JP6115828B2 - 防水コネクタ - Google Patents

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本発明は、防水コネクタに関する。
特許文献1に開示の防水コネクタは、筒状のフード部を有する雄ハウジングと、フード部に内嵌されるブロック状のハウジング本体(タワー部)を有する雌ハウジングと、ハウジング本体の外周面に嵌着され、フード部とハウジング本体との間に弾性的に挟まれるリング状のシール部材(シールリング)とを備えている。シール部材は、前後方向に沿った筒状のシール本体(本体部)と、シール本体の外周側から径方向外側に張り出す複数のフランジとを有している。シール本体の外周側には、フランジよりも前方に、前後2条のリップが全周に亘って設けられている。また、雌ハウジングには、シール部材の取付時に各フランジが嵌る嵌合凹部が設けられている。フード部にハウジング本体が内嵌されると、各リップがフード部の内周面に弾性的に圧潰されて、両ハウジング間が液密にシールされるようになっている。
特開2005−5135号公報
ところで、上記従来の防水コネクタの場合、フランジの弾性的な押し付け力によって両ハウジングが前後方向に緊密に嵌合されるため、例えば、上記コネクタに対し前後方向に沿った振動力が作用しても、両ハウジングが前後方向にがたつくのが防止された。しかし、上記構成によれば、シール部材にシール本体やリップとは別にフランジを設け、雌ハウジングにフランジを受ける嵌合凹部を設けなければならないため、コネクタ全体の構造が複雑になるという事情があった。また、ハウジング本体にフード部が嵌合される過程において、フード部の内周面に各リップが順次当接してフード部の進行方向に引きずられるように変形するため、嵌合抵抗(摺動抵抗)の増加をまねくとともに、リップが歪に変形して所定のシール性を得ることが困難となるおそれもあった。
本発明は上記のような事情に基づいて完成されたものであって、特別な構造を設けなくとも前後方向の振動力に対してコネクタががたつくのを防止することができ、さらに、コネクタ嵌合時の作業性を改善して、シール部材による所定のシール性を確保することができるようにすることを目的とする。
本発明の防水コネクタは、ブロック状のハウジング本体を有する第1ハウジングと、前記ハウジング本体が内嵌される筒状のフード部を有する第2ハウジングと、前記第1ハウジングの外周面に嵌着され、前記ハウジング本体が前記フード部に内嵌された場合に、前記ハウジング本体と前記フード部との間に弾性的に挟まれるシール部材とを備える。
前記フード部の内周面には、先端へ向けて前後方向に対して斜めに拡開する斜面部が設けられ、前記シール部材は、前記ハウジング本体の外周面に密着するシール本体と、前記シール本体の外周側に前後方向に複数並んで突設され、前側のものから後側のものにかけて順に突出端位置が径方向外側に位置するように前記斜面部へ向けて全体として傾斜する軸上に配置され、前記斜面部に対し、互いにほぼ同一のタイミングで当接し、さらに互いにほぼ同一の圧潰量をもって圧潰されるリップとを有しているところに特徴を有する。
第2ハウジングのフード部に第1ハウジングのハウジング本体が内嵌されると、フード部の斜面部に各リップが圧潰されるため、フード部の斜面部に作用する各リップの弾性反力(押し付け力)が径方向に加えて前後方向にも付与されることになり、例えば、コネクタに対し前後方向に沿った振動力が作用しても、第1、第2ハウジングががたつくのが防止される。
各リップが斜面部に対し互いにほぼ同一のタイミングで当接するため、嵌合抵抗が増大することがなく、コネクタ嵌合時の作業性が改善される。また、各リップがフード部の進行方向に引きずられて歪に変形するのが防止される。
さらに、各リップが斜面部に対し互いにほぼ同一の圧潰量をもって圧潰されるため、各リップが歪に変形するのがより確実に防止される。したがって、シール部材による所定のシール性を確保することができる。
本発明の実施例1に係る防水コネクタにおいて、第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合された状態を示す断面図である。 図1の要部拡大図である。 第1、第2ハウジングが互いに正対して配置された状態を示す断面図である。 第1ハウジングにシール部材が装着された状態を示す断面図である。 本発明の実施例2に係る防水コネクタにおいて、第1、第2ハウジングが互いに正規嵌合された状態を示す断面図である。 第1ハウジングにシール部材が装着された状態を示す断面図である。
本発明の好ましい形態を以下に示す。
前記ハウジング本体の外周面のうち、前記シール本体が密着される領域は、前記斜面部の傾斜角とほぼ同一角度の傾斜部によって形成されている。これによれば、シール部材のシール本体の肉厚を薄くすることができる。
前記ハウジング本体にはこのハウジング本体の前面を覆うフロント部材が取り付けられ、前記フロント部材が前記シール部材の前端に当接して前記シール部材を抜け止め可能な側壁部を有している。フロント部材の側壁部がシール部材の前端に当接することにより、シール部材がハウジング本体の傾斜部を滑って傾斜部から外れるのが阻止される。
前記ハウジング本体の外周面のうち、前記シール本体が密着される領域は、前後方向にほぼ沿って配置され、前記シール本体は、後方へ向けて次第に厚肉となるように形成されている。これによれば、シール部材がハウジング本体の外周面に対して前後方向に位置ずれするのが防止される。
<実施例1>
実施例1の防水コネクタを図1〜図4に基づいて説明する。この防水コネクタは、互いに嵌合可能な第1ハウジング10及び第2ハウジング60(以下、第1、第2ハウジング10、60)と、第1ハウジング10に装着され、第1、第2ハウジング10、60間のシールをとるシール部材40とを備えている。なお、以下の説明において、前後方向については、第1、第2ハウジング10、60の嵌合開始時に第1、第2ハウジング10、60が互いに向き合う面側を前方とする。
第2ハウジング60は合成樹脂製であって、図1に示すように、第2端子金具90が収容されるブロック状の端子収容部61と、端子収容部61の前端外周から前方に突出する筒状のフード部62とを備えている。フード部62内には、第2端子金具90の先端部に設けられた雄タブ91が突出して設けられている。
フード部62の上壁外面には、ロック部63が突設されている。また、フード部62の内周面には、先端へ向けて次第に拡径する斜面部64が設けられている。斜面部64は、フード部62の内周面の前後方向略中央部から前端にかけて前後方向に対して斜めに拡開するテーパ状の形態とされている。斜面部64の後部は、前後方向に関してロック部63と重なる位置に配置されている。
第1ハウジング10は同じく合成樹脂製であって、図1に示すように、第1端子金具80が収容されるブロック状のハウジング本体11と、ハウジング本体11の周囲を取り囲む略筒状の嵌合部12と、嵌合部12とハウジング本体11とに連なる径方向に沿った連結部13とを備えている。図3及び図4に示すように、嵌合部12とハウジング本体11との間で且つ連結部13の前方には、相手側の第2ハウジング60のフード部62が進入する嵌合空間14が開放して設けられている。
ハウジング本体11には、図示しないキャビティが設けられ、キャビティの内壁には図示しないランスが突出して設けられている。ハウジング本体11のキャビティには後方から第1端子金具80が挿入され、正規挿入された第1端子金具80がランスに弾性的に係止されて抜け止めされるようになっている。図1に示すように、第1端子金具80は、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時に、第2端子金具90の雄タブ91を受けて第2端子金具90に電気的に接続される。
図4に示すように、ハウジング本体11の上方には、撓み変形可能なロックアーム15が設けられている。ロックアーム15は前後方向に延びるアーム部16を有している。アーム部16には、前後方向に延びて後端に開口するロック孔17が設けられ、ロック孔17の前方を塞ぐ前端部に、ロック本体18が設けられている。嵌合部12の上壁には、ロックアーム15を露出させる窓部19が開口して設けられ、窓部19の両側に、ロックアーム15を両側から覆う一対の保護壁20(図4では1つのみ図示)が設けられている。
図4に示すように、ハウジング本体11の外周面には、連結部13の前端から前方へ向けて次第に縮径するテーパ状の傾斜部21が設けられている。ハウジング本体11の傾斜部21は、シール部材40の後述するシール本体41が密着される領域に対応している。前後方向に対する傾斜部21の傾斜角度は、斜面部64の傾斜角度とほぼ同じとされている。このため、図2に示すように、第1、第2ハウジング10、60が互いに正規嵌合されると、ハウジング本体11の傾斜部21とフード部62の斜面部64とが前後方向に対して傾斜した状態で互いにほぼ平行に配置され、傾斜部21と斜面部64との間にシール部材40が弾性的に挟まれるようになっている。また、図4に示すように、ハウジング本体11の外周面には、傾斜部21の前端から一段落ちた段差22が設けられ、段差22からハウジング本体11の前端にかけて前後方向にほぼ沿った水平部23が設けられている。
図4に示すように、ハウジング本体11には前方からキャップ状のフロント部材70が組み付けられる。フロント部材70は、ハウジング本体11の前面を覆う平板状の前壁部71と、前壁部71の外周から後方に突出し、ハウジング本体11の水平部23を覆う筒状の側壁部72とからなる。前壁部71には、前述した雄タブ91が挿入されるタブ挿入孔73が貫通して設けられている。また、前壁部71の後面には、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時に、ハウジング本体11のキャビティに進入してランスの撓み動作を抑えることにより、第1端子金具80のキャビティからの抜け出しを規制する図示しない抜止片が突出して設けられている。つまり、フロント部材70は、フロントリテーナとして機能する。
図4に示すように、側壁部72は、段差22の寸法よりも大きい壁厚を有している。側壁部72の後端は、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時に、ハウジング本体11の段差22に近接位置し、その径方向外側に突出する部分にシール部材40の前端が当接可能となっている。
シール部材40はシリコンゴム等のゴム製であって、ハウジング本体11の外周面に嵌着される環状の形態になっている。図4に示すように、シール部材40は、前端から後端にかけて全体として前後方向に対し傾斜して拡開する筒状のシール本体41と、シール本体41の外周面に前後方向に間隔をあけて並んで突設される複数(図示する場合は3つ)のリップ42とからなる。各リップ42は、断面略半円状をなし、シール本体41の外周面に全周に亘って周設されている。また、各リップ42は、シール本体41の外周面からの突出量が互いにほぼ同一に揃えられ、互いにほぼ同形同大に形成されている。一方、シール本体41の内周面は、前後方向と交差する傾斜方向に凹凸無く連なって沿って配置されている。
前後方向に対するシール本体41の傾斜角度(シール本体41の内周面の傾斜角度及びシール本体41の外周面の傾斜角度)は、傾斜部21の傾斜角度及び斜面部64の傾斜角度のそれぞれとほぼ同一とされている。
次に、実施例1のコネクタの作用を説明する。
ハウジング本体11の外周面にシール部材40が装着される。すると、シール本体41の内周面がハウジング本体11の傾斜部21に密着して配置され、各リップ42の突出端の位置が前側のリップ42から後側のリップ42にかけて段々径方向外側に位置するように、各リップ42が全体として前方へ向けて傾斜する軸50上に配置される(図2を参照)。
次いで、ハウジング本体11に前方からフロント部材70が組み付けられる。フロント部材70が正規に組み付けられると、前壁部71がハウジング本体11の前面を覆うとともに、側壁部72がハウジング本体11の水平部23を覆うように配置され、且つ、側壁部72がシール部材40の前端に当接可能に配置される。シール部材40の前端が側壁部72に当接することでシール部材40の前方への抜け出しが規制され、シール部材40の後端が連結部13に当接することでシール部材40の後方への抜け出しが規制される。とくに、実施例1の場合、シール部材40が傾斜部21を滑って水平部23にずり落ちる可能性があることから、フロント部材70によってシール部材40の前方への抜け出しを規制する意義が大きい。
続いて、ハウジング本体11がフード部62に内嵌され、第1ハウジング10の嵌合空間14にフード部62が挿入される。第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合されると、第2ハウジング60のロック部63が第1ハウジング10のロックアーム15のロック孔17に弾性的に嵌まり込み、ロック部63がロックアーム15のロック本体18に係止可能に配置される。これにより、第1、第2ハウジング10、60が互いに離脱するのが規制される。
また、第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合されるに伴い、フード部62の斜面部64がシール部材40の各リップ42にほぼ同じタイミングで当接し、且つ、各リップ42が互いにほぼ同一の圧潰量をもって圧潰されて斜面部64に密着する。こうして、ハウジング本体11とフード部62との間にシール部材40が弾性的に挟まれることにより、第1、第2ハウジング10、60間が液密にシールされる。
上記の場合、図2に示すように、フード部62にはシール部材40の各リップ42の弾性反力F(押し付け力)が径方向(図示上下方向)と交差する斜め方向に作用し、さらに、その弾性反力Fの水平成分が嵌合状態にある第1、第2ハウジング10、60を互いに離反させる離反力Faとして作用する。このため、ロックアーム15のロック本体18にロック部63が緊密に押し当てられることになる。したがって、例えば、嵌合状態にある第1、第2ハウジング10、60に対して前後方向に沿った振動力が作用しても、第1、第2ハウジング10、60が前後方向にがた付くのが防止される。
以上説明したように、実施例1によれば、第1、第2ハウジング10、60の正規嵌合時に、フード部62の斜面部64に各リップ42が圧潰されることにより、フード部62の斜面部64に作用する各リップ42の弾性反力Fが径方向に加えて前後方向にも付与されるため、前後方向に沿った振動力が作用しても、第1、第2ハウジング10、60ががたつくのが防止される。この場合に、シール部材40や第1ハウジング10に特別な耐震構造等を設ける必要がないため、全体の構造を簡素化することができる。
そして、各リップ42が正規嵌合時にフード部62の斜面部64に対し互いにほぼ同一のタイミングで当接するため、嵌合過程で摺動抵抗が増大することがなく、嵌合時の作業性が改善される。また、各リップ42がフード部62の進行方向に引きずられて歪に変形するのが防止される。
さらに、各リップ42が斜面部64に対し互いにほぼ同一の圧潰量をもって圧潰されるため、各リップ42が歪に変形するのがより確実に防止される。したがって、実施例1によれば、シール部材40による所定のシール性を確保することができる。
さらにまた、フロント部材70の側壁部72がシール部材40の前端に当接することにより、シール部材40がハウジング本体11の傾斜部21を滑って傾斜部21から外れるのが阻止される。
<実施例2>
図5及び図6は、本発明の実施例2を示す。実施例2の防水コネクタは、シール部材40Aのシール本体41Aの形態と、ハウジング本体11Aの外周面のうちのシール部材40Aが密着される領域の形態とが、実施例1とは異なる。その他は、実施例1と同様であるため、実施例2において、実施例1と同一又は相当する構成には同一符号を付し、重複する説明を省略する。
ハウジング本体11Aの外周面には、連結部13と段差22との間に、前後方向にほぼ沿ったストレート部25が設けられている。シール部材40Aのシール本体41Aは、ハウジング本体11Aのストレート部25に密着するようになっている。
シール部材40Aは、前端から後端にかけて次第に肉厚となるシール本体41Aを有している。シール本体41Aの外周面は、実施例1と同様、後方へ向けて次第に拡開する形態になっているが、シール本体41Aの内周面は、実施例1と違って、前後方向に沿って平坦に配置されている。
図6に示すように、ハウジング本体11Aの外周面にシール部材40Aが装着されると、ストレート部25にシール本体41Aが前後方向にほぼ沿って密着するとともに、各リップ42が前方へ向けて全体として傾斜する軸50上に並んで配置される。第1、第2ハウジング10、60が正規嵌合されると、各リップ42がフード部62の斜面部64に弾性的に圧潰される。このとき、実施例1と同様、フード部62に対して各リップ42の弾性反力Fの水平成分が作用するため、前後方向に沿った振動力に抗して第1、第2ハウジング10、60の嵌合状態を安定に維持することができる。また、実施例2によれば、ハウジング本体11Aの外周面のうちのシール部材40Aが密着される領域が前後方向にほぼ沿ったストレート部25とされているため、シール部材40Aが前方へずれ落ちるのが防止され、シール部材40Aを前後方向に位置決めする信頼性が高められる。
<他の実施例>
本発明は上記記述及び図面によって説明した実施例1、2に限定されるものではなく、例えば次のような態様も本発明の技術的範囲に含まれる。
(1)シール部材は、ハウジング本体の連結部等に係止される係止部を有し、係止部によってハウジングに抜け止め保持される構成であってもよい。こうすると、フロント部材の側壁部による抜け止め構造を省略することができる。
(2)シール本体の内周面に1つ又は複数の内周リップが突出して設けられる構成であってもよい。
(3)フロント部材は、端子金具の抜け止め機能を有さず、ランスを成形する際に形成される型抜き孔の前面開口を塞ぐフロントマスクとして構成されるものであってもよい。
10…第1ハウジング
11、11A…ハウジング本体
21…傾斜部
40、40A…シール部材
41、41A…シール本体
42…リップ
50…軸
60…第2ハウジング
62…フード部
64…斜面部
70…フロント部材
72…側壁部

Claims (4)

  1. ブロック状のハウジング本体を有する第1ハウジングと、前記ハウジング本体が内嵌される筒状のフード部を有する第2ハウジングと、前記第1ハウジングの外周面に嵌着され、前記ハウジング本体が前記フード部に内嵌された場合に、前記ハウジング本体と前記フード部との間に弾性的に挟まれるシール部材とを備え、
    前記フード部の内周面には、先端へ向けて前後方向に対して斜めに拡開する斜面部が設けられ、
    前記シール部材は、
    前記ハウジング本体の外周面に密着するシール本体と、
    前記シール本体の外周側に前後方向に複数並んで突設され、前側のものから後側のものにかけて順に突出端位置が径方向外側に位置するように前記斜面部へ向けて全体として傾斜する軸上に配置され、前記斜面部に対し、互いにほぼ同一のタイミングで当接し、さらに互いにほぼ同一の圧潰量をもって圧潰されるリップとを有していることを特徴とする防水コネクタ。
  2. 前記ハウジング本体の外周面のうち、前記シール本体が密着される領域は、前記斜面部の傾斜角とほぼ同一角度の傾斜部によって形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
  3. 前記ハウジング本体にはこのハウジング本体の前面を覆うフロント部材が取り付けられ、前記フロント部材が前記シール部材の前端に当接して前記シール部材を抜け止め可能な側壁部を有していることを特徴とする請求項1又は2記載の防水コネクタ。
  4. 前記ハウジング本体の外周面のうち、前記シール本体が密着される領域は、前後方向にほぼ沿って配置され、前記シール本体は、後方へ向けて次第に厚肉となるように形成されていることを特徴とする請求項1記載の防水コネクタ。
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