JP2006166585A - 電力変換装置 - Google Patents

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紀子 川上
Yuukikiyu Iijima
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Abstract

【課題】 比較的大きなフィルタを持つ電力変換装置においても、フィルタの共振による過電圧を発生させずに系統連系スイッチを高速に遮断できる電力変換装置を提供する。
【解決手段】 系統連系スイッチ2を介して電力系統と接続された負荷と並列に接続され、前記電力系統と連系運転を行う電力変換器6と、この直流側に接続された直流電源と、電力系統の異常を検出し、系統連系スイッチ2に開放指令を与える手段と、系統連系スイッチ2に流れる電流を検出する電流検出手段と、電力系統の異常が検出されたとき、系統連系スイッチ2に流れる電流を零とするために電力変換器6の出力電圧を制御するオフアシスト制御手段とを具備し、前記オフアシスト制御手段は、前記電流検出手段によって得られた電流の極性に基づいて固定値を設定し、電力変換器6の出力点から系統連系スイッチ2までの伝達関数の逆関数を前記固定値に乗算して電力変換器6の出力電圧指令とする。
【選択図】 図1

Description

本発明は、系統連系スイッチを介して電力系統に接続した負荷と並列に接続された電力変換装置に係り、特に系統異常検出時に安全に系統連系スイッチを開放して電力系統と負荷を切り離し、自立運転に移行することが可能な電力変換装置に関する。
電力系統と連系し、系統連系スイッチを介して接続した負荷と並列に接続され、系統異常検出時に系統連系スイッチを開放して電力系統と負荷を切り離し、負荷の停電を補償して自立運転に移行することが可能な電力変換装置は従来から良く知られている。この種の電力変換装置においては、負荷に与える悪影響を抑えるため、電力系統に電圧低下や停電等の異常が発生したとき、速やかに系統連系スイッチをオフして電力を負荷に供給する必要がある。
このため、系統異常検出時に系統連系スイッチを流れる電流を検出し、この電流を減少させるように制御して系統連系スイッチを素早くオフする技術が提案されている(例えば特許文献1参照。)。尚、系統連系スイッチがサイリスタ等自己消弧能力を持たない電力用半導体素子で構成されている場合は、電流がゼロにならないとこれをオフすることはできない。
特開平11−341686号公報(第5頁、図1)
特許文献1に示す手法によれば、系統連系スイッチの電流を高速に減衰させるために出力電圧指令値をステップ状に変化させている。
しかるに、電力変換装置には、スイッチングに伴い発生する高調波を減衰させるための交流フィルタが変換器と系統の間に設置されている。そのフィルタは、通常運転時の損失を低減するために、リアクトルとコンデンサから構成されており、特有の共振周波数を持つ。そのため変換器の出力電圧をステップ状に変化させると、リアクトルとコンデンサからなるフィルタの共振を誘発し、過電圧が生じるという問題あった。特に、大容量の変換装置の場合、損失を低減するためにスイッチング周波数を低く設定する。すると、スイッチング周波数の高調波を除去するためのフィルタ容量も大きくなり、ダンピングが効きにくく、共振が発生しやすくなっていた。
本発明は上記に鑑みて為されたもので、比較的大きなフィルタを持つ電力変換装置においても、フィルタの共振による過電圧を発生させずに系統連系スイッチを高速に遮断できる電力変換装置を提供することを目的とする。
上記目的を達成するため、本発明に係る電力変換装置は、系統連系スイッチを介して電力系統と接続された負荷と並列に接続され、前記電力系統と連系運転を行う電力変換器と、前記電力変換器の直流側に接続された直流電源と、前記電力系統の異常を検出し、前記系統連系スイッチに開放指令を与える手段と、前記系統連系スイッチに流れる電流を検出する電流検出手段と、前記電力系統の異常が検出されたとき、前記系統連系スイッチに流れる電流を零とするために前記電力変換器の出力電圧を制御するオフアシスト制御手段とを具備し、前記オフアシスト制御手段は、前記電流検出手段によって得られた電流の極性に基づいて固定値を設定し、前記電力変換器の出力点から前記系統連系スイッチまでの伝達関数の逆関数を前記固定値に乗算して前記電力変換器の出力電圧指令とするようにしたことを特徴としている。
本発明によれば、比較的大きなフィルタを持つ電力変換装置においても、フィルタの共振による過電圧を発生させずに系統連系スイッチを高速に遮断できる電力変換装置を提供することが可能となる。
以下、図面を参照して本発明の実施例を説明する。
以下、本発明の実施例1に係る電力変換装置を図1及び図2を参照して説明する。図1(a)は本発明の電力変換装置のブロック構成図である。
電力系統1は系統連系スイッチ2を介して負荷3に給電している。変換装置4は電力系統1と並列に負荷3に接続され、系統連系スイッチ2がオフしたときは単独で負荷3に電力を供給する構成となっている。ここで変換装置4は直流電圧源5から供給される直流を、電力用半導体素子をブリッジ接続して構成した電力変換器6で交流に変換し、リアクトルとコンデンサから成るフィルタ回路7及び変圧器8を介して負荷3に電力を供給する。尚、変圧器8は電力変換器6の出力を電力系統1の電圧に合わせるために設けられている。
電力系統1の電圧は電圧検出器9Aで、負荷電圧は電圧検出器9Bで、また系統連系スイッチ2を流れる電流は電流検出器10で夫々検出され、これらにより検出された系統電圧信号51、負荷電圧信号52及び系統連系スイッチ電流信号53は変換器制御回路11に与えられている。
変換器制御回路11は系統連系スイッチ2へ系統連系スイッチオンオフ指令54を出力し、またパルス制御回路12に対し出力電圧指令55を与える。パルス制御回路12は、電力変換器6の出力電圧が出力電圧指令55で与えられた値になるように電力変換器6を構成する電力用半導体素子のスイッチングパターンを決定してこれらの素子にゲートパルスを供給する。
図1(b)は変換器制御回路11の詳細を示すブロック構成図である。図1(b)において、系統事故検出回路13は系統電圧信号51が低下したことにより系統事故を検出し、系統事故信号56を出力する。この系統事故信号56により系統連系スイッチ2への系統連系スイッチオンオフ指令54はオフされる。
また、系統連系スイッチオフ状態検出回路14は系統電圧信号51、負荷電圧信号52及び系統連系スイッチ電流信号53から系統連系スイッチ2がオフしたことを検出し、系統連系スイッチオフ状態検出信号57を出力する。系統連系スイッチ電流信号53を受け、系統連系スイッチ2を流れる電流を高速にゼロにするように電力変換器6の電圧を制御(以下、オフアシスト制御という。)するのがオフアシスト回路15であり、系統連系スイッチ電流極性判定回路151、矩形波発生回路152及び逆関数回路153から構成される。制御モード切替器16は、系統事故信号56及び系統連系スイッチオフ状態信号57の状態によって出力電圧指令55を、オフアシスト回路15によるオフアシスト制御モード、系統連系運転制御17による系統連系制御モード及び自立運転制御18による自立運転制御モードの各運転モードに対応した値に切り替えるための切替器である。
次に以上の構成における図1のブロック構成図の動作について図2のタイムチャートを参照して説明する。
図2において、時刻t0で系統事故等が発生して系統電圧信号51が低下すると、系統事故検出回路13から系統事故信号56が出力される。これにより系統連系スイッチ2には連系スイッチオンオフ指令54によりオフ指令が出力され、制御モード切替器16は系統連系制御モードからオフアシスト制御モードに制御モードを切り替える。このオフアシスト制御により、系統連系スイッチ電流信号53が零近傍にまで減少する。この系統連系スイッチ電流信号53が所定値以下となったこと、または系統電圧信号51と負荷電圧信号52の差から求められる系統連系スイッチ2の両端電圧が規定値以上であること、あるいは信頼性向上のためこれら両者のAND条件をとることにより、時刻t1において系統連系スイッチオフ状態検出回路14がオフ状態を検出する。すると、制御モード切替器16はオフアシスト制御モードから自立運転制御モードに制御モードを切り替え、このモード切替により負荷電圧が回復する。尚、通常このモード切替時の自立運転制御の出力電圧指令は系統電圧が低下する直前の出力電圧指令と同一となるようにする。
ここで、電力変換器6が系統連系スイッチ2のオフアシスト制御のために、矩形波状の電圧を発生すると、系統連系スイッチ2には、フィルタ回路7のフィルタリアクトル及びコンデンサの各定数、さらに変圧器8の漏れリアクタンスにより形成される回路の伝達関数により変換された電圧波形が印加される。この変換された電圧波形はリアクトルとコンデンサからなる振動回路を通じて印加されるため一般的には振動波形となる。その振動のため、過電圧が印加され、負荷にも悪影響を与える場合、またオフアシストの効果を十分にもたらさない場合がある。
そのため、本発明では、図1(b)に示すように、オフアシスト電圧を発生する矩形波発生回路152の後段に、逆関数回路153を設けている。この逆関数回路153の伝達関数として、フィルタリアクトルなどの主回路で決まる伝達関数の逆関数を選定すれば、最終的に系統連系スイッチ2に印加される電圧を矩形波とすることができる。
以上のように構成すれば、オフアシストが効果的にかけられるとともに、過電圧などの発生で負荷に悪影響を与えることがなくなる。
尚、この実施例1によれば、フィルタ回路7がない場合であっても、負荷3に並列に接続された進相コンデンサ等による振動の悪影響を除去することが可能である。
次に本発明の実施例2に係る電力変換装置を、図3を参照して説明する。
図3は本発明の実施例2に係る電力変換装置の変換器制御回路のブロック構成図である。この実施例2の各部について、図1(b)の実施例1に係る電力変換装置の変換器制御回路の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この実施例2が実施例1と異なる点は、系統事故信号56により、出力電圧指令55の入力側を連系運転制御17側からオフアシスト制御回路15A内の矩形波発生回路152の出力側に切り替える切替器161、系統連系スイッチオフ状態検出信号57により、出力電圧指令55の入力側を上記切替器161の出力であるオフアシスト制御側から自立運転制御18側に切り替える切替器162、この切替器162の出力側に接続された1次遅れ回路19、及び系統連系スイッチオフ状態検出信号57にオンディレー回路20を付加した信号により1次遅れ回路19をバイパスし出力電圧指令55として自立運転制御18を直接選択するようにした切替器163を設けた点である。
図3において、系統事故が発生して、系統事故検出回路13が系統事故信号56を出力すると、切替器161は連系運転制御17側からオフアシスト制御側に切り替える。オフアシスト制御回路15Aは矩形波を発生するが、その後段に一次遅れ回路19があるため、出力電圧指令55は矩形波ではなく立ち上がりが緩和された波形となる。系統連系スイッチ2のオフ状態が検出されると、切替器162はオフアシスト制御側から自立運転制御18側に切り替える。この切り替え直後は一次遅れ回路19を経由して出力電圧指令55は決定される。この一次遅れ回路19を介することにより、オフアシスト制御と自立運転制御の電圧指令値の差により生じる、フィルタコンデンサ、フィルタリアクトルに起因する振動性過電圧の発生を防止することができる。系統連系スイッチ2がオフし、一定時間が経過するとオンディレー回路20により、切替器163は一次遅れ回路19をバイパスして自立運転制御18を直接選択するので、以降の自立運転制御を遅れなく実施することができる。
このように構成すれば、複雑な逆関数を演算することなく、実施例1の場合と同様の効果が実現できる。
次に本発明の実施例3に係る電力変換装置を、図4を参照して説明する。
図4は本発明の実施例2に係る電力変換装置の変換器制御回路のブロック構成図である。この実施例3の各部について、図1(b)の実施例1に係る電力変換装置の変換器制御回路の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この実施例3が実施例1と異なる点は、オフアシスト回路15Bの矩形波発生回路152の出力側に乗算回路154を挿入し、系統電圧信号51にゲイン演算回路21を介した出力で乗算回路154の乗算値を変えるようにした点である。
系統事故は、系統電圧がゼロになる場合、また系統電圧の50%が残る場合などさまざまな状況がある。系統連系スイッチ2の電流は、系統事故で残った電圧と、オフアシスト電圧の差分の電圧により減少してゆく。そのため、系統電圧残り量によって系統連系スイッチ2がオフするまでの時間が変化する。また、フィルタリアクトル、コンデンサなどへ与える電圧変化率も変わってくる。
従って図4に示すように、系統電圧の残り量に応じて、オフアシスト制御における出力電圧指令の振幅を変化させるようにすれば、オフアシスト制御時に不要に高電圧を系統連系スイッチ2に印加して、振動による過電圧を発生させることを防止することができる。
次に本発明の実施例4に係る電力変換装置を、図5を参照して説明する。
図5は本発明の実施例4に係る電力変換装置の変換器制御回路のブロック構成図である。この実施例4の各部について、図4の実施例3に係る電力変換装置の変換器制御回路の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この実施例4が実施例3と異なる点は、ゲイン演算回路21の入力を、系統電圧信号51に代えて直流電圧検出信号58とした点である。
直流電圧源5は2次電池などが使われる場合がある。2次電池は充電、放電などの運転状態、蓄電量、寿命などにより電圧が変動する。その電圧変動を考慮し、オフアシスト制御時の電力変換器6の出力電圧が、系統電圧に対して一定の割合になるように、ゲイン演算回路21で演算する。すなわち、直流電圧が高い場合はオフアシスト制御時の電圧指令値を小さくし、低い場合は逆に大きくする。このように構成すれば、直流電圧源5の直流電圧の変動があっても、常に系統に対しては一定の比率でオフアシスト制御時の出力電圧を発生させるので、不要に高電圧を系統連系スイッチ2に印加して、振動による過電圧を発生させることがない。
次に本発明の実施例5に係る電力変換装置を、図6を参照して説明する。
図6は本発明の実施例5に係る電力変換装置の変換器制御回路のブロック構成図である。この実施例5の各部について、図1(b)の実施例1に係る電力変換装置の変換器制御回路の各部と同一部分は同一符号で示し、その説明を省略する。この実施例5が実施例1と異なる点は、系統連系スイッチ電流信号53をU相系統連系スイッチ電流信号53A、V相系統連系スイッチ電流信号53B及びW相系統連系スイッチ電流信号53Cと各相毎に分離した点、これに対応してオフアシスト制御回路15Cについても、U相に対しては極性判定回路151A、矩形波発生回路152A及び逆関数発生回路153A、V相に対しては極性判定回路151B、矩形波発生回路152B及び逆関数発生回路153B、W相に対しては極性判定回路151C、矩形波発生回路152C及び逆関数発生回路153Cを夫々直列構成で設けるようにした点、またU相系統連系スイッチ電流信号53A、V相系統連系スイッチ電流信号53B及びW相系統連系スイッチ電流信号53Cの夫々を入力としたレベル判定回路22A、22B及び22Cを設けて、このレベル判定回路22A、22B及び22Cの出力を極性判定回路151A、151B及び151Cに夫々与えるようにした点である。
レベル判定回路22A、22B及び22Cは各相夫々の電流値が所定値以下になったかどうか判定し、この出力信号は極性判定回路151A、151B及び151Cに夫々入力し極性判定の機能をロックする。
系統連系スイッチ2の3相の各相には夫々位相の異なる電流が流れている。従って、オフアシスト制御をかけ、電流がゼロになりきれるタイミングは3相の各相で異なっている。しかし、オフアシスト制御は3相ともオフするまで継続する。すると先にオフした相は、検出系オフセットなどによる微小電流の極性を判断し、すでにオフしているにもかかわらず、矩形波状のオフアシスト電圧が印加されることになり、不要な過電圧の発生を誘発する。従ってこの実施例5においては、系統連系スイッチ2の各相を流れる電流を個別に判定し、一定レベル以下であればその相のスイッチはオフしたとみなして極性判定をロックしている。このように構成すればすでにオフした相によって、不要に矩形波電圧を印加して、過電圧、振動電圧などの擾乱を発生させることがない。
本発明の実施例1に係る電力変換装置のブロック構成図。 本発明の電力変換装置の動作を表すタイムチャート。 本発明の実施例2に係る電力変換装置の変換器制御回路ブロック構成図。 本発明の実施例3に係る電力変換装置の変換器制御回路ブロック構成図。 本発明の実施例4に係る電力変換装置の変換器制御回路ブロック構成図。 本発明の実施例5に係る電力変換装置の変換器制御回路ブロック構成図。
符号の説明
1 電力系統
2 系統連系スイッチ
3 負荷
4 変換装置
5 直流電圧源
6 電力変換器
7 フィルタ回路
8 変圧器
9A、9B 電圧検出器
10 電流検出器
11 変換器制御回路
12 パルス制御回路
13 系統事故検出回路
14 系統連系スイッチオフ状態検出回路
15、15A、15B オフアシスト回路
151、151A、151B、151C 系統連系スイッチ電流極性判定回路
152、152A、152B、152C 矩形波発生回路
153、153A、153B、153C 逆関数回路
154 乗算器
16 制御モード切替器
161、162、163 切替器
17 系統連系運転制御
18 自立運転制御
19 1次遅れ回路
20 オンディレー回路
21 ゲイン演算器
22A、22B、22C レベル判定器
51 系統電圧信号
52 負荷電圧信号
53、53A、53B、53C 系統連系スイッチ電流信号
54 系統連系スイッチオンオフ指令
55 出力電圧指令
56 系統事故信号
57 系統連系スイッチオフ状態検出信号
58 直流電圧検出信号

Claims (7)

  1. 系統連系スイッチを介して電力系統と接続された負荷と並列に接続され、前記電力系統と連系運転を行う電力変換器と、
    前記電力変換器の直流側に接続された直流電源と、
    前記電力系統の異常を検出し、前記系統連系スイッチに開放指令を与える手段と、
    前記系統連系スイッチに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電力系統の異常が検出されたとき、前記系統連系スイッチに流れる電流を零とするために前記電力変換器の出力電圧を制御するオフアシスト制御手段と
    を具備し、
    前記オフアシスト制御手段は、
    前記電流検出手段によって得られた電流の極性に基づいて固定値を設定し、
    前記電力変換器の出力点から前記系統連系スイッチまでの伝達関数の逆関数を前記固定値に乗算して前記電力変換器の出力電圧指令とするようにしたことを特徴とする電力変換装置。
  2. 前記系統連系スイッチがオフしたことを検出する手段を有し、
    前記系統連系スイッチがオフしたとき、前記電力変換装置の出力電圧指令を前記オフアシスト制御出力から前記前記電力変換装置が自立運転するための出力電圧指令に切り替えるようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  3. 前記電力系統の電圧を検出する第1の電圧検出手段と前記負荷の電圧を検出する第2の電圧検出手段を有し、
    前記系統連系スイッチがオフしたことを検出する手段は、
    前記第1の電圧検出手段と第2の電圧検出手段から得られる電圧差が所定値以上なったこと、及び前記電流検出手段によって得られた電流が所定値以下となったことの少なくとも1つにより行うようにしたことを特徴とする請求項2に記載の電力変換装置。
  4. 前記電流検出手段は各相毎に行うようにし、
    前記オフアシスト制御手段は、各相毎に電流の極性判定、この極性判定に基づく固定値の設定及び逆関数の乗算を行って各相の出力電圧指令を得るようにし、
    前記系統連系スイッチに流れる各相の電流が夫々所定値以下のとき、該当する相の前記固定値の極性を夫々保持するようにしたことを特徴とする請求項1に記載の電力変換装置。
  5. 系統連系スイッチを介して電力系統と接続された負荷と並列に接続され、前記電力系統と連系運転を行う電力変換器と、
    前記電力変換器の直流側に接続された直流電源と、
    前記電力系統の異常を検出し、前記系統連系スイッチに開放指令を与える手段と、
    前記系統連系スイッチに流れる電流を検出する電流検出手段と、
    前記電力系統の異常が検出されると、前記系統連系スイッチに流れる電流を零とするために前記電力変換器の出力電圧を、前記系統連系スイッチに流れる電流の極性に基づいて固定値に設定するオフアシスト制御手段と、
    前記電力系統の異常を検出したとき、前記電力変換器の系統連系運転制御時の出力電圧指令を前記オフアシスト制御手段の出力電圧指令に切り替える第1の切替手段と、
    前記系統連系スイッチを流れる電流が所定値以下となったとき、前記オフアシスト制御手段の出力電圧指令から前記電力変換器の自立運転制御時の出力電圧指令に切り替える第2の切替手段と
    を具備し、
    前記第1の切替手段及び前記第2の切替手段により前記出力電圧指令を切り替えるとき、遅れフィルタを付加するようにしたことを特徴とした電力変換装置。
  6. 前記電力系統の電圧の大きさに応じて前記オフアシスト制御手段における前記出力電圧指令を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。
  7. 前記直流電源の電圧の大きさに応じて前記オフアシスト制御手段における前記出力電圧指令を変化させるようにしたことを特徴とする請求項1乃至請求項5のいずれか1項に記載の電力変換装置。

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