JP6124843B2 - 光ディスク装置 - Google Patents

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Description

この発明は、光ピックアップの温度上昇を抑制する光ディスク装置に関するものである。
カーナビゲーション装置等の高温環境下で動作する光ディスク装置は、温度検知回路が搭載されており、高温状態を検知すると、光ピックアップを保護するために光ディスクからデータを読み出す動作を停止する。その後、自然冷却を待って、製品保証温度以下になった場合に読み出し動作を再起動するようになっている。このため、高温状態を検知して読み出し動作を停止した後、読み出し動作を再開するまでの時間が長くなるという問題があった。
そこで、例えば特許文献1の光ディスク装置では、光ピックアップの温度が所定の設定温度以下になるまで、トラッキングサーボ機構を駆動して光ピックアップを光ディスクの半径方向に往復移動させ続けることで放熱効果を得る技術が提案されている。
特開2004−326944号公報
上記特許文献1の光ディスク装置では、光ピックアップの動作停止中にトラッキングサーボ機構を駆動し続けることにより輻射熱が発生するため、光ピックアップの動作を再開するまでの時間を短縮することが困難であるという課題があった。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたもので、光ピックアップの冷却効果を高めて、高温検知による光ピックアップの動作停止から動作再開までの時間を短縮することを目的とする。
この発明に係る光ディスク装置は、レーザ光を照射して光ディスクのデータを読み出す光ピックアップと、光ピックアップが読み出したデータを一時記憶する記憶部と、記憶部に一時記憶されているデータを再生するデコーダ部と、光ピックアップを光ディスクの半径方向に往復移動させるフィード部と、光ピックアップの温度を測定する温度センサとを備えた光ディスク装置であって、光ディスク装置を冷却するために設置される冷却ファンの位置情報、光ピックアップの読み出し動作を停止する第1の温度閾値当該第1の温度閾値より低い温度であって光ピックアップが読み出し動作を再開する第2の温度閾値、および記憶部に一時記憶されているデータの容量閾値を有し、温度センサが測定する光ピックアップの温度が第1の温度閾値より高い場合、第2の温度閾値に低下するまでのあいだフィード部を制御して光ピックアップを冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却し、温度センサが測定する光ピックアップの温度が第1の温度閾値より低く、かつ、記憶部に一時記憶されているデータの容量が容量閾値より多い場合、デコーダ部の再生動作を継続したまま光ピックアップを冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却する制御部を備えるものである。
この発明によれば、光ピックアップの温度が第1の温度閾値より高い場合、第2の温度閾値に低下するまでのあいだ光ピックアップを冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却するようにしたので、光ピックアップの冷却効果を高めることができる。これにより、第1の温度閾値の検知による光ピックアップの動作停止から動作再開までの時間を短縮することができる。また、温度センサが測定する光ピックアップの温度が第1の温度閾値より低く、かつ、記憶部に一時記憶されているデータの容量が容量閾値より多い場合、デコーダ部の再生動作を継続したまま光ピックアップを冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却するようにしたので、第1の温度閾値の検知による動作停止が回避されやすくなる。
この発明の実施の形態1に係る光ディスク装置の構成例を示すブロック図である。 実施の形態1に係る光ディスク装置が搭載された筐体内部の様子を示す平面図である。 実施の形態1に係る光ディスク装置の動作を示すフローチャートである。
実施の形態1.
図1に示すように、実施の形態1に係る光ディスク装置1の構成例を示すブロック図である。図2は、本実施の形態1に係る光ディスク装置1が収納された筐体内部の様子を示す平面図である。図1および図2においては、本発明に係る主要部のみを図示し、それ以外の光ディスク装置1の公知の構成要素の図示は省略する。
光ディスク装置1は、図2に示すように、例えばカーナビゲーション装置等の車載機器の筐体2に収納されている。筐体2には、内部を冷却するための冷却ファン3が設置されている。なお、図示例では、冷却ファン3が筐体2に設置されているが、光ディスク装置1自体の筐体に設置されていても構わない。
光ディスク装置1は、図1に示すように主として光ピックアップモジュール部4、信号生成部5、モータドライバ部6、および温度センサ7で構成されており、光ディスク8の再生を行う。なお、実施の形態1では光ディスク装置1のディスク再生機能を中心に説明するが、光ディスク装置1が記録機能も具備していても構わない。
光ピックアップモジュール部4は、スピンドルモータ401と、光ピックアップ送りモータ402と、ガイドシャフト403(図2に示す)と、フィード部404と、半導体レーザ(LD;Laser Diode)405と、アクチュエータ406と、対物レンズ407と、スクリュシャフト408とを備える。信号生成部5は、信号生成マトリックス増幅器501と、RF(Radio Frequency)信号処理部502と、バッファメモリ(記憶部)503と、AV(Audio Visual)デコーダ部504と、サーボ制御部505と、メインCPU(Central Processing Unit、制御部)506と、LD制御部507とを備える。
スピンドルモータ401は、光ディスク8を回転させる。対物レンズ407は、半導体レーザ405から照射されるレーザ光を光ディスク8の記録面に集光し、データの読み出しを行う。光ディスク8で反射されたレーザ光は、アクチュエータ406の内部に設置された分割センサ(不図示)によって検出され、信号生成マトリックス増幅器501へ出力される。アクチュエータ406は、対物レンズ407を光ディスク8の半径方向Aに移動させる。これら半導体レーザ405、アクチュエータ406、対物レンズ407、および分割センサ等により光ピックアップPUが構成される。
フィード部404は、光ピックアップ送りモータ402、ガイドシャフト403、スクリュシャフト408、不図示のギア等から構成される。ガイドシャフト403により光ピックアップPUを支持した状態で、光ピックアップ送りモータ402がスクリュシャフト408を回転させ、その回転運動を直線運動に変換することで、光ピックアップPUを半径方向Aに移動させる。
信号生成マトリックス増幅器501は、光ピックアップPU内部の分割センサによって検出された信号を増幅して、トラッキングエラー(TE)信号およびRF信号等を生成する。RF信号処理部502は、信号生成マトリックス増幅器501から出力されるRF信号をもとに映像および音声データを生成する。バッファメモリ503は、RF信号処理部502が生成したデータを一定時間蓄え、AVデコーダ部504へ出力する。AVデコーダ部504は、バッファメモリ503が蓄えているデータをデコードして出力する。
バッファメモリ503は、例えば、振動等による音飛びを防止するためのショックプルーフメモリである。光ピックアップモジュール部4は、AVデコーダ部504の通常の再生速度より速い速度で光ディスク8からデータを読み出し、信号生成マトリックス増幅器501およびRF信号処理部502を経由してバッファメモリ503に一時記憶させる。AVデコーダ部504は、通常の再生速度でバッファメモリ503からデータを読み出して再生する。これにより、映像および音声が途切れることなく再生される。
サーボ制御部505は、信号生成マトリックス増幅器501から出力されるTE信号等に基づいて、光ピックアップPUのレーザ光が光ディスク8のトラックに追従するようにアクチュエータ406および光ピックアップ送りモータ402を制御する駆動信号を出力することで、光ディスク装置1のフィードバック制御を実現する。フィードバック制御は公知の技術を用いればよいため、詳細な説明は省略する。
モータドライバ部6は、サーボ制御部505が出力した駆動信号に従って、光ピックアップ送りモータ402およびアクチュエータ406を駆動する。
これにより、光ディスク装置1が光ディスク8を再生中、アクチュエータ406が対物レンズ407を光ディスク8の半径方向Aにシフトしてレーザ光を光ディスク8のトラックに追従させ、レンズシフト許容範囲を超えると、光ピックアップ送りモータ402が動作することによってフィード部404が光ピックアップPUを光ディスク8の半径方向Aに送り、アクチュエータ406を対物レンズ407に追従させる。
サーボ制御部505は、上述した動作中にメインCPU506からの指示が割り込んできた場合、その指示に従って光ピックアップPUの移動を制御する。LD制御部507は、メインCPU506の指示に従って、光ピックアップPUの半導体レーザ405の点灯と消灯を切り替える。
温度センサ7は、光ピックアップPUの温度を測定して、メインCPU506へ出力する。この温度センサ7の設置位置は、光ピックアップPUの温度を測定可能な場所であればどこでもよく、例えば、光ピックアップPUの内部、光ピックアップPUの移動経路上の基板等に設置される。
光ピックアップPUを構成する部品の中で半導体レーザ405は高温になりやすく、かつ、高温環境下での耐力がないため、温度センサ7を光ピックアップPUの内部に設置して半導体レーザ405の温度を直接的に測定することが好ましい。
他方、基板の光ピックアップ移動経路上に温度センサ7を設置する場合、光ピックアップPUの実際の温度と温度センサ7が測定する基板の温度との乖離を埋めるために、予め基板の温度から光ピックアップPUの温度を算出する温度補正式を導出しておき、温度センサ7が測定した基板の温度から光ピックアップPUの温度を算出するとよい。
メインCPU506は、温度センサ7から出力される光ピックアップPUの温度と、バッファメモリ503に蓄積されている映像および音声のデータ容量とを常時監視する。メインCPU506は、監視結果に基づいて、サーボ制御部505へ指示して光ピックアップPUの移動を制御すると共に、LD制御部507へ指示して半導体レーザ405の動作を制御する。また、メインCPU506は、監視結果に基づいてAVデコーダ部504の動作を制御する。メインCPU506は光ディスク装置1の動作全体を制御しており、上記以外にも、スピンドルモータ401の動作等を制御している。
次に、図3のフローチャートを参照しながら、メインCPU506の動作を説明する。
メインCPU506は、光ディスク装置1の電源起動後、高温検知温度(第1の温度閾値)をK[℃]に設定すると共に高温検知解除温度(第2の温度閾値)をL[℃]に設定し(ステップST1)、冷却ファン3近傍のシークアドレスをMに設定し(ステップST2)、バッファメモリ503のデータの必要最小容量(容量閾値)をRに設定する(ステップST3)。
K,L,M,Rは、メインCPU506に予め与えられた値とする。
高温検知温度Kは、例えば光ピックアップPUが安定して動作する動作保証温度の上限値(例えば、85℃)とする。高温検知解除温度Lは、高温検知温度Kより低い値(例えば、60℃)とする。
バッファメモリ503のデータの必要最小容量Rは、光ピックアップPUによる光ディスク8のデータ読み出しが途切れた場合にAVデコーダ部504が映像および音声データの再生を継続するために必要となるデータ容量とする。
図2には、光ディスク装置1の内部に収容された部品のうち、光ピックアップPU、ガイドシャフト403およびスクリュシャフト408の配置を模式的に示す。光ピックアップPUは、ガイドシャフト403にガイドされて半径方向Aに往復移動する。
例えば、筐体2のB1位置に冷却ファン3が設置されている場合、光ピックアップPUがB2位置に移動したときにB1位置の冷却ファン3に最も近づくため、このB2位置をシークアドレスMとする。あるいは、筐体2のC1位置に冷却ファン3が設置されている場合は、光ピックアップPUがC2位置に移動したときにC1位置の冷却ファン3に最も近づくため、このC2位置をシークアドレスMとする。
なお、図2の例では、光ピックアップPUの冷却効果を高めるために光ピックアップPUが冷却ファン3に最も近づいた位置をシークアドレスMとしたが、この位置に限定されるものではなく、冷却ファン3近傍の気流が大きい位置であればよい。
ステップST4において、メインCPU506は、光ディスク装置1の各部に指示して光ディスク8の再生動作を開始する。また、メインCPU506は、温度センサ7が測定する光ピックアップPUの温度P[℃]、およびバッファメモリ503のデータ容量Qの監視を開始する(ステップST5)。メインCPU506は、光ピックアップPUの温度Pが高温検知温度Kより低い場合(ステップSTST6“YES”)に再生動作時の冷却モード(ステップST8〜ST13)を実施し、光ピックアップPUの温度Pが高温検知温度K以上の場合(ステップST6“NO”)に高温検知時の冷却モード(ステップST14〜ST20)を実施する。
再生動作時の冷却モードにおいて(ステップST6“YES”)、メインCPU506は、バッファメモリ503に蓄積されている音声および映像データのデータ容量Qが、AVデコーダ部504が再生を継続するために必要となる音声および映像データの必要最小容量Rより大きいかどうかの比較を行う(ステップST7)。バッファメモリ503に蓄積されているデータ容量Qが必要最小容量Rより大きい場合(ステップST7“YES”)、メインCPU506は、光ピックアップPUの現在の再生位置のシークアドレスSを一旦保持した上で(ステップST8)、サーボ制御部505に指示して光ピックアップPUを冷却ファン3近傍のシークアドレスMへ移動させる(ステップST9)。続いてメインCPU506は、LD制御部507に指示して光ピックアップPUの半導体レーザ405を消灯させて読み出し動作を停止させ(ステップST10)、一定時間T1が経過するまでの間待機する(ステップST11)。一定時間T1の経過後、メインCPU506は、LD制御部507に指示して光ピックアップPUの半導体レーザ405を点灯させて読み出し動作を再開させると共に(ステップST12)、サーボ制御部505に指示して光ピックアップPUをステップST8で保持したシークアドレスSへ移動させる(ステップS13)。
一方、バッファメモリ503に蓄積されているデータ容量Qが必要最小容量R以下の場合(ステップST7“NO”)、メインCPU506は光ディスク装置1の再生動作を継続する。
再生動作時の冷却モードにおいて、光ピックアップPUを冷却ファン3の気流が大きいシークアドレスMに移動させることで、光ピックアップPUの冷却効果を高めることができる。この間、光ピックアップ送りモータ402が停止するので輻射熱の発生を抑制できる。また、半導体レーザ405を消灯することで、光ピックアップPUの温度上昇を抑制できる。これにより、高温環境下での光ピックアップPUの温度上昇が抑制され、後述する高温検知時の冷却モードによる動作停止が回避されやすくなると共に高温環境下での耐力が向上する。
ちなみに、ステップST11の一定時間T1は、例えば、必要最小容量Rの音声および映像データの再生を継続できる時間と、光ピックアップPUが現在位置のシークアドレスSから冷却ファン3近傍のシークアドレスMへの退避に要する時間と、そのシークアドレスMから元のシークアドレスSへの復帰に要する時間とを合わせた時間とする。従って、光ピックアップPUを冷却ファン3近傍に退避させて光ディスク8のデータ読み出しを停止している一定時間T1の間、AVデコーダ部504は音声および映像データの再生を継続できる。
一定時間T1を固定値とせず、可変値にしてもよい。例えば、メインCPU506が、バッファメモリ503に蓄積されたデータ容量Qに基づいて音声および映像データの再生を継続できる時間を推定し、推定した時間と、上述した光ピックアップPUの退避と復帰に要する時間とを合わせて一定時間T1を算出してもよい。
この場合には、バッファメモリ503のデータ容量Qが多いほど光ピックアップPUの冷却時間を長く確保することができ、再生動作中の冷却効果を高めることができる。
高温検知時の冷却モードにおいて(ステップST6“NO”)、メインCPU506は、光ピックアップPUの現在の再生位置のシークアドレスSを一旦保持した上で(ステップST14)、サーボ制御部505に指示して光ピックアップPUを冷却ファン3近傍のシークアドレスMへ移動させる(ステップST15)。続いてメインCPU506は、LD制御部507に指示して光ピックアップPUの半導体レーザ405を消灯させデータ読み出し動作を停止させると共に、AVデコーダ部504の音声および映像データの再生動作を停止させる(ステップST16)。このとき、メインCPU506がサーボ制御部505に指示してスピンドルモータ401による光ディスク8の回転駆動を停止させてもよい。
その後、メインCPU506は、一定時間T2が経過するごとに(ステップST17)、光ピックアップPUの温度Pと高温検知解除温度Lとを比較する(ステップST18)。光ピックアップPUの温度Pが高温検知解除温度Lより低い場合(ステップST18“YES”)、メインCPU506は、LD制御部507に指示して光ピックアップPUの半導体レーザ405を点灯させ読み出し動作を再開させると共に、AVデコーダ部504の音声及び映像データの再生動作を再開させる(ステップST19)。続いてメインCPU506は、サーボ制御部505に指示して、光ピックアップPUをステップST14で保持したシークアドレスSへ移動させる(ステップST20)。
高温検知時の冷却モードにおいても、再生動作時の冷却モードと同様に光ピックアップPUを冷却ファン3の気流が大きいシークアドレスMに移動させ、光ピックアップ送りモータ402を停止し、半導体レーザ405を消灯するので、光ピックアップPUの温度上昇を抑制すると共に冷却効果を高めることができる。これにより、高温を検知して光ピックアップPUの動作を停止してから再開までの時間を短縮でき、かつ、高温環境下での耐力が向上する。
以上より、実施の形態1によれば、光ディスク装置1は、レーザ光を照射して光ディスク8からデータを読み出す光ピックアップPUと、光ピックアップPUが読み出したデータを一時記憶するバッファメモリ503と、バッファメモリ503に一時記憶されているデータを再生するAVデコーダ部504と、光ピックアップPUを光ディスク8の半径方向に往復移動させるフィード部404と、光ピックアップPUの温度を測定する温度センサ7と、光ディスク装置1を冷却するために設置される冷却ファン3の位置情報(シークアドレスM)、光ピックアップPUのデータ読み出し動作を停止する第1の温度閾値(高温検知温度K)、および当該第1の温度閾値より低い温度であって、光ピックアップPUが読み出し動作を再開する第2の温度閾値(高温検知解除温度L)を有し、温度センサ7が測定する光ピックアップPUの温度が第1の温度閾値より高い場合、第2の温度閾値に低下するまでのあいだフィード部404を制御して光ピックアップPUを冷却ファン3に近づく方向へ移動させ冷却するメインCPU506とを備える構成にした。このため、光ピックアップPUの冷却効果を高めることができ、高温検知による、光ピックアップPUの動作停止から動作再開までの時間を短縮することができる。
また、実施の形態1によれば、メインCPU506は、バッファメモリ503に一時記憶されているデータの容量閾値(必要最小容量R)を有し、温度センサ7が測定する光ピックアップPUの温度が第1の温度閾値(高温検知温度K)より低く、かつ、バッファメモリ503に一時記憶されているデータの容量が容量閾値より多い場合、AVデコーダ部504の再生動作を継続したまま光ピックアップPUを冷却ファン3に近づく方向へ移動させ冷却するようにした。このため、再生動作中に光ピックアップPUを効率的に冷却でき、温度上昇を抑制することができる。
また、実施の形態1によれば、メインCPU506は、光ピックアップPUを冷却ファン3に近づく方向へ移動させた場合に半導体レーザ405を消灯させるようにした。このため、AVデコーダ部504の再生動作中、および高温検知による、光ピックアップPUの動作停止中に、光ピックアップPUの温度上昇を抑制することができ、冷却効果をさらに高めることができる。
また、実施の形態1によれば、メインCPU506は、バッファメモリ503に一時記憶されているデータの容量に基づいてAVデコーダ部504が再生動作を継続可能な時間(一定時間T1)を算出し、当該時間が経過する前に光ピックアップPUを冷却ファン3側から元の位置へ戻すようにした。このため、光ピックアップPUの冷却時間を長くでき、冷却効果をさらに高めることができる。
なお、本発明はその発明の範囲内において、実施の形態の任意の構成要素の変形、または実施の形態の任意の構成要素の省略が可能である。
1 光ディスク装置、2 筐体、3 冷却ファン、 4 光ピックアップモジュール部、5 信号生成部、6 モータドライバ部、7 温度センサ、8 光ディスク、401 スピンドルモータ、402 光ピックアップ送りモータ、403 ガイドシャフト、404 フィード部、405 半導体レーザ、406 アクチュエータ、407 対物レンズ、408 スクリュシャフト、501 信号生成マトリックス増幅器、502 RF信号処理部、503 バッファメモリ(記憶部)、504 AVデコーダ部、505 サーボ制御部、506 メインCPU(制御部)、507 LD制御部、PU 光ピックアップ。

Claims (3)

  1. レーザ光を照射して光ディスクのデータを読み出す光ピックアップと、
    前記光ピックアップが読み出したデータを一時記憶する記憶部と、
    前記記憶部に一時記憶されているデータを再生するデコーダ部と、
    前記光ピックアップを前記光ディスクの半径方向に往復移動させるフィード部と、
    前記光ピックアップの温度を測定する温度センサとを備えた光ディスク装置であって、
    前記光ディスク装置を冷却するために設置される冷却ファンの位置情報、前記光ピックアップの読み出し動作を停止する第1の温度閾値当該第1の温度閾値より低い温度であって前記光ピックアップが読み出し動作を再開する第2の温度閾値、および前記記憶部に一時記憶されているデータの容量閾値を有し、前記温度センサが測定する前記光ピックアップの温度が前記第1の温度閾値より高い場合、前記第2の温度閾値に低下するまでのあいだ前記フィード部を制御して前記光ピックアップを前記冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却し、前記温度センサが測定する前記光ピックアップの温度が前記第1の温度閾値より低く、かつ、前記記憶部に一時記憶されているデータの容量が前記容量閾値より多い場合、前記デコーダ部の再生動作を継続したまま前記光ピックアップを前記冷却ファンに近づく方向へ移動させ冷却する制御部を備えることを特徴とする光ディスク装置。
  2. 前記制御部は、前記光ピックアップを前記冷却ファンに近づく方向へ移動させた場合に前記レーザ光を消灯させることを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
  3. 前記制御部は、前記記憶部に一時記憶されているデータの容量に基づいて前記デコーダ部が再生動作を継続可能な時間を算出し、当該時間が経過する前に前記光ピックアップを前記冷却ファン側から元の位置へ戻すことを特徴とする請求項記載の光ディスク装置。
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