JP6101618B2 - ポンプ - Google Patents
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Description
このようなポンプでは、下方端位置にある押下ヘッドを螺着筒に螺着してステム及び押下ヘッドの上方移動を規制することによって、押下ヘッドに不意に加えられた外力によってステムが上下動して内容物が吐出されることを防止している。
この場合では、雌ネジ筒部の上下方向の長さに雌ネジ部が形成されている部分だけではなく平滑部が形成されている部分の長さが含まれるので、雌ネジ筒部の上下方向の大きさを平滑部が形成されている部分の長さだけ大きくできる。
この場合では、押下ヘッドのうち特に径方向外側に向けて突出する突出筒部に対して周方向の不意の外力がかかりやすくなるが、この外力が加わってもヘッド本体のみが周方向に回転し、螺着筒が回転しないので、規制筒に対する螺着筒の螺着が解除されることを効果的に抑制できる。さらに、例えば小さな子供などが特に吐出筒部に触れやすくなるにもかかわらず、上述のように規制筒に対する螺着筒の螺着が解除されることを効果的に防止できる。
これらステム12、ポンプ本体2、押下ヘッド3、規制筒4及び装着キャップ5は、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で配設されている。以下、この共通軸をポンプ軸Oと称し、図1においてポンプ軸Oに沿う押下ヘッド3側を上側、その反対側を下側とし、ポンプ軸Oに直交する方向を径方向、ポンプ軸O回りで周回する方向を周方向と称する。
直筒部21の上端部には、図2に示すように、直筒部21の内外を連通する空気孔21Bが形成されている。なお、空気孔21Bは、ステム12に接続されている後述するピストン筒部(図示略)よりも上方に形成されている。
吸込筒部22の内側には、図1及び図2に示すように、容器本体(図示略)の内側に配置される吸入パイプ24の上端部が嵌合されている。
突出筒部23の内周面には、上下方向に延在する縦リブが周方向に間隔をあけて径方向内側に向けて複数突設されている。
小径部25のうち大径部26との接続部分における内周面には、径方向内側に向けて円筒状の上弁座部25Aが突設されている。上弁座部25Aは、径方向内側に向かうにしたがって漸次下方に向けて傾斜しており、上弁座部25A上には、球状の上弁体部27が上方に離間可能に着座している。
大径部26の下端には、シリンダ部11の直筒部21の内周面に上下移動可能に摺接する円筒状のピストン筒部(図示略)が一体的に設けられている。
雌ネジ筒部41の内周面には、第1雌ネジ部(雌ネジ部)41Aが形成されており、雌ネジ筒部41は、ヘッド本体32から下方に突出している。
嵌合筒部42の上端部は、連結板部43よりも上方に突出しており、嵌合筒部42のうち連結板部43よりも下方に位置する部分は、ステム12の上端部に外嵌されている。また、嵌合筒部42の下端は、ステム12の小径部25と大径部26との段差部に当接している。
連結板部43は、雌ネジ筒部41の上端から径方向内側に向けて延在している。
周筒部45の上端部は、内径及び外径が上方に向かうにしたがって漸次縮径するドーム状をなしている。また、周筒部45の下端は、取付筒部44と同様に、連結板部43の上面に当接している。
吐出筒部47の内側は、取付筒部44の内側に連通しており、吐出筒部47の先端開口部は、吐出孔32Aとされている。また、吐出筒部47の先端部は、径方向外側に向かうにしたがって下方を向くように傾斜している。
雄ネジ筒部53の外周面には、雌ネジ筒部41の第1雌ネジ部41Aと螺合する雄ネジ部53Aが形成されている。
装着筒部61の内周面には、容器本体の口部の外周面に形成された雄ネジ部(図示略)と螺合する第2雌ネジ部61Aが形成されている。
天壁部62は、フランジ部21A上に配設されており、ポンプ1を容器本体の口部に装着した状態では、フランジ部21Aの下面に配設された平面視で円環状のパッキン63との間でフランジ部21Aを上下方向で挟み込む。
まず、例えばポンプ1の搬送時や陳列時などにおいて、ポンプは、図2に示すように、押下ヘッド3が下方端位置にある状態で、押下ヘッド3の雌ネジ筒部41が規制筒4の雄ネジ筒部53に螺着されている。この状態では、径方向外側に向けて突出する吐出筒部47に対して不意の外力がかかりやすい。しかし、押下ヘッド3に周方向の外力がかかっても、ヘッド本体32が螺着筒31に対してポンプ軸O回りで回転するので、螺着筒31に対してこの外力が伝達することが抑制される。
以上のようにして、ポンプ1を使用する。
雌ネジ筒部103の内周面のうち下側部分には、第1雌ネジ部103Aが形成されており、雌ネジ筒部103の内周面のうち上側部分には、第1雌ネジ部103Aが形成されていない平滑部103Bが形成されている。
連結板部105は、雌ネジ筒部103から径方向内側に向けて突出する平面視で円環状の外板部106と、嵌合筒部104から径方向内側に向けて突出する平面視で円環状の内板部107と、外板部106の径方向内端縁及び内板部107の径方向外端縁とを接続する円筒状の連結筒部108と、を有する。連結筒部108は、上下方向に延在する。
取付筒部111は、嵌合筒部104の上端部の内側に嵌合されている。そのため、ヘッド本体110は、螺着筒102に対してポンプ軸O回りで回転自在である。また、取付筒部111の外周面には、上下方向に延在し、下端が嵌合筒部104の上端に当接する規制リブ部111Aが周方向に間隔をあけて径方向内側に向けて複数突設されている。
例えば、ポンプ本体の構成は、上弁座部及び上弁体部を有する構成となっているが、上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有していれば、適宜変更してもよい。
ポンプは、容器本体の口部に螺着されているが、螺着以外の他の方法により容器本体に装着されてもよい。
ヘッド本体は、取付筒部を嵌合筒部の上端部に嵌合させることによって螺着筒に対してポンプ軸回りで回転自在に装着されているが、他の装着構造により螺着筒に対して回転自在に装着されてもよい。
ヘッド本体は、吐出筒部を備えているが、ヘッド本体に吐出孔が形成されていれば、吐出筒部を備えていなくてもよい。また、吐出筒部は、周筒部を貫通するようにもうけられていなくてもよい。
Claims (3)
- 上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有するポンプ本体と、
前記ステムの上端に装着され、前記ステムから内容物を吐出させる吐出孔が形成された押下ヘッドと、
下方端位置にある前記押下ヘッドが螺着され、前記ステム及び前記押下ヘッドの上方移動を規制する規制筒と、を備え、
前記押下ヘッドが、前記規制筒に螺着される螺着筒と、前記吐出孔が形成され、前記螺着筒に回転自在に装着されたヘッド本体と、を備えることを特徴とするポンプ。 - 前記螺着筒が、前記規制筒に螺着される雌ネジ筒部と、前記ステムの上端部に嵌合される嵌合筒部と、前記雌ネジ筒部及び前記嵌合筒部を連結する連結板部と、を有し、
前記雌ネジ筒部の内周面のうち下部には雌ネジ部が形成されると共に、上部には平滑な平滑部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。 - 前記ヘッド本体が、先端に前記吐出孔が形成され、径方向外側に向けて突設された吐出筒部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ。
Priority Applications (1)
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JP2013227441A JP6101618B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | ポンプ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
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JP2013227441A JP6101618B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | ポンプ |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JP2015085286A JP2015085286A (ja) | 2015-05-07 |
JP6101618B2 true JP6101618B2 (ja) | 2017-03-22 |
Family
ID=53048686
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP2013227441A Active JP6101618B2 (ja) | 2013-10-31 | 2013-10-31 | ポンプ |
Country Status (1)
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JP (1) | JP6101618B2 (ja) |
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