JP6110963B1 - エレベータ乗りかごの天井照明装置 - Google Patents
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Abstract
【課題】乗りかごの状況に応じて、かご室内からでもかご上からでも容易にケース部を開放することができる点検・保守作業性に優れたエレベータ乗りかごの天井照明装置を提供する。【解決手段】天井照明装置は、複数の照明灯26と照明枠23と、透光面24bを有し、照明枠23に対して片側が回動可能に枢支されたケース部24と、照明枠23に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック装置30を備えている。ロック装置30は、固定フック32と、ロック側ラッチ35と、ロック位置から回動してロック側ラッチ35の係合を外す解除側ラッチ36とからなる開閉式のラッチ部34と、ケース部24の側面と照明枠23の間の隙間からロック側ラッチ35を開くロック解除操作を可能な第1操作部43aと、天井板22側からロック解除操作を可能な第2操作部43bとを備えている。【選択図】図6
Description
本発明の実施形態は、エレベータ乗りかごの天井照明装置に関する。
エレベータの乗りかごの天井には、かご室内を明るく照らすための照明装置が設置されている。照明装置は、天井に固定された蛍光灯やLEDランプなどからなる照明灯と、その照明灯を囲む照明枠と、光を透過する透光面を有するケース部を備えている。
通常、乗りかごの天井には、保守時に照明灯を露出させる点検口が設けられている。従来、故障したり寿命の尽きた照明灯を交換したり、ケース部内を清掃する作業は、点検作業員が乗りかごの上に上がり、天井の点検口を通じて行われている。
しかし、近年では、作業の安全性を重視する傾向から、照明灯の交換作業や清掃作業は、かご室内で行われるようになってきている。
従来、かご室内での作業によって、カバーなどを着脱あるいは開閉できるようにした照明装置としては、例えば、特許文献1、2に記載されているものがある。
従来、かご室内での作業によって、カバーなどを着脱あるいは開閉できるようにした照明装置としては、例えば、特許文献1、2に記載されているものがある。
通常、かご室内で照明灯の交換や点検を行う場合、点検作業員は、脚立などに乗って作業することになる。
ところが、エレベータによっては、天井の高さが非常に高くなっているかご室がある。このようなかご室の場合、通常の脚立では照明装置に手が届かず、かご室内に特別に足場を組み上げて対応しなければならないことがある。この場合は、かご上からの作業の方が作業性はかえって良いからである。
ところが、エレベータによっては、天井の高さが非常に高くなっているかご室がある。このようなかご室の場合、通常の脚立では照明装置に手が届かず、かご室内に特別に足場を組み上げて対応しなければならないことがある。この場合は、かご上からの作業の方が作業性はかえって良いからである。
他方、かご上で点検口を開けて作業する場合には、かご上の状況によっては、作業スペースが狭く、非常に作業性が悪いことがある。この場合には、作業内容によっては、かご室内に脚立などで足場を設けて対応した方がむしろ能率的なこともある。
このようになことから、天井照明装置の点検、保守作業では、乗りかごの状況に応じて、かご室内からでも、乗りかご上からでも行えることが望ましい。
このようになことから、天井照明装置の点検、保守作業では、乗りかごの状況に応じて、かご室内からでも、乗りかご上からでも行えることが望ましい。
本発明は、上記従来技術の有する問題点に鑑みなされたものであって、乗りかごの状況に応じて、かご室内からでもかご上からでも容易にケース部を開放することができる点検・保守作業性に優れたエレベータ乗りかごの天井照明装置を提供することにある。
前記の目的を達成するために、本発明の実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置は、エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、かご室内を照明する複数の照明灯と、前記照明灯を取り囲むように天井板に固定される照明枠と、前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック装置と、を備え、前記ロック装置は、前記照明枠に取り付けられた固定フックと、前記固定フックに着脱可能に係合するロック側ラッチと、ロック位置から回動して前記ロック側ラッチの係合を外す解除側ラッチとからなる開閉式のラッチ部と、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第1操作部と、前記天井板側から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第2操作部と、を備えたことを特徴とするものである。
また、本発明の実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置は、エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、かご室内を照明する複数の照明灯と、
前記照明灯を取り囲むように天井板に固定される照明枠と、前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記ケース部に固定され、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間を横断するように前記ケース部から突き出し、前記隙間を通して下からねじ要素を締結するねじ締結部を有する第1ブラケットと、前記ねじ締結部と上から重なり合うねじ締結部を有する下フランジと、前記照明枠側に締結されるねじ締結部を有する上フランジと、を有する第2ブラケットと、を備えたことを特徴とするものである。
前記照明灯を取り囲むように天井板に固定される照明枠と、前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、前記ロック機構は、前記ケース部に固定され、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間を横断するように前記ケース部から突き出し、前記隙間を通して下からねじ要素を締結するねじ締結部を有する第1ブラケットと、前記ねじ締結部と上から重なり合うねじ締結部を有する下フランジと、前記照明枠側に締結されるねじ締結部を有する上フランジと、を有する第2ブラケットと、を備えたことを特徴とするものである。
以下、本発明によるエレベータ乗りかごの天井照明装置の実施形態について、添付の図面を参照しながら説明する。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による乗りかごの天井照明装置が取り付けられている乗りかごの内部を示す斜視図である。
(第1実施形態)
図1は、本発明の第1実施形態による乗りかごの天井照明装置が取り付けられている乗りかごの内部を示す斜視図である。
乗りかごでは、外壁を形成する側板10によって三方を囲まれてかご室12が構成されている。かご出入り口に向かって左右にリターンパネル13a、13bが取り付けられ、上部に幕板14が取り付けられており、かご出入口が形成されている。このかご出入口には、かごドア15a、15bが設けられている。参照番号16は、かご操作盤である。天井には、本実施形態による天井照明装置20が取り付けられ、かご室12内を明るく照らすようになっている。
次に、図2乃至図4を参照して、天井照明装置20について説明する。
ここで、図2は、かご室12内から見上げたときの天井照明装置20を示す平面図(下面図)である。図3は、図2におけるX−X断面を示す図で、図4は、図2におけるY−Y断面を示す図である。
ここで、図2は、かご室12内から見上げたときの天井照明装置20を示す平面図(下面図)である。図3は、図2におけるX−X断面を示す図で、図4は、図2におけるY−Y断面を示す図である。
天井照明装置20は、大きく分けると、かご室12の天井板22に固定されている照明枠23と、この照明枠23に回動自在に取り付けられているケース部24と、から構成されている。
照明枠23は、図2に示されるように、側板10で囲まれた面積よりも若干小さい四角枠をなしている枠である。ケース部24は、照明枠23の内側に収納される。この実施形態では、図3に示されるように、ケース部24の側面24aと、照明枠23との間には、数センチ程度の隙間Sが形成されている。この隙間Sを埋めるように、照明枠23の内側面には全周に亘って隙間Sを隠すパッキン25が設けられている。
照明枠23の内側では、複数の照明灯26が縦横に配列して天井板22に取り付けられている。照明灯26としては、蛍光灯のほかに、LEDランプや白熱ランプであってもよい。また照明灯26は、照明枠23に取り付けるようにしてもよい。
照明枠23の内側では、複数の照明灯26が縦横に配列して天井板22に取り付けられている。照明灯26としては、蛍光灯のほかに、LEDランプや白熱ランプであってもよい。また照明灯26は、照明枠23に取り付けるようにしてもよい。
ケース部24は、すべての照明灯26を下から覆うように、照明枠23に対して開閉可能に取り付けられている。ケース部24は、例えば、アクリル樹脂やガラスクロス(ガラス繊維を織り込んだ布材)を材料としており、ケース部24を閉じた状態で天井板22と平行になる面は、照明灯26から発せられた光をかご室12内へ透過する透光面24bになっている。
図2、図3に示されるように、かご室12の奥行き側には、ケース部24を回動自在に支持するヒンジ27がL形のブラケット28を介して照明枠23に配設されている。また、乗りかごの出入口に近い位置には、ケース部24を照明枠23に対して閉じられた閉止位置に固定するロック装置30が2箇所に設けられている。
図3では、ケース部24がロック装置30によって閉止位置に固定されている状態が示されている。ロック装置30による固定を解除すると、2点鎖線で示すように、ケース部24は回動して開放されるようになっている。
図3では、ケース部24がロック装置30によって閉止位置に固定されている状態が示されている。ロック装置30による固定を解除すると、2点鎖線で示すように、ケース部24は回動して開放されるようになっている。
次に、図5は、図3におけるA部にあるロック装置30を拡大して示す図である。図6は、図5におけるB−B方向からロック装置30をみた図である。
ロック装置30は、U字形の固定フック32と、この固定フック32に着脱可能に係合する開閉式のラッチ部34と、から構成されている。固定フック32は、ブラケット28の水平な面に、U形の両端部が固定されている。
ロック装置30は、U字形の固定フック32と、この固定フック32に着脱可能に係合する開閉式のラッチ部34と、から構成されている。固定フック32は、ブラケット28の水平な面に、U形の両端部が固定されている。
開閉式のラッチ部34は、ケース部24の側面から水平に折れ曲がったリブ部24cにフレーム39を介して取り付けられており、固定フック32に係合するロック側ラッチ35と、ロックを解除する操作をするための解除側ラッチ36と、からなる2つ一組のラッチから構成されている。図6には、ロック側ラッチ35が固定フック32に係合した状態が示されている。この状態では、ケース部24は閉止位置に固定されている。図7には、ロック側ラッチ35が開いて固定フック32との係合が外れ、ケース部24の固定ロックが解除された状態が示されている。
ロック側ラッチ35の先端部は鉤状になっており、固定フック32が係合可能な鉤溝37が形成されている。そして、ロック側ラッチ35は、支点38を中心に回動可能であるが、図6において反時計回りの矢印C方向に図示しないバネによって付勢されている。
解除側ラッチ36は、その一端部にある支点40を中心に回動自在である。この解除側ラッチ36は、図示しないバネによって、図6において時計回りの矢印D方向に付勢されている。解除側ラッチ36には、突起部41が形成されており、この突起部41は、ロック側ラッチ35に形成されている凹部42に係合するようになっている。
解除側ラッチ36は、その一端部にある支点40を中心に回動自在である。この解除側ラッチ36は、図示しないバネによって、図6において時計回りの矢印D方向に付勢されている。解除側ラッチ36には、突起部41が形成されており、この突起部41は、ロック側ラッチ35に形成されている凹部42に係合するようになっている。
図6に示されるように、突起部41が凹部42に係合している状態では、ロック側ラッチ35は、操作側ラッチ36の突起部41に当たって、矢印C方向への回動が阻止されるので、鉤溝37に固定フック32が係合しているロック状態が保持される。
これに対して、ロック状態の解除では、図7に示されるように、ロック側ラッチ35を矢印E方向に回せばよい。突起部41が凹部42から外れると、ロック側ラッチ35は、図示しないバネの弾性力で開くことになる。これによって、固定フック32は、鉤溝37から外れるので、ロック状態を解除することができる。
このようなロック状態の解除操作のために、解除側ラッチ36には、図5に示すように、解除部43が設けられている。解除部43は、解除側ラッチ36の支点40とは反対側の端部に水平な姿勢で取り付けられている。解除部43の高さ方向の位置は、パッキン25に隠れるように、パッキン25よりも上である。
この解除部43は、照明枠23の近傍まで延びてかご室12内側から操作できるかご内側ロック解除部43aと、天井照明装置10の内部まで延びて、かご上から操作できるかご上側ロック解除部43bと、から構成されている。この実施形態では、かご内側ロック解除部43aとかご上側ロック解除部43bは、ボルトやねじのような細長い棒状の部材から構成されており、ラッチ部34に同軸にねじ止めされている。
本実施形態によるエレベータ乗りかごの天井照明装置20は、以上のように構成されるものであり、次に、天井照明装置20の点検・保守に際して、ロック装置30によるケース部24の固定を解除しケース部24を開放させる操作との関連において、作用並びに効果について説明する。
本実施形態に係る天井照明装置20では、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、どちらの方法によっても、ケース部24を開放させることができる。
まず、かご室12内で、点検作業員がケース部24を開けるときの操作について説明する。この場合、点検作業員は、かご12室内に置いた脚立に乗り、操作具を持つ手を頭上に伸ばして次のように操作することになる。
本実施形態に係る天井照明装置20では、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、どちらの方法によっても、ケース部24を開放させることができる。
まず、かご室12内で、点検作業員がケース部24を開けるときの操作について説明する。この場合、点検作業員は、かご12室内に置いた脚立に乗り、操作具を持つ手を頭上に伸ばして次のように操作することになる。
図5、図6に示すように、かご室12内から解除操作をするには、細長い板状のロック解除操作具50が用いられる。照明枠23とケース部24の側面24aの隙間Sに、パッキン25がめくり上げるようにして、ロック解除操作具50を入れると、ロック解除操作具50の先端をかご内側ロック解除部43aに当てることができる。そして、そのままロック解除操作具50を押し上げる。
図7に示されるように、突起部41が凹部42から外れると、ロック側ラッチ35は、図示しないバネの弾性力で開き、これによって、固定フック32は鉤溝37から外れるので、ロック状態を簡単に解除することができる。ロック状態が解除された結果、図3に示されるように、ケース部24は、ヒンジ27を中心に旋回するようになるので、ケース部24を開放することができる。
次に、かご上からのロック解除操作について図7、図8を参照して説明する。この場合、点検作業員は、乗りかごの上に乗って、天井板22に点検口52を開け、図8に示されるように、点検口52から手を伸ばしてかご上側解除部43bを押し上げることになる。
かご上側解除部43bを押し上げると、図7に示すように、ロック側ラッチ35は、図示しないバネの弾性力で開き、これによって、固定フック32は鉤溝37から外れるので、ロック状態を簡単に解除することができる。ケース部24は、図3に示されるように、ヒンジ27を中心に旋回するようになるので、ケース部24を開放することができる。
なお、ケース部24を元通りに閉止位置にロックするには、ロック側ラッチ35が固定フック32に当たるまで、ケース部24を持ち上げれば、図示しないばねの弾性力によってロックが自動的にかかるようになっている。
以上説明したように、本実施形態によれば、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、同じような操作によって、ケース部24を開放させることができる。例えば、天井が高いかご室のように、かご室12内からでは作業が難しいような場合には、かご上からの解除操作を選べることができ、かご上での作業性が悪いような乗りかごであれば、かご室12内からの解除操作を選択できるというように、ロック装置30そのものは同一でありながら、乗りかごの状況に応じて解除方法を選択することができる。
また、本実施形態のように、天井のほぼ全面をケース部25が占める天井照明装置20の場合、照明枠23と、ケース部24の側面24aとの隙間Sが狭くなる。そのような狭い隙間Sのような狭い空間にも関わらず、かご室側からは、薄いロック解除操作具50を入れて、かご内側ロック解除部43aを押し上げるだけの簡単な操作で、ロックを解除することができる。このことは、ロック解除の機構を設けるために、ケース部24の意匠面のレイアウトなどに制約を受けることが少ないので、照明装置の意匠やレイアウトの自由度を高められる。
(第2実施形態)
次に、本発明の第2実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図9乃至図11を参照して説明する。
図9は、ロック装置60の側面図である。図10は、図9におけるB−B方向から、閉じているロック装置60を示す図であり、図11は同じ方向から開いているロック装置60を示す図である。
第2実施形態では、ロック装置60を構成しているU字形の固定フック32と、ラッチ部34については、第1実施形態と同一の構成であるので、図5乃至図8と同一の構成要素には同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
次に、本発明の第2実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図9乃至図11を参照して説明する。
図9は、ロック装置60の側面図である。図10は、図9におけるB−B方向から、閉じているロック装置60を示す図であり、図11は同じ方向から開いているロック装置60を示す図である。
第2実施形態では、ロック装置60を構成しているU字形の固定フック32と、ラッチ部34については、第1実施形態と同一の構成であるので、図5乃至図8と同一の構成要素には同一の参照符号を付して詳細な説明は省略する。
第2実施形態では、かご内側ロック解除部43aは、第1実施形態と同じくボルトやねじのような細長い棒状の部材から構成されているが、かご上からのロック解除には、かご上側ロック解除レバー63が用いられている。
かご上側ロック解除レバー63は、L字形のレバーである。このかご上側ロック解除レバー63の先端部は、かご内側ロック解除部42aを構成しているボルトをよって解除側ラッチ36と連結されており、力の作用点はかご内側ロック解除部42aの軸上にある。
図10に示されるように、かご上側ロック解除レバー63の腕の長さはL1、支点Nから作用点までの長さはL2である。この場合、L1>L2であり、支点Nは、ケース部24のリブ部24cにあり、リブ部24cがかご上側ロック解除レバー63を支えるようになっている。
次に、ロック解除操作について図9乃至図11を参照して説明する。
かご室12内から解除操作は、ロック解除操作具50でかご内側ロック解除部43aを押し上げて操作する点は、第1実施形態と同様であるので、説明は省略する。
次に、かご上からのロック解除操作をする場合、点検作業員は、乗りかごの上に乗って、天井板22に点検口52を開け、図9に示されるように、点検口52から手を入れる。そして、図11に示されるように、かご上側ロック解除レバー63を押し下げることになる。
かご上側ロック解除レバー63の押し下げによって、突起部41は凹部42から外れるので、ロック側ラッチ35は、図示しないバネの弾性力で開き、これによって、ロック状態を簡単に解除することができる。ケース部24は、図3に示されるように、ヒンジ27を中心に旋回するようになるので、ケース部24を開放することができる。
以上のように、第2実施形態によれば、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、ケース部24を開放させることができるので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
以上のように、第2実施形態によれば、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、ケース部24を開放させることができるので、第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
特に、かご上からロックを解除する場合には、かご上側ロック解除レバー63が、てことして働くようになっている。このため、かご上の狭い作業スペースで体勢が悪く、十分な力を加えられない状況であっても、容易にロックを解除することができる。
(第3実施形態)
次に、本発明の第3実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図12乃至図18を参照して説明する。
上述の第1実施形態、第2実施形態では、U字形の固定フック32と、開閉式のラッチ部34と、によってロック装置30、60が構成されている。
これに対して、第3実施形態は、ブラケットと、ねじ要素によって簡易なロック装置70を構成するようにした実施の形態である。
次に、本発明の第3実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図12乃至図18を参照して説明する。
上述の第1実施形態、第2実施形態では、U字形の固定フック32と、開閉式のラッチ部34と、によってロック装置30、60が構成されている。
これに対して、第3実施形態は、ブラケットと、ねじ要素によって簡易なロック装置70を構成するようにした実施の形態である。
図12において、ロック装置70は、ケース部24側に固定された第1ブラケット71と、天井板22側に固定された第2ブラケット72と、これらブラケット71、72を締結する止めねじ73、74と、から構成されている。
第1ブラケット71は、板状のブラケットであり、ケース部24の側面から水平に折れ曲がったリブ部24cに固着されている。第1ブラケット71は、ケース部24の側面から照明枠23に向かって突き出した部分が止めねじ73による締結部71aになっている。止めねじ73は、その頭が下向きで締結部71aに締結される。この止めねじ73の締結部71aは、パッキン25の上に位置しており、通常は、止めねじ73はかご室12内からは見えないようパッキン25によって隠されている。
第2ブラケット72は、Z形の型材からなるブラケットであり、照明枠23と平行なウェブ72aと、下フランジ72b、上フランジ72cを有している。このうち、下フランジ72bは、照明枠23に向かって突き出しており、第1ブラケット71の締結部71aと重なって、止めねじ73による締結部となっている。重なり合った下フランジ72aと第1ブラケットの締結部71aにはタップによって貫通するねじ穴が加工されている。
他方、上フランジ72cは、下フランジ72bとは反対方向にブラケット28の下面に沿って延びており、止めねじ74による締結部を構成している。上フランジ72cとブラケット22の重なり合った部分には、タップによって貫通するねじ穴が加工されている。このねじ穴に螺合する止めねじ74には、蝶ねじが用いられ、頭が上になるように締結されている。
次に、ロック解除操作について説明する。
図13に示すように、かご室12内から解除操作をするには、ドライバ80が用いられる。照明枠23とケース部24の側面の隙間Sに、パッキン25をめくり上げるようにして、ドライバ80を差し込むと、ドライバ80の先端を止めねじ73の頭に嵌めることができる。図14に示すように、ドライバ80を回して、止めねじ73を外すと、ケース部24のロック状態を簡単に解除することができる。その後、図15に示されるように、ケース部24を開放することができる。
図13に示すように、かご室12内から解除操作をするには、ドライバ80が用いられる。照明枠23とケース部24の側面の隙間Sに、パッキン25をめくり上げるようにして、ドライバ80を差し込むと、ドライバ80の先端を止めねじ73の頭に嵌めることができる。図14に示すように、ドライバ80を回して、止めねじ73を外すと、ケース部24のロック状態を簡単に解除することができる。その後、図15に示されるように、ケース部24を開放することができる。
次に、かご上からのロック解除操作について説明する。この場合、点検作業員は、乗りかごの上に乗って、図16、17に示されるように、天井板22の点検口52から手を伸ばして、止めねじ74を手で回して外すことになる。止めねじ74が外れてロック解除になると、図18に示されるように、ケース部24を開放することができる。
以上のような第3実施形態によれば、点検作業員は、かご室12内からでも、また、かご上からでも、止めねじ73、74を外すという特殊な操作具も使わない簡単な操作によって、ケース部24を開放させることができる。例えば、天井が高い乗りかごのように、かご室12内からでは作業が難しいような場合には、かご上からの解除操作を選べることができ、かご上での作業性が悪いような乗りかごであれば、かご室12内からの解除操作を選択できるというように、乗りかごの状況に応じて解除方法を選択することができる。
また、本実施形態のように、天井のほぼ全面をケース部24が占める天井照明装置20の場合、照明枠23と、ケース部24の側面24cの隙間Sが狭くなる。そのような狭い隙間Sのような狭い空間にも関わらず、かご室12側からは、ドライバ80を入れて、止めねじ73を外すだけの簡単な操作で、ロックを解除することができる。このことは、ロック解除の機構を設けるために、ケース部24の意匠面のレイアウトなどに制約を受けることが少ないので、照明装置の意匠やレイアウトの自由度を高めることができる利点がある。
さらに、ケース部24をロックすることに関しては、ねじによる機械的な締結であるので、第1実施形態および第2実施形態による開閉式ラッチ機構に比べると、振動などを受けてロックが解除されて不意にケース部24が開いてしまうというような虞が少ない利点がある。
なお、以上説明した第3実施形態によるロック装置70は、上述の説明のように単独で設ける実施の形態の他、第1実施形態および第2実施形態による開閉式ラッチによるロック装置30、40と、組み合わせるようにして、開閉式ラッチを補完するようにしてもよい。
(第3実施形態の変形例)
次に、図19、図20は、本発明の第3実施形態の変形例であって、かご室12内側からのロック解除に際して、止めねじ73が抜けて脱落しないように抜け止め90を設けるようにした実施の形態である。
図19に示されるように、止めねじ73の首部には、抜け止め90が取り付けられている。この抜け止め90は、第1ブラケット71に形成された穴91よりも若干大きい径を有しており、止めねじ73の頭とで第1ブラケット71を挟む位置でねじ軸に固定されている。
次に、図19、図20は、本発明の第3実施形態の変形例であって、かご室12内側からのロック解除に際して、止めねじ73が抜けて脱落しないように抜け止め90を設けるようにした実施の形態である。
図19に示されるように、止めねじ73の首部には、抜け止め90が取り付けられている。この抜け止め90は、第1ブラケット71に形成された穴91よりも若干大きい径を有しており、止めねじ73の頭とで第1ブラケット71を挟む位置でねじ軸に固定されている。
かご室12内から、天井照明装置20の点検や照明灯26の交換を行う場合には、脚立などに乗って作業することになる。止めねじ73が落下してしまうと、点検等が終了して、ケース部24を閉めて元のようにロックにするときに、止めねじ73を探したりする余計や手間がかかったり、止めねじを失ってしまうことがある。
これに対して、抜け止め90の付いた止めねじ73を使用することで、止めねじ73を外したときに、止めねじ73が落下するのを確実に防止でき、また、止めねじ73の位置をねじ穴76に合わせる手間も低減されるので、余計な手間がかからずに作業を能率化することができる。
なお、かご上から取り外す止めねじ74についても、同じような抜け止めを設けるようにしてもよい。
(第4実施形態)
次に、本発明の第4実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図21、図22を参照して説明する。
これまで説明した第1乃至第3実施形態は、図3に示したように、天井板22に固定されている照明枠23に照明灯26が収容されている形式の天井照明装置に本発明を適用した実施の形態である。
これに対して、図21に示す第4実施形態は、点検時に開放される方のケース部24に照明灯26を配置するようにした実施の形態である。これ以外の構成は第1実施形態と同様である。
次に、本発明の第4実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図21、図22を参照して説明する。
これまで説明した第1乃至第3実施形態は、図3に示したように、天井板22に固定されている照明枠23に照明灯26が収容されている形式の天井照明装置に本発明を適用した実施の形態である。
これに対して、図21に示す第4実施形態は、点検時に開放される方のケース部24に照明灯26を配置するようにした実施の形態である。これ以外の構成は第1実施形態と同様である。
ケース部24の内部には、複数の照明灯24が下向きの姿勢で配列されている。照明灯26から発せられた光は、ケース部24の正面の透光面24aを透過し、かご室12内が照明される。
このようなケース部24は、L形のブラケット28に取り付けられ、かご室12の奥行き側に配置されたヒンジ27を介して照明枠23に対して回動自在に取り付けられている。かごドア15a側では、ケース部24を照明枠23に対して閉じられた閉止位置に固定するロック装置30が2箇所に設けられている。
図21では、ケース部24がロック装置30によって閉止位置に固定されている状態が示されている。ロック装置30による固定を解除すると、2点鎖線で示すように、ケース部24は回動して開放されるようになっている。
ロック装置30のロック解除操作は、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
図21では、ケース部24がロック装置30によって閉止位置に固定されている状態が示されている。ロック装置30による固定を解除すると、2点鎖線で示すように、ケース部24は回動して開放されるようになっている。
ロック装置30のロック解除操作は、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
次に、図22は、第4実施形態の変形例による天井照明装置を示す。
この変形例では、開放可能なケース部24に複数の照明灯94を配置する点は、図21の天井照明装置と同様であるが、照明灯94をケース部24の正面24bに直接取り付けるようにした実施の形態である。
この変形例では、開放可能なケース部24に複数の照明灯94を配置する点は、図21の天井照明装置と同様であるが、照明灯94をケース部24の正面24bに直接取り付けるようにした実施の形態である。
このケース部24の場合、その正面24cは、光を透過させる透光面にはなっておらず、正面24cから突き出るようにLED素子を光源とする照明灯94が固定され、これら照明灯94によって、かご室12内が直接照明されるようになっている。
上記以外の構成は、図21の天井照明装置と同一であり、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、その説明は省略する。
以上のような形式の天井照明装置においても、第1実施形態と同様に、かご室12内からでもかご上からでもロック装置30のロック解除操作を行い、ケース部24を開放することができる。なお、ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
上記以外の構成は、図21の天井照明装置と同一であり、同一の構成要素には同一の参照番号を付して、その説明は省略する。
以上のような形式の天井照明装置においても、第1実施形態と同様に、かご室12内からでもかご上からでもロック装置30のロック解除操作を行い、ケース部24を開放することができる。なお、ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
(第5実施形態)
次に、本発明の第5実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図23、図24を参照して説明する。
上述した第1実施形態から第4実施形態までの天井照明装置は、いずれも照明枠23とケース部24を組み合わせた形式の天井照明装置である。
これに対して、以下に説明する第5実施形態は、天井照明装置の本体を開放可能なケース部24だけから構成した実施の形態である。
次に、本発明の第5実施形態に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、図23、図24を参照して説明する。
上述した第1実施形態から第4実施形態までの天井照明装置は、いずれも照明枠23とケース部24を組み合わせた形式の天井照明装置である。
これに対して、以下に説明する第5実施形態は、天井照明装置の本体を開放可能なケース部24だけから構成した実施の形態である。
図23に示されるように、三方を囲む側板10および幕板11の上端には、L形のブラケット28が取り付けられ、このブラケット28には、かご室12内の奥行き側に配置されたヒンジ27が取り付けられている。ケース部24は、ヒンジ27を介して回動自在に取り付けられている。かごドア15a側では、ケース部24を閉止位置に固定するロック装置30がブラケット28との間で2箇所に設けられている。
この第5実施形態による天井照明装置の場合、ケース部24の側面24aと、側板10および幕板11との間には、数センチ程度の隙間Sが形成されている。この隙間Sを埋めるように、ケース部24の側面24aには全周に亘って隙間Sを隠すパッキン25が設けられている。
ケース部24の内部には、複数の照明灯26が配列されている。照明灯26から発せられた光は、ケース部24の透光面24aを透過し、かご室12内が照明される。照明装置26は、天井板22に取り付けるようにしてもよい。また、図22に示した第4実施形態のように、ケース部24に照明灯94を取り付け、これら照明灯94によって、かご室12を直接照明するようにしてもよい。
図23では、ケース部24がロック装置30によって閉止位置に固定されている状態が示されている。ロック装置30による固定を解除すると、2点鎖線で示すように、ケース部24は回動して開放されるようになっている。ロック装置30のロック解除操作は、第1実施形態と同様であるので、その説明は省略する。ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
次に、図24は、第5実施形態の変形例による天井照明装置を示す。
この変形例では、照明枠23を用いずに、開放可能なケース部24のみから天井照明装置の本体を構成する点は、図23に示した天井照明装置と同様である。
この変形例では、照明枠23を用いずに、開放可能なケース部24のみから天井照明装置の本体を構成する点は、図23に示した天井照明装置と同様である。
図23の天井照明装置と異なる点は、側板10および幕板11の上端には、天井板22を受ける天井板受け枠100が設けられており、これらの天井板受け枠100を利用して、ケース部24を開放可能に設置したところにある。
天井板受け枠100には、L形のブラケット28を介してかご室12の奥行き側にヒンジ27が設けられている。ケース部24は、ヒンジ27を介して天井板受け枠に対して回動自在に取り付けられている。かごドア15a側では、ケース部24を閉止位置に固定するロック装置30がブラケット28との間で2箇所に設けられている。
この第5実施形態の変形例による天井照明装置の場合、ケース部24の側面24aと、天井板受け枠100との間には、数センチ程度の隙間Sが形成され、この隙間Sを埋めるように、パッキン25が設けられている。
ケース部24の正面24cは、光を透過させる透光面にはなっておらず、正面24cから突き出るように照明灯94が固定されている。なお、照明灯については、照明灯94の替わりに、図23に示したように、ケース24の正面を透光面24bとして、ケース内部に照明灯26を収容するようにしてもよい。
以上のように、第5実施形態によれぱ、照明枠を用いない形式の天井照明装置においても、第1実施形態と同様に、かご室12内からでもかご上からでもロック装置30のロック解除操作を行い、ケース部24を開放することができる。なお、ロック装置30には、第2実施形態によるロック装置60、第3実施形態によるロック装置70を適用するようにしてもよい。
以上、本発明に係るエレベータ乗りかごの天井照明装置について、好適な実施形態を挙げて説明したが、これらの実施形態は、例示として挙げたもので、発明の範囲の制限を意図するものではない。もちろん、明細書に記載された新規な装置、方法およびシステムは、様々な形態で実施され得るものであり、さらに、本発明の主旨から逸脱しない範囲において、種々の省略、置換、変更が可能である。請求項およびそれらの均等物の範囲は、発明の主旨の範囲内で実施形態あるいはその改良物をカバーすることを意図している。
10…側板、12…かご室、15a、15b…かごドア、16…かご操作盤、20…天井照明装置、22…天井板、23…照明枠、24…ケース部、25…パッキン、26…照明灯、30…ロック装置、32…固定フック、34…ラッチ部、35…ロック側ラッチ、36…解除側ラッチ、37…鉤溝、41…突起部、42…凹部、43…解除部、43a…かご内側ロック解除部、43b…かご上側ロック解除部、50…ロック解除操作具、63…かご上側ロック解除レバー、71…第1ブラケット、72…第2ブラケット、73…止めねじ、74…止めねじ、90…抜け止め、S…隙間
Claims (9)
- エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室内を照明する複数の照明灯と、
前記照明灯を取り囲むように天井板に固定される照明枠と、
前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック装置と、を備え、
前記ロック装置は、
前記照明枠に取り付けられた固定フックと、
前記固定フックに着脱可能に係合するロック側ラッチと、ロック位置から回動して前記ロック側ラッチの係合を外す解除側ラッチとからなる開閉式のラッチ部と、
前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第1操作部と、
前記天井板側から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第2操作部と、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室の天井板に固定される照明枠と、
かご室内を照明する複数の照明灯が配置され、前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記照明枠に取り付けられた固定フックと、
前記固定フックに着脱可能に係合するロック側ラッチと、ロック位置から回動して前記ロック側ラッチの係合を外す解除側ラッチとからなる開閉式のラッチ部と、
前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間から前記ラッチ部を開くロック解除操作を可能な第1操作部と、
前記天井板側から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第2操作部と、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室の天井板に固定される照明枠と、
かご室内を直接に照明する複数の照明灯が取り付けられ、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記照明枠に取り付けられた固定フックと、
前記固定フックに着脱可能に係合するロック側ラッチと、ロック位置から回動して前記ロック側ラッチの係合を外す解除側ラッチとからなる開閉式のラッチ部と、
前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間から前記ラッチ部を開くロック解除操作を可能な第1操作部と、
前記天井板側から前記ロック側ラッチを開くロック解除操作を可能な第2操作部と、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - 前記第1操作部は、前記隙間を横断するように前記解除側ラッチから突き出た棒状の部材からなり、前記第2操作部は、前記ケース部内部に突き出た棒状の部材からなり、前記第1操作部と第2操作部は前記解除側ラッチと連結された同軸の操作部をなすことを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載のエレベータ乗りかごの天井照明装置。
- 前記第1操作部は、前記隙間を横断するように前記解除側ラッチから突き出た棒状の部材からなり、前記第2操作部は、前記解除側ラッチと連結され、前記解除側ラッチをロック位置から回動させるてこ型のロック解除レバーからなることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかの項に記載のエレベータ乗りかごの天井照明装置。
- エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室内を照明する複数の照明灯と、
前記照明灯を取り囲むように天井板に固定される照明枠と、
前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記ケース部に固定され、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間を横断するように前記ケース部から突き出し、前記隙間を通して下からねじ要素を締結するねじ締結部を有する第1ブラケットと、
前記ねじ締結部と上から重なり合うねじ締結部を有する下フランジと、前記照明枠側に締結されるねじ締結部を有する上フランジと、を有する第2ブラケットと、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室の天井板に固定される照明枠と、
かご室内を照明する複数の照明灯が配置され、前記照明灯からの光を下方に透過させる透光面を有し、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記ケース部に固定され、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間を横断するように前記ケース部から突き出し、前記隙間を通して下からねじ要素を締結するねじ締結部を有する第1ブラケットと、
前記ねじ締結部と上から重なり合うねじ締結部を有する下フランジと、前記照明枠側に締結されるねじ締結部を有する上フランジと、を有する第2ブラケットと、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - エレベータの乗りかごの天井に取り付けられる照明装置であって、
かご室の天井板に固定される照明枠と、
かご室内を直接に照明する複数の照明灯が取り付けられ、前記照明枠に対して片側が回動可能に枢支されたケース部と、
前記ケース部の枢支側とは反対側で、前記ケース部の側面内側に配置され、前記照明枠に対して閉じる閉止位置への固定および固定解除をするためのロック機構と、を備え、
前記ロック機構は、
前記ケース部に固定され、前記ケース部の側面と前記照明枠の間の隙間を横断するように前記ケース部から突き出し、前記隙間を通して下からねじ要素を締結するねじ締結部を有する第1ブラケットと、
前記ねじ締結部と上から重なり合うねじ締結部を有する下フランジと、前記照明枠側に締結されるねじ締結部を有する上フランジと、を有する第2ブラケットと、を備えたことを特徴とするエレベータ乗りかごの天井照明装置。 - 前記ケース部と前記第1ブラケットとを締結するねじ要素は、抜け止め付きのねじ要素であることを特徴とする請求項6乃至8のいずれかの項に記載のエレベータ乗りかごの天井照明装置。
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