JP2009296830A - 無停電電源装置 - Google Patents

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功治 羽賀
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Abstract

【課題】バイパス回路及び変換器回路の出力電圧が同期していない場合であっても、負荷への給電を停止することなくインバータ給電からバイパス給電に切換えることができる無停電電源装置を提供する。
【解決手段】商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コンバータから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータと、商用電源から供給される交流電力を直接負荷側に出力するバイパス回路と、インバータの出力電力及びバイパス回路の出力電力の一方を選択して負荷に電力を供給する切換器とを備える無停電電源装置を提供する。そして、バイパス回路が所定の容量を有するリアクトルを含む過電流抑制回路部を有し、非同期時にインバータ給電からバイパス給電に切換えてもリアクトルを介して電流が負荷に流れることにより、その電流値が負荷の許容電流値以下となるようにした。
【選択図】図1

Description

本発明は、無停電電源装置に関し、より詳細には、バイパス給電とインバータ給電とを無瞬断で切換可能な無停電電源装置に関する。
無停電電源装置は、入力電源に停電などの異常が発生しても一定時間は停電することなく負荷設備(以下では、単に負荷ともいう)に電力を供給し続ける電源装置(例えば、特許文献1参照)であり、一般には、例えば、図5に示すような構成になっている。
従来の無停電電源装置60は、図5に示すように、商用電源50から供給される電力を負荷に直送するバイパス回路3と、商用電源50から供給された交流電力をコンバータ1により直流電力に変換し、その直流電力をインバータ2により所定の周波数を有する交流電力に変換する変換器回路4とを備える。また、従来の無停電電源装置60は、バイパス回路3及び変換器回路4のどちらか一方を選択して負荷51に電力を供給する電源切換器5と、電源切換器5での切換えを制御する制御部8とを備える。
制御部8は、バイパス回路3の出力電圧とインバータ2の出力電圧との位相差を検出して、両方の出力電圧間の同期状況を判定する電圧位相差レベル判定回路9を備える。制御部8は、電源切換器5に接続されており、電圧位相差レベル判定回路9で検出されたバイパス回路3及びインバータ2の出力電圧の位相差に基づいて電源切換器5での回路切換の制御を行う。
さらに、従来、上述したような無停電電源装置が故障や点検等で停止した状況を考慮して、複数の無停電電源装置を並列接続した無停電電源システムが提案されている。このようなシステムでは、所定の無停電電源装置を故障や点検等で停止させるときに、負荷に接続している無停電電源装置を他の無停電電源装置に切換えることにより、安定した電力供給を実現している。
しかしながら、上述のような複数の無停電電源装置を並列接続した無停電電源システムでは、例えば、各無停電電源装置から負荷に供給される電力の不平衡の問題や、無停電電源装置を切換えた際に無停電電源装置間に流れる横流の問題がある。従来、このような問題を解決するために様々な無停電電源システムが提案されている(例えば、特許文献2及び3参照)。
特許文献2には、並列接続された複数の無停電電源装置間において、各無停電電源装置から負荷に供給される電力の不平衡をなくすために、各無停電電源装置内のバイパス回路に、小さな容量(2%程度)のリアクトルを設けている。
また、特許文献3には、常用無停電電源装置がUPS(Uninterruptible Power Supply)運転からバイパス運転に切換わる際に、予備用無停電電源装置に流れる横流を抑制することを目的としたシステムが提案されている。特許文献3では、この問題を解決するために、常用無停電電源装置の逆変換器とバイパス回路とを無瞬断切換を行う切換回路にリアクトルを設けている。
特開2002−218673号公報 特開2006−14444号公報 特開2005−218200号公報
従来の無停電電源装置では、インバータの故障等により、変換器回路からの給電(以下では、インバータ給電ともいう)からバイパス回路からの給電(以下では、バイパス給電ともいう)に切換える際、両回路の出力が同期していれば無瞬断で切換えることができる。しかしながら、両回路の出力が同期していないときにインバータ給電からバイパス給電に切換えると、インバータの出力電圧とバイパス回路の出力電圧(商用電源の出力電圧)との位相差により瞬間的に電圧が変化する。この際、負荷側にトランスや電動機等がある場合には、負荷側に過電流が流れ、負荷の故障等の原因になる。これを防止するために、両回路の出力が非同期状態にある場合には、給電を一旦停止してから給電切換えを行う、いわゆる断有り切換えと呼ばれる操作を行う必要があった。すなわち、バイパス回路の出力と変換器回路の出力とが同期していない場合には、負荷への給電を停止しなければならないという問題があった。
上記問題を図6〜図8を用いて具体的に説明する(なお、以下の説明で無停電電源装置の構成回路等に付した番号は図5を参照)。
図6は、変換器回路4の出力電圧とバイパス回路3の出力電圧とが同期している場合の変換器回路4及びバイパス回路3から出力される電圧及び電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。具体的には、図6(a)、6(b)及び6(c)は、それぞれ変換器回路4(インバータ2)の出力電圧、商用電源50の出力電圧(バイパス回路3の出力電圧)及び負荷51に印加される電圧の波形である。また、図6(d)、6(e)及び6(f)は、それぞれ変換器回路4の出力電流、商用電源50の出力電流及び負荷51の入力電流の波形である。
なお、図6の例では、図6中の矢印A5で示されたタイミングで変換器回路4(インバータ給電)からバイパス回路3(バイパス給電)への切換えが行われるものとする。それゆえ、変換器回路4の出力電流の波形は、図6(d)に示すように、切換前は変換器回路4の出力電圧に対して所定の位相差をもった正弦波となるが、切換後はゼロとなる。一方、商用電源50の出力電流の波形は、図6(e)に示すように、切換前はゼロであるが、切換後は商用電源50の出力電圧に対して所定の位相差をもった正弦波となる。
変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期している場合には変換器回路4からバイパス回路3への切換えが行われても、図6(c)に示すように、負荷51に印加される電圧は切換え時にも連続的に変化し、負荷51に入力される電流も、図6(f)に示すように、連続的に変化する。それゆえ変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期している場合には、両回路を無瞬断で切換えることができる。
しかしながら、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期していない状態で変換器回路4からバイパス回路3へ切換えた場合には、負荷51に印加される電圧は切換え時に不連続になる。その様子を示したのが、図7である。図7は、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期していない場合の変換器回路4及び商用電源50から出力される電圧及び電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。具体的には、図7(a)、7(b)及び7(c)は、それぞれ変換器回路4の出力電圧、商用電源50の出力電圧及び負荷51に印加される電圧の波形である。また、図7(d)、7(e)及び7(f)は、それぞれ変換器回路4の出力電流、商用電源50の出力電流及び負荷51の入力電流の波形である。
変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期していない状態で変換器回路4からバイパス回路3へ切換えた場合には、図7(c)に示すように、負荷51に印加される電圧は切換え時に不連続になる。また、切換時には、商用電源50の出力電流の位相と、変換器回路4の出力電流の位相とが異なるので(図7(d)及び7(e)参照)、負荷51に入力される電流も切換え時に不連続になる。この場合、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧との位相差によっては、図7(f)に示すように、切換後、負荷51に入力される電流が、負荷51の許容電流値を超えてしまう場合がある(すなわち、過電流が発生する)。この過電流は負荷51の故障等の原因になる。
そこで、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期していない場合には、負荷51に過電流が流れることを防止するために、通常、負荷51を一旦給電停止し、負荷電流がゼロになってからバイパス回路3に切換える(断有り切換え操作)。その様子を示したのが図8である。
図8は、断有り切換えを行う場合の変換器回路4及び商用電源50から出力される電圧及び電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。具体的には、図8(a)、8(b)及び8(c)は、それぞれ変換器回路4の出力電圧、商用電源50の出力電圧及び負荷51に印加される電圧の波形である。また、図8(d)、8(e)及び8(f)は、それぞれ変換器回路4の出力電流、商用電源50の出力電流及び負荷51の入力電流の波形である。なお、図8では、図8中の矢印A6のタイミングでインバータ給電を停止し、矢印A7のタイミングでバイパス給電を開始する例を示している。すなわち、図8の例では、矢印A6から矢印A7の期間が給電停止期間となる。
商用電源50及び変換器回路4(インバータ2)の出力電圧が同期していない場合、給電停止期間中は、図8(c)及び8(f)に示すように、負荷51に印加される電圧及び電流はゼロになる。この結果、図8中の矢印A7のタイミングでバイパス給電を開始した後は、図8(f)に示すように、負荷51には過電流が流れなくなる。
また、特許文献2及び3には、並列接続された複数の無停電電源装置間において生じる問題を解消するための技術が提案されているが、各無停電電源装置においてインバータ給電からバイパス給電に切換える際の上述した問題については十分考慮されていない。また、特許文献2及び3で提案されている無停電電源システムにおいてバイパス回路等に付加されているリアクトルは小さな容量であるので、各無停電電源装置においてインバータ給電からバイパス給電に切換えた際に発生する過電流を十分抑制することはできない。
本発明は上記問題を解決するためになされたものである。本発明の目的は、商用電源の出力と変換器回路の出力とが同期していない場合であっても、負荷への給電を停止することなくインバータ給電からバイパス給電に切換えることができる無停電電源装置を提供することである。
上記課題を解決するために、本発明の無停電電源装置では、商用電源に接続され、商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、コンバータに接続され、コンバータから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータと、商用電源に接続され、商用電源から供給される交流電力を直接負荷側に出力するバイパス回路と、インバータの出力電力及びバイパス回路の出力電力の一方を選択して負荷に電力を供給する切換器とを備える構成とした。そして、本発明では、バイパス回路が所定の容量を有するリアクトルを含む過電流抑制回路部を有し、インバータの出力電圧と前記商用電源からの交流電圧とが非同期状態にある場合に、インバータ給電からバイパス給電に切換えてもリアクトルを介して電流が負荷に流れることにより、その電流値が負荷の許容電流値以下となるようにした。
本発明の無停電電源装置では、インバータの出力電圧と前記商用電源からの交流電圧との間に電圧位相差があり非同期状態であっても、インバータ給電からバイパス給電への切換えた際にはリアクトルを介して電流が負荷に流れ、負荷電流が許容値以内となるため、無瞬断切換ができる。すなわち、本発明の無停電電源装置では、変換器回路の出力と商用電源の出力とが同期していないときに負荷への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えた場合でも、負荷に過電流は流れない。
したがって、本発明によれば、商用電源の出力と変換器回路の出力とが同期していない場合であっても、負荷への給電を停止することなくインバータ給電からバイパス給電に切換えることができる。
本発明の無停電電源装置の実施形態の例を、図面を参照しながら以下に説明する。しかしながら、本発明は以下の実施形態に限定されるものではない。
[第1の実施形態]
図1は、本実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。本実施形態の無停電電源装置10は、図1に示すように、所定の周波数を有する商用電源50に接続されたバイパス回路31及び変換器回路4を備える。また、無停電電源装置10は、バイパス回路31及び変換器回路4のどちらか一方を選択して負荷51に電力を供給する電源切換器5と、電源切換器5に接続され、電源切換器5での切換えを制御する制御部8とを備える。
バイパス回路31は、主に商用電源50から供給される電力を負荷に直送する回路である。本実施形態では、図1に示すように、バイパス回路31に、リアクトル40を含む過電流抑制回路部34を設け、過電流抑制回路部34の出力端子をサイリスタスイッチ6に接続した。なお、本実施形態では、過電流抑制回路部34をリアクトル40のみで構成した。
リアクトル40の容量は、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えたときに、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧との同期状況に関係なく、リアクトル40を介して負荷51に流れる電流の値が負荷51の許容電流値以下となるように設定されている。より具体的には、給電切換時に、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが逆位相になっているときであっても、リアクトル40を介して負荷51に流れる電流の値が負荷51の許容電流値以下となるように設定されている。なお、リアクトル40の容量は、負荷51の許容電流値、すなわち、用途等により適宜変更される。
なお、過電流抑制回路部34のリアクトル40の容量は、特許文献2の無停電電源システムにおいて、負荷に供給される電力の不平衡をなくすために各無停電電源装置内のバイパス回路に設けられるリアクトルの容量の数倍程度になる。また、過電流抑制回路部34のリアクトル40の容量は、特許文献3の無停電電源システムにおいて、各無停電電源装置間に流れる横流を抑制するために切換回路に設けられるリアクトルの容量に比べても数倍程度になる。
変換器回路4は、図1に示すように、商用電源50から入力される交流電力を直流電力に変換するコンバータ1と、コンバータ1から出力された直流電力を所定の周波数を有する交流電力に変換するインバータ2とを備える。
電源切換器5は、図1に示すように、サイリスタを逆並列接続したサイリスタスイッチ6と開閉器7とから構成される。電源切換器5の入力側はバイパス回路31及び変換器回路4に接続されており、電源切換器5の出力側は負荷51に接続されている。
制御部8は、図1に示すように、商用電源50の出力電圧(過電流抑制回路部34の入力電圧)と、インバータ2(変換器回路4)の出力電圧との位相差を検出して、両電圧間の同期状況を判定する電圧位相差レベル判定回路9を備える。
電圧位相差レベル判定回路9は、図1に示すように、インバータ電圧検出器11及び商用電圧検出器12を介してそれぞれ過電流抑制回路部34の入力端子及び変換器回路4(インバータ2)の出力端子に接続されている。電圧位相差レベル判定回路9は、インバータ電圧検出器11及び商用電圧検出器12を介してそれぞれ商用電源50の出力電圧(過電流抑制回路部34の入力電圧)の位相及び変換器回路4の出力電圧の位相を検出し(図1中の矢印A2及びA3)、両電圧間の位相差を検出する。この検出は、制御部8により制御される。
なお、本実施形態の無停電電源装置10では、上述のように、リアクトル40からなる過電流抑制回路部34が設けられている。それゆえ、電圧位相差レベル判定回路9は商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との間の同期状況を監視しているが、その位相差に関係なく、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えても負荷51に過電流は流れない。したがって、本実施形態の無停電電源装置10では、制御部8は、電源切換器5で負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電への切換を無瞬断で行えるように制御する(図1中の矢印A1)。
次に、本実施形態において、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えた際の変換器回路4及び商用電源50の出力電圧及び出力電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の変化を図2を用いて説明する。
図2は、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期していない場合の変換器回路4の出力電圧及び電流、商用電源50の出力電圧及び電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。具体的には、図2(a)、2(b)及び2(c)は、それぞれ変換器回路4(インバータ2)の出力電圧、商用電源50の出力電圧及び負荷51の印加電圧の波形である。また、図2(d)、2(e)及び2(f)は、それぞれ変換器回路4の出力電力、商用電源50の出力電流及び負荷51の入力電流の波形である。なお、図2の例では、図2中の矢印A5で示されたタイミングで変換器回路4(インバータ給電)からバイパス回路31(バイパス給電)への切換えが行われるものとする。
商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期していない場合には、図2(c)に示すように、負荷51に印加される電圧は切換え時に不連続になる。また、切換時には、変換器回路4の出力電流及び商用電源50の出力電流の位相も異なるので(図2(d)及び2(e)参照)、負荷51に入力される電流も切換え時に不連続になる(図2(f)参照)。
しかしながら、本実施形態の無停電電源装置10は、上述のように、リアクトル40からなる過電流抑制回路部34を備えている。そして、リアクトル40の容量は、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧との同期状況に関係なく、リアクトル40を介して負荷51に流れる電流の値が負荷51の許容電流値以下となるように設定されている。それゆえ、図7(f)に示すように、給電切換後、バイパス回路31を介して負荷51に入力される電流は、リアクトル40により抑制され、その電流値は負荷51の許容電流値以下となる。
したがって、本実施形態の無停電電源装置10では、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期していなくても、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に無瞬断で切換えることができる。
また、変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期している状態で、バイパス回路31と変換器回路4とを切換えた際の変換器回路4及び商用電源50の出力電圧及び電流、並びに、負荷51に印加される電圧及び電流の波形は図6(a)〜(f)のようになる。
変換器回路4の出力電圧と商用電源50の出力電圧とが同期している場合には両回路の切換えが行われても、図6(c)に示すように、負荷51に印加される電圧は切換え時にも連続的に変化し、負荷51に入力される電流も、図6(f)に示すように、切換え時にも連続的に変化する。それゆえ、この場合には、バイパス回路31と変換器回路4とを無瞬断で切換えることができる。
上述のように、本実施形態では、インバータ2の故障等により、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換るとき、商用電源50の出力と変換器回路4の出力との同期状況に関係なく、負荷51への給電を停止することなく給電切換を行うことができる。
[第2の実施形態]
次に、本発明の無停電電源装置の第2の実施形態の例を図3を参照しながら説明する。
図3は、本実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。本実施形態の無停電電源装置20は、図3に示すように、所定の周波数を有する商用電源50に接続されたバイパス回路32及び変換器回路4を備える。また、無停電電源装置10は、バイパス回路32及び変換器回路4のどちらか一方を選択して負荷51に電力を供給する電源切換器5と、電源切換器5及び後述する過電流抑制回路部35内の切換部15での切換え動作を制御する制御部8とを備える。
本実施形態のバイパス回路32は過電流抑制回路部35を有する。図3に示した本実施形態の無停電電源装置20と、図1に示した本実施形態の無停電電源装置10との比較から明らかなように、本実施形態では、過電流抑制回路部35の構成を第1の実施形態とは変えた。また、本実施形態では、後述する過電流抑制回路部35内の切換部15と制御部8とを接続し、制御部8が切換部15での切換え動作を制御する構成にした。これらの変更点以外の構成は第1の実施形態と同様とした。
過電流抑制回路部35は、図3に示すように、リアクトル40を含む第1回路部13と、リアクトル40を含まない第2回路部14と、第1回路部13及び第2回路部14の一方を選択する切換部15とから構成される。
過電流抑制回路部35の切換部15における切換動作は次のように制御される。商用電源50の出力電圧(過電流抑制回路部35の入力電圧)と変換器回路4の出力電圧とが同期している場合には、切換部15で第2回路部14が選択され第2回路部14に電流が流れるように制御される。一方、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期していない場合には、切換部15で第1回路部13が選択され第1回路部13のリアクトル40に電流が流れるように制御される。
この切換部15の切換動作の制御は制御部8により行われる。より具体的に説明すると、まず、電圧位相差レベル判定回路9では、インバータ電圧検出器11及び商用電圧検出器12によりそれぞれ検出された商用電源50の出力電圧及び変換器回路4の出力電圧の位相に基づいて、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との位相差が検出される。これにより商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との同期状況(同期状態または非同期状態)が判定される。次いで、その判定結果に基づいて、制御部8は、過電流抑制回路部35の切換部15の切換動作を上述のように制御する(図3中の矢印A4)。
上述のように、本実施形態の無停電電源装置20では、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との同期状況を判定し、非同期状態にある場合にのみ、バイパス回路32に流れる電流がリアクトル40を通流する構成にした。それゆえ、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが非同期状態である場合には、本実施形態の無停電電源装置20の構成は、図1に示した第1の実施形態の無停電電源装置10の構成と同様となる。この場合、第1の実施形態の無停電電源装置10と同様に、本実施形態においても、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に無瞬断で切換えることができる。
一方、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期状態にある場合には、本実施形態の無停電電源装置20の構成は、図6に示した従来の無停電電源装置60の構成と同様となる。それゆえ、本実施形態では、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期状態にある場合においても、従来同様、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に無瞬断で切換えることができる。
すなわち、本実施形態の無停電電源装置20においても、インバータ2の故障等により、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えるとき、商用電源50の出力と変換器回路4の出力との同期状況に関係なく、負荷51への給電を停止することなく給電切換を行うことができる。
また、本実施形態のように、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが非同期状態にある場合にのみ、バイパス回路32に流れる電流がリアクトル40を通流する構成にすることにより、さらに次のような利点が得られる。
第1の実施形態の無停電電源装置10では、インバータ2等の故障により負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に切換えたとき、商用電源50の出力と変換器回路4の出力との同期状況に関係なく、電流は必ずリアクトル40を通流する。そのため、リアクトル40の容量によっては、リアクトル40がない場合に比べて、給電効率が悪化したり、切換時のバイパス電圧の立ち上がりが遅くなったりする可能性がある。しかしながら、本実施形態では、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期状態にある場合にはバイパス回路32に流れる電流がリアクトル40を通流しない構成となるので、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期している状態においては給電効率の悪化やバイパス電圧の立ち上がりの遅延といった問題は生じない。
[第3の実施形態]
次に、本発明の無停電電源装置の第3の実施形態の例を図4を参照しながら説明する。
図4は、本実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。本実施形態の無停電電源装置30は、図4に示すように、所定の周波数を有する商用電源50に接続されたバイパス回路33及び変換器回路4を備える。また、無停電電源装置30は、バイパス回路33及び変換器回路4の一方を選択して負荷51に電力を供給する電源切換器53と、電源切換器53に接続され、電源切換器53での切換え動作を制御する制御部8とを備える。
図4に示した本実施形態の無停電電源装置30と、図1に示した本実施形態の無停電電源装置10との比較から明らかなように、本実施形態では、過電流抑制回路部36及び電源切換器53の構成を第1の実施形態とは変えた。それ以外の構成は第1の実施形態と同様とした。
本実施形態のバイパス回路33は過電流抑制回路部36を有する。過電流抑制回路部36は、図4に示すように、リアクトル40を含む第1回路部16と、リアクトル40を含まない第2回路部17とを有する。
また、電源切換器53は、図4に示すように、サイリスタを逆並列接続した非同期用サイリスタスイッチ61と、同期用サイリスタスイッチ62と、開閉器7とから構成される。非同期用サイリスタスイッチ61は、過電流抑制回路部36のリアクトル40を含む第1回路部16と接続されており、同期用サイリスタスイッチ62は、過電流抑制回路部36のリアクトル40を含まない第2回路部17と接続されている。
本実施形態において、インバータ2等の故障により、負荷51への給電がインバータ給電からバイパス給電に切換わったときの電源切換器53の動作は、次のようになる。商用電源50の出力電圧(過電流抑制回路部36の入力電圧)と変換器回路4(インバータ2)の出力電圧とが同期している場合には、電源切換器53では同期用サイリスタスイッチ62が選択される。その結果、バイパス回路33に流れる電流はリアクトル40を含まない第2回路部17に流れる。一方、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧とが同期していない場合には、電源切換器53では非同期用サイリスタスイッチ61が選択される。その結果、バイパス回路33に流れる電流はリアクトル40を含む第1回路部16に流れる。
上述した電源切換器53の切換動作の制御は、制御部8により行われる。より具体的に説明すると、まず、電圧位相差レベル判定回路9で、インバータ電圧検出器11及び商用電圧検出器12によりそれぞれ検出された商用電源50の出力電圧及び変換器回路4の出力電圧の位相に基づいて、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との位相差が検出される。これにより商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との同期状況(同期状態または非同期状態)が判定される。次いで、その判定結果に基づいて、制御部8は、過電流抑制回路部36の切換部15の切換動作を上述のように制御する(図4中の矢印A1)。
上述のように、本実施形態の無停電電源装置30では、第2の実施形態と同様に、商用電源50の出力電圧と変換器回路4の出力電圧との同期状況を判定し、非同期状態にある場合にのみ、バイパス回路33に流れる電流がリアクトル40を通流する構成になっている。それゆえ、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが非同期状態にある場合には、本実施形態の無停電電源装置30の構成は、図1に示した第1の実施形態の無停電電源装置10の構成と同様となる。したがって、本実施形態では、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが非同期状態にある場合においても、第1の実施形態と同様に、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス給電に無瞬断で切換えることができる。
一方、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期状態にある場合には、本実施形態の無停電電源装置30の構成は、図6に示した従来の無停電電源装置60の構成と同様となる。したがって、本実施形態では、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期状態にある場合には、従来と同様に、負荷51への給電をインバータ給電からバイパス電源に無瞬断で切換えることができる。
すなわち、本実施形態の無停電電源装置30においても、第1の実施形態と同様に、商用電源50の出力と変換器回路4の出力との同期状況に関係なく、負荷51への給電を停止することなくインバータ給電からバイパス給電に切換えることができる。
また、本実施形態では、第2の実施形態と同様に、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期状態にある場合には、バイパス回路33に流れる電流がリアクトル40を通流しない構成になっている。それゆえ、本実施形態では、商用電源50の出力と変換器回路4の出力とが同期している状態において、給電効率の悪化やバイパス電圧の立ち上がりの遅延といった問題は生じない。
上記第1〜第3の実施形態の無停電電源装置を複数並列接続して無停電電源システムを構築する場合には、次のような構成にしても良い。例えば、各無停電電源装置から負荷に供給される電力の不平衡をなくすために、特許文献2と同様に、各無停電電源装置内のバイパス回路に、本発明の過電流抑制用リアクトルとは別個にそれより小さな容量のリアクトルを設けてもよい。また、例えば、各無停電電源装置間の出力を切換える際の横流を抑制するために、特許文献3と同様に、本発明の過電流抑制用リアクトルとは別個にそれより小さな容量のリアクトルを電源切換器内に設けてもよい。
第1の実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。 第1の実施形態において、商用電源の出力電圧と変換器回路の出力電圧とが同期していない状態で変換機回路とバイパス回路とを切換えた場合の変換器回路の出力電圧及び電流、商用電源の出力電圧及び電流、並びに、負荷に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。 第2の実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。 第3の実施形態の無停電電源装置の概略構成図である。 従来の無停電電源装置の概略構成図である。 従来の無停電電源装置における、変換器回路及び商用電源の出力電圧が同期している状態で両回路を切換えた場合の変換器回路及び商用電源の出力電圧及び出力電流、並びに、負荷に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。 従来の無停電電源装置における、変換器回路及び商用電源の出力電圧が同期していない状態で両回路を切換えた場合の変換器回路及び商用電源の出力電圧及び出力電流、並びに、負荷に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。 従来の無停電電源装置における、断有り切換時の変換器回路及び商用電源の出力電圧及び出力電流、並びに、負荷に印加される電圧及び電流の波形を示した図である。
符号の説明
1…コンバータ、2…インバータ、4…変換器回路、5,53…電源切換器、6…サイリスタスイッチ、7…開閉器、8…制御部、9…電圧位相差レベル判定回路、10,20,30…無停電電源装置、11…インバータ電圧検出器、12…商用電圧検出器、31,32,33…バイパス回路、34,35,36…過電流抑制回路部、40…リアクトル、50…商用電源

Claims (3)

  1. 商用電源に接続され、前記商用電源から供給される交流電力を直流電力に変換するコンバータと、
    前記コンバータに接続され、前記コンバータから出力される直流電力を交流電力に変換するインバータと、
    前記商用電源に接続され、前記商用電源から供給される交流電力を直接負荷側に出力するバイパス回路と、
    前記インバータの出力電力及び前記バイパス回路の出力電力の一方を選択して負荷に電力を供給する切換器とを備え、
    前記バイパス回路が所定の容量を有するリアクトルを含む過電流抑制回路部を有し、前記インバータの出力電圧と前記商用電源からの交流電圧とが非同期状態にある場合に前記インバータの出力電力による負荷への給電を前記商用電源からの交流電力による負荷への給電に切換えても前記リアクトルを介して電流が前記負荷に流れることにより、その電流値が前記負荷の許容電流値以下となることを特徴とする無停電電源装置。
  2. 前記過電流抑制回路部が、前記リアクトルを含む第1回路部と、前記リアクトルを含まない第2回路部と、第1及び第2回路部の一方を選択する切換部とを有し、
    前記商用電源の出力電圧と、前記インバータの出力電圧との位相差に基づいて、前記切換部で第1及び第2回路部の一方が選択されることを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
  3. 前記過電流抑制回路部が、前記リアクトルを含む第1回路部と、前記リアクトルを含まない第2回路部とを有し、
    前記切換器が、前記インバータの出力電力、第1回路部の出力電力及び第2回路部の出力電力のいずれか一つを選択して負荷に電力を供給する切換器であり、
    前記商用電源の出力電圧と、前記インバータの出力電圧との位相差に基づいて、前記切換部で、前記インバータの出力電力、第1回路部の出力電力及び第2回路部の出力電力のいずれか一つが選択されることを特徴とする請求項1に記載の無停電電源装置。
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