JP6124717B2 - 撮像素子、焦点検出装置 - Google Patents

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Description

本発明は、焦点検出用画素を備える撮像素子、該撮像素子を備える焦点検出装置に関する。
近年、焦点位置とのずれに応じて生じる位相差を検出するために、瞳分割された焦点検出用画素を搭載した撮像素子の開発が実用化され商品化されている。こうした撮像素子としては、例えば特開2009−60597号公報に記載されたものが挙げられる。
現在実用化されている撮像素子は、焦点検出用画素を画面内の比較的狭い特定範囲に比較的少ない数だけ配置するにとどまっており、焦点検出用画素の配置割合(密度)は例えば0.5%程度となっている。
これに対して、焦点検出性能をより高性能化するためには、焦点検出用画素をより高い密度で(あるいはさらに、より広い範囲に)多数配置することが望ましい。
特開2009−60597号公報
しかしながら、焦点検出用画素の多画素化を図ると、焦点検出用画素を読み出すために要する時間が増大するとともに、読み出しに要する消費電力が増大してしまうことになる。
本発明は上記事情に鑑みてなされたものであり、焦点検出用画素の読出時間および読出電力の増加を抑制しながら、焦点検出の高性能化を図ることができる撮像素子、焦点検出装置を提供することを目的としている。
本発明の第1の態様による撮像素子は、行列状に配列された複数の画素を有する撮像素子において、1列の前記画素がそれぞれ通常接続線を介して接続される信号線であって、全ての列に各対応して設けられた複数の垂直信号線と、行列状に配列された複数の前記画素の中に離散的に配置された複数の焦点検出用画素と、複数行でなる行群に含まれる前記焦点検出用画素の総数が、前記垂直信号線の本数以下となる範囲において前記行群を設定し、該行群に含まれる全ての前記焦点検出用画素を互いに異なる前記垂直信号線に接続する、前記通常接続線とは異なる焦点用接続線と、前記焦点用接続線上に各設けられた焦点用読出スイッチと、前記焦点用読出スイッチを前記行群単位で同時に動作させる垂直走査回路と、を具備している。
本発明の第2の態様による焦点検出装置は、上記第1の態様による撮像素子と、上記撮像素子の前記焦点検出用画素から読み出された信号に基づいて焦点検出を行う焦点検出部と、を具備している。
本発明の撮像素子、焦点検出装置によれば、焦点検出用画素の読出時間および読出電力の増加を抑制しながら、焦点検出の高性能化を図ることが可能となる。
本発明の実施形態1における撮像装置の構成を示すブロック図。 上記実施形態1における撮像部の構成を示す図。 上記実施形態1の撮像部に設けられた列並列型AD変換器の構成を示す図。 上記実施形態1における焦点検出用画素の画素配置の一例を示す図。 上記実施形態1における焦点検出用画素の垂直信号線への接続構成を示す図。 上記実施形態1において、通常画素の1画素に係る画素部およびメモリ部の構成を示す回路図。 上記実施形態1において、焦点検出用画素の1画素に係る画素部およびメモリ部の構成を示す回路図。 上記実施形態1において、画像を得るための撮像部の基本的な撮像動作を示す図。 上記実施形態1において、通常画素および焦点検出用画素の情報を得るときの画素部の1〜2行目の動作を示すタイミングチャート。 上記実施形態1において、焦点検出用画素のみの情報を得るときの画素部の行群の動作を示すタイミングチャート。 上記実施形態1において、焦点検出用画素のみの情報を得る読み出しを行ったときに、水平同期信号毎に出力されるラインの例を示すタイミングチャート。 上記実施形態1において、従来と同様の焦点検出用画素を含むラインのみの情報を得る読み出しを行ったときに、水平同期信号毎に出力されるラインの例を示すタイミングチャート。
以下、図面を参照して本発明の実施の形態を説明する。
[実施形態1]
図1から図12は本発明の実施形態1を示したものであり、図1は撮像装置の構成を示すブロック図である。
この撮像装置は、図1に示すように、レンズ1と、撮像部2と、画像処理部3と、AF(オートフォーカス)評価値演算部4と、表示部5と、手振検出部7と、手振補正部8と、露光制御部9と、フォーカス制御部10と、カメラ操作部11と、カメラ制御部12と、を備えている。なお、図1にはメモリカード6も記載されているが、このメモリカード6は撮像装置に対して着脱可能に構成されているために、撮像装置に固有の構成でなくても構わない。
レンズ1は、被写体の光学像を撮像部2に含まれる撮像素子2aの撮像領域に結像するものである。このレンズ1は、焦点位置(ピント位置)を調節してフォーカシングを行うためのフォーカスレンズと、通過する光束の範囲を制御するための絞りと、を備え、さらに、本実施形態においては手振補正機能も備えたものとなっている。
撮像部2は、レンズ1により結像された被写体の光学像を光電変換して画像信号として出力する撮像素子2aを含んでいる。なお、本実施形態においては、撮像素子2aは、光電変換して得られたアナログ画像信号をデジタル信号に変換する回路(後述する列並列型AD変換器23)を備えているものとする。さらに、本実施形態においては、撮像素子2aが原色ベイヤー配列のカラーフィルタを備えたカラー撮像素子(図4参照)であるとして説明するが、もちろんその他の構成であっても構わない。また、撮像部2は、レンズ1の撮影光軸に垂直な面内を移動可能に構成されていて、手振補正機能を備えたものとなっている。
画像処理部3は、撮像部2から出力される画像信号に各種の画像処理を行うものである。この画像処理部3は、撮像素子2aの後述する焦点検出用画素の画素値を、焦点検出用画素の近傍の通常画素の画素値に基づいて補間演算する処理等も行う。
AF評価値演算部4は、撮像部2から出力された画像信号に基づいてAF評価値を算出し、カメラ制御部12へ出力するものである。具体的にAF評価値演算部4は、撮像素子2aの焦点検出用画素から読み出された信号に基づいて位相差を算出し、AF評価値として出力するようになっている。なお、AF評価値演算部4は、さらに、撮像素子2aから出力された画像信号に基づいてコントラスト値を算出し、AF評価値として出力するものであっても構わない(つまり、位相差AFに加えて、さらにコントラストAFを行っても構わない)。
表示部5は、画像処理部3により表示用に画像処理された信号に基づき、画像を表示するものである。この表示部5は、ライブビュー表示や静止画像表示を行うとともに、この撮像装置に係る各種の情報等も表示するようになっている。
メモリカード6は、画像処理部3により記録用に画像処理された信号を保存するための記録媒体である。
手振検出部7は、加速度センサ等を有して構成され、この撮像装置の手振れを検出してカメラ制御部12へ出力するものである。
手振補正部8は、カメラ制御部12の制御に基づいて、検出された手振れを相殺するようにレンズ1と撮像部2との少なくとも一方を移動させ、撮像素子2aの撮像領域上に結像される光学的な被写体像に手振れの影響が生じるのを軽減するものである。
露光制御部9は、カメラ制御部12により決定されたシャッタ速度(露光時間)に基づいて、該カメラ制御部12の制御の下に、撮像素子2aの素子シャッタ(この素子シャッタには、グローバルシャッタ、すなわち、撮像素子2aの全画素を一括リセットすることにより撮影用の露光を開始し、所定の露光時間が経過した後に全画素の画像信号を一括転送して露光を終了するシャッタが含まれている)を制御し、画像を取得させるものである。さらに、露光制御部9は、カメラ制御部12により決定された絞り値に基づいて、レンズ1に含まれる絞りの制御等も行うようになっている。ここに、シャッタ速度および絞り値は、撮像部2から出力された画像信号に基づいて算出された測光データと、カメラ操作部11により設定された感度と、等を用いて、例えばAPEXシステムに沿ったプログラム線図等に基づきカメラ制御部12により決定される。また、露光制御部9は、撮像素子2aの駆動情報をカメラ制御部12へ出力するようになっている。
フォーカス制御部10は、焦点を調節するためにレンズ1を駆動するものである。すなわち、フォーカス制御部10は、AF評価値演算部4からAF評価値を受けたカメラ制御部12の制御に基づいて、レンズ1に含まれるフォーカスレンズを駆動し、撮像素子2aに結像される被写体像が合焦に至るようにするものである。このように、AF評価値演算部4、カメラ制御部12、およびフォーカス制御部10は、撮像素子2aの焦点検出用画素から読み出された信号に基づいて焦点検出を行う焦点検出部を構成している(従って、本実施形態の撮像装置は、焦点検出装置としての機能を備えている)。また、フォーカス制御部10は、レンズ位置などのレンズ駆動情報をカメラ制御部12へ出力するようになっている。
カメラ操作部11は、この撮像装置に対する各種の操作入力を行うための操作部である。このカメラ操作部11には、撮像装置の電源をオン/オフするための電源スイッチ、静止画撮影、動画撮影などを指示入力するためのレリーズボタン、静止画撮影モードや動画撮影モード、ライブビューモードなどを設定するためのモードボタン等の操作部材が含まれている。
カメラ制御部12は、フォーカス制御部10からのレンズ駆動情報やAF評価値演算部4からのAF評価値、露光制御部9からの駆動情報、画像処理部3からの処理情報、手振検出部7からの手振情報、カメラ操作部11からの操作入力などに基づいて、画像処理部3、メモリカード6、手振補正部8、露光制御部9、フォーカス制御部10等を含むこの撮像装置全体を制御するものである。
次に、図2は、撮像部2の構成を示す図である。
撮像部2は、複数の画素31を有する画素部21と、メモリ部22と、列並列型AD変換器23と、垂直走査回路24と、水平読出回路25と、制御回路26と、水平信号線27と、センスアンプ回路28と、DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)29と、を有している。なお、撮像部2の撮像素子2aは、少なくとも画素部21と垂直走査回路24とを含んでいるが、その他の回路要素は撮像素子2a内であっても良いし、撮像素子2a外であっても構わない。ただし以下においては、図2に示す撮像部2の各要素は撮像素子2aに含まれているものとして説明する。また、図2に示す各回路要素の配置位置は、実際の配置位置と必ずしも一致するわけではない。
画素部21は、露光量に応じた信号電荷を生成する複数の画素31が行列状に配列された撮像領域である。この画素部21における画素31の、行方向の配列は「行」あるいは「ライン」などと呼ばれ、列方向の配列は「列」と呼ばれる。また、行方向は水平方向、列方向は垂直方向などとも呼ばれる。
メモリ部22は、画素部21に配列された各画素31の信号電荷を一時的に蓄積するものであり、例えば画素部21に配列された各画素31と同一数かつ同一配列のメモリm1(図6および図7参照)を有して構成されている。このメモリ部22は、構造としては、例えば、画素部21に対して基板厚み方向に積層された配置となっている。本実施形態においてはこのような構造となる場合を考えているために、メモリ部22が画素部21に含まれることを想定して説明を行う。
垂直走査回路24は、シフトレジスタ等で構成されており、画素部21に配列された各画素31を例えば全画素同時に(グローバルシャッタで)露光制御して画素信号をメモリ部22の各メモリm1へ転送し、メモリ部22に配列されたメモリm1を例えば行単位で(あるいは後述するように行群単位で)読出制御するものである。この垂直走査回路24には、制御信号線32が行毎に接続されており、画素部21やメモリ部22への制御信号を行毎に独立して出力することができるようになっている。例えば、垂直走査回路24は、グローバルシャッタ動作を行うときには、画素部21の全画素31を同時にリセットし、全画素31の画素信号をメモリ部22のメモリm1へ一斉に転送する。また例えば、垂直走査回路24は、焦点検出用画素のみの情報を行群単位で高速に得るようにメモリm1を読出制御する場合には、1つの行群(ライン群)に含まれる後述する焦点用読出スイッチ(例えば、図5における、第1〜6行でなる行群における焦点用読出スイッチSW4−1,4、あるいは第7〜12行でなる行群における焦点用読出スイッチSW4−7,10等)を全て同時に動作させ、行群毎に画素信号をメモリm1から垂直信号線33へ出力させるように制御する。ここに、垂直信号線33は、全ての画素31の列に各対応して設けられている。
列並列型AD変換器23は、垂直信号線33を介してメモリ部22のメモリm1から列毎に出力された画素信号に対して、例えばノイズ除去や増幅等の信号処理を行うものである。この列並列型AD変換器23は、アナログの画素信号をデジタル信号へ変換する処理も行うようになっており、全ての垂直信号線33を介して伝送されるアナログ信号を同時にデジタル信号に変換する。
DAC29は、制御回路26が列並列型AD変換器23を制御するために出力するデジタル信号を、アナログ信号に変換するものである。
水平読出回路25は、例えばシフトレジスタで構成されており、画素信号を読み出そうとする画素列に係る列並列型AD変換器23の後述するADC30(図3参照)を順次選択し、列並列型AD変換器23から画素信号を順次水平信号線27へ出力することにより画素信号を読み出すものである。
センスアンプ回路28は、水平信号線27へ出力された画素信号に対して増幅等の信号処理を行うものである。
制御回路26は、露光制御部9の制御に基づいて、動作の基準となるクロック信号や、垂直同期信号VD(図8、図11、図12等参照)、水平同期信号HD(図11、図12等参照)等の制御信号を生成し、上述した列並列型AD変換器23、垂直走査回路24、水平読出回路25、DAC29等を制御するものである。
次に、図3は撮像部2に設けられた列並列型AD変換器23の構成を示す図である。
列並列型AD変換器23は、垂直信号線33に各対応して設けられた複数のADC(アナログ・デジタル・コンバータ)30を備えている。
ADC30は、比較器30aと、カウンタ30bと、ラッチ30cと、を備えている。
上述したDAC29は、制御回路26からの制御信号に基づき、参照電圧を比較器30aへ出力する。ここにDAC29が出力する参照電圧は、スロープ状に変化するランプ波形の電圧となっている。
比較器30aは、垂直信号線33からアナログの画素信号が入力されると、入力された画素信号の電圧を参照電圧と比較する。そして比較器30aは、画素信号の電圧と参照電圧との大小関係が反転すると出力信号を反転させる。ここに比較器30aは、例えば複数のPMOSトランジスタおよび複数のNMOSトランジスタにより構成される一般的な差動増幅器の構成を有し、動作時には電力を消費する。この比較器30a内のDAC29からの信号線が接続される部分、および垂直信号線33が接続される部分には、図示はしないが、リセットレベル(リセットノイズ)を記憶するためのコンデンサがそれぞれ接続されている。これらのコンデンサは、制御回路26からの指示信号によりリセットされるようになっている。
カウンタ30bは、比較器30aからの出力信号が反転するまでの時間、つまり、ランプ波形の参照電圧と画素信号の電圧との大小関係が反転するまでの時間(比較時間)を、例えば入力クロックの数としてデジタル的にカウントする。
ラッチ30cは、カウンタ30bによるカウント結果を保持するデジタルメモリとして機能し、例えば、水平信号線27を介してセンスアンプ回路28に接続されている。また、ラッチ30cは水平読出回路25と接続されていて、水平読出回路25により選択されて制御信号が入力されると、保持しているデジタル信号を出力するようになっている。
続いて、図4は焦点検出用画素の画素配置の一例を示す図である。
画素部21に配列されている画素31には、被写体像を撮像するための通常画素と、位相差に基づき焦点検出を行うための焦点検出用画素と、が設けられている。本実施形態における焦点検出用画素としては、レンズ1の瞳の、右側を通過する光線を光電変換する焦点検出用画素Rと、左側を通過する光線を光電変換する焦点検出用画素Lと、上側を通過する光線を光電変換する焦点検出用画素Tと、下側を通過する光線を光電変換する焦点検出用画素Bと、がある。これらの内の、焦点検出用画素Rで得られた画像と焦点検出用画素Lで得られた画像とに基づいて水平方向(行方向)の位相差が検出され、焦点検出用画素Tで得られた画像と焦点検出用画素Bで得られた画像とに基づいて垂直方向(列方向)の位相差が検出される。なお、これらに限らず、右斜め方向や左斜め方向、あるいはその他の方向の位相差を検出する焦点検出用画素を設けても構わない。こうして、水平方向だけでなく、水平方向以外の方向の位相差も検出可能とすることにより、焦点検出性能の高性能化を図っている。
上述した焦点検出用画素R,L,T,Bは、画素部21における図2に示す焦点検出領域21a内において、行列状に配列された複数の画素31の中に離散的に複数配置されている。ここに、焦点検出領域21aは、撮像素子2aにおける撮像領域の中央よりに設定される。
具体的に、焦点検出用画素は、例えば図4に示すような12行8列の配置パターンを最小繰り返し単位として、この最小繰り返し単位を敷き詰めるように焦点検出領域21a内に配置されている。なお、図4において、左上から右下への斜め線によるハッチングは緑画素を、縦線によるハッチングは赤画素を、横線によるハッチングは青画素を、それぞれ示している。
この図4に示す配置パターンにおいては、焦点検出用画素は、水平方向における2画素に1画素の割合(焦点検出用画素RまたはL)と4画素に1画素の割合(焦点検出用画素TおよびBを区別しない場合)で交互に、原色ベイヤー配列における緑画素の位置にのみ配置されている(ただし、緑画素が配列されているが焦点検出用画素R,L,T,Bは配置されていないラインもある)。焦点検出用画素Rが配置されているラインは他の焦点検出用画素L,T,Bは配置されておらず、焦点検出用画素Lが配置されているラインは他の焦点検出用画素R,T,Bは配置されていない。また、焦点検出用画素Tと焦点検出用画素Bとは同一の列には配列されていない。さらに、焦点検出用画素Rが配置されているラインの近傍には、対をなすように焦点検出用画素Lが配置されているラインが配置され、対となる焦点検出用画素Rと焦点検出用画素Lは同一の列に配置されている。加えて、焦点検出用画素Tを4画素右にシフトした位置には焦点検出用画素Bが配置されている。
また、焦点検出用画素R,L,T,Bの位置における緑画素の画素値は、画像処理の際に近傍の緑画素の画素値を参照して補間することになる関係上、任意の焦点検出用画素R,L,T,Bの上下左右の近傍4緑画素位置の内の、2つ以上の緑画素位置は(焦点検出用画素R,L,T,Bではなく)緑画素が配置されるようになっている。
より具体的に、図4に示す配置パターンにおいては、nを整数としたときに、第nラインに焦点検出用画素Rが、第(n+6)ラインに焦点検出用画素Lが、第(n+3),(n+9)ラインに焦点検出用画素T,Bが、それぞれ配置されていて、緑画素が存在する第(n+1),(n+2),(n+4),(n+5),(n+7),(n+8),(n+10),(n+11)ラインには何れの焦点検出用画素R,L,T,Bも配置されていない。
そして、図4に示すような配置パターンは、縦12×横8=96個の画素の中に、焦点検出用画素が12個含まれているために、焦点検出用画素の割合は12.5%である。これに対して、従来の焦点距離検出画素の割合は例えば0.5%程度であり、大幅な焦点検出用画素数の向上となっている。
図5は焦点検出用画素の垂直信号線33への接続構成を示す図、図6は通常画素の1画素に係る画素部21およびメモリ部22の構成を示す回路図、図7は焦点検出用画素の1画素に係る画素部21およびメモリ部22の構成を示す回路図である。
なお、図5においては、図4におけるライン番号nを1とした相対的なライン番号を左側に示している。また、図6および図7においては、相対的なライン番号が1である場合の画素部21およびメモリ部22の構成を示している。ここに、スイッチSWn−m(n,mは整数)のハイフン以下はライン番号(あるいは、相対的なライン番号)を示す補助符号であるために、ライン番号を問わない場合には、適宜、スイッチSWnと省略することにする。
図5は、図4における一点鎖線で囲んだ部分の各画素31の垂直信号線33への接続構成を示しており、焦点検出用画素が水平方向における2画素に1画素の割合と4画素に1画素の割合で交互に配置されているのに対応して、垂直信号線33に対して補助符号A〜Dを順に付し33A〜33Dとしている。
図示のように、通常画素、焦点検出用画素R,L,T,Bの何れも、通常接続線34を介して垂直信号線33に接続されている。焦点検出用画素R,L,T,Bはさらに、通常接続線34とは異なる焦点用接続線35を介して垂直信号線33に接続されている。この焦点用接続線35上には焦点用読出スイッチであるスイッチSW4−mが配設されている。なお、図5においては図示を省略しているが、通常接続線34上にも図6および図7には示しているように通常読出用スイッチであるスイッチSW3−mが配設されている。
ここに、通常接続線34は、例えば左側に隣接する1列の画素のそれぞれを垂直信号線33に接続しているが、焦点用接続線35は、1回に読み出す1つの行群の焦点用画素の信号が混交することのないように、1つの行群に含まれる焦点用画素をそれぞれ異なる垂直信号線33に接続するものとなっている。従って、焦点検出用画素は、焦点用接続線35を介して隣接する垂直信号線33に接続されるとは限らない。後述するように、本実施形態においては焦点検出用画素を隣接する垂直信号線33に接続する例を示しているが、信号が混交しないように焦点検出用画素を垂直信号線33に接続する場合、常に隣接する信号線33が空いた線であるとは限らない。これは焦点検出用画素の配置パターンによって様々に変わり得る。
具体的に、焦点検出時に1回で読み出されるのは、12行でなる最小繰り返し単位の内の、図4および図5に示す例において点線で区切った、第1〜6行でなる第1の行群、第7〜12行でなる第2の行群のそれぞれであり、つまり2回で最小繰り返し単位の全焦点検出用画素が読み出されることになる。
例えば第1回目の読み出しに関して、第1行の焦点検出用画素Rを垂直信号線33A,33Cに接続し、第4行の焦点検出用画素TまたはBを垂直信号線33Bに接続したところで、未接続の垂直信号線33は垂直信号線33Dのみとなる。そして、次の第7行の焦点検出用画素Lは、水平方向の配置割合が2画素に1画素であるために、未接続の垂直信号線33Dに全て接続することはできない。従って、第7行の手前の第6行までが、第1の行群となっている。
このように、焦点検出用画素を選択するためのスイッチを新たに配設することによって、複数の行に配置されている焦点検出用画素を同時に読み出すことができるようにしている。ここで上述したように、垂直信号線33の中に第1の行群の焦点検出用画素がスイッチSW4を介して接続されていない垂直信号線33Dが存在しており、つまり、第1の行群の焦点検出用画素のみを読み出すときには垂直信号線33Dは使用されないことになる。従って、設計上は、未接続の垂直信号線33Dに他の焦点検出用画素をさらに追加して接続することで、読み出し速度をさらに向上する余地があることになる。そこで、隣接していない垂直信号線33へ接続する等で焦点用接続線35の配線が複雑になったり、読み出し後の画像処理時における画素配列の再構成が必要になったりする場合があるが、未接続の垂直信号線33Dがなくなるように他の焦点検出用画素をさらに接続して、読み出し速度をより一層改善するようにしても構わない。
第2回目の読み出しに係る第2の行群も、第1の行群と同様にして、垂直信号線33A〜33Dの何れかへ、信号の混交が生じないように接続される。
こうして、焦点検出用画素が水平方向における2画素に1画素の割合と4画素に1画素の割合で交互に配置されている場合には、焦点検出用画素が配置されているラインのみを数えたときに2(この「2」は、焦点検出用画素が配置されている複数のラインの内の、焦点検出用画素が最も高い密度で配置されている最密ライン、つまり「2」画素に1画素の割合で焦点検出用画素が配置されている最密ラインの「2」に対応している)行以下毎に(従って、通常画素のみのラインも含めて考えれば、例えば、第1〜6行,第7〜12行,…となるように)画素群を区切れば良い。
さらに上述では、焦点検出用画素を、水平方向における2画素に1画素の割合と4画素に1画素の割合で交互に配置した例を説明したが、より一般的に、最密ラインがn画素に1画素の割合で焦点検出用画素が配置されている場合にも、同様の考え方を適用することができる。この場合には、焦点検出用画素が配置されているラインのみを数えたときにn行以下毎に(例えば、第1〜n行,第(n+1)〜2n行,第(2n+1)〜3n行,…の焦点検出用画素が配置されているラインが含まれるように)画素群を区切れば良い。
加えて、水平方向における焦点検出用画素の配置割合は一定でなくても構わない。この場合には、複数行でなる行群に含まれる焦点検出用画素の総数が、垂直信号線33の本数以下となる範囲において行群を設定し、行群に含まれる全ての焦点検出用画素を焦点用接続線35を介して互いに異なる垂直信号線に接続すれば良い。この場合に、行群は、行群に含まれる焦点検出用画素の総数が、垂直信号線33の本数以下となる範囲において最大値をとることが、読み出し回数を最小化して効率化(例えば、読出時間の短縮や、読み出しに要する消費電力の削減など)を図る観点から好ましい。また、行群は、無駄な複雑さを避けるために、連続する複数行で構成されていることが好ましい。さらに、回路設計上、焦点用接続線35は、信号線の総長さ(全ての焦点用接続線35の長さを合計した長さ)が最短となるように設定されていることが好ましい。
次に、図6を参照して、通常画素に関連する回路構成の一例を説明する。
画素部21の画素31は、光電変換部であるPD(フォトダイオード)と、この光電変換部PDの信号を電荷読み出しの際に一時的に保持する信号蓄積部であるFD(フローティングディフュージョン)と、を備えている。ここに、光電変換部PDは、入射した光に応じた信号電荷を生成し、生成した信号電荷を保持・蓄積するものである。また、信号蓄積部FDは、光電変換部PDから転送された信号電荷を一時的に保持・蓄積する容量である。これら光電変換部PDの一端と信号蓄積部FDの一端とは、それぞれ接地されている。
光電変換部PDの他端と信号蓄積部FDの他端との間には、光電変換部PDに蓄積された信号電荷を信号蓄積部FDへ転送するための転送トランジスタTXが直列に接続されている。すなわち、転送トランジスタTXは、ドレイン端子が光電変換部PDの他端に、ソース端子が信号蓄積部FDの他端に、それぞれ接続されている。また、転送トランジスタTXの入力部であるゲート端子は垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24から転送パルスが供給されて、転送トランジスタTXのオン/オフが制御されるようになっている。
TrAは、増幅部として機能する増幅用トランジスタであり、ゲート端子に入力される、信号蓄積部FDに蓄積されている信号電荷に基づく信号を、増幅して、ソース端子から出力するものである。この増幅トランジスタTrAのドレイン端子は、電圧源Vddに接続されている。また、増幅トランジスタTrAの入力部であるゲート端子は、転送トランジスタTXのソース端子に接続されている。さらに、増幅トランジスタTrAのソース端子は電流源に接続されている。こうして増幅トランジスタTrAは、電圧源Vddと電流源とでソースフォロアンプを構成するようになっている。
FDRSTは信号蓄積部FDおよび増幅トランジスタTrAの入力部をリセットするためのFDリセットトランジスタである。このFDリセットトランジスタFDRSTのドレイン端子は電圧源Vddに接続されており、FDリセットトランジスタFDRSTのソース端子は転送トランジスタTXのソース端子に接続されている。また、FDリセットトランジスタFDRSTの入力部であるゲート端子は垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24からFDリセットパルスが供給されて、FDリセットトランジスタのオン/オフが制御されるようになっている。こうした構成において、FDリセットトランジスタFDRSTと転送トランジスタTXとを同時にオンすることにより、信号蓄積部FDのリセットと同時に光電変換部PDのリセットも行うことができるようになっている。
このような構成により、光電変換部PDの信号は、信号蓄積部FDに一旦蓄積された後に、増幅トランジスタTrAにより増幅されて、メモリ部22側へ出力される。
メモリ部22は、コンデンサC1と、スイッチSW1−1と、スイッチSW2−1と、アナログメモリであるメモリm1と、トランジスタTrBと、スイッチSW3−1とを有している。なお、図6および図7においては、ライン番号毎に制御が異なることを意識する必要があるスイッチに対して、符号の末尾に「−1」を付してライン番号を1としたときのメモリ部22の構成を示しているが、一般にはmを整数として「−m」であると考えれば良い。以下では適宜、「−1」の場合を代表例として説明する。
コンデンサC1の一端は増幅トランジスタTrAのソース端子に接続されている。このコンデンサC1は、増幅トランジスタTrAから出力される増幅信号の電圧レベルをクランプ(固定)する容量である。コンデンサC1の他端は、トランジスタにより構成されたスイッチSW1−1のドレイン端子に接続されている。
スイッチSW1−1は、コンデンサC1の他端の電圧レベルをサンプルホールドし、メモリm1に保持、蓄積するトランジスタである。このスイッチSW1−1のゲート端子は、垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24からサンプルパルスが供給されて、スイッチSW1−1のオン/オフが制御されるようになっている。
スイッチSW2−1は、メモリm1をリセットするためのトランジスタであり、そのソース端子がスイッチSW1−1のソース端子に接続され、ドレイン端子が参照電圧Vrefに接続されている。このスイッチSW2−1のゲート端子は、垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24からクランプ&メモリリセットパルスが供給されて、スイッチSW2−1のオン/オフが制御されるようになっている。
メモリm1は、一端が接地され、他端がスイッチSW1−1のソース端子に接続されていて、スイッチSW1−1によってサンプルホールドされたアナログ信号を保持・蓄積するものである。このメモリm1は、信号蓄積部FDの容量よりも大きな容量となるように構成されている。
トランジスタTrBは、増幅部として機能する増幅用トランジスタであり、メモリm1に蓄積されている信号電荷に基づいてゲート端子に入力される信号を増幅して、ソース端子から出力するものである。このトランジスタTrBのドレイン端子は、電圧源Vddに接続されている。また、トランジスタTrBの入力部であるゲート端子は、スイッチSW1−1のソース端子に接続されている。さらに、トランジスタTrBのソース端子は、スイッチSW3−1を介して電流源に接続されている。こうしてトランジスタTrBは、電圧源Vddと電流源とでソースフォロアンプを構成するようになっている。
スイッチSW3−1は、通常接続線34上に配置された通常読出用スイッチであって、アナログのメモリm1の信号を通常接続線34を介して垂直信号線33に出力する選択を行うためのトランジスタである。そして、選択された信号は垂直信号線33を介して列並列型AD変換器23へ転送される。このスイッチSW3−1は、ドレイン端子がトランジスタTrBのソース端子に接続され、ソース端子が電流源に接続されている。また、スイッチSW3−1のゲート端子は、垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24から選択パルスが供給されて、スイッチSW3−1のオン/オフが制御されるようになっている。
このような構成により、画素部21からの信号は、メモリm1に一旦蓄積された後に、トランジスタTrBにより増幅されて、列並列型AD変換器23側へ出力される。
列並列型AD変換器23は、図3に示したように、垂直信号線33に各対応する複数のADC(アナログ・デジタル・コンバータ)30を備えている。
まず、スイッチSW3−1のソース端子からアナログ画素信号が出力されると、出力されたアナログ画素信号は垂直信号線33を介してADC30の比較器30aに入力される。信号が安定したところで、制御回路26から指示信号を比較器30aに印加すると、アナログ画素信号が、比較器30a内のコンデンサに記憶される。その後、比較器30aにはさらに、DAC29から上述したようなスロープ状に変化するランプ波形の参照電圧が入力される。すると比較器30aは、アナログ画素信号の電圧と参照電圧とを比較して、電圧の大小関係が反転した時点で出力信号を反転させる。カウンタ30bは、参照電圧がスロープ状に変化し始めた時点から比較器30aからの出力信号が反転する時点までの時間を、入力クロック数としてデジタル的にカウントする(このカウンタ30bの作用により、アナログ信号がデジタル信号に変換される)。ただし、アナログ信号のカウントを行う際には、アップカウントを行う。
その後、スイッチSW2−1をオンした状態としスイッチSW3−1のソース端子からリセット信号が出力され比較器30aに入力されると、出力されたリセットレベル信号は垂直信号線33を介してADC30の比較器30aに入力される。信号が安定したところで、制御回路26からの指示信号を比較器30aに印加すると、各画素31のリセットレベルのバラツキ、および比較器30a自身のオフセット電圧が、比較器30a内のコンデンサに記憶される。その後、比較器30aにはさらに、DAC29から上述したようなスロープ状に変化するランプ波形の参照電圧が入力される。比較器30aは、上述と同様に、リセット信号の電圧と参照電圧とを比較して、電圧の大小関係が反転した時点で出力信号を反転させる。カウンタ30bは、比較器30aからの出力信号が反転するまでの時間を同様にカウントするが、画素信号のカウントを行う際には、ダウンカウントを行う。
従って、カウンタ30bには、画素信号のカウント結果からリセットレベル信号のカウント結果を減算した差分が保持されていることになり、つまり、リセットノイズを除去するCDS(相関二重サンプリング)が行われる。
ラッチ30cは、カウンタ30bによるカウント結果を保持しておく。このラッチ30cは、水平読出回路25に接続されて制御されるようになっている。
そして、水平読出回路25からパルスが供給されると、ラッチ30cがオンして水平信号線27に電気的に接続され、ラッチ30cに保持されているデジタル信号がセンスアンプ回路28へ出力されて増幅される。
続いて、図7を参照して、焦点検出用画素に関連する回路構成の一例を説明する。
焦点検出用画素は、図6に示した通常画素に比して、メモリ部22に焦点用読出スイッチであるスイッチSW4を追加した点が異なっている。
すなわち、トランジスタTrBのソース端子は、2つに分岐して、一方がスイッチSW3−1に、他方がスイッチSW4−1に、接続されている。スイッチSW3−1は隣接する垂直信号線33に接続されているが、スイッチSW4−1(一般にはスイッチSW4−m)は、隣接する垂直信号線33に接続されるとは限らず、離隔した垂直信号線33まで延設されて接続されることもある。
スイッチSW4−1は、適宜の垂直信号線33まで延設される場合があることを除いては、スイッチSW3−1と同様の接続構造となっている。
そして、スイッチSW4−1のゲート端子は、垂直走査回路24に接続されており、垂直走査回路24から選択パルスが供給されて、スイッチSW4−1のオン/オフが制御されるようになっている。
ここに、通常画素を読み出す場合にはスイッチSW3−1のみへ選択パルスが供給される。この場合には、通常画素と焦点検出用画素との両方が読み出されることになる。一方、通常画素の読み出しが不要であって焦点検出用画素のみを読み出せば足りる場合には、スイッチSW4−1のみへ選択パルスが供給される。上述したように、スイッチSW4−1は、焦点検出用画素のみを垂直信号線33に接続するスイッチである。
なお、上記各トランジスタに関しては、極性を逆にして、ソース端子とドレイン端子とを上述とは逆にしても構わないが、以下においても入力側がドレイン端子、出力側がソース端子である場合を想定して説明する。また、以下においては、スイッチがトランジスタにより構成されていることの記載も適宜省略する。
次に、図8は画像を得るための撮像部2の基本的な撮像動作を示す図、図9は通常画素および焦点検出用画素の情報を得るときの画素部21の1〜2行目の動作を示すタイミングチャートである。
まず、カメラ制御部12は、測光結果に基づいて、露光時間Texpを予め設定しておく。
そして、露光制御部9は、垂直同期信号VDの立ち上がりタイミングから露光時間Texpだけ遡った時点で、撮像素子2aの全画素の光電変換部PDのリセットを同時に行わせる(グローバルシャッタ方式)。この光電変換部PDのリセットは、上述したように、FDリセットトランジスタFDRSTと転送トランジスタTXとを同時にオンすることにより行われる(図9参照)。このときには、信号蓄積部FDも同時にリセットされる。そして、FDリセットトランジスタFDRSTおよび転送トランジスタTXがオフになった時点が露光開始時点となる。
その後、露光時間Texpが終了するよりも以前の時点で、FDリセットトランジスタFDRSTをオンして信号蓄積部FDをリセットし、同時にスイッチSW2−1をオンすることによりメモリm1を参照電圧Vrefにリセットする。このときさらに同時に、スイッチSW1−1をオンすることにより、コンデンサC1の他端の電位が参照電圧Vrefにリセットされると共に、スイッチSW1−1がコンデンサC1の他端の電位のサンプルホールドを開始する。
その後、FDリセットトランジスタFDRSTをオフにすることで、信号蓄積部FDのリセットが終了する。この信号蓄積部FDのリセット終了は、リーク電流によるノイズをより効果的に低減するために、なるべく露光時間Texpの終了直前に行うことが望ましい。
続いて、スイッチSW2−1をオフにすることで、メモリm1のリセットを終了する。この時点で、コンデンサC1は、増幅トランジスタTrAから出力される増幅信号(信号蓄積部FDのリセット後の増幅信号)をクランプしている。
さらにその後、転送トランジスタTXをオンにすることで、全画素の光電変換部PDに蓄積されている信号電荷が、転送トランジスタTXを介して信号蓄積部FDに転送され、信号蓄積部FDに蓄積される。
次に、垂直同期信号VDの立ち上がりタイミングにおいて、全画素の転送トランジスタTXをオフにすることで、全画素の露光(信号電荷の蓄積)が一括して(同時に)終了する。
この転送トランジスタTXのオフと同時にスイッチSW1−1をオフすることにより、コンデンサC1の他端の電位のサンプルホールドを終了する。このようにして、画素部21の全画素に蓄積されている信号は、信号蓄積部FDで発生するリセットノイズや、増幅トランジスタTrAで発生する所定の判定スレッシュレベルVthのばらつきに起因した固定パターンノイズ(FPN)をキャンセルする相関二重サンプリング(CDS)を実施した状態でメモリm1にサンプルホールドされる。
その後に、露光制御部9は、メモリm1にサンプルホールドされた画像信号を、列並列型AD変換器23を介して行単位で順次読み出させる。
すなわち、メモリm1に蓄積されている画像信号の1行目に相当する信号は、図3を参照して説明したようにデジタル信号に変換されCDSが行われて順次水平信号線27に出力されて行く。ここで行われるCDSでキャンセルされるノイズは、主に、トランジスタTrBで発生する所定の判定スレッシュレベルVthのばらつきに起因した固定パターンノイズ(FPN)とADC起因のノイズである。1行目の全ての信号電荷を水平信号線27を介して読み出したら、2行目の画素信号を同様に読み出して行く。これを全行分繰り返すことで全画素の信号電荷が読み出される。
続いて、図10は、焦点検出用画素のみの情報を得るときの画素部21の行群の動作を示すタイミングチャートである。
通常画素の読み出しが不要であって焦点検出用画素のみを読み出す場合でも、画素部21の処理は図9に示したような処理(通常画素および焦点検出用画素の情報を得るときの処理)と同様に行われ、列並列型AD変換器23の処理も通常画素および焦点検出用画素の情報を得るときの処理と同様に行われるが、メモリ部22の処理が異なる部分となっている。
すなわち、画素部21により上述したような露光動作が行われた後に、画像を得る場合には図9に示したように行毎に全画素を読み出したが、焦点検出用画素の情報を得る場合には図4、図5、および図10に示すように、行群毎に焦点検出用画素のみを読み出すようになっている。
図4および図5に示した構成の場合には、水平同期信号HDに同期して行われる第1回目の読み出しにおいて、焦点用読出スイッチSW4−1,4が同時にオン/オフされて、焦点用読出スイッチSW4−1から読み出された焦点検出用画素Rの信号が垂直信号線33Aまたは33Cへ、焦点用読出スイッチSW4−4から読み出された焦点検出用画素TまたはBの信号が垂直信号線33Bへ、それぞれ出力される。従ってこのときには、垂直信号線33A〜33Dの順に読み出される出力画素は、R,T,R,X,R,B,R,X,…(ここに、「X」は画素出力が欠落していることを示す)の順序となる(ただし、図4および図5の画素配列において、ライン上の左側の画素が先に読み出されるものと想定している)。
続いて、水平同期信号HDに同期して行われる第2回目の読み出しにおいて、焦点用読出スイッチSW4−7,10が同時にオン/オフされて、焦点用読出スイッチSW4−7から読み出された焦点検出用画素Lの信号が垂直信号線33Aまたは33Cへ、焦点用読出スイッチSW4−10から読み出された焦点検出用画素TまたはBの信号が垂直信号線33Bへ、それぞれ出力される。従ってこのときには、垂直信号線33A〜33Dの順に読み出される出力画素は、L,T,L,X,L,B,L,X,…(ここに、「X」は画素出力が欠落していることを示す)の順序となる。
焦点検出領域21aは、図4に示す最小繰り返し単位が敷き詰められているために、全焦点検出用画素の情報を得るときにはこのような処理が繰り返して実行されることになる。
なお、焦点検出領域21aのみについて考えれば、第1回目および第2回目の読み出しは、行群から読み出される焦点検出用画素の総数が焦点検出領域21a内を通る垂直信号線の本数より少ない例となっている。つまり、焦点検出用画素のみを読み出す際に、垂直信号線33の一部が未使用となっているのは上述した通りである。ただし、焦点検出用画素を、焦点検出領域21a内における同一行群内で見た場合にスイッチSW4が未接続の垂直信号線33や、あるいは焦点検出領域21a外の垂直信号線33に接続してより一層の効率化を図ることを妨げるものではない。例えば、行群に含まれる焦点検出用画素の総数が、画素部21に含まれる全ての垂直信号線33の本数以下となる範囲において最大値をとるようにすれば、最大の効率化を図ることができる。
図11は焦点検出用画素のみの情報を得る読み出しを行ったときに水平同期信号HD毎に出力されるラインの例を示すタイミングチャート、図12は従来と同様の焦点検出用画素を含むラインのみの情報を得る読み出しを行ったときに水平同期信号HD毎に出力されるラインの例を示すタイミングチャートである。
上述したような読み出しを行うと、例えば第1の水平同期信号HDに同期して図4に示す第n,(n+3)ラインが読み出され、第2の水平同期信号HDに同期して図4に示す第(n+6),(n+9)ラインが読み出されることになり、最小繰り返し単位内の全焦点検出用画素は、2個の水平同期信号HDで読み出される。
これに対して、図12に示すように従来と同様の読み出しを行うと、焦点検出用画素が設けられている各ラインを読み出すには、4個の水平同期信号HDが必要となる。
従って、本実施形態の構成によれば、焦点検出用画素の読み出しに要する時間が従来の50%で済み、読み出し速度が2倍に高速化される。さらに、読み出された画素は図3に示したような列並列型AD変換器23によりデジタル信号に変換されるが、本実施形態の構成では列並列型AD変換器23の処理回数も50%で済むことになり、電力を要する列並列型AD変換器23の処理が大幅に軽減されるために、撮像素子の消費電力を効率的に削減することが可能となる。
このような実施形態1によれば、行群に含まれる焦点検出用画素は、焦点用接続線35を介してそれぞれ異なる垂直信号線33に接続されるようにし、通常の画像信号を読み出すためのスイッチSW3とは独立して焦点用読出スイッチSW4を焦点用接続線35上に設けて行群単位で同時に動作させるようにしたために、複数行分の焦点検出用画素を1回の読出動作で読み出すことができる。従って、読出時間が短縮され、読出回数の低減に伴って消費電力を低減することも可能となる。
従来の位相差撮像素子(例えば、焦点検出用画素の配置比率0.5%)に対して、焦点検出領域21aの本実施形態のような高密度化を行う場合、あるいは高密度化ではなく広域化、あるいはその両方(例えば、本実施形態では焦点検出用画素の配置比率12.5%)を図った場合には、多数(本実施形態では従来の20倍程度に相当)の焦点検出用画素を読み出す必要が生じることになるが、本実施形態の構成によれば、このような場合でも、実用的な読み出し速度を確保することが可能となる。
そして、行群に含まれる焦点検出用画素はそれぞれ異なる垂直信号線33に接続されているために、焦点検出用画素から出力される信号が混交することはない。
特に、本実施形態の構成においては電力を要する列並列型AD変換器23が設けられているために、読出回数を低減することで、効率的な低消費電力化を図ることが可能となる。
また、所望の行を複数組み合わせて行群を構成することも可能であるが、不連続な行で行群を構成した場合に比べて、連続する複数行で行群を構成した場合には、回路設計や信号処理の無駄な複雑さを避けることが可能となる。
さらに、行群に含まれる焦点検出用画素の総数が、垂直信号線33の本数以下となる範囲において最大値をとるように設定した場合には、読み出し回数を最小化して効率化を図ることができる。
そして、上述のように、未使用の垂直信号線に異なる場所に配置された焦点検出用画素を接続することもさらに高速化を図る視点で可能であるが、その際には、焦点用接続線35を、信号線の総長さが最短となるように設定するようにすれば、回路設計が簡単になるとともに、信号線から混入するノイズ等を有効に低減することも可能となる。
焦点検出用画素がR画素およびL画素を含む場合には、水平方向の位相差を検出することができ、水平方向にパターンが変化する被写体の焦点検出を精度良く行うことができる。さらに、焦点検出用画素がT画素およびB画素を含むように構成すれば、水平方向にはパターンがほとんど変化せず、垂直方向にパターンが変化するよう被写体(つまりR画素およびL画素では検出が困難な被写体)に対しても、焦点検出を精度良く行うことができる。
また、原色ベイヤー配列においては、緑画素は赤画素、青画素の2倍の数が配置されているために、焦点検出用画素を緑画素の位置のみに配置することで、数が少ない赤や青の成分の解像度が低減しない利点がある。しかも、焦点検出用画素を緑画素の位置に(稠密でなく)離散的に配置することにより、焦点検出用画素が配設された位置の緑成分を近傍の緑画素から容易に補間して得ることが可能となる。
そして、上述したような構成の撮像素子2aの焦点検出用画素から読み出された信号に基づいて焦点検出を行うようにしたために、高速で低消費電力の焦点検出装置となる。
なお、上述ではシャッタ動作がグローバルシャッタ動作である場合を例に挙げて説明したが、本発明はこのようなシャッタ動作に限定されるものではない。例えば、本発明を、現在一般的なローリングシャッタ動作と組み合わせることも可能である。この場合には、メモリm1への転送がローリング動作で行われることになり、メモリm1から読み出すタイミングを最適に設計すれば可能である。また、設計難易度は上がるが、メモリを介さず、光電変換部PD上でこれを実現することも原理的に可能である。さらに、転送トランジスタTXとFDリセットトランジスタFDRSTの動作タイミングがリセット時と転送時とで完全なタイミングの一致をしていない場合(例えば、数クロック等の遅延間隔をもった擬似グローバルシャッタ動作の場合)にも、本発明を組み合わせることは当然可能である。
また、本発明は上述した実施形態そのままに限定されるものではなく、実施段階ではその要旨を逸脱しない範囲で構成要素を変形して具体化することができる。また、上記実施形態に開示されている複数の構成要素の適宜な組み合わせにより、種々の発明の態様を形成することができる。例えば、実施形態に示される全構成要素から幾つかの構成要素を削除しても良い。さらに、異なる実施形態にわたる構成要素を適宜組み合わせても良い。このように、発明の主旨を逸脱しない範囲内において種々の変形や応用が可能であることは勿論である。
1…レンズ
2…撮像部
2a…撮像素子
3…画像処理部
4…AF評価値演算部(焦点検出部)
5…表示部
6…メモリカード
7…手振検出部
8…手振補正部
9…露光制御部
10…フォーカス制御部(焦点検出部)
11…カメラ操作部
12…カメラ制御部(焦点検出部)
21…画素部
21a…焦点検出領域
22…メモリ部
23…列並列型AD変換器
24…垂直走査回路
25…水平読出回路
26…制御回路
27…水平信号線
28…センスアンプ回路
29…DAC(デジタル・アナログ・コンバータ)
30…ADC(アナログ・デジタル・コンバータ)
30a…比較器
30b…カウンタ
30c…ラッチ
31…画素
32…制御信号線
33…垂直信号線
34…通常接続線
35…焦点用接続線
PD…光電変換部
FD…信号蓄積部
m1…メモリ
R,L,T,B…焦点検出用画素
SW3…通常読出用スイッチ
SW4…焦点用読出スイッチ

Claims (9)

  1. 行列状に配列された複数の画素を有する撮像素子において、
    1列の前記画素がそれぞれ通常接続線を介して接続される信号線であって、全ての列に各対応して設けられた複数の垂直信号線と、
    行列状に配列された複数の前記画素の中に離散的に配置された複数の焦点検出用画素と、
    複数行でなる行群に含まれる前記焦点検出用画素の総数が、前記垂直信号線の本数以下となる範囲において前記行群を設定し、該行群に含まれる全ての前記焦点検出用画素を互いに異なる前記垂直信号線に接続する、前記通常接続線とは異なる焦点用接続線と、
    前記焦点用接続線上に各設けられた焦点用読出スイッチと、
    前記焦点用読出スイッチを前記行群単位で同時に動作させる垂直走査回路と、
    を具備したことを特徴とする撮像素子。
  2. 前記行群は、連続する複数行で構成されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  3. 前記行群は、該行群に含まれる前記焦点検出用画素の総数が、前記垂直信号線の本数以下となる範囲において最大値をとるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  4. 前記焦点用接続線は、信号線の総長さが最短となるように設定されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  5. 前記焦点検出用画素は、行方向の位相差を検出するためのR画素およびL画素を含むことを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  6. 前記焦点検出用画素は、さらに、列方向の位相差を検出するためのT画素およびB画素を含むことを特徴とする請求項5に記載の撮像素子。
  7. 前記撮像素子は、原色ベイヤー配列のカラーフィルタを備えたカラー撮像素子であって、
    前記焦点検出用画素は、原色ベイヤー配列における緑画素の位置のみに、離散的に配置されていることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  8. 全ての前記垂直信号線を伝送されるアナログ信号を同時にデジタル信号に変換するための列並列型AD変換器をさらに具備したことを特徴とすることを特徴とする請求項1に記載の撮像素子。
  9. 請求項1に記載の撮像素子と、
    上記撮像素子の前記焦点検出用画素から読み出された信号に基づいて焦点検出を行う焦点検出部と、
    を具備したことを特徴とする焦点検出装置。
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