JP2016032325A - 系統連系用電力変換装置 - Google Patents

系統連系用電力変換装置 Download PDF

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Abstract

【課題】電力系統に事故が発生しても、重故障停止することなく安定して運転を継続することが可能な系統連系用電力変換装置を提供する。【解決手段】制御装置7は、電圧検出器5により検出された電圧に基づいて電力系統4の電圧を制御するための無効電流の電流基準Irefを演算する系統電圧制御部14と、電流検出器6によって検出された電流に基づいて自励式変換器1から出力される無効電流Iqを検出する無効電流検出部11と、無効電流検出部11により検出された無効電流Iqが電流基準Iref*になるように、自励式変換器1から出力される電圧の電圧基準を演算する無効電流制御部18と、電圧基準に基づいて自励式変換器1のスイッチング素子に供給する駆動信号を生成するゲートパルス発生部19と、電流検出器6により検出された電流に基づいて自励式変換器1の過負荷状態が検出されたときに、系統電圧制御部14により演算された電流基準Irefを制限する電流リミッタ15とを含む。【選択図】図3

Description

この発明は、系統連系用電力変換装置に関し、特に、自励式無効電力補償装置に用いられる系統連系用電力変換装置に関する。
系統連系用電力変換装置には、STATCOM(Static Synchronous Compensator)、SVG(Static Var Generator)あるいは自励式SVC(Static Var Compensator)などと呼ばれる自励式無効電力補償装置が含まれる。自励式無効電力補償装置は、系統無効電力を制御することによって系統の安定度を向上させるために導入されることが多い。自励式無効電力補償装置は、定常運転時の系統の安定度を向上させる場合のみならず、系統事故中や事故除去後といった系統の過渡的な安定度の向上にも有効である。
通常、自励式無効電力補償装置は、交流電圧を平滑化するための平滑用コンデンサと、この平滑用コンデンサによって平滑化された電圧を用いて電力系統へ無効電力を出力する自励式変換器(インバータ)とを備えて構成される。自励式無効電力補償装置の制御部は、一般的に、系統電圧が所望の系統電圧指令に追従するように無効電流指令を出力する電圧制御ループと、自励式変換器の出力電流がこの無効電流指令に追従するように自励式変換器の出力電圧を制御する電流制御ループとを有している。
たとえば特開平6−233544号公報(特許文献1)は、設定交流電流に追従して出力交流電流を高速に制御可能な半導体電力変換装置を開示する。この電力変換装置は、設定交流電流の位相と振幅とから半導体電力変換器の出力電圧指令を生成するフィードフォワード電力制御回路を備える。フィードフォワード電力制御回路からの出力電圧指令は、設定交流電流と系統電流との偏差に基づいて補正される。さらに系統電圧と補正された出力電圧指令との和に基づいて、電力変換器が制御される。
特開平6−233544号公報
電力系統において事故が発生した場合、自励式無効電力補償装置の制御部は、上記の制御ループを動作させることによって、自励式変換器から電力系統へ出力する無効電力を増加させる。詳細には、系統事故によって系統電圧が低下した場合、電圧制御ループは、系統電圧指令に追従するように無効電流指令を増加させる。そして、この無効電流指令の増加に追従するように、電流制御ループは自励式変換器の出力電流を増加させる。
一方、系統事故中、自励式変換器には逆相電流が流入する。そのため、自励式変換器の出力電流を増加させると、自励式変換器におけるスイッチング素子に許容される電流値以上の電流が流れてしまい、スイッチング素子の損傷に至る可能性がある。
従来の自励式無効電力補償装置においては、自励式変換器に許容される電流値以上の電流が流れた場合には、重故障であるとして自励式無効電力補償装置を緊急停止させる過負荷保護機能を備えたものがある。詳細には、制御部は、自励式変換器に許容される電流値以上の電流が継続して流れたとき、上位装置から自励式無効電力補償装置を停止させるための停止指令を受けて、自励式変換器におけるスイッチング素子のスイッチング動作を停止させる。
しかしながら、自励式変換器の過負荷保護機能が動作することによって自励式無効電力補償装置が重故障停止した場合、系統事故中における系統無効電力を制御することができないため、系統の安定度を向上させることが困難となる。
また、自励式無効電力補償装置が重故障停止した後には、装置のメンテナンスのために、自励式無効電力補償装置と電力系統と間に設けられた遮断器を開放し、平滑用コンデンサを放電する。このため、停止指令が解除されて自励式無効電力補償装置を再起動するときには、まず平滑用コンデンサを充電する必要がある。平滑用コンデンサを充電が完了した後、自励式変換器におけるスイッチング素子のスイッチング動作を再開させる。このため、上位装置からの停止指令が解除されてから自励式無効電力補償装置が運転を再開するまでに時間を費やすという問題がある。
この発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、その目的は、電力系統に事故が発生しても、重故障停止することなく安定して運転を継続することが可能な系統連系用電力変換装置を提供することである。
この発明のある局面によれば、系統連系用電力変換装置は、電力系統に連系され、スイッチング素子を含み、受けた電力に基づいて電力系統へ無効電力を出力するための自励式変換器と、電力系統の電圧を検出する電圧検出器と、電力系統と自励式変換器との間に流れる電流を検出する電流検出器と、電圧検出器により検出された電圧および電流検出器により検出された電流に基づいてスイッチング素子をスイッチングさせることにより、自励式変換器から電力系統へ出力される無効電力を制御する制御装置とを備える。制御装置は、電圧検出器により検出された電圧に基づいて、電力系統の電圧を制御するための無効電流の電流基準を演算する系統電圧制御部と、電流検出器によって検出された電流に基づいて、自励式変換器から電力系統へ出力される無効電流を検出する無効電流検出部と、無効電流検出部により検出された無効電流が電流基準になるように、自励式変換器から出力される電圧の電圧基準を演算する無効電流制御部と、電圧基準に基づいて、スイッチング素子をスイッチングするための駆動信号を生成する駆動信号制生成部と、電流検出器により検出された電流に基づいて自励式変換器の過負荷状態が検出されたときに、系統電圧制御部により演算された電流基準を制限する電流リミッタとを含む。
好ましくは、電流リミッタは、電流検出器により検出された電流に基づいて、自励式変換器の過負荷状態を検出する検出部と、検出部により自励式変換器の過負荷状態が検出されたときに、系統電圧制御部により演算された電流基準を電流リミット値に制限するための切替部とを含む。
好ましくは、電流リミッタは、切替部により電流基準を電流リミット値に制限する時間を制限するための時限部をさらに含む。
好ましくは、切替部は、検出部の検出結果に応じて、系統電圧制御部により演算された電流基準と電流リミット値とを切り替えて無効電流制御部に出力するように構成される。電流リミッタは、検出部により自励式変換器の過負荷状態が検出された時点から所定時間の間、切替部における切替動作を禁止するための禁止部をさらに含む。
好ましくは、系統連系用電力変換装置は、自励式無効電力補償装置である。
この発明によれば、系統連系用電力変換装置は、電力系統に事故が発生しても、重故障停止することなく安定して運転を継続することができる。
この発明の実施の形態による系統連系用電力変換装置の代表例として示される自励式無効電力補償装置の全体構成図である。 図1における自励式変換器の回路図である。 制御装置の構成を示す機能ブロック図である。 電力系統において事故が発生した場合における、本発明の実施の形態に係る自励式無効電力補償装置の動作を示す波形図である。 電流リミッタの構成を示す機能ブロック図である。 電流リミッタの動作を示すタイミングチャートである。 電流リミッタの変更例の構成を示す機能ブロック図である。
以下、この発明の実施の形態について図面を参照して詳しく説明する。なお、同一または相当する部分には同一の参照符号を付して、その説明を繰返さない。
(系統連系用電力変換装置の全体構成)
図1は、この発明の実施の形態による系統連系用電力変換装置の代表例として示される自励式無効電力補償装置の全体構成図である。
図1を参照して、本実施の形態による自励式無効電力補償装置は、自励式変換器1と、平滑用コンデンサ2と、変換器用変圧器3と、電圧検出器5と、電流検出器6と、制御装置7とを備える。
自励式変換器1は、u相、v相、w相を有する電力系統4に連系される。自励式変換器1は、自己消弧型のスイッチング素子を含み、平滑用コンデンサ2によって平滑化された電力に基づいて電力系統4へ無効電力を出力する。
変換器用変圧器3は、自励式変換器1から出力された電圧を変圧して電力系統4へ出力する。
図2は、図1における自励式変換器1の回路図である。図2を参照して、自励式変換器1は、スイッチング素子Q1〜Q6と、ダイオードD1〜D6とを含む。スイッチング素子Q1〜Q6は、たとえばGTO(Gate Turn Off thyristor)であるが、自己消弧型のスイッチング素子であればこれに限定されるものではない。ダイオードD1〜D6はスイッチング素子Q1〜Q6にそれぞれ逆並列接続される。スイッチング素子Q1〜Q6の各々には制御装置7からの駆動信号(ゲートパルス信号)が与えられる。スイッチング素子Q1〜Q6は駆動信号に応じてスイッチング動作を行ない、平滑用コンデンサ2によって平滑化された電圧すなわち直流電圧を交流電圧に変換して電力系統4に供給する。
再び図1を参照して、電圧検出器5は、電力系統4の電圧(系統電圧)を検出する。電圧検出器5によって検出された電圧はフィードバック電圧として制御装置7に与えられる。電流検出器6は、自励式変換器1の出力電流、すなわち電力系統4と自励式変換器1との間に流れる電流を検出する。電流検出器6によって検出された電流は、フィードバック電流として制御装置7に与えられる。
制御装置7は、代表的には、CPU(Central Processing Unit)と、RAM(Random Access Memory)やROM(Read Only Memory)などのメモリ領域と、入出力インターフェイスとを主体として構成される。そして、制御装置7は、予めROMなどに格納されたプログラムをCPUがRAMに読み出して実行することによって、自励式変換器1の制御を実行する。
次に、制御装置7の構成について説明する。図3は、制御装置7の構成を示す機能ブロック図である。なお、図3に記載された各機能ブロックについては、予め設定されたプログラムに従って制御装置7がソフトウェア処理を実行することにより実現することができる。あるいは、制御装置7の内部に当該機能ブロックに相当する機能を有する回路(ハードウェア)を構成することも可能である。
図3を参照して、制御装置7は、振幅検出部10と、無効電流検出部11と、電圧指令生成部12と、減算器13,17と、系統電圧制御部14と、電流リミッタ15と、無効電流制御部18と、ゲートパルス発生部19とを含む。
制御装置7は、電圧検出器5によって検出された電圧および電流検出器6によって検出された電流に基づいてスイッチング素子Q1〜Q6(図2)を制御することにより、自励式変換器1から電力系統4へ出力される無効電力を制御する。
具体的には、振幅検出部10は、電圧検出器5によって検出された系統電圧の振幅値Vsを検出する。振幅検出部10は、検出した振幅値Vsを減算器13に与える。電力系統4におけるu相、v相、w相の電圧をそれぞれVu,Vv,Vwとすると、振幅検出部10は式(1)に基づいて振幅値Vsを算出する。
Vs=(Vu+Vv+Vw1/2 …(1)
電圧指令生成部12は、振幅値Vsの基準値を示す電圧指令Vrefを生成して出力する。電圧指令Vrefが示す振幅値Vsの基準値は一定である。
減算器13は、電圧指令Vrefから振幅値Vsを減算することにより偏差ΔVを算出し、その偏差ΔVを系統電圧制御部14に与える。
系統電圧制御部14は、比例積分(PI:Proportional Integral)制御を行なう演算器として構成される。系統電圧制御部14は、入力された偏差ΔVを小さくするための電流基準Irefを演算する。電流基準Irefは、自励式変換器1から出力される無効電流Iqの基準値に対応する。
電流リミッタ15は、電流検出器6によって検出された自励式変換器1の出力電流に基づいて、自励式変換器1の過負荷状態(過電流状態)を検出する。自励式変換器1の過負荷状態が検出されなければ、電流リミッタ15は、系統電圧制御部14によって演算された電流基準Irefをそのまま電流基準Iref*として出力する。一方、自励式変換器1の過負荷状態を検出したときには、電流リミッタ15は電流基準Irefを制限する。すなわち、電流リミッタ15は、電流基準Irefよりも小さい値(電流リミット値)を電流基準Iref*として出力する。
無効電流検出部11は、電流検出器6によって検出された自励式変換器1の出力電流に基づいて、自励式変換器1から出力される無効電流Iqを検出する。具体的には、無効電流検出部11は、電流検出器6により検出されたu相電流、v相電流およびw相電流を3相/2相変換することによって無効電流Iqを検出する。
減算器17は、電流基準Iref*から無効電流Iqを減算することにより偏差ΔIを算出し、その偏差ΔIを無効電流制御部18に与える。無効電流制御部18は、PI制御を行なう演算器として構成される。無効電流制御部18は、入力された偏差ΔIを小さくするための電圧基準Viを演算し、その電圧基準Viをゲートパルス発生部19に与える。
ゲートパルス発生部19は、たとえばPWM(Pulse Width Modulation)制御に従って、自励式変換器1が電圧基準Viに相当する電圧を出力するためのゲートパルス信号を生成する。自励式変換器1のスイッチング素子Q1〜Q6の各々は、ゲートにゲートパルス発生部19からのゲートパルス信号を受ける。スイッチング素子Q1〜Q6を所定のタイミングでオンさせることにより、直流電圧を交流電圧に変換することができる。
電圧基準Viは、系統電圧制御部14を制御器とする電圧フィードバック制御系に無効電流制御部18を制御器とする電流マイナーループ制御を加えた制御系の出力として得られる。この制御系により、電圧基準Viを系統電圧の変換に追従して変化させることができる。
[動作]
次に、本発明の実施の形態に係る自励式無効電力補償装置の動作について説明する。
図4は、電力系統4において事故が発生した場合における、本発明の実施の形態に係る自励式無効電力補償装置の動作を示す波形図である。図4は、電圧検出器5によって検出された電力系統4の電圧(系統電圧)、電力系統4に流れる電流(系統電流)および、電流検出器6によって検出された自励式変換器1の出力電流に基づいて検出される無効電流Iqの波形図を示している。
図4を参照して、時刻t1において、落雷等によって電力系統4に地絡、または短絡事故が発生した場合には、系統電圧が低下する。図4では電力系統4において二線地絡事故が発生した場合を例示している。図3に示した制御装置7の構成によれば、系統電圧が低下すると、系統電圧制御部14は、自励式変換器1から無効電力を出力するために電流基準Irefを増加させる。これにより、無効電流制御部18が電流基準Iref*に対する無効電流Iqの偏差ΔIを小さくするように動作するため、電流基準Iref*の増加に追従して無効電流Iqが増加する。
このとき、自励式変換器1においては、無効電流Iqが増加するに従ってスイッチング素子Q1〜Q6に流れる電流も大きくなる。さらに、系統事故中、自励式変換器1には大きな逆相電流が流れ込む。そのため、自励式変換器1のスイッチング素子に過電流が流れることによって素子温度が上昇してしまい、スイッチング素子が損傷に至る可能性がある。このような自励式変換器1におけるスイッチング素子の損傷を防止するために、自励式無効電力補償装置では、一般的に、自励式変換器1の出力電流が所定の許容値を超えて流れ続けた場合には重故障であるとして緊急停止する。詳細には、制御装置7は、自励式変換器1の出力電流が許容値を超えて流れ続けた場合、自励式無効電力補償装置を停止させるための停止指令を上位装置から受ける。制御装置7は、停止指令に応答して自励式変換器1におけるスイッチング素子Q1〜Q6のスイッチング動作を停止する。すなわち、自励式変換器1を停止させる。これにより、自励式無効電力補償装置から電力系統4への無効電力の出力が停止する。その後、装置のメンテナンスのために、自励式無効電力補償装置と電力系統4との間に設けられた遮断器を開放し、平滑用コンデンサ2を放電させる。
しかしながら、上記のように系統事故中に自励式変換器1の保護機能が動作することによって自励式無効電力補償装置が重故障停止すると、電力系統4に無効電力を出力することができないため、系統の安定度を向上させることが困難となる。また、停止指令が解除されて自励式無効電力補償装置を再起動するときには、まず平滑用コンデンサ2を充電し、平滑用コンデンサ2の充電完了後に自励式変換器1におけるスイッチング素子のスイッチング動作を再開させるため、停止指令が解除されてから自励式無効電力補償装置が運転を再開するまでに時間を費やすという問題がある。
そこで、本発明の実施の形態では、電流リミッタ15は、電流検出器6によって検出される自励式変換器1の出力電流を監視することにより、自励式変換器1の過負荷状態を検出する。そして、自励式変換器1の過負荷状態が検出されたときには、電流リミッタ15によって電流基準Irefを制限する。
詳細には、図4に示されるように、時刻t1以降、電流基準Iref*の増加に追従して自励式変換器1の出力電流が増加する。電流リミッタ15は、時刻t2において、自励式変換器1の出力電流が所定の閾値を超えて流れ続けたことに基づいて自励式変換器1の過負荷状態を検出する。電流リミッタ15は、自励式変換器1の過負荷状態を検出すると、電流基準Iref*を、系統電圧制御部14によって生成された電流基準Irefよりも小さい値に制限する。詳細には、電流リミッタ15は、電流基準Iref*を、予め定められた電流リミット値Ilimに低下させる。この電流リミット値Ilimは、たとえば、自励式変換器1に逆相電流が流入した場合においても、自励式変換器1におけるスイッチング素子に流れる電流が許容される電流値を超えない値に設定される。
上記のように電流基準Iref*を制限したことによって、時刻t2以降、制限された電流基準Iref*に従って自励式変換器1から出力される無効電流が制御される。これにより、自励式変換器1の出力電流が低下する。このように自励式変換器1に流入する正相電流を減少させたことによって、系統事故中に自励式変換器1に過大な逆相電流が流入しても、自励式変換器1に過電流が流れるのを抑制することができる。したがって、過電流による素子温度の上昇が抑制されるため、自励式変換器1の保護機能が動作するのを未然に回避することができる。この結果、系統事故中、自励式無効電力補償装置は重故障停止することなく、電力系統4に出力する無効電力を制限した状態で運転を継続する。したがって、系統事故中に系統の安定度を向上させることができる。また、時刻t3において事故が除去された後、電力系統4を速やかに定常運転に復旧させることができる。
(電流リミッタの構成)
次に、電流リミッタ15の詳細な構成について説明する。図5は、電流リミッタ15の構成を示す機能ブロック図である。図5を参照して、電流リミッタ15は、乗算器20,21,22と、移動平均部23,24,25と、最大値選択部26と、比較部27と、検出部28と、禁止部29と、時限部30と、論理積(AND)回路31と、RSフリップフロップ回路32と、切替部33とを含む。
乗算器20,21,22は、電流検出器6によって検出されたu相電流、v相電流およびw相電流をそれぞれ受ける。乗算器20は、u相電流を二乗した値を移動平均部23に出力する。乗算器21は、v相電流を二乗した値を移動平均部24に出力する。乗算器22は、w相電流を二乗した値を移動平均部25に出力する。
移動平均部23は、u相電流の二乗の移動平均を算出してu相電流の二乗を平滑化する。詳細には、電力系統4の周波数が60Hzである場合、乗算器20から出力されるu相電流の二乗した値は120Hzの周波数を1周期として変化する。移動平均部23は、1周期ごとにu相電流の二乗を平滑化する。
移動平均部24は、移動平均部23と同様の手法によって、v相電流の二乗の移動平均を算出してv相電流の二乗を平滑化する。移動平均部25も、移動平均部23と同様の手法によって、w相電流の二乗の移動平均を算出してw相電流の二乗を平滑化する。
最大値選択部26は、u相電流の二乗、v相電流の二乗およびw相電流の二乗を入力とする。最大値選択部26は、u相電流の二乗、v相電流の二乗およびw相電流の二乗のうち、最も値が高いものを選択して比較部27に出力する。
比較部27は、u相電流の二乗、v相電流の二乗およびw相電流の二乗のうちの最大値を最大値選択部26から受けると、当該最大値と閾値とを比較する。比較部27は、比較結果を示す信号を検出部28へ出力する。比較部27は、最大値が閾値よりも高いときに論理が「1」(Hレベル)の信号を検出部28へ出力し、最大値が閾値以下となるときに論理が「0」(Lレベル)の信号を検出部28へ出力する。
検出部28は、比較結果を示す信号がHレベル(論理「1」)となる時間をカウントする。比較結果を示す信号が所定時間Td1を超えてHレベルとなるときに、検出部28は、自励式変換器1が過負荷状態であると判断する。すなわち、u相電流の二乗、v相電流の二乗およびw相電流の二乗のうちの最大値が閾値よりも高い状態が所定時間Td1を超えて継続したときに、検出部28は、自励式変換器1が過負荷状態であると判断する。
上記のように、所定時間Td1の継続を条件としたのは、ノイズの混入等に起因して一時的に最大値が閾値を超えたときに、自励式変換器1が過負荷状態であると誤って判断するのを回避するためである。検出部28は、自励式変換器1の過負荷状態を検出すると、Hレベル(論理「1」)に活性化された検出信号を生成する。検出部28は、生成した検出信号を論理積回路31の一方入力に与える。
論理積回路31の他方入力には、禁止部29から出力される信号の反転信号が与えられる。論理積回路31は、検出部28から出力される検出信号と、禁止部29から出力される信号の反転信号との論理積信号を出力する。
RSフリップフロップ回路32は、論理積回路31からの論理積信号をセット端子(S)に受け、時限部30からの出力信号をリセット端子(R)に受ける。RSフリップフロップ回路32は、論理積信号がHレベル(論理「1」)に切り替わったときに(論理積信号の立上りエッジで)セット状態(論理「1」)になり、時限部30からの出力信号がHレベルに切り替わったときにリセット状態(論理「0」)になる。RSフリップフロップ回路32の出力端子Qの出力は、切替指令として切替部33へ入力される。切替指令はさらに、禁止部29および時限部30に入力される。
切替部33は、切替指令に応じて、系統電圧制御部14により生成された電流基準Irefおよび所定の電流リミット値Ilimのいずれか一方を選択して電流基準Iref*に設定する。詳細には、切替指令が論理「1」のとき、切替部33は電流リミット値Ilimを電流基準Iref*に設定する。一方、切替指令が論理「0」のとき、切替部33は、電流基準Irefを電流基準Iref*に設定する。
禁止部29は、切替指令が論理「0」のとき、Lレベル(論理「0」)の信号を出力する。そして、切替指令が論理「1」に切り替わったとき、禁止部29は、切替指令の立上りエッジから所定時間Tの間、出力信号をHレベル(論理「1」)に保持する。すなわち、禁止部29は、切替指令が論理「1」に切り替わった時点から所定時間Tが経過するまでの間、Hレベルの信号を出力する。禁止部29の出力信号の反転信号は、論理積回路31の他方入力に入力される。
時限部30は、切替指令が論理「0」のとき、Lレベル(論理「0」)の信号を出力する。そして、時限部30は、切替指令が論理「1」に切り替わった時点から所定時間Td2が経過した時点でHレベル(論理「1」)の信号を出力する。時限部30はさらに、切替指令が論理「0」に切り替わったときに、出力信号を論理「0」に切り替える。時限部30の出力信号は、RSフリップフロップ回路32のリセット端子(R)に入力される。
なお、本発明の実施の形態では、u相電流、v相電流およびw相電流の二乗の移動平均の最大値と閾値との比較結果に基づいて自励式変換器1が過負荷状態であることを検出する構成について例示したが、自励式変換器1の過負荷状態を検出するための手法はこれに限定されない。
図6は、電流リミッタ15の動作を示すタイミングチャートである。図6を参照して、時刻t1において、自励式変換器1の出力電流の二乗の最大値が閾値を超えたことに応じて、比較部27の出力信号がHレベル(論理「1」)に切り替わった場合を想定する。
比較部27の出力信号が時刻t1から所定時間Td1を超えてHレベルとなったとき(時刻t4)、検出部28の出力信号がHレベル(論理「1」)に切り替わる。論理積回路31は、検出部28から出力されるHレベルの信号と、禁止部29から出力されるLレベルの信号の反転信号との論理積信号を出力する。Hレベルの論理積信号をセット端子(S)に受けることにより、RSフリップフロップ回路32はセット状態となり、出力端子Qから論理「1」の切替指令を出力する(時刻t2)。
時刻t2において切替指令が論理「1」に切り替わったことに応答して、切替部33は、電流基準Irefに代えて電流リミット値Ilimを電流基準Iref*に設定する。すなわち、時刻t2以降、電流基準Iref*は、系統電圧制御部14によって生成される電流基準Irefよりも小さい値(電流リミット値Ilim)に制限される。図3に示したように、電流基準Iref*の低下に追従するように自励式変換器1の出力電流が低下する。
一方、禁止部29は、切替指令が論理「1」に切り替わった時点(時刻t2)から所定時間Tが経過する時点(時刻t5)までの間、Hレベル(論理「1」)の信号を出力する。これにより、論理積信号は論理「1」から論理「0」に切り替わる。RSフリップフロップ回路32は、セット端子(S)およびリセット端子(R)の両方に論理「0」の信号を受けることにより、出力である切替指令を論理「1」に保持する。
時限部30は、切替指令が論理「1」に切り替わった時点(時刻t3)から所定時間Td2が経過した時点において、Hレベル(論理「1」)の信号を出力する。RSフリップフロップ回路32は、時限部30からHレベルの信号をリセット端子(R)を受けることによりリセット状態になる(時刻t3)。したがって、切替指令は論理「1」から論理「0」に切り替わる。
時刻t3において切替指令が論理「0」に切り替わったことに応答して、切替部33は、電流リミット値Ilimに代えて電流基準Irefを電流基準Iref*に設定する。すなわち、時刻t3以降、電流基準Iref*の制限が解除される。
図6に示されるように、本発明の実施の形態では、電流基準Iref*を電流リミット値Ilimに制限する処理の実行時間を所定時間Td2に設定している。したがって、自励式変換器1の過負荷状態が検出されたときには、所定時間Td2の間、電流基準Iref*が制限される。
電流基準Iref*の制限中は自励式変換器1から出力される無効電力が制限されるため、電流基準Iref*の制限が長期に及ぶと、事故除去後の自励式無効電力補償装置の定常運転に支障が生じる可能性がある。そのため、電流リミッタ15は、時限部30によって電流基準Iref*を制限する時間を制限する。所定時間Td2は、系統事故の発生から事故が除去されるまでの時間内に収まるように、たとえば数10msecに設定される。なお、所定時間Td2の値は、系統事故の種類に応じて異なる値に設定してもよい。具体的には、系統事故の発生から事故除去までに要する時間を系統事故の種類ごとに実験等により適合するようにしてもよい。
また、切替指令は、時刻t2において論理「1」に立ち上がった後所定時間Tの間、論理「1」に保持される。禁止部29によって所定時間Tの間、切替指令が保持されることによって、実質的に、電流基準Iref*が、電流基準Irefから電流リミット値Ilimに切り替わってから所定時間Tの間、切替部33における切替え動作が禁止される。これにより、電流基準Irefと電流リミット値Ilimとの切替えが短時間で頻繁に繰り返されるハンチングを抑制することができる。
以上説明したように、この発明の実施の形態によれば、自励式変換器の過負荷状態が検出されたときには、自励式変換器から電力系統へ出力される無効電流を制御するための電流基準を電流リミット値に制限する。これにより、過負荷状態が検出された後は自励式変換器の出力電流が低下するため、自励式変換器の保護機能が動作することを未然に回避することができる。したがって、電力系統に事故が発生した場合においても、自励式無効電力補償装置を重故障停止させることなく運転を継続させることができる。この結果、自励式無効電力補償装置の信頼性を確保することができる。
(電流リミッタの変更例)
上記の本発明の実施の形態では、電流リミッタ15における電流リミット値Ilimを固定値とする構成について説明したが、電流リミット値Ilimは電力系統4の状態に応じて設定される可変値であってもよい。たとえば、系統事故が発生した時点からの経過時間に応じて、電流リミット値Ilimを設定してもよい。
図7は、電流リミッタ15の変更例の構成を示す機能ブロック図である。図7を参照して、本変更例に係る電流リミッタ15は、図5に示した電流リミッタ15と比較して、調整部34および乗算器35をさらに含む。
本変更例では、系統電圧制御部14により生成された電流基準Irefに係数k(0<k<1)を乗じた値を電流リミット値Ilimとして算出する(Ilim=Iref×k)。係数kは、調整部34によって可変に設定することができる。具体的には、調整部34は、検出部28からHレベルに活性化された検出信号を受けると、自励式変換器1が過負荷状態であると判断された時点からの経過時間を計時する。そして、調整部34は、計時された経過時間に応じて係数kを設定する。一例として、調整部34は、自励式変換器1が過負荷状態であると判断された時点からの経過時間が長くなるに従って係数kが大きくなるように、係数kを設定する。
乗算器35は、調整部34により設定された係数kと電流基準Irefとを乗算し、その乗算値を電流リミット値Ilimとして切替部33に入力する。切替部33は、切替指令に従って電流基準Irefおよび電流リミット値Ilimのいずれか一方を選択して電流基準Iref*に設定する。
本変更例によれば、電流リミット値Ilimは、自励式変換器1が過負荷状態であると判断された時点からの経過時間が長くなるほど、大きい電流値に設定される。すなわち、自励式変換器1が過負荷状態となった直後において電流基準Iref*の制限を最も強化し、過負荷状態となってからの経過時間が長くなるに従って電流基準Iref*の制限を徐々に緩和する。これによれば、系統事故中において、自励式変換器1の保護機能が動作するのを回避しながら、電力系統4に出力する無効電力を増やすことができる。したがって、電流リミット値Ilimを固定値とする構成と比較して、系統事故中における系統の安定度を向上させることができる。
今回開示された実施の形態は例示であって、上記内容のみに限定されるものではない。本発明の範囲は特許請求の範囲によって示され、特許請求の範囲と均等の意味および範囲内のすべての変更が含まれることが意図される。
1 自励式変換器、2 平滑用コンデンサ、3 変換器用変圧器、4 電力系統、5 電圧検出器、6 電流検出器、7 制御装置、10 振幅検出部、11 無効電流検出部、12 電圧指令生成部、13,17 減算器、14 系統電圧制御部、15 電流リミッタ、18 無効電流制御部、19 ゲートパルス発生部、20,21,22 乗算器、23,24,25 移動平均部、26 最大値選択部、27 比較部、28 検出部、29 禁止部、30 時限部、31 論理積回路、32 RSフリップフロップ回路、33 切替部、34 調整部。

Claims (5)

  1. 電力系統に連系され、スイッチング素子を含み、受けた電力に基づいて前記電力系統へ無効電力を出力するための自励式変換器と、
    前記電力系統の電圧を検出する電圧検出器と、
    前記電力系統と前記自励式変換器との間に流れる電流を検出する電流検出器と、
    前記電圧検出器により検出された電圧および前記電流検出器により検出された電流に基づいて前記スイッチング素子をスイッチングさせることにより、前記自励式変換器から前記電力系統へ出力される前記無効電力を制御する制御装置とを備え、
    前記制御装置は、
    前記電圧検出器により検出された電圧に基づいて、前記電力系統の電圧を制御するための前記無効電流の電流基準を演算する系統電圧制御部と、
    前記電流検出器によって検出された電流に基づいて、前記自励式変換器から前記電力系統へ出力される無効電流を検出する無効電流検出部と、
    前記無効電流検出部により検出された前記無効電流が前記電流基準になるように、前記自励式変換器から出力される電圧の電圧基準を演算する無効電流制御部と、
    前記電圧基準に基づいて、前記スイッチング素子をスイッチングするための駆動信号を生成する駆動信号制生成部と、
    前記電流検出器により検出された電流に基づいて前記自励式変換器の過負荷状態が検出されたときに、前記系統電圧制御部により演算された前記電流基準を制限する電流リミッタとを含む、系統連系用電力変換装置。
  2. 前記電流リミッタは、
    前記電流検出器により検出された電流に基づいて、前記自励式変換器の過負荷状態を検出する検出部と、
    前記検出部により前記自励式変換器の過負荷状態が検出されたときに、前記系統電圧制御部により演算された前記電流基準を電流リミット値に制限するための切替部とを含む、請求項1に記載の系統連系用電力変換装置。
  3. 前記電流リミッタは、前記切替部により前記電流基準を前記電流リミット値に制限する時間を制限するための時限部をさらに含む、請求項2に記載の系統連系用電力変換装置。
  4. 前記切替部は、前記検出部の検出結果に応じて、前記系統電圧制御部により演算された前記電流基準と前記電流リミット値とを切り替えて前記無効電流制御部に出力するように構成され、
    前記電流リミッタは、前記検出部により前記自励式変換器の過負荷状態が検出された時点から所定時間の間、前記切替部における切替動作を禁止するための禁止部をさらに含む、請求項2または請求項3に記載の系統連系用電力変換装置。
  5. 前記系統連系用電力変換装置は、自励式無効電力補償装置である、請求項1から請求項4のいずれか1項に記載の系統連系用電力変換装置。
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