JP6110381B2 - 電源システム - Google Patents

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Description

本発明は電源システムに関する。特に、本発明は、複数の電源装置を備える電源システムに関する。
無停電電源装置は、負荷への電力の供給が途絶えるのを防ぐために用いられる。容量の拡充および信頼性の向上のために、負荷に対して互いに並列に接続された複数の無停電電源装置を備えた電源システムが、これまでに提案されている。
たとえば特開2009−100618号公報(特許文献1)は、複数の無停電電源装置を並列に制御するための方法を開示する。具体的には、各々の無停電電源装置の出力電流および出力電圧は、当該無停電電源装置が負荷に対して供給すべき電流に従って制御される。
たとえば特開2005−33890号公報(特許文献2)は、複数の無停電電源装置を含むシステムの制御方法を開示する。各々の無停電電源装置は、同期制御回路を含む。同期制御回路は、商用電源からの電圧を電流に変換する。複数の無停電電源装置の間に電源電圧の位相差が生じた場合、その電流に基づいて、出力電圧を補正するための基準電圧が生成される。各々の無停電電源装置は、その基準電圧にしたがって、その出力電圧を補正する。
特開2009−100618号公報 特開2005−33890号公報
上記のシステムは、複数の無停電電源装置を並列に動作させることを前提として構成されている。したがって、1台の無停電電源装置のみで負荷への電力の供給が可能な場合であっても、複数の無停電電源装置が並列に動作する。複数の無停電電源装置を並列に動作させることでシステムの効率が低下する可能性が生じる。
本発明の目的は、複数の無停電電源装置を備えた電源システムの効率を向上させることである。
本発明のある局面に係る電源システムは、負荷に対して並列に設けられた複数の無停電電源装置を備える。複数の無停電電源装置の各々は、電力供給部と、スイッチとを含む。電力供給部は、負荷に電力を供給するように構成されるとともに、負荷の容量よりも大きな容量を有する。スイッチは、電力供給部と負荷との間に設けられる。電源システムは、複数の無停電電源装置の中から1つの電源装置を選択して、その電源装置のスイッチをオン状態に設定する制御部をさらに備える。
本発明によれば、複数の無停電電源装置を備えた電源システムの効率を向上させることができる。
本発明の第1の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。 無停電電源装置10,20が正常である場合における電源システム101の動作を説明するための図である。 無停電電源装置10に異常が生じた場合における電源システム101の動作を説明するための図である。 第1の実施の形態に係る電源システムの比較例の構成を示した図である。 本発明の第2の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第3の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。 本発明の第4の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。
以下、本発明の実施の形態について、図面を参照しながら詳細に説明する。なお、図中同一または相当部分には同一符号を付してその説明は繰り返さない。
[実施の形態1]
図1は、本発明の第1の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。図1を参照して、電源システム101は、無停電電源装置10,20を備える。無停電電源装置10,20は負荷5に対して並列に設けられる。負荷5は交流負荷である。
無停電電源装置10,20は互いに同一の構成を有する。以下では、無停電電源装置10の構成が代表的に説明される。無停電電源装置10は、コンバータ回路11と、インバータ回路12と、コンデンサ13と、スイッチ14と、電圧センサ15と、電流センサ16と、直流電源17と、直流変換回路18と、制御回路19とを備える。
コンバータ回路11は、交流電源1からの交流電力を直流電力に変換する。インバータ回路12は、直流電力を交流電力に変換する。コンデンサ13は、インバータ回路12に入力される直流電力を平滑化する。
スイッチ14は、制御回路19によって制御される。スイッチ14がオンすると、インバータ回路12と負荷5とが電気的に接続される。
電圧センサ15は、インバータ回路12の出力電圧を検出する。電圧センサ15は、その検出電圧Vを示す信号を制御回路19に送信する。電流センサ16は、インバータ回路12の出力電流を検出する。電流センサ16は、その検出電流Iを示す信号を制御回路19に送信する。
直流電源17は、たとえば蓄電池である。直流電源17は、交流電源1が停電した場合に、インバータ回路12に直流電力を供給する。交流電源1から交流電力が供給されるときには、直流電源17は、コンバータ回路11から出力される直流電力の一部を蓄える。直流変換回路18は、直流電源17の電圧とインバータ回路12の入力電圧とを相互に変換する。
制御回路19は、スイッチ14を制御する。さらに、制御回路19は、電圧センサ15の検出電圧値および電流センサ16の検出電流値に基づいてインバータ回路12を制御する。制御回路19はさらにコンバータ回路11を制御してもよい。
スイッチ14のオン状態において、制御回路19は、検出電圧値および検出電流値がともに正常かどうかを判断する。これらの検出電圧値および検出電流値の少なくとも一方に異常が発生した場合には、制御回路19は、スイッチ14をオフする。さらに制御回路19は、コンバータ回路11およびインバータ回路12の状態を監視する。コンバータ回路11およびインバータ回路12のうち少なくとも一方に異常が発生した場合にも、制御回路19は、スイッチ14をオフする。
無停電電源装置20は、コンバータ回路21と、インバータ回路22と、コンデンサ23と、スイッチ24と、電圧センサ25と、電流センサ26と、直流電源27と、直流変換回路28と、制御回路29とを備える。各要素の機能は、無停電電源装置10の対応する要素の機能と同一であるので、以後の詳細な説明を繰り返さない。なお、この実施の形態では、コンバータ回路21は交流電源2に接続される。
制御回路19,29は、本発明における「制御部」を構成する。図1に示された構成によれば、無停電電源装置ごとに制御回路が配置される。制御回路19と制御回路29とは相互に通信する。スイッチ14,24の各々の状態に関する情報が、制御回路19と制御回路29との間で共有される。制御回路19,29が1つの制御回路に統合されていてもよい。
図2は、無停電電源装置10,20が正常である場合における電源システム101の動作を説明するための図である。図2を参照して、制御回路19,29は、無停電電源装置10,20のうちの無停電電源装置10を、負荷5に電力を供給すべき電源装置として選択する。たとえば、初期設定に従って、電源システム101の起動時に無停電電源装置10が選択されてもよい。この場合、まず、無停電電源装置10,20がともに起動する。次に、制御回路19は、スイッチ14をオンにする。スイッチ14がオンすると、インバータ回路12が負荷5に電気的に接続される。これにより、無停電電源装置10が稼働状態となる。すなわち、無停電電源装置10は負荷5に電力を供給する。
制御回路29は、スイッチ24をオフに保持する。無停電電源装置20は、実際には負荷5には電力を供給しない。しかし、無停電電源装置20は、負荷5への電力の供給が可能な状態のまま待機する。この状態を本明細書では「待機状態」と呼ぶ。
制御回路19は、インバータ回路12を制御するための電圧指令値および電流指令値を生成する。電圧センサ15の検出電圧値および電流センサ16の検出電流値が制御回路19にフィードバックされる。電圧指令値および検出電圧値の間の差分と、電流指令値および検出電流値の間の差分とに基づいて、制御回路19はインバータ回路12を制御するための制御信号を生成する。制御回路19は、その制御信号をインバータ回路12に送信する。なお、インバータ回路12の制御には、たとえばPWM(パルス幅変調)など公知の制御方式を用いることができる。
インバータ回路12の容量は負荷5の容量よりも大きい。したがって、インバータ回路12のみによって負荷5に交流電力を供給することができる。コンバータ回路11の容量は、インバータ回路12の容量に従って定められる。
制御回路19は、無停電電源装置10が正常か否かを判断する。具体的には制御回路19は、検出電圧値および検出電流値がともに正常か否かを判断する。さらに、制御回路19は、コンバータ回路11およびインバータ回路12がともに正常か否かを判断する。検出電流値および検出電圧値がともに正常であり、かつ、コンバータ回路11およびインバータ回路12がともに正常である場合には、制御回路19は、無停電電源装置10の動作を継続させる。
図3は、無停電電源装置10に異常が生じた場合における電源システム101の動作を説明するための図である。図3を参照して、電圧センサ15の検出電圧値および電流センサ16の検出電流値の少なくとも一方に異常が発生した場合には、制御回路19は、スイッチ14をオフする。たとえば、インバータ回路12の出力電圧の歪み、あるいはインバータ回路12の出力電流の急激な変化が生じた場合には、検出電流値および電流センサ16の検出電流値の少なくとも一方に異常が発生する可能性がある。このような場合には、制御回路19は、スイッチ14をオフする。あるいは、コンバータ回路11およびインバータ回路12の少なくとも一方に異常が発生した場合に、制御回路19は、スイッチ14をオフする。制御回路19はスイッチ14がオフ状態であることを示す情報を制御回路29に送信する。
制御回路29は制御回路19からの情報に基づいて、スイッチ24をオン状態に設定する。したがって無停電電源装置20が稼働状態となる。すなわち、無停電電源装置10に代わり、無停電電源装置20が負荷5に電力を供給する。インバータ回路22の容量は、負荷5の容量以上である。したがって、インバータ回路22のみによって、負荷5に電力を供給することができる。負荷5への電力供給が途切れないようにスイッチ14,24が制御されることが好ましい。
図4は、第1の実施の形態に係る電源システムの比較例の構成を示した図である。図4を参照して、電源システム101Aは、無停電電源装置10A,20Aを備える。無停電電源装置10Aは、インバータ回路12Aを備える。インバータ回路12Aは制御回路19Aにより制御される。無停電電源装置20Aは、インバータ回路22Aを備える。インバータ回路22Aは制御回路29Aにより制御される。インバータ回路12A,22Aの各々の容量は、負荷5の容量より小さい。負荷5に電力を供給するために無停電電源装置10A,20Aは並列運転される。なお、無停電電源装置10A,20Aの他の部分の構成は、無停電電源装置10,20の対応する部分の構成と同様である。
無停電電源装置10A,20Aの両方が交流電力を負荷5に供給する。インバータ回路12Aとインバータ回路22Aとの間で、交流電力の実効値および位相が同期するように、インバータ回路12A,22Aが制御される。しかしながら、たとえば、インバータ回路12A,22Aの出力経路に含まれるインピーダンス成分などの要因によって、インバータ回路12Aの出力電圧とインバータ回路22Aの出力電圧との間に位相差が発生することが起こり得る。この位相差によって、インバータ回路12A,22Aの間に横流電流が発生する。図4に示されるように、たとえば横流電流7がインバータ回路12Aから出て、インバータ回路22Aの交流側に入力される。横流電流7が生じた場合には、インバータ回路12A,22Aを流れる電流が増加する。このため電源システム101Aの損失が増加する。
横流電流を抑制するために、電源システム101Aは電流センサ3,4を備える。電流センサ3は、無停電電源装置10Aと負荷5との間の電流経路に配置される。電流センサ4は、無停電電源装置20Aと負荷5との間の電流経路に配置される。すなわち、無停電電源装置ごとに電流センサが設けられる。制御回路19Aは、電流センサ3によって検出された電流値を受ける。制御回路29Aは、電流センサ4によって検出された電流値を受ける。制御回路19A,29Aの各々は、対応する電流センサから送られた電流値に基づいて、横流電流を抑制するための電流指令値を生成する。
図4に示された構成によれば、無停電電源装置と負荷5との間に電流センサを設ける必要がある。さらに、制御回路19A,29Aの各々は、横流電流を抑制するための電流指令値を演算する必要がある。
これに対して、第1の実施の形態によれば、無停電電源装置10,20の中から1つの無停電電源装置(たとえば無停電電源装置10)が選択される。その選択された無停電電源装置のスイッチがオン状態に設定される。他方の無停電電源装置(たとえば無停電電源装置20)のスイッチがオフ状態に設定される。単独の無停電電源装置が負荷5に電力を供給するので、横流電流が実質的に発生しない。
したがって、横流電流を抑制するための構成が不要となる。すなわち図4に示された電流センサ3,4が不要となる。電流センサ3,4が不要となるため、電源システムのコストを低減することができる。さらに、横流電流を抑制するための制御も不要となるので、制御回路19,29による制御を簡略化することができる。
さらに、第1の実施の形態によれば、無停電電源装置10の動作中において、電圧センサ15の検出電圧値および電流センサ16の検出電流値の少なくとも一方に異常が発生した場合には、無停電電源装置20が選択される。あるいは、無停電電源装置10の動作中において、インバータ回路12およびコンバータ回路11の少なくとも一方に異常が発生した場合には、無停電電源装置20が選択される。この場合には、無停電電源装置10のスイッチ14がオフ状態に設定されるとともに、無停電電源装置20のスイッチ24がオン状態に設定される。無停電電源装置10に異常が生じた場合には、無停電電源装置20が負荷5に電力を供給する。したがって負荷5への電力の供給を継続できる。
なお、上記の説明においては、最初に無停電電源装置10が負荷5に電力を供給する。しかし、最初に無停電電源装置20が負荷5に電力を供給してもよい。このような構成によれば、無停電電源装置20の異常時に、無停電電源装置20に代えて無停電電源装置10が負荷5に電力を供給する。
[実施の形態2]
図5は、本発明の第2の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。図1および図5を参照して、電源システム102は、直流変換回路18,28が省略されている点において電源システム101と異なる。インバータ回路12に入力される直流電力の電圧は、直流電源17の電圧と略同じである。同様にインバータ回路22に入力される直流電力の電圧は、直流電源27の電圧と略同じである。したがって直流変換回路18,28を省略することができる。
なお、電源システム102の他の部分の構成は、電源システム101の対応する部分の構成と同様であるので以後の説明は繰り返さない。第2の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果と同様の効果を得ることができる。
[実施の形態3]
図6は、本発明の第3の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。図1および図6を参照して、電源システム103は、無停電電源装置10,20が交流電源1に共通に接続される点において電源システム101と異なる。第3の実施の形態によれば、第1の実施の形態による効果と同様の効果を得ることができる。
なお、インバータ回路12に入力される直流電力の電圧が直流電源17の電圧と略同じである場合には、無停電電源装置10から直流変換回路18を省略してもよい。同じく、インバータ回路22に入力される直流電力の電圧が直流電源27の電圧と略同じである場合には、無停電電源装置20から直流変換回路28を省略してもよい。
[実施の形態4]
図7は、本発明の第4の実施の形態に係る電源システムの構成を示したブロック図である。図7を参照して、電源システム104は、3以上の無停電電源装置を備える。各々の無停電電源装置の構成は、図1または図5に示された構成と同様である。無停電電源装置10,20,・・・,Nは、共通の交流電源に接続されてもよい。あるいは、無停電電源装置10,20,・・・,Nは、個別の交流電源に接続されてもよい。
無停電電源装置10,20,・・・,Nの中から1つの無停電電源装置が選択される。その選択された無停電電源装置のスイッチがオン状態に設定される。残りの無停電電源装置は、各無停電電源装置の制御回路によって非稼働状態に設定される。具体的にはスイッチがオフ状態に設定される。
1つの実施形態において、電源システム104は以下のように動作する。複数の無停電電源装置には稼働に関する順序が予め割り当てられる。制御回路は、その順序にしたがって、対応の無停電電源装置を非稼働状態から、待機状態、稼働状態へと移行させる。「非稼動状態」とは、たとえば無停電電源装置に電源が投入されていない状態である。
たとえば電源システム104が起動すると、無停電電源装置10の制御回路がスイッチをオン状態に設定する。無停電電源装置20は待機状態にある。無停電電源装置10,20以外の無停電電源装置は制御回路によって非稼動状態に設定される。
無停電電源装置10の異常によって、無停電電源装置10のスイッチがオフされるとともに無停電電源装置20のスイッチがオンされる。無停電電源装置20のスイッチがオンすることによって、次の無停電電源装置(たとえば無停電電源装置N)が選択される。選択された無停電電源装置の制御回路は、その無停電電源装置を待機状態に設定する。なお、上記の制御は一例であって、無停電電源装置10が稼働状態であるときに、残りの無停電電源装置がすべて待機状態であってもよい。
第1の実施の形態によって説明されるように、横流電流を抑制するための制御を実行するためには、無停電電源装置ごとに電流センサが必要である。無停電電源装置の数が増えるに従って電流センサの数も増える。第4の実施の形態によれば、横流電流を抑制するための制御が不要となる。したがって、第4の実施の形態によれば、複数の無停電電源装置を並列運転する場合に比べて、電源システムのコストを顕著に低減することができるととともに、電源システムの制御を顕著に簡略化できる。
今回開示された実施の形態はすべての点で例示であって制限的なものではないと考えられるべきである。本発明の範囲は、上記した実施の形態の説明ではなくて請求の範囲によって示され、請求の範囲と均等の意味および範囲内でのすべての変更が含まれることが意図される。
1,2 交流電源、3,4,16,26 電流センサ、5 負荷、7 横流電流、10,20,10A,20A,N 無停電電源装置、11,21 コンバータ回路、12,12A,22,22A インバータ回路、13,23 コンデンサ、14,24 スイッチ、15,25 電圧センサ、17,27 直流電源、18,28 直流変換回路、19,19A,29,29A 制御回路、101,101A,102,103,104 電源システム。

Claims (3)

  1. 負荷(5)に対して並列に設けられた複数の無停電電源装置(10,20,N)を備え、
    前記複数の無停電電源装置(10,20,N)の各々は、
    前記負荷(5)に電力を供給するように構成されるとともに、前記負荷(5)の容量よりも大きな容量を有する電力供給部(12,22)と、
    前記電力供給部(12,22)と前記負荷(5)との間に設けられたスイッチ(14,24)とを含み、
    前記複数の無停電電源装置(10,20,N)の中から第1の電源装置(10)を選択して、前記第1の電源装置(10)の前記スイッチ(14)をオン状態に設定する制御部(19,29)をさらに備え、
    前記負荷(5)は、交流負荷であり、
    前記電力供給部(12,22)は、直流電力を交流電力に変換するインバータ回路であって、
    前記複数の無停電電源装置の各々は、
    前記インバータ回路の出力電圧を検出する電圧センサ(15,25)と、
    前記インバータ回路の出力電流を検出する電流センサ(16,26)とを含み、
    前記制御部(19,29)は、前記第1の電源装置(10)の前記電圧センサ(15)の検出電圧値および前記第1の電源装置(10)の前記電流センサ(16)の検出電流値に基づいて、前記第1の電源装置(10)の前記インバータ回路(12)を制御し、前記検出電圧値および前記検出電流値のうちの少なくとも一方に異常が発生した場合には、前記第1の電源装置(10)の前記スイッチ(14)をオフ状態に設定するとともに、前記複数の無停電電源装置(10,20,N)のうちの第2の電源装置(20)の前記スイッチ(24)をオン状態に設定し、
    前記複数の無停電電源装置の前記制御部同士は相互に通信して、前記スイッチの状態に関する情報を、前記制御部同士で共有する、電源システム。
  2. 前記複数の無停電電源装置(10,20,N)の各々は、
    交流電源からの交流電力を前記直流電力に変換して、前記インバータ回路に前記直流電力を供給するコンバータ回路(11,21)をさらに含み、
    前記制御部(19,29)は、前記第1の電源装置(10)の前記コンバータ回路(11,21)および前記インバータ回路のうちの少なくとも一方に異常が生じたことを検出した場合に、前記複数の無停電電源装置(10,20,N)のうちの前記第2の電源装置(20)を選択する、請求項1に記載の電源システム。
  3. 前記複数の無停電電源装置(10,20,N)は、第3の電源装置(N)をさらに含み、
    前記制御部(19,29)は、前記第1の電源装置(10)の稼働時において前記第3の電源装置(N)を非稼動状態に設定し、前記第2の電源装置(20)の稼働時において、前記第3の電源装置(N)を待機状態に設定する、請求項2に記載の電源システム。
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