JP6116878B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は半導体装置に関し、特に受光素子が形成される領域と周辺領域とを接続する信号線を備える半導体装置に関するものである。
CMOSイメージセンサの高性能化が進むにつれ、これを構成する素子間の特性のばらつきを抑制することがますます重要になっている。たとえば特開2007−180336号公報(特許文献1)には、受光素子が配置される領域における複数の受光素子間の信号電圧のばらつきを抑制する構成が開示されている。
またCMOSイメージセンサの微細化が進むにつれ配線層の薄膜化が進んでいるが、これにより光を入射したくない領域を遮光する機能が弱くなる可能性がある。これは薄膜は厚膜に比べて光を透過しやすいためである。たとえば特開2010−135844号公報(特許文献2)には、CMOS(Complementary Metal Oxide Semiconductor)イメージセンサの受光素子の縮小による配線層の薄膜化と、光の入射を望まない領域の遮光性の確保とを両立させる構成が提案されている。
特開2007−180336号公報 特開2010−135844号公報
ところでCMOSイメージセンサを含む半導体装置を形成する際には、一般に形成された絶縁膜などの表面を平坦にするためにCMP(Chemical Mechanical Polishing)と呼ばれる研磨加工がなされる。CMPの際には形成された薄膜の表面の上方から下方に力が加わる。この力をより均等に受けるために、CMPがなされる領域のうち、薄膜層の配置される平面的な密度が比較的低い領域に、いわゆるダミーとして柱状の薄膜層が形成されることがある。このダミーを以降においてはCMPダミーと呼ぶこととする。
CMOSイメージセンサには、フォトダイオードなどの受光素子が配置される受光素子領域と、受光素子領域と外部回路との電気信号の入出力を行なうための周辺領域とを有している。受光素子領域と周辺領域との間には、トランジスタなどの素子が配置されない領域(受光素子領域と周辺領域との境界領域)が存在する。上記の境界領域には受光素子と周辺領域の素子との電気信号の入出力を行なう信号線のみが配置されている。
しかし上記のようにCMPの加工精度を高めるために、特に境界領域にはCMPダミーを配置することが好ましい。CMPダミーは配置されることが好ましい領域を自動演算することにより形成されるため、その平面形状や配置は正規の素子や配線の配置に対してランダムになる。その結果、配置されたCMPダミーのランダムな配置に起因して、境界領域に配置される複数の信号線間でインピーダンス不整合を招いた。CMOSイメージセンサの高性能化が進むにつれ、これを構成する素子間のインピーダンス不整合を抑制することがますます重要になっている。
上記の特許文献は、素子間の特性のばらつきや遮光性の保持について考慮されているが、素子や配線層などの密度が低い領域へのCMPダミーに起因する電気的特性のばらつきについて何ら考慮されておらず、そもそもCMPダミーに関する記載がなされていない。このため上記の課題の解決手段については開示も示唆もされていない。
その他の課題と新規な特徴は、本明細書の記述および添付図面から明らかになるであろう。
一実施の形態によれば、半導体装置は、半導体基板と、受光素子領域と、周辺領域と、境界領域と、複数の信号線と、導電層とを備える。受光素子領域は、光電変換を行なうための受光素子が形成されている。周辺領域は、受光素子領域の外部に形成され、半導体基板の外部との電気信号の入出力を行なう。境界領域は、平面視において受光素子領域と周辺領域との間に形成される。複数の信号線は、境界領域に配置され、受光素子領域と周辺領域との間で電気信号の入出力を行なう。導電層は、複数の信号線のそれぞれと異なる層に配置される。複数の信号線のそれぞれから見た導電層の相対的な位置がすべて同じであり、かつ導電層はすべて同一の層に配置される。導電層には固定電位が印加される。信号線の、導電層に対向する側と反対側に他の導電層をさらに備える。他の導電層は複数の信号線のそれぞれおよび導電層と異なる層に配置される。複数の信号線のそれぞれから見た他の導電層の相対的な位置がすべて同じであり、かつ他の導電層はすべて同一の層に配置される。導電層および他の導電層の双方に固定電位が印加される。
一実施の形態によれば、半導体装置は、半導体基板と、受光素子領域と、周辺領域と、境界領域と、複数の信号線と、導電層とを備える。受光素子領域は、光電変換を行なうための受光素子が形成されている。周辺領域は、受光素子領域の外部に形成され、半導体基板の外部との電気信号の入出力を行なう。境界領域は、平面視において受光素子領域と周辺領域との間に形成される。複数の信号線は、境界領域に配置され、受光素子領域と周辺領域との間で電気信号の入出力を行なう。導電層は、複数の信号線のそれぞれと異なる層に配置される。複数の信号線のそれぞれから見た導電層の相対的な位置がすべて同じであり、かつ導電層はすべて同一の層に配置される。
一実施の形態によれば、素子間の特性のばらつきが抑制された半導体装置を提供することができる。
一実施の形態の半導体装置の全体構成を示す概略平面図である。 図1中の受光素子領域におけるフォトダイオードの配置される態様を示す概略平面図(A)と、図1中のカラム領域におけるAD変換回路の配置される態様を示す概略平面図(B)と、である。 受光素子領域とカラム領域と、これらの間に挟まれた境界領域との定義を説明するための第1の概略平面図である。 受光素子領域とカラム領域と、これらの間に挟まれた境界領域との定義を説明するための第2の概略平面図である。 実施の形態1の典型例における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図5(A)のVB−VB線に沿う部分における概略断面図(B)と、図5(A)のVC−VC線に沿う部分における概略断面図(C)と、図5(A)のVD−VD線に沿う部分における概略断面図(D)と、である。 実施の形態1の比較例における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図6(A)のVIB−VIB線に沿う部分における概略断面図(B)と、図6(A)のVIC−VIC線に沿う部分における概略断面図(C)と、図6(A)のVID−VID線に沿う部分における概略断面図(D)と、である。 実施の形態1の第1の変形例における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図7(A)のVIIB−VIIB線に沿う部分における概略断面図(B)と、図7(A)のVIIC−VIIC線に沿う部分における概略断面図(C)と、図7(A)のVIID−VIID線に沿う部分における概略断面図(D)と、である。 実施の形態1の第2の変形例における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図8(A)のVIIIB−VIIIB線に沿う部分における概略断面図(B)と、図8(A)のVIIIC−VIIIC線に沿う部分における概略断面図(C)と、図8(A)のVIIID−VIIID線に沿う部分における概略断面図(D)と、である。 実施の形態1の第3の変形例における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図9(A)のIXB−IXB線に沿う部分における概略断面図(B)と、図9(A)のIXC−IXC線に沿う部分における概略断面図(C)と、図9(A)のIXD−IXD線に沿う部分における概略断面図(D)と、である。 実施の形態2における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図10(A)のXB−XB線に沿う部分における概略断面図(B)と、である。 実施の形態3における、図1中の丸点線で囲まれた領域の平面視における構成を概略的に示す拡大平面図(A)と、図11(A)のXIB−XIB線に沿う部分における概略断面図(B)と、である。 実施の形態4の半導体装置の、受光素子領域とカラム領域との配線構造を示す概略断面図である。 図12にさらに境界領域の配線構造を加えた概略断面図である。 実施の形態4の比較例における半導体装置の、受光素子領域とカラム領域との配線構造を示す概略断面図である。
以下、一実施の形態について図に基づいて説明する。
(実施の形態1)
まず一実施の形態の半導体装置の全体構成について図1を用いて説明する。
図1を参照して、一実施の形態の半導体装置は、CMOSイメージセンサなどの固体撮像素子が半導体チップCHPとして形成されたものである。当該半導体チップCHPは半導体基板SUBと、受光素子領域PDRと、カラム領域CMN(周辺領域)と、境界領域BDRと、垂直信号線SGL(信号線)とを主に有している。
半導体基板SUBはたとえばシリコンの単結晶により形成される、平板状の主表面を有する部材である。半導体基板SUBの主表面のうちたとえば中央部には受光素子領域PDRが形成されている。受光素子領域PDRには、フォトダイオードなどの受光素子が複数並ぶように配置されている。
より具体的には、図2(A)を参照して、受光素子領域PDRには、フォトダイオードPDが複数、たとえば行列状に並ぶように配置されている。フォトダイオードPDは、受けた光の信号を光電変換により信号電荷に変換するための受光素子である。各フォトダイオードPDには赤(R)、緑(G)および青(B)のいずれかのカラーフィルタを有しており、フォトダイオードPDに入射された光はカラーフィルタにより赤、緑または青のいずれかの波長の光に変換されたうえで信号電荷に変換される。信号電荷が図示されない検出部により電圧に変換される。通常は緑色のカラーフィルタの個数が最も多い。
カラム領域CMNは、半導体基板SUBの主表面のうち、平面視における受光素子領域PDRの外部に形成されている。たとえば図1においてはカラム領域CMNは、半導体基板SUBの主表面の中央部に矩形状に形成された受光素子領域PDRの、図の左右方向に延びる縁部をなす辺に対向するように、受光素子領域PDRと間隔をあけて形成されている。
より具体的には、図2(B)を参照して、カラム領域CMNには、たとえばAD変換回路ADCが配置されている。AD変換回路ADCは、受光素子領域PDRのフォトダイオードPDから読みだされた電圧の信号をデジタル信号に変換する回路である。このデジタル信号を演算処理することにより、当該CMOSイメージセンサが撮像すべき画像信号を得ることができる。
カラム領域CMNに配置されるAD変換回路は1以上の任意の数とすることができ、カラム領域CMNに複数のAD変換回路ADCが配置される場合には、複数のAD変換回路ADCは互いに間隔をあけて形成されている。AD変換回路ADCにはたとえば通常のMOS(Metal Oxide Semiconductor)トランジスタTRなどが配置されている。
AD変換回路ADCのトランジスタTRは、半導体チップCHP内において受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの間の電気信号の入出力を行なうために、受光素子領域PDRからの電気信号を入力する。また当該トランジスタTRは、半導体チップCHP内と半導体チップCHPの外部との電気信号の入出力を行なう。
境界領域BDRとは、半導体基板SUBの主表面のうち、平面視における受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの間に形成された領域である。具体的には、平面視において半導体基板SUBの中央部に配置される受光素子領域PDRの矩形の縁部のうち図1の左右方向に延在する縁部と、当該縁部に対向するカラム領域CMNとの間に形成された領域が境界領域BDRである。
境界領域BDRには、垂直信号線SGLが複数(たとえば4本)、互いに間隔をあけて配置されている。垂直信号線SGLは、受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの間で電気信号を入出力するための電気配線であり、たとえば銅やアルミニウムなどの一般公知の金属材料により形成される薄膜層である。垂直信号線SGLは平面視において受光素子領域PDRからカラム領域CMNへ向かう方向に沿って延在することが好ましく、図1においては図の上下方向(受光素子領域PDRの矩形の上下方向に延びる縁部に沿う方向)に延在している。
図1において垂直信号線SGLは境界領域BDRのみに配置されるように図示されるが、実際には垂直信号線SGLは受光素子領域PDR内から境界領域BDRを通ってカラム領域CMN内にまで延びるように配置される。より具体的には、垂直信号線SGLは受光素子領域PDR内に存在するフォトダイオードPDから、境界領域BDRを通ってカラム領域CMNのAD変換回路ADCに存在するトランジスタTRにまで延びるように配置されている。このため垂直信号線SGLは受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの間で電気信号を入出力することができる。個々のフォトダイオードPDごとに1本の垂直信号線SGLが接続されていてもよいが、複数のフォトダイオードPDが1本の垂直信号線SGLを共有していてもよい。
次に図3および図4を用いて、受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNの平面視における範囲について説明する。
図3を参照して、受光素子領域PDRには、上記のフォトダイオードPDのほかに、画素電流源PCSを有する場合がある。画素電流源PCSは、垂直信号線SGLに低電流を流すために配置される構成要素であり、通常は図3に示すように受光素子領域PDRに複数配置されるフォトダイオードPDとカラム領域CMNとの間、特にフォトダイオードPDの近傍に配置される。この場合には受光素子領域PDRの範囲は、フォトダイオードPDが複数配置される領域と、画素電流源PCSが配置される領域とが含まれる。ここでフォトダイオードPDが複数配置される領域とは、たとえば行列状に並ぶフォトダイオードPDのうち任意の隣り合う1対のフォトダイオードPDの間に挟まれた領域を含むものとする。また画素電流源PCSが配置される領域とは、図3におけるフォトダイオードPDと画素電流源PCSとの間の(図3の上下方向に関する)領域を含むものとする。画素電流源PCSがフォトダイオードPDの外側に配置される場合、画素電流源PCSの外縁が受光素子領域PDRの縁部になる。
図4を参照して、画素電流源PCSが存在しない場合、あるいは画素電流源PCSが受光素子領域PDRから大きく離れた場所に存在する場合には、受光素子領域PDRの範囲は、複数のフォトダイオードPDが配置される領域(任意の隣り合う1対のフォトダイオードPDの間に挟まれた領域を含む)である。すなわち受光素子領域PDRの縁部は最外部のフォトダイオードPDの外縁により形成される。
図3、図4のいずれの場合においても、カラム領域CMNは、AD変換回路ADCが配置される領域および、複数のAD変換回路ADCの間に挟まれた領域を範囲とし、カラム領域CMNの縁部は最外部のAD変換回路ADCの外縁により形成される。そして図3、図4のいずれの場合においても、上記の受光素子領域PDRとカラム領域CMNとに挟まされた領域が境界領域BDRの範囲になる。
図1においては受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNを矩形状として示しているが、これは各領域の平面形状を近似的に示しているにすぎず、当該領域の外縁は完全な長方形または正方形(矩形)以外の形状であってもよい。
図5(A)〜(D)を参照して、境界領域BDRにおいては、最も下側(半導体基板SUBに近い側)の金属層M1が、垂直信号線SGLとして配置されている。すなわち複数の垂直信号線SGLは境界領域BDR内の任意の領域において同一の層の金属層M1として配置されている。この垂直信号線M1とは異なる層、すなわち垂直信号線M1のそれぞれの上側(半導体基板SUBから遠い側)の層として金属層M2(導電層)が配置されている。
図5(B)〜(D)を参照して、この金属層M2は、たとえばシリコン酸化膜などの層間絶縁膜IIを介在して金属層M1の上方に、たとえば銅やアルミニウムなどの一般公知の金属材料により形成されている。
金属層M2は、境界領域BDRにおいて、半導体基板SUBの主表面に沿い、かつ垂直信号線SGLの延在する方向に交差する方向(図5(A)の左右方向)に延在するように配置されている。この金属層M2は、半導体チップCHPのフォトダイオードPDやトランジスタTRなどの素子に対してある電位を供給するための電源配線POWとして用いられてもよいし、当該電源配線POWと同一の層であるいわゆるCMPダミーとして配置されていてもよい。
図5においては、それぞれの垂直信号線SGLから見た金属層M2の相対的な位置がすべて同じである。このことについて以下に詳細に説明する。
図5(A)を参照して、金属層M2は、境界領域BDRにおいて複数の垂直信号線M1のすべてと平面的に重なるように配置されている。ここでは単一の金属層M2が複数の垂直信号線M1のそれぞれと平面的に重なるように配置されている。すなわち少なくとも境界領域BDRにおいては当該金属層M2が垂直信号線SGLのすべてと重なる一体の層からなっている。
ただし金属層M2は、境界領域BDRの端部(すなわち受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNのいずれかの近傍の領域)においては複数の垂直信号線M1のそれぞれと平面的に重なっていない。すなわち境界領域BDRにおいて金属層M2は、それぞれの垂直信号線SGLの全体と重なっていてもよいが、全体と重なっていなくてもよく、たとえば図5(A)に示すように、それぞれの垂直信号線SGLの一部と重なっていてもよい。
金属層M2がそれぞれの垂直信号線SGLの一部のみと重なる場合には、金属層M2は、それぞれの垂直信号線SGLの平面視における互いに同一の領域と重なるように配置される。平面視において金属層M2の延在する方向は、垂直信号線SGLの延在する方向にほぼ直交する方向である。このため境界領域BDRの外縁部を基準点としたときの、境界領域BDRの内部において垂直信号線SGLと金属層M2とが重なっている領域の座標は、いずれの垂直信号線SGLにおいてもほぼ等しくなる。このことから各垂直信号線SGLから見た導電層M2が重なっている領域の相対的な位置はすべて同じになり、各垂直信号線SGLと導電層M2とが重なっている領域の面積はすべて同じになる。
さらに図5(A)(B)を参照して、境界領域BDRにおいては、垂直信号線SGLの下側の層としてトランジスタ形成領域TRRが配置されている。ここで垂直信号線SGLの下側の層とは、具体的にはたとえば半導体基板SUBの主表面に接する(半導体基板SUBの直上の)層であってもよく、この場合トランジスタ形成領域TRRは、層間絶縁膜IIを介在して金属層M1の下方に形成されている。
なお特に図5(B)においてはトランジスタ形成領域TRRのイメージを容易にするためにトランジスタ形成領域TRRを薄膜層として図示しているが、実際には当該領域に薄膜層が形成されなくてもよい。トランジスタ形成領域TRRと同一の層として、トランジスタ形成領域TRR以外の領域(トランジスタ形成領域TRRの周囲)には分離領域SPTが形成されている。分離領域SPTは半導体基板SUBの主表面から深さ方向に形成された溝の内部がたとえばシリコン酸化膜などの絶縁膜で充填されることにより形成されていることが好ましい。分離領域SPTはこれの両側に配置される各領域を区画し、かつ当該各領域を電気的に分離することが可能な任意の構成とすることができる。
さらに図5(A)(C)を参照して、境界領域BDRにおいては、垂直信号線SGLの下側の層としてゲート電極層GE(他の導電層)が配置されている。ここで垂直信号線SGLの下側の層とは、具体的にはたとえば半導体基板SUBの主表面に接する(半導体基板SUBの直上の)層であってもよく、この場合ゲート電極層GEは、層間絶縁膜IIを介在して金属層M1の下方に形成されている。すなわちトランジスタ形成領域TRRとゲート電極層GEとは同一の層として形成されてもよい。
ゲート電極層GEは、たとえば多結晶シリコンの薄膜から構成されている。ゲート電極層GEは、たとえば境界領域BDRに形成されるトランジスタのゲート電極として用いられてもよいし、境界領域BDR以外の領域(たとえばカラム領域CMN)に形成されるトランジスタTR(図2(B)参照)のゲート電極と同一の層であるいわゆるCMPダミーとして配置されていてもよい。ゲート電極層GEの真下には、ゲート絶縁膜GIまたはゲート絶縁膜GIと同一の層としてのCMPダミーが配置されていてもよい。
境界領域BDRにおいて、トランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEは、ともに半導体基板SUBの主表面に沿い、かつ垂直信号線SGLの延在する方向に交差する方向(図5(A)の左右方向)に延在するように配置されている。なお図5においてはトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEはこれらが延在する図の左右方向に関する端部において途切れているが、このように途切れておらず、図示された領域の全体において一体として延在する構成であってもよい。
図5においては、それぞれの垂直信号線SGLから見たトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEの相対的な位置がすべて同じである。すなわちトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEは、複数の垂直信号線SGLのすべてと平面的に重なるように配置されており、かつこれらは、それぞれの垂直信号線SGLの平面視における互いに同一の領域と重なるように配置される。トランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEについても金属層M2と同様に、平面視においてトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEの延在する方向は、垂直信号線SGLの延在する方向にほぼ直交する方向である。このため上記の金属層M2と同様の観点から、各垂直信号線SGLから見たトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEが重なっている領域の相対的な位置はすべて同じになり、各垂直信号線SGLとトランジスタ形成領域TRRおよびゲート電極層GEとが重なっている領域の面積はすべて同じになる。
なお図5の各図においては、金属層M2の上側の層については図示が省略されているが、後述するように、たとえば金属層M2を覆う層間絶縁膜IIと、金属層M3としての電源配線が配置されている。また図5(C)(D)においてもゲート電極層GEなどが形成されない領域にはこれと同一の層として分離領域SPTが形成されるが、図を見やすくするため分離領域SPTの図示は省略されている。
次に図6の比較例を参照しながら、一実施の形態の作用効果について説明する。
図6(A)〜(D)を参照して、比較例においても一実施の形態と同様に垂直信号線SGLが金属層M1として配置され、金属層M1の上側の層として金属層M2が、金属層M1の下側の層としてゲート電極層GEおよびトランジスタ形成領域TRRが、それぞれ配置されている。また分離領域SPTも形成されている。ただし境界領域BDRにおいて、これらの各層M2,TRR,GE,SPTはCMPダミーとして用いられるものである。つまりこれらの各層M2,TRR,GE,SPTは、CMPダミーとしての機能を要する所望の領域を自動制御により検出したうえで、当該所望の領域に配置させたものである。
このためこれらのCMPダミーはいずれも平面視において無秩序に配置されている。したがってそれぞれの垂直信号線SGLとこれらの各層(CMPダミー)との重なる領域についても垂直信号線SGL間で無秩序になっており、それぞれの垂直信号線SGLがそれぞれのCMPダミーと重なる相対的な位置および面積がまったく異なっている。
上記以外の点については図6の構成は基本的に一実施の形態の構成と同様であるため、図6において一実施の形態と同一の構成要素については同一の参照符号を付し、その説明を繰り返さない。
図6の比較例においては、たとえば垂直信号線SGLとその上方の金属層M2と上記両者の間の層間絶縁膜IIとにより形成される寄生容量の大きさが、それぞれの垂直信号線SGLの間でまったく異なる。これはそれぞれの垂直信号線SGLと層間絶縁膜IIと金属層M2とが互いに重なる部分の面積がまったく異なるためである。垂直信号線SGLとその下方のゲート電極層GEと上記両者の間の層間絶縁膜IIとにより形成される寄生容量の大きさについても同様である。図6の構成においてはこのように各垂直信号線SGLに起因して形成される寄生容量の大きさがばらつくため、各垂直信号線SGLの電気特性(特にインピーダンス)がばらつく(インピーダンス不整合を起こす)という知見が得られた。
上記は半導体基板SUBの主表面に交差する厚み方向(たとえば図6(B)の上下方向)に関する考察である。上記と同様のことが半導体基板SUBの主表面に沿う方向についても、半導体基板SUBの主表面に対する斜め方向についても言え、図6の構成においては(たとえば主表面に沿う方向に関して)隣り合う1対の垂直信号線SGLとこれらの間に挟まれた絶縁領域とにより構成される寄生容量などについてもばらつきが発生する。
ところが一実施の形態においては、上記の各層M2,TRR,GE,SPTが、CMPダミーとして必要な場所を自動制御により検出することにより形成されるのではない。一実施の形態においては上記の各層M2,TRR,GE,SPTが手動で、垂直信号線SGLに対する各導電層(CMPダミーとしても使用可能)の相対位置がすべて同じになり、特に各導電層が各垂直信号線SGLと平面視において重なるように形成される。したがって各垂直信号線SGLと導電層M2などとが重なっている領域の面積はすべて同じになる。
また基本的に一実施の形態においては、各垂直信号線SGLに重なる金属層M2およびゲート電極層GEは一体の層であり、いずれの垂直信号線SGLに重なる金属層M2およびゲート電極層GEについても、同一の層として配置されている。このため各垂直信号線SGLと、それぞれの垂直信号線SGLに重なる金属層M2などとの距離がいずれも層間絶縁膜IIの厚みに相当するほぼ等しい値になる。したがって、各垂直信号線SGLと各導電層とにより発生する寄生容量の値が、各垂直信号線SGL間でほぼ同じになる。このため各垂直信号線SGLの電気特性(特にインピーダンス)を均一にすることができ、当該半導体チップCHPの信頼性を向上することができる。
またたとえば金属層M2が電源配線として、ゲート電極層GEがゲート電極として用いられたとしても、これらをCMPダミーとして用いることもまた可能である。そもそも境界領域BDRは、受光素子領域PDRに配置される電源配線や接地配線などの抵抗値を低減するための電源強化領域として受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの間に設けられた、トランジスタなどの素子が配置されない領域である。このため境界領域BDRは素子が配置されず、垂直信号線SGL以外の薄膜層がほとんど配置されないのが本来の態様である。垂直信号線SGL以外の薄膜層が配置されない場合、境界領域BDRにおいてCMPの際に上方から加わる力を下方から支える力が弱くなるため、表面に窪みが形成されるなどの不具合が発生する可能性がある。その点、上記の金属層M2、ゲート電極層GEが配置されれば、これらがCMPダミーとしての役割を有することにより、上記の窪みなどの不具合の発生を抑制することができる。
なお一実施の形態においては金属層M2が、垂直信号線SGLの延在方向と交差する方向に延在する単一の層として形成されることにより、垂直信号線SGLの延在方向に関して垂直信号線SGLの長さよりやや短い程度の、かなり広い幅を有している。当該金属層M2の断面積が広くなるため、これが電源配線POWとして用いられる場合においては、当該電源配線POWの電気抵抗を小さくすることができ、当該配線POWに流れる電流値を高くすることにより半導体チップCHP全体の駆動能力を高めることができる。
次に図7〜図9を参照しながら、一実施の形態の上記典型例とは異なる変形例について説明する。
図7(A)〜(D)を参照して、一実施の形態の第1の変形例においても図5(A)〜(D)に示す一実施の形態の典型例と基本的に同様の構成を有する。ただし境界領域BDRにおいて各層(導電層)M2,TRR,GEが複数の垂直信号線SGLのすべてと重なる一体の層からなっておらず、各層M2,TRR,GEは複数の垂直信号線SGLのそれぞれと平面視において重なる位置に配置された別個の独立したものとなっている。
図7(A)においては境界領域BDRの各層M2,TRR,GEの縁部は垂直信号線SGLの延在する方向に沿うように延在している。しかしたとえば各層M2,TRR,GEの縁部が垂直信号線SGLの延在する方向に対して傾いた方向に延在していてもよい。また図7(A)においては各層M2,TRR,GEがこれらと重なる垂直信号線SGLに対して多少はみ出した態様となっているが、このようにはみ出していなくてもよく、たとえば各層M2,TRR,GEが垂直信号線SGLの内部に完全に収まる態様であってもよく、垂直信号線SGLの縁部と重なる縁部を有する構成であってもよい。垂直信号線SGLの平面形状と各層M2,TRR,GEの平面形状とが完全に重なってもよい。
上記以外の点については図7の構成は基本的に上記典型例(図5)の構成と同様であるため、図7において図5と同一の構成要素については同一の参照符号を付し、その説明を繰り返さない。このことは以下の各変形例においても同様である。
図7の変形例においても、複数の垂直信号線SGLのそれぞれから見た各層M2,TRR,GEの相対的な位置がすべて同じである。すなわち各層M2,TRR,GEはすべて平面視における互いに同一の領域と重なるように配置されている。したがって各垂直信号線SGLと導電層M2などとが重なっている領域の面積はすべて同じになる。
また特に図7(B)〜(D)に示すように、複数の独立した各層M2,TRR,GEはすべて同一の層に配置されている。具体的には金属層M2はすべて金属層M1を覆う層間絶縁膜IIの上面に接するように配置されており、各層TRR,GEはすべて半導体基板SUBの主表面に接するように配置されている。したがって各垂直信号線SGLと、そのそれぞれに重なる金属層M2などとの距離がいずれも層間絶縁膜IIの厚みに相当するほぼ等しい値になる。
以上より、図7の変形例においても、図5の典型例と同様に、各垂直信号線SGLと各層M2,TRR,GEによる寄生容量の値を均一化することができる。
なお本変形例においても、各層M2,TRR,GEはそれぞれ電源配線、トランジスタの構成領域、トランジスタのゲート電極として用いられてもよいし、あるいは電源配線やゲート電極などと同一の層としてのCMPダミーとして用いられてもよい。このことは以下の各変形例においても同様である。
図8(A)〜(D)を参照して、一実施の形態の第2の変形例においても図5(A)〜(D)に示す一実施の形態の典型例と基本的に同様の構成を有する。また境界領域BDRにおいて各層TRR,GEは図7(A)〜(D)の第1の変形例と同様の構成を有する。ただし境界領域BDRにおける金属層M2が垂直信号線SGLと重なっておらず、半導体基板SUBの主表面に沿う方向に関して垂直信号線SGLと間隔をあけて複数並ぶように配置されている。
この場合においても、各垂直信号線SGLから見た、平面視においてそれぞれに隣り合う各金属層M2の相対的な位置はすべて同じである。すなわち各垂直信号線SGLの、任意の平面視における同一の一点を基準点としたときに、これらの垂直信号線SGLに隣り合う各金属層M2の存在する領域の座標が、いずれの垂直信号線SGLにおいてもほぼ等しくなる。
したがって、各垂直信号線SGLと、平面視においてこれらに隣り合う金属層M2との距離(層間絶縁膜IIの厚み)はすべて同じになる。このため本例においても上記の各例と同様に、各垂直信号線SGLと各層M2,TRR,GEによる寄生容量の値を均一化することができ、その結果として各垂直信号線SGLのインピーダンスを整合させることができる。
図9(A)〜(D)を参照して、一実施の形態の第3の変形例においても図5(A)〜(D)に示す一実施の形態の典型例と基本的に同様の構成を有する。また境界領域BDRにおいて金属層M2は図5(A)〜(D)の典型例と同様の構成を有する。ただし境界領域BDRにおける各層TRR,GEが垂直信号線SGLと重なっておらず、半導体基板SUBの主表面に沿う方向に関して垂直信号線SGLと間隔をあけて複数並ぶように配置されている。
この場合においても、各垂直信号線SGLから見た、平面視においてそれぞれに隣り合う各層TRR,GEの相対的な位置はすべて同じである。すなわち各垂直信号線SGLの、任意の平面視における同一の一点を基準点としたときに、これらの垂直信号線SGLに隣り合う各層TRR,GEの存在する領域の座標が、いずれの垂直信号線SGLにおいてもほぼ等しくなる。
したがって、各垂直信号線SGLと、平面視においてこれらに隣り合う各層TRR,GEとの距離(層間絶縁膜IIの厚み)はすべて同じになる。このため本例においても上記の各例と同様に、各垂直信号線SGLと各層M2,TRR,GEによる寄生容量の値を均一化することができる。
(実施の形態2)
図10(A)、(B)を参照して、これらは基本的に実施の形態1の図5(A)、(C)と同様の構成を有している。境界領域BDRにおいて、垂直信号線SGL(金属層M1)と同一の層として(たとえば銅やアルミニウムなどの一般公知の金属材料からなる)金属層SGL2(M1)が配置されている。
特に図10(B)を参照して、この金属層SGL2と、その上方の金属層M2およびその下方のゲート電極層GEとは、平面視において互いに(少なくとも部分的に)重なっている。金属層SGL2と各層M2,GEとが平面視において重なった領域においては、層間絶縁膜IIを貫通するようにコンタクトCNT(貫通導電領域)が形成されている。
コンタクトCNTはその内部が銅やタングステンなどの導電性材料により充填されている。コンタクトCNTは金属層SGL2と各層M2,GEとの双方と電気的に接続することにより、金属層SGL2と各層M2,GEとを電気的に接続する。コンタクトCNTにより金属層M2とゲート電極層GEとが互いに導通されている。
これは境界領域BDRの金属層M2が電源配線として、ゲート電極層GEがゲート電極として実際に使用される例である。図10(B)には示されないが、図10(A)には金属層SGL2がコンタクトCNTによりトランジスタ形成領域TRRと電気的に接続される態様が示されている。たとえばトランジスタ形成領域TRRと電気的に接続するようにトランジスタのドレインが配置されていれば、当該金属層SGL2はトランジスタのドレインと電気的に接続される。このため電源配線POW(M2)がトランジスタのドレインと電気的に接続されドレインの電位を供給する電源配線となる態様とすることができる。
またたとえば金属層SGL2に所定の電位(固定電位)を印加すれば、これに接続された各層M2,GE,TRRの電位を所定の電位に固定することができる。すなわち図10においては、垂直信号線SGLから見た一方の導電層(たとえば金属層M2)と、垂直信号線SGLの当該導電層に対向する側と反対側の他の導電層(たとえば各層TRR,GE)との双方に固定電位が印加される。ただし上記一方または他の導電層のいずれかのみに固定電位が印加されてもよい。
本実施の形態のように、各導電層に固定電位を印加することにより、当該導電層の上方または下方に重なるように配置される垂直信号線SGLは、当該導電層により電気的に遮蔽される。したがってたとえば金属層M2に固定電位を印加すれば、垂直信号線SGLの上方から垂直信号線SGLが受け得る電気的なノイズを遮断することができる。したがって本実施の形態においては、実施の形態1の各例の作用効果に加えて、電気的なノイズの影響を各垂直信号線SGL間で均一化することができる。このため各垂直信号線SGL間のインピーダンスなどの電気特性をより均一にすることができ、当該半導体チップCHPの信頼性をより向上することができる。同様に各層TRR,GEに固定電位を印加すれば、垂直信号線SGLの下方から垂直信号線SGLが受け得る電気的なノイズを遮断することができるため、上記の作用効果をいっそう高めることができる。
(実施の形態3)
図11(A)、(B)を参照して、これらは基本的に実施の形態2の図10(A)、(B)と同様の構成を有している。すなわち電源配線POW(導電層)とゲート電極層GE(他の導電層)とが、これらの間を貫通するコンタクトCNTにより互いに導通されている。しかし金属層SGL2が各垂直信号線SGLと隣り合うように複数並ぶように配置されている点において、実施の形態2と異なっている。
具体的には図11(B)を参照して、本実施の形態においては、垂直信号線SGLが、電源配線POWと、ゲート電極層GEと、垂直信号線SGLの延在する方向に交差する方向に関して垂直信号線SGLの両側(図11の左右側)に位置する1対のコンタクトCNTとに囲まれている。言い換えれば垂直信号線SGLは、電源配線POWと、ゲート電極層GEと、上記1対のコンタクトCNTとにより形成される閉回路に囲まれている。またここでのコンタクトCNTは、実施の形態2と同様に金属層SGL2に電気的に接続されている。
なお図11(A)における金属層SGL2は図の上下方向に関して金属層M2の外側にはみ出るように配置されるのに対し、図10(A)の金属層SGL2は図の上下方向に関して金属層M2の内側に収まっている。しかし図10、図11ともにいずれの構成を有してもよい。
上記の閉回路に固定電位を印加すれば、各垂直信号線SGLは、これを囲む閉回路に遮蔽され、当該閉回路の外部からのノイズの影響を低減することができる。また各垂直信号線SGLはこれの両側に位置する1対のコンタクトCNTに囲まれるため、当該垂直信号線SGLの周りを囲む閉回路の内部には、他の垂直信号線SGLを含まない。このため上記の閉回路に囲まれた各垂直信号線SGLは、その外部に配置される他の垂直信号線SGLからの電気的な干渉を受けにくくなる。このため本実施の形態においては、実施の形態2よりもさらに、垂直信号線SGLが外部の電気的なノイズから確実に遮断され、当該半導体チップCHPの信頼性をいっそう高めることができる。
以上の各実施の形態において、境界領域BDRに配置される各垂直信号線SGLに対してインピーダンスの均一化を目的として、図6に示すような自動制御により所望の領域に配置させたCMPダミーに代わる各層を形成する例を説明している。しかしカラム領域CMNに配置されるAD変換回路ADC(図2(B)参照)の1LSBに満たない程度でのインピーダンスのばらつきは当然に許容される。すなわち、仮に図6のような無秩序に配置されるCMPダミーが各垂直信号線SGLの近傍に少数形成されたとしても、それによるインピーダンスのばらつきがAD変換回路ADCの1LSBに満たない程度に収まるのであれば、上記の少数形成されるCMPダミーまでも排除する必要はない。
(実施の形態4)
上記の各実施の形態においては主に境界領域BDRについて説明しているが、本実施の形態においては受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNを含めた半導体チップ全体の構成について、以下に図12〜図14を用いて説明する。
図12を参照して、本実施の形態の半導体チップCHPは、受光素子領域PDRにおいて、金属層M1,M2に加えて金属層M3を有している。金属層M3は上述した図5の各図において金属層M2の上側の層として図示が省略されている金属層に相当する。またカラム領域CMNにおいては金属層M1,M2,M3に加えて金属層M4を有している。なお金属層M1,M2はそれぞれ上記の境界領域BDRの金属層M1(SGL)および金属層M2(POW)と同一の層である。また金属層M3,M4は金属層M1,M2と同様に、たとえば銅やアルミニウムなどの一般公知の金属材料により形成されており、金属層M3は層間絶縁膜IIを介在して金属層M2の上方に、金属層M4は層間絶縁膜IIを介在して金属層M3の上方に、それぞれ形成されている。このように各金属層はその直下の層間絶縁膜IIを介在して、その下の金属層とは異なる層に配置される。
本実施の形態においては、受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNには通常複数の金属層が積層されている。受光素子領域PDRにおける金属層の積層される数はカラム領域CMNにおける金属層の積層される数よりも少ない。具体的には図12においては受光素子領域PDRには合計3層の金属層が、カラム領域CMNには合計4層の金属層が配置されている。しかし各領域PDR,CMNに配置されるべき金属層の数はこれに限らず、たとえば受光素子領域PDRの金属層の数がカラム領域CMNの金属層の数より2層以上少なくてもよい。
受光素子領域PDRには、たとえば図2(A)の平面図に示すようなフォトダイオードPDが配置されている。フォトダイオードPDが配置される領域(と平面的に重なる領域)においては、半導体基板SUB内に光を入射する必要があるため、金属層M1〜M3は配置されないことが好ましい。図12においては受光素子領域PDRの中央部にフォトダイオードPDが配置され、この領域の(図の左右方向の)長さはたとえばaである。
図12の受光素子領域PDRにおけるフォトダイオードPDの両側(左右側)それぞれに、金属層M1と、金属層M2と、金属層M3とが、紙面に垂直な方向(たとえば図5(A)の平面図における上下方向)に延在する。受光素子領域PDRにおいては、たとえば金属層M1,M2が電源配線POWであり、金属層M3が垂直信号線SGLであることが好ましいが、これに限られない。
垂直信号線SGLは一般に、積層構造の上層と下層との間を引き上げられたり引き下げられたりすることにより、そのインピーダンスが上昇する。そこで垂直信号線SGLのインピーダンスの過剰な上昇を抑制するためには、垂直信号線SGLを上層に配置することが好ましい。このため図12においては最上層である金属層M3が垂直信号線SGLとして配置されている。
電源配線POWについても同様に上層に配置することが好ましいとの要請はあるが、仮に垂直信号線SGLと電源配線POWとの双方を金属層M3に配置(並走)させれば、金属層M3の平面視における配線SGL,POWの占有率が高くなり、受光素子領域PDRにおいてはフォトダイオードPDが配置されるための開口部の確保が困難になる。このため垂直信号線SGLをより優先的に上層に配置する観点から、電源配線POWは垂直信号線SGLよりも下層側すなわち金属層M1,M2として配置されている。
受光素子領域PDRにおいて垂直信号線SGL(M3)は、フォトダイオードPDの両側(左右側)に2本ずつ、互いに間隔をあけて並ぶように配置されている。また金属層M2は上記両側に1本ずつ配置されており、金属層M1は上記両側に2本ずつ、互いに間隔をあけて並ぶように配置されている。
(最上層の金属層である)垂直信号線SGLが2本並ぶように配置されることにより、たとえば金属層M2のように垂直信号線SGLが1本のみ配置される場合に比べて、当該半導体チップCHPの固体撮像素子が処理可能な動画のフレームレートを高くすることができる。
一方、カラム領域CMNには、半導体基板SUBの主表面にトランジスタTRが形成されている。図12のトランジスタTRは図2(B)のAD変換回路ADCのトランジスタTRに相当する。トランジスタTRはたとえば1対のソース/ドレイン領域SR,DRと、ゲート絶縁膜GIと、ゲート電極層GEとを有している。ここでのゲート電極層GEは、上記のCMPダミーとしても利用可能なゲート電極層GEと同一の層として形成されている。
カラム領域CMNの垂直信号線SGLは、半導体基板SUBの主表面(すなわち金属層M1よりも下側)に形成されたトランジスタTRのたとえばドレイン領域DRと電気的に接続される。すなわち図12においては垂直信号線SGLがドレイン領域DRと(両者の間に導電層を挟まずコンタクトCNTにより)直接接続されている。すなわち垂直信号線SGLは、ここでもカラム領域CMNのAD変換回路ADCに存在するトランジスタTRにまで延びるように配置されており、垂直信号線SGLからAD変換回路ADC(トランジスタTR)に電気信号が入力する構成となっている。
カラム領域CMNにおいては金属層M1が垂直信号線SGLに相当する。これは受光素子領域PDRにおいて最上層の金属層M3として配置された垂直信号線SGLは、カラム領域CMNにおいては最下層の金属層M1に引き下げられているためである。この配線の引き下げは受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの境界領域BDRにおいてなされていることがより好ましい。また境界領域BDRにおいて垂直信号線SGLが最下層の金属層M1に引き下げられることに伴い、境界領域BDRにおいて電源配線POWが金属層M1より上層の金属層M2〜M3に引き上げられる。
すなわち上記の各実施の形態において、境界領域BDRおよびカラム領域CMNの垂直信号線SGLは最下層の金属層M1として配置されている。また境界領域BDRおよびカラム領域CMNにおいては、金属層M2〜M4が電源配線POW(境界領域BDRにおいては電源配線POWと同一の層のCMPダミーでもよい)として配置されている。
このことが図13に示されている。図13を参照して、受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNは、図12の受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNと同様の構成であり、図13の境界領域BDRは、たとえば図5(B)の断面図と同様の構成を有している。なお図13の境界領域BDRは、そこに配置される金属層M1〜M3と電源配線POW、垂直信号線SGLとの関係を示しているにすぎない。このため図13の境界領域BDRの左右方向はたとえば図5(A)の左右方向に対応するが、これは図13の受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNの左右方向と必ずしも一致しない。
カラム領域CMNにおいては、トランジスタTRの信号線SGL(M1)と電源配線POW(M2〜M4)とがコンタクトCNTにより電気的に接続される。
受光素子領域PDRの最上層の金属層M3である垂直信号線SGLは、カラム領域CMNの最上層の金属層M4である電源配線POWよりも厚みが薄い。次に図14の比較例を参照しながら、本実施の形態の作用効果について説明する。本実施の形態は実施の形態1の作用効果に加えて、以下の作用効果を奏する。
図14を参照して、当該比較例の半導体チップCHPの構成は、基本的に図12の半導体チップCHPと同様である。しかし受光素子領域PDRとカラム領域CMNとの双方において金属層が同一層数(M1〜M3の3層)だけ配置されている。また金属層M3は金属層M1,M2に比べて厚くなっている。
金属層M3は最上層の金属層であり、カラム領域CMNにおいては電源配線POWとして特に低抵抗であることが好ましい。このためカラム領域CMNの金属層M3は金属層M1,M2よりも厚く形成されている。またカラム領域CMNの電源配線POWとしての金属層M3と受光素子領域PDRの金属層M3とは同一の層として形成されるため、両者の厚みは等しくなり、受光素子領域PDRにおいても金属層M3は金属層M1,M2よりも厚く形成されている。
ところが、受光素子領域PDRにおいて最上層の金属層M3が厚くなると、フォトダイオードPDが配置されるための開口部の確保が困難になる。すなわち図14におけるフォトダイオードPDが配置される領域の(図の左右方向の)長さbが、図12における同長さaより短くなる。このようにフォトダイオードPDの開口部が狭くなれば、フォトダイオードPDにおける集光率が低下し、フォトダイオードPDの出力が弱くなる可能性がある。
そこで図12のように、受光素子領域PDRにおいてはカラム領域CMNよりも金属層の総数を少なくして最上層の金属層M3を図14の金属層M3よりも薄くする。またカラム領域CMNには(受光素子領域PDRには形成されない)最上層の金属層M4を形成する。
このようにすれば、受光素子領域PDRのフォトダイオードPDが配置される領域の開口部を確保することができるとともに、カラム領域CMNの最上層の金属層M4を厚くすることにより当該金属層M4の電気抵抗を低減することができる。したがって本実施の形態においては、上記の各実施の形態における境界領域BDRの垂直信号線SGLに関する作用効果に加え、受光素子領域PDRおよびカラム領域CMNについても作用効果を奏することができるため、いっそう高い電気特性を有する固体撮像素子としての半導体チップCHPを提供することができる。
以上、本発明者によってなされた発明を実施の形態に基づき具体的に説明したが、本発明は上記実施の形態に限定されるものではなく、その要旨を逸脱しない範囲で種々変更可能であることはいうまでもない。
ADC AD変換回路、BDR 境界領域、CHP 半導体チップ、CMN カラム領域、CNT コンタクト、GE ゲート電極層、II 層間絶縁膜、M1,M2,M3,M4 金属層、PCS 画素電流源、PDR 受光素子領域、POW 電源配線、SGL 垂直信号線、SUB 半導体基板、TR トランジスタ。

Claims (4)

  1. 主表面を有する半導体基板と、
    前記半導体基板の前記主表面に形成された、光電変換を行なうための受光素子が形成される受光素子領域と、
    前記半導体基板の前記主表面における前記受光素子領域の外部に形成された、前記半導体基板の外部との電気信号の入出力を行なう周辺領域と、
    平面視における前記受光素子領域と前記周辺領域との間に形成された境界領域と、
    前記境界領域に配置され、前記受光素子領域と前記周辺領域との間で電気信号の入出力を行なう複数の信号線と、
    複数の前記信号線のそれぞれと異なる層に配置される導電層とを備え、
    複数の前記信号線のそれぞれから見た前記導電層の相対的な位置がすべて同じであり、かつ前記導電層はすべて同一の層に配置され
    前記導電層には固定電位が印加され、
    前記信号線の、前記導電層に対向する側と反対側に他の導電層をさらに備え、
    前記他の導電層は複数の前記信号線のそれぞれおよび前記導電層と異なる層に配置され、
    複数の前記信号線のそれぞれから見た前記他の導電層の相対的な位置がすべて同じであり、かつ前記他の導電層はすべて同一の層に配置され、
    前記導電層および前記他の導電層の双方に固定電位が印加される、半導体装置。
  2. 前記導電層は前記信号線のそれぞれと平面視において重なる位置に配置される、請求項1に記載の半導体装置。
  3. 前記導電層は、複数の前記信号線のすべてと重なる一体の層からなる、請求項2に記載の半導体装置。
  4. 前記導電層と前記他の導電層との間を貫通する複数の貫通導電領域により前記導電層と前記他の導電層とが互いに導通され、
    前記信号線は、前記導電層と前記他の導電層と、複数の前記貫通導電領域のうち前記信号線の延在する方向に交差する方向に関して前記信号線の両側に位置する1対の前記貫通導電領域とに囲まれている、請求項に記載の半導体装置。
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