JP6435715B2 - 無停電電源装置 - Google Patents

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本発明は、無停電電源装置に関し、特に並列制御機能を持った複数のインバータとバイパス回路を備え、インバータとバイパス回路との無瞬断切換が可能な無停電電源装置に関する。
常時インバータ給電を行う無停電電源装置は、常時安定な交流電力を負荷に供給でき、また停電等の際も一定の期間安定な交流電力を供給できるので、重要負荷への電力供給に使用される。この無停電電源は、負荷に商用電源を接続するためのバイパス回路を備え、無停電電源装置の故障、点検時などはバイパス回路に切り替える。これにより負荷への電源供給を継続する。
しかし、通常は、負荷に与える外乱を少なくするため、無停電電源装置による通常の運転からバイパス用交流電源に移行するとき、バイパス電源の周波数が所定の周波数範囲内において、インバータはパイパス電源の周波数に追従制御し、両者の出力周波数及び位相が略一致した同期状態で切替えを行なう。
例えば、瞬時電流制御を行うコンバータの電流指令及び瞬時電圧制御を行うインバータの電圧指令の動作周波数を演算により算出、補正し、コンバータ及びインバータを商用の交流電源と同期をとる事が提案されている(特許文献1)。この方法によれば、商用の交流電源との無瞬断切り換えを行い電源装置の無停電化を実現する事ができる。
しかし、特許文献1の方法は、コンバータ及びインバータを商用の交流電源と同期を取るので制御が複雑になる。また、インバータと商用の交流電源とが同期していない場合は無瞬断で切り換えることができない。そこで、図6に示す従来例は、インバータの出力電圧と商用電源からの交流電圧との間に電圧位相差があり非同期状態であってもインバータ102とバイパス回路131を切り換える方法を提案する(特許文献2)。つまり、バイパス回路131がリアクトル140を含む過電流抑制回路部134を有し、インバータ102の出力電圧と商用電源150からの交流電圧とが非同期状態にある場合にインバータ給電からバイパス給電に切換えても、電流がリアクトル140を介して負荷151およびインバータ102に流れるので、電流値がインバータの許容電流値以下となる。
特許文献2は、インバータ102と商用の交流電源150とが同期していない場合でも、インバータ給電からバイパス給電に切換えたとき、インバータ102に過電流は流れないので、安全にインバータ給電からバイパス給電に切換えることができる。しかし、特許文献2は、切替時の過電流を抑制するため比較的大きなインダクタンスのリアクトル140を必要とする。また、リアクトル140には、バイパス給電のとき常時負荷に供給する電流が流れるので、電流容量の大きなリアクトルが必要となる。特にインバータを複数台並列に接続する大型の無停電電源装置ではリアクトルが大きくなる。さらに、過電流を抑制する際に電圧降下が発生し、負荷側の電圧を安定に維持できない。負荷側の電圧変動は、バイパス給電時においても負荷電流によって発生し、負荷へ供給する電圧を安定に維持できない。
特開平08−126228号公報 特開2009−296830号公報
並列制御機能を持った複数のインバータとバイパス回路を備えた無停電電源装置において、インバータとバイパス回路とを非同期で且つ無瞬断に切り換えることを目的とする。
本発明の無停電電源装置は、複数台のインバータを並列に接続したインバータ装置と、バイパス電源から電力を供給するバイパス回路と、前記インバータ装置の出力と前記バイパス電源からの出力を切り換えて負荷装置に電力を供給する電源切換部を備える。電源切換部は、インバータ装置と負荷装置との接続または開放を行う第1のスイッチ回路と、バイパス回路と負荷装置との接続または開放を行う第2のスイッチ回路と、第1のスイッチ回路のオンオフを制御し、また第2のスイッチ回路のオンオフを制御するスイッチ制御回路と、複数台のインバータの稼働状態に応じてインバータ装置の供給可能電力を演算するインバータ出力電力演算部とを備える。そして、スイッチ制御回路は、インバータ装置が負荷装置の消費する電力を供給可能であるときは、第1のスイッチ回路をオンさせ、第2のスイッチ回路をオフさせ、さらに全てのインバータに稼働を指示する。さらに、スイッチ制御回路は、インバータ装置が負荷装置の消費する電力を供給不可能になると、インバータ装置とバイパス回路とが非同期状態で、第1のスイッチ回路をオフさせ、第2のスイッチ回路をオンさせると同時に全てのインバータを停止させ、第1スイッチ回路および第2のスイッチ回路の各々は、半導体スイッチと機械式スイッチとを並列に接続して構成されることを特徴とする。
本発明の無停電電源装置は、インバータ装置の出力とバイパス電源の出力とを非同期で且つ無瞬断に切り変えることが容易に行える。
図1は本発明の無停電電源装置を示した回路構成図である。(実施例1) 図2は実施例1の無停電電源装置に使用するスイッチ制御回路を示した回路構成図である。 図3は本発明の無停電電源装置で実際の出力波形の例を示す波形図である。 図4は本発明の無停電電源装置で使用するスイッチ回路の変形例である。 図5は本発明の無停電電源装置で使用するスイッチ回路の他の変形例である。 図6は従来の無停電電源装置を示した回路構成図である。
図1は、本発明の実施例1に係る無停電電源装置1を示した回路構成図である。
交流電源3はAC−DCコンバータ4を介してバッテリ5およびインバータ部6に接続される。インバータ部6の出力は、電源切換部8のスイッチ回路10の一方に接続される。スイッチ回路10の他方は負荷装置17に接続される。また、バイパス電源2はバイパス回路7および電源切換部8のスイッチ回路9を介して負荷装置17に接続される。インバータ部6は5台のDC−ACインバータ6−1、6−2、6−3、6−4、6−5の入力INを並列に接続し、出力OUTを並列に接続して構成され並列運転を行う。スイッチ回路9はトライアック9−1および電磁接触器9−2を並列に接続して構成される。スイッチ回路10はトライアック10−1および電磁接触器10−2を並列に接続して構成される。さらに、電源切換部8は、スイッチ回路9およびスイッチ回路10の各トライアックおよび各電磁接触器を駆動するスイッチ制御回路15を備える。スイッチ制御回路15は、負荷装置17に供給される電流を検出する電流検出器16を備え、並列運転する5台のDC−ACインバータの各々のALM端子からから出力される異常信号を受け、スイッチ回路9のトライアック9−1および電磁接触器9−2に駆動信号を送出し、スイッチ回路10のトライアック10−1および電磁接触器10−2に駆動信号を送出すると共に、並列運転する5台のDC−ACインバータのON/OFF端子にオンオフ信号を送出する。
図2は、スイッチ制御回路15の具体的な回路構成図である。電流検出器16の出力信号をIs端子で受け、負荷電力演算部201で負荷装置17の電力量Poを演算し出力する。また、インバータ出力電力演算部は、並列運転する5台のDC−ACインバータの各々のALM端子からから出力される異常信号をALM1からALM5の5つの入力端子で受け、正常に動作しているインバータの台数からインバータ部6が出力可能な最大電力Pinvを演算し出力する。このとき、並列運転する5台のDC−ACインバータのうちから少なくとも1台以上を冗長運転用としても良い。本発明の実施例1では、1台を冗長運転とし、各DC−ACインバータは10kVAの電力を出力できるものとする。従って、並列運転する5台のDC−ACインバータが正常である場合は冗長運転用の1台を除いて4台分40kVAに相当する信号が、インバータ出力電力演算部203から出力される。電力比較部202は、電力量Poと電力量Pinvを比較し、Pinv≧Poの場合は信号Inv/BをSW−Drive205へ出力する。また、Pinv<Poの場合はSW−Drive205へのInv/B信号を停止する。SW−Drive205は信号Inv/Bに応じて、スイッチ回路9をオンオフする駆動信号DriveAを出力し、且つスイッチ回路10をオンオフする駆動信号DriveBを出力するとともに、ON/OFF制御回路にインバータ部6の稼働停止を制御する信号Contを出力する。駆動信号DriveAは信号A−1とA−2で構成され、信号A−1はスイッチ回路9のトライアック9−1をオンオフし、信号A−2は電磁接触器9−2をオンオフする。同様に駆動信号DriveBは信号B−1とB−2で構成され、信号B−1はスイッチ回路10のトライアック10−1をオンオフし、信号B−2は電磁接触器10−2をオンオフする。ON/OFF制御204は信号Contが出力されると並列運転した5台のDC−ACインバータを同時に稼働状態にし、信号Contが出力されないと並列運転した5台のDC−ACインバータを同時に停止する。
このように構成された実施例1の動作を図1および図2を用いて説明する。
通常時は、交流電源3から供給される電力をAC−DCコンバータ4で直流に変換する。この直流はバッテリ5を充電するとともに、インバータ部6に供給される。インバータ部6は直流を交流に変換し電源切換部8のスイッチ回路10を介して負荷装置17に安定な交流電力を供給する。このとき、スイッチ制御回路15はSW−Drive205を介してスイッチ回路9のトライアック9−1および電磁接触器9−2をオフさせ、スイッチ回路10のトライアック10−1および電磁接触器10−2をオンさせる。また、信号ContをON/OFF制御204へ出力し、ON/OFF制御204は並列運転した5台のDC−ACインバータを稼働する。
次に、交流電源3が停電すると、インバータ部6はバッテリ5の充電エネルギーを交流に変換し電源切換部8のスイッチ回路10を介して負荷装置17に安定な交流電力を供給する。これらの動作は常時インバータ給電方式と呼ばれる一般的な動作である。
[いずれかのインバータが故障停止した場合]
いずれかのインバータが故障したとき、本発明の実施例1は以下のように動作する。
並列運転した5台のDC−ACインバータのいづれか1台が故障し異常停止すると以下の動作を行う。例えばDC−ACインバータ6−1が異常停止すると、DC−ACインバータ6−1は異常信号を端子ALM1に出力する。スイッチ制御回路15では、DC−ACインバータ6−1からの異常信号をALM1受けると、インバータ出力電力演算部203が冗長運転の1台分をキャンセルしてインバータ部6が出力可能な最大電力40kVAに相当する信号をPinvとして出力する。冗長運転分を継続して1台分の出力電力を減算して30kVAに相当する信号をPinvとして出力しても良い。
さらにもう一台、例えばDC−ACインバータ6−2が異常停止した場合は、異常停止した1台分の出力電直を減算して30kVAに相当する信号をPinvとして出力する。また、並列運転した5台のDC−ACインバータのいづれか複数台が同時に故障し異常停止した場合は、インバータ出力電力演算部203はインバータ部6が出力可能な最大電力から故障した台数分の電力を減算し信号Pinvを出力する。つまり、5台のうち2台が同時に故障した場合は30kVAに相当する信号Pinvを出力する。
負荷装置17で消費される電力は負荷電力演算部201から信号Poが出力され、電力比較部202でPinvとPoを比較する。Pinv≧Poの場合は、電力比較部202からの信号Inv/Bは変化せず、インバータ部6からの給電を継続する。Pinv<Poの場合は、電力比較部202からの信号Inv/Bは停止される。すると、SW−Drive205は駆動信号DriveAの信号A−1およびA−2をオンとし、駆動信号DriveBの信号B−1およびB−2にオフとする。このため、スイッチ回路9のトライアック9−1および電磁接触器9−2がオンし、同時に、スイッチ回路10のトライアック10−1および電磁接触器10−2がオフするので、負荷装置17への電力供給はインバータ部6からバイパス回路7に切り換わる。
このとき、スイッチ回路9のトライアック9−1は瞬時にオンするが、スイッチ回路10の電磁接触器10−2は機械的動作の遅れにより接点がすぐにオフできず、オン状態を維持する。非同期状態であると、バイパス電源2の電圧とインバータ部6の出力電圧の位相が異なる状態で同時オンすることになるので、バイパス電源2とインバータ部6間とに短絡電流、突入電流などの異常電流が流れ、異常停止していない健全機のインバータが破損または故障停止する恐れがある。本発明の実施例1では、これを防止するため、スイッチ制御回路15のSW−Drive205は、スイッチ回路9のトライアック9−1および電磁接触器9−2をオンさせると同時に、ON/OFF制御204への信号Contの出力を停止し、ON/OFF制御204はインバータ部6の並列接続した5台のDC−ACインバータのON/OFF端子にオフ信号を送出し全インバータを停止させる。各インバータのスイッチング素子はオフするので、バイパス回路7とインバータ部6の出力間に異常電流が流れる事はない。これより、インバータ部6のいづれかが異常停止しても、異常停止していない健全機のインバータが破損または故障停止することなく、無瞬断でバイパス回路7に切換ることができる。
以上のように、インバータ部6の並列接続されたDC−ACインバータのうち1台または複数台が異常停止し、インバータ部6では負荷装置17に電力を供給することが困難になると、無瞬断でバイパス回路7に切り換えを行う。
図2に実際に切り替えを行った時の負荷装置17の電圧波形の例を示す。50Hzの交流を並列接続した5台のDC−ACインバータで供給するとき、時刻tで並列接続した5台のDC−ACインバータのうちの1台を異常停止させたものである。インバータ部6の出力とバイパス電源2とは略5m秒の位相差を有するが、時刻tにてインバータ部6の出力からバイパス電源2に切り替わり、負荷装置17に無瞬断で電力を供給している。
さらに、本発明の実施例1は、並列接続した5台のDC−ACインバータが故障してバイパス回路7から負荷装置17へ給電しているとき、故障したDC−ACインバータを修理または交換等により復旧させた場合は、負荷装置17への電力供給をバイパス回路7からインバータ部6に切換える。故障したDC−ACインバータが復旧すると、ALM信号がリセットされる。すると、インバータ出力電力演算部203は、インバータ部6が出力可能な最大電力を復旧したDC−ACインバータの台数分だけ加算した信号Pinvを出力する。電力比較部202は、信号Pinvと信号Poを比較しPinv<Poであればそのままバイパス給電を継続するが、Pinv≧Poとなると、信号Inb/Bを出力しインバータ給電を指示する。このとき、SW−Drive205は、先ず、信号ContをON/OFF制御204に出力し、ON/OFF制御204は全DC−ACインバータをオンする。全DC−ACインバータが並列運転状態になると、負荷装置17への電力供給をバイパス回路7からインバータ部6に切換える。この時、スイッチ回路9のトライアック9−1をオフし、電磁接触器9−2の接点がOFFすると同時にスイッチ回路10のトライアック10−1をONさせる。切り換えが完了するとスイッチ回路10の電磁接触器10−2をオンして、通常運転状態に復帰させる。これによって、異常電流が流れることなく負荷装置17の給電をバイパス回路7からインバータ部6に切り替えることができる。バイパス回路7とインバータ部6の出力間に異常電流が流れないようにバイパス電圧とインバータ出力電圧とが位相があったタイミングで切換えてもよい。
[インバータ部が過負荷になった場合]
図1に示す本発明の実施例1の無停電電源装置1は、負荷装置17が過負荷になったときにもバイパス回路7に切り替える事ができる。負荷装置17に供給する電流をが所定値を超えたことをスイッチ制御回路15の過負荷検出部206が検出すると、過負荷信号OCをSW−Drive205に出力する。SW−Drive205は、スイッチ回路9のトライアック9−1および電磁接触器9−2をオンさせると同時に、スイッチ回路10のトライアック10−1および電磁接触器10−2をオフさせる。さらに、SW−Drive205はオンオフ制御204へ信号Contを送出し、オンオフ制御204はインバータ部6の全インバータを停止させる。これより、バイパス回路7とインバータ部6の出力間に異常電流が流れることはなく、安全に無瞬断でバイパス回路7からの電力給電に切換えることができる。
さらに、バイパス回路7からの給電に切換わると、SW−Drive205はオンオフ制御204へ信号Contを送出を停止しインバータ部6の全インバータをを自動運転させる。このとき、スイッチ回路10のトライアック10−1および電磁接触器10−2はオフしているので、インバータ部6は無負荷で待機する。その後、負荷装置17の過負荷が解消すると、過負荷検出部206は信号OCの送出を停止し、負荷装置17への電力供給をバイパス回路7からインバータ部6に切換える。この時、スイッチ回路9のトライアック9−1をオフし、電磁接触器9−2の接点がOFFすると同時にスイッチ回路10のトライアック10−1をONさせる。切り換えが完了するとスイッチ回路10の電磁接触器10−2をオンして、通常運転状態に復帰させる。異常電流が流れることはなく負荷装置17の電力給電をバイパス回路7からインバータ部6に切り替えることができる。バイパス回路7とインバータ部6の出力間に異常電流が流れないようにバイパス電圧とインバータ出力電圧とが位相があったタイミングで切換えても良い。この場合も、異常電流が流れることはなく負荷装置17の電力給電をバイパス回路7からインバータ部6に切り替えることができる。このように本発明の実施例1では、負荷装置17が過負荷になるとバイパス電源からの給電に切り替え、過負荷状態から通常負荷に戻ると、無停電電源装置1は通常状態に自動復帰する事ができる。なお、過負荷によるバイパス給電への切り替えは電力比較部202からの信号Inv/Bにても可能であるが、電力比較部202からの信号は応答が遅いので出力電圧が低下する恐れがある。過負荷検出部206からの信号OCは過負荷になると瞬時に出力されるので出力電圧の低下がない。
本発明のスイッチ回路は半導体スイッチおよび機械スイッチを並列に接したものに限定するものではない。図4(A)に示すように半導体スイッチ10および13のみでも良い。また、実施例1では半導体スイッチとしてトライアックを用いているが、図4(B)に示すようにサイリスタを逆並列に接続した半導体スイッチでも良い。さらに図5のように一方のスイッチ回路53を半導体スイッチ53−1と機械スイッチ53−2を並列に接続し、他方のスイッチ回路54を機械スイッチ54−2のみとしても良い。いずれも同じ効果を奏する。
実施例1ではDC−ACインバータを5台としたが、これに限定されるものではなく、インバータ部6は任意の複数台のDC−ACインバータを並列に接続しても良い。また、実施例1では、バイパス回路7はバイパス電源から供給されるが、交流電源3でもよい。インバータ部6の入力に直流電源を直接入力しても良い。
給電に対する高い信頼性が要求される負荷装置の給電に最適である。
1 無停電電源装置
2 バイパス電源
3 交流電源
4 AC−DCコンバータ
5 バッテリ
6 インバータ部
6−1、6−2、6−3、6−4、6−5 DC−ACインバータ
7 バイパス回路
8 電源切換部
9、10、51,52、53,54 スイッチ回路
9−1,10−1,51−1、52−1、53−1 トライアック
9−2、10−2,53−2、54−2 電磁接触器
15 スイッチ制御回路
16 電流検出手段
17 負荷装置
51−3、51−4、52−3、52−4 サイリスタ
201 負荷電力演算部
202 電力比較部
203 インバータ出力電力演算部
204 ON/OFF制御
205 SW−Drive
206 過負荷検出部

Claims (3)

  1. 複数台のインバータを並列に接続したインバータ装置と、
    バイパス電源から電力を供給するバイパス回路と、
    前記インバータ装置の出力と前記バイパス電源からの出力を切り換えて負荷装置に電力を供給する電源切換部を備える無停電電源装置であって、
    前記電源切換部は、
    前記インバータ装置と前記負荷装置との接続または開放を行う第1のスイッチ回路と、
    前記バイパス回路と前記負荷装置との接続または開放を行う第2のスイッチ回路と、
    前記第1のスイッチ回路のオンオフを制御し、また前記第2のスイッチ回路のオンオフを制御するスイッチ制御回路と、
    前記複数台のインバータの稼働状態に応じて前記インバータ装置の供給可能電力を演算するインバータ出力電力演算部とを備え、
    前記スイッチ制御回路は、
    前記インバータ装置が前記負荷装置の消費する電力を供給可能であるときは、前記第1のスイッチ回路をオンさせ前記第2のスイッチ回路をオフさせ、さらに全ての前記インバータに稼働を指示し、
    前記インバータ装置が前記負荷装置の消費する電力を供給不可能になると、前記インバータ装置と前記バイパス回路とが非同期状態で、前記第1のスイッチ回路をオフさせ、前記第2のスイッチ回路をオンさせると同時に全ての前記インバータを停止させ、
    前記第1スイッチ回路および前記第2のスイッチ回路の各々は、半導体スイッチと機械式スイッチとを並列に接続して構成されることを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記電源切換部は、
    前記負荷装置の電流を監視し、前記負荷装置が過負荷になると、前記第1のスイッチ回路をオフし、前記第2のスイッチ回路をオンし、さらに全ての前記インバータを停止させ、前記バイパス回路から前記負荷装置へ給電することを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記インバータ装置は、商用電源からの電力をAC−DCコンバータで変換した直流電力を入力し、
    前記イパス電源は前記商用電源であることを特徴とする請求項1又は請求項2に記載の無停電電源装置。
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