JP6131125B2 - シャワーホースユニット - Google Patents

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この発明は、シャワーホースユニットに関し、特に、混合水栓などの水栓とシャワーヘッドとを接続するとともに、シャワーヘッドを壁面に設けられたシャワーフックに保持可能とするシャワーホースユニットに関する。
シャワーホース(51)は、図10に示すように、混合水栓などの水栓(1)とシャワーヘッド(3)とを接続するもので、シャワーホース本体(52)の一端部には、略筒状のシャワーヘッド側接続部材(53)が取り付けられている。
シャワーヘッド側接続部材(53)の外周面は、壁面に設けられたシャワーフック(4)にシャワーヘッド(3)を保持させるために、シャワーフック(4)の内周面形状に対応するテーパ状とされている。シャワーフック(4)の形状(形状および寸法)は、メーカーによって異なっており、例えば、図11(a)に示すような形状を有するシャワーフック(4A)、図11(b)に示すような形状を有するシャワーフック(4B)などが使用されている。
例えば、図11(a)に示すシャワーフック(4A)に適合しているシャワーホース(51)を図11(b)に示すシャワーフック(4B)に取り付けた場合、形状が違うことによりガタツキが生じ、シャワーの勢いで意図しない方向へシャワーヘッド(3)が動き、快適に使用できないという問題があった。
特許文献1には、シャワーホースのシャワーヘッド側接続部材の外周面形状をその上下で傾斜角度が異なるものとすることで、複数種類のシャワーフックに対応可能とすることが提案されている。
特開平9−313391号公報
シャワーフックの形状には、図11に例示した以外に、種々のものが存在しているが、上記特許文献1のシャワーヘッドでは、本来1つのシャワーフックに掛止されるシャワーヘッド側接続部材をその上下で外周面の傾斜角度を異なるものとすることで対応しているため、シャワーフックの形状によっては、ガタツキが許容できない大きさになるという問題があった。
この発明の目的は、より多くの種類のシャワーフックに対して、ガタツキを生じることなくシャワーヘッドを保持させることができるシャワーホースユニットを提供することにある。
この発明によるシャワーホースユニットは、シャワーホース本体と、シャワーホース本体の一端部に取り付けられた略筒状のシャワーヘッド側第1接続部材と、シャワーホース本体の他端部に取り付けられた略筒状の水栓側接続部材と、シャワーヘッド側第1接続部材とシャワーヘッドとを接続するための略筒状の複数のシャワーヘッド側第2接続部材とを備えており、複数のシャワーヘッド側第2接続部材は、それぞれ形状の異なるシャワーフックに適合して掛止可能な略テーパ面状の掛止部が外周面に設けられたものであり、シャワーフックの形状に応じたシャワーヘッド側第2接続部材が選択可能とされていることを特徴とするものである。
シャワーフックの形状(上下方向の長さ、上端開口の大きさ、下端開口の大きさ、テーパの角度など)については、メーカーによって異なっており、また、同じメーカーのものであっても異なる形状とされていることがある。これら多数種類のシャワーフックは、2以上の複数のシャワーフック群に分類されて、各シャワーフック群に適合して掛止可能なように(ガタツキを生じることなく嵌まり合うように)、各シャワーヘッド側第2接続部材の形状が設定される。
この発明のシャワーホースユニットによると、まず、対象となっているシャワーフックに対して、複数のシャワーヘッド側第2接続部材のうちのどれがガタツキなく掛止できるかが確認される。最適なシャワーヘッド側第2接続部材が選択されると、これがシャワーヘッド側第1接続部材に接続される。これにより、シャワーホース本体の一端部にシャワーヘッド側接続部材(シャワーホース本体の一端部にもともと取り付けられているシャワーヘッド側第1接続部材とこれに着脱可能に取り付けられているシャワーヘッド側第2接続部材とからなるシャワーヘッド側接続部材)が取り付けられ、シャワーホース本体の他端部に水栓側接続部材が取り付けられたシャワーホースが得られる。この後、このシャワーホースの水栓側接続部材を水栓に取り付けるとともに、シャワーヘッド側接続部材をシャワーヘッドに取り付けることで、取付けが完了する。
「複数」は、好ましくは2つとされる。多数のメーカーのシャワーフックに対して、2つのシャワーヘッド側第2接続部材のそれぞれの形状を適正化することで、2つのシャワーヘッド側第2接続部材を使用して、多くの種類のシャワーフックに対して、ガタツキを生じることなくシャワーヘッドを保持させることができる。「複数」は、3つ以上であってももちろんよい。
具体的には、複数のシャワーヘッド側第2接続部材は、第1の種類のシャワーフック群に適合して掛止可能な略テーパ面状の第1掛止部が外周面に設けられた第1のシャワーヘッド側第2接続部材と、形状が第1の種類のシャワーフック群と異なる第2の種類のシャワーフック群に適合して掛止可能な略テーパ面状の第2掛止部が外周面に設けられた第2のシャワーヘッド側第2接続部材とを含んでいるものとされることが好ましい。
第1掛止部は、例えば、2段または3段のテーパ面からなるものとされ、第2掛止部は、例えば、1段または2段のテーパ面からなるものとされる。
各シャワーヘッド側第2接続部材とシャワーフックとがガタツキを生じることなく嵌まり合うには、掛止部がシャワーフックのテーパ面にちょうど合うテーパ面を有していてもよく、掛止部が2段のテーパ面を有していて、一方のテーパ面の一部がシャワーフックの上部に、他方のテーパ面の一部がフックの下部に当接する形状となっていてもよい。
シャワーヘッド側第1接続部材は、シャワーフック内にあって、シャワーフックの下部に当接することで、ガタツキをなくすための補助的機能を有していてもよく、シャワーフック外にあって、ガタツキをなくすための機能を有していなくてもよい。
この発明のシャワーホースユニットによると、複数のシャワーヘッド側第2接続部材のうち、対象としているシャワーフックに対してガタツキをなくすことができるものが選択できるので、選択したシャワーヘッド側第2接続部材を用いることで、より多くの種類のシャワーフックに対して、ガタツキを生じることなくシャワーヘッドを保持させることができる。
図1は、この発明によるシャワーホースユニットの1実施形態を示す分解斜視図である。 図2は、シャワーホースユニットの第1の使用状態におけるシャワーヘッドとの接続部を示す断面図である。 図3は、シャワーホースユニットの第2の使用状態におけるシャワーヘッドとの接続部を示す断面図である。 図4は、シャワーホースユニットのシャワーエルボとの接続部を示す断面図である。 図5は、シャワーホースユニットの第1の使用状態を示す図で,(a)は、斜視図、(b)は、(a)のb−b線に沿う断面図である。 図6は、シャワーホースユニットの第2の使用状態を示す図で,(a)は、斜視図、(b)は、(a)のb−b線に沿う断面図である。 図7は、シャワーホースユニットの第3の使用状態を示す断面図である。 図8は、シャワーホースユニットの第4の使用状態を示す断面図である。 図9は、シャワーホースユニットの第5の使用状態を示す断面図である。 図10は、従来のシャワーホースの使用状態を示す側面図である。 図11は、現在使用されているシャワーフックの形状の例を示す正面断面図である。
この発明の実施の形態を、以下図面を参照して説明する。
この発明によるシャワーホースユニット(11)は、シャワーホース本体(12)と、シャワーホース本体(12)の一端部に取り付けられた略筒状のシャワーヘッド側第1接続部材(13)と、シャワーホース本体(12)の他端部に取り付けられた略筒状の水栓側接続部材(14)と、複数(図示は、第1および第2の2つ)の略筒状のシャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)とを備えている。
シャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)は、いずれか1つが選択されるもので、図2および図5には、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)が選択された状態を示し、図3および図6には、第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)が選択された状態を示している。
第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の先端部内周には、シャワーヘッド(3)の雄ねじ付き接続口部(3a)にねじ合わされる雌ねじ部(21)が形成されている。第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の基端部外周には、シャワーヘッド側第1接続部材(13)と接続するための雄ねじ部(22)が形成されている。
第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)の先端部内周には、シャワーヘッド(3)の雄ねじ付き接続口部(3a)にねじ合わされる雌ねじ部(26)が形成されている。第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)の基端部外周には、シャワーヘッド側第1接続部材(13)と接続するための雄ねじ部(27)が形成されている。
シャワーヘッド側第1接続部材(13)は、ナット(31)と、ナット(31)内に挿入されたニップル(32)とを備えている。
ナット(31)の先端部内周には、シャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)の雄ねじ部(22)(24)にねじ合わされる雌ねじ部(33)が形成されている。
ニップル(32)は、シャワーホース本体(12)の一端部が嵌められる基端側の小径部(34)と、小径部(34)の先端側に連なり内径が小径部(34)と同じで外径が小径部(34)より大きい大径部(35)とからなる。
ニップル(32)に嵌められたシャワーホース本体(12)の外周面とナット(31)の内周面との間には、かしめ筒(36)が配されており、かしめ筒(36)が圧縮変形させられることで、シャワーホース本体(12)が抜け止めされている。かしめ筒(36)は、ナット(31)の内周面に形成された段差とニップル(32)の小径部(34)と大径部(35)との間の段差とによって受け止められている。
ニップル(22)の大径部(35)には、環状溝(35a)が形成されており、環状溝(35a)内に断面U形のパッキン(37)が配されている。これにより、ニップル(32)は、流体密が確保された状態で、ナット(31)に対して回転可能とされている。
図4に示すように、水栓側接続部材(14)は、ナット(41)と、ナット(41)内に挿入されたニップル(42)とを備えている。
ナット(41)の先端部内周には、シャワーエルボ(2)の雄ねじ部(2a)にねじ合わされる雌ねじ部(43)が形成されている。
ニップル(42)は、シャワーホース本体(12)の一端部が嵌められる円筒部(44)と、円筒部(44)の先端側に設けられたフランジ部(45)とからなる。
ニップル(42)に嵌められたシャワーホース本体(12)の外周面とナット(41)の内周面との間には、かしめ筒(46)が配されており、かしめ筒(46)が圧縮変形させられることで、シャワーホース本体(12)が抜け止めされている。かしめ筒(46)は、ナット(41)の内周面に形成された段差とニップル(42)のフランジ部(45)の基端側の面とによって受け止められている。
水栓側接続部材(14)は、フランジ部(45)の先端側(水栓側)の面にパッキン(47)が配置された状態で、シャワーエルボ(2)に接続される。
第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の外周には、先端側の第1テーパ面(23a)および第1テーパ面(23a)の基端側に連なる第2テーパ面(23b)からなる第1掛止部(23)が形成されている。第2テーパ面(23b)は、第1テーパ面(23a)に比べてテーパ角度が大きく(第1テーパ面(23a)の方が円筒面に近いように)なされている。第1テーパ面(23a)と第2テーパ面(23b)の第1テーパ面(23a)側の端部とには、セレーションが設けられている。
第1掛止部(23)は、図11(a)に示したシャワーフック(4A)にガタツキが生じることなく保持させることができる形状とされており、さらに、このシャワーフック(4A)と同一形状ではないが、これに類似した形状を有するいくつかのシャワーフック(シャワーフック群)に対してもガタツキが生じることなく保持させることができる形状とされている。
第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)は、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)よりも長さが短くなされており、その外周には、テーパ面(28a)からなる第2掛止部(28)が形成されている。
第2掛止部(28)は、図11(b)に示したシャワーフック(4B)にガタツキが生じることなく保持させることができる形状とされており、さらに、このシャワーフック(4B)と同一形状ではないが、これに類似した形状を有するいくつかのシャワーフック(シャワーフック群)に対してもガタツキが生じることなく保持させることができる形状とされている。
上記のシャワーホースユニット(11)は、シャワーホース本体(12)の一端部にシャワーヘッド側第1接続部材(13)が、他端部に水栓側接続部材(14)が取り付けられた状態とされて、これらとは分離された複数のシャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)とともに使用者に提供される。使用者は、まず、対象となっているシャワーフック(4A)(4B)に対して、シャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)を順次保持させてみて、どのシャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)がガタツキなく掛止できるかを確認する。例えば、図11(a)に示すシャワーフック(4A)およびこれに類似した形状を有するものであれば、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)が選択され、図11(b)に示すシャワーフック(4B)およびこれに類似した形状を有するものであれば、第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)が選択されることになる。第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の方がガタツキがないということであれば、これがシャワーヘッド側第1接続部材(13)に取り付けられる。これにより、シャワーホース本体(12)の一端部にシャワーフック(4A)にガタツキなく保持されるシャワーヘッド側第2接続部材(15)が、シャワーホース本体(12)の他端部に水栓側接続部材(14)がそれぞれ取り付けられたシャワーホースが得られる。この後、このシャワーホースの水栓側接続部材(14)をシャワーエルボ(2)の雄ねじ部(2a)にねじ合わせるとともに、シャワーヘッド側第2接続部材(15)をシャワーヘッド(3)に取り付けることで、取付けが完了する。
シャワーフックとしては、図11に例示したシャワーフック(4A)(4B)以外に、多くの異なる形状のものが使用されており、例えば、図7から図9までに示すようなものがある。以下に示すように、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)は、図7に示すシャワーフック(4C)に対しても、ガタツキを生じることなく、シャワーホースを保持させることができ、第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)は、図8に示すシャワーフック(4D)に対しても、ガタツキを生じることなく、シャワーホースを保持させることができる。また、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)は、図9に示すシャワーフック(4E)に対しても、ガタツキを生じることなく、シャワーホースを保持させることができる。
図7に示すシャワーフック(4C)は、図11(a)に示したシャワーフック(4A)に比べると、上端開口の径が大きくなっている。また、シャワーフック(4C)の上部にセレーション(5)が設けられている。第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)は、図11(a)に示したシャワーフック(4A)に適合した形状とされており、より詳細には、図5(b)に示すように、第1掛止部(23)のうちの第2テーパ面(23b)がちょうどシャワーフック(4A)に嵌まり合っている。第1テーパ面(23a)は、シャワーフック(4A)よりも上方に露出しており、掛止には機能していない。図11(a)に示したシャワーフック(4A)に対する掛止に機能していない第1テーパ面(23a)は、図7に示すシャワーフック(4C)に対する掛止に機能する形状とされており、これにより、図7に示すように、第1掛止部(23)のうちの第1テーパ面(23a)および第2テーパ面(23b)がシャワーフック(4C)にちょうど嵌まり合うことで、ガタツキが生じないようになっている。
また、図8に示すシャワーフック(4D)は、図11(b)に示したシャワーフック(4B)に比べると、上端開口の径が大きくなっている。第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)は、図11(b)に示したシャワーフック(4B)に適合した形状とされており、より詳細には、図6(b)に示すように、第2掛止部(28)のテーパ面(28a)の上端部がシャワーフック(4B)よりも上方に露出した状態で、テーパ面(28a)がちょうどシャワーフック(4B)に嵌まり合っている。図8に示すシャワーフック(4D)に対しても、第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)がシャワーフック(4D)にちょうど嵌まり合って、ガタツキが生じないようになっている。
図9に示すシャワーフック(4E)は、図11(a)に示したシャワーフック(4A)に比べると、内周のテーパ角度が異なっている。したがって、図11(a)に示したシャワーフック(4A)に適合した形状となるテーパ角度とされている第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の掛止部(23)を図9に示すシャワーフック(4E)に掛止させた場合、隙間が生じる。しかしながら、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)の掛止部(23)は、第2テーパ面(23b)の一部がシャワーフック(4E)の上端部に当接するようになされ、シャワーヘッド側第1接続部材(13)の一部がシャワーフック(4E)の下端部に当接する形状とされており、これにより、図9に示すように、上下の中間部分では第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)外周面とシャワーフック(4E)内周面との間に隙間があるものの、ガタツキが生じないようになっている。
こうして、上記シャワーホースユニット(11)によると、第1掛止部(23)の形状と第2掛止部(28)の形状とが異なるものとされるとともに、これらの掛止部(23)(28)が設けられている第1および第2のシャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)のいずれもがいくつかのシャワーフック(4A)(4B)(4C)(4D)(4E)に適合して掛止可能とされていることで、図11(a)に示すシャワーフック(4A)およびこれに類似した例えば図7および図9に示す形状を有するシャワーフック(第1の種類のシャワーフック群)に対しても、図11(b)に示すシャワーフック(4B)およびこれに類似した例えば図8に示す形状を有するシャワーフック(形状が第1の種類のシャワーフック群と異なる第2の種類のシャワーフック群)に対しても、ガタツキを生じることなく、シャワーホースを保持させることができる。
上記において、シャワーヘッド側第1接続部材(13)、水栓側接続部材(14)、複数のシャワーヘッド側第2接続部材(15)(16)は、いずれも金属製であってもよく、樹脂製であってもよい。
なお、上記の2つのシャワーヘッド側第2接続部材で多数のメーカーの全てのシャワーフックに対応できない場合、シャワーホース本体(12)、シャワーヘッド側第1接続部材(13)、水栓側接続部材(14)、第1のシャワーヘッド側第2接続部材(15)および第2のシャワーヘッド側第2接続部材(16)については、変更することなく、第3のシャワーヘッド側第2接続部材(必要に応じて第4のシャワーヘッド側第2接続部材)を追加することで、より多くのシャワーフックに対応できるものとされる。
また、シャワーホースユニット(11)は、シャワーヘッド(3)とシャワーヘッド側第2接続部材(16)との間に配置される少なくとも1つのシャワーヘッド接続用アダプターをさらに備えているようにしてもよい。シャワーヘッド(3)の雄ねじ付き接続口部(3a)には、図示したような標準的な形状とされているものの他に、これとは異なる形状とされているものもあり、このような異なる形状とされたシャワーヘッド(3)の雄ねじ付き接続口部に対応するシャワーヘッド接続用アダプターが追加されることで、シャワーホースユニット(11)の使用可能範囲をさらに広いものとすることができる。
(3) シャワーヘッド
(4A) 第1の種類のシャワーフック
(4B) 第2の種類のシャワーフック
(4C) 第1の種類のシャワーフック群の他の例
(4D) 第2の種類のシャワーフック群の他の例
(4E) 第1の種類のシャワーフック群のさらに他の例
(11) シャワーホースユニット
(12) シャワーホース本体
(13) シャワーヘッド側第1接続部材
(14) 水栓側接続部材
(15) 第1のシャワーヘッド側第2接続部材
(16) 第2のシャワーヘッド側第2接続部材
(23) 第1掛止部
(28) 第2掛止部

Claims (2)

  1. シャワーホース本体と、シャワーホース本体の一端部に取り付けられた略筒状のシャワーヘッド側第1接続部材と、シャワーホース本体の他端部に取り付けられた略筒状の水栓側接続部材と、シャワーヘッド側第1接続部材とシャワーヘッドとを接続するための略筒状の複数のシャワーヘッド側第2接続部材とを備えており、
    複数のシャワーヘッド側第2接続部材は、それぞれ形状の異なるシャワーフックに適合して掛止可能な略テーパ面状の掛止部が外周面に設けられたものであり、シャワーフックの形状に応じたシャワーヘッド側第2接続部材が選択可能とされていることを特徴とするシャワーホースユニット。
  2. 複数のシャワーヘッド側第2接続部材は、第1の種類のシャワーフック群に適合して掛止可能な略テーパ面状の第1掛止部が外周面に設けられた第1のシャワーヘッド側第2接続部材と、形状が第1の種類のシャワーフック群と異なる第2の種類のシャワーフック群に適合して掛止可能な略テーパ面状の第2掛止部が外周面に設けられた第2のシャワーヘッド側第2接続部材とを含んでいることを特徴とする請求項1のシャワーホースユニット。
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