JP6105647B2 - バルコニー - Google Patents

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Description

本発明は、戸建住宅及び集合住宅等において、奥行を大きくしたバルコニーに関する。
バルコニーは外気に面しており、日光を受けることから健康によい住環境を提供するものであるので、なるべく大きな面積とすることが望まれるが、バルコニーの奥行を単純に大きくすると建築面積に算入されるという問題がある。
特許第4754506号公報
バルコニーの面積を大きくするために奥行きを大きくする場合、図5に示すように、柱2、2の間のバルコニー1の基部11から持ち出しスラブ12を突出させ、この持ち出しスラブ12の先端両側に柱21、21を設置すると共に持ち出しスラブ12の両側に梁31を設けて支持したり、図6に示すように、柱2、2から梁32、32を突出させ、梁32の端部に柱21、21を設けると共に柱21、21の間に梁33を設けて柱と梁からなるフレーム35を形成し、このフレーム35によって持ち出しスラブ12を支持することがなされているが、柱21や梁31からなるフレームを設けると、斜線で示す部分が建築面積に算入され、住居に割り振る面積に対して影響を与えることになる。
そこで、本発明は、バルコニーの奥行を大きくしてバルコニーの面積を大きくする場合において、バルコニーの持ち出しスラブの支持構造を工夫することによって建築面積に算入される部分を小さくすることを目的とするものである。
住戸のバルコニーの面積を大きくすると共に建築面積に算入される部分を小さくするため、奥行き1m以内としたバルコニーの基部が開口部の柱の間の梁に載置してあり、幅が2m以内の持ち出しスラブがバルコニーの基部より直角に張り出してあり、その幅中心が独立柱で支持してあるバルコニーである。
更に、柱の間の梁に支持させてあるバルコニーの基部と柱の間に遊間を設けることによって柱とバルコニー基部が構造的に直接関連しないものとしたバルコニーである。
バルコニーの持ち出しスラブの幅を2m以内とするとともに、独立柱によってこの持ち出しスラブを支持し、この独立柱が持ち出しスラブの幅中心を支持するようにしたものであり、建築面積に算入される面積を小さくすることができ、土地を有効に利用することができるようになる。
また、奥行が比較的大きなことから、バルコニーの開放性が高くなり、明るく風通しのよい空間を提供することができる。
更に、バルコニーを支持する梁がなく、独立柱で支持されているので正面の視界が梁によって邪魔されず、視界が広がるという効果が得られる。
更に、戸境側に目隠しの壁を設置することにより隣戸とのプライバシーを確保することが容易であり、各戸の独立性を確保することができ、バルコニーの奥行の浅い部分に水平の目隠しルーバーを設置することによって正面の視界を遮ることなく、上下階の視界を遮ることが可能である。
持ち出しスラブを端部に設けL字形としたバルコニーの平面図。 L字形バルコニーの基部と柱の間に遊間を設けたバルコニーの平面図。 持ち出しスラブを中央に設けてT字形としたバルコニーの平面図。 T字形バルコニーの基部と柱の間に遊間を設けたバルコニーの平面図。 持ち出しスラブを柱と梁で支持したL字形バルコニーの平面図。 持ち出しスラブをフレームで支持したL字形バルコニーの平面図。
実施例1
図1は、本発明の一実施例であるL字形バルコニーの平面図であり、集合住宅の住居部30の開口側の柱2、2の間には梁3が設けてあり、バルコニー1は、柱2の内側に納まる奥行きの浅い基部11と、この基部11の端部から突出させた持ち出しスラブ12とでL字形に形成してあり、基部11は梁3に支持されている。
梁3に支持されているバルコニー1の基部11の奥行Lは、1m以内としてあり、基部11の外縁は、柱2と柱2の外縁を結ぶ線より内側に納めてある。
図面において、バルコニー1の左端側には幅2m以内の持ち出しスラブ12が基部11に直角に設けてあり、バルコニー1全体はL字形であり、持ち出しスラブ12を設けたことによって全体として奥行の大きなバルコニー1が得られる。持ち出しスラブ12の先端部の幅方向の中心部には独立柱4が設けてあり、持ち出しスラブ12を支持している。持ち出しスラブ12の外縁から独立柱4の中心までの距離Lは、Lと同様に1m以内とすることによって、建築面積に算入される部分は柱2の外縁を結ぶ線の内側の斜線で示す部分となり、独立柱4で支持された持ち出しスラブ12の部分は建築面積に算入されないので土地の有効利用が図れる。
図2に示す例は、図1に示した例と基本的は同様の構造であるが、基部11の両側部と柱2、2との間に遊間Sが形成してあり、柱2と持ち出しスラブ12とが構造的に直接的関連がないものとしてあり、図1では建築面積に算入される梁3に載せて支持させてある基部11の部分が建築面積に算入されなくなるので、更に土地の有効利用が可能となる。遊間Sは、バルコニー1と柱2とが構造的に直接関連していなければよいので、1mm程度であっても良いが、100mm程度とするのが好ましい。
実施例2
図3は、本発明のバルコニー1の他の実施例であり、持ち出しスラブ12が、実施例1とは異なり、バルコニー基部11の中央部付近から突出しており、全体形状はT字形のバルコニー1としてある。
基部11及び持ち出しスラブ12の構造及び大きさは、基本的に実施例1と同じであり、独立柱4の位置を持ち出しスラブ12の幅方向の中央とすることは実施例1と変わりがなく、LとLは、実施例1と同じ条件である。
図4に示す例は、図2に示した例と同様に基部11の両側部と柱2、2との間に100mm程度の遊間Sを形成したものである。
1 バルコニー
11 バルコニー基部
12 バルコニー持ち出しスラブ
2 柱
3 梁
4 独立柱
30 住居
S 柱とバルコニー基部との間の遊間

Claims (1)

  1. 住戸のバルコニーであって、奥行が1m以内のバルコニーの基部が開口部の柱の間の梁に載置してあり、幅が2m以内の持ち出しスラブがバルコニーの基部より直角に張り出しており、その幅中心を独立柱で支持し、独立柱の中心から持ち出しスラブの外縁までの距離が1m以内であり、バルコニーの基部の両側部と柱の間には遊間が形成してあり、柱とバルコニー基部が構造的に直接関連しないものとして建築面積に算入されないようにしたバルコニー。
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