JP4898336B2 - トナー搬送装置、現像装置及びこれを備えた画像形成装置 - Google Patents
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Description
図4に本発明の一実施形態による画像形成装置を示す。この画像形成装置1は、画像形成装置本体1aの下部に配設された給紙部2と、給紙部2の側方及び上方に配置された用紙搬送部3と、用紙搬送部3の上方に配置された画像形成部4と、画像形成部4よりも排出側に配置された定着部5と、画像形成部4及び定着部5の上方に配置された画像読取部6と、を備えている。
図5に現像装置14を示す。現像装置14は、トナーの補給を受けるとともにトナーを収納する容器22を備えている。容器22は、トナーの攪拌を行う攪拌室22aと、トナーを感光体11の表面上に導く後述の現像ローラ27が設置される現像室22bとを有している。また、現像装置14は搬送部材としての第1スパイラル部材23及び第2スパイラル部材24を備えている。また、第1スパイラル部材23と第2スパイラル部材24の間には、攪拌室22aと現像室22bが連通可能となるように、攪拌室22aと現像室22bとを仕切る仕切り部材34が設けられている。この仕切り部材34は、容器22の底面を上方に延長して形成されたものである。
第1スパイラル部材23と第2スパイラル部材24とは、略平行に配置されている。第1スパイラル部材23は、攪拌室22a内に設けられた回転可能な第1軸である軸32と、軸32の周面に設けられたスパイラル状の羽根30とからなり、図中の矢印Aの方向に回転することにより、トナーを軸32の長手方向に搬送する。また、現像装置14は第2スパイラル部材24を備えている。第2スパイラル部材24は、現像室22b内に設けられ、軸32と略平行に配置された回転可能な第2軸である軸33と、軸33の周面に設けられたスパイラル状の羽根31とからなり、図中の矢印Bの方向に回転することにより、トナーを軸33の長手方向に搬送する。
図5及び図7に示すように、本実施形態においては、両スパイラル部材23,24に付着したトナーを除去するためのトナー除去部材36,37が設けられている。なお、図7ではトナー除去部材及びスパイラル部材を模式的に示している。両トナー除去部材36,37は基本的には同じ構造であるので、以下では、第1スパイラル部材23側に設けられたトナー除去部材36について説明する。
次に、トナー除去部材36を例に挙げて、第1スパイラル部材23に付着したトナーが除去される過程を、図8(a)〜(f)を用いて説明する。なお、図8では、説明の便宜のために、複数のトナー除去部材36のうちの1つのみを示し、他は省略している。
ここで、トナーの搬送に着目すると、第1スパイラル部材23の羽根30には、小径部30bが形成されているので、この部分でのトナー搬送力が低下する。すなわち、この小径部30bの部分でトナーの搬送速度が低下し、トナーが一時的に滞留することになる。一方、その後方からは次のトナーが大径部30aによって通常の搬送力(搬送速度)で搬送されてくる。したがって、小径部30bで滞留していたトナーに後方からのトナーが衝突し、両者が混ざり合うことになる。このため、トナーが十分に攪拌されることになり、トナーを粉体のまま搬送することができる。このようにして、スパイラル部材に小径部(トナー滞留部)30bを形成することによって、トナーの攪拌性能及び搬送性能を向上させることができる。
(a)図9にスパイラル部材の羽根についての他の実施形態を示す。
14 現像装置
22 容器
23,24 スパイラル部材
30,31 羽根
30b 欠損部
32,33 軸
36,37 トナー除去部材
36b トナー掻き取り部
Claims (6)
- トナーを収納する容器と、
前記容器内に設けられた回転可能な軸部材と、前記軸部材の周面に設けられた羽根とからなる搬送部材であって、回転することにより、前記トナーを前記軸部材の軸方向に搬送する搬送部材と、
弾性変形可能な金属線材により形成され、前記搬送部材の少なくとも前記羽根の表面に接触可能なように設けられ、前記搬送部材の回転により弾性変形して前記搬送部材に付着したトナーを除去する複数のトナー除去部材と、
を備え、
前記羽根は、前記軸部材の周面に外周側に突出して螺旋状に形成されると共に前記軸方向に連続の羽根であり、
前記羽根は、その少なくとも一部に、トナー搬送力が大きい大搬送力部と、前記大搬送力部よりもトナー搬送力が小さい小搬送力部と、を有しており、
前記小搬送力部は、前記羽根の一部が欠損して形成され、前記軸部材の軸方向に沿って間欠的に設けられると共にトナー搬送速度を他の部分に比較して低下させる複数のトナー滞留部であり、
前記小搬送力部は、前記軸方向の所定位置において、前記軸部材の周方向における180度の範囲にわたって形成されており、
前記羽根は、前記軸方向から視た形状が半円状の羽根部分を複数有している
トナー搬送装置。 - 前記トナー除去部材は、前記搬送部材の軸部材から離れた側から前記軸部材に近づくように延び前記搬送部材の表面と接触可能なトナー掻き取り部を有している、請求項1に記載のトナー搬送装置。
- 前記トナー掻き取り部の形状が略楕円形状である、請求項2に記載のトナー搬送装置。
- 前記搬送部材の前記軸部材の軸方向に沿って配置された支持部材をさらに備え、
前記トナー除去部材は、前記搬送部材の隣接する羽根の間に挿入されて前記搬送部材の表面と接触可能な複数のトナー掻き取り部と、前記複数のトナー掻き取り部を前記支持部材に支持する支持部とを有する、
請求項1から3のいずれかに記載のトナー搬送装置。 - 画像形成装置の画像形成部に設けられた像担持体にトナー画像を形成するための現像装置であって、
トナーを収納する容器と、
前記容器内に支持され、前記像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、
前記容器内に設けられた回転可能な軸部材と、前記軸部材の周面に設けられた羽根とからなる搬送部材であって、回転することにより、前記トナーを前記軸部材の軸方向に搬送する搬送部材と、
弾性変形可能な金属線材により形成され、前記搬送部材の少なくとも前記羽根の表面に接触可能なように設けられ、前記搬送部材の回転により弾性変形して前記搬送部材に付着したトナーを除去する複数のトナー除去部材と、
を備え、
前記羽根は、前記軸部材の周面に外周側に突出して螺旋状に形成されると共に前記軸方向に連続の羽根であり、
前記羽根は、その少なくとも一部に、トナー搬送力が大きい大搬送力部と、前記大搬送力部よりもトナー搬送力が小さい小搬送力部と、を有しており、
前記小搬送力部は、前記羽根の一部が欠損して形成され、前記軸部材の軸方向に沿って間欠的に設けられると共にトナー搬送速度を他の部分に比較して低下させる複数のトナー滞留部であり、
前記小搬送力部は、前記軸方向の所定位置において、前記軸部材の周方向における180度の範囲にわたって形成されており、
前記羽根は、前記軸方向から視た形状が半円状の羽根部分を複数有している
現像装置。 - 用紙を収納する用紙収納部を有するとともに、前記用紙収納部から用紙を送り出す給紙部と、
前記給紙部からの用紙を搬送する用紙搬送部と、
前記用紙搬送部から搬送されてきた用紙にトナー画像を形成する画像形成部と、
前記画像形成部で形成された用紙上のトナー画像を定着する定着部と、
を備え、
前記画像形成部は、画像情報に基づいて表面に静電潜像が形成される像担持体と、前記像担持体にトナー画像を形成するための現像装置とを含み、
前記現像装置は、
トナーを収納する容器と、
前記容器内に支持され、前記像担持体にトナーを供給するための現像ローラと、
前記容器内に設けられた回転可能な軸部材と、前記軸部材の周面に設けられた羽根とからなる搬送部材であって、回転することにより、前記トナーを前記軸部材の軸方向に搬送する搬送部材と、
弾性変形可能な金属線材により形成され、前記搬送部材の少なくとも前記羽根の表面に接触可能なように設けられ、前記搬送部材の回転により弾性変形して前記搬送部材に付着したトナーを除去する複数のトナー除去部材と、
を備え、
前記羽根は、前記軸部材の周面に外周側に突出して螺旋状に形成されると共に前記軸方向に連続の羽根であり、
前記羽根は、その少なくとも一部に、トナー搬送力が大きい大搬送力部と、前記大搬送力部よりもトナー搬送力が小さい小搬送力部と、を有しており、
前記小搬送力部は、前記羽根の一部が欠損して形成され、前記軸部材の軸方向に沿って間欠的に設けられると共にトナー搬送速度を他の部分に比較して低下させる複数のトナー滞留部であり、
前記小搬送力部は、前記軸方向の所定位置において、前記軸部材の周方向における180度の範囲にわたって形成されており、
前記羽根は、前記軸方向から視た形状が半円状の羽根部分を複数有している
画像形成装置。
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