JP6124525B2 - 索条牽引式輸送設備の救助運転装置 - Google Patents

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本発明は、車両を索条で牽引して輸送を行う索条牽引式輸送設備に関し、詳しくは、通常の運転が非常停止したときに、乗客を乗せた車両を停留場まで運転する救助運転装置に関する。
索条により客車や台車(以下、これらをまとめて搬器という)を牽引して輸送を行う索条牽引式輸送設備は、旅客設備として人員の輸送を行うケーブルカーや、産業用設備として物資の輸送を行うインクライン等として知られている。索条牽引式輸送設備の一般的な構成としては、敷設されたレール上に搬器を移動可能に設置し、この搬器に接続された索条をウインチや滑車によって巻き掛け駆動することにより、搬器がレールに沿って移動するように構成している。
このように、索条牽引式輸送設備における搬器は、索条に牽引されて移動するために、搬器自体には駆動装置を設けておらず、したがって、走行音が静かであるとともにレールの構造も比較的簡易なために低コストであるという利点があり、自然環境もあまり損なわない点で優れている。また、搬器の移動は車輪とレールとの摩擦抵抗によるものではないので、走行する傾斜が急であっても走行可能であり、傾斜地における輸送設備として多用されている。
索条牽引式輸送設備が傾斜地で利用される場合には、山頂側の停留場に索条駆動用の滑車を配設してこの滑車に索条を巻き掛けて索条の両端に搬器を連結するか、または一端に搬器を連結し他端にはカウンターウエイトを連結して、いわゆるつるべ式に運行を行う方式が多く採用されている(例えば、特許文献1参照)。また、このようなつるべ方式によらず、ウインチにより索条を巻き取りまたは繰り出して運行を行う方式もある(例えば、特許文献2参照)。
一方、平坦な地形において利用される場合には、索条に一定の張力を負荷する必要性があることから、一般的に以下のような構成が採用される。まず、索条は軌道に沿って無端のループ状に張り渡されており、この索条は停留場等に備えた複数の滑車に巻き掛けられている。これらの滑車のうちのいずれか一箇所の滑車は、索条を巻き掛けた状態で移動可能に構成されており、この滑車に一定の力を作用させることにより索条に張力を負荷するようにしている。また、これとは別の滑車には、電動機等の動力源が連結され、これによって滑車が回転駆動されて索条が移動する(例えば、特許文献3参照)。搬器は、ループ状になった索条の所定の位置に連結され、停留場間を往復移動する。この場合、搬器に握索機を備え、これにより索条を握索及び放索することで、索条の任意の位置へ搬器を連結するように構成することも可能である(例えば、特許文献4参照)。
このような索条牽引式輸送設備においては、機器の故障等により車両が線路中に停止して運行不能になったときに備えて、レールにの側方に退避経路として階段や通路を設け、乗客がこれを歩行して退避できるようにしている(例えば、特許文献5参照)。
特開2002−87247号公報 特開2002−347609号公報 実開平5−89140号公報 特開2003−2189号公報 実開平5−26982号公報
ところで、このような索条牽引式輸送設備は、屋外に設置して利用されることがほとんどであり、また上記したように傾斜地に設けられることも多い。したがって、このような条件において上記の退避経路を使用するにあたっては、特に小児や高齢者の歩行に注意を要し、また降雨などの場合には、さらなる注意が必要である。そこで、このような通常の運行が不能になった場合において、索条の牽引による駆動でなくても車両を移動させることができれば、乗客を安全に停留場へ収容することができる。
本発明は、このような事情に鑑みてなされたものであって、通常の運行が不能になった場合に、線路中の車両を移動させることのできる索条牽引式輸送設備の救助運転装置を提供することを目的とする。
請求項1の発明は、進行方向に敷設された二本のレール上を索条が駆動されることにより搬器を牽引して運行を行う索条牽引式輸送設備において、前記二本のレールの間に沿って敷設されたラックレールと、前記搬器に設けられた前記ラックレールと噛合するピニオンと、該ピニオンを駆動させる電動機と、該電動機への電力の供給を行うと共に前記電動機が発電した電力が充電される蓄電装置とを備え、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行されている通常の運行のとき、前記ピニオンが前記ラックレールの上で回転され、前記ピニオンの回転が前記電動機に伝達されて、前記電動機で発電が行われ、前記発電された電力は前記蓄電装置に充電されるように構成され、且つ、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行される通常の運行が、異常により不能になった場合、前記蓄電装置から電力を前記電動機に供給し前記電動機を駆動させることにより、前記ピニオンを停止させて前記搬器を停止させ、又は前記ピニオンを回転させて前記搬器を所定の位置まで移動させるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項2の発明は、請求項1に記載の索条牽引式輸送設備の救助運転装置において、前記ピニオンの回転により、前記電動機で発電が行われ、前記発電された電力が前記蓄電装置に供される第一電気系統と、前記蓄電装置から前記電動機へ電力を供給する第二電気系統とが切替可能になっており、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行されているとき、前記蓄電装置に充電を行う前記第一電気系統に切り替わり、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行される通常の運行、異常により不能になった場合、前記蓄電装置から電力を前記電動機に供給して前記ピニオンを駆動する前記第二電気系統に切り替わるように構成されていることを特徴としている。
また、請求項3の発明は、請求項1又は請求項2に記載の索条牽引式輸送設備の救助運転装置において、走行線路中の所定位置に固設された検出片と、前記搬器に設けられ、前記検出片を検出する位置検出器と、前記ピニオン又は前記電動機の回転信号を発信するロータリエンコーダと、前記位置検出器からの信号及び前記ロータリエンコーダからの回転信号を受信して前記電動機を駆動させる制御装置とを備え、該制御装置は、前記搬器が前記検出片を通過するときに、前記検出片を検出した前記位置検出器が発信した信号を受信し、且つ前記ロータリエンコーダからの回転信号を受信して前記電動機を駆動させることにより、前記ピニオンを停止させて前記搬器を特定の位置に停止させ、及び前記ピニオンを回転させて前記搬器を所定の位置まで移動させるように構成されていることを特徴としている。
請求項1に記載の発明によれば、通常の運行が不能になった場合に搬器が自走して移動することができる。また、請求項2に記載の発明によれば、蓄電装置の電圧が規定値以上のときは充電を行わないので、同期電動機への負荷が軽減される。また、請求項3に記載の発明によれば、同期電動機で運転を行う場合に自動運行が可能となる。
索条牽引式輸送設備の線路縦断面図 搬器の正面図 搬器の側面図 台車の側面図 台車の平面図 ラックレールの斜視図 電気系統図 つるべ式索条牽引式輸送設備の模式図
以下、本発明の具体的な実施の形態を図面を参照して説明する。図1は、索条牽引式輸送設備の線路の一例を示した線路縦断面である。図に示すように、索条牽引式輸送設備の線路は、標高の低い位置にある山麓停留場18と標高の高い位置にある山頂停留場19とを結んで形成されており、地形の傾斜に合わせてレール11が敷設され、また、索条12もレール11に沿って延線されており、搬器10はレール11上を索条12に牽引されて走行する。線路中には、索条12の位置を保持するために受索誘導ローラー16及び圧索誘導ローラー17を配置して索条12を支承している。
図2及び図3は、索条牽引式輸送設備で運行する搬器10の正面図及び側面図である。搬器10は、台車30と、懸垂フレーム38と、懸垂機31と、客車32とからなっている。台車30の前後左右の下端部四箇所には、走行輪33を回転自在に備えており、これがレール11に沿って転動し走行する。客車32は、懸垂機31を介して懸垂フレーム38に揺動自在に取り付けられており、線路の勾配が変化しても客車32の姿勢は水平に保たれる。
台車30には、前後方向の中央部付近において両側方に突出して握索機39を備え、この握索機39により索条12を握索して台車30と索条12が連結される。握索機39は、例えば索道等で採用されているバネ式の握索機39であって、握索機39に内蔵されたバネの変形力を握子に作用又は解除させることにより、握索機39と索条12とを連結又は脱離させることが可能になっている。このような構成により索条12に連結した台車30は、索条12が移動することにより台車30の両側方を牽引されて移動する。
図4及び図5は、台車30の側面図及び平面図である。左右のレール11の間には、ラックレール40がレール11と平行して敷設されている。ラックレール40は、長手方向へ連続して歯が形成された通常のラックでもよいが、本実施形態ではピンラックとしている。すなわち、図6に示すようにラックレール40は、平行に配設された左右のコ字形鋼材40aの間に、円形断面又は台形断面のラックピン40bを一定間隔で固着したものである。台車30には、ピニオン41を回転自在に軸支しており、このピニオン41がラックレール40と咬合している。
ピニオン41には、ピニオン軸42を嵌着しており、このピニオン軸42は軸受け43に回転自在に支持されて、ピニオン41とピニオン軸42は共に回転する。ピニオン軸42の両端は、軸受け43の外側へ突出しており、一方の軸端にはピニオン軸42の回転を計測するロータリエンコーダ44が取り付けられ、他方の軸端には減速機45の出力軸が連結されている。減速機45の入力軸には、ブレーキ内蔵型の同期電動機46が連結されており、電動機46の軸とピニオン41とは同期して回転する。前記のロータリエンコーダ44は、同期電動機46回転軸の反負荷側に取り付けてもよい。
さらに台車30には、インバータ47、蓄電装置48及び制御装置49を備えており、それぞれは電気的に接続されている。図7は、これらの接続を示す電気系統図である。同期電動機46は、接点52を介してインバータ47に接続されており、このインバータ47は、接点53を介して蓄電装置48と接続されている。同期電動機46と接点52との間において回路は分岐しており、この分岐した側には、接点51及び充電制御装置50を介して蓄電装置48が接続されている。インバータ47には制御装置49が接続されており、制御装置49は、ロータリエンコーダ44及び後述する位置検出器54からの信号に基づいてインバータ47を制御する。
このような回路構成において、各機器は以下のように動作する。まず、通常の運転時、すなわち搬器10が索条12に牽引されて運転を行う場合には、上記電気回路において接点51が閉じられるとともに、接点52及び接点53は開放されている。搬器10が移動するとピニオン41が回転し、これによって同期電動機46が回転させられて交流電力が発生する。充電制御装置50は、整流回路や電圧制御回路等を備えており、蓄電装置48の電圧が規定値より低いときには、同期電動機46により発電された電力を通電して蓄電装置48を充電し、蓄電装置48の電圧が規定値より高いときには、蓄電装置48の充電を行わないように制御する。これにより充電しないときには同期電動機46への負荷が軽減され、蓄電装置48には常に規定の電力が蓄えられた状態を保持できる。
次ぎに、何らかの異常により通常の運転が不能になった場合には、以下のようにして搬器10の運転を行うことができる。前記電気回路において、接点51を開放するとともに、接点52及び接点53を閉じる。これにより蓄電装置48からインバータ47に通電され、インバータ47を制御することにより同期電動機46に電力が供給される。このとき、同期電動機46のブレーキを動作させ、同期電動機46が回転しないようにしている。
次いで、搬器10の握索機39を開放して、索条12と搬器10の連結を解除する。このとき、前記したように同期電動機46はブレーキが掛けられているので、搬器10は移動することがない。つづいて、搬器10に備えた押し釦等により運転開始信号を制御装置49に発信すると、これを受けて制御装置49は、インバータ47の制御を開始するとともに同期電動機46のブレーキを開放し、インバータ47から電力の供給を受けた同期電動機46が回転して搬器10が移動する。
制御装置49は、ロータリエンコーダ44からの信号により速度パターンを自動生成するようになっており、これに基づいて、例えば次のようにインバータ47を制御する。走行線路中には、停留場18、19の搬器停止位置から所定の距離の位置に、検出片55を固設している(図7参照)。搬器10がこの位置を通過するときに位置検出器54が検出片55を検出し、この信号を制御装置49に発信する。制御装置49は、この信号を受けて減速度パターンを生成し、ロータリエンコーダ44からの信号と減速度パターンとを比較することによりインバータ47を制御し、搬器10を減速させた後、停留場18、19で搬器10を自動停止させる。このとき、搬器10が停止するのと同時に、同期電動機46のブレーキを動作させ、搬器10を定位置に保持する。この構成によれば、搬器10の自動運転が可能である。
上記の説明では、同期電動機46を駆動して運転を行う場合であったが、傾斜した線路において搬器10を下降させる場合は次ぎのように動作する。この場合には、同期電動機46を発電機として動作させ、この回生電力を制御して搬器10の速度を制御する。図7に示すように、インバータ47と蓄電装置48との間には、制動ユニット56を介して抵抗器57が接続されており、同期電動機46で回生電力が発生すると制動ユニット56がこれを検知し、回生電力を抵抗器57に導いて消費する。これにより同期電動機46に制動力が発生し、これを制御することにより搬器10の速度制御が行われる。
この後、通常の運転に復帰する場合には、上記と逆の操作を行えばよい。すなわち、搬器10の握索機39を索条12に握索させ、各接点51、52、53を通常運転の状態に戻し、この後、同期電動機46のブレーキを開放する。このように、極めて容易に通常運転の状態へと復帰することが可能である。
以上、索条12を握放索可能な搬器10による実施形態を説明したが、以下のように搬器10aに索条12を固着して運行を行う索条牽引式輸送設備においても、本発明は実施可能である。
図8は、つるべ式索条牽引式輸送設備の模式図である。レール11a上を走行する搬器10aには、索条12の一端を固着し牽引する。索条12は、上方側の停留場に備えた駆動滑車60に巻き掛けられた後、再び線路下方へ折り返され、他端部にカウンターウエイト61が固着されている。この構成により、駆動滑車60を正又は逆回転駆動することによって、搬器10aとカウンターウエイト61が互いに逆方向へ往復運行を行う。線路に敷設されたラックレール40、及び搬器10aに備えたピニオン等の各機器類の構成は、上記と同様に構成されている。
この構成により、通常の運行時に何らかの異常が発生した場合には、駆動滑車60を制動して運行が停止する。この場合には、まず、前記と同様に搬器10に備えた同期電動機46のブレーキを動作させて、搬器10を停止保持するとともに、同期電動機46に電力を供給する側へ接点51、52、53を切り替える。次ぎに、駆動滑車60に作用している制動機等を開放して、駆動滑車60を回転自在な状態にする。この後、インバータ47を制御して搬器10aの運転を開始する。この実施形態の場合には、搬器10aの荷重がカウンターウエイト61により相殺されているので、搬器10aを移動させるエネルギーは前記の実施形態より少なくて済むため、同期電動機46や蓄電装置48等の機器類は、前記実施形態のものより性能が低いもので構成することができる。
10 搬器
10a 搬器
11 レール
11a レール
12 索条
16 受索誘導ローラー
17 圧索誘導ローラー
18 山麓停留場
19 山頂停留場
30 台車
31 懸垂機
32 客車
33 走行輪
38 懸垂フレーム
39 握索機
40 ラックレール
40a コ字形鋼材
40b ラックピン
41 ピニオン
42 ピニオン軸
43 軸受け
44 ロータリエンコーダ
45 減速機
46 同期電動機
47 インバータ
48 蓄電装置
49 制御装置
50 充電制御装置
51 接点
52 接点
53 接点
54 位置検出器
55 検出片
56 制動ユニット
57 抵抗器
60 駆動滑車
61 カウンターウエイト

Claims (3)

  1. 進行方向に敷設された二本のレール上を索条が駆動されることにより搬器を牽引して運行を行う索条牽引式輸送設備において、
    前記二本のレールの間に沿って敷設されたラックレールと、
    前記搬器に設けられ前記ラックレールと噛合するピニオンと、
    該ピニオンを駆動させる電動機と、
    該電動機への電力の供給を行うと共に前記電動機が発電した電力が充電される蓄電装置とを備え、
    前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行されている通常の運行のとき、前記ピニオンが前記ラックレールの上で回転され、前記ピニオンの回転が前記電動機に伝達されて、前記電動機で発電が行われ、前記発電された電力は前記蓄電装置に充電されるように構成され、且つ、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行される通常の運行が、異常により不能になった場合、前記蓄電装置から電力を前記電動機に供給し前記電動機を駆動させることにより、前記ピニオンを停止させて前記搬器を停止させ、又は前記ピニオンを回転させて前記搬器を所定の位置まで移動させるように構成されていることを特徴とする索条牽引輸送設備の救助運転装置。
  2. 前記ピニオンの回転により、前記電動機で発電が行われ、前記発電された電力が前記蓄電装置に供される第一電気系統と、前記蓄電装置から前記電動機へ電力を供給する第二電気系統とが切替可能に備えられ
    前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行される通常の運行のとき、前記蓄電装置に充電を行う前記第一電気系統に切り替わり、前記索条が駆動されることにより前記搬器が牽引されて運行される通常の運行、異常により不能になった場合、前記蓄電装置から電力を前記電動機に供給して前記ピニオンを駆動する前記第二電気系統に切り替わるように構成されていることを特徴とする請求項1に記載の索条牽引式輸送設備の救助運転装置。
  3. 走行線路中の所定位置に固設された検出片と、
    前記搬器に設けられ、前記検出片を検出する位置検出器と、
    前記ピニオン又は前記電動機の回転信号を発信するロータリエンコーダと、
    前記位置検出器からの信号及び前記ロータリエンコーダからの回転信号を受信して前記電動機を駆動させる制御装置とを備え、
    該制御装置は、前記搬器が前記検出片を通過するときに、前記検出片を検出した前記位置検出器が発信した信号を受信し、且つ前記ロータリエンコーダからの回転信号を受信して前記電動機を駆動させることにより、前記ピニオンを停止させて前記搬器を特定の位置に停止させ、及び前記ピニオンを回転させて前記搬器を所定の位置まで移動させるように構成されていることを特徴とする請求項1又は2に記載の索条牽引式輸送設備の救助運転装置。
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