしきい値を増加しない場合(S50のN)、ステップ52はスキップされる。
本発明の実施例によれば、時間帯に応じてしきい値を変更するので、時間帯に適するように警告の出力頻度を調節できる。また、夜間にしきい値を上げるので、音を出力されにくくできる。また、音が出力されにくくなるので、周辺への住民への影響を低減できる。また、しきい値が上がると音量を下げるので、周辺の住民への影響を低減できる。また、しきい値が上がると、光量あるいは送信電力を上げるので、周辺の住民への影響を低減しながらも、歩行者に注意を促すことができる。
(実施例3)
本発明の実施例3も、これまでと同様に、警報システムに関する。実施例2では、時間帯に応じて、しきい値の値を変更している。一方、ひとつの道路の一部だけに対して、他の部分とは異なったしきい値を設定することが望まれる場合もある。例えば、ひとつの道路の一部が通学路に指定されている場合、通学時間帯に当該一部を歩行している生徒数が増加する。これに対応するために、実施例3では、ひとつの道路のうちの通学路に指定された一部に対して、それ以外の部分よりもしきい値を低くすることによって、超過状態が検知されやすくなる。その結果、警報が出力されやすくなる。実施例3に係る警報システム100、端末装置12は、図1、図4と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図11は、本発明の実施例3に係る警報装置10の構成を示す。警報装置10は、図7と同様の構成要素にて形成される。しかしながら、図11の警報装置10では、しきい値設定部46が記憶部44に接続される。記憶部44に記憶された道路情報は、通学路に関する情報も含む。しきい値設定部46は、位置情報を受けつけると、記憶部44に記憶された道路情報を参照することによって、通学路に含まれているかを特定する。しきい値設定部46は、時計部52から時刻を受けつけ、通学時間帯に含まれているかを確認する。通学時間帯は、例えば、7:00〜8:30のように規定される。しきい値設定部46は、通学路に含まれ、かつ通学時間帯に含まれている場合、しきい値の値を変更する。このようにしきい値設定部46は、車両14が走行している道路が含まれた区域に応じて、しきい値の値を変更する。
ここでは、この処理を具体的に説明する。図12は、しきい値設定部46に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、条件欄208、処理欄210が含まれる。7:00から8:30であれば、しきい値設定部46は、一旦生成したしきい値に10km/hを減算することよって、しきい値を再度生成する。ここで、減算される値は10km/hに限定されない。上記の条件に含まれなければ、しきい値は変更されない。このような処理によって、しきい値設定部46は、通学路に含まれ、かつ通学時間帯に含まれていれば、それ以外の場合よりも低いしきい値が設定される。図11に戻る。
例えば、警報の出力が、車外スピーカ16、ホーン18からの音の出力としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が小さくなるほど、音量を増加させる。また、警報の出力が、ヘッドライト20、ウインカーランプ22、ブレーキランプ24からの光の出力としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が小さくなるほど、光量を増加させる。さらに、警報の出力が、送信部50からの無線信号の送信としてなされている場合、出力部38は、しきい値の値が小さくなるほど、送信電力を増加させる。これらは、通学路に含まれ、かつ通学時間帯に含まれている場合において、音量が増加され、光量が増加され、送信電力が増加されることに相当する。
図13は、警報装置10によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。これは、図5のステップ16に相当する。しきい値設定部46は、制限速度からしきい値を算出する(S60)。時刻が7:00から8:30であり、かつ通学路であれば(S62のY)、制限速度特定部42は、しきい値に10km/hを減算する(S64)。時刻が7:00から8:30でなく、あるいは通学路でなければ(S62のN)、ステップ64はスキップされる。
図14は、警報装置10による出力の調節手順を示すフローチャートである。しきい値設定部46がしきい値を減少した場合(S70のY)、出力部38は、音量を上げる、光量を上げる、送信電力を上げるのうちの少なくともひとつを実行する(S72)。しきい値設定部46がしきい値を減少しない場合(S70のN)、ステップ72はスキップされる。
本発明の実施例によれば、区域に応じてしきい値を変更するので、道路の一部の区域に適するように警告の出力頻度を調節できる。また、通学路でしきい値を下げるので、音を出力されやすくできる。また、音が出力されやすくなるので、生徒に注意を促しやすくできる。また、しきい値が下がると、音量、光量、送信電力の少なくともひとつを上げるので、歩行者に注意を促すことができる。
(実施例4)
本発明の実施例4も、これまでと同様に、警報システムに関する。実施例2あるいは3では、時間帯あるいは区域に応じて、しきい値の値を変更している。一方、雨天のときに、それ以外のときとは異なったしきい値を設定することが望まれる場合もある。例えば、雨天の場合における運転者の視界は、晴天の場合における運転者の視界よりも悪化する。これに対応するために、実施例4では、雨天の場合に、それ以外の場合よりもしきい値を低くすることによって、超過状態が検知されやすくなる。その結果、警報が出力されやすくなる。実施例4に係る警報システム100、端末装置12は、図1、図4と同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
図15は、本発明の実施例4に係る警報装置10の構成を示す。警報装置10は、図2と同様の構成要素にて形成される。しかしながら、図15の警報装置10では、降雨センサ54が警報装置10に接続される。降雨センサ54は、降雨を検出するためのセンサである。降雨の検出には公知の技術が使用されればよいので、ここでは説明を省略する。降雨センサ54は、降雨を検出した場合に、その旨を制御部36に出力する。
しきい値設定部46は、降雨センサ54から、降雨の検出を通知された場合、しきい値の値を変更する。このようにしきい値設定部46は、天候に応じて、しきい値の値を変更する。ここでは、この処理を具体的に説明する。図16は、しきい値設定部46に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、条件欄212、処理欄214が含まれる。降雨であれば、しきい値設定部46は、一旦生成したしきい値に10km/hを減算することよって、しきい値を再度生成する。ここで、減算される値は10km/hに限定されない。上記の条件に含まれなければ、しきい値は変更されない。このような処理によって、しきい値設定部46は、降雨であれば、それ以外の場合よりも低いしきい値が設定される。図15に戻る。
図17は、警報装置10によるしきい値の調節手順を示すフローチャートである。これは、図5のステップ16に相当する。しきい値設定部46は、制限速度からしきい値を算出する(S80)。降雨が検出されれば(S82のY)、制限速度特定部42は、しきい値に10km/hを減算する(S84)。降雨が検出されなければ(S82のN)、ステップ84はスキップされる。
本発明の実施例によれば、天候に応じてしきい値を変更するので、天候に適するように警告の出力頻度を調節できる。また、雨のときにしきい値を下げるので、音を出力されやすくできる。また、音が出力されやすくなるので、視界の悪い歩行者に注意を促しやすくできる。また、しきい値が下がると、音量、光量、送信電力の少なくともひとつを上げるので、歩行者に注意を促すことができる。
(実施例5)
本発明の実施例5も、これまでと同様に、警報システムに関する。これまでは、一定期間が固定されている。一方、一定期間の変更が望まれる場合もある。例えば、走行速度が高くなるほど、歩行者に対する危険性が高まるので、警報を出力するまでの期間の短縮が好ましい。これに対応するために、実施例5では、走行速度が高くなるほど、一定期間を短くする。その結果、警報が出力されやすくされる。実施例5に係る警報システム100、端末装置12は、図1、図4と同様のタイプである。また、実施例5に係る警報装置10は、図2、図7、図11、図15のいずれかと同様のタイプである。ここでは、これまでとの差異を中心に説明する。
警報装置10のしきい値設定部46は、取得部34において取得した走行速度が、しきい値を超過している場合に、走行速度としきい値との差異に応じて、一定期間の長さを変更する。図18は、本発明の実施例5に係る比較部48に保持されるテーブルのデータ構造を示す。図示のごとく、走行速度−しきい値欄216、一定期間欄218が含まれる。しきい値設定部46は、走行速度が、しきい値を超過している場合に、テーブルを参照することによって一定期間を設定する。例えば、走行速度がしきい値よりも15km/h高ければ、しきい値設定部46は、一定期間として2秒を設定する。なお、一定期間を設定した後、走行速度としきい値との差異が変わる場合、一定期間が短くなるようであれば、しきい値設定部46は、一定期間を変更する。
例えば、一定期間を2秒として設定した後、一定期間を経過する前に、走行速度としきい値との差異が5km/hに変わった場合、しきい値設定部46は、一定期間を5秒に変更せず、一定期間を2秒で維持する。一方、一定期間を2秒として設定した後、一定期間を経過する前に、走行速度としきい値との差異が25km/hに変わった場合、しきい値設定部46は、一定期間を2秒から0.5秒に変更する。その結果、既に0.5秒を経過していれば、しきい値設定部46は、超過状態であると直ちに検知する。
図19は、本発明の実施例5に係る警報装置10による一定期間の調節手順を示すフローチャートである。差異が20km/h以上であれば(S90のY)、しきい値設定部46は、一定期間を0.5秒に設定する(S92)。差異が20km/h以上でなく(S90のN)、10km/h以上であれば(S94のY)、しきい値設定部46は、一定期間を2秒に設定する(S96)。差異が10km/h以上でなければ(S94のN)、しきい値設定部46は、一定期間を5秒に設定する(S98)。
本発明の実施例によれば、差異に適した一定期間を設定するので、走行速度に応じて、警告を出力するまでの期間を調節できる。また、差異が大きくなれば、一定期間を短くするので、警告を出力するまでの期間を短くできる。また、警告を出力するまでの期間が短くなるので、歩行者にすぐに注意を促すことができる。
以上、本発明を実施例をもとに説明した。この実施例は例示であり、それらの各構成要素あるいは各処理プロセスの組合せにいろいろな変形例が可能なこと、またそうした変形例も本発明の範囲にあることは当業者に理解されるところである。
実施例2から4において、しきい値が変更された場合に、出力部38は、音量、光量、出力電力を変更している。しかしながらこれに限らず例えば、しきい値が変更された場合に、出力部38は、音量、光量、出力電力を変更しなくてもよい。本変形例によれば、処理を簡易にできる。
実施例3において、警報装置10に時計部52が含まれる。しかしながらこれに限らず例えば、時計部52が含まれなくてもよい。本変形例によれば、区域のみでしきい値を変更できる。
10 警報装置、 12 端末装置、 14 車両、 16 車外スピーカ、 18 ホーン、 20 ヘッドライト、 22 ウインカーランプ、 24 ブレーキランプ、 26 歩行者、 30 速度センサ、 32 測位装置、 34 取得部、 36 制御部、 38 出力部、 40 道路特定部、 42 制限速度特定部、 44 記憶部、 46 しきい値設定部、 48 比較部、 50 送信部、 60 受信部、 62 通知部、 64 スピーカ、 66 バイブレータ、 100 警報システム。

Claims (12)

  1. 車両に搭載可能な警報装置であって、
    車両の走行速度を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知する制御部と、
    前記制御部が超過状態を検知した場合、歩行者に対して警報を出力する出力部とを備え、
    前記制御部は、昼間のしきい値よりも夜間のしきい値を高くし、
    前記出力部は、警報の出力として音の出力を実行しており、しきい値が大きくなるほど音量を低下させるとともに、警報の出力として光の出力も実行しており、しきい値が大きくなるほど光量を増加させることを特徴とする警報装置。
  2. 前記制御部は、車両が走行している道路が含まれた区域に応じて、しきい値の値を変更することを特徴とする請求項に記載の警報装置。
  3. 前記制御部は、天候に応じて、しきい値の値を変更することを特徴とする請求項1または2に記載の警報装置。
  4. 前記制御部は、前記取得部において取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を超過している場合に、走行速度としきい値との差異に応じて、一定期間の長さを変更することを特徴とする請求項1から3のいずれかに記載の警報装置。
  5. 前記出力部は、警報の出力として、無線信号を送信することを特徴とする請求項1からのいずれかに記載の警報装置。
  6. 前記出力部は、しきい値の値に応じて、送信電力を変更することを特徴とする請求項5に記載の警報装置。
  7. 歩行者が携帯可能な端末装置であって、
    車両に搭載可能な警報装置から送信された無線信号であって、かつ車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において送信された無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部が無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知する通知部とを備え、
    前記警報装置では、(1)昼間のしきい値よりも夜間のしきい値が高くされ、(2)警報の出力として音の出力が実行されており、しきい値が大きくなるほど音量が低下されるとともに、警報の出力として光の出力も実行されており、しきい値が大きくなるほど光量が増加されることを特徴とする端末装置。
  8. 車両に搭載可能な警報装置と、歩行者が携帯可能な端末装置とを備えた警報システムにおける警報装置であって、
    車両の走行速度を取得する取得部と、
    前記取得部において取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知する制御部と、
    前記制御部が超過状態を検知した場合、警報として、無線信号を送信する出力部とを備え、
    前記制御部は、昼間のしきい値よりも夜間のしきい値を高くし、
    前記出力部は、警報の出力として音の出力を実行しており、しきい値が大きくなるほど音量を低下させるとともに、警報の出力として光の出力も実行しており、しきい値が大きくなるほど光量を増加させることを特徴とする警報装置。
  9. 車両に搭載可能な警報装置と、歩行者が携帯可能な端末装置とを備えた警報システムにおける端末装置であって、
    車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において、警報装置から送信された無線信号を受信する受信部と、
    前記受信部が無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知する通知部とを備え、
    前記警報装置では、(1)昼間のしきい値よりも夜間のしきい値が高くされ、(2)警報の出力として音の出力が実行されており、しきい値が大きくなるほど音量が低下されるとともに、警報の出力として光の出力も実行されており、しきい値が大きくなるほど光量が増加されることを特徴とする端末装置。
  10. 車両に搭載可能な警報装置と、
    歩行者が携帯可能な端末装置とを備え、
    前記警報装置は、車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において無線信号を送信し、
    前記端末装置は、前記警報装置からの無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知し、
    前記警報装置は、(1)昼間のしきい値よりも夜間のしきい値を高くし、(2)警報の出力として音の出力を実行しており、しきい値が大きくなるほど音量を低下させるとともに、警報の出力として光の出力も実行しており、しきい値が大きくなるほど光量を増加させることを特徴とする警報システム。
  11. 車両に搭載可能な警報装置での警報出力方法であって、
    車両の走行速度を取得するステップと、
    取得した走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態を検知するステップと、
    超過状態を検知した場合、歩行者に対して警報を出力するステップとを備え、
    前記検知するステップは、昼間のしきい値よりも夜間のしきい値を高くし、
    前記出力するステップは、警報の出力として音の出力を実行しており、しきい値が大きくなるほど音量を低下させるとともに、警報の出力として光の出力も実行しており、しきい値が大きくなるほど光量を増加させることを特徴とする警報出力方法。
  12. 歩行者が携帯可能な端末装置での通知方法であって、
    車両に搭載可能な警報装置から送信された無線信号であって、かつ車両の走行速度が、車両が走行している道路に対して規定された制限速度よりも高いしきい値を一定期間にわたって超過している超過状態において送信された無線信号を受信するステップと、
    無線信号を受信した場合に、警報を歩行者に通知するステップとを備え、
    前記警報装置では、(1)昼間のしきい値よりも夜間のしきい値が高くされ、(2)警報の出力として音の出力が実行されており、しきい値が大きくなるほど音量が低下されるとともに、警報の出力として光の出力も実行されており、しきい値が大きくなるほど光量が増加されることを特徴とする通知方法。
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