JP2005135485A - 光ピックアップ装置 - Google Patents

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Abstract


【課題】 装置内温度の上昇を抑制するとともに集光スポット特性の劣化を抑制することのできる光ピックアップ装置を提供する。
【解決手段】 光ピックアップ装置20は、少なくとも光を出射する光源21と、光源21から出射された光を、光記録媒体22の光透過保護層23を介して情報記録面に集光する対物レンズ24と、光記録媒体22によって反射された反射光を受光する受光素子25とを収容する筐体26を有する。光ピックアップ装置20が有する筐体26には、一側面27に吸気口28が形成され、筐体26の吸気口28が形成される部位に筐体外の大気を筐体内へ吸気する吸気ファン29が設けられ、さらに吸気ファン29の筐体外方空間寄りにフィルタ30が設けられる。好ましくは、フィルタ30が透過を許容する粒子の寸法を15μm以下に設定する。
【選択図】 図1


Description

本発明は、光記録媒体に対して光を照射することによって、光記録媒体の情報記録面に情報を記録および/または光記録媒体の情報記録面に書込まれた情報を再生する光ピックアップ装置に関する。
近年、情報記録の分野においては、光学情報記録方式に関する研究および開発が進められている。この光学情報記録方式は、記録媒体に対して非接触で記録再生が行えること、また再生専用型、追記型、書換え可能型のメモリ形態にそれぞれ対応できること等、数々の利点を有するので、安価な大容量メディアを実現し得るものとして、産業用から民生用まで幅広い用途が考えられている。
光学情報記録方式を具現化する装置における最近の開発目標としては、コンパクトディスク(略称CD)、デジタルバーサタイルディスク(略称DVD)などの既にデファクトスタンダードとなった形状の光記録媒体(以後、ディスクと呼ぶことがある)において、単位面積当たりの情報記録容量を増大すること、また情報記録容量を減らすことなく(むしろ増やす方向に)ディスクおよびディスク再生装置の大きさを小さくすること、の2つが挙げられ、盛んに研究が行われている。
前述の2つの目標のうち、単位面積当たりの情報記憶容量を増やすための方策として、Blu−rayディスク(Blu−ray Disk;以後、BDと略称する)に代表されるように、青色半導体レーザ等の短波長光源と、開口数が0.8以上の対物レンズとを用いて、ディスク上の集光スポット径を小さくした光ピックアップの研究開発が盛んに行われている。
BDは、従来のCD、DVDに比べ波長が短く、開口数が大きいので集光スポット径を小さくできる。しかしながら、BDでは、開口数の増加に伴うディスクのチルトマージン減少を補償するためにディスクの光透過保護層の厚さを0.15mm以下と非常に薄くしているので、ディスク表面に粉塵が存在する場合、従来のCD、DVDなどのディスクにおいては問題とならなかったような粉塵の集光スポットに及ぼす影響が無視できなくなる、という問題点が挙げられている。
また、青色半導体レーザ等の短波長光源は、従来のCD、DVDなどの比較的波長の長い光源に比べて消費電力が大きいので、レーザ発熱量の増加につながる。光学情報記録方式における記録・再生の高速化の進展に伴い、レーザ消費電力の増加およびレーザ消費電力の増加に伴うレーザ駆動回路の発熱量の増加が生じるので、レーザおよび周辺回路の誤動作防止ならびに周辺光学系への熱的な悪影響を防止するために冷却機構が設けられている。
冷却機構の従来技術には、たとえば以下に挙げるような手法がある。図10は、従来技術の冷却機構を備える光ディスク装置1の構成を示す図である。従来技術の光ディスク装置1では、装着された光ディスク媒体2を回転させる回転軸であるスピンドル3の周りに、スピンドル3とともに回転して送風するフィン4を設け、動作時における光ディスク装置1内の温度上昇を抑制する(特許文献1参照)。この従来技術の手法では、外気を直接光ディスク装置1内部に取込むことなく、装置内部にファンを設けて発熱部を冷却するので、外気とともに粉塵が装置内に侵入することがなく、粉塵が光ディスク媒体2上に付着して対物レンズおよび光ディスク媒体2に疵を付けることがない。
しかしながら、この従来技術の冷却機構では、次のような問題がある。従来技術の光ディスク装置1では、外気を導入することなく、装置内部の空気のみをフィン4で攪拌することによって、光ピックアップなどの高温部の熱を、装置内で相対的に温度の低い部分へ逃がしている。したがって、粉塵が装置内に侵入することがないという利点は有るけれども、外気との熱交換が行われないので、半導体レーザ、駆動回路などの熱源からの熱を放散しにくいという問題がある。
また図11は、もう一つの従来技術の冷却機構を備える光ディスク装置5の構成を示す図である。もう一つの従来技術の光ディスク装置5では、装置のケース6にフィルタ10を介して装置外部の空気を装置内部に取入れる冷却ファン7を設けるとともに、ケース6内に設けられる温度センサ8とスイッチング回路9とを接続し、温度センサ8の出力に応じて、すなわちケース6内の温度に応じて、スイッチング回路9によって冷却ファン7のon/off切換えを行う(特許文献2参照)。このようなもう一つの従来技術の光ディスク装置5では、ケース6内部の空気温度が、規定温度以上で冷却の必要のあるときだけ冷却ファン7を稼働させるので、空気中の浮遊塵埃の吸込み量を減少し、フィルタ10の目詰まりまたは塵埃の堆積などを最小限に抑制し、装置寿命の延命化を図っている。
しかしながら、もう一つの従来技術には、次のような問題がある。ケース6内部空間冷却のためにフィルタ10を介して冷却ファン7によって導入される空気中には、フィルタ10を透過した浮遊塵埃が含まれている。この塵埃は、たとえば光ディスク媒体10などに付着することがある。光ディスク媒体に付着した塵埃の大きさは、集光スポットに対して多大な影響を及ぼし、またその影響の程度は、記録媒体として用いられるディスクの種類および情報の記録/再生に用いられる光の波長、また媒体に集光するための対物レンズの開口数によって左右される。集光スポットに対する影響を防止するためにフィルタの目を細かくし、極めて微細な塵埃しか透過しないように設定すると、フィルタ特性が強すぎて圧力損失が大きくなり、冷却ファンの冷却特性を損なうという問題がある。
したがって、ディスクの種類および光の波長に応じて、フィルタにより透過が許容される塵埃の大きさが適正に定められるべきであるにも関わらず、特許文献2には、単なるフィルタとして開示されるのみであり、ディスクの種類および光の波長に対応するフィルタの許容透過寸法については全く開示されていない。
またもう一つの従来技術の光ディスク装置5では、ケース6内の温度が所定値よりも上昇して冷却ファン7が回転して吸気している場合、ケース6内部空間からの空気の排出は、光ディスクカートリッジ12が出入されるカートリッジ挿入口13の蓋部材とケース6とのわずかな隙間から行われるに過ぎない。したがって、冷却ファン7による吸気が継続されるに伴い、ケース6内部空間の正圧が高まるに過ぎず、ケース6内部空間における空気の還流が円滑に行われず冷却能が低下するという問題がある。
特開2000−113662号公報 特開平3−122886号公報
本発明の目的は、装置内温度の上昇を抑制するとともに集光スポット特性の劣化を抑制することのできる光ピックアップ装置を提供することである。
本発明は、光記録媒体に情報を記録および/または光記録媒体から情報を再生する光ピックアップ装置において、
光を出射する光源と、
光源から出射された光を、光記録媒体の光透過保護層を介して情報記録面に集光する対物レンズと、
光記録媒体によって反射された反射光を受光する受光素子と、
少なくとも光源、対物レンズおよび受光素子を収容する筐体であって、一側面に吸気口が形成される筐体と、
筐体の吸気口が形成される部位に設けられ、筐体外の大気を筐体内へ吸気する吸気ファンと、
吸気ファンの筐体外方空間寄りに設けられるフィルタとを含むことを特徴とする光ピックアップ装置である。
また本発明は、筐体には、吸気口が形成される一側面に対向する側面に筐体内の大気を筐体外へ排気する排気口が形成され、
筐体の排気口が形成される部位に設けられ、筐体の内部空間と筐体の外部空間とを開閉自在に連通/遮断する開閉手段をさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、フィルタは、透過させる粒子の大きさが15μm以下であることを特徴とする。
また本発明は、筐体の内部空間の温度を検出する温度検出手段と、
温度検出手段による検出出力に応答し、吸気ファンの回転動作および開閉手段の開閉動作を制御する制御手段とをさらに含むことを特徴とする。
また本発明は、対物レンズは、開口数が0.8以上であることを特徴とする。
また本発明は、対物レンズは、樹脂から成り、2枚の組みレンズによって構成されることを特徴とする。
また本発明は、光記録媒体の光透過保護層は、厚さが0.15mm以下であることを特徴とする。
本発明によれば、光ピックアップ装置に備わり、少なくとも光源、対物レンズおよび受光素子を収容する筐体には、一側面に吸気口が形成され、吸気口部分には筐体外の大気を筐体内へ吸気する吸気ファンが設けられ、吸気ファンの筐体外方空間寄りにフィルタが設けられる。このような光ピックアップ装置では、吸気ファンによって外気を筐体内へ吸気することができるので、外気との熱交換を行って筐体内を効果的に冷却し、温度上昇を抑制することができる。またフィルタを介して外気を導入することによって、筐体内への塵埃の侵入を抑制することができるので、集光スポット特性の劣化を抑制することが可能である。
また本発明によれば、光ピックアップ装置の筐体には、吸気口に対向して排気口が形成され、該排気口部分には、筐体の内部空間と筐体の外部空間とを開閉自在に連通/遮断する開閉手段が設けられる。このことによって、吸気口部分に設けられる吸気ファンを回転させて外気を筐体内に導入するとき、開閉手段を開いて筐体内に導入された大気を排気口から排出することができるので、筐体内に導入された大気が筐体内を円滑に流通し、外気との熱交換が一層効果的に行われて、高い冷却能を発現することができる。
また本発明によれば、フィルタの透過粒子サイズを15μm以下に規制することによって、高密度の情報記録/再生に対応可能な集光スポット特性を実現するとともに、過剰なフィルタ特性の発現による圧力損失を防止し、筐体内の温度上昇抑制を可能にする。
また本発明によれば、光ピックアップ装置は、筐体の内部空間の温度を検出する温度検出手段と、温度検出手段による検出出力に応答して、吸気ファンの回転動作および開閉手段の開閉動作を制御する制御手段とを含んで構成されるので、筐体内の温度が予め定める値以上であるときのみ吸気ファンを回転させることができる。このことによって、電力消費量を節減できるとともに、筐体内部へ不要に塵埃を吸引することを防止できる。
また本発明によれば、開口数が0.8以上であるような高密度の情報記録/再生に対応できる対物レンズを用いる場合にも、装置内温度の上昇と集光スポット特性の劣化とを抑制できる光ピックアップ装置が実現される。
また本発明によれば、装置内の温度上昇を効果的に抑制することができるので、屈折率の温度依存性がガラスよりも大きい樹脂から成る対物レンズを用いるにも関わらず、集光スポット特性の劣化を抑制し、高密度の情報記録/再生が可能な光ピックアップ装置を実現できる。
また本発明によれば、光透過保護層の厚さが0.15mm以下であるような高記録密度の光記録媒体に対する情報の記録/再生時においても、装置内温度の上昇と集光スポット特性の劣化とを抑制できる光ピックアップ装置が実現される。
図1は本発明の実施の第1形態である光ピックアップ装置20の構成を簡略化して示す平面図であり、図2は図1に示す光ピックアップ装置20に備わる光学系を示す系統図である。
光ピックアップ装置20は、光を出射する光源21と、光源21から出射された光を、光記録媒体22の光透過保護層23を介して情報記録面に集光する対物レンズ24と、光記録媒体22によって反射された反射光を受光する受光素子25と、少なくとも光源21、対物レンズ24および受光素子25を収納する筐体26であって、一側面27に吸気口28が形成される筐体26と、筐体26の吸気口28が形成される部位に設けられ、筐体外の大気を筐体内へ吸気する吸気ファン29と、吸気ファン29の筐体外方空間寄りに設けられるフィルタ30とを含んで構成される。この光ピックアップ装置20は、光記録媒体22に情報を記録および/または光記録媒体22から情報を再生することに用いられる。
光ピックアップ装置20に備わる光学系31は、前述の光源21、対物レンズ24、受光素子25のみではなく、詳細には以下のように構成される。光学系31は、光源21と対物レンズ24との間の光路上に、光源21からの出射光を略平行光にするコリメートレンズ32、光源21からの出射光を透過させ光記録媒体22からの反射光を反射させる光分岐素子33と、2枚組の第1球面収差補償レンズ34aと第2球面収差補償レンズ34bとの離隔距離Lを調整することによって球面収差を補償する球面収差補償素子34と、球面収差補償素子34を透過した光の光路をほぼ90度曲げて対物レンズ24へと導く立上ミラー35と、さらに光記録媒体22によって反射された反射光が、対物レンズ24および球面収差補償素子34を再び透過した後、光分岐素子33によって反射されて受光素子25へ入射する光路上において、光分岐素子33と受光素子25との間に設けられるスポットレンズ36と、円柱レンズ37と、カバーガラス38とを含んで構成される。
本実施の形態では、光源21には、たとえば波長405nmの青色レーザを出射する半導体レーザが用いられる。このような短波長のレーザ光を用いることによって、集光スポット径を小さくすることができる。
光分岐素子33は、たとえば偏光ビームスプリッタによって実現され、前述のように光源21からの出射光を透過させ光記録媒体22からの反射光を反射させる。球面収差補償素子34は、光記録媒体22の光透過保護層23の厚み誤差に起因する球面収差を補正するために設けられるものであり、本実施の形態では、第1球面収差補償レンズ34aと第2球面収差補償レンズ34bとによって構成されるけれども、これに限定されることなく、液晶駆動素子が用いられる構成であってもよい。
対物レンズ24は、樹脂素材、たとえばメタクリル樹脂[poly(methyl
methacrylate);略称PMMA]から成る第1対物レンズ39と第2対物レンズ40との2枚の組みレンズによって構成され、その開口数(Numerical Aperture;略称NA)が、0.8以上である。また情報の記録/再生に用いられる光記録媒体22は、光透過保護層23の厚さが、0.15mm以下である。
このように、本実施の形態の光ピックアップ装置20は、短波長の青色レーザ光を出射する半導体レーザ21とNAが0.8以上の対物レンズ24とを用いることによって、光記録媒体22の情報記録面への集光スポット径を小さくし、高密度で情報の記録/再生を行うことのできるBDについて例示する。
一般的に光ピックアップにおいて対物レンズで集光されるビームスポット径dは、光強度分布において最高強度の1/e(eは自然対数の底)までを対象スポット径とすると、レーザ光の波長(λ)とNAとを用いる式(1)によって与えられる。したがって、本実施の形態の光ピックアップ装置20では、対物レンズ24のNAを0.8以上とすることによって、集光スポット径dは、青色レーザ光の波長(λ=405nm)とほぼ等しい大きさにすることができる。この集光スポット径dは、たとえばDVDの記録/再生に用いられる波長650nmの赤色光、0.6レベルのNAを有する対物レンズによる集光スポット径に比較すると、1/2以下の小さいサイズである。
d≒0.82×λ/NA …(1)
なお光ピックアップ装置20には、コリメートレンズ32と光分岐素子33との間にビーム整形のためのビーム整形素子、偏光方向調整のための1/2波長板などが設けられる構成であってもよく、また、光分岐素子33と対物レンズ24との間に直線偏光を円偏光に変換するための1/4波長板が設けられる構成であってもよい。
光ピックアップ装置20の光学系31では、半導体レーザ21からの出射光がコリメートレンズ32によって平行光束化され、光分岐素子33および球面収差補償素子34を透過し、立上ミラー35によって光路を曲げられ、2枚組の対物レンズ24によって光記録媒体22に集光される。さらに光記録媒体22からの反射光は入射光と逆の光路を辿った後、光分岐素子33によって反射され、スポットレンズ36で集光され、円柱レンズ37およびカバーガラス38を透過し、同一平面上に多分割の受光部を有する受光素子25に照射されて、記録信号およびサーボ信号が検出される。このような光学系31が、光ピックアップ装置20に装着される。
光学系31は、たとえばアルミニウム合金製のハウジング41内に収容されるとともに装着される。ハウジング41は、筐体26内に互いに平行になるように設けられる一対のガイドシャフト42a,42bに摺動可能に装着され、光ピックアップ装置20に装着された状態の光記録媒体22の半径方向である矢符43方向に移動可能である。なお、ハウジング41の矢符43方向の移動は、図示を省略する電動機等の駆動手段によって行われる。
また光ピックアップ装置20に装着された光記録媒体22は、筐体26内に設けられるスピンドルモータ44によって回転される。スピンドルモータ44によって回転される光記録媒体22に対して、ハウジング41が矢符43方向に移動し、光記録媒体22の所定の位置においてハウジング41内に収容される光学系31から集光照射して情報の記録/再生を行う。光源21である半導体レーザは、自動パワー制御装置(略称APC)および記録ストラテジーなどを備えるレーザ駆動回路45によって、動作制御される。
光学系31が収容されるハウジング41、レーザ駆動回路45、スピンドルモータ44等は、筐体26内に設けられる。筐体26は、たとえばアルミニウム製の箱型容器部材である。
前述のように筐体26には、一側面27に吸気口28が形成される。吸気口28は、筐体26の一側面27において、レーザ駆動回路45とハウジング41に収容される光学系31とを臨む位置に形成される。筐体26の一側面27における吸気口28が形成される部位には、ファン保持部材46を介して吸気ファン29が装着される。吸気ファン29の筐体26の外方空間寄りには、フィルタ30が設けられる。このような構成とすることによって、吸気ファン29を回転させ、フィルタ30を通して、筐体26の外方空間の大気を、筐体26の内方空間47へ導入し、筐体26内部を冷却することができる。
本実施の形態では、フィルタ30は、透過させる粒子の大きさ、たとえば粉塵粒径が15μm以下になるように選定される。このような粉塵粒径を15μm以下に抑えるためのフィルタとしては、特に限定されることなく公知のものを用いることができる。フィルタ30の一例を挙げると、日本工業規格(JIS)G4309に規定されるSUS304などのステンレス鋼線を、15μmの粉塵粒径に対応する開口が形成されるメッシュ状に加工したステンレスメッシュフィルタがある。このステンレスメッシュフィルタは、フィルタの目詰まりなどに対する耐久性に優れ、また、ユーザーが容易に洗浄・再生することができるので寿命特性においても優れ、フィルタ30として好適である。なお、透過させる粒子の大きさを15μm以下にした限定理由については、後述する。
光ピックアップ装置20を記録または再生に動作させるとき、高密度で情報を記録または再生することができるけれども、光源21である半導体レーザ、レーザ駆動回路45からの発熱が、CD、DVDなどの記録/再生装置に比べて大きくなる。発熱による温度上昇は、半導体レーザの出力すなわち駆動電流値等によって異なるけれども、たとえば、真夏の高温環境を想定した室温35〜40℃において、光記録媒体22に対する記録動作を連続して行った場合、装置内の温度が最高で65〜75℃程度まで上昇する。
このような温度上昇は、装置内のレーザ駆動回路45およびその他の回路系に熱ノイズなどの悪影響を与えるとともに、レンズを含む光学系31に悪影響を及ぼす。特に、対物レンズ24は、樹脂素材から成り2枚組みで構成されるので、温度上昇の影響を大きく受ける。すなわち、対物レンズ24の温度が上昇することによって素材の屈折率が変化するので、第1および第2対物レンズ39,40の焦点距離が変化し、この焦点距離の変化に起因する球面収差が発生する。
図3は、PMMA製対物レンズにおいて温度変化が生じた場合の球面収差発生の状態を示す図である。図3(a)〜図3(c)は、PMMA製対物レンズにおいて、温度が22℃、47.3℃、72.5℃での球面収差発生の状態をそれぞれ示す。温度上昇に伴って同心円状の球面収差が増加する様子が確認される。
次に、PMMAおよびガラスをそれぞれ素材とする2枚組みの対物レンズについて、球面収差に起因する収差rmsを光学シミュレーションにより求めた。光学シミュレーションには、波動光学に基づく市販の光学シミュレーションソフト(Zemax:商品名、
focus software社製)を用いた。対物レンズは、入射側から順に第1対物レンズ(OL1)、第2対物レンズ(OL2)とし、シミュレーションに用いたレンズの非球面多項式および屈折率の温度依存性を、次の式(2)および式(3)に示す。式(2)の非球面多項式におけるZはレンズ面変位、Rはレンズ中心からの距離を表す。なお、非球面多項式(2)における非球面係数を表1に示すけれども、便宜上12次以上(係数Eの項以降)の非球面係数および非球面係数の有効桁4桁目以降については記載していない。また、屈折率の温度依存式(3)におけるαは、屈折率の温度依存係数であり、PMMAについては、1.1×10−4/℃を用い、ガラスについては2×10−6/℃を用いた。
Z=(X/R)/[1+√{1−(1+K)・X/R}]+AX+BX+CX
+DX10+EX12+FX14+GX16・・ …(2)
温度依存屈折率=室温(20℃)における屈折率−α×温度上昇(℃)…(3)
図4は、PMMAおよびガラスをそれぞれ素材とする2枚組みの対物レンズについて球面収差に起因する収差をシミュレーションした結果を示す図である。図4中、正方形で表すデータを結ぶライン48がPMMA製対物レンズのシミュレーション結果を表し、ひし形で表すデータを結ぶライン49がガラス製対物レンズのシミュレーション結果を表す。対物レンズのおかれる環境温度の上昇に伴って収差rmsが、増加する様子が判る。また、ガラスに比較して屈折率の温度依存係数αが2桁程度大きいPMMA製対物レンズの方が、環境温度の上昇に伴う収差rms増大の傾向が顕著である。したがって、光ピックアップ装置20に設けられる吸気ファン29による筐体26の内部空間47を冷却する効果は、対物レンズ24が、屈折率の温度依存係数αの大きい樹脂製の2枚組みレンズから成る場合に一層顕著に発現される。
また光ピックアップ装置20において、集光スポットを高密度で記録/再生するために充分な大きさに絞るためには、シミュレーション結果に示す収差rmsを、図4中の点線50で示す35mλ以下に抑えることが望ましい。しかしながら、図4に示すように、PMMA製対物レンズでは、温度が50℃を超えると、収差rmsが35mλを超えて集光スポットを充分絞ることができなくなる。
たとえば真夏の高温環境(室温35〜40℃)の場合、筐体内にファンを設けて回転させ、筐体内で内部空気を循環させるだけでは、限界温度である50℃まで温度マージンが10℃程度しかないので、充分な冷却効果を得ることができず集光スポット特性が劣化する。しかしながら、本実施の形態の光ピックアップ装置20のように、筐体26に吸気口28を形成し、吸気口28部分に吸気ファン29を設け、外気を筐体26の内部に導入することによって、外気との熱交換を強制的に行うことができるので、高温環境においても筐体26内温度の上昇を最小限に抑え、集光スポット特性の劣化を最小限に抑えることが可能になる。
本実施の形態のように、短波長の青色半導体レーザ光源21を用い、NAが0.8以上の対物レンズ24を用いて集光スポット径を小さくした光ピックアップ装置20の場合、記録/再生に用いられる光記録媒体22には、NAの増加に伴うチルトマージン減少を補償するために、光透過保護層23の厚さが0.15mm以下と非常に薄くしたものが用いられる。
このような光透過保護層23の厚さが薄い光記録媒体22では、光記録媒体22の表面すなわち光透過保護層23の表面に粉塵が付着した場合、光透過保護層の厚さが0.15mmよりも大きいCDおよびDVDと比較して、粉塵が集光スポット特性に及ぼす影響が無視できなくなる。図5は、光記録媒体22の表面に存在する粉塵51を介して集光する状態を示す模式図である。
光透過保護層23の厚さが0.15mmと極めて薄い光記録媒体22では、光透過保護層23の表面に粉塵が存在する場合、集光ビームのうち粉塵51の存在する部位で粉塵51によって遮光されると、情報記録面52上におけるビーム径に対する粉塵径が相対的に大きいため、光透過保護層23の表面に入射する光量に対する情報記録面52に達する光量の比、すなわち透過率が大きく減少する。
一方、光透過保護層の厚さが厚いCDおよびDVDでは、光透過保護層の表面に粉塵が存在する場合、集光ビームは、粉塵の存在する部位では粉塵によって遮光されるけれども、情報記録面52上におけるビーム径に対する粉塵径が相対的に小さいため、透過率が大きく減少することはない。
したがって、光ピックアップ装置20では、フィルタ30によって透過率に影響を及ぼす大きさの粉塵を除去するべく、フィルタ30のフィルタ特性を増加(より粒径の小さい粉塵を捕捉)することが期待されるけれども、逆に、フィルタ特性を増加させるとフィルタ30における圧力損失が増加し、吸気ファン29による冷却性能が低下するので、透過率を損なわない限界の粒径の粉塵を除去できるように設定する必要がある。
そこで、粉塵51の粒径が透過率特性に及ぼす影響について光学シミュレーションを行った。なお、光学シミュレーションに用いた光学パラメータは前述と同様であり、対物レンズ24に入射するビーム径D1を3.0mmとし、粉塵51の形状は円板状と仮定し、その粒径を円板の直径Pdで代表した。
シミュレーション結果を図6に示す。図6は、BD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係を示す図である。図6中のひし形を結ぶライン53が、BD(光記録媒体22)上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係をシミュレーションした結果を示す。BD上の粉塵の粒径Pdが増加するのに伴い透過率が減少し、粒径Pdが35μmになると透過率は約90%にまで減少する。BD上に存在する粉塵による透過率損失は、BDに対する入射光と、BDの情報記録面52からの反射光との両方で起こるので、BDからの反射光である復路光のキャリア強度が最大で透過率の2乗に比例して減少することになる。
現在汎用されているDVDなどの記録媒体においては、記録/再生時におけるキャリア強度に対するノイズ許容量は5%程度とされている。したがって、本実施の形態の光ピックアップ装置20においても、前述のDVDと同様に透過率の2乗で与えられるキャリア強度として95%、すなわち透過率としては97.5%以上を確保するためには、図6のシミュレーション結果から、粉塵粒径Pdを15μm以下に抑える必要がある。このことが、光ピックアップ装置20におけるフィルタ30による透過粒子の大きさを15μm以下に限定する理由である。
このように、筐体26の一側面27に形成される吸気口28形成部分に設けられる吸気ファン29の外気側にフィルタ30を設け、外気を筐体26内部に導入する際、フィルタによって15μmを超える粒径の粉塵を除去し、15μm以下の粉塵をスルーすることによって、集光スポット特性の劣化を最小限に抑えた状態で冷却特性を最大限に発揮することを可能にする。
なお、図7は、BD上およびDVD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係を比較して示す図である。図7には、DVD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率とのシミュレーションした結果を、図6に示したBDにおけるシミュレーション結果と比較して示す。図7中で正方形で表すデータを結ぶライン54が、DVD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係をシミュレーションした結果を示す。
図7のライン54で示すように、DVDにおいては粉塵粒径が60μmであってもキャリア強度95%を確保することができる。この60μmという粉塵粒径は、BDにおいてキャリア強度95%を確保するために許容される粉塵粒径である15μmに比較して4倍にも及ぶ。したがって、DVDまたCDなどの光記録媒体では、エンドユーザーが情報の記録/再生を行う際、通常の家庭内・オフィス内において大気中に露出した状態でも実行することが可能である。
しかしながら、BDを例示する光ピックアップ装置20では、対物レンズ24のNAを大きくし、光透過保護層23の厚さを薄くしているので、光記録媒体22の表面における光照射面積が小さくなり、所望のキャリア強度を確保することのできる許容粉塵粒径が15μm以下と小さくなる。したがって、大気中の粉塵について一層注意を払わなければならず、汎用されているDVDおよびCDの記録/再生用光ピックアップ装置のように大きなごみを除去することを目的としたフィルタを設けるだけの冷却機構を流用するだけでは、充分なキャリア強度と冷却能ひいては集光スポット特性とを両立させることができない。本実施の形態の光ピックアップ装置20のように、対物レンズ24のNAを大きくし、光透過保護層23の厚さを薄くするのに対応した許容粉塵粒径を透過限界とするフィルタ30を設けることによって、初めて充分なキャリア強度と集光スポット特性とを両立させることが可能となる。
図8は、本発明の実施の第2形態である光ピックアップ装置60の構成を簡略化して示す平面図である。本実施の形態の光ピックアップ装置60は、実施の第1形態の光ピックアップ装置20に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。光ピックアップ装置60において注目すべきは、筐体26には、吸気口28が形成される一側面27に対向する側面61(便宜上対向側面61と呼ぶ)に、筐体26内の大気を筐体26外へ排気する排気口62が形成され、筐体26の排気口62が形成される部位に、筐体26の内部空間47と筐体26の外部空間とを開閉自在に連通/遮断する開閉手段63と、開閉手段63を開閉動作させるスイッチング回路64とをさらに含むことである。
開閉手段63は、排気口62を塞ぐことのできるラック状の扉部材65と、ピニオンおよびモータを備える扉駆動手段66とを含んで構成される。扉駆動手段66のピニオンがラック状の扉部材65と噛合するので、扉駆動手段66のモータの正逆回転に従い、扉部材65は、対向側面61の内壁に沿って矢符67方向に進退自在であり、排気口62を開閉することができる。
前述のスイッチング回路64は、レーザ駆動回路45にも電気的に接続される。スイッチング回路64は、レーザ駆動回路45をonにするとき、同時に扉駆動手段66を扉部材65が排気口62を開くように動作させる。一方、スイッチング回路64は、レーザ駆動回路45をoffにするとき、同時に扉駆動手段66を扉部材65が排気口62を閉じるように動作させる。
このように筐体26の対向側面61に排気口62を設けることによって、レーザ駆動回路45の動作時に、筐体26内を空気が通抜け可能となるので、さらなる冷却特性の向上効果を奏することができる。また通常のレーザ駆動回路45動作時には、吸気口28に設けたようなフィルタ30を排気口62については設ける必要がない。レーザ駆動回路45が動作中は、吸気ファン29による外気の導入によって筐体26の内部が正圧になるので、粉塵が排気口62から侵入することを防止できる。また、レーザ駆動回路45が非動作時には、開閉手段63によって排気口62が閉じられるので、粉塵が排気口62から侵入することを防止できる。
なお、対向側面61における排気口62の形成位置は、一側面27に形成される吸気口28に対向する位置であることが、空気の循環効率を高めて最も冷却効率を高めることが期待できるので好ましいけれども、光記録媒体22の挿入位置との干渉など機構的制限のある場合には、対向側面61の他の位置に形成されてもよい。
図9は、本発明の実施の第3形態である光ピックアップ装置70の構成を簡略化して示す平面図である。本実施の形態の光ピックアップ装置70は、実施の第2形態の光ピックアップ装置60に類似し、対応する部分については同一の参照符号を付して説明を省略する。光ピックアップ装置60において注目すべきは、筐体26の内部空間47の温度を検出する温度検出手段71と、温度検出手段71による検出出力に応答し、吸気ファン29の回転動作および開閉手段63の開閉動作を制御する制御手段72とをさらに含むことである。
温度検出手段71は、筐体26の内部空間47の温度を検出し、検出結果を電気信号として出力できるものであれば公知のものを用いることができる。制御手段72は、たとえばメモリと演算回路とを備える処理回路によって実現される。制御手段72に備わるメモリには、吸気ファン29の回転動作および開閉手段63の排気口62を開く動作の開始温度、たとえば50℃が閾値Tcとして予めストアされる。制御手段72に備わる演算回路は、温度検出手段71による検出温度Tmと、メモリに予めストアされる閾値Tcとの差ΔT(=Tm−Tc)を演算し、ΔTが零以上(ΔT=Tm−Tc≧0)であるとき、吸気ファン29の回転を開始し、開閉手段63を開く動作信号を出力するように構成される。なお本実施の形態では、温度検出手段71と制御手段72とが別部材として構成されるけれども、温度検出手段と制御手段とが一体化された構成であってもよい。
このように構成される光ピックアップ装置70では、レーザ駆動回路45を動作させて情報の記録または再生を行い、筐体26の内部空間47の温度が50℃以上に達したときにのみ、吸気ファン29が回転されて外気が内部空間47へ導入されるとともに、開閉手段63が開かれて排気口62から温度の高い空気が排出される。筐体26の内部空間47の温度が50℃未満の場合、吸気ファン29は回転されず、また、排気口62も開閉手段63によって閉じられる。このことによって、吸気ファン29の動作に係る消費電力を抑制することが可能になる。
本発明の実施の第1形態である光ピックアップ装置20の構成を簡略化して示す平面図である。 図1に示す光ピックアップ装置20に備わる光学系を示す系統図である。 PMMA製対物レンズにおいて温度変化が生じた場合の球面収差発生の状態を示す図である。 PMMAおよびガラスをそれぞれ素材とする2枚組みの対物レンズについて球面収差に起因する収差をシミュレーションした結果を示す図である。 光記録媒体22の表面に存在する粉塵51を介して集光する状態を示す模式図である。 BD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係を示す図である。 BD上およびDVD上に存在する粉塵粒径Pdと透過率との関係を比較して示す図である。 本発明の実施の第2形態である光ピックアップ装置60の構成を簡略化して示す平面図である。 本発明の実施の第3形態である光ピックアップ装置70の構成を簡略化して示す平面図である。 従来技術の冷却機構を備える光ディスク装置1の構成を示す図である。 もう一つの従来技術の冷却機構を備える光ディスク装置5の構成を示す図である。
符号の説明
20,60,70 光ピックアップ装置
21 光源
22 光記録媒体
23 光透過保護層
24 対物レンズ
25 受光素子
26 筐体
27 一側面
28 吸気口
29 吸気ファン
30 フィルタ
31 光学系
32 コリメートレンズ
33 光分岐素子
34 球面収差補償素子
35 立上ミラー
36 スポットレンズ
37 円柱レンズ
38 カバーガラス
61 対向側面
62 排気口
63 開閉手段
64 スイッチング回路
71 温度検出手段
72 制御手段

Claims (7)

  1. 光記録媒体に情報を記録および/または光記録媒体から情報を再生する光ピックアップ装置において、
    光を出射する光源と、
    光源から出射された光を、光記録媒体の光透過保護層を介して情報記録面に集光する対物レンズと、
    光記録媒体によって反射された反射光を受光する受光素子と、
    少なくとも光源、対物レンズおよび受光素子を収容する筐体であって、一側面に吸気口が形成される筐体と、
    筐体の吸気口が形成される部位に設けられ、筐体外の大気を筐体内へ吸気する吸気ファンと、
    吸気ファンの筐体外方空間寄りに設けられるフィルタとを含むことを特徴とする光ピックアップ装置。
  2. 筐体には、吸気口が形成される一側面に対向する側面に筐体内の大気を筐体外へ排気する排気口が形成され、
    筐体の排気口が形成される部位に設けられ、筐体の内部空間と筐体の外部空間とを開閉自在に連通/遮断する開閉手段をさらに含むことを特徴とする請求項1記載の光ピックアップ装置。
  3. フィルタは、透過させる粒子の大きさが15μm以下であることを特徴とする請求項1または2記載の光ピックアップ装置。
  4. 筐体の内部空間の温度を検出する温度検出手段と、
    温度検出手段による検出出力に応答し、吸気ファンの回転動作および開閉手段の開閉動作を制御する制御手段とをさらに含むことを特徴とする請求項1〜3のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
  5. 対物レンズは、開口数が0.8以上であることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
  6. 対物レンズは、樹脂から成り、2枚の組みレンズによって構成されることを特徴とする請求項1〜5のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
  7. 光記録媒体の光透過保護層は、厚さが0.15mm以下であることを特徴とする請求項1〜6のいずれか1つに記載の光ピックアップ装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2016009511A (ja) * 2014-06-24 2016-01-18 三菱電機株式会社 光ディスク装置

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