JP3992679B2 - 電力変換装置 - Google Patents
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Description
しかしながら需要家が負荷の運転を停止した場合には、力率改善コンデンサが系統に対しては等価的に負荷となる。つまり電力会社は発電機によってこの等価進相負荷に進み無効電力を供給する必要が新たに発生する。
従来、この電圧変動を補償するために需要家が取り得る対策は、例えば、特許文献2の第1図に開示されているような無停電電源装置の導入がある。これは、定常時は系統から負荷に電力を供給するが、系統に電圧変動が生じれば、系統からスイッチによって負荷を切り離してから電力変換回路を介してバッテリーから負荷に電力を供給することができる。
一方、従来の無停電電源装置は、系統電圧が瞬時電圧低下した場合には高速遮断器やサイリスタスイッチなどにより負荷を事故系統から切り離した後に負荷に電圧を供給することができる。しかしながら無停電電源装置はどのような瞬時電圧変動に対しても系統電圧と等しい電圧、即ち負荷が要求する電力を全て供給する必要がある。つまり10%の低下であっても50%の低下であっても補償すべき電圧は100%である。従って、電力変換回路やバッテリーとしては容量の大きなものを適用しなければならなかった。このため無停電電源装置のコストが高くなっていた。
本発明の実施の形態1について図面を参照して説明する。図1、図2には本発明の実施の形態によって実現する電力変換装置としてのマルチモード静止形直列補償装置のブロック構成を示す。
まず図1の点線にて囲まれた主回路部分についてその構成を説明する。電力系統もしくは負荷に接続される第1の端子A、第2の端子Bに対して電圧を出力する電力変換回路1が直列に接続されている。電力変換回路1にはエネルギー貯蔵回路2が接続されており、電力変換回路1はエネルギー貯蔵回路2に蓄積されているエネルギーを用いて電圧を出力する。第1の端子Aと第2の端子Bとには、それぞれ第1の電圧検出器3と第2の電圧検出器4とを備える。また、第1の端子Aと第2の端子Bとの間を流れる電流(瞬時値)、即ち系統電流Isを検出する電流検出器5を備える。
電力変換回路1は電圧指令切換部6の出力である第3の電圧指令V3*(瞬時値)に従って、第1の端子Aと第2の端子Bとの間に電圧を出力する。事故検出用インダクタンス7については、後述する実施の形態6で詳細に説明する。
定常制御部9は必要な無効電力を演算し、系統電流Isの位相に対して90度進んだ、もしくは遅れた電圧を出力するための第1の電圧指令V1*(瞬時値)を電圧指令切換部6に入力する。一方、過渡制御部10は第1の端子Aまたは第2の端子Bにおける電圧の変動分を補償するための電圧を演算し、第2の電圧指令V2*(瞬時値)として電圧指令切換部6に入力する。
事故検出部11では、系統事故の有無と系統事故発生場所(第1の端子A側もしくは第2の端子B側)を特定し、その結果を出力する。なお、この事故発生個所を判定する構成については、後述する実施の形態6で具体的に説明する。
当然のことながら、事故が除去された場合には事故検出部11が電圧補償の必要がないと判断することから、電圧指令切換部6は第3の電圧指令V3*として、事故除去前の第1の電圧指令V1*と第2の電圧指令V2*とを加算した値から事故除去後の第1の電圧指令V1*に切換えて、通常運転に復帰する。
また、図1、2に示す電力変換回路1としては、エネルギー貯蔵回路2の蓄積エネルギーを用いて第1の端子Aと第2の端子Bの両端に電圧を印加できる手段であればどのようなものでも適用可能である。例えば電力用半導体デバイスなどから構成され直流−交流変換を行うインバータ回路はその手段のひとつである。
更に、図1、2に示すエネルギー貯蔵回路2としては、電気エネルギーを貯蔵するバッテリー、コンデンサ、SMESなどがある。更に回転エネルギーを貯蔵するフライホイールなどもその手段のひとつである。
また、図1、2では単相回路で説明したが、三相回路構成にも適用できることは言うまでもない。この場合には位相検出や電流振幅検出の手段に多少の違いがあるものの、同業者においては容易に想定できる範囲であることから説明は省略する。
図3は、本発明の実施の形態2によって実現するマルチモード静止形直列補償装置のブロック構成を示す。ここでは、マルチモード静止形直列補償装置は2つの交流電源Vs1(第1の電源)、Vs2(第2の電源)の間に接続され、そこに電圧を注入するよう構成されている。マルチモード静止形直列補償装置と交流電源Vs1、Vs2の間には例えば送電線や変圧器が持つインピーダンスXが存在する。図3では一方の交流電源Vs2との間にインピーダンスXがあるが、両側に存在しても本質は変わらない。
まず、マルチモード静止形直列補償装置がゼロ電圧を発生し運転している状態を説明する。図4(a)はこのときの状態を示したベクトル図である。このとき、2つの交流電源の間に流れる電流Is(ベクトル)は、インピーダンスXに印加される電圧とインピーダンスXの大きさにより決定される。送電線や変圧器の主たるインピーダンスXはリアクタンスであるので、2つの電源の電圧Vs1(ベクトル)およびVs2(ベクトル)とリアクタンスXより、Is=(Vs1−Vs2)/jXなる電流が系統に流れる。
即ち、sin(θB+φ)=sin(θB)・cos(φ)+cos(θB)・sin(φ)を乗算器及び加算器で演算する。この演算により、電流Isに対して90度遅れた基準信号sin(θB+φ)が得られる。検出した電圧VBと電流Isとを乗算器で乗算して低域通過フィルタ14により第2の端子Bへ流れる有効電力PBを検出する。
そして、指令出力部8の出力に相当する有効電力指令PB*との偏差をとり補償器15でその偏差を増幅する。増幅した信号と電流に対して90度遅れた基準信号sin(θB+φ)とを乗算器で乗算して第1の電圧指令V1*を発生する。第2の端子Bの有効電力PBが有効電力指令PB*よりも小さい場合、偏差が正となり電流Isに対して90度遅れた第1の電圧指令V1*を発生し、その電圧指令に応じて電力変換回路1が動作し、第1の端子Aと第2の端子Bとの間に電圧を注入する。
これにより、図4(b)のベクトル図で示したように電流Isが増加して有効電力が増加し、偏差が減少する。逆に、偏差が負の場合には電流Isに対して90度進んだ電圧を注入するよう第1の電圧指令V1*が発生し、その注入電圧により電流が減少して電力偏差が減少するように動作する。
なお、ここで電圧検出部11に適用可能な電圧低下検出方法については例えば特許第2581735号に詳しく開示されているのでここでは説明を省略する。
図4(c)に第1の端子Aの電圧が低下したときのベクトル図を示す。電力制御は系統事故時には変動しない応答で動作しており第1の電圧指令V1*は事故前とほぼ同じベクトルであり、電圧低下分の第2の電圧指令V2*が加算されて第1及び第2の端子AとBの間に電圧が注入され、第2の端子Bの電圧が事故前と同じベクトルに維持される。
図5は、本発明の実施の形態3によって実現するマルチモード静止形直列補償装置のブロック構成を示す。マルチモード静止形直列補償装置の第1の端子Aには交流電源Vs1、第2の端子Bには負荷25が接続され、交流電源Vs1からマルチモード静止形直列補償装置を経由して負荷25へ電力を供給するよう構成されている。
まず、マルチモード静止形直列補償装置がゼロ電圧を発生し運転している状態を説明する。図6(a)はこのときの状態を示すベクトル図である。マルチモード静止形直列補償装置はゼロ電圧であり、第1の端子Aと第2の端子Bの電圧VA、VBは同じベクトルとなり、電流Isは負荷25の力率に応じて電圧と位相差を持つ。図6(a)の状態からマルチモード静止形直列補償装置が第2の端子Bを基準に電流Isに対して90度遅れた電圧を印加したときのベクトル図を図6(b)に示す。第2の端子Bの電圧と電流の位相関係は図6(a)の場合と同じであり、マルチモード静止形直列補償装置が第1の端子Aに対して電圧を印加することにより第1の端子Aの電圧が補償され、第1の端子Aの電圧と電流との位相差が減少し電源に対する負荷力率が改善される。マルチモード静止形直列補償装置の補償電圧は電圧VAとVBとの差電圧となる。
次に、位相θAの正弦と余弦をマルチモード静止形直列補償装置の第1の端子Aから第2の端子Bに流れる電流を電流検出器5で検出した検出値に乗算した後、低域通過フィルタ13により、電流Isの正弦成分と余弦成分とを演算する。そして、電流Isの正弦成分と余弦成分から位相θAに対する電流の位相差φを演算する。位相差φの正弦と余弦および位相θAの正弦と余弦からθA−φの正弦sin(θA−φ)=sin(θA)cos(φ)−cos(θA)sin(φ)を乗算器および減算器で演算する。
この演算により電流に対して90度遅れた基準信号sin(θA−φ)が得られる。検出した電圧VAと電流Isとを乗算器で乗算して低域通過フィルタ14を構成し第1の端子Aに流れる有効電力PAを検出する。次に位相差φの正接を乗算器で乗算し第1の端子Aの無効電力QAを演算する。そして、無効電力指令QA*と減算器で偏差をとり補償器15でその偏差を増幅する。増幅した信号と電流に対して90度遅れた基準信号sin(θA−φ)とを乗算器で乗算して第1の電圧指令V1*を発生する。
以上のように定常制御部9が動作して交流電源Vs1の力率を改善することができる。
図7は、本発明の実施の形態4によって実現するマルチモード静止形直列補償装置のブロック構成を示す。マルチモード静止形直列補償装置は2つの交流電源Vs1、Vs2の間に接続され、そこに電圧を注入するよう構成されている。マルチモード静止形直列補償装置と電源の間には例えば送電線や変圧器が持つインピーダンスXが存在する。図7では一方の電源との間にインピーダンスXがあるが、両側に存在しても本質は変わらない。
マルチモード静止形直列補償装置の定常制御部9の構成と定常制御部9が電流Isに対して電気角で90度遅れまたは進みの電圧を印加して潮流を制御する動作は先の実施の形態2と同様であるので説明を省略する。
図7では電流Isの検出値と電圧VBの検出値とから事故検出部11がマルチモード静止形直列補償装置の第1の端子Aで事故が発生したのか、または第2の端子Bで事故が発生したのかを示す事故点信号(図7のA/B信号)を発生する。
第1の端子Aで事故が発生した場合は、事故点信号が”1”、第2の端子Bで事故が発生した場合は、事故点信号が“−1”となる。そして、電圧偏差を−1倍して電圧偏差の逆極性の信号を演算した後、極性反転回路26により事故点信号を乗算して第2の電圧指令V2*が演算される。従って、第1の端子Aでの事故に対する動作は図8(a)のベクトル図で示すように、実施の形態2と同様である。
図9は、本発明の実施の形態5によって実現するマルチモード静止形直列補償装置のブロック構成を示す。
マルチモード静止形直列補償装置の定常制御部9の基本構成と定常制御部9が電流Isに対して電気角で90度遅れまたは進みの電圧を印加して潮流を制御する動作および過渡制御部10の構成とその動作は先の実施の形態4と同様であるので説明を省略する。
従って、検出した電流が制限電流指令Imaxを超えてヒステリシス回路21の制限電流指令Imaxから正の所定値分増加するとヒステリシス回路21の出力が”1”となる。また、電流の検出値は極性検出回路22に入力され、電流の検出値が正のときは”1”を、負のときは”−1”を、そして0のときは”0”を出力する。極性検出回路22の出力は正のゲイン回路23で増幅されてヒステリシス回路21の出力と乗算器で乗算される。
以上のように、マルチモード静止形直列補償装置が動作して系統に流れる電流を制限することができる。
先の各実施の形態に用いた事故検出部11の具体例につき、実施の形態6として図11を用いて説明する。図11(a、b)は第1の端子Aの電圧が正極である場合を、また図11(c、d)は第1の端子Aの電圧が負極である場合を示している。
第1の端子Aと第2の端子Bとの間に電力変換回路1と電流変化率検出器として事故検出用インダクタンス7を挿入する。先ず、図11(a)において、第1の端子A側で系統事故が発生した場合には、負荷電流の変化分ΔIsに相当する事故電流は図示する方向に増加することから、事故検出用インダクタンス7には、図示する極性に電圧が誘起される。ここでは事故電流は通常の系統電流が持つ電流変化率よりも大きいことから誘起電圧は通常よりも大きな値を示すことを前提とする。この電圧の大きさを事故が発生しない場合の誘起電圧と比較して、大きな値が発生すれば系統事故が発生したと判定できる。
一方、図11(d)において、第2の端子B側で系統事故が発生した場合には、事故電流は図示する方向に増加することから、事故検出用インダクタンス7には図示する極性に電圧が誘起される。この極性は第1の端子A側で系統事故が発生した場合とは異なることから、事故検出用インダクタンス7がある基準電圧より大きい場合に、事故が発生したと判断した後の事故検出用インダクタンス7の誘起電圧の極性情報に基づけば、系統事故の発生した場所が第1の端子A側であるのか、第2の端子B側であるのかを判定できる。
但し、図11(a、b)と図11(c、d)とを比較して判るように、それら2つの場合では事故検出用インダクタンス7の誘起電圧の極性と事故発生側端子との関係が逆になる。従って、以上のことから、事故検出部11は、第1の端子Aの電圧極性と事故検出用インダクタンス7の誘起電圧の大きさとその極性の3つの情報を得ることができれば事故の発生がいずれであるかの判定ができることになる。
更に、系統事故が発生したか否かの判定は実施の形態2において説明した方法を用いてもよく、事故発生の判定の直後(あるいは同時)に事故検出用インダクタンス7の誘起電圧の極性情報を得ても、事故発生場所が第1の端子A側であるのか第2の端子B側であるのかを判定することができることは明らかである。
なお、上記では、電流変化率検出器として事故検出用インダクタンスの誘起電圧出力を利用するものについて説明したが、この事故検出用インダクタンスに替わり、電流検出器を挿入し、その出力を微分する微分回路の出力を利用するようにしてもよい。
実施の形態5において、第1の端子A、第2の端子Bに接続される対象を交流電源として説明したが、電圧異常が第1の端子Aで発生したものか、第2の端子Bで発生したものかを判断することができることから、第2の端子Bに接続される対象を実施の形態3で説明したように負荷であっても良い。例えば負荷短絡が生じた場合や、変圧器の投入時には通常過電流や突入電流が流れる。これらの電流値を実施の形態5に示した手段によってある値以下に制限することが可能である。
9 定常制御部、10 過渡制御部、11 事故検出部、12,16 位相同期ループ、13,14,17 低域通過フィルタ、15 補償器、18 切換スイッチ、
19 電流制限制御回路、20 絶対値回路、21 ヒステリシス回路、
22 極性検出回路、23,24 ゲイン回路、25 負荷、26 極性反転回路、
A 第1の端子、B 第2の端子、V1* 第1の電圧指令、V2* 第2の電圧指令、
V3* 第3の電圧指令。
Claims (8)
- 電力系統の電力線に直列に挿入接続される第1の端子および第2の端子、エネルギー貯蔵回路からの電力を変換して上記第1の端子と第2の端子との間に電圧を出力する電力変換回路、上記第1および第2の端子の電圧を検出するそれぞれ第1および第2の電圧検出器、上記第1の端子から第2の端子に流れる電流を検出する電流検出器、上記第1および第2の電圧検出器と上記電流検出器との検出信号に基づいて上記第1または第2の端子における電圧変動の異常発生有無を検出する事故検出部、上記第1および第2の電圧検出器と上記電流検出器との検出信号から求めた電力検出値が所定の電力指令と一致するように上記電力変換回路の出力電圧を制御するための第1の電圧指令を出力する第1の制御部、上記事故検出部が上記異常発生有を検出したとき上記第1または第2の電圧検出器の検出電圧が上記異常発生前の電圧を維持するように上記電力変換回路の出力電圧を制御するための第2の電圧指令を出力する第2の制御部、および上記事故検出部が上記異常発生無を検出したときは上記第1の電圧指令を出力し、上記事故検出部が上記異常発生有を検出したときは上記第1の電圧指令と第2の電圧指令との和を出力するよう上記電力変換回路に出力する電圧指令の切換を行う電圧指令切換部を備えた電力変換装置。
- 上記第1の制御部は、上記第1または第2の電圧検出器の出力と上記電流検出器の出力とを乗算して有効電力検出値を求める有効電力検出回路、および上記有効電力検出値と有効電力指令との偏差を入力しこの偏差が零となるよう無効電力を発生するための上記第1の電圧指令を出力する有効電力制御回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
- 上記第1の制御部は、上記第1または第2の電圧検出器の出力と上記電流検出器の出力とを乗算して無効電力検出値を求める無効電力検出回路、および上記無効電力検出値と目標力率から設定される無効電力指令との偏差を入力しこの偏差が零となるよう無効電力を発生するための上記第1の電圧指令を出力する力率制御回路を備えたことを特徴とする請求項1記載の電力変換装置。
- 上記事故検出部は、上記電圧変動の異常発生有無の情報と、上記異常発生が上記第1の端子側であるか第2の端子側であるかを区別する情報とを含む事故点信号を出力するものとし、上記第2の制御部は、上記事故検出部が上記事故点信号を出力したとき、上記第1または第2の端子のいずれか上記異常発生を検出していない側の端子の電圧検出器の検出電圧が上記異常発生前の電圧を維持するよう上記事故点信号に応じて出力する上記第2の電圧指令の極性を反転させる電圧指令極性反転回路を備えたことを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載の電力変換装置。
- 上記第1の端子と第2の端子との間に上記電力変換回路の出力側と直列に電流変化率検出器を挿入し、上記事故検出部は、上記第1または第2の電圧検出器の検出電圧の極性と上記電流変化率検出器の出力の大きさおよび極性とから上記事故点信号を出力することを特徴とする請求項4記載の電力変換装置。
- 上記第1の制御部は、上記電流検出値の絶対値が所定値を越えたとき当該絶対値を低減するよう上記電流検出値の極性に応じて上記第1の電圧指令に電圧制限分を加減算する電流制限制御回路を備えたことを特徴とする請求項1ないし5のいずれかに記載の電力変換装置。
- 上記電力変換装置が、第1の電源と第2の電源とを連系するものである場合、上記第1の端子は上記第1の電源に接続され、上記第2の端子は上記第2の電源に接続されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電力変換装置。
- 上記電力変換装置が、電源とこの電源から電力が供給される負荷とを接続するものである場合、上記第1の端子は上記電源に接続され、上記第2の端子は上記負荷に接続されていることを特徴とする請求項1ないし6のいずれかに記載の電力変換装置。
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