JP5332229B2 - 瞬低補償装置 - Google Patents
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Description
一方、IT関連機器などの負荷では、電力系統に瞬低が発生すると、機器の停止や誤動作等の障害が発生する恐れがある。
このため、瞬低に起因して負荷に障害が発生することを防止する目的で、一般に電力系統には、並列型瞬低補償装置が備えられている。
そして瞬低発生時には、並列型瞬低補償装置は、負荷と電力系統とを瞬時に切り離すと共に、直流充電部に貯蔵していた直流電力を交流電力に変換して、この交流電力を負荷に対して無停電状態で供給する。
この電力変換器4には、その直流側に電気二重層キャパシタ(直流充電部)5が接続されている。
また電力変換器4は、その交流側が電力ラインL2を介して負荷3に接続されており、電力変換器4は、負荷3に対して並列に接続されている。電力ラインL2には、ACフィルタとして、LCフィルタやLCLフィルタが介装されている。
(1)平常時において、順変換動作(コンバータ動作)をすることにより、系統電源1から得た交流電力を直流電力に変換し、この直流電力により電気二重層キャパシタ5を充電する。
(2)平常時において、負荷3から発生する高調波電流と逆極性の補償電流を出力し、この補償電流により高調波電流を打ち消す。つまり、アクティブフィルタとしての動作機能を果たす。
(3)瞬低が発生した時に、逆変換動作(インバータ動作)をすることにより、電気二重層キャパシタ5に充電していた直流電力を交流電力に変換し、この交流電力を負荷3に送る。つまり、瞬低補償装置としての動作機能を果たす。
なお、電力系統L1には、高速スイッチ2から見て系統電源1側に、ACLを接続する場合もある。
また、この制御部100は、高速スイッチ2のスイッチング動作を制御する。つまり平常時には高速スイッチ2を閉じておき、瞬低が発生したときには、高速スイッチ2を瞬時に遮断する。
図9に示すように、制御部100は、瞬低検出部101と、遮断制御部102と、基準電圧発生部103と、加算部104と、高調波補償指令部110と、電流制御指令部120と、電圧制御指令部130と、選択・出力指令部140を有している。
なお、図9では、電気二重層キャパシタ5を充電するための充電指令を作る充電指令制御系統は、図示省略している。
そして、高調波抽出部111は、負荷電流信号ILから負荷高調波成分を抽出し、減算部112は、負荷高調波成分と交流出力電流信号(インバータ出力電流信号)Iinvとの偏差を求め、この偏差を電流制御部113により比例・積分(PI)演算することにより高調波補償指令S1を求める。
この高調波補償指令S1は、負荷3から発生する高調波を抑制(打ち消す)ように、電力変換器4から補償電流を出力させるように動作させる指令である。
そして、減算部121は、負荷電流信号ILと交流出力電流信号(インバータ出力電流信号)Iinvとの偏差を求め、この偏差を電流制御部122により比例・積分(PI)演算することにより電流制御指令S2を求める。
この電流制御指令S2は、電力変換器4が負荷3に必要な電流を供給するように、電力変換器4を動作させる指令である。
このように、電力変換器4が負荷3に必要な電流を供給すると、系統電源1から高速スイッチ2を介して負荷3へ流れる電流の供給が停止され、結果として、高速スイッチ2を流れる電流を0にすることができる。
そして、減算部131は、負荷電圧信号VLと基準電圧信号Vrefとの偏差を求め、この偏差を電圧制御部132により比例・積分(PI)演算することにより電圧制御指令S3を求める。
この電圧制御指令S3は、電力変換器4が負荷3に定格電圧(系統電源1の定格電圧と等しい電圧)となっている三相電圧を供給するように、電力変換器4を動作(インバータ動作)させる指令である。
ゲイン信号出力部141は、ゲイン信号g1,g2,g3を出力するものであり、各ゲイン信号g1,g2,g3の値は、電力系統L1の状況に応じて、0〜1の間の値に変化するようにしている。
この選択・出力指令部140の動作は、図10を参照して後述するが、この選択・出力指令部140から出力される指令を、選択・出力指令S0とする。
このため、選択・出力指令部140から出力される選択・出力指令S0は、高調波補償指令S1のみを含むこととなる。したがって最終指令SSも、高調波補償指令S1のみを有することとなり、この最終指令SS(=高調波補償指令S1)をPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動して、電力変換器4からは、負荷3から発生する高調波を抑制(打ち消す)補償電流が出力されアクティブフィルタとしての高調波補償動作が行なわれる。
このため、選択・出力指令部140から出力される選択・出力指令S0は、電流制御指令S2のみを有することとなり、最終指令SS(=電流制御指令S2)をPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動して、電力変換器4から負荷3に対して、この負荷3が必要な電流を供給する。
このため、系統電源1から高速スイッチ2を介して負荷3へ流れる電流の供給が停止され、結果として、高速スイッチ2を流れる電流を、極めて短時間で0にすることができる。
このため、選択・出力指令部140から出力される選択・出力指令S0は、電流制御指令S2が徐々に減少し、電圧制御指令S3が徐々に増加する。
そして、電圧制御指令S3が増加していくと、この電圧制御指令S3をPWM変調したゲート制御信号Gにより電力変換器4が作動して、電力変換器4から負荷3に対して、定格電圧(系統電源1の電圧と等しい電圧)となっている三相電圧を供給する。このため、高速スイッチ2が遮断されても、負荷3に対して三相電力の供給ができる。
このようにして、電流が流れていない状態で高速スイッチ2を遮断することができるため、サージの発生を抑制することができ、電力変換器2から負荷3に供給する電圧変動(サージに起因する電圧変動)を抑制できると共に、瞬低検出からスイッチ遮断までの時間(期間T1)を短縮することができる。
負荷と系統電源とを接続する電力系統に介装されたスイッチと、
交流側が前記負荷に接続されると共に直流側に直流充電部が接続されており、逆変換動作と順変換動作ができる電力変換器と、
前記電力系統に瞬低が発生すると、前記スイッチを遮断制御すると共に、前記電力変換器を逆変換動作させることにより前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御する制御部とを有する瞬低補償装置において、
前記制御部は、
前記電力系統に瞬低が発生したか否かを検出する瞬低検出部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出した後、予め設定した時間が経過したら前記スイッチを遮断する遮断制御部と、
負荷電圧と基準電圧との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電圧を印加するために、前記電力変換器を制御する電圧制御指令を生成する電圧制御指令部と、
瞬低による負荷電流の落ち込みに相当するひずみ成分を負荷電流から抽出し、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記ひずみ成分を補償する補償電流を前記負荷に供給するために、前記電力変換器を制御する電流制御指令を生成する電流制御指令部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出したら、前記電流制御指令を選択して出力し、前記遮断制御部により前記スイッチが遮断されたら、前記電圧制御指令を選択して出力する選択・出力指令部と、
前記選択・出力指令部から出力された制御指令に基づき、前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御するゲート制御信号を前記電力変換器に送る変調器とを有することを特徴とする瞬低補償装置。
負荷と系統電源とを接続する電力系統に介装されたスイッチと、
交流側が前記負荷に接続されると共に直流側に直流充電部が接続されており、逆変換動作と順変換動作ができる電力変換器と、
前記電力系統に瞬低が発生すると、前記スイッチを遮断制御すると共に、前記電力変換器を逆変換動作させることにより前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御する制御部とを有する瞬低補償装置において、
前記制御部は、
前記電力系統に瞬低が発生したか否かを検出する瞬低検出部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出した後、予め設定した時間が経過したら前記スイッチを遮断する遮断制御部と、
負荷電圧と基準電圧との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電圧を印加するために、前記電力変換器を制御する電圧制御指令を生成する電圧制御指令部と、
瞬低による負荷電流の落ち込みに相当するひずみ成分を負荷電流から抽出し、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記ひずみ成分を補償する補償電流を前記負荷に供給するために、前記電力変換器を制御するひずみ成分補償指令を生成するとともに、負荷電流と前記電力変換器が出力する交流出力電流との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電流を供給するために、前記電力変換器を制御する系統電流零指令を生成する電流制御指令部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出したら、前記ひずみ成分補償指令及び前記系統電流零指令を選択して出力し、前記遮断制御部により前記スイッチが遮断されたら、前記電圧制御指令を選択して出力する選択・出力指令部と、
前記選択・出力指令部から出力された制御指令に基づき、前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御するゲート制御信号を前記電力変換器に送る変調器とを有することを特徴とする。
このため、負荷電流の落ち込みを低減することができ、この結果、瞬低により負荷電圧の急激な落ち込みが発生しようとしても、この落ち込みを低減することができるという効果を奏する。
なお、図1では、電気二重層キャパシタ5を充電するための充電指令を作る充電指令制御系統や、電力変換器4から補償電流を出力させてアクティブフィルタ動作させる高調波補償指令を作る高調波補償指令部は、図示省略している。
ひずみ成分抽出部211は、負荷電流信号ILから、瞬低による負荷電流の落ち込みに相当するひずみ成分信号ILhを抽出し、乗算部212はひずみ成分を補償するためにひずみ成分信号ILhに−1を乗算し、減算部213は、−1を乗算したひずみ成分信号ILhと交流出力電流信号(インバータ出力電流信号)Iinvとの偏差を求め、この偏差を電流制御部214により比例・積分(PI)演算することにより電流制御指令S10を求める。
なお、ひずみ成分抽出部211としては各種のものを使用することができるが、その一例の回路構成については後述する。
減算部221は、負荷電圧信号VLと基準電圧信号Vrefとの偏差を求め、この偏差を電圧制御部222により比例・微分(PD)演算することにより電圧制御指令S20を求める。
この電圧制御指令S20は、電力変換器4が負荷3に電力を供給して負荷3に対して定格電圧(系統電源1の定格電圧と等しい電圧)となっている三相電圧を出力するように、電力変換器4を動作(インバータ動作)させる指令である。
ゲイン信号出力部231は、ゲイン信号g11,g12を出力するものであり、各ゲイン信号g11,g12の値は、電力系統L1の状況に応じて、0〜1の間の値に変化するようにしている。
この選択・出力指令部230の動作は、図2を参照して後述するが、この選択・出力指令部230から出力される指令を、選択・出力指令S0とする。
このため、選択・出力指令部230からは、電流制御指令S10及び電圧制御指令S20は出力されない。つまり待機状態となっている。
このため、選択・出力指令部230から出力される選択・出力指令S0は、電流制御指令S10のみを有することとなり、最終指令SS(=電流制御指令S10)をPWM変調器6にてPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動して、電力変換器4から負荷3に対して、瞬低に起因する負荷電流のひずみ成分を補償する電流を供給する。つまり、負荷電流のひずみ成分に対して、位相及び周波数が等しく、且つ大きさを−1倍した補償電流を、電力変換器4から負荷3に供給する。
このため、選択・出力指令部230から出力される選択・出力指令S0は、電圧制御指令S20のみを有することとなり、最終指令SS(=電圧制御指令S20)をPWM変調器6にてPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動して、電力変換器4から負荷3に対して、定格電圧(系統電源1の電圧と等しい電圧)となっている三相電圧を供給する。このため、高速スイッチ2が遮断されても、負荷3に対して三相電力の供給ができる。
このため、負荷電流の落ち込みを低減することができ、この結果、瞬低により負荷電圧の急激な落ち込みが発生しようとしても、この落ち込みを低減することができるという効果を奏する。
このため、選択・出力指令部240から出力される選択・出力指令S0は、電流制御指令S10が徐々に減少し、電圧制御指令S20が徐々に増加する。
−1が乗算されたひずみ成分信号ILhは、更に乗算部303によりゲイン信号g11aが乗算され、負荷電流信号ILは乗算部304によりゲイン信号g11bが乗算され、両信号は加算部305にて加算される。加算された信号は、減算部306にて交流出力電流信号(インバータ出力電流信号)Iinvとの偏差が演算され、この偏差を電流制御部307により比例・積分(PI)演算することにより電流制御指令S30を求める。
(1)瞬低に起因する負荷電流のひずみ成分を補償する電流を電力変換器4から負荷3に供給することにより、負荷電流の落ち込みを防止するひずみ成分補償指令S31と、
(2)負荷電流とインバータ電流を一致させる電流制御を行なうことにより、電力変換器4から負荷3に対して負荷電流に相当する電流を供給することにより、高速スイッチ2に流れる電流(系統電流)を0にする系統電流零指令S32とを含む。
系統電流零指令S32は、負荷電流信号ILにゲイン信号g11bを乗算した値から、交流出力電流信号(インバータ出力電流信号)Iinvを減算し、この減算値[(IL×g11b)−Iinv]を比例・積分(PI)演算したものである。
ゲイン信号出力部311は、ゲイン信号g11a,g11b,g12を出力するものであり、各ゲイン信号g11a,g11b,g12の値は、電力系統L1の状況に応じて、0〜1の間の値に変化するようにしている。
この選択・出力指令部310の動作は、図5を参照して後述するが、この選択・出力指令部310から出力される指令を、選択・出力指令S0とする。
このため、選択・出力指令部310からは、電流制御指令S30及び電圧制御指令S20は出力されない。つまり待機状態となっている。
このため、選択・出力指令部310から出力される選択・出力指令S0は、電流制御指令S30(=S31+S31)のみを有することとなり、最終指令SS(=電流制御指令S30)をPWM変調器6にてPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動する。
このため、選択・出力指令部310から出力される選択・出力指令S0は、電圧制御指令S20のみを有することとなり、最終指令SS(=電圧制御指令S20)をPWM変調器6にてPWM変調したゲート制御信号Gにより、電力変換器4が作動して、電力変換器4から負荷3に対して、定格電圧(系統電源1の電圧と等しい電圧)となっている三相電圧を供給する。このため、高速スイッチ2が遮断されても、負荷3に対して三相電力の供給ができる。
このため、負荷電流の落ち込みを低減することができ、この結果、瞬低により負荷電圧の急激な落ち込みが発生しようとしても、この落ち込みを低減することができるという効果を奏する。
このため、期間αにおいて、選択・出力指令部310から出力される選択・出力指令S0(=電流制御指令S30)は、ひずみ成分補償指令S31が徐々に減少し、系統電流零指令S32が徐々に増加する。
次に、図1に示すひずみ成分抽出部211や、図4に示すひずみ成分抽出部301として使用することができる、ひずみ成分抽出部400を、図7を参照して説明する。
2 高速スイッチ
3 負荷
4 電力変換器
5 電気二重層キャパシタ
6 PWM変調器
100,200,200A 制御部
201 瞬低検出部
202 遮断制御部
203 基準電圧発生部
204 加算部
210,300 電流制御指令部
220 電圧制御指令部
230,310 選択・出力指令部
Claims (4)
- 負荷と系統電源とを接続する電力系統に介装されたスイッチと、
交流側が前記負荷に接続されると共に直流側に直流充電部が接続されており、逆変換動作と順変換動作ができる電力変換器と、
前記電力系統に瞬低が発生すると、前記スイッチを遮断制御すると共に、前記電力変換器を逆変換動作させることにより前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御する制御部とを有する瞬低補償装置において、
前記制御部は、
前記電力系統に瞬低が発生したか否かを検出する瞬低検出部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出した後、予め設定した時間が経過したら前記スイッチを遮断する遮断制御部と、
負荷電圧と基準電圧との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電圧を印加するために、前記電力変換器を制御する電圧制御指令を生成する電圧制御指令部と、
瞬低による負荷電流の落ち込みに相当するひずみ成分を負荷電流から抽出し、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記ひずみ成分を補償する補償電流を前記負荷に供給するために、前記電力変換器を制御する電流制御指令を生成する電流制御指令部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出したら、前記電流制御指令を選択して出力し、前記遮断制御部により前記スイッチが遮断されたら、前記電圧制御指令を選択して出力する選択・出力指令部と、
前記選択・出力指令部から出力された制御指令に基づき、前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御するゲート制御信号を前記電力変換器に送る変調器と、
を有することを特徴とする瞬低補償装置。 - 請求項1において、
前記選択・出力指令部は、前記遮断制御部により前記スイッチが遮断されたら、前記電流制御指令を漸減するとともに前記電圧制御指令を漸増することを特徴とする瞬低補償装置。 - 負荷と系統電源とを接続する電力系統に介装されたスイッチと、
交流側が前記負荷に接続されると共に直流側に直流充電部が接続されており、逆変換動作と順変換動作ができる電力変換器と、
前記電力系統に瞬低が発生すると、前記スイッチを遮断制御すると共に、前記電力変換器を逆変換動作させることにより前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御する制御部とを有する瞬低補償装置において、
前記制御部は、
前記電力系統に瞬低が発生したか否かを検出する瞬低検出部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出した後、予め設定した時間が経過したら前記スイッチを遮断する遮断制御部と、
負荷電圧と基準電圧との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電圧を印加するために、前記電力変換器を制御する電圧制御指令を生成する電圧制御指令部と、
瞬低による負荷電流の落ち込みに相当するひずみ成分を負荷電流から抽出し、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記ひずみ成分を補償する補償電流を前記負荷に供給するために、前記電力変換器を制御するひずみ成分補償指令を生成するとともに、負荷電流と前記電力変換器が出力する交流出力電流との偏差から、前記電力変換器が前記負荷に電力を供給して前記負荷に定格電流を供給するために、前記電力変換器を制御する系統電流零指令を生成する電流制御指令部と、
前記瞬低検出部により瞬低を検出したら、前記ひずみ成分補償指令及び前記系統電流零指令を選択して出力し、前記遮断制御部により前記スイッチが遮断されたら、前記電圧制御指令を選択して出力する選択・出力指令部と、
前記選択・出力指令部から出力された制御指令に基づき、前記電力変換器から前記負荷に電力を供給するために前記電力変換器を制御するゲート制御信号を前記電力変換器に送る変調器と、
を有することを特徴とする瞬低補償装置。 - 請求項3において、
前記選択・出力指令部は、前記瞬低検出部が瞬低を検出したら、前記ひずみ成分補償指令を漸減するとともに、前記電圧制御指令を漸増することを特徴とする瞬低補償装置。
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