JP6589491B2 - 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム - Google Patents

電源装置、電源制御方法、および制御プログラム Download PDF

Info

Publication number
JP6589491B2
JP6589491B2 JP2015183040A JP2015183040A JP6589491B2 JP 6589491 B2 JP6589491 B2 JP 6589491B2 JP 2015183040 A JP2015183040 A JP 2015183040A JP 2015183040 A JP2015183040 A JP 2015183040A JP 6589491 B2 JP6589491 B2 JP 6589491B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
power
power supply
external
supplied
terminal
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Active
Application number
JP2015183040A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2017060296A (ja
Inventor
晋 齋藤
晋 齋藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
NEC Corp
Original Assignee
NEC Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by NEC Corp filed Critical NEC Corp
Priority to JP2015183040A priority Critical patent/JP6589491B2/ja
Publication of JP2017060296A publication Critical patent/JP2017060296A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP6589491B2 publication Critical patent/JP6589491B2/ja
Active legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Rectifiers (AREA)
  • Inverter Devices (AREA)
  • Stand-By Power Supply Arrangements (AREA)

Description

本発明は、電源装置、電源制御方法、および制御プログラムに関するものである。
サーバ装置等に使用される電源は、通常、UPS(Uninterruptible Power Supply;無停電電源装置)の機能を有すると共に、冗長化構成となっている。ここで、UPSの機能とは、停電時に電源が動作を停止してもバッテリ(battery;電池)から電源を供給する機能である。また、冗長化構成とは、複数の電源を並列に接続することにより、1台の電源が故障しても電力を継続して供給する構成である。
ここで、特許文献1の図4には、一般的なUPSの例が示されている。更に、特許文献2の段落0002には、直流電源の冗長化構成について示されている。そこで、この一般的なUPSと、直流電源の冗長化構成とを組み合わせて、図2の様な構成例が考えられる。
図2において、UPS10のAC(Alternating Current;交流)入力端11に商用電源の電力が供給されている通常時には、切換スイッチ15はAC入力端11とAC出力端16を接続している。そして、UPS10は切換スイッチ15を介して、AC出力端16にAC入力端11の電力を供給する。また、UPS10は通常時には充電器12が動作してバッテリ13を充電し、通常時が継続するとバッテリ13は満充電となる。
一方、停電時にAC入力端11に商用電源が供給されなくなると、UPS10はDC(Direct Current;直流)−ACインバータ(Inverter;変換回路)14を動作させて、バッテリ13の出力を交流に変換する。そして、停電時には切換スイッチ15がDC−ACインバータ14の出力とAC出力端16とを接続して、UPS10はAC出力端にDC−ACインバータ14からの電力を供給する。この様にして、停電時にも通常時から継続して電力が供給される。
また、図2に示す電源装置1の構成では、AC出力端16とサーバ装置30の電源の間に、交流を直流に変換する直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)とが並列に接続されている。この構成により、2つの直流電源の内、いずれか一方の直流電源が故障して電力が供給できなくなっても、もう片方の直流電源は継続して稼働するので、サーバ装置が停止することは無い。
この様に、図2に示した構成例の電源装置1は、停電時にもサーバ装置30に対する電源供給は途絶えることは無く、また、通常時に直流電源の1つが故障しても別の直流電源が継続して稼働するので、サーバ装置が停止することは無い。
ここで、サーバ装置の直流電源の電源容量と電源容量に対する使用電力量である負荷率(以下、負荷率)について述べる。
まず、直流電源を冗長化構成とせず、非冗長化構成、即ち1台の直流電源でサーバ装置を稼働する場合について述べる。
通常、サーバ装置の直流電源は、サーバ装置が、ハードディスク、メモリ、増設ボード、増設デバイス、およびCPU(Central Processing Unit;中央演算処理装置)等のオプションを全て実装したフル実装構成にしても正常に動作する電源容量に設計される。このようなフル実装構成の場合は、直流電源の、電源容量に対する負荷率は1より小さく1に近い値となる。
しかし、サーバがフル実装構成ではなく、通常構成の場合は、直流電源の電源容量に対する負荷率は一般的に約1/2で動作するように設計されている。
次に、この様に設計された直流電源を冗長化構成とする。例えば、直流電源を2台並列接続すると、2台の直流電源全体の電源容量は2倍になるので、直流電源全体の負荷率は約1/4になる。
一方、一般的な直流電源は、負荷率が約1/2の時に、交流から直流への変換効率(以下、変換効率)が最も高く、負荷率が約1/2より低下するにつれ変換効率が低下する。従って、前述のように直流電源2台で冗長化構成とした場合のように、直流電源が約1/4の負荷率で動作している状態は、非冗長化構成と比べて変換効率が低い状態で動作している状態である。
その結果、直流電源2台で冗長化構成として直流電源の負荷率が約1/4の場合は、非冗長化構成の場合の直流電源の負荷率が約1/2の場合と比べて、停電時のバッテリ動作時間が短くなってしまう。そこで、図2に示した電源装置1は、停電時に負荷率を最適化することが必要である。
ここで、特許文献2には、冗長化構成の直流電源の負荷率を最適化する方法が開示されている。図3に示される様に、特許文献2に示される電源装置60は、交流を直流に変換する直流電源61が並列に接続された冗長化構成となっている。そして、各直流電源61の出力の合流点に接続された検出手段62が、各直流電源61の最大定格負荷電流値に対する負荷電流の割合である負荷電流率を検知する。尚、負荷電流率は負荷の電圧が一定であれば、前述の負荷率と同じ意味である。
更に、電源装置60の制御手段63は、検出手段62で検知した負荷電流率を基に直流電源61の稼働数を制御して、各直流電源61の入力電力に対する出力電力の割合である効率を、最適化する。
この図3に示される電源装置60の構成を、前述の図2におけるUPS10のAC出力端16とサーバ装置30の電源の間に適用することで、図8に示される構成の電源装置1を考えることが出来る。そして、図8に示される電源装置1は、負荷率を最適化して変換効率を高くすることが可能である。
特開2008−228517号公報 国際公開第2013/046894号
ところが、図8に示される電源装置1の場合、常に直流電源の稼働数を制御するための制御手段63が動作している。そのため、停電時にも制御手段63が電力を消費するので、停電時に電源装置1がバッテリ動作となった時の、バッテリ使用時間が短くなる原因となる。従って、図8に示される電源装置1のように、停電時にも制御手段63が動作している構成は、無停電の通常時には適しているが、停電時に用いる電源装置の構成としては不適切である。
本発明の電源装置は、停電時のバッテリ動作時のバッテリ使用時間を長くすることを目的とする。
本発明の電源装置は、外部交流電源から供給される電力を直流に変換して出力する複数の直流電源を備え、前記外部交流電源から電力の供給が無い時は、前記複数の直流電源のうち一部の直流電源が無停電電源装置から供給される交流電力を直流に変換して出力する。
本発明の電源装置は、停電時のバッテリ動作時のバッテリ使用時間を長くすることが可能となる。
第1の実施形態の構成例を示す図である。 関連技術の構成例を示す図である。 関連技術の構成例を示す図である。 第2の実施形態の構成例を示す図である。 第3の実施形態の構成例を示す図である。 第3の実施形態の変形例を示す図である。 第4の実施形態の構成例を示す図である。 関連技術の構成例を示す図である。
[第1の実施形態]
次に、本発明の実施の形態について図面を参照して詳細に説明する。
[構成の説明]
図1に第1の実施形態の構成を示す。
本実施形態の電源装置1は、UPS10、直流電源1(符号20)、直流電源2(符号21)、サーバ装置30を備える。更に、電源装置1はリレーを備え、このリレーは接点41とコイル42を有する。
そして、UPS10はAC(交流)入力端11、AC出力端16、およびコイル出力端17の各端子を備える。
更に、UPS10は、充電器12、バッテリ13、DC−ACインバータ14、および切換スイッチ15によって構成される。
(UPSの構成要素の接続)
そして、AC入力端11は通常、商用電源に接続される。
また、充電器12の入力は、AC入力端11に接続される。更に、バッテリ13の正極は充電器12の出力に接続され、DC−ACインバータの入力は充電器12の出力に接続される。
そして、UPS10のAC出力端16に切換スイッチ15が接続され、この切換スイッチ15は、DC−ACインバータ14の出力とAC出力端16との導通か、またはAC入力端11とAC出力端16との導通かを切換える。また、コイル出力端17は、DC−ACインバータ14の出力に接続される。
(UPSの構成要素の説明)
また、充電器12は交流を直流に変換してバッテリ13を充電する充電回路である。更に、DC−ACインバータ14は停電によりバッテリ13で電力を供給する際に、バッテリ13の直流出力を交流に変換する変換回路である。そして、DC−ACインバータ14の出力は、停電時に商用電源の代用に供される。
この、DC−ACインバータ14は、停電していない通常時は動作せず、停電によってAC入力端11からの電力供給の停止を検知すると動作する。この動作の制御は、図示せぬリレー(relay;継電器)を使用して実現可能である。即ち、通常時はAC入力端11からの電力によってリレーのコイルが通電してリレーが遮断し、DC−ACインバータ14の電源を遮断して、DC−ACインバータ14は動作しない様にする。そして、停電時にリレーのコイルの通電が無くなり、リレーが導通することでDC−ACインバータ14の電源を通電して、バッテリ13からの電力でDC−ACインバータ14が動作するように構成することが可能である。
次に、切換スイッチ15は、停電していない通常時にはAC入力端11とAC出力端16を接続し、停電によってAC入力端11からの電力供給の停止を検知すると、DC−ACインバータ14の出力端とAC出力端16の接続に切換える切換スイッチである。
この切換スイッチ15の切換動作の制御は、図示せぬリレーを使用して実現可能である。即ち、通常時はAC入力端11から供給される電力によってリレーのコイルが通電することで、AC入力端11とAC出力端16が接続するようにする。そして、停電時にはリレーのコイルの通電が無くなることで、DC−ACインバータ14の出力とAC出力端16の接続に切換わる様に構成することが可能である。
(UPSの出力から先の構成)
続いて、直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)は、UPS16のAC出力端16に出力される交流を、サーバ装置30が動作する直流に変換する電源回路である。この直流電源1(符号20)の入力はAC出力端16に接続され、直流電源2(符号21)の入力は、接点41を介してAC出力端16に接続される。
そして、直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)の出力はサーバ装置30の電源に接続される。
また、サーバ装置30は情報処理装置である。
更に、前述の様に接点41はリレーの接点、コイル42はリレーの接点41を動作させるリレーのコイルである。ここで、リレーは、コイル入力が交流の交流リレーである。そして、コイル42は、UPS10のコイル出力端17に接続され、コイル出力端17に電力が供給されるとコイル42は通電する。ここで、コイル42が通電すると接点41は遮断状態となり、コイル42に通電されていないと、接点41は導通状態となる。
[動作の説明]
次に本実施形態の動作について、図1を参照して説明する。
(無停電の通常時)
先ず、停電していない通常時の電源装置1の動作を説明する。
停電していない通常時(以下、通常時)には、UPS10のAC入力端11に商用電源からの電力が供給されている。そして、充電器12はバッテリ13を充電し、通常時が継続するとバッテリは満充電状態になる。また、DC−ACインバータ14は、前述の様に通常時は動作しない。その結果、コイル出力端17にも電力は供給されないので、コイル42は非通電状態となる。コイル42が非通電状態であると、接点41は導通状態となる。
更に、通常時では切換スイッチ15はAC入力端11とAC出力端16を接続するので、AC出力端16にはAC入力端11の電力が出力される。
また、AC出力端16に接続される接点41は、通常時では上記で説明した様に導通状態であるので、直流電源2(符号21)は直流電源1(符号20)と並列接続となる。そして、直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)は共に、UPS10のAC出力端16から交流を入力して直流に変換して出力し、サーバ装置30に電力を供給する。
このようにして、通常時は直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)は、並列接続されているので、片方の直流電源が故障して動作を停止しても、もう片方の直流電源だけでサーバ装置30を動作させることが可能である。また、故障した直流電源を取り替える作業の間も、故障していない直流電源が稼働しているので、サーバ装置30の動作が停止することは無い。
(停電時)
次に、停電時の電源装置1の動作を説明する。
停電時には、UPS10のAC入力端11に商用電源からの電力の供給が無くなる。その結果、切換スイッチ15はAC入力端11とAC出力端16との接続から、DC−ACインバータ14の出力とAC出力端16との接続に切換える。
また、前述の様にDC−ACインバータ14は、停電によってAC入力端11からの電力供給の停止を検知すると動作するので、DC−ACインバータ14は商用電源に代わる交流の電力を、切換スイッチ15を介してAC出力端16に出力する。
更に、DC−ACインバータ14が動作することで、コイル出力端17にコイル42を動作させる電力が出力され、コイル42が通電状態となる。コイル42が通電状態であると、接点41は遮断状態となる。
また、AC出力端16から出力される電力は、接点41が遮断状態であるので直流電源2(符号21)には供給されず、直流電源1(符号20)だけに供給される。そのため、直流電源2(符号21)は動作せず、直流電源1(符号20)だけが動作する。そして、直流電源1(符号20)はAC出力端16から交流を入力して直流に変換して出力し、サーバ装置30に電力を供給する。
このようにして、停電時は直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)の内、直流電源1(符号20)だけが動作する。
以上の様に、本実施形態の電源装置1は、通常時には直流電源1(符号20)と直流電源2(符号21)の2台が動作するので、通常時の直流電源の負荷率は先に説明した様に約1/4である。しかし、電源装置1は、停電時には直流電源1(符号20)の1台だけが動作するので、直流電源の負荷率が1/2に近づく。このため、電源装置1は通常時と比べて停電時に、直流電源の変換効率が高くなる。その結果、本実施形態の電源装置1は、図2に示した関連技術の電源装置1と比べて、停電時におけるバッテリ13の使用時間を長くすることが可能である。
更に、本実施形態の電源装置1は、図8に示される電源装置1の様に制御手段を必要としないので、停電時に制御手段による電力消費が無い。そのため、本実施形態の電源装置1は図8に示される電源装置1と比べて、特に停電時におけるバッテリ13の使用時間を長くすることが可能である。
[第2の実施形態]
次に第2の実施形態について、図を参照して説明する。
第1の実施形態で示した電源装置1は、停電時には直流電源が1台になるため、停電時に直流電源が故障した際の電源の補償が無い。
そこで、本実施形態では、通常時の直流電源の稼働台数を3台として、停電時には直流電源の稼働台数を2台にすることで冗長化構成を維持する、そして、停電時には直流電源の稼働台数を通常時より減らすことにより、直流電源の負荷率を通常時より高くする。その結果、停電時に直流電源の稼働台数を減らさない場合と比べて、バッテリの動作時間が長くなる。
[構成の説明]
図4は本実施形態の構成例を示す図である。
本実施形態の電源装置1は、直流電源1(符号20)、直流電源2(符号22)、および直流電源3(符号23)を備える。そして、直流電源1(符号20)と直流電源2(符号22)の交流入力はUPS10のAC出力端16に接続され、直流電源3(符号23)の交流入力は接点41を介してUPS10のAC出力端16に接続されている。更に、直流電源1(符号20)、直流電源2(符号22)、および直流電源3(符号23)の直流出力は、共にサーバ装置30の電源に接続される。
UPS10の内部構成、接点41、コイル42、およびサーバ装置30の構成については、第1の実施形態で説明した通りである。
[動作の説明]
次に、本実施形態の動作について説明する。
図4に示される直流電源1(符号20)、直流電源2(符号22)、および直流電源3(符号23)は、冗長化構成とせずいずれか1台であってもサーバ装置30を約1/2の負荷率で稼働する様に設計されている。
そして、無停電の通常時には3台の直流電源が稼働して、停電時にその内2台の直流電源が稼働する。この場合、直流電源の負荷率は通常時には約1/6であるが、停電時には約1/4になる。
このように、本実施形態の電源装置1の停電時における直流電源の負荷率は、第1の実施形態の電源装置1の停電時における直流電源の負荷率である約1/2と比べると小さくなる。従って、本実施形態の電源装置1の停電時における直流電源の変換効率は、第1の実施形態の電源装置1の停電時における変換効率より低い。
そのため、本実施形態の電源装置1は、第1の実施形態の電源装置1と比べて停電時におけるバッテリ13の使用時間は短い。しかし、関連技術を示す図2の構成の変形として、単に3台の直流電源を並列接続した場合の電源装置は、停電時であっても通常時と同じく負荷率は約1/6である。
従って、本実施形態の電源装置1の停電時におけるバッテリの使用時間は、第1の実施形態に示す電源装置1の停電時におけるバッテリの使用時間より短いが、停電時にも直流電源の稼働台数が変わらない電源装置の停電時のバッテリ使用時間より長い。
そして、本実施形態の電源装置1は、停電時において1台の直流電源が故障しても、もう1台の直流電源が稼働しているので、停電時における直流電源の故障に対する動作の安定性は、第1の実施形態の電源装置1よりはるかに高い。
以上の様に、第1の実施形態の電源装置1は停電時に冗長化構成を実現できなかったが、本実施形態の電源装置1は停電時においても冗長化構成を維持することが出来る。加えて、本実施形態の電源装置1は、停電時にも通常時と直流電源の稼働台数が変わらない電源装置と比べて、バッテリ使用時間を長くすることが出来る。
[第3の実施形態]
次に第3の実施形態について、図を参照して説明する。
本実施形態の構成例を図5に示す。
第3の実施形態の電源装置1の直流電源は3台であった。本実施形態の構成では、第2の実施形態の構成を、より一般化して、通常時の直流電源の稼働台数を(n+x)台、停電時には直流電源の稼働台数をn台に減らす構成としている。
尚、図5において、UPS10は第1の実施形態のUPS10と同じであるので、内部の構成は省略されている。
図5に示す電源装置1の構成によると、通常時は(n+x)台の直流電源が稼働し、停電時はn台の直流電源が稼働する。従って、通常時より停電時の方が直流電源の稼働台数が少なくなり、通常時より停電時の方が直流電源の負荷率が高くなる。
前述の様に、直流電源は1台で稼働する場合に負荷率が約1/2に設計されていて、負荷率が1/2より低下すると直流電源の変換効率が低下する。従って、複数の直流電源によって冗長化構成になっている場合、直流電源の台数が多いほど負荷率は低下し、直流電源の稼働台数が少ない方が負荷率は1/2に近づくので変換効率が高くなる。
そして、先に説明した様に本実施形態の電源装置1は、通常時に比べて停電時の直流電源の負荷率が高いので、通常時に比べて停電時の変換効率は高くなる。
その結果、停電時に通常時の稼働台数のままの直流電源をバッテリで駆動する電源装置と比べて、本実施形態の電源装置1は停電時のバッテリの動作時間を長くすることが出来る。更に、停電時にn台の直流電源が稼働しているので、冗長化構成も維持される。
[第4の実施形態]
次に第4の実施形態について、図7を参照して説明する。
本実施形態の電源装置50は、外部交流電源から供給される電力を直流に変換して出力する複数の直流電源である、直流電源53と直流電源54とを備える。そして、前記外部交流電源から電力の供給が無い時は、前記複数の直流電源(直流電源53および直流電源54)のうち一部の直流電源である直流電源53が無停電電源装置から供給される交流電力を直流に変換して出力する。
以上の様にして、本実施形態の電源装置50は、図2に示した関連技術の電源装置1と比べて、停電時における無停電電源装置の電池の使用時間を長くすることが可能である。
以上、本発明の好適な実施形態を説明したが、上記実施形態に限定されるものではなく、次のように拡張または変形できる。
第3の実施形態で示した電源装置1の構成例は、図6に示す変形例の構成の様に、複数の接点41および複数のコイル42を使用することでも、第3の実施形態で示した電源装置1と同様の効果を得ることが出来る。
尚、本発明は、実施形態の機能を実現する情報処理プログラムが、装置に直接或いは遠隔から供給される場合にも適用可能である。
1 電源装置
10 UPS
11 AC入力端
12 充電器
13 バッテリ
14 DC−ACインバータ
15 切換スイッチ
16 AC出力端
17 コイル出力端
18 制御部
19 検知部
20 直流電源1
21 直流電源2
22 直流電源2
23 直流電源3
30 サーバ装置
41 接点
42 コイル
50 電源装置
53 直流電源
54 直流電源
60 電源装置
61 直流電源
62 検出手段
63 制御手段

Claims (4)

  1. 共通端子に対して並列に接続された複数の直流電源であって、外部交流電源から前記共通端子へ供給される電力を直流に変換して出力する複数の直流電源と、前記複数の直流電源の少なくとも一つと前記共通端子との間の経路に挿入された2端子スイッチであって、前記外部交流電源の供給があると導通し、前記外部交流電源の供給が無いと遮断する2端子スイッチと、前記外部交流電源の供給の有無を検出して、前記2端子スイッチを前記導通或いは前記遮断に制御する手段と、を備え、
    前記外部交流電源から電力の供給が無い時は、前記複数の直流電源のうち一部の直流電源が無停電電源装置から供給される交流電力を直流に変換して出力することを特徴とする電源装置。
  2. 電池と、
    前記電池の出力を交流に変換して出力する直流交流変換器と、
    外部交流電源の供給があると前記外部交流電源と共通端子とを接続して、前記外部交流電源の供給が無いと前記直流交流変換器の出力端と前記共通端子とを接続する切換スイッチと、
    前記共通端子に接続され、前記外部交流電源の供給があると導通し、前記外部交流電源の供給が無いと遮断する2端子スイッチと、
    前記外部交流電源の供給の有無を検出して、前記2端子スイッチを前記導通或いは前記遮断に制御する手段と、
    前記共通端子に入力端が接続されて交流から直流に変換して出力する少なくとも1つの直流電源と、
    前記2端子スイッチの前記共通端子と接続されない端子に入力端が接続され、出力端が前記直流電源の出力端に接続されて交流から直流に変換して出力する、前記直流電源とは異なる少なくとも1つの直流電源とを備えることを特徴とする電源装置。
  3. 共通端子に対して並列に接続された複数の直流電源であって、外部交流電源から前記共通端子へ供給される電力を直流に変換して出力する複数の直流電源と、前記複数の直流電源の少なくとも一つと前記共通端子との間の経路に挿入された2端子スイッチであって、前記外部交流電源の供給があると導通し、前記外部交流電源の供給が無いと遮断する2端子スイッチと、前記外部交流電源の供給の有無を検出して、前記2端子スイッチを前記導通或いは前記遮断に制御する手段と、を備える電源装置のための電源制御方法であり、
    外部交流電源から電力の供給がある時は、交流から直流に変換する複数の直流電源に前記外部交流電源から電力を供給し、
    前記外部交流電源から電力の供給が無い時は、前記複数の直流電源のうち一部の直流電源に無停電電源装置から出力される交流電力を供給することを特徴とする電源制御方法。
  4. 共通端子に対して並列に接続された複数の直流電源であって、外部交流電源から前記共通端子へ供給される電力を直流に変換して出力する複数の直流電源と、前記複数の直流電源の少なくとも一つと前記共通端子との間の経路に挿入された2端子スイッチであって、前記外部交流電源の供給があると導通し、前記外部交流電源の供給が無いと遮断する2端子スイッチと、前記外部交流電源の供給の有無を検出して、前記2端子スイッチを前記導通或いは前記遮断に制御する手段と、を備える電源装置のための制御プログラムであり、
    外部交流電源から電力の供給がある時は、交流から直流に変換する複数の直流電源に前記外部交流電源から電力を供給し、
    前記外部交流電源から電力の供給が無い時は、前記複数の直流電源のうち一部の直流電源に無停電電源装置から出力される交流電力を供給することを特徴とする制御プログラム。
JP2015183040A 2015-09-16 2015-09-16 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム Active JP6589491B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015183040A JP6589491B2 (ja) 2015-09-16 2015-09-16 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2015183040A JP6589491B2 (ja) 2015-09-16 2015-09-16 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2017060296A JP2017060296A (ja) 2017-03-23
JP6589491B2 true JP6589491B2 (ja) 2019-10-16

Family

ID=58390937

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2015183040A Active JP6589491B2 (ja) 2015-09-16 2015-09-16 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP6589491B2 (ja)

Family Cites Families (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS57113634U (ja) * 1981-01-06 1982-07-14
JPS58174953U (ja) * 1982-05-17 1983-11-22 株式会社ユアサコーポレーション インバ−タ装置
JP3169916B2 (ja) * 1998-12-11 2001-05-28 甲府日本電気株式会社 バッテリ電源装置制御システム
JP2000197347A (ja) * 1998-12-25 2000-07-14 Hitachi Ltd 電源装置
JP2009195079A (ja) * 2008-02-18 2009-08-27 Nippon Telegr & Teleph Corp <Ntt> 直流給電システムおよびその制御方法
JP5454011B2 (ja) * 2009-08-28 2014-03-26 富士電機株式会社 無停電電源システム

Also Published As

Publication number Publication date
JP2017060296A (ja) 2017-03-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6190059B2 (ja) 無停電電源装置
US9337689B2 (en) Power supply system and method for controlling the same
WO2011033820A1 (ja) 電力変換システムおよび無停電電源システム
US6608403B2 (en) Power supply system with AC redundant power sources and DC redundant power supplies
WO2015198448A1 (ja) 無停電電源装置
JP6418109B2 (ja) 無停電電源システム
TWI509402B (zh) 電源供應裝置及其電源供應方法
JPWO2014016919A1 (ja) 電源システム
JP4462230B2 (ja) 無停電電源システム
JP5882884B2 (ja) 無停電電源装置
KR101021598B1 (ko) 순간정전 보상장치
JP2006230029A (ja) 無停電電源装置
JP5886732B2 (ja) 電源切換装置
JP2006060963A (ja) 無停電電源システム
JP6589491B2 (ja) 電源装置、電源制御方法、および制御プログラム
JP5444774B2 (ja) 無停電電源システム
JP7278800B2 (ja) 電力供給システム
JP2013090524A (ja) 無停電電源システム
CN109247034B (zh) 系统互连用电力变换系统
JP6668274B2 (ja) 無停電電源システム
KR20210020121A (ko) 전력 공급 시스템
JP2011030324A (ja) 電源装置
JPWO2011033820A1 (ja) 電力変換システムおよび無停電電源システム
JP2019088052A (ja) 無停電電源システム
WO2024002228A1 (zh) 快速自动转换开关装置及其操作方法

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20180809

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20190516

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20190521

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20190719

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20190820

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20190902

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 6589491

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150