JP6101642B2 - 現像装置およびこれを備える画像形成装置 - Google Patents

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Description

本発明は、像担持体に現像剤を供給する現像装置およびこれを備えた画像形成装置に関する。
一般的に、電子写真方式の画像形成装置は、画像情報に基づく光を感光体ドラムの周面に照射して静電潜像を形成する。画像形成装置は、この静電潜像に現像装置からトナーを供給して形成したトナー像を用紙に転写した後に定着処理を行って画像を形成している。
一般的な画像形成装置で用いられる現像装置は、筐体内に収容した現像剤を搬送しつつ撹拌するスクリューと、現像剤を担持して感光体ドラムに供給する現像ローラーと、筐体内の現像剤量を検知するセンサーと、を含んで構成されている。なお、現像時に感光体ドラムに供給されなかった現像剤は、筐体内に戻され、スクリューによって攪拌されて再び現像に用いられる。
このような現像装置では、劣化したトナーがスクリューに付着して、スクリューの攪拌・搬送機能が低下する。このため、筐体内の現像剤の帯電不良が生じ、現像ローラー等に十分な現像剤を搬送できず、画像不良を生じる虞があった。
例えば、特許文献1には、回転する供給室スクリュー羽根部材の軸方向中央部に衝突する衝突部材を設けた現像装置が開示されている。この現像装置は、衝突部材を衝突させることで供給室スクリュー羽根部材を振動させ、供給室スクリュー羽根部材に付着した劣化した現像剤(トナー)を振るい落とすように構成されている。
特開2009−020354号公報
しかしながら、特許文献1に記載の現像装置は、衝突部材に衝突することのない供給室スクリュー羽根部材の軸方向端部において、強い振動を与えることができなかった。このため、供給室スクリュー羽根部材の軸方向端部では、供給室スクリュー羽根部材の回転軸に付着した現像剤が凝集して所謂軸太りを発生させていた。軸太りが発生すると、供給室スクリュー羽根部材の回転による現像剤の搬送を適切に行えないため、現像剤の搬送量が減少する。このとき、センサーは、現像剤量に変化が無いにも関わらず、現像剤の搬送量の減少を現像剤量の減少と誤検知する。したがって、特許文献1に記載の現像装置は、筐体内の現像剤量を適切に維持することができないという問題を有していた。
本発明は、上記のような課題を解決するためになされたものであり、現像剤の劣化を抑制すると共に現像剤量の誤検知を防止する現像装置およびこれを備える画像形成装置を提供することを目的とする。
上記した目的を達成するため、本発明の現像装置は、現像剤を内部に収容する筐体と、
前記筐体内で回転して前記筐体内の現像剤を回転軸方向に搬送しながら攪拌する攪拌部材と、前記攪拌部材の回転に伴って前記攪拌部材を回転軸方向に往復移動させる移動機構と、前記筐体内に収容される現像剤量を検知する検知装置と、を備えていることを特徴とする。
この構成によれば、攪拌部材は、筐体内で回転しながら、移動機構によって回転軸方向に往復移動する。したがって、攪拌部材は、現像剤の搬送方向に沿って均一に振動する。このため、攪拌部材に付着した現像剤は、攪拌部材から搬送方向に沿って振り落とされる。これにより、現像剤を攪拌・搬送するという攪拌部材の機能を適切に維持することができるため、筐体内の現像剤の帯電不良を防止し、現像剤の劣化を抑制することができる。また、攪拌部材は回転軸方向に均一に振動するため、攪拌部材に対する現像剤の凝集(所謂軸太り)が抑制され、攪拌部材の回転による現像剤の搬送を適切に行うことができる。これにより、検知装置による現像剤量の誤検知を防止することができ、筐体内の現像剤量を適切に維持することができる。
この場合、前記移動機構は、前記攪拌部材を回転軸方向他方に向けて付勢するように前記攪拌部材の回転軸方向一方に設けられる付勢部材と、前記攪拌部材の回転に伴って前記攪拌部材を回転軸方向に変位させるように前記攪拌部材の回転軸方向他方に設けられる変位部材と、を有し、前記変位部材は、前記筐体から回転軸方向一方に向けて突設される固定軸と、前記攪拌部材の他端部に設けられる嵌合部と、を有し、前記嵌合部は、前記固定軸の先端面に摺接する当接面を有し、前記当接面を前記先端面に接触させた状態で、前記固定軸に回転可能に支持され、前記当接面と前記先端面とは、それぞれ、傾斜していることが好ましい。
この構成によれば、付勢部材は、攪拌部材を常に回転軸方向他方に向けて付勢している。一方、変位部材の嵌合部の当接面は、攪拌部材の回転に伴って、固定軸の先端面上を摺動回転する。このため、固定軸の先端面の傾斜方向に対して、嵌合部の当接面の傾斜方向が、回転に伴って変化する。例えば、先端面と当接面との傾斜方向が一致している状態で、嵌合部(攪拌部材)を回転させると、先端面の傾斜方向に対して、当接面の傾斜方向が回転方向(周方向)にずれ始める。この傾斜方向のずれは、攪拌部材を回転軸方向一方に移動させる力に変換される。これにより、攪拌部材は、付勢部材の付勢力に抗して回転軸方向一方に移動する。回転が進んで、先端面と当接面との傾斜方向が一致している状態から180度回転すると、攪拌部材は、最も回転軸方向一方側に移動した状態となる。更に、回転が進むと、攪拌部材は、付勢部材の付勢力によって回転軸方向他方に移動する。そして、360度回転すると、先端面と当接面との傾斜方向が再び一致した状態となる。以上のように、最小限の部材で簡単に構成された移動機構によって、攪拌部材の回転に連動させた攪拌部材の回転軸方向の往復移動を確動的に行うことができる。
この場合、前記検知装置は、前記筐体の回転軸方向一方に配設され、前記付勢部材は、線材を螺旋状に巻いて形成され、前記攪拌部材に付勢力を作用させるように前記攪拌部材の回転軸部に取り付けられるコイル部と、前記攪拌部材の回転に伴って前記検知装置の検知面を清掃するように前記コイル部から径方向外側に延設される清掃部と、を有していることが好ましい。
この構成によれば、付勢部材が攪拌部材と共に回転することで、清掃部は、検知装置の検知面上を通過する。これにより、検知面上に付着した現像剤を清掃部によって清掃することができるため、検知装置は、筐体内の現像剤量を正確に検知することができる。
この場合、前記変位部材の前記嵌合部には、駆動手段からの回転力を前記攪拌部材に伝達するギヤが設けられていることが好ましい。
この構成によれば、駆動手段は、ギヤを介して嵌合部と攪拌部材とを一体回転させることができる。これにより、攪拌部材を回転させる駆動手段を、攪拌部材を回転軸方向に往復移動させる手段として併用することができ、装置全体を簡素に、且つ低コストに構成することができる。
上記した目的を達成するため、本発明の画像形成装置は、上記したいずれかに記載の現像装置を備えることを特徴とする。
この構成によれば、攪拌部材は、現像剤の搬送方向に沿って均一に振動するため、攪拌部材に付着した現像剤は、攪拌部材から搬送方向に沿って振り落とされる。これにより、攪拌部材の機能が適切に維持され、筐体内の現像剤の帯電不良を防止し、現像剤の劣化を抑制することができる。また、攪拌部材の均一な振動が、攪拌部材に対する現像剤の凝集(所謂軸太り)を抑制する。これにより、検知装置による現像剤量の誤検知を防止することができ、筐体内の現像剤量を適切に維持することができる。
本発明によれば、現像剤の劣化を抑制することができると共に現像剤量の誤検知を防止することができる。
本発明の一実施形態に係るプリンターの内部構造の概略を示す模式図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の蓋部を開けた状態を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の断面図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の後端部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の前端部の外側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の前端部の内側を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置のカバーを示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の嵌合部を示す斜視図である。 本発明の一実施形態に係る現像装置の変位部材を模式的に示す説明図であって、(A)は先端面と当接面とが一致した状態を示し、(B)は(A)の状態から嵌合部が略90度回転した状態を示し、(C)は(A)の状態から嵌合部が180度回転した状態を示している。
以下、本発明の実施形態について、添付した図面を参照しながら説明する。まず、図1を参照して、画像形成装置としてのプリンター1の全体の構成について説明する。図1はプリンター1の内部構造の概略を示す模式図である。
プリンター1は、略箱型形状の装置本体2の内部に用紙Sを収納する給紙カセット3と、給紙カセット3から搬送経路4に供給された用紙Sにトナー像を転写する画像形成部5と、転写したトナー像を用紙Sに定着させる定着装置6と、定着後の用紙Sの排出先となる排紙トレイ7と、を含んで構成されている。なお、用紙Sは、紙製に限らず、樹脂フィルムやOHPシート等であってもよい。
画像形成部5は、補給用のトナーを含む現像剤を収納した現像剤容器10と、像担持体としての感光体ドラム11と、を含んで構成されている。また、画像形成部5は、感光体ドラム11の周囲に転写プロセス順(図1に示す矢印X参照)に配置される帯電器12と、露光器13と、現像装置14と、転写ローラー15と、クリーニング装置16と、を含んで構成されている。なお、現像装置14は、磁性を有するトナー等によって構成される一成分現像剤(以下、単に「現像剤」という。)を所定量収容している。
ここで、プリンター1の動作について説明する。プリンター1に電源が投入されると、各種パラメーターの初期化等が実行される。プリンター1に接続されたパーソナルコンピューター等から画像データが入力され、印刷開始の指示がなされると、以下のようにして画像形成処理が実行される。
まず、帯電器12によって所定電位に帯電した感光体ドラム11の表面に対し、露光器13によって画像データに対応した露光(図1に示す矢印P参照)が行われる。これにより、感光体ドラム11に形成された静電潜像は、現像剤容器10から現像装置14に供給された現像剤によってトナー像に現像される。
一方、給紙カセット3から供給された用紙Sは、搬送経路4を通って、感光体ドラム11と転写ローラー15との間に搬送される。転写ローラー15に転写バイアスが印加されると、トナー像は用紙Sに転写される。用紙Sに転写されたトナー像は、定着装置6によって用紙に定着される。この用紙Sは、定着装置6で定着処理された後、排紙トレイ7に排出される。なお、転写後、感光体ドラム11上に残留した現像剤は、クリーニング装置16によって除去される。
次に、図2ないし図5を参照して、現像装置14について説明する。図2は現像装置14の斜視図である。図3は現像装置14の蓋部31を開けた状態を示す斜視図である。図4は現像装置14の断面図である。図5は現像装置14の後端部を示す斜視図である。なお、以下の説明では、便宜上、各図に示す矢印Frを正面側(前側)とする。
現像装置14は、現像剤を内部に収容するハウジング20と、ハウジング20内で回転してハウジング20内の現像剤を回転軸方向(前後方向)に搬送しながら攪拌する搬送スクリュー21、第1攪拌スクリュー22および第2攪拌スクリュー23と、感光体ドラム11に対向配置される現像ローラー24と、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って第1攪拌スクリュー22を回転軸方向に往復移動させる移動機構25(図5等参照)と、ハウジング20内に収容される現像剤量を検知する検知装置26(図6参照)と、を備えている。
図2および図3に示すように、筐体としてのハウジング20は、前後方向に細長い略直方体状に形成されている。ハウジング20は、上面を開放する略箱状のハウジング本体30と、ハウジング本体30の開放された上面を覆う蓋部31と、を有している。
ハウジング本体30は、底部30aの前後方向両端部に立設する一対の側壁部30bと、各側壁部30bを外側から覆う前後一対のカバー30cと、を有している。
蓋部31を取り付けた状態のハウジング本体30には、感光体ドラム11に対向する右側に開口部32が形成されている。蓋部31の左後側には、現像剤容器10に接続される供給口33が形成されている。現像剤容器10から供給される現像剤は、供給口33を通ってハウジング20の内部に供給される。
図3および図4に示すように、ハウジング本体30の底部30aには、前後方向に延びる第1隔壁34と第2隔壁35とが立設されている。ハウジング本体30の内部は、第1隔壁34と第2隔壁35によって、供給搬送路36と、第1搬送路37と、第2搬送路38とに区画されている。各搬送路36,37,38は、互いに平行に設けられている。第1隔壁34の前側には、供給搬送路36と第1搬送路37とを連通させる搬送連通部34aが形成されている。第2隔壁35の長手方向の両端部には、第1搬送路37と第2搬送路38とを連通させる上流側連通部35aおよび下流側連通部35bが形成されている。なお、本実施形態において上流側および下流側は、第1搬送路37における現像剤の搬送方向(図3の矢印B参照)を基準とする。
搬送スクリュー21は、回転軸部40の周面に径方向に突出する螺旋状のスクリュー羽根41を固定して構成されている。搬送スクリュー21は、供給搬送路36に配置されている。回転軸部40は、前後方向に延び、前後一対の側壁部30bに回転可能に支持されている。スクリュー羽根41は、回転軸部40の前端部から搬送連通部34aの近傍まで設けられている。なお、搬送連通部34aよりも後側には、スクリュー羽根41とは逆位相となる逆螺旋羽根42が設けられている。
第1攪拌スクリュー22および第2攪拌スクリュー23は、それぞれ、回転軸部43,45の周面に径方向に突出する螺旋状のスクリュー羽根44,46を固定して構成されている。第1攪拌スクリュー22は、第1搬送路37に配置され、第2攪拌スクリュー23は、第2搬送路38に配置されている。各回転軸部43,45は、それぞれ、前後方向に延び、前後一対の側壁部30bに回転可能に支持されている。各スクリュー羽根44,46は、それぞれ、上流側連通部35aおよび下流側連通部35bに対向する位置まで設けられている。スクリュー羽根44は、スクリュー羽根46と同じピッチで形成されると共に、スクリュー羽根41およびスクリュー羽根46と逆位相となるように形成されている。
図4に示すように、現像ローラー24は、前後方向に延び、前後一対の側壁部30bに回転不能に支持される磁極部材24aと、磁極部材24aを内包するように円筒状に形成される現像スリーブ24bと、を有している。現像スリーブ24bは、前後方向に延び、前後一対の側壁部30bに回転可能に支持されている。現像ローラー24(現像スリーブ24b)は、その上部を開口部32から露出させるようにハウジング本体30内に設けられている。露出した現像ローラー24の上部は、感光体ドラム11に対し僅かな間隙を有して対向配置されている。
図3および図5に示すように、現像ローラー24、攪拌部材としての搬送スクリュー21、第1攪拌スクリュー22および第2攪拌スクリュー23は、それぞれ、単一の駆動装置47によって回転駆動される。駆動手段としての駆動装置47は、電気モーター等を含んで構成されている。各スクリュー21,22,23の回転軸部40,43,45の後端部は、側壁部30bから後方に延設されている。回転軸部40,43,45の後端部には、出力ギヤ列48を介して駆動装置47からの回転力を伝達するためのギヤ50,51等が軸着されている。なお、回転軸部40の後端部には、図示を省略する接続装置に接続される搬送駆動入力部52が軸着されている。現像スリーブ24bの後端部には、駆動装置47の出力ギヤ列48に噛合するギヤ54が軸着されている。なお、後側の側壁部30bには、出力ギヤ列48や各ギヤ50,51等を覆うように、カバー30cが取り付けられている(図2参照)。
ここで、現像装置14の作用について説明する。現像剤は、供給口33を介して現像剤容器10から供給搬送路36に供給される。搬送スクリュー21は、搬送駆動入力部52を介して駆動装置47によって回転駆動される。現像剤は、搬送スクリュー21の回転によって、攪拌されながら供給搬送路36内を後方に搬送される(図3の矢印A参照)。後方に搬送された現像剤は、逆螺旋羽根42の回転によって塞き止められ、第1隔壁34の搬送連通部34aを通って第1搬送路37に供給される。
第1攪拌スクリュー22および第2攪拌スクリュー23は、駆動装置47によって回転駆動される。現像剤は、第1攪拌スクリュー22の回転によって、攪拌されながら第1搬送路37内を前方に搬送される(図3の矢印B参照)。前端まで搬送された現像剤は、第2隔壁35の下流側連通部35bを通って第2搬送路38に供給される。現像剤は、第2攪拌スクリュー23の回転によって、攪拌されながら第2搬送路38内を後方に搬送される(図3の矢印C参照)。後端まで搬送された現像剤は、第2隔壁35の上流側連通部35aを通って、再び第1搬送路37に供給される。つまり、現像剤は第1搬送路37と第2搬送路38とを循環する。
現像ローラー24(現像スリーブ24b)は、駆動装置47によって回転駆動される。攪拌されつつ循環して帯電した現像剤は、第2攪拌スクリュー23によって現像ローラー24に搬送される。これにより、現像剤は、現像ローラー24の表面に担持され、現像ローラー24の回転に伴って開口部32に搬送される。現像ローラー24には、所定の現像バイアスが印加される。これにより、担持された現像剤は、感光体ドラム11に供給され、感光体ドラム11の表面に形成された静電潜像を現像する。なお、現像に用いられなかった現像剤(余剰現像剤)は、第2搬送路38に戻され、第1搬送路37と第2搬送路38とを循環する。なお、図示は省略するが、ハウジング20には、現像ローラー24の表面に担持される現像剤の層厚を規制するブレードが設けられている。
上記したように、現像装置14は、移動機構25および検知装置26を備えている。移動機構25は、第1攪拌スクリュー22に付着する劣化した現像剤を振い落すために設けられている。検知装置26は、第1搬送路37および第2搬送路38に収容された現像剤量を検知するために設けられている。
図4、図6および図7を参照して、移動機構25の説明に先立って、検知装置26について説明する。図6および図7は現像装置14の前端部を示す斜視図である。
図6に示すように、検知装置26は、例えば、略矩形状のセンサーフレーム55に支持される透磁率センサー(図示せず)を含んで構成されている。検知装置26は、透磁率センサーによって現像剤の透磁率を測定することで現像剤量を検知可能に構成されている。検知装置26は、ハウジング本体30の回転軸方向一方(前方)に配設されている。詳細には、検知装置26は、前側の側壁部30bの前面に取り付けられている。なお、前側の側壁部30bには、検知装置26等を覆うように、カバー30cが取り付けられている(図2参照)。
図4および図7に示すように、検知装置26は、第1攪拌スクリュー22と第2攪拌スクリュー23との間(正確には、第1攪拌スクリュー22側)に、透磁率センサーの検知面56が位置するように設けられている。なお、図4および図7では、説明の便宜上、検知面56を図示しているが、実際には、検知面56は、側壁部30bの内面に露出していない。検知装置26は、透磁率センサーで検知した結果(信号)を、配線57(図6参照)を通じて接続されたプリンター1の制御装置(図示せず)に出力する。これにより、制御装置は、現像装置14(ハウジング20)の内部に貯留した現像剤量の過不足を判定することができる。
次に、図4、図5、図7ないし図9を参照して、移動機構25について説明する。図8は現像装置14のカバー30cを示す斜視図である。図9現像装置14の嵌合部65を示す斜視図である。
移動機構25は、第1攪拌スクリュー22を回転軸方向他方(後方)に向けて付勢するように第1攪拌スクリュー22の前方に設けられる付勢部材60(図7参照)と、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って第1攪拌スクリュー22を回転軸方向に変位させるように第1攪拌スクリュー22の後方に設けられる変位部材61(図5参照)と、を有している。
図4および図7に示すように、付勢部材60は、線材を螺旋状に巻いて形成され、第1攪拌スクリュー22に付勢力を作用させるように第1攪拌スクリュー22の回転軸部43に取り付けられるコイル部62と、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って検知装置26の検知面56を清掃するようにコイル部62から径方向外側に延設される清掃部63と、を有している。コイル部62と清掃部63とは、弾性を有する1本の金属製の線材によって一体形成されている。
コイル部62は、螺旋状に巻回する線材から構成される所謂コイルスプリングである。コイル部62は、第1攪拌スクリュー22の回転軸部43に遊挿されている。コイル部62は、後端部に形成される係合部(図示せず)をスクリュー羽根44の端部に係合させることで、回転軸部43に係止される。コイル部62の軸方向長さは、スクリュー羽根44の端部と前側の側壁部30bとの間の距離よりも長く形成されている。これにより、コイル部62は、前側の側壁部30bを台座として第1攪拌スクリュー22を後方に付勢する。
清掃部63は、側壁部30bに当接するコイル部62前端部から第1攪拌スクリュー22の軸心に直交する方向に延在している。清掃部63は、コイル部62から検知装置26の検知面56まで達するように直線状に形成されている。清掃部63の先端部は、上方に凸となるU字状を成すように後方に折り返されている。
図5、図8および図9に示すように、変位部材61は、ハウジング20のカバー30cから前方に向けて突設される固定軸64と、第1攪拌スクリュー22の後端部に設けられる嵌合部65と、を有している。
図8に示すように、固定軸64は、後側のカバー30cの内面(前面)に突設されている。固定軸64は、略中空円筒状に形成されている。固定軸64の先端部には、環状の先端面66が形成されている。先端面66は、前方に向けて下方に傾斜するように形成されている。なお、後側のカバー30cは、駆動装置47の出力ギヤ列48、各ギヤ50,51および搬送駆動入力部52等を回転可能に支持するための複数の軸受部を有している。なお、固定軸64を含むカバー30cは、例えば、ABS樹脂(アクリロニトリル、ブタジエン、スチレン共重合合成樹脂)を用いて一体形成されている。
図9に示すように、嵌合部65は、略円筒状に形成されるスクリュー嵌合軸部70と、スクリュー嵌合軸部70の後端部に設けられるギヤ保持部71と、ギヤ保持部71の後方に延設される嵌合部本体72と、を有している。なお、スクリュー嵌合軸部70とギヤ保持部71と嵌合部本体72とは、同一軸心を有し、例えば、良好な摺動性を有するPOM樹脂(ポリアセタール樹脂)を用いて一体形成されている。
スクリュー嵌合軸部70は、後側の側壁部30bを貫通し、第1攪拌スクリュー22の回転軸部43の軸心(中空部分)に嵌合して固定される(図5参照)。
ギヤ保持部71は、スクリュー嵌合軸部70よりも大径となる略円柱状に形成されている。ギヤ保持部71は、後側から前側に向けて小径となるテーパー部を有している。ギヤ保持部71の後端面には、上記したギヤ50が同一軸心となるように固定されている(図5参照)。
嵌合部本体72は、環状のギヤ50の内周面から離間して配設されている。嵌合部本体72は、中空円筒状に形成される嵌合回転軸部73と、嵌合回転軸部73の外周面に周設される嵌合当接部74と、を有している。
嵌合回転軸部73は、嵌合当接部74と同一軸心を有し、嵌合当接部74の軸心部から後方に延設されている。嵌合回転軸部73は、後側のカバー30cに突出した固定軸64の中空部分に挿入される。これにより、嵌合部65は、側壁部30bとカバー30cとの間で回転可能に支持される。
嵌合当接部74は、嵌合回転軸部73の後端面から前方にずれた位置に一体形成されている。嵌合当接部74は、固定軸64と略同一の外径となるように形成されている。嵌合当接部74の先端部(後端部)には、環状の当接面75が形成されている。当接面75は、上記した固定軸64の先端面66と同一の角度で傾斜するように形成されている。嵌合回転軸部73を固定軸64に挿入した状態で、嵌合当接部74は、付勢部材60のコイル部62の付勢力によって、固定軸64側に押し付けられている。このため、嵌合当接部74の当接面75は、常に固定軸64の先端面66に摺接している。これにより、嵌合部65は、当接面75を先端面66に接触させた状態で、固定軸64に回転可能に支持されている。
次に、図10を参照して、現像装置14の移動機構25の作用について説明する。図10は現像装置14の変位部材61を模式的に示す説明図であって、(A)は先端面66と当接面75とが一致した状態を示し、(B)は(A)の状態から嵌合部65が略90度回転した状態を示し、(C)は(A)の状態から嵌合部65が180度回転した状態を示している。
駆動装置47からの駆動力は、ギヤ50を介して第1攪拌スクリュー22を回転駆動させる。回転軸部43に取り付けられた付勢部材60は、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って同一方向に回動する(図4の矢印参照)。付勢部材60の清掃部63は、円弧を描くように、前側の側壁部30bの内面上を摺動する。清掃部63は、検知装置26の検知面56上を摺動することで、検知面56上に滞留して付着した現像剤を掻き落とす。
以上のように、付勢部材60が第1攪拌スクリュー22と共に回転することで、清掃部63は、検知装置26の検知面56上を通過する。これにより、検知面56上に付着した現像剤を清掃部63によって清掃することができるため、検知装置26は、ハウジング20内の現像剤量を正確に検知することができる。
また、移動機構25は、付勢部材60と変位部材61との協働によって、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って、第1攪拌スクリュー22を回転軸方向(前後方向)に往復移動させる。
詳細に説明すると、付勢部材60は、第1攪拌スクリュー22を常に後方に向けて付勢している(図10の破線矢印参照)。一方、変位部材61の嵌合部65の当接面75は、第1攪拌スクリュー22の回転に伴って、固定軸64の先端面66上を摺動回転する。このため、固定軸64の先端面66の傾斜方向に対して、嵌合部65の当接面75の傾斜方向が、回転に伴って変化する。
例えば、先端面66と当接面75との傾斜方向が一致している状態(図10(A)参照)で、嵌合部65(第1攪拌スクリュー22)を回転させると、固定された先端面66の傾斜方向に対して、当接面75の傾斜方向が回転方向(周方向)にずれ始める。すなわち、当接面75の最後部75rは、先端面66の最後部66rから最前部66fに向けて摺動回転する。この傾斜方向のずれは、第1攪拌スクリュー22を前方に移動させる力に変換される。これにより、攪拌部材は、付勢部材の付勢力に抗して前方に移動する(図10(B)参照)。
回転が進んで、先端面と当接面との傾斜方向が一致している状態から180度回転すると、第1攪拌スクリュー22は、最も前側に移動した状態となる。すなわち、当接面75の最後部75rは、先端面66の最前部66fに接触した状態となる(図10(C)参照)。
更に、回転が進むと、第1攪拌スクリュー22は、付勢部材60(コイル部62)の付勢力によって後方に移動する。そして、360度回転すると、先端面66と当接面75との傾斜方向が再び一致した状態となる(図10(A)参照)。以上のように、第1攪拌スクリュー22(嵌合部65)が1回転すると、第1攪拌スクリュー22は1往復する。このような、第1攪拌スクリュー22往復動作が繰り返されることによって、第1攪拌スクリュー22は、回転軸方向に振動する。なお、各面66,75において、最前部66f,75fと最後部66r,75rとの間の距離は、約5mmに設定されている。つまり、第1攪拌スクリュー22は、回転軸方向に約5mm移動する。
以上のように、最小限の部材で簡単に構成された移動機構25によって、第1攪拌スクリュー22の回転に連動させた攪拌部材の回転軸方向の往復移動(振動)を確動的に行うことができる。
以上説明した実施形態に係る現像装置14によれば、第1攪拌スクリュー22は、ハウジング20内で回転しながら、移動機構25によって回転軸方向に往復移動する。したがって、第1攪拌スクリュー22は、現像剤の搬送方向に沿って均一に振動する。このため、第1攪拌スクリュー22(回転軸部43およびスクリュー羽根44)に付着した現像剤は、第1攪拌スクリュー22から搬送方向に沿って振り落とされる。これにより、現像剤を攪拌・搬送するという第1攪拌スクリュー22の機能を適切に維持することができるため、ハウジング20内の現像剤の帯電不良を防止し、現像剤の劣化を抑制することができる。また、第1攪拌スクリュー22は回転軸方向に均一に振動するため、第1攪拌スクリュー22(回転軸部43)に対する現像剤の凝集(所謂軸太り)が抑制され、第1攪拌スクリュー22の回転による現像剤の搬送を適切に行うことができる。これにより、検知装置26による現像剤量の誤検知を防止することができ、ハウジング20内の現像剤量を適切に維持することができる。
また、本実施形態に係る現像装置14によれば、変位部材61の嵌合部65には、駆動装置47からの回転力を第1攪拌スクリュー22に伝達するギヤ50が設けられている。このため、駆動装置47は、ギヤ50を介して嵌合部65と第1攪拌スクリュー22とを一体回転させることができる。これにより、第1攪拌スクリュー22を回転させる駆動装置47を、第1攪拌スクリュー22を回転軸方向に往復移動させる手段として併用することができ、現像装置14全体を簡素に、且つ低コストに構成することができる。
なお、本実施形態に係る現像装置14では、一例として、移動機構25は、第1攪拌スクリュー22を振動させるために設けられていたが、本発明はこれに限定されない。例えば、移動機構25によって搬送スクリュー21や第2攪拌スクリュー23を振動させるように構成してもよい。つまり、移動機構25は、各スクリュー21,22,23のうち少なくとも1つを振動させればよい。
なお、先端面66および当接面75の傾斜方向や傾斜角度は任意である。第1攪拌スクリュー22の移動距離も任意である。
なお、本実施形態に係る現像装置14では、検知装置26として透磁率センサーを採用したが、これに限定されるものではなく、透磁率センサーに代えて、圧電センサーや光学式センサー等を用いてもよい。
なお、本実施形態に係る現像装置14は、プリンター1に適用されていたが、他の実施形態として、複写機、ファクシミリ、複合機等の画像形成装置に本発明の構成を適用してもよい。また、本実施形態に係るプリンター1は、モノクロプリンターであったが、カラープリンターの現像装置に本発明の構成を適用してもよい。
なお、上記した本発明の実施形態の説明は、本発明に係る定着装置15およびこれを備えるプリンター1における好適な実施の形態を説明しているため、技術的に好ましい種々の限定を付している場合もあるが、本発明の技術範囲は、特に本発明を限定する記載がない限り、これらの態様に限定されるものではない。さらに、上記した本発明の実施の形態における構成要素は適宜、既存の構成要素等との置き換えが可能であり、且つ、他の既存の構成要素との組合せを含む様々なバリエーションが可能であり、上記した本発明の実施の形態の記載をもって、特許請求の範囲に記載された発明の内容を限定するものではない。
1 プリンター(画像形成装置)
14 現像装置
20 ハウジング(筐体)
22 第1攪拌スクリュー(攪拌部材)
25 移動機構
26 検知装置
47 駆動装置(駆動手段)
50 ギヤ
60 付勢部材
61 変位部材
62 コイル部
63 清掃部
64 固定軸
65 嵌合部
66 先端面
75 当接面

Claims (2)

  1. 現像剤を内部に収容する筐体と、
    前記筐体内で回転して前記筐体内の現像剤を回転軸方向に搬送しながら攪拌する攪拌部材と、
    前記攪拌部材の回転に伴って前記攪拌部材を回転軸方向に往復移動させる移動機構と、
    前記筐体の回転軸方向一方に配設され、前記筐体内に収容される現像剤量を検知する検知装置と、を備え、
    前記筐体は、
    底部の回転軸方向両端部に立設する一対の側壁部と、
    前記一対の側壁部を回転軸方向外側から覆うように取り付けられる一対のカバーと、を有し、
    前記移動機構は、
    前記攪拌部材を回転軸方向他方に向けて付勢するように前記攪拌部材の回転軸方向一方に設けられる付勢部材と、
    前記攪拌部材の回転に伴って前記攪拌部材を回転軸方向に変位させるように前記攪拌部材の回転軸方向他方に設けられる変位部材と、を有し、
    前記付勢部材は、
    線材を螺旋状に巻いて形成され、前記攪拌部材に付勢力を作用させるように前記攪拌部材の回転軸部に取り付けられるコイル部と、
    前記攪拌部材の回転に伴って前記検知装置の検知面を清掃するように前記コイル部から径方向外側に延設される清掃部と、を有し、
    前記変位部材は、
    回転軸方向他方の前記カバーの内面から回転軸方向一方に向けて突設される固定軸と、
    前記攪拌部材の回転軸方向他端部に設けられる嵌合部と、を有し、
    前記嵌合部は、前記固定軸の先端面に摺接する当接面を有し、前記当接面を前記先端面に接触させた状態で、回転軸方向他方の前記側壁部および前記カバーの間において前記固定軸に回転可能に支持され
    記嵌合部は、
    前記攪拌部材の軸心に固定されるスクリュー嵌合軸部と、
    前記スクリュー嵌合軸部の回転軸方向他端部に設けられ、駆動手段からの回転力を前記攪拌部材に伝達する環状のギヤが固定されるギヤ保持部と、
    前記ギヤ保持部の回転軸方向他方に延設される嵌合部本体と、を有し、
    前記スクリュー嵌合軸部と前記ギヤ保持部と前記嵌合部本体とは、同一軸心を有し、良好な摺動性を有するポリアセタール樹脂を用いて一体形成され、
    前記嵌合部本体は、
    中空円筒状に形成されて前記固定軸の中空部分に挿入されて回転可能に支持される嵌合回転軸部と、
    前記嵌合回転軸部の回転軸方向他端部から一方にずれた位置で、前記嵌合回転軸部の外周面に周設される嵌合当接部と、を有し、
    前記嵌合当接部の回転軸方向他端部には、環状の前記当接面が形成され
    前記当接面と前記先端面とは、回転軸方向に対して同一の角度で傾斜するように形成され、
    前記攪拌部材の回転に伴って、前記当接面は、前記付勢部材に付勢されて前記先端面の傾斜方向と一致した状態と、前記付勢部材の付勢力に抗して前記攪拌部材を回転軸方向一方に移動させるように前記先端面の傾斜方向に対して回転方向にずれた状態と、を繰り返すように回転し、攪拌部材を回転軸方向に往復移動させ、
    前記当接面と前記先端面との傾斜方向が一致している状態から前記当接面が180度回転すると、前記攪拌部材は、最も回転軸方向一方に移動した状態となり、更に、回転が進むと、前記攪拌部材は、前記付勢部材の付勢力によって回転軸方向他方に移動し、前記当接面が360度回転すると、前記先端面と前記当接面との傾斜方向が再び一致した状態となり、
    前記嵌合回転軸部は、前記攪拌部材を最も回転軸方向一方に移動させた状態であっても、前記固定軸に挿入された状態を維持するように形成されていることを特徴とする現像装置。
  2. 請求項1に記載の現像装置を備えることを特徴とする画像形成装置。
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