JP5481055B2 - 電力変換装置 - Google Patents

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この発明は、LL(Load Leveling:負荷平準化)機能を有するシステムであって、系統事故により瞬低が発生した場合には、負荷に対して所要の電力を供給する二次電池システム、例えばナトリウム−硫黄電池(以下、NaS電池という。)システムを含む電力供給システムの制御手段を備える電力変換装置に関する。
近年、半導体工場などでは、落雷による系統事故による瞬低時には、速やかに負荷を系統から遮断し、負荷に対して所要の電力を供給する瞬低補償装置の導入が進んでいる。
この種の電力変換装置として、商用電源系を用いて瞬低が生じて、電圧低下が生じたときに、これを補償することができるようにした電力変換装置が出現している。
従来の電力変換装置について、図5および図6を参照して説明する。
図5は、従来の電力変換装置に係わるSPS(常時商用給電システム)の概要を説明するブロック図である。図6は、従来の3相交流波形の場合において、負荷電圧を時間積分した磁束波形であり、直流電磁の影響を受けることによる不平衡な波形を例示するグラフである。
図5に示す従来のSPS1は、商用電力(電力系統)9から高速スイッチ2を介して負荷3へ接続(給電)される。
高速スイッチ2と負荷3との間には、電力変換器4と、複数並列して接続される自立電源ユニット5とを備えている。これらの自立電源ユニット5として、NaS電池システムが用いられており、NaS電池6と、このNaS電池6に接続される直流チョッパ回路7とにより構成されている。
複数並列して接続される自立電源ユニット5は、電力変換器4および変圧器8を介して負荷3に電力供給する電力系統9に接続される。
高速スイッチ2は、VCB(真空遮断)や半導体スイッチを利用する。
このように構成した自立電源ユニット5は、系統が健全時は負荷平準化またはピークカット運転を行うが、電力系統で瞬低が発生した場合は、高速スイッチ2を遮断し自立電源ユニット5から必要とされる(通常の数倍の)負荷全電力を放電することにより瞬低補償制御運転を行う。特に高速スイッチ2として、コストの低い、例えばサイリスタスイッチを適用する場合は、このスイッチを高速に遮断するためにオフアシスト制御系(図示せず)による制御を利用する場合がある。
従来のオフアシスト制御系として、固定値回路、直流電流制御回路、直流電圧制御回路、系統連系運転制御回路、自立運転回路、パルス制御回路、系統事故検出回路、サイリスタゲート駆動回路、極性判定回路、オフアシスト電圧指令生成回路、逆関数回路、系統連系スイッチオフ状態検出回路(以上図示せず)を備えていた。
系統が健全な場合は、直流電流制御回路は、固定値回路に設定されたインバータの出力指令値をNaS電池6の直流電圧検出値で除算することにより直流電流指令値を算出し、この直流電流指令値と直流電流検出値の偏差がゼロになるように双方向チョッパ回路のスイッチをオン/オフする。
この結果、NaS電池6からは所定の電力が出力される。これと並行して、直流電圧制御回路は、電力変換器の直流電圧を一定に制御するように有効電流指令を出力する。
系統連系運転制御回路は、直流電圧制御回路から有効電流指令値を入力し、電流制御を実行し、制御モード切替器を介してパルス制御回路に対して電力変換器4の出力電圧指令を出力する。
パルス制御回路は、入力した電力変換器4の出力電圧指令を例えばパルス幅変調制御により電力変換器4のゲートパルス信号を生成し、電力変換器4に対して出力する。
系統に瞬低が発生した場合は、系統事故検出回路が検出した系統電圧振幅を瞬低検出のためのしきい値と比較することにより、瞬低の発生を検出し、瞬低発生信号を出力する。
サイリスタゲート駆動回路は、瞬低発生信号を検出すると、サイリスタのオフ信号を出力する。オフアシスト電圧指令生成回路は、瞬低が検出されるとオフアシスト電圧指令を生成し、出力する。
この結果、オフアシスト電圧指令に対するゲート信号が発生され電力系統9のサイリスタスイッチは速やかに遮断される。系統連系スイッチオフ状態検出回路は、サイリスタスイッチの系統側と負荷側の電圧とサイリスタ電流を入力し、サイリスタスイッチの両端の電圧が所定値以上でありサイリスタスイッチ電流が所定値以下である場合は、サイリスタスイッチがオフしたと判定しサイリスタスイッチオフ信号を出力する。制御モード切替装置は、サイリスタスイッチオフ信号を入力するとオフアシスト制御から自立運転制御に制御モードを切り替える。
しかしながら、瞬低事故が発生し、電力変換器4が系統連系運転制御モードからオフアシスト制御モードに切り替わり、オフアシスト制御によりサイリスタスイッチを遮断した後に自立運転制御モードに移行し負荷電圧制御を開始した場合は、負荷変圧器が直流偏磁することにより電力変換器4の出力過電流となり、ゲートブロックによりシステムが停止する場合がある。
この様な事象を図6に示す。この図6に示す波形は、3相の負荷電圧をそれぞれ時間積分した磁束波形であり不平衡な波形を負荷の磁束で表している。
すなわち、1相の実線で表す波形(負荷磁束TR)が、波形の山の点Q1でピークの所要磁束の半分以下である一方、谷の点Q2では底の所要磁束以下になっている。次に、他の位相の一点鎖線で表す波形(負荷磁束ST)が、波形の谷の点R1でピークの所要磁束の半分程度である一方、山の点R2では山の所要磁束を上回っている。なお、点線で表す波形(負荷磁束RS)については、略正常波形が保持されている。
したがって、直流偏磁に基づく、負荷の磁束の乱れによる不平衡な波形が部分的に生じてピーク電流が全体的に所要電流以上に上昇するという弊害があった。
特開2004−23860号公報
本発明は、上記に鑑みてなされたものであり、負荷平準化機能を有する一方で、系統事故により瞬低が発生した場合には、系統連系スイッチを遮断し、インバータの出力過電流により電力変換器としての機能を停止させることなく、負荷に対して所要の電力を安定に供給する二次電池システム(例えばNaS電池システム)を含む電力供給システムを提供することを目的とする。
本発明は、上記目的を達成するために、負荷変圧器を有する負荷に対して、電源から高速スイッチを介して三相交流電力を供給する電力系統に並列に、変圧器とフィルタを介して常時接続され前記電力系統と連系運転を行う二次電池システムおよびインバータを含む自立電源系と、前記電力系統において瞬低が発生した場合に、前記高速スイッチを遮断し前記負荷へ電力を安定に供給する前記自立電源系の出力電力を制御する自立電源制御系と、を具備し、前記自立電源制御系は、当該自立電源制御系の直流コンデンサ電圧を制御する直流電圧制御回路と、前記直流電圧制御回路からの出力に基づき直流電流を制御する直流電流制御回路と、系統健全時おいて、前記直流電圧制御回路からの出力に基づき前記自立電源系の出力電流を制御する系統連系運転制御回路と、瞬低事故を検出する系統事故検出回路と、前記系統連系運転制御回路の系統連系スイッチがオフしたことを検出する系統連系スイッチオフ状態検出回路と、瞬低発生時において、オフアシスト制御を行うオフアシスト制御系と、前記系統事故検出回路と系統連系スイッチオフ状態検出回路から入力した信号の状態から瞬低事故発生を判別し、前記自立電源系のインバータの制御モードを切り替える制御モード切替器と、負荷電圧信号および自立電源系出力電流信号を入力して負荷電圧を定格値に制御するようにインバータ出力電流制御を行いインバータの三相出力電圧指令信号を出力する自立運転制御手段と、前記制御モード切替器が出力する電圧指令および前記自立運転制御手段から出力する三相電圧指令信号に基づき前記インバータのスイッチング状態を制御するパルス制御回路と、を備え、前記自立運転制御手段は、前記三相出力電圧指令信号を出力する自立運転電流制御手段を備え、前記自立運転電流制御手段は、負荷電圧を定格値に制御するようにインバータ出力電流制御をなすようにインバータの三相出力電圧指令信号を出力する負荷電圧制御回路と、前記電流指令値をリミット値に制限する電流指令リミット回路と、前記電流制御される電流が、自立電源系の出力電流が負荷に対して過電流とならないように制御する電流制御回路とを備えたことを特徴とする電力変換装置を提供する。
本発明によれば、負荷平準化機能を有するとともに、系統事故により瞬低が発生した場合には、インバータの出力過電流により電力変換器としての機能を停止させることなく、負荷に対して所要の電力を安定に供給することができる。
以下、本発明の電力変換装置の実施形態について、図1乃至図4を参照して説明する。
[第1の実施形態]
図1は、電力変換装置10Aの第1の実施形態を示す回路構成図である。
図1に示す電力変換装置10Aは、瞬低補償機能を備えた自立電源制御系13Aおよびこの自立電源制御系13Aからの出力を受けて自立電力を供給する二次電池システム、例えばNaS電池50を含む自立電源系14とから構成される。
電力系統12には、サイリスタ16が接続され、ゲート側にサイリスタゲート駆動回路18が設けられる。この回路18には、系統事故検出回路26が接続され、電力系統12の系統事故による瞬低が検出されることにより、サイリスタ16の導通を停止するようにサイリスタ16のゲートにオフ信号を出力するようになっている。
自立電源制御系13Aは、固定値回路20、直流電流制御回路21、直流電圧制御回路22、系統連系運転制御回路23、自立運転制御手段24、パルス制御回路25、系統事故検出回路26、オフアシスト制御系27、系統連系スイッチオフ状態検出回路30およびパルス制御回路25に対して制御モード切替信号を出力する制御モード切替器31とから構成される。
固定値回路20は、瞬低発生前の出力指令値を保持する回路である。
直流電流制御回路21は、固定値回路20とチョッパ回路52に入力される直流電流と電池電圧検出値を用いて所定の出力になるように直流電流を制御する回路である。
直流電圧制御回路22は、図1に示す状態に接続されており、系統連系運転制御回路23へ接続される一方、切替スイッチ33の常閉接点側を介して直流電流制御回路21へ接続される。
系統連系運転制御回路23は、インバータ53の出力電流制御を実行し、制御モード切替器31を介してパルス制御回路25および自立運転制御手段24に対して制御モード切替信号y1を出力し、インバータ53に対する出力電圧指令を行なう。これにより負荷11側への通電が増えたときに自立電源系14から放電を促す負荷平準化機能を実行する。
自立運転制御手段24は、入力側において、電力系統12の電圧検出器32および36に接続される電圧検出線路C1およびC2、自立電源系14に接続される電圧検出線路C3を接続して自立電源系出力電流信号i1を入力して、負荷電圧が定格値になるようにインバータ出力電流を制御するための三相信号x8を演算し、パルス制御回路25へ出力する。
この自立運転制御手段24は、具体的には、自立運転電流制御手段40Aと、その前段側において接続されるPLL(位相同期制御器)44と、2個の三相/二相変換器(3p/2pと図示)45a,45bと、その後段に設けられる2個の二相/dq変換器(2p/dqと図示)46a,46bと、後段側において、自立運転電流制御手段40Aから出力する電流制御信号を入力してdq/二相変換器(dq/2p変換器と図示)47および二相信号x7を最初の三相信号x8の状態に変換する二相/三相変換器(2p/3p変換器と図示)48を備える。
自立運転電流制御手段40Aは、負荷偏磁を抑制制御する機能を有するもので、電流指令リミット機能と電流制御機能を追加した構成である。
自立運転電流制御手段40Aは、例えばインバータ出力過電流リミット値をインバータ53の最大定格電流とするか、定格負荷時の電流値とするか、瞬低発生前の負荷電流値の最大値とするか、あるいは、瞬低発生前の負荷電流値の平均値を基準にした電流制御を行なうために負荷磁束が三相構成となる直流信号x3を出力するものである。
PLL44は、電圧検出器32を介して三相の入力電圧信号v1をPUを介して位相同期制御機能を有する。
三相/二相変換器45a,45bは、電圧検出器36を介して負荷電圧信号v2をPU変換して三相信号x1を入力し、この三相信号x1を二相信号に変換する。
二相/dq変換器46a,46bは、負荷電圧フィードバック信号x2として変換する。この二相/dq変換器46a,46bは、自立運転電流制御手段40Aにおける制御を可能にするために二相交流信号を直流信号に変換する機能を有する。
なお、この二相/dq変換器46a,46bは、位相差を補正するための相電圧ベクトル移相信号k(例えば、π/6=30°)を入力させ、自立運転電流制御手段40Aから出力される負荷磁束が三相構成となるようになされる。
また、dq/二相変換器47は、自立運転電流制御手段40Aから出力したdq信号x5にPLL44の出力信号x6を入力し、dq信号x5を二相信号x7に変換するものである。
更に、二相/三相変換器48は、二相信号x7を受信して、元の三相出力電圧指令信号x9に変換する機能を有する。
次に、自立運転電流制御手段40Aについて具体的に説明する。
自立運転電流制御手段40Aは、負荷電圧制御回路41、電流指令リミット回路42A、電流制御回路43を備える。
負荷電圧制御回路41は、dq軸に対する負荷電圧指令値に対して、負荷電圧検出値をPU化してフィードバック制御し、インバータ53の出力電流指令値を出力する。
この負荷電圧制御回路41は、入力電圧信号v1をPLL44を介して入力する一方、負荷電圧信号v2を二相/dq変換器46aにて変換したdq軸成分信号である負荷電圧フィードバック信号x2をフィードバックし、直流信号x3を出力するものである。
電流指令リミット回路42Aは、交直変換出力過電流リミット値をインバータ53の最大定格電流程度とし、直流偏磁が生じて負荷11に過電流が流れようとした場合に、これを防止するために設けられるもので、出力電流指令信号を含む直流信号x3を入力して、電流指令リミット制御信号である出力電流指令信号x4を出力するものである。
この出力電流指令信号x4によって、負荷11の最大定格電流程度となるように制御される。
電流指令リミット回路42Aは、負荷電圧制御回路41から入力するインバータ53の出力電流指令値に対してあらかじめ設定しておいた電流リミット値と比較し、サイリスタ出力電流指令値が電流リミット値より大きい場合は、サイリスタ出力電流指令値を電流リミット値に制限する。
電流制御回路43は、系統電圧ベクトルの位相信号と負荷電圧信号v2と負荷電圧フィードバック信号x2と出力電流フィードバック信号x21を入力して負荷電圧が一定になるようにインバータ53の出力電圧指令信号を含むdq信号x5を出力するものである。
この電流制御回路43は、電流指令リミット回路42Aから入力したインバータ53の出力電流指令値に対してインバータ53の出力電流検出値をPU化してフィードバック制御し、インバータ53の出力電圧指令値を出力する。
インバータ53の出力電圧指令値は、パルス制御回路25によりPWM(Pulse Width Modulation)制御により演算された三相の出力電圧指令信号x9をインバータ53のゲート信号として出力する。
次に、パルス制御回路25は、自立運転制御手段24の自立運転電流制御手段40Aから入力した三相の出力電圧指令信号x9とキャリア信号を用いてPWM制御を行い、インバータ53に対して出力電圧指令信号x9を出力するものであり、図示しないPWM制御回路を備える。
系統事故検出回路26は、電圧検出器32により電源Pの電圧を検出して系統事故である瞬低状態を検出する回路であり、瞬低を検出すると、サイリスタのオフ信号(図示せず)をサイリスタゲート駆動回路18に出力する。
また、自立電源制御系13Aの系統事故検出回路26、系統連系スイッチオフ状態検出回路30およびオフアシスト電圧指令生成回路27bには、電力系統12の負荷電圧を示す負荷電圧信号v2が入力できるように電圧検出器36を含む電圧検出線路C2が接続される。
オフアシスト制御系27は、極性判定回路27a、オフアシスト電圧指令生成回路27bおよび逆関数回路27cを備える。
極性判定回路27aは、サイリスタ16後段の電流を検出し、極性を判定する回路である。
この極性判定回路27aには、電力系統12の電流検出器17により電流を検出する電流検出線路C4が接続され、電流検出器17にて検出した負荷入力電流信号i2が電流検出線路C4を通じて入力するようになっている。
オフアシスト電圧指令生成回路27bは、オフアシストが必要な状態になった場合に、サイリスタ16の電流の極性に応じた電圧指令信号を生成する回路である。サイリスタ16が切れるまでは作動するものである。
電圧指令信号を逆関数回路27cは、フィルタ回路19と変圧器15の逆関数データ掛けたインバータ53の出力電圧指令信号x9を生成するものである。
系統連系スイッチオフ状態検出回路30は、電圧検出器32の電圧検出線路C1よりの入力電圧信号v1、電圧検出器36の電圧検出線路C2を介して入力する負荷電圧信号v2、電流検出器17より回路C4を介して入力するサイリスタ電流を入力して、制御モード切替器31に対して制御モードの切り替えが必要な場合に、制御モード切替信号y1を出力するものである。
パルス制御回路25は、自立運転制御手段24から入力する三相電圧指令に基づいた出力電圧指令信号x9を出力電圧指令に基づきPWM制御された出力電圧指令信号x9をインバータ53へ出力する。
一方、自立電源系14は、直流電圧源として用いる二次電池システムである。例えばNaS電池50と、その後段に順次設けられる双方向チョッパ回路52と、NaS電池50電圧を検出して直流電流制御回路21および直流電圧制御回路22へ検出信号を送出する電圧検出装置51と、電力変換器としてのインバータ53を備える。
NaS電池50は、自立電源であるが、一定条件下では充・放電がなされ、電源Pが瞬低に陥った場合に、自前の電源として機能する構成になっている。
チョッパ回路52は、NaS電池50から所定の電力を供給するように直流電流を制御するものである。
このインバータ53は、直流電力を交流電力に変換し、フィルタ回路19および変圧器15を介して電力系統12の負荷11側へ供給するものである。
固定値回路20に設定されたNaS電池50の出力指令値を電池出力電圧検出値で除算することにより直流電流指令値を算出し、この直流電流指令値と直流電流検出値の偏差がゼロになるように双方向チョッパ回路52のスイッチをオン/オフ制御する。
次に、電力変換装置10Aの作用を、系統が健全な場合と、瞬低の状態に陥った場合について、図1を参照して説明する。
[系統が健全な場合]
系統連系運転制御回路23は、直流電圧制御回路22から有効電流指令値を入力し、PI制御によりインバータからの出力電圧指令値を出力する。
パルス制御回路25は、入力したインバータ53の出力電圧指令を用いて例えばPWM制御によりゲートパルス信号としてインバータ53に対して出力する。
[系統に瞬低が発生した場合]
系統連系運転制御回路23は、系統事故検出回路26が検出した系統電圧振幅を瞬低検出のための閾値と比較することにより、瞬低の検出信号を出力する。
サイリスタゲート駆動回路18は、瞬低検出信号を入力すると、サイリスタ16に対してゲートオフ信号を出力する。
同時にサイリスタ電流の極性判定回路27aは、サイリスタ電流の極性を判定し、電流極性信号をオフアシスト電圧指令生成回路27bに出力する。逆関数回
路27cは、フィルタ回路19と変圧器15の逆伝達関数を掛けることによりオフアシスト電圧指令信号を出力する。
オフアシスト電圧指令生成回路27bは、瞬低が検出されるとオフアシスト電圧指令を生成し、出力する。
この結果、オフアシスト電圧指令に対するゲート信号が発生し、サイリスタ16は速やかに遮断される。すると、系統連系スイッチオフ状態検出回路30は、サイリスタ16の系統側と負荷11側の電圧とサイリスタ電流を入力しサイリスタ16の両端の電圧が所定値以上でありサイリスタ電流が所定値以下である場合はサイリスタ16がオフしたと判定しサイリスタオフ信号を出力する。同時に、制御モード切替器31は、サイリスタオフ信号を入力してオフアシスト制御から自立運転制御に制御モードを切り替える。
この自立運転制御モードへの移行により、自立電源制御系13Aの自立運転電流制御手段40Aにより、負荷電圧制御回路41は、負荷電圧の検出信号をPU変換、3相/2相変換、2相/dq変換してフィードバックし、PI制御により
インバータ53の出力電流指令信号を出力する。
自立電源制御系13Aの自立運転電流制御手段40Aの電流指令リミット回路42Aは、負荷電圧制御回路41からインバータ出力電流指令値を入力し、インバータ出力電流指令値がインバータ53の最大定格電流値以下になるように制限する。
電流制御回路43は、インバータの出力電流信号検出値をPU変換、三相/二相変換、二相/dq変換してフィードバックし、PI制御によりインバータ53の出力電圧指令信号を出力する。
上記の制御により、インバータ53の出力電流を制御して負荷電圧制御を開始の際、負荷11が直流偏磁することによりインバータ53による電力変換器としての出力過電流を防止し、図6の点線zで示すように、磁束波形を正常値に近い状態に修正することができ、安定な瞬低補償制御を実現させることができる電力変換装置を得ることができる。
このようにインバータの出力電流指令値を制限することで、インバータ53の最大定格電流値までインバータ電流指令値を取りうるので、高速スイッチであるサイリスタ16において、高速な不作動応答を実現することが可能である。
また、電流指令リミット回路42Aは、負荷電圧制御回路41からインバータ出力電流指令値を入力し、インバータ出力電流指令値が負荷11の定格電流値以下になるように制限することもできる。
このように電流指令値を制限することによりインバータ出力電流指令値が負荷11の定格電流値以下になるように制限することができる。
したがって、インバータ53の電力変換器として出力過電流により、システム全体を停止させることなく瞬低補償制御の信頼性の高い電力変換装置10Aを実現する。
[第2の実施形態]
以下、本発明の第2の実施形態について、図2および図3を参照して説明する。
図2は、本発明の第2の実施形態を示す電力変換装置10Bの回路構成図である。図3は、図2に示す電流指令リミット回路の具体的な構成図である。
図2に示す自立電源制御系13Bの自立運転電流制御手段40Bは、この自立運転電流制御手段40Bの電流指令リミット回路42Bは、交直変換出力過電流リミット値をインバータ53の最大定格電流程度とし、直流偏磁が生じて負荷11に過電流が流れようとした場合に、これを防止するために設けられるもので、直流信号x3を入力して、電流指令リミット制御信号である直流信号x41を出力するものである。
この構成により、インバータ53の最大定格電流値を電流リミット値として定格負荷時の電流値とすることができる。
電流指令リミット回路42Bは、具体的には、図2に示すように負荷入力電流検出系、すなわち電流検出線路C5が追加されており、自立電源系14の負荷入力電流信号i3を三相/二相変換器(3p/2pと図示)45cおよび二相/dq変換器(2p/dqと図示)46cより直流信号化したdq軸成分信号x10を入力するようになされる。
自立運転電流制御手段40Bから出力される負荷磁束が三相構成となるようになされる。
また、後段側においては、自立運転電流制御手段40Bから出力する電流制御信号を入力してdq/二相変換器47および二相信号x71を最初の三相信号x81の状態に変換する二相/三相変換器48を備える。
この二相/三相変換器48は、二相信号x71を受信して、元の三相出力電圧指令信号x91に変換する機能を有する。
dq/二相変換器47は、自立運転電流制御手段40Bから出力したdq信号x51にPLL44の出力信号x6を入力し、dq信号x51を二相信号x71に変換するものである。
図3に電流指令リミット回路42Bの構成を示す。
この回路は、電流指令振幅演算部71と、最大値検出部72と、比較部73と、除算器74と、乗算器75、直流信号x3と除算器74および乗算器75、切替スイッチとしての選択部76、負荷電流振幅演算回路77から構成される。
次に、本発明の第2の実施形態の作用について説明する。
電流指令振幅演算部71は、負荷電圧制御回路41からインバータ出力電流指令値を入力するとともに負荷電圧dq軸成分信号x10を入力し、電流指令振幅信号x11を出力する。
最大値検出部72は、負荷電流振幅演算回路77から電流指令振幅信号x30を入力し、保存している前回の電流指令振幅信号x30と比較して、等しいかまたは大きい方の信号を電流指令振幅最大値信号x12として出力する。
次に、比較部73は、電流指令振幅信号x11と電流指令振幅最大値信号x12を入力し電流指令振幅信号x11が電流指令振幅最大値信号x12より小さい場合は0を出力し、そうでない場合は1を出力する。
選択部76は、選択信号x13が0の場合は、インバータ出力電流指令値のdq軸成分を含む直流信号x3を出力する。
また、選択部76は、選択信号x13が1の場合は、除算器74により直流信号x3を電流指令振幅信号x11で除算し、乗算器75により電流指令振幅最大値信号x12を掛けた値をインバータ出力電流指令値のdq軸成分信号x14として出力する。
したがって、インバータ53が出力できた実績のある最大値までのインバータ出力電流指令により電流制御を行うので、過電流によりシステム全体を停止させることがなくなり、瞬低補償制御の信頼性を向上させる信頼性の高い電力変換装置10Bを実現する。
[第3の実施形態]
以下、本発明の第3の実施形態の電力変換装置について、図2および図4を参照して説明する。
図4は、図3に示す電流指令リミット回路と異なる実施形態を示す具体的な構成図である。
図4に示す電流指令リミット回路42Cは、自立電源系14の出力電流検出部として平均値検出部83を設けた構成である。
次に、本発明の第3の実施形態の作用について図2および図4を参照して説明する。
電流指令リミット回路42Cの電流指令振幅演算部71は、負荷電圧制御回路41からインバータ出力電流指令値を含む直流信号x3を入力し、電流指令振幅信号x20を出力する。
平均値検出部83は、電流指令振幅信号x30を入力し、平均値を算出し平均電流指令振幅信号x40として出力する。
比較部73は、電流指令振幅信号x20と平均電流指令振幅信号x40を入力し電流指令振幅信号x20が平均電流指令振幅信号x40より小さい場合は0を出力し、そうでない場合は1の選択信号x22を出力する。
次に、選択部76は、選択信号x22が0の場合は、インバータ出力電流指令値を含む直流信号x411を出力する。
また、選択部76は、選択信号x22が1の場合は、除算器74によりインバータ出力電流指令値を含む直流信号x3を電流指令振幅信号x20で除算し、乗算器75により平均電流指令振幅信号x40を掛けた値をインバータ出力電流指令値のdq軸成分信号x23として出力する。
したがって、インバータ53が出力できた実績のある平均値までのインバータ出力電流指令により電流制御を行うので、インバータ53の電力変換器として出力過電流により、システム全体を停止させることなく瞬低補償制御の信頼性の高い電力変換装置を実現する。
なお、この平均値検出部83は、実績値の平均を取ったもので、上述した第2の実施形態における、実績のある最大値までのインバータ出力電流指令による電流制御の場合に比べて、瞬低発生時にあって負荷11に対して一層安全な電力制御が可能になる。
本発明の電力変換装置の第1および第3の実施形態を示す回路構成図。 本発明の電力変換装置の第2の実施形態を示す回路構成図。 図2に示す電流指令リミット回路の具体的な構成図。 本発明の電力変換装置の第3の実施形態を示す電流指令リミット回路の具体的な構成図。 従来の電力変換装置に係わる瞬低補償回路の概要を示す構成図。 従来の電力変換装置に係わる作用を説明するグラフ。
符号の説明
10A,10B 電力変換装置
11 負荷
12 電力系統
13A,13B 自立電源制御系
14 自立電源系
15 変圧器
16 高速スイッチ(サイリスタ)
17 電流検出器
18 サイリスタゲート駆動回路
19 フィルタ回路
20 固定値回路
21 直流電流制御回路
22 直流電圧制御回路
23 系統連系運転制御回路
24 自立運転制御手段
25 パルス制御回路
26 系統事故検出回路
27 オフアシスト制御系
27a 極性判定回路
27b オフアシスト電圧指令生成回路
27c 逆関数回路
30 系統連系スイッチオフ状態検出回路
31 制御モード切替器
32,36 電圧検出器
33 切替スイッチ
40A,40B 自立運転電流制御手段
41 負荷電圧制御回路
42A,42B,42C 電流指令リミット回路
43 電流制御回路
44 位相同期制御器(PLL)
45a,45b,45c 三相−二相変換器
46a,46b,46c 二相/dq変換器
47 dq/二相変換器
48 二相/三相変換器
50 ナトリウム−硫黄電池(NaS電池)
51 電圧検出装置
52 チョッパ回路
53 インバータ
71 電流指令振幅演算部
72 最大値検出部
73 比較部
74 除算器
75 乗算器
76 選択部
77 負荷電流振幅演算回路
83 平均値検出部
P 電源
C1〜C3 電圧検出線路
C4,C5 電流検出線路
i1 自立電源系出力電流信号
i2,i3 負荷入力電流信号
v1 入力電圧信号
v2 負荷電圧信号
y1 制御モード切替信号
x1,x8,x81 三相信号
x2 負荷電圧フィードバック信号
x3,x41,x411 直流信号
x4 出力電流指令信号
x5,x51 dq信号
x6 出力信号
x7,x71 二相信号
x9,x91 出力電圧指令信号
x10,x14,x23 dq軸成分信号
x11,x20 電流指令振幅信号
x12 電流指令振幅最大値信号
x13,x22 選択信号
x21 出力電流フィードバック信号
x30 電流指令振幅信号
x40 平均電流指令振幅信号
k 相電圧ベクトル移相信号

Claims (5)

  1. 負荷変圧器を有する負荷に対して、電源から高速スイッチを介して三相交流電力を供給する電力系統に並列に、変圧器とフィルタを介して常時接続され前記電力系統と連系運転を行う二次電池システムおよびインバータを含む自立電源系と、
    前記電力系統において瞬低が発生した場合に、前記高速スイッチを遮断し前記負荷へ電力を安定に供給する前記自立電源系の出力電力を制御する自立電源制御系と、を具備し、
    前記自立電源制御系は、当該自立電源制御系の直流コンデンサ電圧を制御する直流電圧制御回路と、
    前記直流電圧制御回路の出力に基づき直流電流を制御する直流電流制御回路と、
    系統健全時おいて、前記直流電圧制御回路からの出力に基づき前記自立電源系の出力電流を制御する系統連系運転制御回路と、
    瞬低事故を検出する系統事故検出回路と、
    前記系統連系運転制御回路の系統連系スイッチがオフしたことを検出する系統連系スイッチオフ状態検出回路と、
    瞬低発生時において、オフアシスト制御を行うオフアシスト制御系と、
    前記系統事故検出回路と系統連系スイッチオフ状態検出回路から入力した信号の状態から瞬低事故発生を判別し、前記自立電源系のインバータの制御モードを切り替える制御モード切替器と、
    負荷電圧信号および自立電源系出力電流信号を入力して負荷電圧を定格値に制御するようにインバータ出力電流制御を行いインバータの三相出力電圧指令信号を出力する自立運転制御手段と、
    前記制御モード切替器が出力する電圧指令および前記自立運転制御手段から出力する三相電圧指令信号に基づき前記インバータのスイッチング状態を制御するパルス制御回路と、を備え、
    前記自立運転制御手段は、前記三相出力電圧指令信号を出力する自立運転電流制御手段を備え、
    前記自立運転電流制御手段は、
    負荷電圧を定格値に制御するようにインバータ出力電流制御をなすようにインバータの三相出力電圧指令信号を出力する負荷電圧制御回路と、
    前記電流指令値をリミット値に制限する電流指令リミット回路と、
    前記電流制御される電流が、自立電源系の出力電流が負荷に対して過電流とならないように制御する電流制御回路とを備えたこと
    を特徴とする電力変換装置。
  2. 前記電流指令リミット回路は、その交直変換出力過電流リミット値をインバータの最大定格電流以下としたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  3. 前記電流指令リミット回路は、その交直変換出力過電流リミット値を定格負荷時の電流値以下としたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  4. 前記電流指令リミット回路は、その交直変換出力過電流リミット値を瞬低発生前の負荷電流値の最大値としたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
  5. 前記電流指令リミット回路は、その交直変換出力過電流リミット値を瞬低発生前の負荷電流値の平均値としたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
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