JP2014006423A - 露光装置及び画像形成装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】画像形成装置の小型化を図りつつ、走査ユニットの位置によらず、各走査ユニットでのレーザー光の走査位置の調整量の均一化を図る。
【解決手段】露光装置は感光体ドラムの走査、露光を行い、副走査方向に並列して設けられる複数の走査ユニットと複数の走査ユニットを囲うように配された複数のフレーム部材と、各フレーム部材のそれぞれの端部同士が回動可能に接続されていることにより四角形状のリンク機構を含み、複数の走査ユニットが取り付けられる搭載部と、各走査ユニットの主走査方向の端部に設けられ、フレーム部材に走査ユニットを回動可能に取り付けるための部分であり、リンク機構による搭載部の形状変化に合わせて走査ユニットを回動させる回動支点部と、を含む。
【選択図】図8

Description

本発明は、感光体ドラムの走査、露光を行う露光装置に関する。又、露光装置を含み、印刷を行う画像形成装置に関する。
プリンター、複合機、複写機、ファクシミリ等の画像形成装置にはトナーで静電潜像を現像して印刷を行うものがある。そして、トナーを用いて印刷を行う画像形成装置には、レーザー(光ビーム)により、画像データにあわせて感光体ドラムの走査、露光を行って感光体ドラムに静電潜像を形成するものがある。そして、カラー印刷対応の画像形成装置には、複数本の感光体ドラムを含み(タンデム型と呼ばれることもある)、複数本のレーザー光によってそれぞれの感光体ドラムを走査、露光し、各感光体ドラムで形成された複数色のトナー像を重ね合わせて印刷を行うものがある。
ここで、画像形成装置の組み立てでの誤差や、各部材の取付での誤差などにより、レーザー光の走査位置(各感光体ドラムでレーザー光が走査、露光する経路)が理想的な位置からずれることがある。例えば、副走査方向でのレーザー光の走査位置のずれや、主走査方向に対しての斜めのずれが生ずる。これらのずれは、重ね合わせたトナー像に色ずれを生じさせ、画像品質を低下させる。そこで、各色のトナー像を形成するためのレーザー光の走査位置のずれが許容範囲に収まるように、各色の感光体ドラムに対するレーザー光の走査位置の調整が行われる。
このようなレーザー光の走査位置の調整に関する技術が特許文献1に記載されている。具体的に、特許文献1には、タンデムに配置された複数の像担持体を備えたカラー画像形成装置の各像担持体に対して光走査する光源、レンズやミラー等の光学部品、ポリゴンミラーを含む偏光手段を各像担持体に対して1組ずつ備えた光走査装置において、1組の光源と光学部品及び偏光手段を各々独立のハウジングにそれぞれ収容して複数の光走査ユニットを構成するとともに、各光走査ユニットを副走査方向に配列し、各光走査ユニットの主走査方向一端を固定する第1の固定部材と、最端部の1つの光走査ユニットの主走査方向他端を固定するとともに、他の光走査ユニットの主走査方向他端を副走査方向に位置調整可能に固定する第2の固定部材を設け、これら第1及び第2の固定部材によって複数の光走査ユニットを一体化した光走査装置(露光装置)が記載されている。又、特許文献1には、光走査装置(露光装置)の副走査方向一端を装置本体の相対向する一方の側板に固定し、同光走査装置(露光装置)の副走査方向他端を他方の側板に主走査方向に位置調整可能に固定したカラー画像形成装置が記載されている(特許文献1:請求項1、請求項3、図8等参照)。
特開2011−051128号公報
ここで、図12を用いて、従来のレーザー光の走査位置の調整手法の一例を説明する。図12は従来のレーザー光の走査位置の調整手法の一例を説明するための説明図である。
まず、図12では、上方からみた露光装置9を模式的に示している。図12に示す露光装置9には、4色分の走査ユニット90が含まれている。例えば、図12に示す走査ユニット90はブラック用、マゼンタ用、シアン用、イエロー用のものである。各走査ユニット90には、レーザー装置、レンズ、ポリゴンミラー、ポリゴンモーター等が含まれる。各走査ユニット90はそれぞれ対応する感光体ドラム(便宜上、不図示)の走査、露光を行う。
図12に示す露光装置9は矩形状の枠体9fを有する。枠体9fには、副走査方向に伸びる2つの辺に各走査ユニット90を固定するための固定用枠91が掛け渡される。これらの固定用枠91に、それぞれ、走査ユニット90が固定される。
そして、従来の露光装置9は、図12に示すように、枠体9fの副走査方向の一方の端部(図中、右側の端部)が回動可能に支持される。そして、図12の図に示すように、自由端側を振るようにして、露光装置の全体的なレーザー光の走査位置の調整がなされている。この手法によれば、レーザー光の走査位置の調整を全ての走査ユニットに対して行え、回動する節(回動支点)となる部分が1つで済むというメリットがある。尚、上述の特許文献1に記載されたレーザー光の走査位置の調整手法も、この手法の一形態といえる。
しかし、図12に示すような従来の調整の手法では、回動中心(回転する節)部分から離れている走査ユニットほど、レーザー光の走査位置の移動量(調整量)が大きくなるという問題がある。言い換えると、回動中心から離れた走査ユニットほど、画角の変化が大きくなり、各走査ユニットに対して、同じ量だけレーザー光の走査位置を変化させることができないという問題がある。従って、レーザー光の走査位置を調整した場合には、固定用枠にレーザー光の走査、露光位置がずれないように各走査ユニットを正確に取り付ける作業が無駄となり、再度、固定用枠への走査ユニットの取付位置や取付角度の調整が必要となり得る。
又、図12に示すような従来の調整の手法では、十分な調整量(画角の変化量)を確保するため、露光装置の枠体と画像形成装置の本体フレーム(図12において92の符号を付す)の隙間(図12において9Gの符号を付す)を大きくとる必要がある。しかし、露光装置9を回転させるために上記隙間を大きくとることは、画像形成装置の小型化の妨げとなると言う問題がある。一方、上記隙間を小さくすれば、レーザー光の走査位置の調整可能量が小さくなると言う問題がある。
本発明は、上記問題点を鑑み、画像形成装置の小型化を図りつつ、走査ユニットの位置によらず、各走査ユニットでのレーザー光の走査位置の調整量の均一化を図ることを課題とする。
上記目的を達成するために請求項1に係る露光装置は、感光体ドラムの走査、露光を行い、副走査方向に並列して設けられる複数の走査ユニットと、複数の前記走査ユニットを囲うように配された複数のフレーム部材のそれぞれの端部同士を回動可能に接続した四角形状のリンク機構を含み、複数の前記走査ユニットが取り付けられる搭載部と、前記走査ユニットの主走査方向の端部に設けられ、前記リンク機構による前記搭載部の形状変化に合わせて前記走査ユニットを回動させる回動支点部と、を含むこととした。
この構成によれば、各走査ユニットの主走査方向の端部に設けられ、フレーム部材に走査ユニットを回動可能に取り付けるための部分である回動支点部は、搭載部のリンク機構による形状変化に合わせて走査ユニットを回動させる。これにより、リンク機構を平行四辺形や長方形などに変形させることにより、各走査ユニットもあわせて同じように回動する。このとき、各走査ユニットの変化の量(回動量)は同様となる。従って、走査ユニットの位置によらず、各走査ユニットでのレーザー光の走査位置の調整量を均一なものとすることができる。又、従来の調整の手法に比べ、画像形成装置の本体のフレームと搭載部の間に大きな隙間を設ける必要がなくなり、画像形成装置の小型化に貢献できる。
又、請求項2に係る発明は、請求項1の発明において、各前記走査ユニットの副走査方向での位置を調整するための調整機構を有することとした。
この構成によれば、回動支点部は各走査ユニットの副走査方向での位置を調整するための調整機構を有する。これにより、搭載部のリンク機構による各走査ユニットに対する全体的なレーザー光の走査位置の調整だけでは無く、走査ユニットごとにレーザー光の走査位置の調整を行うこともできる。従って、レーザー光の走査位置を正確に合わせることができる。
又、請求項3に係る発明は、請求項1又は2の発明において、前記回動支点部は前記フレーム部材に設けられた軸穴部に差し込まれ、前記リンク機構の形状変化にあわせて前記走査ユニットを回動させる節として機能する差込軸を有することとした。
この構成によれば、回動支点部はフレーム部材に設けられた軸穴部に差し込まれ、リンク機構の形状変化にあわせて走査ユニットを回動させる節として機能する差込軸を有する。これにより、各走査ユニットを回動可能に、かつ、簡易に、フレーム部材に取り付けることができる。
又、請求項4に係る発明は、請求項1乃至3の発明において、前記走査ユニットの主走査方向における走査、露光の開始位置側の前記フレーム部材を画像形成装置の本体フレームに固定するため固定部を有することとした。
この構成によれば、固定部は回動支点部が設けられ、走査ユニットの主走査方向における走査、露光の開始位置側のフレーム部材を画像形成装置の本体フレームに固定する。これにより、リンク機構により搭載部の形状を変化させ、各走査ユニットを回動させても、各走査ユニットの走査、露光の開始位置(書き出し位置)を変わらないようにすることができる。言い換えると、搭載部の形状(リンク機構)を変化させて調整を行っても、各走査ユニットのレーザー光の走査位置が全く変わってしまうことが無い。従って、搭載部の形状変化による調整をする前に、書き出し位置の調整などの作業を予め行っていても、その作業が無駄にならず、搭載部の形状変化による調整後の更なる微調整の作業量を少なくすることができる。
又、請求項5に係る画像形成装置は、請求項1乃至請求項4に記載の露光装置を含むこととした。
この構成によれば、各走査ユニットでのレーザー光の走査位置の調整量が適切に行われることにより、高画質の画像形成装置を提供することができる。又、従来の調整の手法に比べ、画像形成装置の本体のフレームと搭載部の間に大きな隙間を設ける必要がなく、従来よりも小型化した画像形成装置を提供することができる。
本発明の露光装置によれば、画像形成装置の小型化を図ることができる。又、走査ユニットの位置によらず、各走査ユニットでのレーザー光の走査位置の調整量を同様の量にすることができる。
プリンターの構成を示す断面図である。 画像形成ユニットの断面図である。 プリンターのハードウェア構成の一例を示すブロック図である。 露光装置の構成の一例を示すブロック図である。 露光装置に含まれる1つの走査ユニットの断面図である。 露光装置の一例を示す斜視図である。 図6に示す露光装置の右隅部分を拡大した拡大斜視図である。 露光装置でのレーザー光の走査位置の調整の一例を示す説明図である。 第2の実施形態に係る露光装置の一例を示す斜視図である。 主走査方向からみた第2の実施形態に係る走査ユニットの一例を示す説明図である。 図10に示すA−A線の断面図である。 従来のレーザー光の走査位置の調整手法の一例を説明するための説明図である。
以下、本発明の実施形態を図1〜図11を用いて説明する。以下の実施形態の説明では、露光装置1を含む電子写真方式のタンデム型のプリンター100(画像形成装置に相当)を例に挙げ説明する。そして、図1〜図8を用いて第1の実施形態を説明する。続いて、図9〜図11を用いて第2の実施形態を説明する。但し、各実施形態に記載されている構成、配置等の各要素は、発明の範囲を限定するものではなく単なる説明例にすぎない。
(画像形成装置の概略)
まず、図1、図2を用いて、実施形態に係るプリンター100の概略を説明する。図1はプリンター100の構成を示す断面図である。図2は、画像形成ユニット40の断面図である。
図1に示すように、プリンター100は本体内に給紙部2、搬送部3、画像形成部4、中間転写部5、定着部6等を含む。
例えば、給紙部2は普通紙(OA用紙)、OHPシート、ラベル用紙等の各種シートを収容する。給紙部2には、モーター等の駆動機構(不図示)により回転し、1枚ずつ用紙を搬送部3に送り出す給紙ローラー21が設けられる。そして、搬送部3は給紙部2から供給されたシートを、中間転写部5、定着部6を経て排出トレイ31まで導く。搬送部3には、搬送ローラー対32やガイド33及び搬送されてくるシートを中間転写部5の手前で待機させ、タイミングをあわせて送り出すレジストローラー対34や排出ローラー対35等が設けられる。
形成すべき画像の画像データに基づき、画像形成部4はトナー像を形成する。そして、画像形成部4は4色分の画像形成ユニット40Bk〜40Yと露光装置1を含む。具体的に、画像形成部4はブラックの画像を形成する画像形成ユニット40Bkと、マゼンタの画像を形成する画像形成ユニット40M、シアンの画像を形成する画像形成ユニット40Cと、イエローの画像を形成する画像形成ユニット40Yと、を含む。
ここで、図2に基づき、各画像形成ユニット40Bk〜40Yを説明する。尚、各画像形成ユニット40Bk〜40Yは形成するトナー像の色が異なるが、いずれも基本的に同様の構成である。そこで、以下では画像形成ユニット40Bkを例に挙げて説明するが、以下の説明では、色の区別を示すBk、M、C、Yの符号は特に説明する場合を除き省略する。又、共通する部材には、各画像形成ユニット40で共通の符号を付して説明する。
画像形成ユニット40は感光体ドラム41を含む。感光体ドラム41は回転可能に支持される。感光体ドラム41はモーター74(図3参照)の駆動力を受け、所定の周速度で回転駆動される。例えば、感光体ドラム41はアルミニウム等の金属を基体とし、OPC(アモルファスシリコン等でもよい)による感光層を外周面に有する。そして、感光体ドラム41は帯電、露光、現像のプロセスを経て周面にトナー像を担持する(像担持体)。
画像形成ユニット40の帯電装置42は帯電ローラー42aを有する。帯電ローラー42aは対応する感光体ドラム41に接し、感光体ドラム41に合わせて回転する。又、帯電ローラー42aには、感光体ドラム41を帯電させるための電圧が印加される。そして、帯電装置42は感光体ドラム41の表面を一定の電位で帯電させる。尚、帯電装置42は、コロナ放電式や、ブラシ等を用いて感光体ドラム41を帯電させるものでも良い。
画像形成ユニット40の下方の露光装置1は感光体ドラム41に向けてレーザー光を出力する(詳細は後述)。露光装置1は画像データをカラー色分解した画像信号に基づいた光信号(レーザー光)(破線で図示)を、帯電後の感光体ドラム41に照射する。これにより、露光装置1は各色の感光体ドラム41の走査露光を行い各色の感光体ドラム41の周面に静電潜像を形成する。そして、画像データに併せた静電潜像が各色の感光体ドラム41上に形成される。
画像形成ユニット40の現像装置43はトナーと磁性体のキャリアを含む現像剤(いわゆる2成分現像剤)を収納する(画像形成ユニット40Bkのものはブラック、画像形成ユニット40Yのものはイエロー、画像形成ユニット40Cのものはシアン、画像形成ユニット40Mのものはマゼンタの現像剤を収納)。
現像装置43は現像ローラー431と、磁気ローラー432と、搬送部材433を含む。印刷の際、現像ローラー431の周面にはトナーの薄層が形成され、現像ローラー431は帯電するトナーを担持する。感光体ドラム41に向けてトナーを飛翔させて静電潜像を現像するため、電圧が現像ローラー431に印加される。
画像形成ユニット40のクリーニング装置44は感光体ドラム41の清掃を行う。各クリーニング装置44は感光体ドラム41の軸線方向に延び、例えば樹脂で形成されるブレード45や、感光体ドラム41表面を擦って残トナー等を除去する摺擦ローラー46を有する。ブレード45や摺擦ローラー46は感光体ドラム41に当接し、感光体ドラム41上の残留トナー等の汚れを掻き取って除去する。又、クリーニング装置44の上方に感光体ドラム41に対し光を照射して除電を行う除電装置47(例えば、アレイ状のLED)が設けられる。
図1に戻り説明を続ける。中間転写部5は、感光体ドラム41からトナー像の1次転写を受けて、シートに2次転写を行う。中間転写部5は複数の1次転写ローラー51Bk〜51Y、中間転写ベルト52、駆動ローラー53、従動ローラー54、55、56、2次転写ローラー57、ベルトクリーニング装置58等を含む。
中間転写ベルト52は誘電体樹脂等で構成され、1次転写ローラー51Bk〜51Y、駆動ローラー53、従動ローラー54、55、56に張架される。そして、モーター74等の駆動機構(不図示)に接続される駆動ローラー53の回転駆動により、中間転写ベルト52は図1の紙面時計方向に周回する。各1次転写ローラー51Bk〜51Yと対応する感光体ドラム41は、無端状の中間転写ベルト52を挟み込む。各1次転写ローラー51Bk〜51Yには、1次転写を行うための電圧が印加される。画像形成ユニット40で形成されたトナー像(ブラック、イエロー、シアン、マゼンタの各色)はずれなく順次重畳されつつ中間転写ベルト52に1次転写される。
又、駆動ローラー53と2次転写ローラー57は中間転写ベルト52を挟み、ニップ(2次転写部)を形成する。2次転写ローラー57には所定の電圧が印加される。そして、各色重ね合わされた中間転写ベルト52上のトナー像はシートに2次転写される。尚、2次転写後の中間転写ベルト52上の残トナー等はベルトクリーニング装置58で除去されて回収される。
定着部6は2次転写部よりもシート搬送方向下流側に配される。定着部6は発熱源を内蔵する定着ローラー61と、これに圧接される加圧ローラー62とを含む。定着部6は定着ローラー61と加圧ローラー62のニップに、トナー像が転写されたシートを通過させる。ニップを通過するとトナー像は加熱・加圧され、その結果、トナー像がシートに定着する。定着後のシートは排出トレイ31に排出され、1枚の用紙の印刷が完了する。
(プリンター100のハードウェア構成)
次に、図3に基づき、プリンター100のハードウェア構成を説明する。図3はプリンター100のハードウェア構成の一例を示すブロック図である。
図3に示すように、プリンター100は制御部7を有する。制御部7は、装置の各部を制御する。例えば、制御部7は、CPU71、画像処理部72等の処理を行うための回路、素子を含む。又、プリンター100には、記憶部73が設けられる。例えば、記憶部73は、ROM、RAM、フラッシュROM等の不揮発性と揮発性の記憶装置の組み合わせである。尚、本説明では、制御部7が印刷の制御を行う例を説明するが、印刷を行う部分を制御するエンジン制御部や、全体制御や画像処理を行うメイン制御部等、機能、役割に応じて制御を行う部分(基板)を複数種、分割して設けてもよい。
CPU71は中央演算処理装置であり、記憶部73に格納され、展開される制御プログラムに基づきプリンター100の各部の制御や演算を行う。例えば、記憶部73はプリンター100の制御プログラムのほか、制御データ等、各種データを記憶できる。例えば、記憶部73は露光装置1でのポリゴンモーター13の回転速度制御や、露光開始や開始タイミングの補正などの露光装置1の動作に関するプログラムやデータを記憶する。
そして、制御部7は給紙部2、搬送部3、画像形成部4、中間転写部5、定着部6等と接続され、記憶部73の制御プログラムやデータに基づき適切に画像形成が行われるように各部の動作を制御する。又、制御部7はプリンター100内に1又は複数個設けられるモーター74を制御する。制御部7は印刷のとき、モーター74を回転させて感光体ドラム41、現像ローラー431、磁気ローラー432等の各種回転体を回転させる。
又、制御部7には、I/F部75(インターフェイス部)を介し、コンピューター200(パーソナルコンピュータやサーバー等)が接続される。コンピューター200はプリンター100に印刷を行わせる内容を含む印刷用データの送信元である。例えば、印刷用データには、印刷の設定データや画像データなどが含まれる。制御部7は受信した印刷用データに基づき画像処理部72に画像処理を行わせて、露光装置1での走査、露光用の画像データを生成する。露光装置1はその画像データを受信し、感光体ドラム41に静電潜像を形成する。
(露光装置1の構成)
次に、図4、図5を用いて、露光装置1の概要を説明する。図4は露光装置1の構成の一例を示すブロック図である。図5は、露光装置1に含まれる1つの走査ユニット10の断面図である。
図4に示すように、露光装置1は複数の走査ユニット10を含む。具体的に、露光装置1はブラックのトナー像を形成する画像形成ユニット40Bkの感光体ドラム41の走査、露光を行うブラック用走査ユニット10Bkと、マゼンタのトナー像を形成する画像形成ユニット40Mの感光体ドラム41の走査、露光を行うマゼンタ用走査ユニット10Mと、シアンのトナー像を形成する画像形成ユニット40Cの感光体ドラム41の走査、露光を行うシアン用走査ユニット10Cと、イエローのトナー像を形成する画像形成ユニット40Yの感光体ドラム41の走査、露光を行うイエロー用走査ユニット10Yを含む。
尚、各色の走査ユニット10の構成は同様なので、以下では、特に説明する場合を除き、各色の走査ユニット10に含まれる同じ部材には同じ符号を付し、色の区別を示すBk、Y、C、Mの符号は特に説明する場合を除き省略する。
次に、図4、図5を用いて、各走査ユニット10の構成を説明する。各走査ユニット10(10Bk、10M、10C、10Y)は半導体レーザー装置11(例えば、レーザーダイオード)や、ポリゴンミラー12、ポリゴンモーター13や、第1レンズ14a、第2レンズ14b、第1反射ミラー14c、第2反射ミラー14d、第3反射ミラー14e等の光学系の部材を含む。
半導体レーザー装置11は画像処理部72から供給される走査、露光用の画像データ(形成すべき画像に応じた半導体レーザー装置11の点消灯を示す信号)に基づき、レーザー光を発する。各走査ユニット10の半導体レーザー装置11に与える画像データは、例えば、画像処理部72内(画像処理部72外でもよい)の画像メモリー721に蓄えられた後、走査、露光すべきタイミングに合わせ、画像処理部72は各半導体レーザー装置11に画像データ(信号)を与えて、半導体レーザー装置11での発光状態を切り換える。
半導体レーザー装置11から出射されたレーザー光はコリメータレンズとシリンドリカルレンズ(不図示)によって集光される。そして、レーザー光はポリゴンミラー12(回転多面鏡)の反射面に照射される。ポリゴンミラー12はポリゴンモーター13によって回転駆動される。例えば、制御部7はポリゴンモーター13の回転を制御する。
回転するポリゴンミラー12で反射されたレーザー光は偏光され、2つの走査レンズ(14a、14b)と3つの反射ミラー(14c〜14e)を経て感光体ドラム41上に照射される。走査レンズ(14a、14b)を経ることにより、感光体ドラム41でのレーザー光の照射位置の移動速度(走査速度)が均一となる。そして、ポリゴンミラー12の回転によりレーザー光は照射位置が感光体ドラム41の主走査方向に沿って移動する。これにより、主走査方向での1ライン分のレーザー光による感光体ドラム41の走査、露光が行われる。
そして、感光体ドラム41の回転により、レーザー光が走査、露光する位置が副走査方向に移動する。そして、主走査方向に沿った1ラインずつ走査、露光が繰り返されることで、感光体ドラム41の周面に2次元的に静電潜像が形成される。
(各走査ユニット10の支持)
次に、図6、図7を用いて、露光装置1での各走査ユニット10の支持する構成を説明する。図6は露光装置1の一例を示す斜視図である。図7は図6に示す露光装置1の右隅部分を拡大した拡大斜視図である。
図6に示すように、露光装置1は複数の走査ユニット10が取り付けられる搭載部15を含む。搭載部15は複数の走査ユニット10を囲うように配された複数のフレーム部材150を含む。そして、フレーム部材150の内部に4つの走査ユニット10(図6の例では、例えば、右からブラック用、マゼンタ用、シアン用、イエロー用)が並列されて設けられる。具体的には、走査ユニット10は副走査方向に並べられる。
本実施形態の露光装置1の搭載部15は4つのフレーム部材150を組み合わせたものである。図6、図7に示すように、各フレーム部材150の長手方向両端部には、回動可能な節としてのフレーム接合部16が設けられる。搭載部15の対向し合う辺のフレーム部材150の長さ(節と節の間の距離)は等しい。尚、搭載部15の隣り合う辺のフレーム部材150の長さは等しくてもよいし、等しくなくてもよい。
フレーム接合部16(節)を構成するため、各フレーム部材150の長手方向端部には穴が設けられる。隣り合うフレーム部材150同士を重ね合わせつつ、重ね合わせた2つの穴に通したピン161でフレーム接合部16が構成される。そして、フレーム接合部16は4つ設けられる。図6に示すように、各フレーム部材150を4つのフレーム接合部16(4節の回り対偶)により連結した組み合わせが搭載部15となる。言い換えると、搭載部15は4つのフレーム部材150によるリンク機構15Lを構成する。これにより、露光装置1の上、又は下から見て搭載部15の形状を、矩形や平行四辺形に変化させることができる。
次に、図7を用いて、各走査ユニット10の搭載部15への搭載(取付)の一例を説明する。図7に示すように、各走査ユニット10の主走査方向の端部には、回動支点部17が設けられる。本実施形態の露光装置1では、各走査ユニット10の主走査方向の両端に回動支点部17が設けられる(図6、図7では、手前側の回動支点部17のみ可視)。そのため、本実施形態の露光装置1では、回動支点部17は計8個設けられる。
そして、回動支点部17には、円柱状の差込軸171が設けられる。差込軸171はフレーム部材150に設けられた軸穴部150aに差し込まれる。これにより、走査ユニット10は回動可能に、搭載部15内に取り付けられる。言い換えると、回動支点部17の差込軸171はリンク機構15Lの形状変化にあわせて走査ユニット10を回動させる点(節)として機能する。
(レーザー光の走査位置の調整)
次に、図8を用いて、露光装置1でのレーザー光の走査位置の調整の一例を説明する。図8は露光装置1でのレーザー光の走査位置の調整の一例を示す説明図である。
まず、図8では、上段に調整前の露光装置1の状態の一例を示し、下段には調整後の露光装置1の状態の一例を示す。そして、図8において、上段と下段に示す露光装置1を上下方向から挟む太線は、プリンター100の本体側のフレーム(本体フレーム100f)である。露光装置1はプリンター100内に収容される。そして、露光装置1は第1固定部材18(固定部に相当)により、本体フレーム100fに対して固定される。これにより、露光装置1はプリンター100に組み付けられる(取り付けられる)。
ここで、例えば、露光装置1はプリンター100内に納める前に、各走査ユニット10のレーザー光の走査位置(各感光体ドラム41でレーザー光が走査、露光する経路、ライン)の理想的な位置に対するずれが許容範囲に収まるように、搭載部15に各走査ユニット10を取り付ける。例えば、組立作業者は組立用の治具を用いて、副走査方向でのレーザー光の走査位置のずれや、主走査方向に対しての斜めのずれが許容範囲に収まるように、例えば、各走査ユニット10内のミラーの角度等を調整しつつ、各回動支点部17の差込軸171をフレーム部材150に設けられた軸穴部150aに差し込んで、各走査ユニット10を搭載部15に取り付ける。
しかし、実際に露光装置1をプリンター100内に納めた際に、取付、組立での誤差により、再び、許容範囲を超えてレーザー光の走査位置がずれてしまうことがある。このとき、従来であれば、図12を用いて説明したように、露光装置1の枠体の一方の端部を回動可能に支持し、自由端側を振るようにして、露光装置1の全体的なレーザー光の走査位置の調整がなされている。しかし、この手法では、回動基準から遠ざかるほど、振り幅(画角)の変化量が大きくなる、露光装置1を回転させるのに十分なスペースが必要になり画像形成装置の小型化の妨げとなりかねない、といった点で問題があった。
本実施形態の露光装置1はこれらの問題を解決するものである。図8を用いて、この点を説明する。
まず、図8に示すように、本実施形態の露光装置1では、プリンター100の本体フレーム100f(図8の上側の本体フレーム100f)に、走査ユニット10の走査、露光開始側に位置する開始位置側フレーム部材1501を固定するための第1固定部材18が設けられる。第1固定部材18はビスなど、露光装置1の開始位置側フレーム部材1501をプリンター100の本体フレーム100fに固定できるものであればよい。
これにより、開始位置側フレーム部材1501に設けられたフレーム接合部16(開始位置側フレーム部材1501を利用したフレーム接合部16)の位置は固定される。あわせて、開始位置側フレーム部材1501の軸穴部150aに取り付けられた各走査ユニット10の差込軸171の位置は固定される。そのため、レーザー光の走査位置の調整前と調整後で各走査ユニット10の走査、露光の開始位置は動かない。言い換えると、レーザー光の走査の基準が変わらない。
そして、開始位置側フレーム部材1501が第1固定部材18により固定されるので、露光装置1の搭載部15のリンク機構15Lでは、開始位置側フレーム部材1501に設けられていないフレーム接合部16(開始位置側フレーム部材1501を利用しないフレーム接合部16)のみ、位置を移動させることができる。言い換えると、リンク機構15Lの形状を変化させる(固定された開始位置側フレーム部材1501以外のフレーム部材150の位置を移動させる)ことにより、上方からみて、搭載部15を矩形、又は、平行四辺形に変形させることができる。
そして、図8の下段の図に示すように、各走査ユニット10の主走査方向の両端部は回動支点部17により、回動可能に支持される。そのため、レーザー光の走査位置の調整のために、リンク機構15Lにより搭載部15の形状を変化させると、形状変化に合わせ、各走査ユニット10は回動する。具体的に、開始位置側フレーム部材1501は固定されているので、開始位置側フレーム部材1501の軸穴部150aに差し込まれた差込軸171を回動の支点(節)として、各走査ユニット10は回動する。
これにより、レーザー光の走査位置の調整量は各走査ユニット10で同様となる。従って、例えば、各フレーム部材150での軸穴部150aの位置や回動支点部17の差込軸171の位置を正確な位置とすれば、リンク機構15Lの形状を変化させるという調整だけで、理想的な位置に対するレーザー光の走査位置のずれを許容範囲に収めることができる。
そして、レーザー光の走査位置の調整が完了すると、開始位置側フレーム部材1501に対向するフレーム部材150の位置が第2固定部材19(図8において、破線で図示)によって固定される。尚、第2固定部材19はビス等、終端位置側のフレーム部材150を固定できるものであればよい。これにより、プリンター100内に露光装置1のレーザー光の走査位置のずれが無い状態での固定、取付が完了する。
(第2の実施形態)
次に、図9〜図11を用いて、第2の実施形態に係る露光装置1の一例を説明する。図9は第2の実施形態に係る露光装置1の一例を示す斜視図である。図10は主走査方向からみた第2の実施形態に係る走査ユニット10の一例を示す説明図である。図11は図10に示すA−A線の断面図である。
第2の実施形態に係る露光装置1は各走査ユニット10の副走査方向での位置を調整するための調整機構174を有する点で第1の実施形態と異なる。しかし、プリンター100や露光装置1や露光装置1に含まれる部材や走査ユニット10は第1の実施形態と同様でよい。そのため、第1の実施形態と第2の実施形態で共通する部分は援用するものとして、特に説明する場合を除き、説明、図示を省略する。
図9、図10に示すように、調整機構174の一部として、長孔172がL字状の板状の回動支点部17に設けられる。本実施形態では、長孔172は2つ設けられる。回動支点部17の前面側には、第1の実施形態と同様に差込軸171が設けられる(便宜上、以下では、差込軸171が設けられた側を「前面側」と称する。)。又、回動支点部17の背面は走査ユニット10と接する。尚、第1の実施形態と第2の実施形態では、回動支点部17の形状は異なるが、フレーム部材150に回動可能に取り付けるための部分である点は同様であるので、同じ符号を付して説明する。
そして、図10に示すように、回動支点部17に設けられた長孔172には、ビス173が取り付けられる。図11に示すように、ビス173は長孔172を経て、走査ユニット10まで達する。2つの長孔172にそれぞれビス173を差し込むことで、回動支点部17と走査ユニット10を繋ぎ止め、走査ユニット10に対する回動支点部17の位置を固定することができる。そして、走査ユニット10に対する回動支点部17を固定する時、位置を調整しつつビス173を長孔172に差し込むことができる。言い換えると、走査ユニット10の副走査方向での位置を長孔172とビスを用いて調整することができる。そのため、長孔172やビス173が各走査ユニット10の副走査方向での位置を調整する調整機構174として機能する。
尚、調整機構174による各走査ユニット10の副走査方向での位置調整はプリンター100への搭載部15の取付前に行ってもよいし、プリンター100への搭載部15の取付後に行ってもよい。又、第1の実施形態で説明したように、搭載部15のリンク機構15Lを変形させて、全体的なレーザー光の走査位置の調整も行える。
このようにして、第1、第2の実施形態に示す露光装置1は感光体ドラム41の走査、露光を行い、副走査方向に並列して設けられる複数の走査ユニット10と、複数の走査ユニット10を囲うように配された複数のフレーム部材150のそれぞれの端部同士を回動可能に接続した四角形状のリンク機構を含み(各フレーム部材150のそれぞれの端部を回動可能な節としてのフレーム接合部16で接続)、複数の走査ユニット10が取り付けられる搭載部15と、各走査ユニット10の主走査方向の端部に設けられ、リンク機構15Lによる搭載部15の形状変化に合わせて走査ユニット10を回動させる回動支点部17(フレーム部材150に走査ユニット10を回動可能に取り付けるための部分でもある)と、を含む。
これにより、リンク機構15Lを平行四辺形や矩形などに変形させることにより、各走査ユニット10もあわせて同じように回動する。このとき、各走査ユニット10の変化の量(回動量)は同様となる。従って、走査ユニット10の位置によらず、各走査ユニット10でのレーザー光の走査位置の調整量を均一なものとすることができる。又、従来の調整の手法に比べ、画像形成装置(プリンター100)の本体のフレームと搭載部15の間に大きな隙間を設ける必要がなくなり、画像形成装置(プリンター100)の小型化に貢献できる。又、走査ユニット10に画像データを送り出すためバッファ用のメモリーに、大容量のものを用いる必要が無くなり、製造コストを低減することができる。
又、上記の実施形態(第2の実施形態)に示す画像形成装置では、各走査ユニット10の副走査方向での位置を調整するための調整機構174を有する。これにより、搭載部15のリンク機構15Lによる各走査ユニット10に対する全体的なレーザー光の走査位置の調整だけでは無く、走査ユニット10ごとにレーザー光の走査位置の調整を行うこともできる。従って、レーザー光の走査位置を正確に合わせることができる。
又、回動支点部17はフレーム部材150に設けられた軸穴部150aに差し込まれ、リンク機構15Lの形状変化にあわせて走査ユニット10を回動させる節として機能する差込軸171を有する。これにより、各走査ユニット10を回動可能に、かつ、簡易に、フレーム部材150に取り付けることができる。
又、走査ユニット10の主走査方向における走査、露光の開始位置側のフレーム部材150を画像形成装置(プリンター100)の本体フレーム100fに固定するため固定部(第1固定部材18)を有する。これにより、リンク機構15Lにより搭載部15の形状を変化させ、各走査ユニット10を回動させても、各走査ユニット10の走査、露光の開始位置(書き出し位置)を変わらないようにすることができる。言い換えると、搭載部15の形状(リンク機構15L)を変化させて調整を行っても、各走査ユニット10のレーザー光の走査位置が全く変わってしまうことが無い。従って、搭載部15の形状変化による調整をする前に、書き出し位置の調整などの作業を予め行っていても、その作業が無駄にならず、搭載部15の形状変化による調整後の更なる微調整の作業量を少なくすることができる。
又、実施形態に係る画像形成装置(プリンター100)は上述の露光装置1を含む。上述の露光装置1を搭載することにより、各走査ユニット10でのレーザー光の走査位置の調整量が適切に行われる。これにより、高画質の画像形成装置を提供することができる。又、従来の調整の手法に比べ、画像形成装置の本体のフレームと搭載部15の間に大きな隙間を設ける必要がなく、従来よりも小型化した画像形成装置を提供することができる。又、製造コストの低減により安価に画像形成装置を提供することができる。
以上、本発明の実施形態について説明したが、本発明の範囲はこれに限定されるものではなく、発明の主旨を逸脱しない範囲で種々の変更を加えて実施することができる。
本発明は複数の走査ユニットを含む露光装置や、この露光装置を含む画像形成装置に利用可能である。
1 露光装置 10 走査ユニット
10Bk 走査ユニット(ブラック用) 10M 走査ユニット(マゼンタ用)
10C 走査ユニット(シアン用) 10Y 走査ユニット(イエロー用)
15 搭載部 150 フレーム部材
1501 開始位置側フレーム部材 150a 軸穴部
15L リンク機構 16 フレーム接合部
17 回動支点部 171 差込軸
174 調整機構 18 第1固定部材(固定部)
41 感光体ドラム 100 プリンター(画像形成装置)

Claims (5)

  1. 感光体ドラムの走査、露光を行い、副走査方向に並列して設けられる複数の走査ユニットと
    複数の前記走査ユニットを囲うように配された複数のフレーム部材のそれぞれの端部同士を回動可能に接続した四角形状のリンク機構を含み、複数の前記走査ユニットが取り付けられる搭載部と、
    各前記走査ユニットの主走査方向の端部に設けられ、前記リンク機構による前記搭載部の形状変化に合わせて前記走査ユニットを回動させる回動支点部と、を含むことを特徴とする露光装置。
  2. 各前記走査ユニットの副走査方向での位置を調整するための調整機構を有することを特徴とする請求項1記載の露光装置。
  3. 前記回動支点部は前記フレーム部材に設けられた軸穴部に差し込まれ、前記リンク機構の形状変化にあわせて前記走査ユニットを回動させる節として機能する差込軸を有することを特徴とする請求項1又は2に記載の露光装置。
  4. 前記走査ユニットの主走査方向における走査、露光の開始位置側の前記フレーム部材を画像形成装置の本体フレームに固定するため固定部を有することを特徴とする請求項1乃至3のいずれか1項に記載の露光装置。
  5. 請求項1乃至4のいずれか1項に記載の露光装置を含むことを特徴とする画像形成装置。
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