JP6101618B2 - ポンプ - Google Patents

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本発明は、ポンプに関する。
例えば、上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有するポンプ本体と、ステムの上端に装着され、ステムから内容物を吐出させる吐出孔が形成された押下ヘッドと、下方端位置にある押下ヘッドが螺着され、ステム及び押下ヘッドの上方移動を規制する規制筒と、を備える、ポンプが提案されている(例えば、特許文献1参照)。
このようなポンプでは、下方端位置にある押下ヘッドを螺着筒に螺着してステム及び押下ヘッドの上方移動を規制することによって、押下ヘッドに不意に加えられた外力によってステムが上下動して内容物が吐出されることを防止している。
特開2004−344822号公報
しかしながら、上記従来のポンプでは、押下ヘッドに対して周方向への外力が不意にかかり、押下ヘッドが螺着筒に対して回転すると、螺着筒に対する押下ヘッドの螺着が解除されてしまうことがある。
本発明は、前述の課題に鑑みてなされたもので、押下ヘッドに対して不意に外力がかかっても、螺着筒に対する押下ヘッドの螺着が解除されることを抑制したポンプを提供することを目的とする。
本発明は、上記のような課題を解決するために、以下のような手段を採用した。すなわち、本発明のポンプは、上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有するポンプ本体と、前記ステムの上端に装着され、前記ステムから内容物を吐出させる吐出孔が形成された押下ヘッドと、下方端位置にある前記押下ヘッドが螺着され、前記ステム及び前記押下ヘッドの上方移動を規制する規制筒と、を備え、前記押下ヘッドが、前記規制筒に螺着される螺着筒と、前記吐出孔が形成され、前記螺着筒に回転自在に装着されたヘッド本体と、を備えることを特徴とする。
この場合では、押下ヘッドに対して周方向の外力が不意にかかっても、ヘッド本体を周方向で回転させることで、螺着筒に外力を伝わりにくくすることが可能になる。そのため、この外力によっては規制筒に対する螺着筒の螺着が解除されることを抑制できる。また、押下ヘッドと規制筒との螺着を解除するためには押下ヘッドの一部分である螺着筒を周方向で回転させる必要があり、螺着の解除に寄与する部分が押下ヘッドの一部分であることによっても、不意の外力によって螺着が解除されることを抑制できる。さらに、例えば小さな子供などが好奇心から押下ヘッドを触ったとしても、上述と同様にヘッド本体を周方向で回転させることで、規制筒に対する螺着筒の螺着が意図せず解除されることを防止できる。
また、本発明では、前記螺着筒が、前記規制筒に螺着される雌ネジ筒部と、前記ステムの上端部に嵌合される嵌合筒部と、前記雌ネジ筒部及び前記嵌合筒部を連結する連結板部と、を有し、前記雌ネジ筒部の内周面のうち下部には雌ネジ部が形成されると共に、上部には平滑な平滑部が形成されてもよい。
この場合では、雌ネジ筒部の上下方向の長さに雌ネジ部が形成されている部分だけではなく平滑部が形成されている部分の長さが含まれるので、雌ネジ筒部の上下方向の大きさを平滑部が形成されている部分の長さだけ大きくできる。
また、本発明では、前記ヘッド本体が、先端に前記吐出孔が形成され、径方向外側に向けて突設された吐出筒部を有してもよい。
この場合では、押下ヘッドのうち特に径方向外側に向けて突出する突出筒部に対して周方向の不意の外力がかかりやすくなるが、この外力が加わってもヘッド本体のみが周方向に回転し、螺着筒が回転しないので、規制筒に対する螺着筒の螺着が解除されることを効果的に抑制できる。さらに、例えば小さな子供などが特に吐出筒部に触れやすくなるにもかかわらず、上述のように規制筒に対する螺着筒の螺着が解除されることを効果的に防止できる。
この発明にかかるポンプによれば、規制筒に螺着される螺着筒に対してヘッド本体が回転自在となっており、押下ヘッドに対して周方向の外力が不意にかかっても、ヘッド本体が周方向で回転することによって螺着筒に外力が伝達しにくくなるので、螺着筒に対する押下ヘッドの螺着が解除されることを抑制できる。さらに、例えば小さな子供などが押下ヘッドに触れたとしても、螺着が意図せず解除されることを防止できる。
本発明の第1実施形態にかかるポンプを示す軸方向断面図である。 図1の押下ヘッドが下方端位置にあるポンプを示す軸方向断面図である。 本発明の第2実施形態にかかるポンプを示す軸方向断面図である。 図3の押下ヘッドが下方端位置にあるポンプを示す軸方向断面図である。
以下、本発明におけるポンプの第1実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、以下の説明に用いる各図面では、各部材を認識可能な大きさとするために縮尺を適宜変更している。
本実施形態におけるポンプ1は、内容物を収容したボトルなどの容器本体(図示略)における円筒状の口部に螺着される。そして、ポンプ1は、例えば図1及び図2に示すように、上方付勢状態で下方移動可能に起立した円筒状のステム12を有する円筒状のポンプ本体2と、ステム12の上端に装着された有頂円筒状の押下ヘッド3と、下方端位置にある押下ヘッド3が螺着される円筒状の規制筒4と、上記容器本体の口部にポンプ1を装着させる円筒状の装着キャップ5と、を備える。
これらステム12、ポンプ本体2、押下ヘッド3、規制筒4及び装着キャップ5は、それぞれの中心軸線を共通軸上に位置した状態で配設されている。以下、この共通軸をポンプ軸Oと称し、図1においてポンプ軸Oに沿う押下ヘッド3側を上側、その反対側を下側とし、ポンプ軸Oに直交する方向を径方向、ポンプ軸O回りで周回する方向を周方向と称する。
ポンプ本体2は、円筒状のシリンダ部11と、上方付勢状態で下方移動可能に起立したステム12と、コイルスプリング(図示略)及び下弁部材(図示略)と、を備える。これらシリンダ部11及びステム12は、それぞれの中心軸線をポンプ軸O上に位置した状態で配設される。なお、ポンプ本体2は、公知のポンプ機構であり、種々のポンプ機構を用いることができる。
シリンダ部11は、上端に平面視で円環状のフランジ部21Aが径方向外側に向けて突設された円筒状の直筒部21と、直筒部21の下端に連設された円筒状の吸込筒部22と、フランジ部21Aから上方に向けて突設された円筒状の突出筒部23と、を有する。
直筒部21の上端部には、図2に示すように、直筒部21の内外を連通する空気孔21Bが形成されている。なお、空気孔21Bは、ステム12に接続されている後述するピストン筒部(図示略)よりも上方に形成されている。
吸込筒部22の内側には、図1及び図2に示すように、容器本体(図示略)の内側に配置される吸入パイプ24の上端部が嵌合されている。
突出筒部23の内周面には、上下方向に延在する縦リブが周方向に間隔をあけて径方向内側に向けて複数突設されている。
ステム12は、円筒状の小径部25と、小径部25の下端に接続され、内径及び外径が小径部25の内径及び外径よりも大きい円筒状の大径部26と、を有する。
小径部25のうち大径部26との接続部分における内周面には、径方向内側に向けて円筒状の上弁座部25Aが突設されている。上弁座部25Aは、径方向内側に向かうにしたがって漸次下方に向けて傾斜しており、上弁座部25A上には、球状の上弁体部27が上方に離間可能に着座している。
大径部26の下端には、シリンダ部11の直筒部21の内周面に上下移動可能に摺接する円筒状のピストン筒部(図示略)が一体的に設けられている。
押下ヘッド3は、規制筒4に螺着される有頂円筒状の螺着筒31と、吐出孔32Aが形成され、螺着筒31に対してポンプ軸O回りに回転自在に装着された有頂円筒状のヘッド本体32と、を備える。これら螺着筒31及びヘッド本体32それぞれの中心軸線は、ポンプ軸Oと同軸に配置されている。
螺着筒31は、円筒状の雌ネジ筒部41と、ステム12の上端部に嵌合される円筒状の嵌合筒部42と、雌ネジ筒部41と嵌合筒部42とを連結する平面視で円環状の連結板部43と、を有する。
雌ネジ筒部41の内周面には、第1雌ネジ部(雌ネジ部)41Aが形成されており、雌ネジ筒部41は、ヘッド本体32から下方に突出している。
嵌合筒部42の上端部は、連結板部43よりも上方に突出しており、嵌合筒部42のうち連結板部43よりも下方に位置する部分は、ステム12の上端部に外嵌されている。また、嵌合筒部42の下端は、ステム12の小径部25と大径部26との段差部に当接している。
連結板部43は、雌ネジ筒部41の上端から径方向内側に向けて延在している。
ヘッド本体32は、円筒状の取付筒部44と、取付筒部44よりも径方向外側に配設された円筒状の周筒部45と、取付筒部44及び周筒部45それぞれの上端同士を連結する平面視で円状の天板部46と、取付筒部44から周筒部45を貫通して径方向外側に延在する円筒状の吐出筒部47と、を有する。
取付筒部44の内側には、嵌合筒部42の上端部が嵌合されている。そのため、ヘッド本体32は、螺着筒31に対してポンプ軸O回りで回転自在に装着されている。また、取付筒部44の下端は、連結板部43の上面に当接している。さらに、取付筒部44の内周面には、上下方向に延在し、下端が嵌合筒部42の上端に当接する規制リブ部44Aが周方向に間隔をあけて径方向内側に向けて複数突設されている。
周筒部45の上端部は、内径及び外径が上方に向かうにしたがって漸次縮径するドーム状をなしている。また、周筒部45の下端は、取付筒部44と同様に、連結板部43の上面に当接している。
吐出筒部47の内側は、取付筒部44の内側に連通しており、吐出筒部47の先端開口部は、吐出孔32Aとされている。また、吐出筒部47の先端部は、径方向外側に向かうにしたがって下方を向くように傾斜している。
規制筒4は、円筒状の内筒部51と、内筒部51よりも径方向外側に配設された円筒状の外筒部52と、外筒部52よりも径方向外側に配設された円筒状の雄ネジ筒部53と、内筒部51、外筒部52及び雄ネジ筒部53それぞれの上端同士を連結する平面視で円環状の頂壁部54と、を有する。これら内筒部51、外筒部52、雄ネジ筒部53及び頂壁部54それぞれの中心軸線は、ポンプ軸Oと同軸に配置されている。
内筒部51は、二重筒構造とされており、円筒状の第1内筒部55と、第1内筒部55よりも径方向外側に配設された円筒状の第2内筒部56と、を有する。第1内筒部55の内側には、ステム12が上下方向に移動可能に配設されている。第2内筒部56は、シリンダ部11の突出筒部23の内側に嵌合されている。さらに、第2内筒部56の外周面には、上下方向に延在し、突出筒部23の上記縦リブと係合して規制筒4がシリンダ部11に対してポンプ軸O回りで回転することを規制する縦リブが周方向に間隔をあけて径方向外側に向けて複数突設されている。また、第1内筒部55及び第2内筒部56は、上下方向に延在すると共に周方向に間隔をあけて複数配設された接続リブによって互いに接続されている。
外筒部52は、シリンダ部11の突出筒部23に外嵌されており、内筒部51と共に突出筒部23を径方向で挟み込んでいる。
雄ネジ筒部53の外周面には、雌ネジ筒部41の第1雌ネジ部41Aと螺合する雄ネジ部53Aが形成されている。
装着キャップ5は、円筒状の装着筒部61と、装着筒部61の上端から径方向内側に向けて突設された平面視で円環状の天壁部62と、を有する。これら装着筒部61及び天壁部62それぞれの中心軸線は、ポンプ軸Oと同軸に配置されている。
装着筒部61の内周面には、容器本体の口部の外周面に形成された雄ネジ部(図示略)と螺合する第2雌ネジ部61Aが形成されている。
天壁部62は、フランジ部21A上に配設されており、ポンプ1を容器本体の口部に装着した状態では、フランジ部21Aの下面に配設された平面視で円環状のパッキン63との間でフランジ部21Aを上下方向で挟み込む。
次に、以上のような構成のポンプ1の使用方法について説明する。
まず、例えばポンプ1の搬送時や陳列時などにおいて、ポンプは、図2に示すように、押下ヘッド3が下方端位置にある状態で、押下ヘッド3の雌ネジ筒部41が規制筒4の雄ネジ筒部53に螺着されている。この状態では、径方向外側に向けて突出する吐出筒部47に対して不意の外力がかかりやすい。しかし、押下ヘッド3に周方向の外力がかかっても、ヘッド本体32が螺着筒31に対してポンプ軸O回りで回転するので、螺着筒31に対してこの外力が伝達することが抑制される。
そして、ステム12及び押下ヘッド3の上方移動の規制を解除してポンプ1を使用する場合には、螺着筒31を把持して規制筒4の雄ネジ筒部53に対して螺着筒31をポンプ軸O回りで回転させ、規制筒4及び螺着筒31の螺合を解除する。螺合を解除すると、上記付勢部材の上方付勢力により、ステム12及び押下ヘッド3は、上方に向けて移動し、押下ヘッド3は、上方端位置に配置される。これにより、ポンプ1が使用可能な状態になる。
その後、押下ヘッド3を押し込むことによって上方に付勢状態で起立したステム12を降下させると、ステム12内に充填されている内容物は、ステム12、嵌合筒部42及び取付筒部44それぞれの内側を通って吐出筒部47の内側に流入し、吐出孔32Aから吐出される。ポンプ1を用いた内容物の具体的な吐出方法は、公知のポンプと同様であるため、その説明を省略する。
以上のようにして、ポンプ1を使用する。
以上のような構成のポンプ1によれば、押下ヘッド3に対して、特に押下ヘッド3のうち径方向外側に突出していることによって不意に接触しやすい吐出筒部47に対して周方向の外力が不意にかかっても、ヘッド本体32が周方向で回転することにより、螺着筒31に外力が伝わりにくくなる。そのため、螺着筒31と規制筒4の雄ネジ筒部53との螺着が解除されることを抑制できる。また、螺着を解除するためには押下ヘッド3の一部分である螺着筒31を回転させる必要があることによっても、不意の外力によって螺着が解除されることを抑制できる。さらに、例えば小さな子供などが押下ヘッド3、特に押下ヘッド3のうち吐出筒部47に触れたとしても、螺着筒31と規制筒4の雄ネジ筒部53との螺着が意図せず解除されることを抑制できる。
次に、本発明おけるポンプの第2実施形態を、図面に基づいて説明する。なお、ここで説明する実施形態は、その基本的構成が上述した第1実施形態と同様であり、上述の第1実施形態に別の要素を付加したものである。したがって、図3及び図4においては、図1及び図2と同一の構成要素に同一符号を付し、その説明を省略する。
本実施形態におけるポンプ100では、図3及び図4に示すように、押下ヘッド101の螺着筒102が、円筒状の雌ネジ筒部103と、円筒状の嵌合筒部104と、雌ネジ筒部103の上端及び嵌合筒部104を連結する連結板部105と、を有する。
雌ネジ筒部103の内周面のうち下側部分には、第1雌ネジ部103Aが形成されており、雌ネジ筒部103の内周面のうち上側部分には、第1雌ネジ部103Aが形成されていない平滑部103Bが形成されている。
嵌合筒部104の上端部は、連結板部105よりも上方に突出しており、この上端部は、嵌合筒部104のうち連結板部105よりも下方に位置する部分よりも径方向外側に位置する。また、嵌合筒部104の内周面には、ステム12の上端の上方に位置する平面視で円環状の環状突出部104Aが径方向内側に向けて突設されている。
連結板部105は、雌ネジ筒部103から径方向内側に向けて突出する平面視で円環状の外板部106と、嵌合筒部104から径方向内側に向けて突出する平面視で円環状の内板部107と、外板部106の径方向内端縁及び内板部107の径方向外端縁とを接続する円筒状の連結筒部108と、を有する。連結筒部108は、上下方向に延在する。
ヘッド本体110は、円筒状の取付筒部111と、円筒状の周筒部112と、天板部113と、吐出筒部114と、を有する。
取付筒部111は、嵌合筒部104の上端部の内側に嵌合されている。そのため、ヘッド本体110は、螺着筒102に対してポンプ軸O回りで回転自在である。また、取付筒部111の外周面には、上下方向に延在し、下端が嵌合筒部104の上端に当接する規制リブ部111Aが周方向に間隔をあけて径方向内側に向けて複数突設されている。
以上のような構成のポンプ100によれば、上述した第1実施形態と同様の作用、効果を奏するが、雌ネジ筒部103の上下方向の長さに第1雌ネジ部103Aが形成された部分だけではなく平滑部103Bが形成された部分の長さが含まれるので、雌ネジ筒部103の上下方向の大きさを大きくできる。そのため、雌ネジ筒部103をポンプ軸O回りで回転させる際に、雌ネジ筒部103を把持しやすくなる。これにより、不意の外力によって螺着筒102と雄ネジ筒部53との螺着が解除されることを抑制しつつ、操作性を向上させることができる。
なお、本発明は上記実施形態に限定されるものではなく、本発明の趣旨を逸脱しない範囲において種々の変更を加えることができる。
例えば、ポンプ本体の構成は、上弁座部及び上弁体部を有する構成となっているが、上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有していれば、適宜変更してもよい。
ポンプは、容器本体の口部に螺着されているが、螺着以外の他の方法により容器本体に装着されてもよい。
ヘッド本体は、取付筒部を嵌合筒部の上端部に嵌合させることによって螺着筒に対してポンプ軸回りで回転自在に装着されているが、他の装着構造により螺着筒に対して回転自在に装着されてもよい。
ヘッド本体は、吐出筒部を備えているが、ヘッド本体に吐出孔が形成されていれば、吐出筒部を備えていなくてもよい。また、吐出筒部は、周筒部を貫通するようにもうけられていなくてもよい。
この発明によれば、押下ヘッドに対して不意に外力がかかっても、螺着筒に対する押下ヘッドの螺着が解除されることを抑制したポンプに関して、産業上の利用可能性が認められる。
1,100 ポンプ、2 ポンプ本体、3,101 押下ヘッド、4 規制筒、12 ステム、31,102 螺着筒、32,100 ヘッド本体、32A 吐出孔、41,103 雌ネジ筒部、43,105 連結板部、41A,103A 第1雌ネジ部(雌ネジ部)、47,114 吐出筒部、103B 平滑部

Claims (3)

  1. 上方付勢状態で下方移動可能に起立したステムを有するポンプ本体と、
    前記ステムの上端に装着され、前記ステムから内容物を吐出させる吐出孔が形成された押下ヘッドと、
    下方端位置にある前記押下ヘッドが螺着され、前記ステム及び前記押下ヘッドの上方移動を規制する規制筒と、を備え、
    前記押下ヘッドが、前記規制筒に螺着される螺着筒と、前記吐出孔が形成され、前記螺着筒に回転自在に装着されたヘッド本体と、を備えることを特徴とするポンプ。
  2. 前記螺着筒が、前記規制筒に螺着される雌ネジ筒部と、前記ステムの上端部に嵌合される嵌合筒部と、前記雌ネジ筒部及び前記嵌合筒部を連結する連結板部と、を有し、
    前記雌ネジ筒部の内周面のうち下部には雌ネジ部が形成されると共に、上部には平滑な平滑部が形成されていることを特徴とする請求項1に記載のポンプ。
  3. 前記ヘッド本体が、先端に前記吐出孔が形成され、径方向外側に向けて突設された吐出筒部を有することを特徴とする請求項1または2に記載のポンプ。
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