JP6109637B2 - 半導体装置 - Google Patents

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Description

本発明は、半導体装置とその駆動方法に関する。本明細書において、半導体装置とは、半導体素子自体または半導体素子を含むものをいい、このような半導体素子として、例えばトランジスタが挙げられる。従って、液晶表示装置及び記憶装置なども半導体装置に含まれる。
揮発性メモリの一種として、SRAM(Static Random Access Memory)が広く知られている。また、例えば、特許文献1には、SRAMのデータを外部のコンテキスト保持部に退避させて、消費電力を低減し、起動時間の短縮を図ることができる半導体集積回路が開示されている。
一方で、近年、半導体特性を示す金属酸化物(以下、酸化物半導体と呼ぶ。)が注目されている。酸化物半導体は、トランジスタに適用することができる(特許文献2及び特許文献3)。
特開2007−108402号公報 特開2007−123861号公報 特開2007−096055号公報
本発明の一態様は、オフ電流の小さいトランジスタに電気的に接続されたデータ保持部と、該データ保持部に電気的に接続された揮発性メモリ(例えばSRAM)と、を有する記憶装置(半導体装置)を提供することを課題とする。
また、本発明の一態様は、前記記憶装置(半導体装置)の駆動方法であって、前記記憶装置(半導体装置)が有する揮発性メモリ(例えばSRAM)を高速に動作させることが可能な駆動方法を提供することを課題とする。また、本発明の一態様は、前記記憶装置(半導体装置)の駆動方法であって、電力の供給を停止する直前に行う退避動作時の消費電力を低減した駆動方法を提供することを課題とする。
本発明の一態様は、揮発性メモリのデータ保持部がトランジスタを介して不揮発性メモリのデータ保持部に電気的に接続されている半導体装置である。このような半導体装置を駆動するに際して、揮発性メモリへのデータの書き込み時には前記トランジスタをオフする。これにより、揮発性メモリへ高速に書き込みを行うことができる。また、揮発性メモリがデータを保持する期間は前記トランジスタをオンして、揮発性メモリと不揮発性メモリの双方でデータを保持し、電力の供給を停止する前に前記トランジスタをオフしてデータを不揮発化する。電力を供給するか否かの選択は、素子毎またはブロック毎に行う。
本発明の一態様は、第1及び第2のデータ保持部が設けられた第1のメモリと、第3及び第4のデータ保持部が設けられた第2のメモリと、を有し、前記第1のデータ保持部は、第1のトランジスタを介してビット線に電気的に接続され、前記第2のデータ保持部は、第2のトランジスタを介して反転ビット線に電気的に接続され、前記第1及び第2のトランジスタには第1のワード線が電気的に接続され、前記第3のデータ保持部は、第3のトランジスタを介して前記第2のデータ保持部に電気的に接続され、前記第4のデータ保持部は、第4のトランジスタを介して前記第1のデータ保持部に電気的に接続され、前記第3及び第4のトランジスタには第2のワード線が電気的に接続され、前記第3及び第4のデータ保持部は、それぞれ異なる二のキャパシタの一方の電極に電気的に接続され、前記二のキャパシタの他方の電極は、低電位電源線に電気的に接続されている記憶素子を有し、前記記憶素子の複数がマトリクス状に配置されており、前記第1のメモリへの電力の供給が停止される直前に前記第3及び第4のトランジスタをオフする手段を有することを特徴とする半導体装置である。
本発明の一態様は、前記半導体装置の駆動方法であって、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタをオンすると同時に前記第3のトランジスタ及び前記第4のトランジスタをオフし、前記第1のデータ保持部及び前記第2のデータ保持部に前記ビット線及び前記反転ビット線からデータを記憶し、前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタをオフすると同時に前記第3のトランジスタ及び前記第4のトランジスタをオンし、前記第1のデータ保持部及び前記第2のデータ保持部のデータを、前記第4のデータ保持部及び前記第3のデータ保持部に記憶する半導体装置の駆動方法である。
オフ電流の小さいトランジスタに接続されたデータ保持部と、該データ保持部に接続された揮発性メモリと、を有する記憶装置(半導体装置)を実現することができる。
前記記憶装置(半導体装置)を高速に動作させることができる。また、前記記憶装置(半導体装置)において揮発性メモリへの電力の供給を停止する直前に行う退避動作時の消費電力を低減することができる。
本発明の一態様である半導体装置を説明するブロック図。 本発明の一態様である半導体装置を説明する回路図。 本発明の一態様である半導体装置を説明する断面図。 本発明の一態様である半導体装置を説明する断面図。 本発明の一態様である半導体装置を説明する回路図。 本発明の一態様である半導体装置を説明する回路図。 電子機器の一例を示す図。
以下では、本発明の実施の形態について図面を用いて詳細に説明する。ただし、本発明は以下の説明に限定されず、本発明の趣旨及びその範囲から逸脱することなくその形態及び詳細を様々に変更し得ることは、当業者であれば容易に理解される。したがって、本発明は、以下に示す実施の形態の記載内容に限定して解釈されるものではない。
(実施の形態1)
本実施の形態では、本発明の一態様である半導体装置と、その駆動方法について説明する。
図1には、本発明の一態様である半導体装置として、記憶装置100を示している。図1に示す記憶装置100は、記憶素子部102と、第1の駆動回路104と、第2の駆動回路106と、を有する。
記憶素子部102には、記憶素子108がマトリクス状に複数配置されている。図1に示す例では、記憶素子部102には記憶素子108が5行6列に配置されている。
第1の駆動回路104及び第2の駆動回路106は、記憶素子108への信号の供給を制御し、読み取り時には記憶素子108からの信号を取得する。例えば、第1の駆動回路104をワード線駆動回路とし、第2の駆動回路106をビット線駆動回路とする。ただし、これに限定されず、第1の駆動回路104をビット線駆動回路とし、第2の駆動回路106をワード線駆動回路としてもよい。
なお、第1の駆動回路104及び第2の駆動回路106は、それぞれ記憶素子108と配線により電気的に接続されている。
記憶素子108は、揮発性メモリと、不揮発性メモリと、を有する。記憶素子108の具体的な回路構成の一例を図2に示す。図2に示す記憶素子108は、第1の記憶回路110と、第2の記憶回路112と、を有する。
第1の記憶回路110は、第1のトランジスタ114と、第2のトランジスタ116と、第3のトランジスタ118と、第4のトランジスタ120と、第5のトランジスタ122と、第6のトランジスタ124と、を有する。
まず、第1の記憶回路110の構成について説明する。第1のトランジスタ114のソース及びドレインの一方は、第1の端子130に電気的に接続され、第1のトランジスタ114のゲートは、第2の端子132に電気的に接続されている。第2のトランジスタ116のソース及びドレインの一方は、高電位電源線Vddに電気的に接続され、第2のトランジスタ116のソース及びドレインの他方は、第1のトランジスタ114のソース及びドレインの他方と、第3のトランジスタ118のソース及びドレインの一方と、第1のデータ保持部140に電気的に接続されている。第3のトランジスタ118のソース及びドレインの他方は、低電位電源線Vssに電気的に接続されている。第2のトランジスタ116のゲートと第3のトランジスタ118のゲートは、第2のデータ保持部142に電気的に接続されている。
そして、第4のトランジスタ120のソース及びドレインの一方は、第3の端子134に電気的に接続され、第4のトランジスタ120のゲートは、第4の端子136に電気的に接続されている。第5のトランジスタ122のソース及びドレインの一方は、高電位電源線Vddに電気的に接続され、第5のトランジスタ122のソース及びドレインの他方は、第4のトランジスタ120のソース及びドレインの他方と、第6のトランジスタ124のソース及びドレインの一方と、第2のデータ保持部142に電気的に接続されている。第6のトランジスタ124のソース及びドレインの他方は、低電位電源線Vssに電気的に接続されている。第5のトランジスタ122のゲートと第6のトランジスタ124のゲートは、第1のデータ保持部140に電気的に接続されている。
第1のトランジスタ114、第3のトランジスタ118、第4のトランジスタ120及び第6のトランジスタ124は、nチャネル型トランジスタである。
第2のトランジスタ116及び第5のトランジスタ122は、pチャネル型トランジスタである。
第1の端子130は、ビット線に電気的に接続されている。第2の端子132は、第1のワード線に電気的に接続されている。第3の端子134は、反転ビット線に電気的に接続されている。第4の端子136は、第1のワード線に電気的に接続されている。
以上説明した構成を有することで、第1の記憶回路110は、SRAMを構成している。すなわち、第1の記憶回路110は、揮発性メモリである。本発明の一態様である記憶装置100では、第1の記憶回路110に設けられた第1のデータ保持部140及び第2のデータ保持部142が第2の記憶回路112に電気的に接続されている。
第2の記憶回路112は、第7のトランジスタ126と、第8のトランジスタ128と、を有する。
次に、第2の記憶回路112の構成について説明する。第7のトランジスタ126のソース及びドレインの一方は、第2のデータ保持部142に電気的に接続され、第7のトランジスタ126のソース及びドレインの他方は、第1のキャパシタ148の一方の電極に電気的に接続されている。第1のキャパシタ148の他方の電極には、低電位電源線Vssが電気的に接続されている。第8のトランジスタ128のソース及びドレインの一方は、第1のデータ保持部140に電気的に接続され、第8のトランジスタ128のソース及びドレインの他方は、第2のキャパシタ150の一方の電極に電気的に接続されている。第2のキャパシタ150の他方の電極には、低電位電源線Vssが電気的に接続されている。第7のトランジスタ126のゲートと第8のトランジスタ128のゲートは、第5の端子138に電気的に接続されている。
第5の端子138は、第2のワード線に電気的に接続されている。なお、第1のワード線と第2のワード線は、一方の動作に従って他方の信号が制御される構成であってもよいし、各々が独立に制御される構成であってもよい。
第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128は、オフ電流の小さいトランジスタである。なお、図2に例示する構成では、第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128は、nチャネル型トランジスタであるが、これに限定されない。
第7のトランジスタ126と第1のキャパシタ148の一方の電極の間には、第3のデータ保持部144が形成されている。第8のトランジスタ128と第2のキャパシタ150の一方の電極の間には、第4のデータ保持部146が形成されている。第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128のオフ電流が小さいため、第3のデータ保持部144及び第4のデータ保持部146の電荷は、長時間保持される。すなわち、第2の記憶回路112は、不揮発性メモリである。
第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128では、チャネル幅1μmあたりのオフ電流が、10aA(1×10−17A)以下であるとよい。オフ電流の小さいトランジスタのチャネル幅1μmあたりのオフ電流は、1aA(1×10−18A)以下であることが好ましく、10zA(1×10−20A)以下であることがより好ましく、1zA(1×10−21A)以下であることがさらに好ましく、100yA(1×10−22A)以下にすることが最も好ましい。
上記したように、第1の記憶回路110は揮発性メモリであり、第2の記憶回路112は不揮発性メモリであり、第1の記憶回路110のデータ保持部である第1のデータ保持部140及び第2のデータ保持部142は、第2の記憶回路112のデータ保持部である第3のデータ保持部144及び第4のデータ保持部146に、オフ電流の小さいトランジスタを介して電気的に接続されている。従って、オフ電流の小さいトランジスタのゲート電位を制御することで、第1の記憶回路110のデータを第2の記憶回路112のデータ保持部にも保持させることができる。
このように、図2に示す記憶素子108は、揮発性メモリのデータを不揮発性メモリに退避させることができる。
また、第1の記憶回路110はSRAMを構成するため、高速動作が要求される。他方、第2の記憶回路112では電力の供給を停止した後の長期間のデータ保持が要求される。このような構成は、第1の記憶回路110を高速動作可能なトランジスタを用いて形成し、第2の記憶回路112をオフ電流の低いトランジスタを用いて形成することによって実現することができる。例えば、第1の記憶回路110を単結晶シリコン基板に形成し、第2の記憶回路112を酸化物半導体を用いて形成すればよい。このような構成の一例については、実施の形態2を参照されたい。但し、本発明の一態様は、上述の構成に限定されるものではない。
本発明の一態様である記憶装置100において、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオンして、揮発性メモリである第1の記憶回路110のデータ保持部にデータを書き込む際に、第2の記憶回路112に含まれる第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128がオンしていると、第1の記憶回路110のデータ保持部(第1のデータ保持部140及び第2のデータ保持部142)が所定の電位を保持するためには、第2の記憶回路112に含まれる第1のキャパシタ148及び第2のキャパシタ150に電荷を蓄積する必要がある。従って、第1の記憶回路110のデータ保持部にデータを書き込む際に、第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128がオンしていると、記憶素子108の高速動作を阻害する。また、第2の記憶回路112を単結晶シリコン基板に形成すると、オフ電流を十分に小さくすることが難しく、第2の記憶回路112に長期にわたって記憶内容を保持することが困難である。
そこで、本発明の一態様である半導体装置では、第1の記憶回路110のデータ保持部(揮発性メモリ)にデータを書き込む際には、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタ(すなわち、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128)をオフしておく。これによって、記憶素子108の高速動作を実現する。また、第1の記憶回路110のデータ保持部への書き込み及び読み出しを行わない際(すなわち、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120がオフの状態)には、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタをオンする。
記憶素子108の揮発性メモリへのデータの書き込みの具体的な動作を以下に示す。まず、オンされている第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオフする。次いで、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオンして、第1の記憶回路110のデータ保持部(第1のデータ保持部140及び第2のデータ保持部142)に所定の電位を供給した後、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオフする。その後、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオンする。これによって、第2の記憶回路112のデータ保持部には、第1の記憶回路110のデータ保持部に保持されたデータに対応したデータが保持される。
なお、上述したように、記憶装置100の高速動作には、少なくとも第1の記憶回路110のデータ保持部へのデータの書き込みのために、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオンする際には、第2の記憶回路112に含まれる第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオフとする必要がある。但し、第1の記憶回路110のデータ保持部からのデータの読み出しのために、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオンする際には、第2の記憶回路112に含まれる第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128はオフとしてもよいし、オンとしてもよい。
また、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120がオフの期間(データの保持期間)には、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオンとして、第1の記憶回路110及び第2の記憶回路112の双方でデータを保持する。
また、記憶素子108への電力の供給を停止する場合には、記憶素子108への電力の供給を停止する直前に、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタ(すなわち、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128)をオフして、第2の記憶回路112に保持されたデータを不揮発化する。揮発性メモリへの電力の供給が停止される直前に第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128をオフする手段は、第1の駆動回路104及び第2の駆動回路106に搭載してもよいし、これらの駆動回路を制御する別の制御回路に設けられていてもよい。
なお、ここで、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配された第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128のオンまたはオフは、記憶素子毎に行ってもよいし、記憶素子部102をいくつかに区分けしたブロックごとに行ってもよい。
本発明の一態様である記憶装置100では、第1の記憶回路110にデータを書き込む際に、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタをオフするため、第2の記憶回路112に含まれる第1のキャパシタ148及び第2のキャパシタ150への電荷の蓄積を行うことなく第1の記憶回路110にデータを書き込むことが可能となるため、記憶素子108を高速に動作させることができる。
なお、本発明の一態様である記憶装置100では、記憶装置100への電力の供給を停止する(記憶装置100の電源を遮断する)前に、記憶装置100に含まれる全ての記憶素子108で、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタをオフして、データを不揮発化する。ここで、最後にデータを書き換えた記憶素子108については、揮発性メモリに書き込んだデータを不揮発性メモリにも保持させるための時間を考慮して、第1の記憶回路110のデータ保持部と第2の記憶回路112のデータ保持部の間に配されたトランジスタをオフとするタイミングをその他の記憶素子108よりも後にすることが好ましい。換言すると、記憶装置100の電源を遮断する直前には、最後にデータを書き換えた記憶素子108に含まれる第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128のみをオンとし、それ以外の記憶素子108に含まれる第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128についてはオフとすることが好ましい。また、この場合、最後にデータを書き換えた記憶素子108のアドレスを、外部メモリに記憶しておくと、その他の記憶素子108に供給する電力を先に停止することが可能となるため、好ましい。
ただし、本発明の一態様である半導体装置の駆動方法は上記説明に限定されるものではない。
以上説明したように、記憶装置100を高速動作させることができる。また、データの退避を一部の記憶素子のみで行うため、消費電力を抑えることができる。
なお、本実施の形態では、揮発性メモリとしてSRAMを用いたが、これに限定されず、他の揮発性メモリを用いてもよい。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態2)
本実施の形態では、上述の記憶装置100に適用可能な記憶素子の図2とは異なる回路構成の例について図面を参照して説明する。但し、本実施の形態は、実施の形態1と多くの部分において共通した構成を有するため、実施の形態1と同一部分又は同様な機能を有する部分の繰り返しの説明は省略する。
図5は、記憶装置100に適用可能な記憶素子182の構成例である。図5に示す記憶素子182は、第1の記憶回路110と、第2の記憶回路180とを有する。
図5に示す記憶素子182において、第1の記憶回路110は、図2の記憶素子108の第1の記憶回路110と同様の構成とすることができる。
第2の記憶回路180は、図2に示した第7のトランジスタ126と、第8のトランジスタ128と、に加えて、第9のトランジスタ160と、第10のトランジスタ162と、第11のトランジスタ164と、第12のトランジスタ166と、を有する。
第2の記憶回路180の構成について説明する。第7のトランジスタ126のソース及びドレインの一方は、第2のデータ保持部142に電気的に接続され、第7のトランジスタ126のソース及びドレインの他方は、第9のトランジスタ160のゲートと、第1のキャパシタ148の一方の電極に電気的に接続されている。第1のキャパシタ148の他方の電極は、第9のトランジスタ160のソース及びドレインの一方と、低電位電源線Vssに電気的に接続されている。第9のトランジスタ160のソース及びドレインの他方は、第10のトランジスタ162のソース又はドレインの一方に電気的に接続されている。第10のトランジスタ162のゲートは、第8の端子172に電気的に接続され、第10のトランジスタ162のソース又はドレインの他方は、第6の端子168に電気的に接続されている。
また、第8のトランジスタ128のソース及びドレインの一方は、第1のデータ保持部140に電気的に接続され、第8のトランジスタ128のソース及びドレインの他方は、第11のトランジスタ164のゲートと、第2のキャパシタ150の一方の電極に電気的に接続されている。第7のトランジスタ126のゲートと第8のトランジスタ128のゲートは、第5の端子138に電気的に接続されている。第2のキャパシタ150の他方の電極は、第11のトランジスタ164のソース及びドレインの一方と、低電位電源線Vssに電気的に接続されている。第11のトランジスタ164のソース及びドレインの他方は、第12のトランジスタ166のソース又はドレインの一方に電気的に接続されている。第12のトランジスタ166のゲートは、第9の端子174に電気的に接続され、第12のトランジスタ166のソース又はドレインの他方は、第7の端子170に電気的に接続されている。
第1の記憶回路110の第2の端子132及び第4の端子136はそれぞれ、第1のワード線に電気的に接続されている。第2の記憶回路180の第5の端子138は、第2のワード線に電気的に接続されている。第8の端子172及び第9の端子174はそれぞれ、第3のワード線に電気的に接続されている。第1のワード線、第2のワード線及び第3のワード線はそれぞれ、いずれか一の動作に従って、他の一の信号が制御される構成であってもよいし、各々が独立に制御される構成であってもよい。また、第1のワード線と第3のワード線を共通のワード線としてもよい。
また、図5の第1の記憶回路110の第1の端子130は第1のビット線に電気的に接続し、第3の端子134は第1の反転ビット線に電気的に接続している。そして、第6の端子168は第2のビット線に電気的に接続し、第7の端子170は、第2の反転ビット線に電気的に接続している。なお、第1のビット線と第2のビット線を共通のビット線としてもよく、第1の反転ビット線と第2の反転ビット線を共通のビット線としてもよい。
第7のトランジスタ126と第8のトランジスタ128は、オフ電流の小さいトランジスタである。
第9のトランジスタ160及び第10のトランジスタ162は、第3のデータ保持部144に保持されたデータの読み出し回路として機能する。また、第11のトランジスタ164及び第12のトランジスタ166は、第4のデータ保持部146に保持されたデータの読み出し回路として機能する。よって、第9のトランジスタ160、第10のトランジスタ162、第11のトランジスタ164及び第12のトランジスタ166は、高速動作が可能なトランジスタを適用することが好ましい。
例えば、第9のトランジスタ160乃至第12のトランジスタ166を、第1の記憶回路110に含まれるトランジスタと同じ半導体材料を用いて形成し、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128を、酸化物半導体を用いて形成することが好ましい。この場合、第9のトランジスタ160乃至第12のトランジスタ166は、第1の記憶回路110と同じ工程で作製することが好ましい。例えば、単結晶シリコン基板に第1の記憶回路110と、第9のトランジスタ160乃至第12のトランジスタ166とを形成すればよい。
なお、図5では第2の記憶回路180に含まれるトランジスタ(第7のトランジスタ126乃至第12のトランジスタ166)が全てnチャネル型トランジスタの場合を例に示すが、これに限定されない。
第2の記憶回路180に保持されたデータの読み出し動作について説明する。ここでは、第3のデータ保持部144に保持されたデータを読み出す場合を例に説明する。但し、第4のデータ保持部146に保持されたデータの読み出しも同様に行うことができる。また、第3のデータ保持部144に保持されたデータの読み出しと第4のデータ保持部146に保持されたデータの読み出しは同時に行うことができる。
まず、第6の端子168にプリチャージ電位を供給して、プリチャージを行う。プリチャージ電位は、低電位電源線Vssの電位より大きい電位とする。例えば、高電位電源線Vddの電位とするとよい。
第6の端子168へのプリチャージ電位の供給を止めた後、第10のトランジスタ162をオンする。ここで、第3のデータ保持部144に保持されたデータが高電位(High又はH)である場合には、第9のトランジスタ160と第10のトランジスタ162がともにオンとなるため、第6の端子168にプリチャージした電位は低下して、低電位電源線Vssの電位となる。一方で、第3のデータ保持部144に保持されたデータが低電位(Low又はL)である場合には、第9のトランジスタ160がオフしているため、第10のトランジスタ162をオンした後も第6の端子168の電位はプリチャージ電位のままである。よって、第6の端子168の電位によって、第3のデータ保持部144に保持されたデータを判別することができる。
図2に示す記憶素子108のように、第2の記憶回路112に読み出し回路を設けない構成とする場合、第2の記憶回路112に保持されたデータの読み出しは、第1の記憶回路110を介して行う必要がある。記憶素子108への電力の供給を再開してデータを読み出す場合には、例えば、まず、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオフしたまま、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオンし、第2の記憶回路112に保持されたデータを第1の記憶回路110へと復帰させる。データの復帰後は、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128を再びオフとしてもよいし、第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128をオンのままとしてもよい。その後、第1の記憶回路110の高電位電源線Vdd及び低電位電源線Vssに電力を供給し、また、第1のトランジスタ114及び第4のトランジスタ120をオンすることで、第1の端子130及び第3の端子134から、第2の記憶回路112に保持されたデータに応じた電位を読み出すことが可能である。
図5に示す構成においては、第2の記憶回路180に読み出し回路として機能する第9のトランジスタ160乃至第12のトランジスタ166を設けることで、第2の記憶回路180の保持されたデータを直接読み出すことが可能となるため、第2の記憶回路180に保持されたデータをより高速に読み出すことができる。
また、第2の記憶回路180に保持されたデータを読み出し回路によって直接読み出すことができるため、第2の記憶回路180に保持されたデータを第1の記憶回路110に復帰させない状態で(第2の記憶回路180がデータを保持したまま)、第1の記憶回路110に新たなデータを書き込むことも可能である。すなわち、揮発性メモリと不揮発性メモリが別々のデータを保持することが可能となるため、1セルあたりのビット数を2ビットに増加させることができる。
なお、図5では、第3のデータ保持部144に保持されたデータを読み出すための、第9のトランジスタ及び第10のトランジスタで構成される読み出し回路と、第4のデータ保持部146に保持されたデータを読み出すための、第11のトランジスタ及び第12のトランジスタで構成される読み出し回路との2つの読み出し回路を設ける場合を図示しているが、本発明の一態様はこれに限られない。図5に示す構成では、第3のデータ保持部144と第4のデータ保持部146とは、互いに反転したデータが保持されるため、読み出し回路はどちらかのデータ保持部にのみ設けてもよい。但し、第3のデータ保持部144と第4のデータ保持部146とに保持されたデータを信頼性よく読み出すためには、それぞれのデータ保持部に各々読み出し回路を設けることが好ましい。
図6に、図5に示す記憶素子182の変形例を示す。図6に示す記憶素子186は、第1の記憶回路110と、第2の記憶回路184とを有する。
図6に示す第2の記憶回路184において、第7のトランジスタ126のゲートは第10の端子176に電気的に接続し、第8のトランジスタ128のゲートは第11の端子178に電気的に接続している。第10の端子176及び第11の端子178はそれぞれ、第2のワード線に電気的に接続している。その他の構成は、図5と同様であるため、詳細な説明は省略する。
図6に示す記憶素子186では、第7のトランジスタ126のゲートと第8のトランジスタ128のゲートが別々の端子に電気的に接続されるため、それぞれのトランジスタを独立に動作させることができる。よって、第3のデータ保持部144と第4のデータ保持部146に保持されるデータは、互いに反転したデータに限定されない。従って、図6の構成とすることで、1セルあたりのビット数を増加させることが可能となる。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態3)
本実施の形態では、本発明の一態様である半導体装置の構造の一例について説明する。
まず、本発明の一態様である半導体装置に適用可能なオフ電流の小さいトランジスタの構造の一例について、図3の断面模式図を参照して説明する。なお、図3に示す各構成要素は、実際の寸法とは異なる場合がある。
図3(A)に示すトランジスタは、半導体層204と、絶縁層210と、導電層212と、絶縁層214a及び絶縁層214bと、絶縁層216と、導電層218a及び導電層218bと、絶縁層220と、を有する。
半導体層204は、絶縁層202を介して素子被形成層200上に設けられている。なお、これに限定されず、素子被形成層200上に半導体層204が直接設けられていてもよい。
半導体層204は、ドーパントが添加された領域206a及び領域206bを有し、領域206a及び領域206bの間にチャネル形成領域208を有する。
絶縁層210は、半導体層204の一部の上に設けられている。
導電層212は、絶縁層210を介して半導体層204に重畳して設けられている。
絶縁層214a及び絶縁層214bは、導電層212の側面に接して設けられたサイドウォール絶縁層である。
絶縁層216は、導電層212上に設けられている。
導電層218aは領域206aに接して設けられており、導電層218bは領域206bに接して設けられている。導電層218aは、絶縁層214aの側面にも接して設けられている。導電層218bは、絶縁層214bの側面にも接して設けられている。
絶縁層220は、導電層218a及び導電層218bの上に設けられている。
導電層218a及び導電層218b、並びに絶縁層220は、例えば、CMP(Chemical Mechanical Polishing)処理やエッチング処理を行うことで形成される。
また、図3(B)に示すトランジスタは、導電層252と、絶縁層254と、絶縁層256と、半導体層258と、導電層260a及び導電層260bと、導電層262a及び導電層262bと、絶縁層264と、を有する。
導電層252は、素子被形成層250の上に設けられている。
絶縁層254は、素子被形成層250の上に設けられている。導電層252及び絶縁層254の表面は平坦であることが好ましい。
導電層252及び絶縁層254は、例えば、CMP処理やエッチング処理を行うことで形成される。
絶縁層256は、導電層252及び絶縁層254の上に設けられている。
半導体層258は、絶縁層256を介して導電層252に重畳して設けられている。
導電層260a及び導電層260bは、半導体層258に接して設けられている。このとき、トランジスタのチャネル長に相当する導電層260aと導電層260bの間隔は、50nm未満であることが好ましい。例えば、電子ビームで露光して形成したレジストマスクを用いて導電膜の一部をエッチングすることにより、導電層260aと導電層260bの間隔を50nm未満にすることができる。また、導電層260aと導電層260bの間隔は、図3(B)に示すように、導電層262aと導電層262bの間隔よりも短いことが好ましい。
導電層262aは、導電層260aの一部の上に接して設けられており、導電層262bは、導電層260bの一部の上に接して設けられている。また、導電層262a及び導電層262bの単位面積あたりの電気抵抗は、導電層260a及び導電層260bの単位面積あたりの電気抵抗よりも低いことが好ましい。
絶縁層264は、半導体層258の上を覆って設けられている。
次に、図3(A)及び(B)に示される構成要素のそれぞれについて説明する。ただし、これらの構成要素は、単層であってもよいし、複数の層が積層されたものであってもよい。
絶縁層202は、下地層である。絶縁層202は、例えば、酸化ガリウム、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウムまたは酸化ハフニウムなどの材料により形成すればよい。
絶縁層254は、絶縁層202と同様の材料により形成すればよい。
半導体層204及び半導体層258は、トランジスタのチャネルが形成される層(チャネル形成層)である。ここで、図3(A)の半導体層204及び図3(B)の半導体層258について説明する。
半導体層204及び半導体層258としては、例えば酸化物半導体層を用いることができる。
酸化物半導体としては、例えばインジウム及びガリウムの一方若しくは双方と、亜鉛と、を含む金属酸化物、または該金属酸化物に含まれるガリウムの一部若しくは全部の代わりに他の金属元素を含む金属酸化物などが挙げられる。
前記金属酸化物としては、例えばIn系金属酸化物、Zn系金属酸化物、In−Zn系金属酸化物、またはIn−Ga−Zn系金属酸化物などを用いることができる。また、前記In−Ga−Zn系金属酸化物に含まれるガリウムの一部若しくは全部の代わりに他の金属元素を含む金属酸化物を用いてもよい。
前記他の金属元素としては、例えばチタン、ジルコニウム、ハフニウム、ゲルマニウム、錫、ランタン、セリウム、プラセオジム、ネオジム、サマリウム、ユウロピウム、ガドリニウム、テルビウム、ジスプロシウム、ホルミウム、エルビウム、ツリウム、イッテルビウム、及びルテチウムのいずれか一つまたは複数の元素を用いればよい。これらの金属元素は、スタビライザーとしての機能を有する。なお、これらの金属元素の添加量は、金属酸化物が半導体として機能することが可能な量である。
例えば、前記In−Ga−Zn系金属酸化物に含まれるガリウムの全部に代えて錫を用いるとIn−Sn−Zn系金属酸化物となり、前記In−Ga−Zn系金属酸化物に含まれるガリウムの一部に代えてチタンを用いるとIn−Ti−Ga−Zn系金属酸化物となる。
以下では、酸化物半導体層の構造について説明する。
酸化物半導体層は、単結晶酸化物半導体層と非単結晶酸化物半導体層とに大別される。非単結晶酸化物半導体層とは、非晶質酸化物半導体層、微結晶酸化物半導体層、多結晶酸化物半導体層、CAAC−OS(C Axis Aligned Crystalline Oxide Semiconductor)膜などをいう。
非晶質酸化物半導体層は、膜中における原子配列が不規則であり、結晶成分を有さない酸化物半導体層である。微小領域においても結晶部を有さず、膜全体が完全な非晶質構造の酸化物半導体層が典型である。
微結晶酸化物半導体層は、例えば、1nm以上10nm未満の大きさの微結晶(ナノ結晶ともいう。)を含む。従って、微結晶酸化物半導体層は、非晶質酸化物半導体層よりも原子配列の規則性が高い。そのため、微結晶酸化物半導体層は、非晶質酸化物半導体層よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。
CAAC−OS膜は、複数の結晶部を有する酸化物半導体層の一つであり、ほとんどの結晶部は、一辺が100nm未満の立方体内に収まる大きさである。従って、CAAC−OS膜に含まれる結晶部は、一辺が10nm未満、5nm未満または3nm未満の立方体内に収まる大きさの場合も含まれる。CAAC−OS膜は、微結晶酸化物半導体層よりも欠陥準位密度が低いという特徴がある。以下、CAAC−OS膜について詳細な説明を行う。
CAAC−OS膜を透過型電子顕微鏡(TEM:Transmission Electron Microscope)によって観察すると、結晶部同士の明確な境界、即ち結晶粒界(グレインバウンダリーともいう。)を確認することができない。そのため、CAAC−OS膜は、結晶粒界に起因する電子移動度の低下が起こりにくいといえる。
CAAC−OS膜を、試料面と概略平行な方向からTEMによって観察(断面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が層状に配列していることを確認できる。金属原子の各層は、CAAC−OS膜の膜を形成する面(被形成面ともいう。)または上面の凹凸を反映した形状であり、CAAC−OS膜の被形成面または上面と平行に配列する。
なお、本明細書において、「平行」とは、二つの直線が−10°以上10°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、−5°以上5°以下の場合も含まれる。また、「垂直」とは、二つの直線が80°以上100°以下の角度で配置されている状態をいう。従って、85°以上95°以下の場合も含まれる。
一方、CAAC−OS膜を、試料面と概略垂直な方向からTEMによって観察(平面TEM観察)すると、結晶部において、金属原子が三角形状または六角形状に配列していることを確認できる。しかしながら、異なる結晶部間で、金属原子の配列に規則性は見られない。
断面TEM観察および平面TEM観察より、CAAC−OS膜の結晶部は配向性を有していることがわかる。
CAAC−OS膜に対し、X線回折(XRD:X−Ray Diffraction)装置を用いて構造解析を行うと、例えばInGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、回折角(2θ)が31°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(009)面に帰属されることから、CAAC−OS膜の結晶がc軸配向性を有し、c軸が被形成面または上面に概略垂直な方向を向いていることが確認できる。
一方、CAAC−OS膜に対し、c軸に概略垂直な方向からX線を入射させるin−plane法による解析では、2θが56°近傍にピークが現れる場合がある。このピークは、InGaZnOの結晶の(110)面に帰属される。InGaZnOの単結晶酸化物半導体層であれば、2θを56°近傍に固定し、試料面の法線ベクトルを軸(φ軸)として試料を回転させながら分析(φスキャン)を行うと、(110)面と等価な結晶面に帰属されるピークが6本観察される。これに対し、CAAC−OS膜の場合は、2θを56°近傍に固定してφスキャンした場合でも、明瞭なピークが現れない。
以上のことから、CAAC−OS膜では、異なる結晶部間ではa軸およびb軸の配向は不規則であるが、c軸配向性を有し、かつc軸が被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向を向いていることがわかる。従って、前述の断面TEM観察で確認された層状に配列した金属原子の各層は、結晶のab面に平行な面である。
なお、結晶部は、CAAC−OS膜を成膜した際、または加熱処理などの結晶化処理を行った際に形成される。上述したように、結晶のc軸は、CAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルに平行な方向に配向する。従って、例えば、CAAC−OS膜の形状をエッチングなどによって変化させた場合、結晶のc軸がCAAC−OS膜の被形成面または上面の法線ベクトルと平行にならないこともある。
また、CAAC−OS膜中の結晶化度が均一でなくてもよい。例えば、CAAC−OS膜の結晶部が、CAAC−OS膜の上面近傍からの結晶成長によって形成される場合、上面近傍の領域は、被形成面近傍の領域よりも結晶化度が高くなることがある。また、CAAC−OS膜に不純物を添加する場合、不純物が添加された領域の結晶化度が変化し、部分的に結晶化度の異なる領域が形成されることもある。
なお、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜のout−of−plane法による解析では、2θが31°近傍のピークの他に、2θが36°近傍にもピークが現れる場合がある。2θが36°近傍のピークは、ZnGaの結晶の(311)面に帰属されることから、InGaZnOの結晶を有するCAAC−OS膜中の一部に、ZnGaの結晶が含まれることを示している。CAAC−OS膜は、2θが31°近傍にピークを示し、2θが36°近傍にピークを示さないことが好ましい。
なお、本明細書において、結晶が三方晶または菱面体晶である場合、六方晶系として表すものとする。
CAAC−OS膜を用いたトランジスタは、可視光や紫外光の照射による電気特性の変動が小さい。よって、当該トランジスタは、信頼性が高い。
なお、酸化物半導体層は、例えば、非晶質酸化物半導体層、微結晶酸化物半導体層、CAAC−OS膜のうち、二種以上を有する積層膜であってもよい。
不純物濃度が低く、欠陥準位密度の低い(酸素欠損の少ない)ことを高純度真性または実質的に高純度真性と呼ぶ。高純度真性または実質的に高純度真性である酸化物半導体は、キャリア発生源が少ないため、キャリア密度を低くすることができる場合がある。従って、当該酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、しきい値電圧がマイナスとなる電気特性(ノーマリーオンともいう。)になることが少ない場合がある。また、高純度真性または実質的に高純度真性である酸化物半導体は、欠陥準位密度が低いため、トラップ準位密度も低くなる場合がある。従って、当該酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、電気特性の変動が小さく、信頼性の高いトランジスタとなる場合がある。なお、酸化物半導体のトラップ準位に捕獲された電荷は、消失するまでに要する時間が長く、あたかも固定電荷のように振る舞うことがある。そのため、トラップ準位密度の高い酸化物半導体をチャネル形成領域に用いたトランジスタは、電気特性が不安定となる場合がある。
また、半導体層204及び半導体層258として酸化物半導体層を用いる場合、脱水化・脱水素化を行い、酸化物半導体層中の水素、水、水酸基、または水素化物(水素化合物ともいう)などの不純物を排除し、且つ酸化物半導体層に酸素を供給すると、酸化物半導体層を高純度化させることができるため好ましい。例えば、酸化物半導体層に接する層として酸素を含む層を形成して加熱処理を行うことにより、酸化物半導体層を高純度化させることができる。
また、成膜直後の酸化物半導体層は、化学量論的組成より酸素が多い過飽和の状態であることが好ましい。例えば、スパッタリング法を用いて酸化物半導体層を成膜する場合、成膜ガスの酸素の占める割合が多い条件で成膜することが好ましく、特に酸素雰囲気(酸素ガス100%)で成膜を行うことが好ましい。また、酸化物半導体層に十分な酸素が供給されて酸素を過飽和の状態とするために、酸化物半導体層に接する絶縁層(絶縁層202、絶縁層210、絶縁層256、絶縁層264など)として過剰酸素を含む絶縁層(SiO(x>2))を形成してもよい。
過剰酸素を含む絶縁層は、PCVD法、プラズマスパッタリング法または他のスパッタリング法における成膜条件を調整し、膜中に酸素を多く含ませて形成する。また、より多くの過剰酸素を絶縁層に含ませたい場合には、イオン注入法やイオンドーピング法やプラズマ処理によって酸素を添加すればよい。また、酸化物半導体層に酸素を添加してもよい。
また、酸化物半導体層の形成時のスパッタリング装置には、吸着型の真空ポンプを用いることが好ましい。成膜室内の残留水分は、少ないことが好ましいためである。また、スパッタリング装置にコールドトラップが備えられていてもよい。
また、酸化物半導体層は、好ましくは、350℃以上基板の歪み点未満の基板温度、より好ましくは、350℃以上450℃以下の基板温度で加熱処理を行うとよい。さらに、その後の工程において加熱処理を行ってもよい。このとき、用いる加熱処理装置には特に限定はなく、電気炉を用いてもよいし、GRTA(Gas Rapid Thermal Annealing)装置またはLRTA(Lamp Rapid Thermal Annealing)装置などのRTA(Rapid Thermal Annealing)装置を用いてもよい。また、加熱処理は複数回行ってもよい。
また、前記加熱処理を行った後、その加熱温度を維持しつつ、またはその加熱温度から降温する過程で該加熱処理を行った炉と同じ炉に高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、または超乾燥エア(露点が−40℃以下、好ましくは−60℃以下の雰囲気)を導入するとよい。このとき、酸素ガスまたはNOガスが、水及び水素などを含まないことが好ましい。また、加熱処理の装置に導入する酸素ガスまたはNOガスの純度は、6N以上であるとよく、好ましくは7N以上とする。すなわち、酸素ガスまたはNOガス中の不純物濃度は、1ppm以下、好ましくは0.1ppm以下とする。この工程により、酸化物半導体層に酸素が供給され、酸化物半導体層中の酸素欠陥を抑制することができる。なお、前記高純度の酸素ガス、高純度のNOガス、または超乾燥エアの導入は、前記加熱処理時に行ってもよい。
高純度化させた酸化物半導体層の水素濃度のSIMS測定値は、5×1019atoms/cm以下、好ましくは5×1018atoms/cm以下、より好ましくは5×1017atoms/cm以下とするとよい。
高純度化させた酸化物半導体層を電界効果トランジスタに用いることにより、酸化物半導体層のキャリア密度を1×1014/cm未満、好ましくは1×1012/cm未満、さらに好ましくは1×1011/cm未満にすることができる。このようにキャリア密度を小さくすることで、チャネル幅1μmあたりの電界効果トランジスタのオフ電流を10aA(1×10−17A)以下、好ましくは1aA(1×10−18A)以下、より好ましくは10zA(1×10−20A)以下、さらに好ましくは1zA(1×10−21A)以下、最も好ましくは100yA(1×10−22A)以下にすることができる。
領域206a及び領域206bに含まれるドーパントとしては、例えば元素周期表における13族の元素(例えば、ホウ素など)、15族の元素(例えば、窒素、リン及びヒ素など)、及び希ガス元素(例えば、ヘリウム、アルゴン及びキセノンなど)を挙げることができ、これらのいずれか一または複数を用いればよい。
絶縁層210及び絶縁層256は、トランジスタのゲート絶縁層として機能する。絶縁層210及び絶縁層256としては、例えば、酸化ガリウム、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウムまたは酸化ハフニウムなどの材料を含む層を用いればよい。
導電層212及び導電層252は、トランジスタのゲートとして機能する。導電層212及び導電層252としては、例えば、モリブデン、チタン、クロム、タンタル、マグネシウム、銀、タングステン、アルミニウム、銅、ネオジムまたはスカンジウムなどの金属材料を含む層を用いればよい。
絶縁層214a、絶縁層214b及び絶縁層216としては、例えば酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム、または酸化ハフニウムなどの材料を含む層を用いればよい。
導電層218a及び導電層218b、導電層260a及び導電層260b、並びに導電層262a及び導電層262bは、トランジスタのソースまたはドレインとして機能する。導電層218a及び導電層218b、導電層260a及び導電層260b、導電層262a及び導電層262bとしては、例えば、モリブデン、チタン、クロム、タンタル、マグネシウム、銀、タングステン、アルミニウム、銅、ネオジム、スカンジウム、またはルテニウムなどの導電性材料を含む層を用いればよい。
絶縁層220及び絶縁層264は、保護層として機能する。絶縁層220及び絶縁層264としては、例えば、酸化シリコン、窒化シリコン、酸化窒化シリコン、窒化酸化シリコン、酸化アルミニウム、窒化アルミニウム、酸化窒化アルミニウム、窒化酸化アルミニウム、または酸化ハフニウムなどの材料を含む層を用いることができる。
さらに、一例として図3(A)に示すトランジスタを用いた場合の半導体装置の構造の一例について、図4を参照して説明する。図4は、本実施の形態の半導体装置の構造の一例を説明するための断面模式図である。
図4に示す半導体装置は、チャネル形成層である単結晶シリコン層308を含むトランジスタ300と、絶縁層312、絶縁層314及び絶縁層316を介してトランジスタ300の上に積層され、図3(A)に示すトランジスタで構成されるトランジスタ302と、を有する。また、トランジスタ302に接して絶縁層320が設けられている。
単結晶シリコン層308は、絶縁層306(BOX層ともいう)を介して基板304上に設けられている。なお、基板304、絶縁層306及び単結晶シリコン層308に代えて、単結晶半導体基板における埋め込み絶縁領域に囲まれた半導体領域を用いてトランジスタ300を構成してもよい。
絶縁層312は、保護層として機能する。また、絶縁層314は、保護層のみならず、平坦化層としても機能する。また、絶縁層316は、下地層として機能する。絶縁層312、絶縁層314及び絶縁層316としては、絶縁層202と同様の材料を含む層を用いればよい。
トランジスタ302のソースまたはドレインとしての機能を有する導電層318は、トランジスタ300のゲートとして機能する導電層310に接続されている。なお、導電層318と導電層310は、複数の導電層を介して接続されていてもよい。
また、トランジスタ302を前記オフ電流の小さいトランジスタとすることで、メモリセルのデータの保持期間を長くすることができる。
また、トランジスタ300を用いて、CPU及び信号処理回路などの論理回路(揮発性記憶回路を含む)を構成することができる。これにより、動作速度を速くすることができる。
図4のトランジスタ300は、実施の形態1で説明した図2の第1のトランジスタ114、第2のトランジスタ116、第3のトランジスタ118、第4のトランジスタ120、第5のトランジスタ122及び第6のトランジスタ124に相当する。図4のトランジスタ302は、実施の形態1で説明した図2の第7のトランジスタ126及び第8のトランジスタ128に相当する。従って、図4の導電層318は、第1のデータ保持部140または第2のデータ保持部142として機能する。
本実施の形態にて説明したようにオフ電流の小さいトランジスタを作製することができる。ただし、オフ電流の小さいトランジスタは、本実施の形態にて説明したものに限定されず、データ保持部に必要な時間だけデータを保持できる程度にオフ電流が小さいトランジスタであればよく、特定の構成に限定されるものではない。例えば、トップゲートトップコンタクト構造のトランジスタを用いてもよい。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
(実施の形態4)
本発明の一態様に係る半導体装置(記憶装置)は、表示機器、パーソナルコンピュータ、記録媒体を備えた画像再生装置(代表的にはDVD:Digital Versatile Disc等の記録媒体を再生し、その画像を表示しうるディスプレイを有する装置)等に用いることができる。その他に、本発明の一態様に係る半導体装置(記憶装置)を用いることができる電子機器として、例えば、携帯電話、携帯型を含むゲーム機、携帯情報端末、電子書籍、ビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、ゴーグル型ディスプレイ(ヘッドマウントディスプレイ)、ナビゲーションシステム、音響再生装置(カーオーディオ、デジタルオーディオプレイヤー等)、複写機、ファクシミリ、プリンター、プリンター複合機、現金自動預け入れ払い機(ATM)、自動販売機などが挙げられる。これら電子機器の具体例を図7に示す。
図7(A)は携帯型ゲーム機であり、筐体5001、筐体5002、表示部5003、表示部5004、マイクロホン5005、スピーカ5006、操作キー5007、スタイラス5008等を有する。なお、図7(A)に示した携帯型ゲーム機は、2つの表示部5003と表示部5004とを有しているが、携帯型ゲーム機が有する表示部の数は、これに限定されない。
図7(B)は携帯情報端末であり、第1の筐体5601、第2の筐体5602、第1の表示部5603、第2の表示部5604、接続部5605、操作キー5606等を有する。第1の表示部5603は第1の筐体5601に設けられており、第2の表示部5604は第2の筐体5602に設けられている。そして、第1の筐体5601と第2の筐体5602とは、接続部5605により接続されており、第1の筐体5601と第2の筐体5602の間の角度は、接続部5605により可動となっている。第1の表示部5603における映像の切り替えを、接続部5605における第1の筐体5601と第2の筐体5602との間の角度に従って、切り替える構成としても良い。また、第1の表示部5603及び第2表示部5604の少なくとも一方に、位置入力装置としての機能が付加された表示装置を用いるようにしても良い。なお、位置入力装置としての機能は、表示装置にタッチパネルを設けることで付加することができる。あるいは、位置入力装置としての機能は、フォトセンサとも呼ばれる光電変換素子を表示装置の画素部に設けることでも、付加することができる。
図7(C)はノート型パーソナルコンピュータであり、筐体5401、表示部5402、キーボード5403、ポインティングデバイス5404等を有する。
図7(D)は電気冷凍冷蔵庫であり、筐体5301、冷蔵室用扉5302、冷凍室用扉5303等を有する。
図7(E)はビデオカメラであり、第1の筐体5801、第2の筐体5802、表示部5803、操作キー5804、レンズ5805、接続部5806等を有する。操作キー5804及びレンズ5805は第1の筐体5801に設けられており、表示部5803は第2の筐体5802に設けられている。そして、第1の筐体5801と第2筐体5802とは、接続部5806により接続されており、第1の筐体5801と第2筐体5802の間の角度は、接続部5806により可動となっている。表示部5803における映像の切り替えを、接続部5806における第1の筐体5801と第2の筐体5802との間の角度に従って行う構成としても良い。
図7(F)は普通自動車であり、車体5101、車輪5102、ダッシュボード5103、ライト5104等を有する。
以上、本実施の形態に示す構成、方法などは、他の実施の形態に示す構成、方法などと適宜組み合わせて用いることができる。
100 記憶装置
102 記憶素子部
104 第1の駆動回路
106 第2の駆動回路
108 記憶素子
110 第1の記憶回路
112 第2の記憶回路
114 第1のトランジスタ
116 第2のトランジスタ
118 第3のトランジスタ
120 第4のトランジスタ
122 第5のトランジスタ
124 第6のトランジスタ
126 第7のトランジスタ
128 第8のトランジスタ
130 第1の端子
132 第2の端子
134 第3の端子
136 第4の端子
138 第5の端子
140 第1のデータ保持部
142 第2のデータ保持部
144 第3のデータ保持部
146 第4のデータ保持部
148 第1のキャパシタ
150 第2のキャパシタ
160 第9のトランジスタ
162 第10のトランジスタ
164 第11のトランジスタ
166 第12のトランジスタ
168 第6の端子
170 第7の端子
172 第8の端子
174 第9の端子
176 第10の端子
178 第11の端子
180 第2の記憶回路
182 記憶素子
184 第2の記憶回路
186 記憶素子
200 素子被形成層
202 絶縁層
204 半導体層
206a 領域
206b 領域
208 チャネル形成領域
210 絶縁層
212 導電層
214a 絶縁層
214b 絶縁層
216 絶縁層
218a 導電層
218b 導電層
220 絶縁層
250 素子被形成層
252 導電層
254 絶縁層
256 絶縁層
258 半導体層
260a 導電層
260b 導電層
262a 導電層
262b 導電層
264 絶縁層
300 トランジスタ
302 トランジスタ
304 基板
306 絶縁層
308 単結晶シリコン層
310 導電層
312 絶縁層
314 絶縁層
316 絶縁層
318 導電層
320 絶縁層
5001 筐体
5002 筐体
5003 表示部
5004 表示部
5005 マイクロホン
5006 スピーカ
5007 操作キー
5008 スタイラス
5101 車体
5102 車輪
5103 ダッシュボード
5104 ライト
5301 筐体
5302 冷蔵室用扉
5303 冷凍室用扉
5401 筐体
5402 表示部
5403 キーボード
5404 ポインティングデバイス
5601 筐体
5602 筐体
5603 表示部
5604 表示部
5605 接続部
5606 操作キー
5801 筐体
5802 筐体
5803 表示部
5804 操作キー
5805 レンズ
5806 接続部

Claims (4)

  1. マトリクス状に配置された複数の記憶素子を有し、
    前記記憶素子の一は、第1及び第2のデータ保持部が設けられた第1の記憶回路と、第3及び第4のデータ保持部が設けられた第2の記憶回路と、を有し、
    前記第1のデータ保持部は、第1のトランジスタを介してビット線に電気的に接続され、
    前記第2のデータ保持部は、第2のトランジスタを介して反転ビット線に電気的に接続され、
    前記第1のトランジスタは、第1のワード線に電気的に接続され、
    前記第2のトランジスタは、前記第1のワード線に電気的に接続され、
    前記第3のデータ保持部は、第3のトランジスタを介して前記第2のデータ保持部に電気的に接続され、
    前記第4のデータ保持部は、第4のトランジスタを介して前記第1のデータ保持部に電気的に接続され、
    前記第3のトランジスタは、第2のワード線に電気的に接続され、
    前記第4のトランジスタは、前記第2のワード線に電気的に接続され、
    前記第3のデータ保持部は、第1のキャパシタの一方の電極と、第1の読み出し回路と、に電気的に接続され、
    前記第4のデータ保持部は、第2のキャパシタの一方の電極と、第2の読み出し回路と、に電気的に接続され、
    前記第1のキャパシタの他方の電極は、低電位電源線に電気的に接続され、
    前記第2のキャパシタの他方の電極は、低電位電源線に電気的に接続され、
    前記第1の記憶素子への電力の供給が停止される直前に前記第3及び第4のトランジスタをオフする手段を有することを特徴とする半導体装置。
  2. 請求項において、
    前記第3のトランジスタは、酸化物半導体を有し、
    前記第4のトランジスタは、酸化物半導体を有することを特徴とする半導体装置。
  3. 請求項1又は2において、
    前記第1のトランジスタは、シリコンを有し、
    前記第2のトランジスタは、シリコンを有することを特徴とする半導体装置。
  4. 請求項1乃至のいずれか一において、
    前記第1のトランジスタ及び前記第2のトランジスタ上に、前記第3のトランジスタ及び前記第4のトランジスタが設けられていることを特徴とする半導体装置。
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