JP2004302364A - 走査光学装置 - Google Patents

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Jiyunya Asami
純弥 阿左見
Shin Komori
慎 古森
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Abstract

【課題】画像の傾き及び片倍率を安価な構成で自動的に調整する。
【解決手段】複数のレーザ光源と、該複数のレーザ光源から出射したレーザ光束を偏向する1つ又は複数の偏向手段と、該偏向手段により偏向されたレーザ光束を複数の像担持体上に走査線として結像する複数の結像手段を有し、該複数の結像手段を光軸に略平行な軸回りに回転することにより前記複数の像担持体上に結像された走査線の傾きを個々に調整する走査光学装置において、前記複数の結像手段が1つの駆動手段によって、各々独立して自動的に回転される。
【選択図】 図1

Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、複数の像担持体を用いたカラー画像形成装置に用いられる走査光学装置に関する物である。
【0002】
【従来の技術】
本出願人は、先に特開平11−326804において、複数の像担持体を用いたカラー画像形成装置に用いる走査光学装置を提案している。それを図11を用いて説明する。
【0003】
同図において、501a、501b、501c、501dは走査光学装置、502a、502b、502c、502dは像担持体、503a、503b、503c、503dは帯電器、504a、504b、504c、504dは現像器、505a、505b、505c、505dは転写ローラ、506は搬送ベルト、507は例えば紙などの記録メディア、508は定着器である。
【0004】
尚、本カラー画像形成装置は、高速印字を可能にする為に4色を一度に記録メディア507上に印字するものである。その為、走査光学装置、像担持体、帯電器、現像器、転写ローラ等はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応する4セットが搭載され、ており、走査光学装置501a、501b、501c、501dには各々ポリゴンミラー509、トーリックレンズ510、回折光学素子511や不図示のレーザ光源等が搭載され、各色毎の画像信号に応じて像担持体502a、502b、502c、502dを露光するようになっている。
【0005】
本カラー画像形成装置の画像形成プロセスは、まず像担持体502a、502b、502c、502dが帯電器503a、503b、503c、503dによって帯電される。次に、走査光学装置501a、501b、501c、501dによって各色毎の画像信号に応じた静電潜像が502a、502b、502c、502d上に形成され、現像器504a、504b、504c、504dによって静電潜像はトナー像となる。
【0006】
一方、記録メディア507は搬送ベルト506上を図の右から左へ搬送され、転写ローラ505a、505b、505c、505dによってブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のトナーが転写される。その後、記録メディア507は定着器508を通過してトナーを定着させ、装置外に排出される。
【0007】
また、回折光学素子511を個々に変位乃至回転させることによって走査線の傾きや曲り及び走査速度の左右差(以下片倍率と称する)を調整し、出力画像の色ずれを補正している。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】
本出願に係る発明は、上記先願を発展させ、さらに像担持体相互の平行度誤差に起因して生じる画像の傾きと片倍率を無くし、更に色ずれの少ない走査光学装置を提案するものである。
【0009】
これについて、図12と図13を用いて説明する。
【0010】
図12(a)は、複数の像担持体のうち、502bが図の手前側が右側にずれるような傾きを生じている場合を表す。この時、傾いていない像担持体502aは、走査光学装置501aから出射したレーザ光束520aが静電潜像521を形成し、像担持体502aが矢印D方向に回転することによって、521aの位置で記録メディア507に転写される。一方、傾いた像担持体502bは、走査光学装置501bからのレーザ光束520bによって、奥側は正規の位置である522の位置に静電潜像が形成されるが、手前側は正規位置から角度θだけ離れた523の位置に形成される。そして、像担持体502bが矢印Dの方向に回転することによって、まず手前側の静電潜像523が523aの位置で転写される。そのとき、奥側の静電潜像522はまだ522aの位置にあって転写されておらず、もう少し像担持体が回転してから転写される。一方、記録メディア507は矢印Pの方向に搬送されているので、結果記録メディア507上に転写されたトナー像は、像担持体502aによる物は524の様に傾いていないが、像担持体502bによる物は525の様に傾いてしまう。これによって、像担持体が傾きを生じている色とそうでない色とで色ずれが生じてしまう。
【0011】
図13は、像担持体の平行度に起因する片倍率の発生メカニズムを示す。像担持体が502のように真直ぐな状態の時には、走査光学装置から出射されたレーザ光束は、左端、中央、右端でそれぞれ530a、530b、530cの位置に像担持体502上に照射され、左右の走査線の長さSは等しい。しかし、像担持体が破線502eのように倒れた場合には左端、中央、右端で照射される位置は531a、531b、531cの様になってしまい、走査線の長さが左側はS1の様に延び、右側はS2の様に縮む、つまり片倍率を生じてしまう。これによって、像担持体が倒れを生じている色とそうでない色とで主走査方向(図の左右方向)に描かれる画像の間に位置ずれが生じ、色ずれになる。
【0012】
これら像担持体相互の平行度ずれに起因する画像の傾きや片倍率は走査光学装置のみで完結するものではなく、カラー画像形成装置本体に組込んだ状態で調整しなければならない。
【0013】
また、像担持体はその寿命によって交換式になっている場合が多く、その都度、相互の平行度は変化するため、傾きや片倍率は自動的に調整できる必要がある。
【0014】
その為、本出願に係る発明の目的は、画像の傾き及び片倍率を安価な構成で自動的に調整出来る機構を提案するものである。
【0015】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為、本出願に係る第1の発明は、複数のレーザ光源と、該複数のレーザ光源から出射したレーザ光束を偏向する1つ又は複数の偏向手段と、該偏向手段により偏向されたレーザ光束を複数の像担持体上に走査線として結像する複数の結像手段を有し、該複数の結像手段を光軸に略平行な軸回りに回転することにより前記複数の像担持体上に結像された走査線の傾きを個々に調整する走査光学装置において、前記複数の結像手段が1つの駆動手段によって、各々独立して自動的に回転されることを特徴としている。
【0016】
また、第1の発明に係る走査光学装置は、前記駆動手段の駆動を、前記複数の結像手段のうち任意の1つに選択的に伝える切替え手段を有している。
【0017】
また、第1の発明においては、前記駆動手段はモータであり、前記切替え手段が、該モータの回転に連動して回転するピニオンギアと、該ピニオンギアに連動して移動可能なラックギアと、ラックギアに連結され前記複数の結像手段と同数の伝達ギアと、該伝達ギアに連結し、該伝達ギアと同数のソレノイドクラッチを有し、該複数のソレノイドクラッチが個々にオン、オフされることによって前記複数の結像手段のうち任意の1つが選択的に可動することを特徴としている。
【0018】
また、本出願に係る第2の発明は、複数のレーザ光源と、該複数のレーザ光源から出射したレーザ光束を偏向する1つ又は複数の偏向手段と、該偏向手段により偏向されたレーザ光束を複数の像担持体上に走査線として結像する複数の結像手段を有し、該複数の結像手段を主走査方向に変位させることにより前記複数の像担持体上に結像された走査線の左右の速度差を個々に調整する走査光学装置において、前記複数の結像手段が1つの駆動手段によって、各々独立して自動的に変位されることを特徴としている。
【0019】
また、第2の発明に係る走査光学装置は、前記駆動手段の駆動を、前記複数の結像手段のうち任意の1つに選択的に伝える切替え手段を有している。
【0020】
また、第2の発明においては、前記駆動手段がモータであり、前記切替え手段が、該モータの回転に連動して回転するピニオンギアと、該ピニオンギアに連動して移動可能なラックギアと、ラックギアに連結され前記複数の結像手段と同数の伝達ギアと、該伝達ギアに連結し、該伝達ギアと同数のソレノイドクラッチを有し、該複数のソレノイドクラッチが個々にオン、オフされることによって前記複数の結像手段のうち任意の1つが選択的に可動することを特徴としている。
【0021】
【発明の実施の形態】
図1は、本発明の実施例に係る走査光学装置を表す斜視図である。同図において、1はポリゴンミラー、2a、2bはトーリックレンズ、3a、3b、3c、3d、3e、3fは折返しミラー、4a、4b、4c、4dは回折光学素子、5a、5b、5c、5dは像担持体、6a、6bはステッピングモータ、7a、7bはラックギア、8a、8bはステッピングモータ6a、6bの回転軸に取り付けられたピニオンギア、9a、9bはそれぞれ4個づつ設けられた伝達ギア、10a、10bははそれぞれ4個づつ設けられたソレノイドクラッチ、11は上記構成部品が搭載されている光学箱である。尚、光学箱は説明の為に一部のみ描いている。
【0022】
図2は本走査光学装置を横から観た図である。
【0023】
同図において、不図示の4個のレーザ光源から発せられたレーザ光束は、ポリゴンミラー1によって偏向され、偏向光束La、Lb、Lc、Ldとなる。このうち、偏向光束Laはトーリックレンズ2aを通過した後、折返しミラー3cによって回折光学素子4aに導光され、これを通過した後に像担持体5aに到達し、図1の様に走査線12aを形成する。偏向光束Lbはトーリックレンズ2aを通過した後、折返しミラー3a、3bによって回折光学素子4aに導光され、これを通過した後に像担持体5bに到達し、走査線12bを形成する。同様に、偏向光束Lc、Ldもトーリックレンズ2b、折返しミラー3d、3e、3fと回折光学素子4c、4dによってそれぞれ像担持体5c、5d上に走査線12c、12dを形成する。
【0024】
図3は、本走査光学装置が搭載されるカラー画像形成装置である。
【0025】
同図において、101は本実施例の走査光学装置、102a、102b、102c、102dはプロセスカートリッジであり、内部には、像担持体5a、5b、5c、5d、帯電器103、現像器104等が収納されており、像担持体5a、5b、5c、5dの寿命に合わせて交換可能になっている。105a、105b、105c、105dは転写ローラ、106は搬送ベルト、107は例えば紙などの記録メディア、108は定着器である。
【0026】
尚、本カラー画像形成装置は、高速印字を可能にする為に4色を一度に記録メディア107上に印字するものである。その為、プロセスカートリッジ102、転写ローラ105はイエロー、マゼンタ、シアン、ブラックの4色に対応する4セットが搭載され、走査光学装置101はそれに対応する4本の走査線12a、12b、12c、12dを形成するようになっている。
【0027】
ここで、本カラー画像形成装置の画像形成プロセスについて説明する。
【0028】
像担持体5a、5b、5c、5dは、まず帯電器103によって帯電される。次に、走査光学装置101からの走査線12a、12b、12c、12dによって各色毎の画像信号に応じた静電潜像が像担持体5a、5b、5c、5d上に形成され、現像器104によって静電潜像はトナー像となる。
【0029】
一方、記録メディア107は搬送ベルト106上を図の右から左へ搬送され、転写ローラ105a、105b、105c、105dによってブラック、シアン、マゼンタ、イエローの4色のトナーが転写される。その後、記録メディア107は定着器108を通過してトナーを定着させ、装置外に排出される。
【0030】
次に、像担持体の平行度ずれに起因する画像の傾きの調整原理について図4を用いて説明する。
【0031】
同図は、複数の像担持体のうち、任意の1つが5に示す様に図の手前側が左側にくるように傾いた状態を示す。この時、走査光学装置101から出射したレーザ光束を、図の手前側が41a、奥側が41bに示す様にわざと傾ける。そうすることによって、手前側に形成された静電潜像42aと奥側に形成された静電潜像42bが43で示す様に同じ位置で記録メディア106上に転写され、記録メディア106上での画像の傾きを補正できる。
【0032】
本実施例では、走査線を傾ける手段として、図5の様に、回折光学素子4a、4b、4c、4dのうち任意の1つ(図では4a)を矢印T方向、つまり光軸に略平行な軸回りに回転させる。そうすることによって走査線12aを破線61で描いた様に回折光学素子4aと同方向に傾けることが出来る。
【0033】
図6は、回折光学素子4a、4b、4c、4dを傾けた時の走査線12a、12b、12c、12dの傾きをシミュレーションした結果である。同図は横軸が像高(図5の矢印Y方向)、縦軸が像担持体上の走査線の高さ(図5の矢印Z方向)であり、回折光学素子4a、4b、4c、4dを5′、10′、―5′、―10′傾けた時の様子を示す。同図より明らかな様に、回折光学素子4a、4b、4c、4dの回転角に比例して走査線が傾く。
【0034】
次に、像担持体の平行度ずれに起因する片倍率の調整原理について図7を用いて説明する。
【0035】
同図は、複数の像担持体のうち、任意の1つ(図では5a)が倒れた状態を示す。この状態では、左端、中央、右端のドットは像担持体5a上にそれぞれ72、73、74の位置に打たれ、左右の走査線の長さS1とS2が異なっているが、回折光学素子4aを矢印Yの方向(主走査方向)に平行移動させることで、左端、中央、右端のドットは像担持体71上にそれぞれ72a、73a、74aの位置に移動し、左右の走査線の長さSが等しくなり、片倍率が調整出来る。
【0036】
図8は、回折光学素子4a、4b、4c、4dのY方向の移動量と片倍率の発生量を示すグラフで、横軸は回折光学素子の移動量、縦軸は片倍率であり、回折光学素子の移動量と片倍率が比例関係にあることが分かる。
【0037】
次に、本実施例の回折光学素子4a、4b、4c、4dの調整機構を図9を用いて説明する。
【0038】
図9は回折光学素子4a、4b、4c、4dのうち任意の1つ(図では4a)を光軸方向から見た図であり、同図において、91はウォームであり、ソレノイドクラッチ10aに連動して回転可能になっている。92は緩やかな傾斜カム面92aを持つウォームカムギア、93は傾き調整台であり、先端に設けられたピボット93aが傾き調整ばね94によって傾斜カム面92aに付勢されている。95は回折光学素子4aが固定されている固定板、96は固定板の一端に取り付けられて連結部材であり、傾き調整台93と少なくとも矢印T方向に回転可能でかつ、矢印Y方向に摺動可能に連結されている。97はリードスクリュー、98は片倍率調整バネ、99はリードナットである。
【0039】
ここで、図10のように、固定板95にはリード篏合穴95aが穿たれており、ここにリードスクリュー97が嵌合されている。リードスクリュー97は先端97aが太くなっており、ここが片倍率調整バネ98によって固定板95に付勢されている。また、リードナット99はソレノイドクラッチ10bと一体に回転可能になっており、光学箱11には軸回りに回転可能でかつ、矢印Y方向には動かないように固定され、雌ネジ部99aにリードスクリュー97が係合されている。
【0040】
尚、他の回折光学素子4b、4c、4dについても図9に示したのと基本的に同じ機構が設けられている。
【0041】
次に、傾き調整の動作について図1、図9をもとに説明する。
【0042】
始めに、カラー画像形成装置本体に搭載された不図示の色ずれ検知手段により、傾きを調整すべき色と、その調整量が決定され、決定された色に対応するソレノイドクラッチ10aがオンされる。次に、調整量に応じたステップ数だけステッピングモータ6aが回転し、それに連動してラックギア7aが図9の矢印Z方向に移動し、全ての伝達ギア9aが回転する。すると、ソレノイドクラッチ10aがオンされた箇所のみウォームスクリュー91に駆動が伝達されて回転し、連動してウォームカムギア92が回転する。
【0043】
すると、ウォームカムギア92の回転に連動し、傾斜カム面92aに付勢された傾き調整台93が矢印Zの方向に移動し、これに連結された固定台95の図の右端が矢印Z方向に移動する。
【0044】
一方、固定台95の他端はリードスクリュー97に勘合しているので、矢印Z方向の移動は行われず、その代わりにリード篏合穴95aを中心として矢印T方向に回転を行う。そして、固定台95に固定された回折光学素子4aもこれに連動して矢印T方向つまり光軸に略平行な軸回りに回転をし、走査線の傾きが調整される。
【0045】
次に、片倍率調整の動作について図1、図9を用いて説明する。
【0046】
こちらもまず始めに、カラー画像形成装置本体に搭載された不図示の色ずれ検知手段により、片倍率を調整すべき色と、その調整量が決定され、決定された色に対応するソレノイドクラッチ10bがオンされる。次に、調整量に応じたステップ数だけステッピングモータ6bが回転し、それに連動してラックギア7bが図9の矢印Z方向に移動し、全ての伝達ギア9bが回転する。すると、ソレノイドクラッチ10bがオンされた箇所のみリードナット99に駆動が伝達されて回転し、これに係合されたリードスクリュー97が矢印Y方向に移動する。一方、固定板95は片倍率調整バネ98によってリードスクリュー97の先端97aに付勢されているので、固定板95もリードスクリュー97の移動に追随して矢印Y方向に移動する。そして、固定台95に固定された回折光学素子4aもこれに連動して矢印Y方向つまり主走査方向に移動をし、片倍率が調整される。
【0047】
本実施例の特徴は、回折光学素子4a、4b、4c、4dを光軸に略平行な軸周りの回転による走査線傾き調整及び主走査方向の平行移動による片倍率調整を自動的に行い、かつ複数の回折光学素子を1つのステッピングモータ6a、6bで各々独立して稼動させることである。
【0048】
これにより、高価な駆動手段を多数個使うこと無く、安価に像担持体の平行度ずれに起因する画像の傾きと片倍率を調整することが出来る。
【0049】
尚、本実施例では、回折光学素子4a、4b、4c、4dを全て自動調整し、画像の傾き及び片倍率を調整しているが、回折光学素子4a、4b、4c、4dのうちのどれか1つを固定式若しくは手動調整にして基準色とし、他の色はこれに対する相対差を合わせる様に自動調整される構成としても良い。
【0050】
【発明の効果】
以上説明した様に本発明を用いれば、画像の傾き及び片倍率を安価な構成で自動的に調整出来、像担持体相互の平行度ずれに起因する色ずれを無くすことが出来る走査光学装置を実現できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に係る走査光学装置を説明する斜視図である。
【図2】本発明の実施例に係る走査光学装置を説明する断面図である。
【図3】本発明の実施例に係るカラー画像形成装置を説明する断面図である。
【図4】本発明の実施例の傾き調整を説明する図である。
【図5】本発明の実施例の傾き調整を説明する図である。
【図6】本発明の実施例の傾き調整を説明する図である。
【図7】本発明の実施例の片倍率調整を説明する図である。
【図8】本発明の実施例の片倍率調整を説明する図である。
【図9】本発明の実施例に係る走査光学装置の調整機構を説明する図である。
【図10】本発明の実施例に係る走査光学装置を片倍率調整機構を説明する図である。
【図11】従来例を説明する図である。
【図12】像担持体の傾きに起因する画像の傾きを説明する図である。
【図13】像担持体の倒れに起因する片倍率を説明する図である。
【符号の説明】
4a、4b、4c、4d 回折光学素子
5a、5b、5c、5d 像担持体
6a,6b ステッピングモータ
7a、7b ラックギア
8a、8b ピニオンギア
9a、9b 伝達ギア
10a、10b ソレノイドクラッチ
91 ウォーム
92 ウォームカムギア
93 傾き調整台
94 傾き調整ばね
95 固定台
96 連結部材
97 リードスクリュー
98 片倍率調整ばね
99 リードナット

Claims (6)

  1. 複数のレーザ光源と、該複数のレーザ光源から出射したレーザ光束を偏向する1つ又は複数の偏向手段と、該偏向手段により偏向されたレーザ光束を複数の像担持体上に走査線として結像する複数の結像手段を有し、該複数の結像手段を光軸に略平行な軸回りに回転することにより前記複数の像担持体上に結像された走査線の傾きを個々に調整する走査光学装置において、前記複数の結像手段が1つの駆動手段によって、各々独立して自動的に回転されることを特徴とする走査光学装置。
  2. 前記駆動手段の駆動を、前記複数の結像手段のうち任意の1つに選択的に伝える切替え手段を有することを特徴とする、請求項1に記載の走査光学装置。
  3. 前記駆動手段がモータであり、前記切替え手段が、該モータの回転に連動して回転するピニオンギアと、該ピニオンギアに連動して移動可能なラックギアと、ラックギアに連結され前記複数の結像手段と同数の伝達ギアと、該伝達ギアに連結し、該伝達ギアと同数のソレノイドクラッチを有し、該複数のソレノイドクラッチが個々にオン、オフされることによって前記複数の結像手段のうち任意の1つが選択的に可動することを特徴とする請求項2に記載の走査光学装置。
  4. 複数のレーザ光源と、該複数のレーザ光源から出射したレーザ光束を偏向する1つ又は複数の偏向手段と、該偏向手段により偏向されたレーザ光束を複数の像担持体上に走査線として結像する複数の結像手段を有し、該複数の結像手段を主走査方向に変位させることにより前記複数の像担持体上に結像された走査線の左右の速度差を個々に調整する走査光学装置において、前記複数の結像手段が1つの駆動手段によって、各々独立して自動的に変位されることを特徴とする走査光学装置。
  5. 前記駆動手段の駆動を、前記複数の結像手段のうち任意の1つに選択的に伝える切替え手段を有することを特徴とする、請求項5に記載の走査光学装置。
  6. 前記駆動手段がモータであり、前記切替え手段が、該モータの回転に連動して回転するピニオンギアと、該ピニオンギアに連動して移動可能なラックギアと、ラックギアに連結され前記複数の結像手段と同数の伝達ギアと、該伝達ギアに連結し、該伝達ギアと同数のソレノイドクラッチを有し、該複数のソレノイドクラッチが個々にオン、オフされることによって前記複数の結像手段のうち任意の1つが選択的に可動することを特徴とする請求項5に記載の走査光学装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014006423A (ja) * 2012-06-26 2014-01-16 Kyocera Document Solutions Inc 露光装置及び画像形成装置
JP2015145925A (ja) * 2014-01-31 2015-08-13 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 光走査装置および画像形成装置

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