JP2008066805A - 移動通信端末、車両用歩行者検知システム - Google Patents

移動通信端末、車両用歩行者検知システム Download PDF

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崇文 徳弘
Takami Motoyama
貴巳 本山
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Abstract

【課題】車両との衝突の対象となりそうな歩行者の情報を車両側に好適に報知して、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止すること。
【解決手段】移動通信端末20は、一定距離範囲内の車両300に警戒信号を発して自端末の存在を知らせる。移動通信端末20は、制御信号送信装置40から送信される制御信号の受信レベルを閾値判定することによって、移動通信端末20の現在位置が、予め設定された送信不要エリア400内外にいることを判定する。移動通信端末20は、送信不要エリア400の内外の判定によって、警戒信号の発信又は発信停止を行うため、送信不要なエリアに存在する場合の不必要な警戒信号の送信がなくなり、警戒信号を受ける車両側に、実際に衝突する可能性がある歩行者のみ知らせて警戒させることができる。
【選択図】図1

Description

本発明は、交通事故を未然に防ぐことを目的とする移動通信端末、車両両歩行者検知システムに関するものである。
従来の車両用歩行者検知システムとしては、例えば特許文献1に示すように、歩行者が所持する移動通信端末と、車両に搭載される車載装置とを用いることにより、移動通信端末を所持する人物と車両との衝突の防止を図るシステムがあることが知られている。
このシステムでは、移動通信端末の現在位置を特定する手段を利用して、端末側で速度を検出することで、移動通信端末を携帯する人物の移動速度を検出する。
この検出した移動速度から、人物が自動車などの高速移動体に乗車している状態にあるかの判定を行い、高速移動中と判定された場合には、この移動無線通信端末からの無線送信は行わない。一方、移動速度が所定の時間を越えて低速移動域内の移動速度であった場合には、この移動通信端末を所持する使用者は歩行相当状態であると判定を行い、この移動無線通信端末からの無線送信を行う。
これにより、特許文献1では、移動無線通信端末を携帯する人物が高速移動体に乗車状態であるか、歩行相当状態であるかを判定している。そして、移動無線通信端末を携帯する人物が、歩行相当状態である場合には、車載装置を搭載した車両の運転者に歩行者の存在を報知する。一方、移動無線通信端末を携帯する人物が、高速移動体乗車状態にあると判断がなされた場合には、この移動通信端末の情報が車両の運転者に報知されることはない。
よって、このシステムでは、例えば歩行相当状態にある者の情報と高速移動体乗車状態にある人物の情報とのうち、歩行相当状態にある人物の情報だけが車両の運転者に報知される分だけ、歩行相当状態にある人物に関する情報を車両の運転者に好適に報知できる。
特開2005−352577号公報
しかしながら、上記従来の車両用歩行者検知システムにおいては、移動通信端末の速度情報から、端末携帯者が歩行状態であるのか高速移動体乗車状態なのかを判定して、歩行状態と判定された際には運転者に情報を提示する。
このため、携帯者が、歩道橋の上、建造物の中、または、駅のホーム上を歩行していたり、停車中のバス内に居たり、電車内に居たりする場合等、車両との衝突の可能性が低い環境下において歩行相当程度の移動速度以下で移動中である場合でも、運転者にその人物が歩行相当状態であるとして提示し、運転を煩わしくさせるという問題がある。
加えて、特許文献1では、車両が、自動車専用道路等、歩行者との衝突の可能性が低い道路上を運転している場合でも、歩行相当状態と判定された移動通信端末からの無線信号を受信した際には、運転手に対して歩行者が存在するという情報を提示する。
つまり、歩行相当状態と判定された移動通信端末の携帯者が、自動車専用道路上近傍に位置し、自動車専用道路上に位置しないといった衝突の可能性の無い場所に居る場合でも運転者には、本来の検出対象である、衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)歩行者の情報として提示される。このため、衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)歩行者の情報以外にも、衝突の可能性の無い歩行者に対する情報が提示されることとなり、運転を煩わしくさせるという問題がある。
本発明はかかる点に鑑みてなされたものであり、車両との衝突の対象となりそうな歩行者の情報を車両側に好適に報知して、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止させる携帯通信端末及び車両用歩行者検知システムを提供することを目的とする。
本発明の移動通信端末は、一定距離範囲内の車両に警戒信号を発して自端末の存在を知らせる警戒信号発生手段と、特定エリアにおける前記警戒信号の発信を制御する制御信号を受信する受信手段と、受信された前記制御信号に基づいて、前記自端末の現在位置が、予め定められた前記特定エリアの内側もしくは外側であるかを判定するエリア判定手段とを備え、前記警戒信号発生手段は、前記エリア判定手段の判定した判定結果によって、前記警戒信号の発信又は発信停止を行う構成を採る。
この構成によれば、移動通信端末は、特定エリア内に位置しているか否かによって、一定距離範囲内への車両に発信して、移動通信端末の存在を知らしめる警戒信号の発信または発信停止を行う。
例えば、特定エリアを、歩道橋の上や建造物の内部やバスの中など、車両と衝突する可能性がない送信不要エリアとして設定した際には、移動通信端末の携帯者が送信不要エリアである特定エリアにいる際には警戒信号は発信されない。
また、特定エリアを、車両と衝突する可能性がある送信必要エリアとして設定した際には、自端末の携帯者が移動通信端末送信必要エリア内に位置するときは、警戒信号は発信される。
したがって、実際に車両と衝突する可能性のある歩行者を運転者に知らせることができ、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止させることができる。
本発明の移動通信端末は、上記構成において、前記特定エリアは、前記警戒信号の送信を不要とする送信不要エリアであり、前記エリア判定手段は、受信する前記制御信号の受信レベルが所定の閾値より高い場合、前記現在位置が前記送信不要エリア内にあると判定し、この判定結果によって前記警戒信号発生手段は警戒信号の発生を停止する構成を採る。
この構成によれば、移動通信端末は、送信不要エリア内に位置しているか否かによって、一定距離範囲内への車両に発信して、移動通信端末の存在を知らしめる警戒信号の発信または発信停止を行う。これにより、歩道橋の上や建造物の内部やバスの中など、車両と衝突する可能性がない場所を送信不要エリアとして定めておくことで、移動通信端末を携帯する人物が送信不要エリアにいる際には警戒信号が発信されない。
したがって、より最適な歩行者検知警報を運転者に提供して、歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止させることができる。
本発明の移動通信端末は、上記構成において、前記特定エリアは、前記警戒信号の送信を必要とする送信必要エリアであり、前記エリア判定手段は、受信する前記制御信号の受信レベルが所定の閾値より高い場合、現在位置が前記送信必要エリア内にあると判定し、この判定結果によって前記警戒信号発生手段は警戒信号の発生を停止しない構成を採る。
この構成によれば、移動通信端末は、送信必要エリア内に位置しているか否かによって、一定距離範囲内への車両に発信して、移動通信端末の存在を知らしめる警戒信号の発信または発信停止を行う。これにより、車両との衝突事故が多い場所などを送信必要エリアとして定めておくことで、移動通信端末の携帯者(歩行者)が送信必要エリアに位置する際には必ず警戒信号が発信され、送信必要エリア外に位置する際には、警戒信号は発信されない。
したがって、より歩行者の警戒が必要な場合において、運転者に、移動通信端末の携帯者である歩行者の警戒を行わせることができ、歩行者との衝突を防止させることができる。
本発明の移動通信端末は、上記構成において、前記制御信号は、前記送信不要エリアである前記特定エリアの出入口に設置された一対の無線基地局から前記出入口の内側及び外側で局所的に各々送信される異なる第1制御信号及び第2制御信号からなり、前記エリア判定手段は、前記第1制御信号及び第2制御信号の受信順序に応じて前記送信不要エリアの内側もしくは外側であるか判定する構成を採る。
この構成によれば、送信不要エリアの出入口に設置された、各々異なる制御信号を送信する一対の無線基地局が、前記出入口付近に局所的に発信した制御信号の受信順序に応じて、送信不要エリアの内側もしくは外側であるかを判定できる。この場合、移動通信端末の出入口における通過方向によって一対の無線基地局からの前記制御信号の受信順序が異なる。このため、移動通信端末では、出入口において、送信不要エリアへの入出を判定でき、一対の無線基地局を送信不要エリアの出入口に設置するだけで任意の場所を送信不要エリアとして設定できる。
本発明の移動通信端末は、上記構成において、前記受信手段は、無線基地局から送信不要エリアである前記特定エリアの全域に送信される、送信不要エリア内であることを示す報知信号を前記制御信号として受信し、前記エリア判定手段は、前記報知信号である前記制御信号に基づいて前記送信不要エリアの内外を判定する構成を採る。
この構成によれば、乗用車や自動二輪車上など、局所的なエリアを容易に送信不要エリアとして定めることができる。
本発明の車載装置は、車両に搭載されてなり、一定距離範囲内に自端末の存在を知らせる警戒信号を発信する上記構成の移動通信端末から前記警戒信号を受信する警戒信号受信手段と、前記警戒信号を受信した際に、運転者に警報を発生する警報発生手段と、前記車両の現在位置を測定する測位手段と、測定した前記現在位置が予め定められた警報発生を不要とする警報不要エリアの内側もしくは外側であるかを判定する警報不要エリア判定手段とを有し、前記警報発生手段は、前記警報不要エリア判定手段の判定結果に応じて、前記車両の現在位置が前記警報不要エリアの外側である場合、前記警報を発生し、前記警報不要エリアの内側である場合、前記警報を発生しない構成を採る。
この構成によれば、歩行者に対する注意をしなくてもよい場所では、仮に警戒信号を受信しても警報を発生しないため、運転者は運転中に、不要な警報による煩わしさを軽減することができる。
本発明の車両用歩行者検知システムは、上記構成の移動通信端末と、前記制御信号を送信する制御信号送信装置と、前記移動通信端末からの前記警戒信号を受信して運転者に警報を発する車載装置が搭載された車両とを備える構成とした。
この構成によれば、移動通信端末は、特定エリア内に位置しているか否かによって、一定距離範囲内への車両に発信して、移動通信端末の存在を知らしめる警戒信号の発信または発信停止を行う。例えば、特定エリアを、歩道橋の上や建造物の内部やバスの中など、車両と衝突する可能性がない送信不要エリアとして設定した際には、移動通信端末の携帯者が送信不要エリアである特定エリアにいる際には警戒信号は発信されない。また、特定エリアを、車両と衝突する可能性がある送信必要エリアとして設定した際には、自端末の携帯者が移動通信端末送信必要エリア内に位置するときは、警戒信号は発信される。
このように、車両側において発生されて運転者に報知させる警報は、移動通信端末が受信する、特定エリアの内外に位置することを判定させる制御信号に基づいて、実際に衝突の可能性の有る人物に対して発生されることになる。
したがって、より最適な歩行者検知警報を、運転者に提供して、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止させることができる。
本発明の車両用歩行者検知システムは、前記車載装置は、前記移動通信端末から前記警戒信号を受信する警戒信号受信手段と、前記警戒信号を受信した際に、運転者に警報を発生する警報発生手段と、前記車両の現在位置を測定する測位手段と、測定した前記現在位置が予め定められた警報発生を不要とする警報不要エリアの内側もしくは外側であるかを判定する警報不要エリア判定手段とを有し、前記警報発生手段は、前記警戒信号を受信した際に、前記警報不要エリア判定手段の判定結果に応じて、前記車両の現在位置が前記警報不要エリアの外側であれば前記警報を発生し、前記警報不要エリアの内側であれば前記警報を発生しない構成とした。
この構成によれば、車載装置は、移動通信端末において特定エリア内外に位置しているか否かの判定により送信される警戒信号の受信、不受信に関わらず、車載装置が搭載される車両の現在位置に対応して、運転者に対する警報の発生、発生停止を行うことができる。すなわち、車載装置は、搭載される車両の現在位置が警報不要エリアの内側である場合には、移動通信端末からの警戒信号を受信していても、運転者に対して警報を発生しない。この構成によれば、歩行者に注意しなくてもよいエリアでは、歩行者の存在を示す警報を発生されないので、運転者は運転中に、不要な警報による煩わしさを軽減することができる。
したがって、より最適な歩行者検知警報を、運転者に提供して、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者との衝突を防止させることができる。
以上説明したように、本発明によれば、歩行者情報は、運転者に、車両との衝突の対象となる場合に好適に報知させて、車両との衝突の対象とならない場合に報知されることがなく、運転者に対して、運転を煩わすことなく歩行者との衝突を防止させることができる。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照して詳細に説明する。なお、本発明は、下記の実施の形態に何ら限定されることなく、本発明の技術的範囲に属する限り、種々の形態をとり得ることは勿論である。
(実施の形態1)
図1は、本発明の実施の形態1における車両用歩行者検知システム100の概略構成図である。
図1に示す車両用歩行者検知システム100は、複数の移動通信端末20と、複数の車両300にそれぞれ搭載される複数の車載装置30と、制御信号送信装置(制御信号発生装置)40とを有する。ここでは、移動通信端末20は、使用者Pに携帯されるものとして説明する。
移動通信端末20は、使用者Pに携帯されることによって、使用者Pが歩行したり、自動二輪車、自動車、バス、自転車などの移動車両に乗って移動したりする際に伴い移動する。
歩行中の使用者Pが、自動車である車両と衝突する可能性が高い場合、移動通信端末20は、移動通信端末20を中心とした一定距離範囲内に届く強度の電波で警戒信号を断続的に発生し、周囲に、その存在を報知する。なお、ここでは、移動通信端末20の送信する警戒信号は断続的としたが、連続的の信号でもよい。
警戒信号を受信した車載装置30は、歩行者が周囲に存在し、衝突の起こる可能性があることを、車両300の運転者に警報を発生して知らしめる。
また、歩行中の使用者Pが、歩行中に自動車と衝突する可能性が無い送信不要エリア400に存在する場合(図1では使用者P(P1)で示す)、警戒信号は発しない。
送信不要エリア400は、行政や企業や個人によって予め定められた領域であり、例えば歩道橋の上、建造物の内部、駅のホーム、乗物の中、歩行者専用道路などが挙げられる。
ここでは、制御信号送信装置40からの信号に基づいて送信不要エリア400が設定されるものとしている。
図2は、図1に示す移動通信端末20、車載装置30及び制御信号送信装置40の概略構成を表すブロック図である。
制御信号送信装置40は、移動通信端末20に対して、当該移動通信端末20からの警戒信号の発信を制御するものであり、制御信号生成部42において生成した制御信号を、制御信号送信部44を介して外部に送信する。
ここでは、制御信号送信装置40は、警戒信号の送信を不要とする送信不要エリア400を規定するために、送信する制御信号の送信到達範囲が送信不要エリア400となる箇所に設置される。例えば、制御信号送信装置40は、送信する制御信号の受信レベルが、受信した移動通信端末20において設定される閾値以上の値となる領域を送信不要エリア400となる箇所に配置する。
移動通信端末20は、警戒信号生成部21と、制御信号受信部22と、制御信号検出部23と、送信不要エリア判定部24と、警戒信号送信部25とを備える。
警戒信号生成部21は、車両300に対して歩行者の存在を知らせて警戒させるための警戒信号を生成して、警戒信号送信部25に出力する。
制御信号受信部22は、制御信号送信装置40から送信される制御信号を含む信号を受信して制御信号検出部23に出力する。
制御信号検出部23は、入力される信号から制御信号を検出して送信不要エリア判定部24に出力する。
送信不要エリア判定部24は、入力される制御信号に基づいて移動通信端末20の現在位置が送信不要エリア400(図1参照)の内側もしくは外側であるかの判定し、その判定結果を警戒信号送信部25に出力する。なお、移動通信端末20の現在位置とは、移動通信端末20の携帯者である使用者Pの現在位置を示す。
送信不要エリア判定部24は、入力される制御信号に基づいて、送信不要エリア400(図1参照)の判定を行う。
ここでは、送信不要エリア判定部24は、入力される制御信号の受信レベルと、予め設定された閾値とを比較し、この比較結果を用いて、移動通信端末自体の送信不要エリア内外における位置を判断する。ここでは、比較の結果、制御信号の受信レベルが高い場合、送信不要エリア判定部24は、移動通信端末20が送信不要エリア400に存在していると判断し、制御信号の受信レベルが閾値より低い場合、移動通信端末20が送信不要エリアに存在していないと判断する。
警戒信号送信部25は、送信不要エリア判定部24の判定結果に対応して、警戒信号生成部21が生成した警戒信号を送信するか否かを判定し、送信する場合、移動通信端末20から一定距離範囲内で到達可能な電波強度で送信する。
すなわち、警戒信号送信部25は、送信不要エリア判定部24から入力される判定結果として移動通信端末20が送信不要エリアに存在する旨の判定結果が入力される場合、警戒信号生成部21から入力される警戒信号を外部に送信しない。つまり、警戒信号送信部25は、移動通信端末20が送信不要エリア内に存在する場合には、警戒信号の外部送信処理を停止する。
一方、警戒信号送信部25は、送信不要エリア判定部24から入力される判定結果が、移動通信端末20が送信不要エリアに存在しない判定結果である場合、警戒信号生成部21から入力される警戒信号の外部送信を行う。つまり、警戒信号送信部25は、警戒信号生成部21から入力される警戒信号の送信停止処理を行うことなく、警戒信号を、アンテナ26を介して外部に送信する。
車載装置30は、アンテナ33を介して移動通信端末20から送信される警戒信号の電波を受信する受信部31と、受信部31を介して警戒信号を受信した際に衝突警報を発生する衝突警報発生部32とを有する。
衝突警報発生部32は、受信部31が、移動通信端末20が発信する警戒信号を受信している間、近くに歩行者が存在していて衝突する可能性のあることを、車の運転者に警告する。
警告の種類については、例えば、スピーカを介して発音する音声であってもよいし、カーナビゲーションシステムなどの車載ディスプレイへの表示であってもよい。
次に、移動通信端末20における送信判定処理について説明する。
図3は、移動通信端末20において警戒信号送信部25が繰り返し実行する送信判定処理の一例を示すフローチャートである。
図3に示すように、ステップS101にて、移動通信端末20は、移動通信端末20の現在位置(図1に示す移動通信端末20を所持する使用者Pの現在位置)が、予め定められた送信不要エリア400の内側であるか外側であるかの判定を行って、ステップS102に移行する。
具体的に、ステップS101では、制御信号受信部22及び制御信号検出部23を介して制御信号送信装置40からの制御信号が送信不要エリア判定部24に出力されることにより、送信不要エリア判定部24は、送信不要エリアの内外の判定を行う。なお、この送信不要エリア判定部24における送信不要エリア400に移動通信端末20が存在するか否かの判定は、上述した判定により行われる。
ステップS102では、送信不要エリア判定部24は、移動通信端末20が送信不要エリアの内側に存在するか否か、つまり送信不要エリアの内側に存在するか外側に存在するかを判定して、内側である場合、その判定結果を警戒信号送信部25に出力する。これを受けた警戒信号送信部25では、警戒信号送信不要エリアに移動通信端末が存在するものと判断し、警戒信号生成部21により生成された警戒信号の送信は行わない。
また、ステップS102において、送信不要エリア判定部24が、外側である、つまり、送信不要エリア400に存在しないと判定した場合、ステップS103に移行する。
ステップS103では、警戒信号送信部25に、移動通信端末20が送信不要エリア400に存在していない旨の判定結果が出力されることによって、警戒信号送信部25は、警戒信号生成部21から入力される警戒信号を外部に無線送信する。
このようにステップS103の処理が実行されると、当該の送信判定処理は一旦終了される。
次に、移動通信端末20からの警戒信号の発信を不要とする送信不要エリア400の変形例について説明する。
(変形例)
図4は、制御信号送信装置により規定される送信不要エリアの一例を示す図である。
送信不要エリアは、例えば、行政や企業や個人によって設定された場所であり、この送信不要エリアへの全ての出入口には、制御信号送信装置としてそれぞれ局所的に信号を送信できる一対の無線基地局をそれぞれ配置する。
なお、局所的な場所にのみ通信エリアを提供する無線システムとして、RF−ID(Radio Frequency Identification)を用いても良い。
図4に示す送信不要エリア410は、例えば、玄関としての第1出入口412と、裏口としての第2出入口414を有する建物内に設定されたものとする。
このような建物において、出入口412,414のそれぞれに、一対の無線基地局40a〜40dが、送信不要エリアの内側及び外側を規定するための制御信号送信装置として配置されている。
ここで、送信不要エリア外であることを示す制御信号を制御信号A、送信不要エリア内であることを示す制御信号を制御信号Bとし、無線基地局40a,40cは制御信号Aを、無線基地局40b,40dは制御信号Bを送信するものとする。
これら無線基地局40a〜40dは、各々の送信範囲41a,41b,41c,41dが重ならないように配置され、異なる内容の制御信号(送信範囲41a,41cは制御信号A、送信範囲41b,41dでは制御信号B)を連続的に送信している。
無線基地局40aは、第1出入口(玄関)412に、当該第1出入口412の外側に、つまり、第1出入口412の前方部分に、制御信号Aの送信範囲41aが形成されるように配置されている。
また、無線基地局40bは、第1出入口412に、送信不要エリア410の内側に、つまり第1出入口412の内側部分に、制御信号Bの送信範囲41bが形成されるように配置されている。
無線基地局40cは、第2出入口(勝手口)414に、当該第2出入口414の外側に、つまり、第2出入口414の前方部分に、制御信号Aの送信範囲41cが形成されるように配置されている。
また、無線基地局40dは、第2出入口414において、送信不要エリア410の内側に、つまり、第2出入口414の内側部分に、制御信号Bの送信範囲41dが形成されるように配置されている。
これら送信範囲41a,41b,41c,41dは、それぞれ、対応する各出入口412,414の通路上に形成されている。
これにより、移動通信端末20が第1出入口412または第2出入口414を送信不要エリア410の外側から通過して、送信不要エリア410内に入った場合、移動通信端末20は、制御信号A、制御信号Bの順に受信することになる。
また、移動通信端末20が第1出入口412または第2出入口414を送信不要エリア410の内側から通過して、送信不要エリア410から出た場合、移動通信端末20は、制御信号B、制御信号Aの順に受信することになる。
このように移動することによって移動通信端末20側に受信させる制御信号の種類によって、移動通信端末20に、送信不要エリア410内にいるか送信不要エリア410外にいるかを判定させることができる。
このように、上記システムによれば、歩行者が、送信不要エリア410の外側から内側に移動する場合、移動通信端末20は、制御信号受信部22を介して、まず制御信号Aを受信し、その後に制御信号Bを受信することとなる。
従って、制御信号Aの次に制御信号Bを受信した際に、送信不要エリア判定部24は、移動通信端末20の位置が送信不要エリア410の内側にあると判定できる。一方、歩行者が、送信不要エリア410の内側から外側に移動する場合、移動通信端末20は、まず制御信号Bを受信し、その後に制御信号Aを受信することとなる。
従って、制御信号Bの次に制御信号Aを受信した際に、送信不要エリア判定部24は、移動通信端末20の位置が送信不要エリア410の外側にあると判定できる。
このように、図4のシステムでは、移動通信端末20では、受信した制御信号の受信順序から送信不要エリア410の外側と内側の判断をすることができる。
なお、送信不要エリアを規定する構成として、送信不要エリア全域に、送信不要エリア内であることを示す報知信号を送信する無線LAN基地局を制御信号送信装置として設置してもよい。このような構成では、移動通信端末20の制御信号受信部22は、無線LAN基地局から送信される報知信号を受信するものとする。
これにより、移動通信端末20では、送信不要エリア判定部24は、報知信号の受信中では移動通信端末20の位置を送信不要エリアの内側であると判定することができ、報知信号を受信していない間は、移動通信端末20の位置を送信不要エリアの外側であると判定できる。
この変形例において設定される送信不要エリア410を実際の交通環境に適用した例を説明する。
図5は、本発明の実施の形態1に係る車両用歩行者検出システム100における変形例としての送信不要エリア410を適用した交通環境を示す概念図である。
図5の交通環境では、交差点112付近のメイン道路114を走行する自車両301が図示されている。自車両301には、上述した車載装置30が搭載されている。このメイン道路114において、自車両301の対向車線上に車両302が停車している。また、交差点112の角に面して建造物430が配設されているととともに、走行中の自車両301の前方に位置する交差点112付近のメイン道路114に、歩道橋116が架設されている。
図5に示す交通環境では、自車両301と衝突の可能性が低い場所として建物430内、車両302内及び歩道橋116の橋本体部分上をそれぞれ送信不要エリア420、440、450に設定している。なお、これら送信不要エリア420、440、450は、変形例で説明した送信不要エリア410を適用したものである。
例えば、送信不要エリア420は、建造物である建物430内の建物430の出入口(図示省略)に上述した変形例と同様の制御信号送信装置である一対の無線基地局40a,40b(無線基地局40c,40dでもよい)を配置することにより設定されている。
また、車両302内の送信不要エリア440は、車両のドア近傍に、上述した変形例と同様の制御信号送信装置である一対の無線基地局40a〜40dを配置することにより設定されている。さらに、歩道橋116上の送信不要エリア450では、歩道橋における階段の登り口にそれぞれ上述した制御信号送信装置である一対の無線基地局(40a〜40d)を配置することにより設定されている。
このような交通環境において、例えば、メイン道路114を走行中の自車両301に対して歩行者P2を警戒させるものとする。
図5に示すように自車両301は、建物430の影響で見通しが悪く、飛び出しにより車両と歩行者の衝突事故が多い交差点112付近を通過しようとしている。この環境において、自車両301の運転者は、交差点112において建物430の陰から飛び出してくる歩行者P2を視覚的に確認することは、交差点112にメイン道路114から分岐する分岐路118側を確認させるためのミラーが配置されていないため困難である。
この場合、歩行者P2は、図1及び図2に示す移動通信端末20を携帯しており、その存在を警戒信号として一定距離範囲内に知らせる。
本実施の形態では、走行中の自車両301では、図1及び図2に示す車載装置30を搭載しているため、車載装置30の受信部31を介して、歩行者P2から一定距離範囲内において、警戒信号を受信し、警報を発生する。
これにより、自車両301の運転者に対して、近くに歩行者P2が存在することを報知でき、自車両301と歩行者P2の衝突事故を未然に防ぐことができる。
また、図5では、建造物430の内部、自車両301の対向車線上の車両302内、歩道橋116の上等の車両と衝突の可能性が低い場所を予め送信不要エリア420、440、450として設定している。
このため、これら、建造物430内に存在する携帯者P3、車両302に乗車中の携帯者P4及び歩道橋116上を歩行中の歩行者P5が携帯する移動通信端末20からは、警戒信号が送信されない。つまり、自車両301の運転者には、歩行者P2からの警戒信号を受けて、衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)歩行者P2に対する警報のみ発せられることになる。
このため、自車両301の運転者に対して、真に有効な警報により緊張感を与えることができ、自車両301の運転者に注意を促すことができる。
よって、車両用歩行者検知システム100では、従来と異なり、衝突の可能性がない場所を歩行する歩行者が近くに存在する場合等、高速移動状態以外の歩行者から警報が発せられて、車の運転者が警報慣れすることで注意を怠ってしまう可能性がない。
本実施の形態の車両用歩行者検知システム100では、移動通信端末20を、車両と衝突する可能性がない場所では警戒信号を送信しない構成としたので、実際に危険な場合のみ、運転者に警報を発することができる。
なお、本実施の形態では、建物(建造物)430の内部、車両(乗物)302の中、歩道橋116の上をそれぞれ送信不要エリア420、440、450としたが、これに限らない。すなわち、送信不要エリアは、車両と衝突の可能性が低い場所であれば、どのような場所に設定されてもよい。例えば、送信不要エリアは、駅のホーム、歩行者専用道路等に設定してもよい。
また、本実施の形態に記載した移動通信端末20は、車両用歩行者検知システム100専用の端末であってもよいし、携帯電話としてもよい。さらに、自転車や杖や歩行補助器具やランドセルなど、車両の衝突を免れたい人物が歩行時に使用する頻度が高い器具に、本実施の形態に記載した移動通信端末を搭載してもよい。この場合、携帯者の使用器具に移動通信端末が一体化されているため、移動通信端末単体で携帯する場合に比べて移動通信端末自体を忘れることが少なくなり、歩行者より高い効果が得られる。
なお、本実施の形態1において、移動通信端末における送信不要エリア判定部24における送信不要エリアの判定に、自端末の位置を測位するためのGPSを用いた構成としてもよい。
例えば、送信不要エリア判定部24は、送信不要エリアの位置情報をデータベースとして蓄積する外部サーバとデータ通信可能なデータ通信部と、自端末の位置を測位するGPS測位部と、比較部とを有する構成とする。
比較部は、GPS測位部のGPS機能により取得される現在位置の情報と、外部サーバから取得した送信不要エリアの位置情報に関するデータベースとを比較する。この比較部において両者を逐次比較して、両者が一致すれば、送信不要エリアの内側であると判断し、両者が一致しなければ、送信不要エリアの外側であると判断する。
(実施の形態2)
図6は、実施の形態2に係る車両用歩行者検知システム200における移動通信端末220、車載装置230及び制御信号送信装置(制御信号発生装置)240の概略構成を示すブロック図である。なお、図6に示す車両用歩行者検知システム200は、図1に示す実施の形態1に対応する車両用歩行者検知システム100と同様の基本的構成を有する。よって、異なる構成のみ詳細に説明し、同一の構成要素には同一の符号を付して、その説明を省略する。
この車両用歩行者検知システム200では、移動通信端末220から車両の車載装置230に発信される警戒信号を、警戒信号の送信を必要とする場所を予め設定し、この設定されたエリア(「送信必要エリア」という)でのみ発信させる。
警戒信号の送信必要エリアとしては、歩行者と車両とが衝突しそうな危険な場所、例えば、過去に事故が多発している重要事故発生確率の高い見通しの悪い交差点や通学路等が挙げられる。
本実施の形態2の車両用歩行者検知システム200では、設定された送信必要エリアの周囲に、送信必要エリアを示す制御信号を送信するRF−IDの基地局等の制御信号送信装置240を配置し、この制御信号を受信する移動通信端末220が警戒信号を車両の車載装置230に送信する。
制御信号送信装置240は、移動通信端末220に、当該移動通信端末220からの警戒信号の発信を制御するものである。
制御信号送信装置240は、制御信号生成部242において警戒信号の送信が必要なエリアを規定するための制御信号を生成し、制御信号送信部44を介して外部に送信する。なお、制御信号送信装置240は、送信する制御信号の送信到達範囲が送信必要エリアとなる箇所に設置される。
移動通信端末220は、上述の移動通信端末20と基本的構成は同様のものであり、移動通信端末20の構成において、送信不要エリア判定部24に変えて、送信必要エリア判定部27を備える。
送信必要エリア判定部27は、制御信号検出部23により検出される送信必要エリアを示す制御信号を用いて、移動通信端末220(換言すれば、移動通信端末220の携帯者である使用者P)の現在位置が送信必要エリアの内側もしくは外側であるかを判定する。
送信必要エリア判定部27は、制御信号が入力されれば、移動通信端末220は送信必要エリアに存在するものと判定し、制御信号が入力されなければ、送信必要エリア内に存在しないと判定する。この制御信号の受信不受信の判定は、制御信号の受信レベルに対して、所定の閾値を基準として判断する。
このような送信必要エリア判定部27は、制御信号が入力されると、送信必要エリア内である旨の判定結果を警戒信号送信部25に出力する。
警戒信号送信部25は、送信必要エリア判定部27の判定結果に対応して、警戒信号生成部21が生成した警戒信号を送信するのか否かを判定し、送信する場合、移動通信端末220から一定距離範囲内で到達可能な電波強度で送信する。
ここでは、警戒信号送信部25は、送信必要エリア判定部27から入力される判定結果が、移動通信端末220が送信必要エリアに存在する内容である場合、警戒信号生成部21から入力される警戒信号を強制的に送信する。
一方、警戒信号送信部25は、送信必要エリア判定部27から入力される判定結果が、移動通信端末220が送信必要エリアに存在しない内容である場合、その判定結果が入力されている間、警戒信号生成部21から入力される警戒信号の送信を停止する。
車載装置230は、上述した車載装置30と同様の構成及び機能を有する。すなわち、移動通信端末20から送信される警戒信号の電波を受信部31で受信すると、警戒信号の受信中は、衝突警報発生部32によって、衝突警報を発生して、近くに歩行者が存在し、衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)ことを、車の運転者に警告する。
このように、車両用歩行者検知システム200では、移動通信端末220が制御信号を受信している場合には、端末携帯者は危険な地域の周辺に位置し、事故の危険性が高いため、警戒信号を連続的に発生して、周囲を走行する車両に、その存在を知らしめる。
また、移動通信端末220が制御信号を受信してない場合には、端末携帯者は非危険地域に位置しており、事故の危険性が比較的低いため、警戒信号の発生を停止して、車載装置を搭載した車両側に対する無駄な警報を削減できる。
よって、本実施の形態2の車両用歩行者検知システム200によれば、移動通信端末側で、周囲に警戒信号の発生・非発生の必要を判断することができるため、車両の運転者にとって、好適な警報を行うことができる。
なお、本実施の形態2において、移動通信端末における送信必要エリア判定部27における送信必要エリアの判定に、自端末の位置を測位するためのGPSを用いた構成としてもよい。
例えば、送信必要エリア判定部27は、送信必要エリアの位置情報をデータベースとして蓄積する外部サーバとデータ通信可能なデータ通信部と、自端末の位置を測位するGPS測位部と、比較部とを有する構成とする。
比較部は、GPS測位部のGPS機能により取得される現在位置の情報と、外部サーバから取得した送信必要エリアの位置情報に関するデータベースとを比較する。この比較部において両者を逐次比較して、両者が一致すれば、送信必要エリアの内側であると判断し、両者が一致しなければ、送信必要エリアの外側であると判断する。
(実施の形態3)
本実施の形態3は、実施の形態1の車両用歩行者検知システム100において、例えば、送信不要エリアが予め設定されていない場所が存在する場合、移動通信端末20は制御信号を受信しない限り常に警戒信号を発する場合に対応するものである。
この実施の形態3の車両用歩行者検知システムは、実施の形態1の車両用歩行者検知システム100と車載装置の構成のみ異なり、その他の構成は同様である。したがって、車載装置のみの説明を行い、その他、同一の構成要素には同一の符号を付し、その説明を省略する。
図7は、実施の形態3の車両用歩行者検知システムにおける車載装置330の概略構成を示すブロック図である。
図7に示す車載装置330は、受信部31及び衝突警報発生部32に加えて、測位部34と、警報不要エリア判定部35と、受信信号処理部36と、記憶部37とを有する。
受信部31は、上述の車載装置30における受信部31と同様に、歩行者により携帯される移動通信端末20(図1及び図2参照)から送信される警戒信号の電波を受信し、受信信号処理部36に出力する。
測位部34は、自装置の位置時刻情報(位置情報及びこの位置情報を取得した時点における時刻を示す時刻情報)を取得する位置時刻情報取得部として機能する。
具体的に、測位部34は、GPS(Global Positioning System)衛星から発信される、時刻信号及び航法メッセージデータ等を含むGPS信号に基づいて、自端末の緯度、経度、GPS信号を取得した時刻を算出する処理を行う。
この処理により測位部34は、自端末の位置時刻情報を取得して、取得した位置時刻情報を警報不要エリア判定部35に出力する。
警報不要エリア判定部35は、車載装置330(図1の車両300−1に搭載されているものとすれば車両300−1)の現在位置が警告不要エリア360(図1参照)の内側もしくは外側であるかの判定を行い、その判定結果を受信信号処理部36に出力する。
具体的に、警報不要エリア判定部35は、測位部34から入力される自装置の位置情報と、記憶部37に記憶された地図情報中の警報不要エリア360(図1参照)とを比較することにより、自装置の警報不要エリア内外での位置の判定を行う。
測位部34及び記憶部37は、例えば、車両にカーナビゲーションシステムが搭載されている物で有れば、このカーナビゲーションシステムの測位部及び地図情報記憶部を用いることができる。本実施の形態では、警報不要エリアが記憶される記憶部37は、カーナビゲーションシステムの地図情報記憶部としており、警報不要エリアは、行政や企業や個人によって予め定められて、前記地図情報中に登録されたものとする。
よって、警報不要エリア判定部35は、カーナビゲーションシステムから得られる位置情報と地図情報を比較し、位置情報が地図情報中の警報不要エリアの内部であれば、車載装置の現在位置は、警報不要エリア360(図1参照)の内部であると判断する。一方、カーナビゲーションシステムから得られる位置情報と地図情報を比較し、位置情報が地図情報中の警報不要エリアの外部であれば、車載装置330の現在地は、警報不要エリア360(図1参照)の外側であると判断する。
受信信号処理部36は、警報不要エリア判定部35の判定結果を用いて運転者に対して警報を発生するのか否かを判定する処理などを繰り返し行い、警報を発生するものと判定した場合、その判定結果を衝突警報発生部32に出力する。
衝突警報発生部32は、受信信号処理部36の判定結果に応じて、近くに歩行者が存在していて衝突する可能性のあることを、車の運転者に警告する。
次に、受信信号処理部36における警報判定処理を説明する。
図8は、本発明の実施の形態3における車載装置の警報判定処理を説明するフローチャートである。
実施の形態3における車載装置330(図7参照)では、図8に示すように、ステップS201にて、車載装置330の受信部31が、外部から送信される信号の受信処理を行い、ステップS202に移行する。
次いで、ステップS202では、移動通信端末20から送信される警戒信号を受信したか判定を行い、警戒信号を受信していれば、ステップS203に移行し、受信していなければ、警報判定処理を終了して、再びステップS201に戻り処理を繰り返す。
ステップS203では、警報不要エリア判定部35にて、車載装置330の現在位置(換言すれば、車載装置330を搭載した車両)が、予め定められた警報不要エリアの内側であるか否か(外側であるか)の判定を行い、ステップS204に移行する。
ステップS204では、警報不要エリア判定部35は、自装置の現在位置が警報不要エリアの内側に無い、つまり外側にあると判断した場合、ステップS205に移行し、内側であると判定した場合、警報判定処理を一旦終了する。
ステップS205では、警報不要エリア判定部35は、受信信号処理部36に、自装置330が警報不要エリア360(図1参照)の外側に存在する旨の信号を出力し、これを受けて受信信号処理部36は、衝突警報発生部32に警報発生を促す信号を出力する。警報発生を促す信号を受けた衝突警報発生部32は、図示しないスピーカや表示画面などを介して運転者に、車両の一定距離範囲内に衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)歩行者が存在することを報知(警報発生)する。
このステップS205の実行の後、警報判定処理を一旦終了する。
なお、警報不要エリア360(図1参照)として、例えば、高速道路のみを設定する場合、現在普及が進んでいる自動料金収受システム(ETC:Electronic Toll Collection)を利用して設定してもよい。ETCを利用する場合、車両に搭載されるETC車載器は、高速道路のETC車線に設置されたアンテナとの通信によって、車両が高速道路上を走行中か否かの情報を保持する。よって、移動通信端末の警報不要エリア判定部35が、ETC車載器から車両の高速道路走行中であるか否かの情報が入力できる構成とすれば、この情報を用いて、車両が高速道路(警報不要エリア)の内側であるか外側であるかを判断できる。
このように本実施の形態によれば、自動車専用道路等、警報を発生する必要が生じないエリアを予め警告不要エリアとして設定しておくことができる。
これは、高速道路などの自動車専用道路を走行中は、道路上には衝突の可能性がある(危険エリアに位置する)歩行者は原則としていないはずであり、自動車専用道路を走行中は、歩行者に対する警報は不要であると考えられることに起因する。
また、自動車専用道路など制御信号送信装置の設置がまだ行われていない特定のエリアを車両が走行する場合でも、移動通信端末からの警戒信号を受信する毎に、警報を発生することがない。
つまり、従来の歩行者検知システムと異なり、自動車専用道路と併走する一般道路やサービスエリアなどを歩行する歩行者が近くに存在した場合に警報が発せられることがなく、車両の運転者を煩わせることがない。
この実施の形態3の車両用歩行者検知システムでは、車載装置330を搭載する車両(ここでは自動車)が警告不要エリアを走行中は、移動通信端末20からの電波を受信した場合も警告を行わない。一方、車両が警告不要エリア以外を走行中で、かつ移動通信端末20からの警戒信号である電波を受信した場合は、車載装置330は衝突警報発生部により、運転者に対し警告として衝突警報を出力する。
これにより、安全な場所や自動車と衝突する可能性が無い場所を歩行する歩行者に対する警報や、歩行者と衝突する可能性が無い場所を走行中における、歩行者に対する警報を排除することができる。
すなわち、本実施の形態によれば、車載装置330は、歩行者を注意しなくてもよいエリアでは、歩行者の存在を示す警報を発生しない構成としたので、運転者は運転中に、衝突の可能性がない歩行者の存在を示す警報による煩わしさを軽減することができる。
なお、ここでは、本発明をハードウェアで構成する場合を例にとって説明したが、本発明をソフトウェアで実現することも可能である。例えば、本実施の形態において、移動通信端末において、特定エリアを規定する制御信号を受信し、この制御信号に基づいて、警戒信号の発生または発生停止を行う処理のアルゴリズムをプログラミング言語によって記述し、このプログラムをメモリに記憶しておいて情報処理部によって実行させることにより、警戒信号を受信可能な車両に対して、本発明に係る移動通信端末と同様の機能を実現することができる。
本発明に係る移動通信端末及び車両用歩行者検知システムは、車両との衝突の対象となりそうな歩行者の情報を車両側に好適に報知して、運転者に歩行者の警戒を必要以上に行わせることなく、移動通信端末の携帯者を検知させて、衝突を防止させる効果を有し、走行中の車両側に、歩行者を知らせるシステムとして有用である。
本発明の実施の形態1における車両用歩行者検知システムの概略構成図 図1に示す移動通信端末、車載装置及び制御信号送信装置の概略構成を表すブロック図 移動通信端末において警戒信号送信部が繰り返し実行する送信判定処理の一例を示すフローチャート 制御信号送信装置により規定される送信不要エリアの一例を示す図 本発明の実施の形態1に係る車両用歩行者検出システムにおける変形例としての送信不要エリアを適用した交通環境を示す概念図 本発明の実施の形態2に係る車両用歩行者検知システムにおける移動通信端末、車載装置及び制御信号送信装置の概略構成を表すブロック図 本発明の実施の形態3の車両用歩行者検知システムにおける車載装置の概略構成を示すブロック図 本発明の実施の形態3における車載装置の警報判定処理を説明するフローチャート
符号の説明
20、220 移動通信端末
21 警戒信号生成部
22 制御信号受信部
23 制御信号検出部
24 送信不要エリア判定部
25 警戒信号送信部
27 送信必要エリア判定部
30、230、330 車載装置
31 受信部
32 衝突警報発生部
34 測位部
35 警報不要エリア判定部
36 受信信号処理部
37 記憶部
40、240 制御信号送信装置
40a、40b、40c、40d 無線基地局
41a、41b、41c、41d 送信範囲
42、242 制御信号生成部
44 制御信号送信部
100、200 車両用歩行者検知システム
112 交差点
116 歩道橋
300,301、302 車両
360 警告不要エリア
400、410、420、440、450 送信不要エリア
412 第1出入口
414 第2出入口
430 建物
P、P1、P2、P5 歩行者
P3、P4 携帯者

Claims (8)

  1. 一定距離範囲内の車両に警戒信号を発して自端末の存在を知らせる警戒信号発生手段と、
    特定エリアにおける前記警戒信号の発信を制御する制御信号を受信する受信手段と、
    受信された前記制御信号に基づいて、前記自端末の現在位置が、予め定められた前記特定エリアの内側もしくは外側であるかを判定するエリア判定手段とを備え、
    前記警戒信号発生手段は、前記エリア判定手段の判定した判定結果によって、前記警戒信号の発信又は発信停止を行うことを特徴とする移動通信端末。
  2. 前記特定エリアは、前記警戒信号の送信を不要とする送信不要エリアであり、
    前記エリア判定手段は、受信する前記制御信号の受信レベルが所定の閾値より高い場合、前記現在位置が前記送信不要エリア内にあると判定し、この判定結果によって前記警戒信号発生手段は警戒信号の発生を停止することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  3. 前記特定エリアは、前記警戒信号の送信を必要とする送信必要エリアであり、
    前記エリア判定手段は、受信する前記制御信号の受信レベルが所定の閾値より高い場合、現在位置が前記送信必要エリア内にあると判定し、この判定結果によって前記警戒信号発生手段は警戒信号の発生を停止しないことを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  4. 前記制御信号は、前記送信不要エリアである前記特定エリアの出入口に設置された一対の無線基地局から前記出入口の内側及び外側で局所的に各々送信される異なる第1制御信号及び第2制御信号からなり、
    前記エリア判定手段は、前記第1制御信号及び第2制御信号の受信順序に応じて前記送信不要エリアの内側もしくは外側であるか判定することを特徴とする請求項1記載の移動通信端末。
  5. 前記受信手段は、無線基地局から送信不要エリアである前記特定エリアの全域に送信される、送信不要エリア内であることを示す報知信号を前記制御信号として受信し、
    前記エリア判定手段は、前記報知信号である前記制御信号に基づいて前記送信不要エリアの内外を判定することを特徴とする請求項2記載の移動通信端末。
  6. 車両に搭載されてなり、
    一定距離範囲内に自端末の存在を知らせる警戒信号を発信する請求項1記載の移動通信端末から前記警戒信号を受信する警戒信号受信手段と、
    前記警戒信号を受信した際に、運転者に警報を発生する警報発生手段と、
    前記車両の現在位置を測定する測位手段と、
    測定した前記現在位置が予め定められた警報発生を不要とする警報不要エリアの内側もしくは外側であるかを判定する警報不要エリア判定手段とを有し、
    前記警報発生手段は、前記警報不要エリア判定手段の判定結果に応じて、前記車両の現在位置が前記警報不要エリアの外側である場合、前記警報を発生し、前記警報不要エリアの内側である場合、前記警報を発生しないことを特徴とする車載装置。
  7. 請求項1記載の移動通信端末と、
    前記制御信号を送信する制御信号送信装置と、
    前記移動通信端末からの前記警戒信号を受信して警報を発する車載装置が搭載された車両と、
    を備えることを特徴とする車両用歩行者検知システム。
  8. 前記車載装置は、
    前記移動通信端末から前記警戒信号を受信する警戒信号受信手段と、
    前記警戒信号を受信した際に、運転者に警報を発生する警報発生手段と、
    前記車両の現在位置を測定する測位手段と、
    測定した前記現在位置が予め定められた警報発生を不要とする警報不要エリアの内側もしくは外側であるかを判定する警報不要エリア判定手段とを有し、
    前記警報発生手段は、前記警戒信号を受信した際に、前記警報不要エリア判定手段の判定結果に応じて、前記車両の現在位置が前記警報不要エリアの外側であれば前記警報を発生し、前記警報不要エリアの内側であれば前記警報を発生しないことを特徴とする請求項7記載の車両用歩行者検知システム。
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