JP6114054B2 - ブレース金具、天井構造 - Google Patents

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本発明は、地震発生時等における天井の揺れを抑制するための補強ブレースを取り付けるためのブレース金具、このブレース金具を利用して構成された天井構造およびその施工方法に関する。
従来、天井構造として、天井躯体に垂設された吊りボルトに天井枠を吊設し、該天井枠に天井板を保持させるものがある。このような天井構造においては、補強ブレースを取り付けることで、耐震強度を向上させている。
補強ブレースは、従来、上端側が吊りボルトの上部に係止され、下端側が隣接する他の吊りボルトの下部または天井枠に固定される。補強ブレースの吊りボルトへの係止には、ブレース金具が用いられおり、さまざまな形状のブレース金具が開発されている。
例えば、特許文献1には、補強ブレースの先端に設けられた取付ボルトを螺挿する基板の上部と下部とその間の3箇所に、吊りボルトへの係止が可能な係止部が設けられた係止片を備えるブレース金具が開示されている。
このブレース金具を用いての補強ブレースの吊りボルトへの取り付けは、取付ボルトをブレース金具の上記基板に螺挿させた状態でブレース金具における各係止部を吊りボルトに係止させ、その状態で、補強ブレースを回転させることにより行う。補強ブレースを回転させることで、取付ボルトの先端が吊りボルトに当接して、補強ブレースがブレース金具を介して吊りボルトに取り付けられる。
このブレース金具によれば、上部と下部とその間の3つの係止部と取付ボルトの先端とが吊りボルトに係止されることで、4点支持にてる確実な係止が可能である。また、上部と下部の係止部のうちの少なくと一方と、その間の係止部と、取付ボルトの先端とが吊りボルトに係止されることで、3点支持を確保しながら、補強ブレースの取り付け角度の調整も可能である。
補強ブレースの取付角度を調整し得る構成は、補強ブレースによって天井の揺れを確実に抑制する上で必要である。天井枠に対する補強ブレースの取付角度を、天井躯体と天井枠との間の長さ(天井懐寸法)や、吊りボルトの相互間隔などの条件にあったものとすることで、天井の揺れを効果的に抑制し得る。
例えば、特許文献2には、補強ブレースの取り付け角度を調整可能なものとして、吊りボルトを抱え込むように掛止されるフック部材と、補強ブレースに一端が固定される羽子板ボルトと、この羽子板ボルトの他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材とを備え、フック部材と連結部材とが連結ピンを介して揺動自在に連結されてなるブレース金具が開示されている。
このブレース金具においても同様で、羽子板ボルトのボルト部をブレース金具の連結部材に螺挿させた状態でブレース金具におけるフック部材を吊りボルトに係止させ、その状態で、補強ブレースを回転させる。補強ブレースを回転させることで、羽子板ボルトのボルト部先端が吊りボルトに当接して、補強ブレースがブレース金具を介して吊りボルトに取り付けられる。
特開2009−35960号公報(2009年2月19日公開) 登録実用新案第3159764号公報(2010年5月12登録)
ところで、上述のような従来技術のブレース金具では、ブレース金具を吊りボルトに固定するのではなく、吊りボルトに係止(掛止)させている。これは、吊りボルトの上部に補強ブレースの上端側を取り付ける作業を、補強ブレースの下端側を把持して下方側から行うためである。このような取り付け方法とすることで、作業者は吊りボルトの上部に手が届く位置まで登る必要がなく、作業性が向上する。また、実情として、補強ブレースを取り付ける段階では既に多くの配管類が天井躯体と天井枠との間に配設されており、作業者が吊りボルトの上部に手が届く位置にまで登ることが困難でもある。
しかしながら、ブレース金具を吊りボルトに係止(掛止)させる構成では、地震が繰り返し発生した場合に、取付ボルトや羽子板ボルトと吊りボルトとの間に隙間が形成されてしまい、ブレース金具と吊りボルトとの係止が外れて補強ブレースが落下する問題があることがわかってきた。
本発明は、前記の問題点を解決するものであり、その目的は、補強ブレースの取り付け角度を調整可能であり、かつ、吊りボルトの上部に補強ブレースの上端側を取り付ける作業を、補強ブレースの下端側を把持して下方側から行えるといった作業上の利点を損なうことなく、地震が繰り返し発生した場合でも、補強ブレースと吊りボルトとの接続を堅固に維持できるブレース金具と、このブレース金具を利用して構成された天井構造と、その施工方法とを提案することにある。
本発明のブレース金具は、上記の課題を解決するために、天井躯体に垂設された吊りボルトと該吊りボルトに吊設された天井枠との間を連結して補強する補強ブレースを、吊りボルトの上部に固定するためのブレース金具であって、前記吊りボルトにネジを用いて固定される固定部材と、前記補強ブレースに一端が固定される取付ボルト部材と、前記固定部材に回転軸を介して揺動自在に連結され、前記取付ボルト部材の他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材とを備えることを特徴としている。
上記構成によれば、取付ボルト部材の他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材を揺動自在に連結する固定部材は、吊りボルトにネジを用いて固定されている。したがって、地震が繰り返し発生した場合でも、補強ブレースと吊りボルトとの接続を堅固に維持できる。これにより、本発明のブレース金具にて固定された補強ブレースは、地震が繰り返し発生しても、吊りボルトから脱落することなく、天井に加わる力にて作用する引っ張り力および押し上げる力に耐えて、長く耐震性を保持できる。
また、連結部材は揺動自在であるので、補強ブレースの取り付け角度を調整できる。さらに、上端側に取付ボルト部材を固定した補強ブレースの下端側を把持して、下方側から取付ボルト部材のボルト部をブレース金具における連結部材に螺挿させることで、補強ブレースの上端側を吊りボルトに取り付けることができるので、作業者が吊りボルトの上部に手が届く位置まで登る必要がなく、作業性を保持できる。
本発明のブレース金具は、さらに、前記固定部材は、前記吊りボルトが螺挿される縦ネジ穴を有する高ナットであり、該高ナットにおける平行な両側面に、前記回転軸をなす一対の軸ボルトが螺挿される横ネジ穴が形成されており、前記連結部材は、横断面がU字状の部材であり、一対の対向部に前記軸ボルトが挿通される挿通孔が形成されており、前記固定部材を前記連結部材が前記対向部にて挟み込んだ状態で、前記軸ボルトが前記連結部材に設けられた挿通孔を通って前記固定部材に設けられた横ネジ穴に螺挿されることで、前記固定部材と前記連結部材とが揺動自在に連結される構成とすることもできる。
上記構成によれば、連結部材を揺動自在に保持する構造と、吊りボルトにブレース金具をネジ固定する部材とを共通化できるので、部品点数および作業工程数の削減が図れる。
本発明のブレース金具は、さらに、前記固定部材は、ハット型の金属板の鍔部分を折曲することで形成された、縦断面が略コ字状の一対の係合片からなり、一対の係合片は、内側に空間を確保して互いの折曲された鍔部分を重ねることで互いに係合されており、折曲された鍔部分には、前記吊りボルトが螺挿されるネジ穴が形成され、かつ、折曲され鍔部分よりも前記吊りボルトの軸方向と直交する方向に突出する、前記ハット型の金属板の頭部に相当する一対の対向支持部に、前記連結部材を揺動自在に連結するための回転軸となる軸ボルトが挿通される挿通穴が設けられており、前記連結部材は、前記取付ボルト部材の前記ボルト部が螺挿される縦ネジ穴を有する高ナットであり、該高ナットにおける平行な両側面に、前記回転軸をなす軸ボルトが挿通される挿通穴が形成されており、前記固定部材における一対の対向支持部にて前記連結部材を挟み込んだ状態で、前記軸ボルトが前記対向支持部および前記連結部材にそれぞれ設けられた前記挿通孔を通って締結されることで、前記固定部材と前記連結部材とが揺動自在に連結される構成とすることもできる。
本発明のブレース金具は、さらに、前記取付ボルト部材は、先端部に前記ボルト部が形成された取付ボルトと、該取付ボルトの軸部分に取り付けられた断面L字の補強板とを備え、一端に前記補強ブレースが固定された状態の前記取付ボルト部材のボルト部を前記連結部材に螺挿させて前記補強ブレースの上端側を当該ブレース金具を用いて前記吊りボルトに固定した状態で、前記補強板の先端部は前記連結部材に当接している構成とすることもできる。
上記構成によれば、補強ブレースに作用する引っ張り力および押し上げる力のうち、特に、補強ブレースを押し上げる力に対する耐力を増強できる。
本発明の天井構造は、上記の課題を解決するために、天井躯体に垂設された吊りボルトと、本発明のブレース金具を用いて上端側が前記吊りボルトに取り付けられた補強ブレースと、前記吊りボルトに吊設されて、前記天井躯体から所定の間隔をあけて配置された天井枠とを備えたことを特徴としている。
上記構成によれば、作業者が吊りボルトの上部に手が届く位置まで登ることなく補強ブレースの取り付けが可能となり、地震が繰り返し発生した場合でも、十分な耐力を有した天井構造を提供できる。
本発明の天井構造の施工方法は、上記の課題を解決するために、吊りボルトを天井躯体に垂設する第1工程と、垂設された吊りボルトを用いて天井枠を吊設する第2工程と、吊りボルトと天井枠との間に、請求項1、2又は3に記載のブレース金具を用いて補強ブレースを取り付ける第3工程とを有する天井構造の施工方法であって、第1工程において、前記取付ボルト部材を除いた前記ブレース金具が取り付けられた吊りボルトを垂設する工程を含み、第3工程において、上端側に前記取付ボルト部材が固定された補強ブレースの下端側を把持して、下方側から前記取付ボルト部材のボルト部を前記ブレース金具における連結部材に螺挿させて、前記補強ブレースの上端側を前記ブレース金具を用いて前記吊りボルトに取り付ける工程を含むことを特徴としている。
上記方法によれば、作業者が吊りボルトの上部に手が届く位置まで登ることなく補強ブレースの取り付けが可能となり、地震が繰り返し発生した場合でも、十分な耐力を有した天井構造を、簡単に施工することができる。
これにより、補強ブレースの取り付け角度を調整可能であり、かつ、吊りボルトの上部に補強ブレースの上端側を取り付ける作業を、補強ブレースの下端側を把持して下方側から行えるといった作業上の利点を損なうことなく、地震が繰り返し発生した場合でも、補強ブレースと吊りボルトとの接続を堅固に維持できるブレース金具、このブレース金具を利用して構成された天井構造およびその施工方法を提供できるという効果を奏する。
本発明の実施の形態に係るブレース金具を利用して構成された天井構造を示す図である。 上記ブレース金具の詳細を示す分解斜視図である。 上記ブレース金具を使用して補強ブレースの上端部を吊りボルトに固定した状態を示す斜視図である。 上記ブレース金具の取付ボルトと補強ブレースとの固定例を示す断面図である。 上記ブレース金具を利用して構成された上記天井構造の施工方法を示す工程図である。 上記ブレース金具が取り付けられた、天井躯体に垂設される前の吊りボルトを示す斜視図である。 本発明の実施のその他の形態に係るブレース金具の詳細を示す分解斜視図である。 実施の他の形態に係る上記ブレース金具を使用して補強ブレースの上端側を吊りボルトに固定した状態を示す斜視図である。
〔実施の形態1〕
以下、本発明の実施の形態について詳細に説明する。図1は、本実施の形態に係るブレース金具を利用して構成された天井構造を示す図であって、(a)は天井構造の正面図、(b)は上記ブレース金具を用いて補強ブレースを吊りボルトに取り付けた部分の詳細を示す拡大図である。
天井構造Aは、図1の(a)に示すように、天井躯体10に所定の間隔をあけて複数本、懸垂させて設けられた吊りボルト2と、本実施の形態に係るブレース金具1を用いて上端側が吊りボルト2に取り付けられた補強ブレース3と、吊りボルト2を介して天井躯体10から所定の間隔(天井懐寸法)をあけて配置された天井枠4とを備えて構成されている。
吊りボルト2は、その先端に、天井枠4を吊持するための吊持部材5が取り付けられており、図1の(b)に示すように、外周面にはネジ加工が施されている。吊りボルト2のボルト径は限定されるものではなく、吊りボルト2の配置ピッチや天井躯体10の全体重量等に応じて適宜設定すればよい。
補強ブレース3は、地震発生時などの天井の揺れを抑制するものである。補強ブレース3は、図1の(a)に示すように、3本並ぶ吊りボルト2に2本の補強ブレース3がV字型に配設されるV字方配置が基本である。V字型配置では、V字に配された2本の補強ブレース3の中央に吊りボルトが存在する。
このように配設された場合、例えば、天井枠4に加えられた矢印60にて示す左向きの力は、右側の補強ブレース3には矢印60aにて示す引っ張り力として作用し、左側の補強ブレース3には矢印60bにて示す押し上げ力として作用する。逆に、天井枠4に加えられた矢印61にて示す右向き力は、左側の補強ブレース3には矢印61aにて示す引っ張り力として作用し、右側の補強ブレース3には矢印61bにて示す押し上げ力として作用する。このように、補強ブレース3には、引っ張りと押し上げの両方の力が作用する。
補強ブレース3の上端側には、取付ボルト部材21が取り付けられており、この取付ボルト部材21を、吊りボルト2の上部に取り付けられたブレース金具1の連結部材14に螺挿させることで、補強ブレース3の上端側が吊りボルト2に取り付けられている。補強ブレース3の下端側は、天井枠4に固定されている。
補強ブレース3と天井枠4の延伸方向(水平面)とがなす角度θ(取付角度)は、ブレース金具1における連結部材14が、吊りボルト2に固定される固定部材12に対して後述するように揺動自在に設けられることで、任意に調整可能である。揺れの抑制を確実に行うためには、補強ブレース3の取付角度θは、30°〜60°の間とすることが適している。補強ブレース3の長さは、天井懐寸法や、吊りボルト2の配置ピッチなどの条件を考慮して決まるものである。
図2は、上記ブレース金具の詳細を示す分解斜視図であり、図3は、上記ブレース金具を使用して補強ブレースの上端側を吊りボルトに固定した状態を示す斜視図である。図2に示すように、ブレース金具1は、固定部材12と、連結部材14と、取付ボルト部材21とからなる。
固定部材12は、ブレース金具1を吊りボルト2に対してネジ固定する部材であり、ここでは、吊りボルト2が螺挿される縦ネジ穴12aを有する六角の高ナットである。固定部材12における縦ネジ穴12aを挟んで対向する側面12b,12bには、連結部材14を揺動自在に取り付けるための軸ボルト13,13が螺挿される横ネジ穴12c,12cが形成されている。横ネジ穴12c,12cは、縦ネジ穴12aにまで達して縦ネジ穴12aと連通しており、横ネジ穴12c,12cに螺挿された軸ボルト13,13の先端部は、吊りボルト2に当接するようになっている。
軸ボルト13,13の締め付け具合を調整することで、ブレース金具1は吊りボルト2の周方向に対して回転可能にも回転不能にもなり得る。つまり、軸ボルト13,13を吊りボルト2に当接するまで締め付けることで、固定部材12の吊りボルト2の周方向への回転が阻止され、ブレース金具1は、吊りボルト2の周方向には非回転となる。一方、軸ボルト13,13を、吊りボルト2に当接しない程度に締め付けることで、固定部材12は吊りボルト2の周方向へ回転可能な状態を保持し、ブレース金具1は、吊りボルト2の周方向に回転可能となる。
連結部材14は、固定部材12と補強ブレース3とを、吊りボルト2の軸方向に沿って揺動自在に連結するものであり、ここでは、横断面が略U字状の部材からなる。連結部材14におけるU字の内溝を挟む左右一対の対向部14a,14aには、軸ボルト13,13の挿通孔14b,14bが形成されている。挿通孔14b,14bが形成されている両対向部14a,14aの離間距離は、固定部材12の外径に略合致する寸法に形成されている。
図3に示すように、縦ネジ穴12aに吊りボルト2が螺挿された状態の固定部材12が連結部材14の両対向部14a,14aの内側に挟み込まれ、その状態で、回転軸となる軸ボルト13,13が、連結部材14の挿通孔14b,14b(図2参照)を貫通すると共に、固定部材12の横ネジ穴12c,12c(図2参照)に螺挿されることで、固定部材12と連結部材14とが吊りボルト2の軸方向に沿って揺動自在に連結される。
連結部材14における両対向部14a,14aの先端部分は、挿通孔14b,14bを中心とする円弧状に加工されており、該円弧の直径は、固定部材12と高さと同等の寸法を有している。これにより、連結部材14の揺動(回転)に伴って、連結部材14の上端が固定部材12の上端よりも高い位置にくるようなことはなく、たとえ固定部材12が天井躯体10に近接して配置された場合でも、連結部材14の回転が、連結部材14と天井躯体10との接触によって阻止されることはない。
また、連結部材14における両対向部14a,14aと直交する側面部14cには、取付ボルト部材21のボルト部22aが螺挿されるネジ穴14dが形成されている。両対向部14a,14aは、側面部14c側に向かって広がるように折り曲げられており、側面部14c近傍における両対向部14a,14aが向かい合う方向の寸法は、固定部材12の外径よりも大きくなっている。側面部14c近傍における両対向部14a,14aが向かい合う方向の寸法を大きくすることで、取付ボルト部材21を介して補強ブレース3が連結部材14を押し上げる力(図1の(a)の矢印60b、61b参照)に対する耐力の増強を図っている。
取付ボルト部材21は、図2に示すように、先端部の外周面にネジ加工が施されることで上記ボルト部22aが形成された取付ボルト22と、該取付ボルト22のボルト部22aを除く軸部分に取り付けられた補強板23とを有する。補強板23は、断面L字の山形鋼状の鋼板からなり、L字の内側の角部分に取付ボルト22の軸部分を沿わせた状態で、取付ボルト22と溶接されている。この補強板23に、補強ブレース3の上端側が複数のネジ18を用いて固定される。そのため、補強板23には、ネジ18をそれぞれ螺挿させるためのネジ穴23aが形成されている。
図3に示すように、補強ブレース3の上端側に取り付けられた取付ボルト部材21のボルト部22aを、ブレース金具1における連結部材14のネジ穴14dに螺挿させて、補強ブレース3の上端側をブレース金具1を用いて吊りボルト2に取り付けた状態で、取付ボルト部材21における補強板23の先端部は連結部材14の側面部14cに当接している。これにより、取付ボルト部材21を介して補強ブレース3が連結部材14を押し上げる力(図1の(a)の矢印60b、61b参照)に対する耐力の増強を図っている。
補強板23の先端部は連結部材14の側面部14cに突き当てる構成は、ブレース金具1が予め吊りボルト2に固定されていて、取付ボルト22の先端部のボルト部22aを吊りボルト2に当接させる必要が無くなったことで始めて可能になる構成である。従来のブレース金具を吊りボルトに係止させる構成では、取付ボルトの先端部を吊りボルトに当接させることで補強ブレースを吊りボルトに取り付けるため、補強板とブレース金具との距離がさまざまであり、このような補強板23を連結部材14に突き当てるような構成は採用できない。
図4に、ブレース金具の取付ボルト部材と補強ブレースとの固定例を示す。図4の(a)の例では、溝形鋼状の補強ブレース3Aが、溝の内側に断面L字の補強板23を内包するように角を合わせた状態で、ネジ18にて取り付けられている。また、図4の(b)の例では、リップ溝形鋼(C形鋼)状の補強ブレース3Bが、底面と断面L字の補強板23の一方の面とを付き合わせて状態で、補強ブレース3におけるコの字の内側からネジ18にて取り付けられている。図4の(c)の例では、断面鉤形の補強ブレース3Cが、鉤の内側に断面L字の補強板23を内包するように角を合わせた状態で、ネジ18にて取り付けられている。
上記構成において、図1の(a)に示すように、吊りボルト2に対して補強ブレース3を取り付けるには、補強ブレース3の上端側については、ブレース金具1を用いて吊りボルト2に固定し、補強ブレース3の下端側については、天井枠4にネジ等を用いて固定する。
次に、ブレース金具1を利用して構成された天井構造Aの施工方法について説明する。図5は、天井構造Aの施工手順を示す工程図である。まずは、取付ボルト部材21を除いた状態のブレース金具1を吊りボルト2の上部に取り付ける(P1)。具体的には、ブレース金具1の固定部材12における縦ネジ穴12aに吊りボルト2を螺挿させる。このとき、ブレース金具1の取り付け位置は、吊りボルト2における天井躯体10に取り付けられる部分よりも下になるように取り付ける。
次に、吊りボルト2を天井躯体10に垂設する(P2)。ここでは、後の工程において、補強ブレース3を取り付ける必要のある位置には、図6に示すように、ブレース金具1が取り付けられた状態の吊りボルト2を垂設する。補強ブレース3を取り付ける必要のない位置には、ブレース金具1が取り付けられていない通常の吊りボルト2を垂設する。
前述したように、ブレース金具1は、軸ボルト13,13の締め付け具合を調整することで、吊りボルト2の周方向に対して回転可能にも回転不能にもなり得る。したがって、ブレース金具1を吊りボルト2の周方向に対して回転不能にしたい場合は、吊りボルト2を垂設する工程において、天井躯体10に吊りボルト2を垂設した状態で、補強ブレース3が取り付けられる所望の方向に連結部材14の向きを合わせて(周方向の角度を調整して)軸ボルト13,13を締め付け直せばよい。あるいは、予め軸ボルト13,13を締め付けて吊りボルト2を周方向に対して回転不能としておき、吊りボルト2を天井躯体10へ取り付ける際に、吊りボルト2の回転させて、連結部材14の向きを調整したもよい。吊りボルト2が天井躯体10に施工された後、ダクトなどの各種の配管類が、天井躯体10の下方に配置される。
次に、天井躯体10に垂設された吊りボルト2を用いて天井枠4を吊設する(P3)。天井枠4が設けられると、補強ブレース3の上端側を吊りボルト2に取り付ける。具体的には、補強ブレース3の下端側を把持して、下方側より、上端側に固定された取付ボルト部材21のボルト部22aを、吊りボルト2の上部に取り付けられたブレース金具1の連結部材14のネジ穴14dに螺挿させる。そして、取付ボルト部材21の補強板23が連結部材14の側面部14cに突き当たるまで、補強ブレース3を回転させて、補強ブレース3の上端側を吊りボルト2に取り付ける(P4)。
このとき、連結部材14が固定部材12に対して上下方向に揺動自在に取り付けられているので、補強ブレース3の取付角度を調整して、最も揺れを抑制し得る位置に取り付けることができる。また、吊りボルト2の周方向に対する回転が可能に構成されているブレース金具1であれば、吊りボルト2を垂設する工程において、ブレース金具1における連結部材14の向きを調整しなくても、補強ブレース3を取り付ける工程において、所望の向きに補強ブレース3を取り付けることができる。続いて、補強ブレース3の下端側を天井枠4に取り付ける吊りボルト2に取り付ける(P5)。
このように、ブレース金具1を用いることで、補強ブレースの取り付け角度を調整可能であり、かつ、吊りボルトの上部に補強ブレースの上端側を取り付ける作業を、補強ブレースの下端側を把持して下方側から行えるといった作業上の利点を損なうことなく、地震が繰り返し発生した場合でも、補強ブレースと吊りボルトとの接続を堅固に維持できる。そして、本発明のブレース金具にて固定された補強ブレースは、地震が繰り返し発生しても、吊りボルトから脱落することなく、天井に加わる力にて作用する引っ張り力および押し上げる力に耐えて、長く耐震性を保持できる。
〔実施の形態2〕
本発明の他の実施の形態について説明する。なお、説明の便宜上、前記の実施の形態にて説明した部材と同じ機能を有する部材については、同じ符号を付記し、その説明を省略する。
図7は、本実施の形態に係るブレース金具の詳細を示す分解斜視図であり、図8は、上記ブレース金具を使用して補強ブレースの上端側を吊りボルトに固定した状態を示す斜視図である。図7に示すように、本実施の形態に係るブレース金具100は、固定部材30と、連結部材34と、取付ボルト部材21とからなる。
固定部材30は、ブレース金具100を吊りボルト2に対して固定する部材であり、ここでは、縦断面が略コ字状の形成された一対の係合片31,32からなる。一対の係合片31,32は、ハット型(凸の字型)の金属板の鍔部分を折り曲げることで形成されている。係合片31と係合片32とは、互いが向かい合うように鍔部分が折り曲げられており、係合片31には上係止部31aと下係止部31bが形成され、係合片32には、上係止部32aと下係止部32bとが形成されている。係合片31と係合片32とは、例えば、上係止部31aの上に上係止部32aを重ね、下係止部31bの上に下係止部32bを重ねて、内側に吊りボルト2を通す空間を保持して係合されている。
係合片31における上係止部31aと下係止部31aには、吊りボルト2が螺挿されるネジ穴31c,31cが形成されている。同様に、係合片32における上係止部32aと下係止部32aには、吊りボルト2が螺挿されるネジ穴32c,32cが形成されている。吊りボルト2は、固定部材30の下方から螺挿された場合、下係止部31bに形成されたネジ穴31c、下係止部32bに形成されたネジ穴32c、上係止部31aに形成されたネジ穴31c、上係止部32aに形成されたネジ穴32cを順に通ることとなる。
一方、係合片31における上係止部31aと下係止部31bとの間の部分、および係合片32における上係止部32aと下係止部32bとの間の部分はそれぞれ、係合片31と係合片32とが係合されている状態で空間を隔てて対向配置される一対の対向部31d,32dとなっている。両対向部31d,32dにおける、前記ハット型の金属板の頭部に相当する部分は、上係止部31a,32a、下係止部31b,32bよりも連結部材34が連結される側に突出しており、この突出した部分が、連結部材34を吊りボルト2の軸方向に揺動自在に支持する対向支持部とし機能する。
両対向部31d,32dにおける前記突出した対向支持部には、軸ボルト35の挿通孔31e,32eが形成され、両対向部31d,32dの離間距離は、連結部材34の外径に略合致する寸法に形成されている。また、両対向部31d,32dにおける前記対向支持部は、挿通孔31e,32eを中心とする円弧状に加工されている。
連結部材34は、固定部材30と補強ブレース3とを、吊りボルト2の軸方向に沿って揺動自在に連結するものであり、ここでは、取付ボルト部材21の先端部のボルト部22aが螺挿される縦ネジ穴34aを有する六角の高ナットからなる。
連結部材34における縦ネジ穴34aを挟んで対向する側面34b,34bには、固定部材30に対して連結部材34自体を揺動自在に取り付けるための軸ボルト35が挿通される挿通穴34c,34cが形成されている。挿通穴34c,34cは、縦ネジ穴34aにまで達して縦ネジ穴34aと連通している。固定部材30における係合片31側より、対向部31dに形成された挿通穴31eを介して挿入された軸ボルト35は、連結部材34の挿通穴34c,34c、固定部材30の対向部32dに形成された挿通穴32eを順に通過して、ナット46にて固定される。
この場合、連結部材34における縦ネジ穴34aを軸ボルト35が途中で横切る。そのため、挿通穴34c,34cは、取付ボルト部材21のボルト部22aが縦ネジ穴34aに十分に螺挿されるよう、高ナットの高さ方向中央部よりも奥まった位置に設けられている。
さらに、対向部31d,32dにおける内側の面には、連結部材34が不要に回転することを阻止するための突起31f,32fが形成されている。
このようなブレース金具100において、施工の手順は、実施の形態1のブレース金具1と同じであるので、説明は省略する。なお、ブレース金具100における、周方向の向きの調整は、取付ボルト部材21を除いてブレース金具100を取り付けた状態の吊りボルト2を天井躯体10へ取り付ける際に、吊りボルト2の回転させて行えばよい。
本発明は上述した各実施形態に限定されるものではなく、請求項に示した範囲で種々の変更が可能であり、異なる実施形態にそれぞれ開示された技術的手段を適宜組み合わせて得られる実施形態についても本発明の技術的範囲に含まれる。
本発明は、建造物に利用でき、耐震性に優れた建造物の提供に利用できる。
1 ブレース金具
2 吊りボルト
3 補強ブレース
4 天井枠
10 天井躯体
12 固定部材
12a 縦ネジ穴
12b,12b 側面
12c,12c 横ネジ穴
13 軸ボルト
14 連結部材
14a 対向部
14b 挿通孔
14c 側面部
14d ネジ穴
18 ネジ
21 取付ボルト部材
22 取付ボルト
22a ボルト部
23 補強板
23a ネジ穴
30 固定部材
31,32 係合片
34 連結部材
A 天井構造

Claims (4)

  1. 天井躯体に垂設された吊りボルトと該吊りボルトに吊設された天井枠との間を連結して補強する補強ブレースを、吊りボルトの上部に固定するためのブレース金具であって、
    前記吊りボルトにネジを用いて固定される固定部材と、
    前記補強ブレースに一端が固定される取付ボルト部材と、
    前記固定部材に回転軸を介して揺動自在に連結され、前記取付ボルト部材の他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材とを備え
    前記固定部材は、前記吊りボルトが螺挿される縦ネジ穴を有する高ナットであり、該高ナットにおける平行な両側面に、前記回転軸をなす一対の軸ボルトが螺挿される横ネジ穴が形成されており、
    前記連結部材は、横断面がU字状の部材であり、一対の対向部に前記軸ボルトが挿通される挿通孔が形成されており、
    前記固定部材を前記連結部材が前記対向部にて挟み込んだ状態で、前記軸ボルトが前記連結部材に設けられた挿通孔を通って前記固定部材に設けられた横ネジ穴に螺挿されることで、前記固定部材と前記連結部材とが揺動自在に連結されることを特徴とするブレース金具。
  2. 天井躯体に垂設された吊りボルトと該吊りボルトに吊設された天井枠との間を連結して補強する補強ブレースを、吊りボルトの上部に固定するためのブレース金具であって、
    前記吊りボルトにネジを用いて固定される固定部材と、
    前記補強ブレースに一端が固定される取付ボルト部材と、
    前記固定部材に回転軸を介して揺動自在に連結され、前記取付ボルト部材の他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材とを備え、
    前記固定部材は、ハット型の金属板の鍔部分を折曲することで形成された、縦断面が略コ字状の一対の係合片からなり、一対の係合片は、内側に空間を確保して互いの折曲された鍔部分を重ねることで互いに係合されており、折曲された鍔部分には、前記吊りボルトが螺挿されるネジ穴が形成され、かつ、折曲され鍔部分よりも前記吊りボルトの軸方向と直交する方向に突出する、前記ハット型の金属板の頭部に相当する一対の対向支持部に、前記連結部材を揺動自在に連結するための回転軸となる軸ボルトが挿通される挿通穴が設けられており、
    前記連結部材は、前記取付ボルト部材の前記ボルト部が螺挿される縦ネジ穴を有する高ナットであり、該高ナットにおける平行な両側面に、前記回転軸をなす軸ボルトが挿通される挿通穴が形成されており、
    前記固定部材における一対の対向支持部にて前記連結部材を挟み込んだ状態で、前記軸ボルトが前記対向支持部および前記連結部材にそれぞれ設けられた前記挿通穴を通って締結されることで、前記固定部材と前記連結部材とが揺動自在に連結されることを特徴とするブレース金具。
  3. 天井躯体に垂設された吊りボルトと該吊りボルトに吊設された天井枠との間を連結して補強する補強ブレースを、吊りボルトの上部に固定するためのブレース金具であって、
    前記吊りボルトにネジを用いて固定される固定部材と、
    前記補強ブレースに一端が固定される取付ボルト部材と、
    前記固定部材に回転軸を介して揺動自在に連結され、前記取付ボルト部材の他端側に形成されたボルト部が螺挿される連結部材とを備え、
    前記取付ボルト部材は、先端部に前記ボルト部が形成された取付ボルトと、該取付ボルトの軸部分に取り付けられた断面L字の補強板とを備え、一端に前記補強ブレースが固定された状態の前記取付ボルト部材のボルト部を前記連結部材に螺挿させて前記補強ブレースの上端側を当該ブレース金具を用いて前記吊りボルトに固定した状態で、前記補強板の先端部は前記連結部材に当接していることを特徴とするブレース金具。
  4. 天井躯体に垂設された吊りボルトと、
    請求項1〜の何れか1項に記載のブレース金具を用いて上端側が前記吊りボルトに取り付けられた補強ブレースと、
    前記吊りボルトに吊設されて、前記天井躯体から所定の間隔をあけて配置された天井枠とを備えたことを特徴とする天井構造。
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