JP6114701B2 - 光走査装置および画像形成装置 - Google Patents

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本発明は、光走査装置およびそれを備えた画像形成装置に関する。
従来より、画像形成装置の光走査装置では、光学素子の配置誤差や感光ドラムの配置等によって走査ラインが傾き、このため、画像が副走査方向に傾いてしまう(いわゆるスキュー)という問題が知られている。この問題の解決手段として、例えば特許文献1に開示されるように、偏向走査されたレーザ光が通過する走査レンズを回転駆動して走査レンズの角度を調節することにより上述した走査ラインの傾きをキャンセルするレンズ回転手段が設けられる。このレンズ回転手段では、駆動源であるモータが正逆回転することにより、走査レンズがその一端を中心として回転する。
特開2004−333994号公報
ところで、特許文献1のレンズ回転手段では、複数設けられた走査レンズに対し個々にモータを設けて、各走査レンズの傾きを個別に調節するようにしているため、コスト高となってしまう。
本発明は、かかる点に鑑みてなされたものであり、その目的は、低コストで複数の走査レンズの傾きを個別に調節し得る光走査装置を提供することにある。
本発明に係る光走査装置は、レーザ光を偏向走査する偏向器と、該偏向器によって偏向走査されたレーザ光が通過する複数の走査レンズと、該複数の走査レンズを回転させる回転駆動機構とを備えている。上記回転駆動機構は、1つのモータと、該モータの駆動によって上記複数の走査レンズを個別に回転させる駆動伝達部とを有し、上記駆動伝達部は、上記モータの駆動力を上記複数の走査レンズに伝達して該複数の走査レンズを回転させる伝達経路を上記走査レンズ毎に有すると共に、上記伝達経路を遮断可能な遮断部を上記複数の伝達経路の少なくとも1つに有し、上記遮断部は、電磁クラッチを有し、上記モータは、ステッピングモータであり、上記電磁クラッチには、上記ステッピングモータの駆動力が第1の回転軸を介して伝達され、上記電磁クラッチを有する伝達経路は、上記電磁クラッチと第2の回転軸を介して接続されて回転速度を減速させる従動ギア列と、該従動ギア列の回転によって進退駆動されて上記走査レンズを回転させるネジとをさらに有している。
本発明に係る画像形成装置は、上記の光走査装置を備えている。
本発明によれば、1つのモータによって複数の走査レンズを個別に回転させることができるので、低コストで複数の走査レンズの傾きを個別に調節し得る光走査装置を提供することができる。
図1は、画像形成装置の概略構成を示すブロック図である。 図2は、光走査装置の概略構成を示す断面図である。 図3は、第2fθレンズおよび折返しミラーを示す斜視図である。 図4は、回転駆動機構を示す斜視図である。 図5は、回転駆動機構を示す側面図である。 図6は、第2fθレンズの回転動作を示す図である。
以下、本発明の実施形態を図面に基づいて詳細に説明する。尚、本発明は、以下の実施形態に限定されるものではない。
本実施形態の画像形成装置1は、例えばレーザプリンタや複合機であり、用紙を搬送しながら、端末等(図示省略)から送信される画像データに基づいて用紙に画像を形成するように構成されている。図1に示すように、画像形成装置1は、給紙部2と、画像形成部3と、定着部4と、排紙部5とを備えている。
給紙部2は、用紙を画像形成部3へ供給するカセット給紙部や手差しトレイである。画像形成部3は、図示しないが、感光ドラムや、その感光ドラムの周囲に配置された帯電器、現像器、転写ローラなどを備えている。また、画像形成部3は、感光ドラムにレーザ光を出射して静電潜像を形成する光走査装置10を備えている。画像形成部3では、給紙部2から供給された用紙にトナー像を転写するようになっている。定着部4は、図示しないが、互いに圧接されて回転する定着ローラおよび加圧ローラを備えている。定着部4は、画像形成部3で用紙に転写された画像(トナー像)をその用紙に定着させるように構成されている。排紙部5は、定着部4から画像形成された用紙が供給される排紙トレイ(図示省略)を有している。
〈光走査装置〉
図2に示すように、光走査装置10は、扁平な箱状部材によって構成された筐体11を備えている。筐体11は、例えばガラス繊維により強度が高められた樹脂材料によって形成されている。
筐体11には、レーザ光を照射する光源体(図示省略)や光走査部品が収容されている。光走査部品は、ポリゴンミラー15や複数の折返しミラー16、第1fθレンズ17、第2fθレンズ18などである。
筐体11の上面には、光の出射口12が形成されている。本実施形態では、出射口12が4つ形成されており、それぞれが副走査方向(図2において左右方向)に並んでいる。出射口12は、主走査方向(図2において紙面に対して鉛直方向)に延びる矩形に形成されている。筐体11には、出射口12を閉塞するカバー部材14が設けられている。カバー部材14は、主走査方向に延びる矩形の板状に形成された透明なガラスであり、筐体11内に塵埃等が侵入するのを防止する防塵ガラスを構成している。
光走査装置10では、光源体から照射されたレーザ光がポリゴンミラー15で偏向走査された後、第1fθレンズ17および第2fθレンズ18を順に通過する。第2fθレンズ18を通過したレーザ光は、折返しミラー16を介して出射口12から画像形成部3の感光ドラムへ出射される。第2fθレンズ18は、複数(本実施形態では4つ)設けられており、それぞれ所定の傾斜角で設置されている。本実施形態において、ポリゴンミラー12および第2fθレンズ18はそれぞれ本発明に係る偏向器および走査レンズを構成している。
本実施形態の光走査装置10では、図3に示すように、各第2fθレンズ18の主走査軸の傾きを調整可能となっている。具体的に、第2fθレンズ18をその一端18aを回転中心として回転させることにより、第2fθレンズ18の主走査軸の傾きが調整される。
光走査装置10には、図4〜図6に示すように、4つの第2fθレンズ18を個別に回転させてそれぞれの主走査軸の傾きを調整する回転駆動機構20が設けられている。
回転駆動機構20は、各走査レンズを光軸に直交する面内で回転させるものである。回転駆動機構20は、1つのモータ21と、該モータ21の駆動によって各第2fθレンズ18を個別に回転させる駆動伝達部23とを有する。
モータ21は、正逆回転が可能なステッピングモータである。駆動伝達部23は、各第2fθレンズ18に対応して4つの伝達経路24,25,26,27を有する。駆動伝達部23では、モータ21の回転駆動が駆動軸22を介して4つの伝達経路24,25,26,27に伝達される。4つの伝達経路24,25,26,27は、駆動軸22の軸方向に順に配置されている。駆動軸22は、第1の回転軸を構成する。
第1伝達経路24は、駆動軸22から回転駆動が伝達される従動ギア31と、該従動ギア31の回転によって駆動されるネジ32とを有する。第1伝達経路24では、モータ21が正逆回転することによってネジ32が進退する。
第2〜第4伝達経路25,26,27は、それぞれ、駆動軸22から回転駆動が伝達される電磁クラッチ33と、該電磁クラッチ33と従動軸34を介して接続される一対の従動ギア35,36と、下流側の従動ギア36のギア軸37に接続されるネジ38とを有する。従動軸34は、第2の回転軸を構成する。電磁クラッチ33は、通電のオン/オフによって伝達経路25,26,27を遮断する遮断部を構成する。つまり、例えば電磁クラッチ33の通電がオフになっているときは駆動軸22から電磁クラッチ33に伝達された回転駆動が一対の従動ギア35,36には伝達されず、電磁クラッチ33の通電がオンになると駆動軸22から電磁クラッチ33に伝達された回転駆動は一対の従動ギア36に伝達される。一対の従動ギア35,36では、回転速度が減速される。一対の従動ギア35,36は、傘歯車であり、従動ギア列を構成する。ネジ38は、従動ギア36の回転によって駆動される。つまり、第2〜第4伝達経路25,26,27では、第1伝達経路24と同様、モータ21が正逆回転することによってネジ38が進退する。
図6に示すように、第2fθレンズ18は、上述した回転駆動機構20のネジ32,38が進退動作することによって回転される。第2fθレンズ18は、一端18aに回転軸18cを有し、他端18bに回転駆動機構20のネジ32,38が接触している。また、回転駆動機構20は、第2fθレンズ18の他端18bを下方へ付勢するバネ39を有する。第2fθレンズ18では、回転駆動機構20のネジ32,38が進出する(ネジ32,38が図6において上方向へ変位する)と、他端18bが押し上げられる。つまり、第2fθレンズ18は図6において上側へ回転する。また、第2fθレンズ18では、回転駆動機構20のネジ32,38が退く(ネジ32,38が図6において下方向へ変位する)と、他端18bがバネ39の付勢力によって押し下げられる。つまり、第2fθレンズ18は図6において下側へ回転する。
こうして、第2fθレンズ18が回転されることによって、第2fθレンズ18の主走査軸の傾きが調整される。また、回転駆動機構20では、主走査軸の傾きを調整する必要がない第2fθレンズ18に対してはそれに対応する伝達経路25,26,27の電磁クラッチ33が遮断状態にされる。こうすることにより、4つの第2fθレンズ18に対して個別に主走査軸の傾きを調整することができる。
以上のように、本実施形態によれば、1つのモータ21によって複数(4つ)の第2fθレンズ18を個別に回転させることができるため、各第2fθレンズ18のそれぞれに対応してモータを設けなくてすむ。したがって、低コストで複数(4つ)の第2fθレンズ18の傾きを個別に調節することが可能な光走査装置10を提供することができる。
また、モータを複数設けなくてすむことから、光走査装置10のコンパクト化も同時に図ることができる。
さらに、一対の従動ギア35,36により回転速度を減速しているため、分解能が高められ、第2fθレンズ18の傾きを微調整することができる。
上記実施形態では、遮断部としての電磁クラッチ33を第2〜第4伝達経路25〜27に設けるようにしているが、これに限ったものではなく、全ての伝達経路24〜27に設けるようにしてもよい。
以上説明したように、本発明は、例えば複写機やプリンタ等の画像形成装置に用いられる光走査装置およびそれを備えた画像形成装置について有用である。
1 画像形成装置
10 光走査装置
15 ポリゴンミラー(偏向器)
18 第2fθレンズ(走査レンズ)
20 回転駆動機構
21 モータ
22 駆動軸(第1の回転軸)
23 駆動伝達部
24 第1伝達経路(伝達経路)
25 第2伝達経路(伝達経路)
26 第3伝達経路(伝達経路)
27 第4伝達経路(伝達経路)
33 電磁クラッチ(遮断部)
34 従動軸(第2の回転軸)
35、36 一対の従動ギア(従動ギア列)

Claims (2)

  1. レーザ光を偏向走査する偏向器と、該偏向器によって偏向走査されたレーザ光が通過する複数の走査レンズと、該複数の走査レンズを回転させる回転駆動機構とを備えた光走査装置であって、
    上記回転駆動機構は、1つのモータと、該モータの駆動によって上記複数の走査レンズを個別に回転させる駆動伝達部とを有し、
    上記駆動伝達部は、上記モータの駆動力を上記複数の走査レンズに伝達して該複数の走査レンズを回転させる伝達経路を上記走査レンズ毎に有すると共に、上記伝達経路を遮断可能な遮断部を上記複数の伝達経路の少なくとも1つに有し、
    上記遮断部は、電磁クラッチを有し、
    上記モータは、ステッピングモータであり、
    上記電磁クラッチには、上記ステッピングモータの駆動力が第1の回転軸を介して伝達され、
    上記電磁クラッチを有する伝達経路は、上記電磁クラッチと第2の回転軸を介して接続されて回転速度を減速させる従動ギア列と、該従動ギア列の回転によって進退駆動されて上記走査レンズを回転させるネジとをさらに有する光走査装置。
  2. 請求項に記載の光走査装置を備えている、画像形成装置。
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