JPH1070853A - 無停電電源システム - Google Patents
無停電電源システムInfo
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- JPH1070853A JPH1070853A JP8224691A JP22469196A JPH1070853A JP H1070853 A JPH1070853 A JP H1070853A JP 8224691 A JP8224691 A JP 8224691A JP 22469196 A JP22469196 A JP 22469196A JP H1070853 A JPH1070853 A JP H1070853A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 蓄電池を電力変換器それぞれに有しているた
め、蓄電池の据付スペースが大きくなり、また、システ
ム全体のコストも高くなっていた。 【解決手段】 常用電力変換器を予備電力変換器の蓄電
池を共通にした無停電電源システムにおいて、予備電力
変換器側の蓄電池の電力供給系統に、蓄電池が放電する
極性にダイオードを設けることで、常用電力変換器の異
常時に生じる電流の流入・流出が予備電力変換器には生
じないので、負荷に無瞬断で安定した電力を供給するこ
とができる。
め、蓄電池の据付スペースが大きくなり、また、システ
ム全体のコストも高くなっていた。 【解決手段】 常用電力変換器を予備電力変換器の蓄電
池を共通にした無停電電源システムにおいて、予備電力
変換器側の蓄電池の電力供給系統に、蓄電池が放電する
極性にダイオードを設けることで、常用電力変換器の異
常時に生じる電流の流入・流出が予備電力変換器には生
じないので、負荷に無瞬断で安定した電力を供給するこ
とができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、無停電電源システ
ムに係り、特に負荷への交流電力の給電を停止すること
なく、無停電電源システムを構成する電力変換装置の点
検及び部品の交換が可能な無停電電源システムに関す
る。
ムに係り、特に負荷への交流電力の給電を停止すること
なく、無停電電源システムを構成する電力変換装置の点
検及び部品の交換が可能な無停電電源システムに関す
る。
【0002】
【従来の技術】無停電電源システムは、コンピュータシ
ステムの発展に伴い、そのバックアップシステムとし
て、需要が伸びてきている。無停電電源システムの機
能、動作概要については「UPS導入/活用マニュアル
株式会社オーム社出版(1992年)」などに記載さ
れ公知であるため、ここでは、図6を参照して、無停電
電源システムの点検及び万一の異常発生時の待機冗長シ
ステムについて説明する。
ステムの発展に伴い、そのバックアップシステムとし
て、需要が伸びてきている。無停電電源システムの機
能、動作概要については「UPS導入/活用マニュアル
株式会社オーム社出版(1992年)」などに記載さ
れ公知であるため、ここでは、図6を参照して、無停電
電源システムの点検及び万一の異常発生時の待機冗長シ
ステムについて説明する。
【0003】図6のシステムは、常時負荷給電を行なう
電力変換装置(以下、常用電力変換装置と称す)と、予
備として無負荷運転状態で待機している電力変換装置
(以下、予備電力変換装置と称す)とを電源切換器で切
り換えて無停電で運転を継続させる待機冗長システム
(以下、常用−予備システムと称す)である。
電力変換装置(以下、常用電力変換装置と称す)と、予
備として無負荷運転状態で待機している電力変換装置
(以下、予備電力変換装置と称す)とを電源切換器で切
り換えて無停電で運転を継続させる待機冗長システム
(以下、常用−予備システムと称す)である。
【0004】その構成は、交流電源1に接続された交流
入力遮断器2a,2bと、この交流入力遮断器2a,2
bを介して供給される交流電力を直流電力に順変換する
コンバータ3a,3bと、上記交流電源1の停電時に直
流電力を直流入力遮断器4a,4bを介して供給する蓄
電池5a,5bと、直流電力を交流電力に逆変換するイ
ンバータ6a,6bと、このインバータ6a,6bのい
ずれかの出力を選択して出力する無瞬断切換器7と、無
瞬断切換器7に接続された負荷8とから主回路が構成さ
れる。
入力遮断器2a,2bと、この交流入力遮断器2a,2
bを介して供給される交流電力を直流電力に順変換する
コンバータ3a,3bと、上記交流電源1の停電時に直
流電力を直流入力遮断器4a,4bを介して供給する蓄
電池5a,5bと、直流電力を交流電力に逆変換するイ
ンバータ6a,6bと、このインバータ6a,6bのい
ずれかの出力を選択して出力する無瞬断切換器7と、無
瞬断切換器7に接続された負荷8とから主回路が構成さ
れる。
【0005】更に、上記コンバータ3a,3bの異常を
検出するコンバータ側異常検出器10a,10bと、上
記インバータ6a,6bの異常を検出するインバータ側
異常検出器11a,11bと、上記コンバータ3a,3
bの入力電流及び出力直流電圧を制御するコンバータ制
御回路12a,12bと、上記蓄電池5a,5bを定電
流で充電するために充電電流を検出する電流検出器13
a,13bと、上記コンバータ側異常検出器10a,1
0bとインバータ側異常検出器11a,11bとの論理
和をとり、無瞬断切換器7への切換信号や各遮断器のト
リップ信号やコンバータ3a,3b、インバータ6a,
6bの保護停止信号を送出するオア回路14a,14b
とから制御回路が構成される。
検出するコンバータ側異常検出器10a,10bと、上
記インバータ6a,6bの異常を検出するインバータ側
異常検出器11a,11bと、上記コンバータ3a,3
bの入力電流及び出力直流電圧を制御するコンバータ制
御回路12a,12bと、上記蓄電池5a,5bを定電
流で充電するために充電電流を検出する電流検出器13
a,13bと、上記コンバータ側異常検出器10a,1
0bとインバータ側異常検出器11a,11bとの論理
和をとり、無瞬断切換器7への切換信号や各遮断器のト
リップ信号やコンバータ3a,3b、インバータ6a,
6bの保護停止信号を送出するオア回路14a,14b
とから制御回路が構成される。
【0006】尚、ここで使用した添字a,bはそれぞれ
aは常用電力変換装置20の構成であることを示し、b
は予備電力変換装置21の構成であることを示す。そし
て、上記のように構成された常用−予備システムは、電
力変換装置内部の異常時、例えば常用電力変換装置20
内のインバータ6を構成する部品が故障した場合には、
インバータ側異常検出器11aで異常を検出し、オア回
路14aを介して無瞬断切換器7に切換信号を与えて、
予備電力変換装置21からの電力供給に切り換えて、負
荷へは無停電で電力の供給を継続する。
aは常用電力変換装置20の構成であることを示し、b
は予備電力変換装置21の構成であることを示す。そし
て、上記のように構成された常用−予備システムは、電
力変換装置内部の異常時、例えば常用電力変換装置20
内のインバータ6を構成する部品が故障した場合には、
インバータ側異常検出器11aで異常を検出し、オア回
路14aを介して無瞬断切換器7に切換信号を与えて、
予備電力変換装置21からの電力供給に切り換えて、負
荷へは無停電で電力の供給を継続する。
【0007】また、前述の電力変換装置を構成するコン
バータ3a,3b、インバータ6a,6bは一般的に半
導体を用いたスイッチングデバイスで構成されており、
スイッチングデバイスを冷却する目的で冷却ファン等が
用いられており、また、コンバータ3a,3bの出力及
びインバータ6a,6bの入力には直流電解コンデンサ
が一般的に用いられている。上記冷却ファンは一般的に
数年で点検または交換が必要であり、また、上記直流電
解コンデンサも装置の寿命以内に点検交換が必要な有寿
命部品である。
バータ3a,3b、インバータ6a,6bは一般的に半
導体を用いたスイッチングデバイスで構成されており、
スイッチングデバイスを冷却する目的で冷却ファン等が
用いられており、また、コンバータ3a,3bの出力及
びインバータ6a,6bの入力には直流電解コンデンサ
が一般的に用いられている。上記冷却ファンは一般的に
数年で点検または交換が必要であり、また、上記直流電
解コンデンサも装置の寿命以内に点検交換が必要な有寿
命部品である。
【0008】常用−予備システムは、これら有寿命部品
及びそれ以外の有寿命部品の保守点検及び交換時には無
瞬断切換器7を手動で常用電力変換装置から予備電力変
換装置に切り換えて、負荷へは無停電で電力の供給を継
続する。
及びそれ以外の有寿命部品の保守点検及び交換時には無
瞬断切換器7を手動で常用電力変換装置から予備電力変
換装置に切り換えて、負荷へは無停電で電力の供給を継
続する。
【0009】また、この常用−予備システムは、常用電
力変換装置20に1組の蓄電池5aが接続され、予備電
力変換装置21にも1組の蓄電池5bが接続された個別
蓄電池システムである。蓄電池システムについては前記
「UPS導入/活用マニュアル 株式会社オーム社出版
(1992年)」の第5章5.1[2]蓄電池システム
の考え方に記載されているため、ここでは説明を省略す
る。
力変換装置20に1組の蓄電池5aが接続され、予備電
力変換装置21にも1組の蓄電池5bが接続された個別
蓄電池システムである。蓄電池システムについては前記
「UPS導入/活用マニュアル 株式会社オーム社出版
(1992年)」の第5章5.1[2]蓄電池システム
の考え方に記載されているため、ここでは説明を省略す
る。
【0010】次に、別の常用−予備システムの形態につ
いて図7を参照して説明する。図7の常用−予備システ
ムが、図6の常用−予備システムと異なる点は、蓄電池
を常用電力変換装置20と予備電力変換装置21とで共
通の蓄電池5とし、蓄電池5を各々のコンバータ3a,
3bから均等に充電できるように各コンバータ制御回路
12a,12bを相互接続する並列制御回路15を付加
した点である。
いて図7を参照して説明する。図7の常用−予備システ
ムが、図6の常用−予備システムと異なる点は、蓄電池
を常用電力変換装置20と予備電力変換装置21とで共
通の蓄電池5とし、蓄電池5を各々のコンバータ3a,
3bから均等に充電できるように各コンバータ制御回路
12a,12bを相互接続する並列制御回路15を付加
した点である。
【0011】近年の蓄電池はメンテナンスフリーで寿命
が7〜9年の長寿命蓄電池が開発されており、図7のシ
ステムは図6の如く蓄電池を2組用いなくても良く、蓄
電池の据付スペースを半減できるメリットがある。
が7〜9年の長寿命蓄電池が開発されており、図7のシ
ステムは図6の如く蓄電池を2組用いなくても良く、蓄
電池の据付スペースを半減できるメリットがある。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、図6の
常用−予備システムでは蓄電池が常用電力変換装置と予
備電力変換装置で2組必要となり、据付スペースが大き
くなってしまい、また、システム全体のコストも高くな
ってしまう。
常用−予備システムでは蓄電池が常用電力変換装置と予
備電力変換装置で2組必要となり、据付スペースが大き
くなってしまい、また、システム全体のコストも高くな
ってしまう。
【0013】また、近年の蓄電池はメンテナンスフリー
で長寿命になっているが、万一の異常のことを考慮しな
ければならない。例えば、図7の常用−予備システムに
おいて、蓄電池5を構成する単電池の内部短絡が発生す
ると、それにより蓄電池5の直流電圧及び内部インピー
ダンスが低下する。蓄電池5は常用電力変換装置20と
予備電力変換装置21の直流回路に直流入力遮断器4
a,4bを介して共通に接続されているので、各コンバ
ータ3a,3bから過大な充電電流が蓄電池5に急激に
流れ込む。
で長寿命になっているが、万一の異常のことを考慮しな
ければならない。例えば、図7の常用−予備システムに
おいて、蓄電池5を構成する単電池の内部短絡が発生す
ると、それにより蓄電池5の直流電圧及び内部インピー
ダンスが低下する。蓄電池5は常用電力変換装置20と
予備電力変換装置21の直流回路に直流入力遮断器4
a,4bを介して共通に接続されているので、各コンバ
ータ3a,3bから過大な充電電流が蓄電池5に急激に
流れ込む。
【0014】上記充電電流は、コンバータ制御回路12
a,12bの定電流制御を上まわる速さで増加するの
で、各コンバータ3a,3bは過電流状態になる。これ
により、各コンバータ側異常検出器10a,10bは過
電流を検出し、常用電力変換装置20ではオフ回路14
aを介して、コンバータ3a、インバータ6aの保護停
止信号と送出し、各遮断器のトリップを行ない、更に、
無瞬断切換器7に予備電力変換装置21への電源切換信
号を送出する。
a,12bの定電流制御を上まわる速さで増加するの
で、各コンバータ3a,3bは過電流状態になる。これ
により、各コンバータ側異常検出器10a,10bは過
電流を検出し、常用電力変換装置20ではオフ回路14
aを介して、コンバータ3a、インバータ6aの保護停
止信号と送出し、各遮断器のトリップを行ない、更に、
無瞬断切換器7に予備電力変換装置21への電源切換信
号を送出する。
【0015】ところが、蓄電池5は常用電力変換装置2
0と予備電力変換装置21とに共通に接続されているの
で、予備電力変換装置21でもコンバータ側異常検出器
10bが過電流を検出し、常用電力変換装置20と同様
に保護停止する。
0と予備電力変換装置21とに共通に接続されているの
で、予備電力変換装置21でもコンバータ側異常検出器
10bが過電流を検出し、常用電力変換装置20と同様
に保護停止する。
【0016】よって、常用電力変換装置20から予備電
力変換装置21に無瞬断切換器7で電源切換をしても、
予備電力変換装置21も保護停止しているので、負荷8
への給電がなくなり、負荷8のシステムが停止してしま
う。
力変換装置21に無瞬断切換器7で電源切換をしても、
予備電力変換装置21も保護停止しているので、負荷8
への給電がなくなり、負荷8のシステムが停止してしま
う。
【0017】また、常時負荷給電を行なっている常用電
力変換装置20は装置内部の部品の発熱等で冷却ファン
や直流電解コンデンサ等の有寿命部品の劣化が、無負荷
運転を行なっている予備電力変換装置21より早くな
る。
力変換装置20は装置内部の部品の発熱等で冷却ファン
や直流電解コンデンサ等の有寿命部品の劣化が、無負荷
運転を行なっている予備電力変換装置21より早くな
る。
【0018】そして、万一の異常時、例えば直流電解コ
ンデンサの短絡故障が常時電力変換装置20で発生した
ならば、直流回路が共通なので予備電力変換装置21側
も保護停止してしまい、負荷8への給電がなくなり、負
荷8のシステムが停止してしまう。
ンデンサの短絡故障が常時電力変換装置20で発生した
ならば、直流回路が共通なので予備電力変換装置21側
も保護停止してしまい、負荷8への給電がなくなり、負
荷8のシステムが停止してしまう。
【0019】よって、本発明は、蓄電池の据付スペース
を低減し、蓄電池及び電力変換装置の万一の異常時にお
いても負荷への給電が安定して継続できる無停電電源シ
ステムを提供することを目的とする。
を低減し、蓄電池及び電力変換装置の万一の異常時にお
いても負荷への給電が安定して継続できる無停電電源シ
ステムを提供することを目的とする。
【0020】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1に記載
の無停電電源システムにおいては、通常運転時は電源切
換手段を第1の電力変換手段側に電源切換えして、第1
の電力変換手段から負荷へ電力を供給する。このとき、
第1の電力変換手段の順変換手段は逆変換手段に直流電
力を供給すると共に蓄電池を充電する。また、第2の電
力変換手段は無負荷運転を行い待機状態にある。
の無停電電源システムにおいては、通常運転時は電源切
換手段を第1の電力変換手段側に電源切換えして、第1
の電力変換手段から負荷へ電力を供給する。このとき、
第1の電力変換手段の順変換手段は逆変換手段に直流電
力を供給すると共に蓄電池を充電する。また、第2の電
力変換手段は無負荷運転を行い待機状態にある。
【0021】第1の電力変換手段の異常時又は前記蓄電
池の異常時には、短絡電流の流入や充電電流の流出によ
り第1の電力変換手段の順変換手段が過電流状態にな
る。これに対し、第2の電力変換手段は蓄電池の電力を
供給する給電系統に前記蓄電池が放電する極性に設けら
れたダイオードにより、短絡電流の流入や充電電流の流
出の影響を受けることなく運転を継続することができ
る。よって、このような場合には、電源切換手段を第2
の電力変換手段側に電源切換えして、第2の電力変換手
段から負荷へ電力を供給する。
池の異常時には、短絡電流の流入や充電電流の流出によ
り第1の電力変換手段の順変換手段が過電流状態にな
る。これに対し、第2の電力変換手段は蓄電池の電力を
供給する給電系統に前記蓄電池が放電する極性に設けら
れたダイオードにより、短絡電流の流入や充電電流の流
出の影響を受けることなく運転を継続することができ
る。よって、このような場合には、電源切換手段を第2
の電力変換手段側に電源切換えして、第2の電力変換手
段から負荷へ電力を供給する。
【0022】本発明の請求項2に記載の無停電電源シス
テムにおいては、通常運転時は電源切換手段を複数の第
1の電力変換手段が交流出力遮断手段を介して接続され
た第1の出力母線側に電源切換えして、第1の出力母線
から負荷へ電力を供給する。このとき、各第1の電力変
換手段の順変換手段は逆変換手段に直流電力を供給する
と共にその第1の電力変換手段に接続された蓄電池を充
電する。また、各第2の電力変換手段は無負荷運転を行
い待機状態にある。
テムにおいては、通常運転時は電源切換手段を複数の第
1の電力変換手段が交流出力遮断手段を介して接続され
た第1の出力母線側に電源切換えして、第1の出力母線
から負荷へ電力を供給する。このとき、各第1の電力変
換手段の順変換手段は逆変換手段に直流電力を供給する
と共にその第1の電力変換手段に接続された蓄電池を充
電する。また、各第2の電力変換手段は無負荷運転を行
い待機状態にある。
【0023】いずれかの第1の電力変換手段の異常時又
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。このような場合には、先ずその第1の
電力変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断し、
第1の出力母線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流
以下でなければ電源切換手段を切換えることなく第1の
出力母線から負荷へ電力の供給を継続し、第1の出力母
線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流以下ならば電
源切換手段を第2の出力母線側に電源切換えして、第2
の出力母線から負荷へ電力を供給する。
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。このような場合には、先ずその第1の
電力変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断し、
第1の出力母線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流
以下でなければ電源切換手段を切換えることなく第1の
出力母線から負荷へ電力の供給を継続し、第1の出力母
線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流以下ならば電
源切換手段を第2の出力母線側に電源切換えして、第2
の出力母線から負荷へ電力を供給する。
【0024】本発明の請求項3に記載の無停電電源シス
テムにおいては、通常運転時は第1の電源切換手段を第
2の電力変換手段側に電源切換えして、且つ、各第2の
電源切換手段を第1の電力変換手段側に電源切換えし
て、各第1の電力変換手段からそれぞれ接続された負荷
へ電力を供給する。このとき、各第1の電力変換手段の
順変換手段は逆変換手段に直流電力を供給すると共にそ
の第1の電力変換手段に接続された蓄電池を充電する。
また、第2の電力変換手段は無負荷運転を行い待機状態
にある。
テムにおいては、通常運転時は第1の電源切換手段を第
2の電力変換手段側に電源切換えして、且つ、各第2の
電源切換手段を第1の電力変換手段側に電源切換えし
て、各第1の電力変換手段からそれぞれ接続された負荷
へ電力を供給する。このとき、各第1の電力変換手段の
順変換手段は逆変換手段に直流電力を供給すると共にそ
の第1の電力変換手段に接続された蓄電池を充電する。
また、第2の電力変換手段は無負荷運転を行い待機状態
にある。
【0025】いずれかの第1の電力変換手段の異常時又
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。よって、このような場合には、その電
力変換手段が接続された第2の電源切換手段を第1の電
源切換手段側に電源切換えして、第1の電源切換手段か
ら負荷へ電力を供給する。
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。よって、このような場合には、その電
力変換手段が接続された第2の電源切換手段を第1の電
源切換手段側に電源切換えして、第1の電源切換手段か
ら負荷へ電力を供給する。
【0026】また、第2の電力変換手段の異常時には、
第1の電源切換手段を交流電源側に電源切換えして、交
流電源から直に電力を供給する。本発明の請求項4に記
載の無停電電源システムにおいては、通常運転時は第1
の電源切換手段を第2の電力変換手段側に電源切換えし
て、且つ、第2の電源切換手段を複数の第1の電力変換
手段が交流出力遮断手段を介して接続された第1の出力
母線側に電源切換えして、第1の出力母線から負荷へ電
力を供給する。このとき、各第1の電力変換手段の順変
換手段は逆変換手段に直流電力を供給すると共にその第
1の電力変換手段に接続された蓄電池を充電する。ま
た、第2の電力変換手段は無負荷運転を行い待機状態に
ある。
第1の電源切換手段を交流電源側に電源切換えして、交
流電源から直に電力を供給する。本発明の請求項4に記
載の無停電電源システムにおいては、通常運転時は第1
の電源切換手段を第2の電力変換手段側に電源切換えし
て、且つ、第2の電源切換手段を複数の第1の電力変換
手段が交流出力遮断手段を介して接続された第1の出力
母線側に電源切換えして、第1の出力母線から負荷へ電
力を供給する。このとき、各第1の電力変換手段の順変
換手段は逆変換手段に直流電力を供給すると共にその第
1の電力変換手段に接続された蓄電池を充電する。ま
た、第2の電力変換手段は無負荷運転を行い待機状態に
ある。
【0027】いずれかの第1の電力変換手段の異常時又
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。このような場合には、先ずその第1の
電力変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断し、
第1の出力母線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流
以下でなければ電源切換手段を切換えることなく第1の
出力母線から負荷へ電力の供給を継続し、第1の出力母
線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流以下ならば電
源切換手段を第1の電源切換手段側に電源切換えして、
第1の電源切換手段から負荷へ電力を供給する。
はその第1の電力変換手段に接続された蓄電池の異常時
には、短絡電流の流入や充電電流の流出によりその第1
の電力変換手段の順変換手段が過電流状態になる。これ
に対し、同一の蓄電池を共有する第2の電力変換手段は
蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池が放電す
る極性に設けられたダイオードにより、短絡電流の流入
や充電電流の流出の影響を受けることなく運転を継続す
ることができる。このような場合には、先ずその第1の
電力変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断し、
第1の出力母線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流
以下でなければ電源切換手段を切換えることなく第1の
出力母線から負荷へ電力の供給を継続し、第1の出力母
線の出力電流が負荷が必要とする負荷電流以下ならば電
源切換手段を第1の電源切換手段側に電源切換えして、
第1の電源切換手段から負荷へ電力を供給する。
【0028】また、第2の電力変換手段の異常時には、
第1の電源切換手段を交流電源側に電源切換えして、交
流電源から直に電力を供給する。本発明の請求項5に記
載の無停電電源システムにおいては、ダイオードに並列
接続した電磁接触手段をダイオードが導通する際に閉じ
ることにより、ダイオードに流れる電流を分流してダイ
オードの発熱を抑えることができる。
第1の電源切換手段を交流電源側に電源切換えして、交
流電源から直に電力を供給する。本発明の請求項5に記
載の無停電電源システムにおいては、ダイオードに並列
接続した電磁接触手段をダイオードが導通する際に閉じ
ることにより、ダイオードに流れる電流を分流してダイ
オードの発熱を抑えることができる。
【0029】本発明の請求項6に記載の無停電電源シス
テムにおいては、ダイオードに並列接続した電磁接触手
段を第1の電力変換手段が異常により停止した際に閉じ
ることにより、第2の電力変換手段の順変換手段により
蓄電池を充電することができる。
テムにおいては、ダイオードに並列接続した電磁接触手
段を第1の電力変換手段が異常により停止した際に閉じ
ることにより、第2の電力変換手段の順変換手段により
蓄電池を充電することができる。
【0030】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態
の常用−予備システムのブロック図である。尚、従来を
同一要素には同一符号を付し、説明を省略する。
て図面を参照して説明する。図1は、第1の実施の形態
の常用−予備システムのブロック図である。尚、従来を
同一要素には同一符号を付し、説明を省略する。
【0031】図1の常用−予備システムが、図7の常用
−予備システムと相違する点は、予備電力変換装置21
の直流入力遮断器4bの2次側に蓄電池5が放電する極
性にダイオード101を設け、オア回路14a,14b
の代わりに各コンバータ側異常検出器10a,10bと
インバータ側異常検出器11a,11bの出力を入力し
て各種保護信号を送出する異常判別回路201a,20
1bが設けられ、予備電力変換装置21側の電流検出器
13bと並列制御回路15とが削除された構成になって
いる。
−予備システムと相違する点は、予備電力変換装置21
の直流入力遮断器4bの2次側に蓄電池5が放電する極
性にダイオード101を設け、オア回路14a,14b
の代わりに各コンバータ側異常検出器10a,10bと
インバータ側異常検出器11a,11bの出力を入力し
て各種保護信号を送出する異常判別回路201a,20
1bが設けられ、予備電力変換装置21側の電流検出器
13bと並列制御回路15とが削除された構成になって
いる。
【0032】ここで、その動作について説明する。例え
ば、蓄電池5を構成する単電池の内部短絡が発生する
と、それにより蓄電池5の直流電圧が低下及び内部イン
ピーダンスが低下する。
ば、蓄電池5を構成する単電池の内部短絡が発生する
と、それにより蓄電池5の直流電圧が低下及び内部イン
ピーダンスが低下する。
【0033】蓄電池5は常用電力変換装置20の直流回
路に直流入力遮断器4aを介して接続されているので、
コンバータ3aから過大の充電電流が蓄電池5に急激に
流れる。一方、予備電力変換装置21の直流回路には直
流入力遮断器4bを介して蓄電池5が放電する極性にダ
イオード101が設けられているので、コンバータ3b
から蓄電池5に過電流が流出することはない。その結
果、予備電力変換装置21は、通常の運転を継続する。
路に直流入力遮断器4aを介して接続されているので、
コンバータ3aから過大の充電電流が蓄電池5に急激に
流れる。一方、予備電力変換装置21の直流回路には直
流入力遮断器4bを介して蓄電池5が放電する極性にダ
イオード101が設けられているので、コンバータ3b
から蓄電池5に過電流が流出することはない。その結
果、予備電力変換装置21は、通常の運転を継続する。
【0034】上記過大な充電電流により、常用電力変換
装置20のコンバータ3aは過電流状態になり、過電流
が所定レベルの達するとコンバータ側異常検出器10a
は、過電流検出信号を出力する。この時、常用電力変換
装置20の異常判別回路201aは、コンバータ側異常
検出回路10aの検出信号とインバータ側異常検出回路
11aの検出信号とを基に異常部位を瞬時に判別する。
つまり、インバータ6aは正常で、コンバータ3aは入
力電圧は正常で充電電流と入力電流が過大であるので、
蓄電池5又はコンバータ3aの異常と1次判別する。
装置20のコンバータ3aは過電流状態になり、過電流
が所定レベルの達するとコンバータ側異常検出器10a
は、過電流検出信号を出力する。この時、常用電力変換
装置20の異常判別回路201aは、コンバータ側異常
検出回路10aの検出信号とインバータ側異常検出回路
11aの検出信号とを基に異常部位を瞬時に判別する。
つまり、インバータ6aは正常で、コンバータ3aは入
力電圧は正常で充電電流と入力電流が過大であるので、
蓄電池5又はコンバータ3aの異常と1次判別する。
【0035】これにより、異常判別回路201aは、負
荷8へ安定した電力を供給するために無瞬断切換器7
に、予備電力変換装置21からの給電に切り換えるよう
に電源切換信号を出力し、同時に直流入力遮断器4aに
トリップ信号を出力する。
荷8へ安定した電力を供給するために無瞬断切換器7
に、予備電力変換装置21からの給電に切り換えるよう
に電源切換信号を出力し、同時に直流入力遮断器4aに
トリップ信号を出力する。
【0036】この一連の動作により、負荷8への給電は
予備電力変換装置21からの給電に無瞬断に切り換えら
れ、常用電力変換装置20は、蓄電池5と負荷8とから
切り離され、無負荷運転状態になる。この時、異常判別
回路201aは、コンバータ側異常検出回路10aの検
出信号により、コンバータ3aは正常であったことを判
別し、蓄電池5の異常であると2次判別した結果を図示
しない表示回路、例えば液晶表示器等で表示する。
予備電力変換装置21からの給電に無瞬断に切り換えら
れ、常用電力変換装置20は、蓄電池5と負荷8とから
切り離され、無負荷運転状態になる。この時、異常判別
回路201aは、コンバータ側異常検出回路10aの検
出信号により、コンバータ3aは正常であったことを判
別し、蓄電池5の異常であると2次判別した結果を図示
しない表示回路、例えば液晶表示器等で表示する。
【0037】次に、常用電力変換装置20が負荷8に給
電していて、予備電力変換装置21が無負荷で待機運転
している際に、常用電力変換装置20内のコンバータ3
aを構成する部品の異常、例えば直流電解コンデンサの
短絡が発生したとする。
電していて、予備電力変換装置21が無負荷で待機運転
している際に、常用電力変換装置20内のコンバータ3
aを構成する部品の異常、例えば直流電解コンデンサの
短絡が発生したとする。
【0038】この場合、コンバータ3aの異常により、
蓄電池5からの過大な放電電流と交流電源1からの過大
な電流がコンバータ3aの直流電解コンデンサの短絡点
に流れる。しかし、予備電力変換装置21の直流回路に
はダイオード101が設けられているので、予備電力変
換装置21のコンバータ3bから常用電力変換装置20
の直流電解コンデンサの短絡点に過電流が流出すること
はない。その結果、予備電力変換装置21は、通常の運
転を継続する。
蓄電池5からの過大な放電電流と交流電源1からの過大
な電流がコンバータ3aの直流電解コンデンサの短絡点
に流れる。しかし、予備電力変換装置21の直流回路に
はダイオード101が設けられているので、予備電力変
換装置21のコンバータ3bから常用電力変換装置20
の直流電解コンデンサの短絡点に過電流が流出すること
はない。その結果、予備電力変換装置21は、通常の運
転を継続する。
【0039】上記短絡電流により、常用電力変換装置2
0のコンバータ3aは過電流状態になり、過電流が所定
レベルの達するとコンバータ側異常検出器10aは、過
電流検出信号を出力する。この時、常用電力変換装置2
0の異常判別回路201aは、コンバータ側異常検出回
路10aの検出信号とインバータ側異常検出回路11a
の検出信号とを基に異常部位を瞬時に判別する。つま
り、インバータ6aは正常で、コンバータ3aは入力電
圧は正常で充電電流と入力電流が過大であるので、蓄電
池5又はコンバータ3aの異常と1次判別する。
0のコンバータ3aは過電流状態になり、過電流が所定
レベルの達するとコンバータ側異常検出器10aは、過
電流検出信号を出力する。この時、常用電力変換装置2
0の異常判別回路201aは、コンバータ側異常検出回
路10aの検出信号とインバータ側異常検出回路11a
の検出信号とを基に異常部位を瞬時に判別する。つま
り、インバータ6aは正常で、コンバータ3aは入力電
圧は正常で充電電流と入力電流が過大であるので、蓄電
池5又はコンバータ3aの異常と1次判別する。
【0040】これにより、異常判別回路201aは、負
荷8へ安定した電力を供給するために無瞬断切換器7
に、予備電力変換装置21からの給電に切り換えるよう
に電源切換信号を出力し、同時に直流入力遮断器4aに
トリップ信号を出力する。
荷8へ安定した電力を供給するために無瞬断切換器7
に、予備電力変換装置21からの給電に切り換えるよう
に電源切換信号を出力し、同時に直流入力遮断器4aに
トリップ信号を出力する。
【0041】更に、コンバータ3aの過電流状態が継続
しているので異常判別回路201aは、交流入力遮断器
2aをトリップさせると共に、コンバータ3a及びイン
バータ6aを保護停止させる。
しているので異常判別回路201aは、交流入力遮断器
2aをトリップさせると共に、コンバータ3a及びイン
バータ6aを保護停止させる。
【0042】この一連の動作が瞬時の間に行われて、異
常判別回路201aは、蓄電池5は正常であったと判別
し、コンバータ3aの異常であると2次判別した結果を
表示する。
常判別回路201aは、蓄電池5は正常であったと判別
し、コンバータ3aの異常であると2次判別した結果を
表示する。
【0043】以上説明したように、第1の実施の形態で
は、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時にも負荷に
無停電で安定した電力を供給することができる。次に第
2の実施の形態について説明する。
は、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時にも負荷に
無停電で安定した電力を供給することができる。次に第
2の実施の形態について説明する。
【0044】図2は本発明の第2の実施の形態の概略図
であり、交流電源1と、2台の常用電力変換装置20
a,20bと、2台の予備電力変換装置21a,21b
と、常用電力変換装置20aと予備電力変換装置21a
とで共通の蓄電池5aと、常用電力変換装置20bと予
備電力変換装置21bとで共通の蓄電池5bと、予備電
力変換装置21a,21bの直流入力遮断器の2次側に
蓄電池5a,5bが放電する極性に設けられたダイオー
ド101a,101bと、常用電力変換装置20a,2
0bとが交流出力遮断器9a,9bを介して並列に接続
された第1の出力母線と予備電力変換装置21a,21
bとが交流出力遮断器9c,9dを介して並列に接続さ
れた第2の出力母線とを選択して出力する無瞬断切換器
7と、負荷8とから構成される。尚、各構成要素は第1
の実施の形態と同様の構成となっている。
であり、交流電源1と、2台の常用電力変換装置20
a,20bと、2台の予備電力変換装置21a,21b
と、常用電力変換装置20aと予備電力変換装置21a
とで共通の蓄電池5aと、常用電力変換装置20bと予
備電力変換装置21bとで共通の蓄電池5bと、予備電
力変換装置21a,21bの直流入力遮断器の2次側に
蓄電池5a,5bが放電する極性に設けられたダイオー
ド101a,101bと、常用電力変換装置20a,2
0bとが交流出力遮断器9a,9bを介して並列に接続
された第1の出力母線と予備電力変換装置21a,21
bとが交流出力遮断器9c,9dを介して並列に接続さ
れた第2の出力母線とを選択して出力する無瞬断切換器
7と、負荷8とから構成される。尚、各構成要素は第1
の実施の形態と同様の構成となっている。
【0045】図2のおいて、1組の蓄電池5a又は常用
電力変換装置20a内のコンバータ3aの異常発生時
は、第1の実施の形態で説明した一連の保護動作が行な
われるが次の点で相違する。負荷8に対して供給する負
荷電流が、残りの常用電力変換装置20bから給電可能
な負荷電流以内であるならば、無瞬断切換器7を電源切
換しないで、異常が発生した常用電力変換装置20aの
出力側に設けられた交流出力遮断器9aをトリップす
る。つまり、並列冗長運転していることになる。
電力変換装置20a内のコンバータ3aの異常発生時
は、第1の実施の形態で説明した一連の保護動作が行な
われるが次の点で相違する。負荷8に対して供給する負
荷電流が、残りの常用電力変換装置20bから給電可能
な負荷電流以内であるならば、無瞬断切換器7を電源切
換しないで、異常が発生した常用電力変換装置20aの
出力側に設けられた交流出力遮断器9aをトリップす
る。つまり、並列冗長運転していることになる。
【0046】更に、残りの常用電力変換装置20bが異
常になった場合には、無瞬断切換器7にて予備電力変換
装置21a,21b側の第2の出力母線に電源切換を行
い、負荷8に給電を継続させる。
常になった場合には、無瞬断切換器7にて予備電力変換
装置21a,21b側の第2の出力母線に電源切換を行
い、負荷8に給電を継続させる。
【0047】次に第3の実施の形態について説明する。
図3は本発明の第3の実施の形態の概略図であり、交流
電源1と、2台の常用電力変換装置20a,20bと、
予備電力変換装置21cと、常用電力変換装置20aと
予備電力変換装置21cとで共通の蓄電池5aと、常用
電力変換装置20bと予備電力変換装置21cとで共通
の蓄電池5bと、予備電力変換装置21cの直流入力遮
断器の2次側に蓄電池5a,5bが放電する極性に設け
られたダイオード101a,101bと、交流電源1の
出力と予備電力変換装置21cの出力とを選択して出力
する無瞬断切換器7cと、常用電力変換装置20aの出
力と無瞬断切換器7cの出力とを選択して出力する無瞬
断切換器7aと、常用電力変換装置20bの出力と無瞬
断切換器7cの出力とを選択して出力する無瞬断切換器
7bと、無瞬断切換器7aに接続された負荷8aと、無
瞬断切換器7bに接続された負荷8bとから構成され
る。尚、各構成要素は第1の実施の形態と同様の構成と
なっている。
図3は本発明の第3の実施の形態の概略図であり、交流
電源1と、2台の常用電力変換装置20a,20bと、
予備電力変換装置21cと、常用電力変換装置20aと
予備電力変換装置21cとで共通の蓄電池5aと、常用
電力変換装置20bと予備電力変換装置21cとで共通
の蓄電池5bと、予備電力変換装置21cの直流入力遮
断器の2次側に蓄電池5a,5bが放電する極性に設け
られたダイオード101a,101bと、交流電源1の
出力と予備電力変換装置21cの出力とを選択して出力
する無瞬断切換器7cと、常用電力変換装置20aの出
力と無瞬断切換器7cの出力とを選択して出力する無瞬
断切換器7aと、常用電力変換装置20bの出力と無瞬
断切換器7cの出力とを選択して出力する無瞬断切換器
7bと、無瞬断切換器7aに接続された負荷8aと、無
瞬断切換器7bに接続された負荷8bとから構成され
る。尚、各構成要素は第1の実施の形態と同様の構成と
なっている。
【0048】図3においては、常用電力変換装置20a
のコンバータ3a又は蓄電池5aに起因する異常が発生
した場合、第1の実施の形態で説明した一連の保護動作
と同様に共通に設けた予備電力変換装置21cに電源切
換を行なう。更に、予備電力変換装置21cが異常にな
った際は、交流電源1に電源切換を行なうことで、負荷
8aに対して高い給電継続性を保つことができる。ま
た、負荷8bに対しても同様にして高い給電継続性を保
つことができる。
のコンバータ3a又は蓄電池5aに起因する異常が発生
した場合、第1の実施の形態で説明した一連の保護動作
と同様に共通に設けた予備電力変換装置21cに電源切
換を行なう。更に、予備電力変換装置21cが異常にな
った際は、交流電源1に電源切換を行なうことで、負荷
8aに対して高い給電継続性を保つことができる。ま
た、負荷8bに対しても同様にして高い給電継続性を保
つことができる。
【0049】次に第4の実施の形態について説明する。
図4は本発明の第4の実施の形態の概略図であり、交流
電源1と、3台の常用電力変換装置20a,20b,2
0cと、予備電力変換装置21dと、常用電力変換装置
20aと予備電力変換装置21dとで共通の蓄電池5a
と、常用電力変換装置20bと予備電力変換装置21d
とで共通の蓄電池5bと、常用電力変換装置20cと予
備電力変換装置21dとで共通の蓄電池5cと、予備電
力変換装置21dの直流入力遮断器の2次側に蓄電池5
a,5b,5cが放電する極性に設けられたダイオード
101a,101b,101cと、交流電源1の出力と
予備電力変換装置21dの出力とを選択して出力する無
瞬断切換器7cと、常用電力変換装置20a,20b,
20cとが交流出力遮断器9a,9b,9cを介して並
列に接続された第1の出力母線と無瞬断切換器7cの出
力とを選択して出力する無瞬断切換器7と、負荷8とか
ら構成される。尚、各構成要素は第1の実施の形態と同
様の構成となっている。
図4は本発明の第4の実施の形態の概略図であり、交流
電源1と、3台の常用電力変換装置20a,20b,2
0cと、予備電力変換装置21dと、常用電力変換装置
20aと予備電力変換装置21dとで共通の蓄電池5a
と、常用電力変換装置20bと予備電力変換装置21d
とで共通の蓄電池5bと、常用電力変換装置20cと予
備電力変換装置21dとで共通の蓄電池5cと、予備電
力変換装置21dの直流入力遮断器の2次側に蓄電池5
a,5b,5cが放電する極性に設けられたダイオード
101a,101b,101cと、交流電源1の出力と
予備電力変換装置21dの出力とを選択して出力する無
瞬断切換器7cと、常用電力変換装置20a,20b,
20cとが交流出力遮断器9a,9b,9cを介して並
列に接続された第1の出力母線と無瞬断切換器7cの出
力とを選択して出力する無瞬断切換器7と、負荷8とか
ら構成される。尚、各構成要素は第1の実施の形態と同
様の構成となっている。
【0050】図4においては、第2の実施の形態で説明
したと同様に、各常用電力変換装置20a〜20cは並
列冗長運転を行なっており、負荷8への給電が可能な負
荷電流以内であれば、異常機のみ一連の保護動作を行い
交流出力遮断器をトリップさせ、他の常用電力変換装置
で運転を継続させる。そして、負荷8への給電が不可能
な状態、例えば全ての常用電力変換装置が異常になった
場合には、予備電力変換装置21dに電源切換を行な
う。更に、予備電力変換装置21dが異常になった際
は、交流電源1に電源切換を行なうことで、負荷8に対
して高い給電継続性を保つことができる。
したと同様に、各常用電力変換装置20a〜20cは並
列冗長運転を行なっており、負荷8への給電が可能な負
荷電流以内であれば、異常機のみ一連の保護動作を行い
交流出力遮断器をトリップさせ、他の常用電力変換装置
で運転を継続させる。そして、負荷8への給電が不可能
な状態、例えば全ての常用電力変換装置が異常になった
場合には、予備電力変換装置21dに電源切換を行な
う。更に、予備電力変換装置21dが異常になった際
は、交流電源1に電源切換を行なうことで、負荷8に対
して高い給電継続性を保つことができる。
【0051】次に第5の実施の形態について説明する。
図5は本発明の第5の実施の形態の概略図であり、図1
に示した予備電力変換装置と異なる点は、予備電力変換
装置21の直流入力遮断器4bの2次側に蓄電池5が放
電する極性に設けられたダイオード101と並列接続さ
れた電磁接触器102と、蓄電池5を定電流で充電する
ために充電電流を検出する電流検出器13bとを設けた
点である。
図5は本発明の第5の実施の形態の概略図であり、図1
に示した予備電力変換装置と異なる点は、予備電力変換
装置21の直流入力遮断器4bの2次側に蓄電池5が放
電する極性に設けられたダイオード101と並列接続さ
れた電磁接触器102と、蓄電池5を定電流で充電する
ために充電電流を検出する電流検出器13bとを設けた
点である。
【0052】そして、蓄電池5からの電力をダイオード
101と介して放電すると、異常判別回路201bから
の信号で電磁接触器102を閉じることにより、ダイオ
ード101に流れる電流を分流する。
101と介して放電すると、異常判別回路201bから
の信号で電磁接触器102を閉じることにより、ダイオ
ード101に流れる電流を分流する。
【0053】これにより、ダイオード101の発熱を抑
えることができ、ダイオード101の冷却装置、例えば
冷却フィン、冷却ファンが不要となる。また、常用電力
変換装置20のコンバータ3aの異常信号202を異常
判別回路201に入力し、常用電力変換装置20のコン
バータ3aが異常になった場合には、異常判別回路20
1bからの信号で電磁接触器102を閉じることによ
り、蓄電池5に予備電力変換装置21のコンバータ3b
からの充電が可能となる。
えることができ、ダイオード101の冷却装置、例えば
冷却フィン、冷却ファンが不要となる。また、常用電力
変換装置20のコンバータ3aの異常信号202を異常
判別回路201に入力し、常用電力変換装置20のコン
バータ3aが異常になった場合には、異常判別回路20
1bからの信号で電磁接触器102を閉じることによ
り、蓄電池5に予備電力変換装置21のコンバータ3b
からの充電が可能となる。
【0054】
【発明の効果】本発明の請求項1に記載の無停電電源シ
ステムでは、蓄電池を共通とすることで据付スペースを
低減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常
時にも負荷に無停電で安定した電力を供給することがで
きる。
ステムでは、蓄電池を共通とすることで据付スペースを
低減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常
時にも負荷に無停電で安定した電力を供給することがで
きる。
【0055】本発明の請求項2に記載の無停電電源シス
テムでは、蓄電池を共通にすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも異常が発生した常用電力変換装置を切り離して、負
荷電流が他の並列運転している常用電力変換装置からの
電流以下であれば電源切換回路を切換えることなく冗長
運転することができ、負荷電流が他の並列運転している
常用電力変換装置からの電流以上であれば電源切換回路
を切換えることで予備電力変換装置から給電することで
負荷に無停電で安定した電力を供給することができる。
テムでは、蓄電池を共通にすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも異常が発生した常用電力変換装置を切り離して、負
荷電流が他の並列運転している常用電力変換装置からの
電流以下であれば電源切換回路を切換えることなく冗長
運転することができ、負荷電流が他の並列運転している
常用電力変換装置からの電流以上であれば電源切換回路
を切換えることで予備電力変換装置から給電することで
負荷に無停電で安定した電力を供給することができる。
【0056】本発明の請求項3に記載の無停電電源シス
テムでは、蓄電池を共通とすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも負荷に無停電で安定した電力を供給することができ
る。また、予備電力変換装置の異常時には交流電源から
負荷に電力を供給することができる。
テムでは、蓄電池を共通とすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも負荷に無停電で安定した電力を供給することができ
る。また、予備電力変換装置の異常時には交流電源から
負荷に電力を供給することができる。
【0057】本発明の請求項4に記載の無停電電源シス
テムでは、蓄電池を共通にすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも異常が発生した常用電力変換装置を切り離して、負
荷電流が他の並列運転している常用電力変換装置からの
電流以下であれば電源切換回路を切換えることなく冗長
運転することができ、負荷電流が他の並列運転している
常用電力変換装置からの電流以上であれば電源切換回路
を切換えることで予備電力変換装置から給電することで
負荷に無停電で安定した電力を供給することができる。
また、予備電力変換装置の異常時には交流電源から負荷
に電力を供給することができる。
テムでは、蓄電池を共通にすることで据付スペースを低
減でき、且つ、共通部となる直流回路や蓄電池の異常時
にも異常が発生した常用電力変換装置を切り離して、負
荷電流が他の並列運転している常用電力変換装置からの
電流以下であれば電源切換回路を切換えることなく冗長
運転することができ、負荷電流が他の並列運転している
常用電力変換装置からの電流以上であれば電源切換回路
を切換えることで予備電力変換装置から給電することで
負荷に無停電で安定した電力を供給することができる。
また、予備電力変換装置の異常時には交流電源から負荷
に電力を供給することができる。
【0058】本発明の請求項5に記載の無停電電源シス
テムでは、ダイオードの発熱を抑えることができる。本
発明の請求項6に記載の無停電電源システムでは、常用
電力変換装置の異常時には予備電力変換装置の順変換装
置により蓄電池を充電することができる。
テムでは、ダイオードの発熱を抑えることができる。本
発明の請求項6に記載の無停電電源システムでは、常用
電力変換装置の異常時には予備電力変換装置の順変換装
置により蓄電池を充電することができる。
【図1】 本発明の第1の実施の形態の概略図。
【図2】 本発明の第2の実施の形態の概略図。
【図3】 本発明の第3の実施の形態の概略図。
【図4】 本発明の第4の実施の形態の概略図。
【図5】 本発明の第5の実施の形態の概略図。
【図6】 従来の常用−予備システムの一例の概略図。
【図7】 従来の常用−予備システムの一例の概略図。
1…交流電源 2a,2b…交流入力遮断器 3a,3b…コンバータ 4a,4b…直流入力遮断器 5…蓄電池 6a,6b…インバータ 7…無瞬断切換器 8…負荷 9a,9b,9c,9d…交流出力遮断器 10a,10b…コンバータ側異常検出器 11a,11b…インバータ側異常検出器 12a,12b…コンバータ制御回路 13a,13b…電流検出器 20…常用電力変換装置 21…予備電力変換装置 101,101a,101b,101c…ダイオード 102…電磁接触器 201a,201b…異常判別回路
Claims (6)
- 【請求項1】 交流電源と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する第1の電力変換手段と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する第2の電力変換手段と、 前記交流電源の停電時に前記第1の電力変換手段の逆変
換手段と前記第2の電力変換手段の逆変換手段とに直流
電力を供給する蓄電池と、 前記第1と第2の電力変換手段の交流出力を切り換えて
負荷に交流電力を供給する電源切換手段と、 前記蓄電池が所定の電圧及び電流で充電されるように前
記第1の電力変換手段の順変換手段を制御する充電制御
手段と、 前記第2の電力変換手段へ前記蓄電池の電力を供給する
給電系統に前記蓄電池が放電する極性に設けられたダイ
オードと、 通常時は前記第1の電力変換手段の交流出力を負荷に供
給するように前記電源切換手段を切り換え、前記第1の
電力変換手段の異常時又は前記蓄電池の異常時には前記
第2の電力変換手段の交流出力を負荷に供給するように
前記電源切換手段を切り換える切換制御手段とを具備し
たことを特徴とする無停電電源システム。 - 【請求項2】 交流電源と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する複数の第1の電力変換手
段と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する複数の第2の電力変換手
段と、 前記交流電源の停電時に前記複数の第1の電力変換手段
のうちいずれかの第1の電力変換手段の逆変換手段と前
記複数の第2の電力変換手段のうちいずれかの第2の電
力変換手段の逆変換手段とに直流電力を供給する複数の
蓄電池と、 前記複数の第1の電力変換手段の出力側がそれぞれ交流
出力遮断手段を介して並列に接続された第1の出力母線
と、 前記複数の第2の電力変換手段の出力側がそれぞれ交流
出力遮断手段を介して並列に接続された第2の出力母線
と、 前記第1と第2の出力母線の交流出力を切り換えて負荷
に交流電力を供給する電源切換手段と、 前記各蓄電池が所定の電圧及び電流で充電されるように
各蓄電池が接続された第1の電力変換手段の順変換手段
を制御する複数の充電制御手段と、 前記各第2の電力変換手段へ前記各第2の電力変換手段
に接続された蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄
電池が放電する極性に設けられた複数のダイオードと、 前記各第1の電力変換手段の異常時又は前記各第1の電
力変換手段に接続された蓄電池の異常時には前記第1の
電力変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断する
遮断制御手段と、 通常時は前記第1の出力母線の交流電力を負荷に供給す
るように前記電源切換手段を切り換え、前記第1の出力
母線の出力電流が負荷電流以下になると前記第2の出力
母線の交流電力を負荷に供給するように前記電源切換手
段を切り換える切換制御手段とを具備したことを特徴と
する無停電電源システム。 - 【請求項3】 交流電源と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する複数の第1の電力変換手
段と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する第2の電力変換手段と、 前記交流電源の停電時に前記複数の第1の電力変換手段
のうちいずれかの第1の電力変換手段の逆変換手段と前
記第2の電力変換手段の逆変換手段とに直流電力を供給
する複数の蓄電池と、 前記交流電源からの交流電力と前記第2の電力変換手段
の交流出力を切り換えて出力する第1の電源切換手段
と、 前記各第1の電力変換手段の交流出力と前記第1の電源
切換手段の交流出力を切り換えて負荷に交流電力を供給
する複数の第2の電源切換手段と、 前記各蓄電池が所定の電圧及び電流で充電されるように
各蓄電池が接続された第1の電力変換手段の順変換手段
を制御する複数の充電制御手段と、 前記第2の電力変換手段へ前記第2の電力変換手段に接
続された蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池
が放電する極性に設けられた複数のダイオードと、 通常時は前記第2の電力変換手段の交流出力を負荷に供
給するように前記第1の電源切換手段を切り換え、前記
第2の電力変換手段の異常時には前記交流電源の交流電
力を負荷に供給するように前記第1の電源切換手段を切
り換える第1の切換制御手段と、 通常時は前記各第1の電力変換手段の交流出力を負荷に
供給するように前記各第1の電力変換手段に接続された
第2の電源切換手段を切り換え、前記各第1の電力変換
手段の異常時又は前記各第1の電力変換手段に接続され
た蓄電池の異常時には前記第1の電源切換手段の交流出
力を負荷に供給するように前記各第1の電力変換手段に
接続された第2の電源切換手段を切り換える複数の第2
の切換制御手段とを具備したことを特徴とする無停電電
源システム。 - 【請求項4】 交流電源と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する複数の第1の電力変換手
段と、 前記交流電源からの交流電力を直流電力に変換する順変
換手段と、この順変換手段からの直流電力を交流電力に
変換する逆変換手段とを有する第2の電力変換手段と、 前記交流電源の停電時に前記複数の第1の電力変換手段
のうちいずれかの第1の電力変換手段の逆変換手段と前
記第2の電力変換手段の逆変換手段とに直流電力を供給
する複数の蓄電池と、 前記交流電源からの交流電力と前記第2の電力変換手段
の交流出力を切り換えて出力する第1の電源切換手段
と、 前記複数の第1の電力変換手段の出力側がそれぞれ交流
出力遮断手段を介して並列に接続された出力母線と、 前記出力母線の交流出力と前記第1の電源切換手段の交
流出力を切り換えて負荷に交流電力を供給する第2の電
源切換手段と、 前記複数の蓄電池が所定の電圧及び電流で充電されるよ
うに各蓄電池が接続された第1の電力変換手段の順変換
手段を制御する複数の充電制御手段と、 前記第2の電力変換手段へ前記第2の電力変換手段に接
続された蓄電池の電力を供給する給電系統に前記蓄電池
が放電する極性に設けられた複数のダイオードと、 通常時は前記第2の電力変換手段の交流出力を負荷に供
給するように前記第1の電源切換手段を切り換え、前記
第2の電力変換手段の異常時には前記交流電源の交流電
力を負荷に供給するように前記第1の電源切換手段を切
り換える第1の切換制御手段と、 前記第1の電力変換手段の異常時又は前記第1の電力変
換手段に接続された蓄電池の異常時には前記第1の電力
変換手段に接続された交流出力遮断手段を遮断する遮断
制御手段と、 通常時は前記出力母線の交流電力を負荷に供給するよう
に前記電源切換手段を切り換え、前記出力母線の出力電
流が負荷電流以下になると前記第1の電源切換手段の交
流電力を負荷に供給するように前記電源切換手段を切り
換える切換制御手段とを具備したことを特徴とする無停
電電源システム。 - 【請求項5】 前記ダイオードに並列接続された電磁接
触手段と、 前記ダイオードが導通する際に前記電磁接触手段を閉じ
る電磁接触開閉制御手段とを具備したことを特徴とする
請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の無停電電源シ
ステム。 - 【請求項6】 前記ダイオードに並列接続された電磁接
触手段と、 前記第1の電力変換手段の順変換手段の異常の際に前記
電磁接触手段を閉じる電磁接触開閉制御手段と、 前記蓄電池が所定の電圧及び電流で充電されるように前
記第2の電力変換手段の順変換手段を制御する充電制御
手段と、を具備したことを特徴とする請求項1乃至請求
項4のいずれかに記載の無停電電源システム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224691A JPH1070853A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 無停電電源システム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP8224691A JPH1070853A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 無停電電源システム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH1070853A true JPH1070853A (ja) | 1998-03-10 |
Family
ID=16817735
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP8224691A Pending JPH1070853A (ja) | 1996-08-27 | 1996-08-27 | 無停電電源システム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH1070853A (ja) |
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-
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- 1996-08-27 JP JP8224691A patent/JPH1070853A/ja active Pending
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |